2005年02月19日

『ripple』収録楽曲について3

050219-105325.jpg3月16日発売『ripple』に収録される曲について説明してます。


M-4.星に輪ゴムを

僕はそのとき窓際にいて退屈そうに、しかし足早に行き来する階下の往来を眺めていました。ぼんやりと一人の部屋で誰かのことや果てなき日々のこと考え、手のなかで輪ゴムを遊ばせながら夜を待っていたのです。さらに夜明けを待ちながら。


M-5.RGB

光の三原色とそれが織りなすたくさんの色の見え方には確実に個人差があるはずで、同じように人それぞれの感情を完全に分かりあえるということはありません。孤独を愛すると同時にその孤独に怯えてしまう理由がそこにあるような気がしています。


M-6.bluebird

なんとなく書いた「黄昏になぜか言葉をなくすとき胸の鏡に君を映して」という短歌が発展してこの曲ができました。20世紀中に作った古い歌です。幸せを運ぶのは青い鳥らしいですが、その姿を見たことがないこの歌の中の「僕」はさえずりだけでも耳にしたいと思っています。

Posted by monolog at 10:52│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
ripple楽しみで仕方がありません。説明を読めば読むほど、待てなくなります…。bluebird早く聴いたみたいです。ライブではやったことない曲ですよね??しかし、こう毎日ぽちちゃんのかわいい姿を見せてくださると、かなりホームシックならぬペットシックになりそうです。実家の黒ラブに会いたくて仕方なくなります。久しぶりに帰ると体を僕に擦りつけて、「お前、俺の臭いが薄いぞ」とばかりに臭いを付けてくれます。
Posted by まつばら at 2005年02月20日 02:08
今回は一度も人前で演奏したことない歌が2曲、1回だけやった曲が1曲という感じです。
Posted by ymd at 2005年02月24日 10:45