2006年08月31日

気分を切り替えるのだ

0831rhアップルストア銀座のイベントに関してはいろんな方面からたくさん嬉しいお褒めの言葉をいただいています。去年の東阪での「rippled」写真展とはまた違った動的なアートワークの見せ方ができた気がして、またこういう機会を持てたらなと考えています。

明けて午後からスタジオでいろんなものをひろげたりひっくり返したりしてリハ。夜の科学大阪編に関しては皆さんの意見を興味深く眺めながらリクエストに応じられるものは応じ、季節柄外れてるものは外し(だから「光と水」とか「tsubomi」とかはまた来年ですね)結局自分が歌いたいものでセットを作っているところです。楽しみにしていてください。沢田ナオヤくんという大阪で静かに話題を呼んでいる独特なキャラクターのSSWにも期待してます。

さすがにライブ翌日、さらに残暑で蒸し返すお昼に3時間休みなく練習するのはしんどい。でもなかなか壮快な感じで、「やっぱりおれ、夏に勝っちゃったかも!」と思っています。これからラジオの収録に渋谷へ出かけてきます。常にスキップで歩きながら。  

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GOMES THE HITMAN x NRS516

ast0予想を超える大盛況のなか、無事アップルストア銀座でのイベントが終了しました。平日にもかかわらず立ち見のお客さんもでるくらいたくさんの方に来ていただきました。すごく充実した時間でした。

前半はGTH作品全てのアートワークやTシャツ等グッズのデザインを手がけるNRS516の吉田さん吉積さんとのトーク、『ripple』の6パターンのジャケット案やリプル猫の原型などかなりレアな資料もあって僕自身もスクリーンを見ながら楽しめました。10年ちかくアートワークに関して苦労を共にしている2人と皆さんの前でコンセプトワークの話ができて嬉しかった。初めての試みでしたがどうでしたか?感想を聞かせてくださいね。

後半は久々のバンド編成で『ripple』楽曲とiTMS限定トラックになった「death valley '05」を演奏しました。


2006年8月30日@アップルストア銀座
1.サテライト(『ripple』)
2.明日は今日と同じ未来(『ripple』)
3.death valley '05-a sort of homecoming(iTMS限定トラック)
4.手と手、影と影(『ripple』)
5.星に輪ゴムを(『ripple』)

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2006年08月30日

夏休みの最後のGOMES THE HITMAN

pero今日は夜、アップルストア銀座3階シアターにて入場無料のイベントがあります。ぜひ皆さん遊びにきてください。

本日からiTunes Music Storeで購入できるアイテムに『omni』『ripple』が加わりました。『ripple』にはアルバム限定トラックとしてアメリカ撮影旅行から帰ってきて最初に書いた「Death Valley '05(sort of homecoming)」という曲がパッケージされています(単独での購入も可能です)。iTunesをインストール済みの方はこちらをクリックしてください。iTunesのダウンロードはこちらから。個人的にはiTMSは非常に有益な試聴サイトでもある、と思っているのでCDを買う際の参考にご利用されるのもいいかと思いますよ。

それでは、銀座に出かけてきます。  
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2006年08月29日

この街の色

fieldspark1今日は何もない何もない日だったので吉祥寺の巡回コースのレコード屋と雑貨屋、バウスシアター、スターパインズカフェと回り“ripple-ism 2006”ツアー告知フライヤーを置かせてもらう。皆さんニコニコ快く受け取ってくれて嬉しくなる。

デジカメで広い空の写真を試してみたくなり井の頭公園じゃない公園のほうに歩いていってみた。夏休みの残りかすのようなものを掻き集めるみたいな感じにたくさんの人たちが犬を連れたり子供を連れたりして午後から夕方にかけてのなだらかな時間を過ごしていました。

今日はのんびりしましたが明日は一転、銀座の大都会で胸を張って頑張ろうと思います。  
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明日はGOMESカルテット

rh0828昨日はアップルストア銀座のためのリハーサル。メンバー全員で集まるのは6月のQUE以来か。久々のアコースティックセットで耳慣れた良い感じのサウンドでしたが、リズムマシンのループを使った新しい曲が新鮮。

その後夜からふらふらになりながら三軒茶屋にて映像のチェックなどしながらNRS516とのミーティング。『ripple』制作に付随するコンセプトワークを軸にしたトークを予定しています。会場で配布される貴重なラフスケッチ等の資料集も見応えがありました。

アップルストアでのイベント当日、明日30日からGTH の新たなアイテムがiTMSに加わることになっています。アップル限定企画に関しても明日発表されると思います。また、あわせて、明日アップルストア銀座の並びにある山野楽器銀座本店にて『ripple』をお買い上げの方に特典として現在入手不可能なCDR「三叉路から」を差し上げ
るキャンペーンを。限定枚数での特典配布となりますのでお早めにお求めください。営業時間は20時半までだそうです。  
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2006年08月27日

心の夏休みがもうすぐ終わる

pochi-omni24時間テレビの頃になると「ああ、夏休みが終わる」というふうに思ってしまうのは幼い頃から刷り込まれた体内時計のようなものだろうか。

小さい頃は24時間テレビの日はどんなに遅くてもテレビやってるんだな、とお菓子なんかを買い込んで、僕は一人っ子なので部屋でひとり猫をなでながら悪いことをしてるような感じで夜更かしする、そのつもりがいつの間にか寝てしまって夏休み最後の楽しみを楽しみきれなかった寂しさを感じた。

ちょっと大きくなると募金会場に「テレビカメラが来て有名人もいるかも!」と友だちと連れ立って街へ出て、しかしそこでたくさんのヤンキーがたむろしているのに出くわしてぞっとして涼しくなって夏の終わりを感じたりした。

もっと大きくなって東京に来て、確か6年くらい前に友だちミュージシャン連中と日本武道館になんとなく募金しにいったときも、結局武道館のなかには入れずに屋外で募金と記名をすませて靖国通り沿いのファミレスでなんでか怖い話をしてぞーっと涼しくなって夏の終わりを感じたこともあった。

今年ほとんど24時間テレビを観なかったのは夏休みの終わりを感じたくなかったからか、ばたばたと作業に追われていたからか、そういう気分じゃなかったからか。それでもしかしチラチラっと時折横目に見る黄色いTシャツたちに近づく秋を感じてしまうような、そういう週末だった。  
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『ripple』の色

footage平日も土曜も日曜も相変わらずバタバタとした毎日ですが音楽を聴いたり本を読んだりもしています。

Yo La Tengoの新作『I Am Not Afraid of You and I Will Beat Your Ass』が予想通りとても良かったです。ボブ・ディランの新作『Modern Times』が間もなく発売されるので興奮してわなわなしています。R.E.M.のワーナー以前のベスト盤『And I Feel Fine』が9月に出ます。10月にはWilcoのボーカリストの弾き語りツアーDVD『Sunken Treasure: Live in the Pacific Northwest,』も出る。秋はいつもこういうふうに文化的で心が躍ります。

今日はデスバレーの旅ダイジェスト映像(音が出ますので注意してください)をポストします。僕は疲れていたからかほとんど言葉を発しない。  
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2006年08月26日

オーサカー!!

pochi0826現在アップルストア銀座のリハーサルと並行して9月2日大阪marthaでの「夜の科学8」の準備をしています。昨年の神戸に続き関西でようやく2度目の長時間弾き語りイベントとなりますが「これを歌ってほしい!」というリクエストがあったらぜひリクエスト・コメントを書いてください。

やるかどうか(やれるかどうか)100パーセントの確率はないですけど90分以上のセットリストを作る難儀な会議の参考資料になります。リクエストに応えてくれなかったら傷つくから!という理由で尻込みせずにぜひどうぞ。基本的に僕が歌いたい歌と歌わないといけない歌を歌うことになっていますが歌いたい歌はみんなの声に左右されるのです。

写真は「オーサカー!」と吠えているポチです。  
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“槍”と“矢”

brokenarrowずっと観たいと探していた西部劇をようやく見つけた!と思って興奮して「折れた槍(原題;Broken Lance)」という1954年の作品を観たのが数週間前。正確に言うとすごく観たかったのに何度頑張っても最初の10分で寝てしまって肝心のインディアンも背景程度にしか登場しない。なんだよこの肩すかし感は!と思っていたのですが、本当に僕が観たかったものをついに一昨日レンタル落ちビデオで発見しました。

僕が探していたのは“槍”ではなく“矢”、「折れた矢(原題;Broken Arrow)」、西部劇史上インディアン側の立場にたって書かれた最初期の作品でした。

コチーズという、ジェロニモと並ぶ有名なアパッチの酋長がフィーチャーされています。コチーズは「包み隠さずまっすぐに話しなさい。そうすればあなたの言葉も太陽の光のように我らの心に射すであろう」「話しなさい。私はあなたに嘘をつかないからあなたも私に嘘をつくな」というインディアンの象徴的なイメージを形成した重要人物である。

「アパッチが英語を話す以外はすべて本当の話だ」とナレーションが語りますが、正直かなりフィクショナライズされていると思うし、主要なインディアンを白人俳優が演じたためリアリティに欠ける。しかし半世紀も前のアメリカで、これだけ先住民側を持ち上げたり、パウワウのシーンを再現したり、勧善懲悪ではない素っ気ないエンディングで締めくくったりしたのはかなり画期的だっただろうなと思う。  
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2006年08月25日

銀座に仕事で行く

theatreapplestore曇り空を見上げながらアップルストア銀座。月末のイベントの打ち合わせへ。平日の昼間にも関わらず混雑する店内でいろんなモノに目移り身の回りのアップル製品をすべて買い替えたくなる。

アップルストア銀座の3階にはミニシアター的なスペースがあって、渋谷のアップルストア1階のイベントスペースとはひと味違うクローズドな会場です。じっくりと資料を目で追ったり映像を眺めたりしながら、さながらワークショップ的な、通常のライブとは全然違う感じの新鮮な内容になりそう。バンド編成で久々に『ripple』楽曲中心の演奏、さらに新しい曲を演奏するかもしれません。

「手と手、影と影」はiTunes Music Storeでも配信されていますが、CDパッケージそのものに興味がある方はアップルストア銀座のそばに山野楽器がありまして、そこでCDを購入すると現在入手不可能な特典音源がつくような“THE銀座キャンペーン"っていうのも行なわれるそうなのでさらなるインフォメーションをお待ちください。

整理券等のお問い合わせもいくつかいただいていますが、基本的に整理券配布は行ないません。18時45分からご入場していただきますので直接その時間を目指してご来場ください。イベント内容は約60分を予定しています。夏休みの最後の思い出にたくさんの皆さんのご来場をお待ちしております。アップルストア銀座はピカピカで元気が出ますよ。調子に乗って銀座松屋で衝動買いしそうだ。  
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2006年08月24日

悪魔のゴルフコース

devil_golfcdvrideここ数日アップルストア銀座でのイベントに向けての準備をずっと続けている。『ripple』アートワークのための撮影旅行時のDVテープを何十本も見る作業はなかなか肩がこるんですが、前回の記事で書いたように、まだ表紙のない期間の『ripple』楽曲を不意に耳にするとはっとするのです。

今回は撮影5日目「星に輪ゴムを」をカーステで聴きながらデスバレーの名所“悪魔のゴルフコース”に向かうときの映像をポストします。イベント中のトークや映像や写真など、楽しみにしててください。夏休みの最後の思い出にぜひ快適な平日の銀座へ。新しいお知らせもいくつかあります。

このリプル猫の頭は3体あって、そのうちふたつは首の穴をふさがれてクッションとして生まれ変わってるのですが、最後のひとつはいつでもかぶれるようになってて僕の車にいつも乗ってる。  
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一歩も外に出なかったんだ

sanchaomnikage昨日から締め切りギリギリで原稿を書き滑り込み入稿、今日は昼から夜まで提出用デモの録音、久々のプロトゥールズに手間取るも、夏の盛りとは思えないくらいノドの調子がよく気持ちよく歌を歌った。

夜からこっちずっとアップルストア銀座でのイベントのための映像の整理確認。撮影旅行中の録画テープに、できたばっかりの『ripple』を爆音で鳴らしながらカリフォルニアの砂漠を走る車内の映像があって、特に「星に輪ゴムを」が土と石と砂だらけのアースカラーにとてもよく響いて似合っていました。

写真は三軒茶屋の商店街にて。オムニ食堂はいろんなところにあるけど、ヤマダモンゴルというのはチェーン店らしいが、僕は初めて見たのだ。ジンギスカン。  
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2006年08月23日

アップル・ミーティング

applemeeting午後から三軒茶屋でNRS516と8月30日のアップルストア銀座でのイベント内容についての熱い打ち合わせ。そのなかで出てくる出てくる、2004年頃からのアートワーク構想のラフスケッチ。リプル猫の原型のイラストがあったり、グッズ展開予想図があったり、結構その構想に沿って大きくぶれることなく『ripple』というアルバムが作られてきたことが再確認できました。

アップルストアでのイベントではそういったラフスケッチやPV絵コンテなどをまとめた疑似紙資料などを用意できたら面白いかもな、と思ってきました。映像等もまだまだ皆さんが観たことのないものもあるので見繕ってみようと。もちろんバンド編成での久々のライブもあって無料という、非のつけどころがないイベントなのでぜひ皆さん遊びにきてください。

銀座で演奏するのってなんか嬉しい。“LIVE AT TOKYO”っていう感じだ。



そろそろポストカード企画の僕からの返事が届き始めたのではないかと思いますが、本当に届いてるのか不安なので届いた人は届いた、と反応してください。これいい企画だったなー、と思いました。秋にも会場にポストを地味に設置してみようかと思います。いつまで続くかこの残暑の目標を“武蔵野のハンカチ王子”になることにしました。  
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2006年08月22日

残暑お見舞い申し上げます

death2006今日も暑い日。テレビで高校野球を観てしまいました。高校生の若さパワーをもらったような気がして元気が出て散歩へ。

思い立って買ったデジカメをいろいろ試しながら、こんな携帯電話なみに小さくて軽いのに画もきれいですごい!と感動。今年はいつもの夏より活発に動いてる感じがする。この残暑の目標は“カメラ片手の夏の子”になる、ということだ。“夏の子”である。

散歩コースの畑にうつる影を撮ったらすごく懐かしい色で、暑いのか温かいのかわからないような夕方の感じがよく出て気持ちの良い写真になった。天然のアースカラーだ。

大阪、下北沢ともに「夜の科学」は会場売り、プレイガイド売り含めてすべてソールドアウトとなりました。ありがとうございました。良い秋のリスタートが切れそうです。夏の終わりはアップルストア銀座ですよ。よろしくお願いしますね。  
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2006年08月21日

リノリウムの廊下を吹き抜けて

nerisついに今日、夜の科学ポストカード企画の返事を郵便局にポストしてきました。お楽しみに。こんなに残暑見舞いを書いたのは初めてだったので買ったばかりのデジカメで記念写真を撮りました。

昨日は渋谷で大学時代の友人たちと食事。男:女=3:7の学校だったこともあって、いつも女性ばっかりの集まりになることが多いのだが昨日は僕を含めて4人も男子がいて楽しかった。僕の写真を撮ろうとしているのはギリシャ人のネリス、優しい目をしている。

この季節は大学時代の夏休みを思い出す。誰かいないかとキャンパスをうろうろしても誰もいなかった8月の中旬。当時はさびしかったけど今は懐かしく感じます。

ゆーきゃんに誘われて京都で弾き語りすることになりました。大阪marthaの翌日、可能であればぜひ阪京2デイズで予定を立ててみて下さい。曲がかぶらないようなセットを考えてみます。拾得はずっと歌ってみたかったハコ、残暑の楽しみがもうひとつ増えた。


2006年9月3日(日)@京都拾得
開場17:30/開演18:30
前売¥1,500/当日¥2,000(1オーダー別途)
w/ ゆーきゃんwith his bestfriends、sister tail  
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2006年08月20日

新しい箱を手に入れたか

pochi082002pochi0820そして僕は寝ないで頑張って“夜の科学ポストカード企画”のための100通近い返事を書き終わった!ポチも目の前で励ましてくれたり、心の手形を押してくれたりしたのだ。

カードには意地をはって全部違うことを書きました(しんどかった!)。本から引いてきたアメリカ・インディアンの含蓄のある言葉が書いてありますから楽しみにしててください(言葉と部族の名前を記してあります。あ、山田稔明による意味深な言葉を書いたのもいくつかあります)。明日月曜日に投函します。とにかく全部違う内容なのでみんなで言葉を教え合うようなコミュニケーションも試してみてください。今週はポストカード週間ということで。

で、あまりにも大量なカードの数だったので、宛名の「○○○○行」っていうのを「○○○○様」に書き換えることを一切やってません。ご了承ください。あと、普通郵便なのでもしかしたら郵送事故も考えられます(ハガキって一番適当に扱われるらしいんですよね)ので、しばらくたっても届かない人はオフィシャルサイト宛にメールをください。

ポチは新しい箱を見つけて楽しそうで、家庭内捨て猫みたいな風情で寝ている。  
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2006年08月19日

僕は裸眼だと視力は0.1以下

lagun0818昨日は下北沢CLUB Queにてカスタネッツ牧野元ソロ・ユニットでMCと歌とギターをやってきました。前回もそうでしたが今回もずーっと楽しく幸せな何日間かでした(写真はカスタネッツHPからお借りしました)。

僕メインで「手と手、影と影」を歌わせてもらったんですが、ライブが終わってステージで片付けをしてたらお客さんから話しかけられ、「私、ジャックスで働いてるんです!歌の問い合わせの電話たくさんありますよ!」と。嬉しかったです。いろんな意味で『ripple』というのは奇跡的で幸運な作品だと思います。作家冥利に尽きます。

中華で打ち上げ、車を運転しないといけない僕は調子良くお酒を飲み上機嫌の牧野元氏を横目にウーロン茶を飲みながら同席の下北系姉御となぜか嵐と「吾輩は主婦である」の話で熱く盛り上がる。夏休みの学生みたいな夜だった。

が、一晩明けて7月の「夜の科学」の宿題、残暑見舞いの返事書きのことを完全に後回しにしていたことを思い出し焦る。今日から書き始めました。今晩は徹夜でみんなに返事を書きます。  
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2006年08月17日

これからは本当にやりたいことをやる

collapseここ1ヶ月の間うちの猫のお気に入りだった箱はみるみるうちに箱としての機能と原型をとどめない感じになってきて、この写真も猫が箱に入っているというよりかは、箱が猫に巻き付いているように見える。しかしこの写真を撮ったあと愛猫ポチちゃんはこともあろうかお気に入りのこの箱にケダム(毛玉をそう呼ぶ)を大量に吐いてしまい、ついにひし型に変形したこの箱を捨てることになりました。ありがとう、箱よ。脱力感と幸福感をたくさん味あわせてくれました。ポチよ、また初めから最強の箱探しの旅を続けよう。

楽しみにしていた「みうらじゅんマガジンvol.1」が出た。ボブ・ディランを大フィーチャリング。装丁もかっこよく、ディランかるた付き。MJのディランへの愛と理解がぎっしりつまった内容で、自身のコレクションや「同い年のディランを聴こう」というMJ提唱の楽しみ方含めて他に類を見ないディラン本だと思います。

この本の中で「これからは本当にやりたいことをやる」という最近のディランのインタビューでの発言が載っていた。これまで予想を裏切り続けて活動してきた人の発言とは思えないくらい痛快である。65歳で新譜が出るディランはやっぱりすごいと思います。長く続けるってすごい。

明日は下北沢で歌ってきます。  
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2006年08月16日

この湿気はどうしたものか

lagun毎日暑い。湿気で体力が奪われていく感じがする。8月ってこんなにもジメジメしていただろうか。

炎天下をさけ夕方から夜にかけてカスタネッツ牧野元氏とスタジオで手合わせ。夏休みだからか高校生らしき若い子が多くて賑やかだ。10数年前、ひたすらギターを練習した夏休みを思い出す。僕が初めて買ったのはレスポールタイプの6万円のギターだった。

つい最近古本屋でメタリカの『メタル・マスター』のバンドスコア(楽譜)を入手して、ヒマさえあればザクザクとギターリフを真似して弾いているのですが、10数年の高校生の僕はこの同じスコアを見ながら友だちとセッションとも呼べないような練習成果報告を繰り広げていたのだ。こないだのサマーソニック会場で奇跡の再会を果たした中学時代の友人に昨日電話して「きーちゃん、メタリカなんか好きやったんや?」と尋ねたら「てゆかメタリカば教えてくれたのはおまえやん!」と言われてびっくりした。  
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2006年08月15日

エバーグリーンだと思った

hornsby先週くらいに久々にアナログ盤を棚からいろいろ取り出して聴いていたのですが、その中でも1988年発表のBruce Hornsby & The Rangeの『Scenes From the Southside』がこの2006年の夏に俄然輝いて見えて(聴こえて)、やっぱりアナログ盤は扱いが面倒なのでCDを注文した。

1stアルバム『weekend』収録の「光と水の関係」という曲の英語タイトルを「scenes from the seaside」と名付けたのはこのアルバムタイトルが頭にあったからで、「長期休暇の夜」のピアノソロのイメージもこのアルバム1曲目のなかにあった。そういう意味でもこのアルバムを再認識することにはなんらかの意味があるように思える。

ブルース・ホーンズビーは元イーグルスのドン・ヘンリーに「The End of the Innocence」という名曲を提供したり後期グレイトフルデッドで鍵盤を担当したりと良質なアメリカ音楽の歴史にその功績を積み上げ続けています。メタリカとインディアン・チャントとアメリカンミュージック、2006年の夏もやっぱり音楽がいつも鳴っている。  
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2006年08月14日

お盆ですか

transamerica相変わらず暑い。予定があってもなくてもグッタリしてしまう。午後、ザ・カスタネッツ牧野元氏とリハスタにて打ち合わせ、その後ちょっと一杯のつもりで飲んで、いつのまにやら話し込み夜がふけた。楽しい時間でした。

サウンドトラック『TRANSAMERICA』が素晴らしかった。大陸的な音楽の他にフェリシティ・ハフマンのダイアログや「ダンス・ウィズ・ウルヴス」や「サンダーハート」でも名演のネイティヴ俳優グレアム・グリーンの歌う「夢路より」も収録されていて、映画同様にアメリカ文化を鮮烈に体感できる。

26曲入りの『all the best from the American Indian』というCDを手に入れたのですが、北米の様々な部族のチャントを現地収録したもので臨場感がありました。基本的に4分(あるいは8分)の太鼓がずっと打ち鳴らされるので目も覚めるし眠くもなる。窓を開けては聴けない音楽だが原稿書きのときのBGMにものすごく合う。  
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2006年08月13日

メタリカのサマソニだった

rainbowcloudy太陽の光は雲で遮られていてもやっぱり屋外の演奏で汗びっしょりになったので機材を片付け服を着替えて(真っ赤なメタリカTシャツに)一息つく。カーディガンズを覗く頃には雷と土砂降りで先の見えない混沌とした感じ。湿気と早起きの疲れが出てビールを飲みながらサブステージのお笑いを。

猫ひろしが出てきて生気が戻って小雨の中マリンスタジアムのほうへ。爆音のマキシマム・ザ・ホルモン(レーベルメイトだ)を覗きつつ、BEACH STAGEではPLAN Bがものすごいグルーヴの人力ヒップホップを演奏していた。

雨がまた降り出してスタジアムの最上階スタンドでメタリカを観るためのオーディエンスの大移動を眺めながら雨宿り。日射しがさして虹が。スタジアムの潮風があまりに気持ちよくてそこを動けず。しばらくしてスタジアムまわりのサブステージやグッズ販売所を眺め暮れてゆく風景とは裏腹なメタリカへの期待がふつふつとわいてくる。散り散りになっていた仲間連中も示し合わせたように同じ場所に集まり、みんなでメタリカを待つ。マリンスタジアムのアリーナが人で埋まる風景は圧巻だった。

煽りに煽られていよいよメタリカ。いきなり1曲目で「Creeping Death」で「ダーイ!ダーイ!」の大合唱である。すごすぎて笑ってしまう。一緒に行ってた下北沢のラーズ・ウルリッヒこと溝渕健一郎も握りこぶしを空に突き上げている(僕もベーシストのchubby!も)。そしてアルバム『メタルマスター』を頭から曲順通りに完全再現。高校生の頃の自分に聴かせてあげたい。

ジェイムズ(vo)のMCは非常に分かりやすい英語でオーディエンスとのコミュニケーションがびっくりするほど円滑で、こっちは「イェー!」と答えればいいだけなので雰囲気もがぜん盛り上がる。さすがトップクラスのエンターテイナーだと思いました。「ONE」も「エンターサンドマン」もあれもこれも、とまったく途中で抜けることができず結局2時間半たっぷりメタリカを堪能しました。良い夏の思い出だ。男子でよかったな。  
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2006年08月12日

SUMMER SONIC 06

ss06nw08122006年8月12日@SUMMER SONIC 06

1.ねじを巻く(「饒舌スタッカート」)
2.星に輪ゴムを(『ripple』)
3.手と手、影と影『ripple
4.hanalee(新曲)
5.ホウセンカ(新曲)



山田稔明(Vo,AG, Loop)
with
安宅浩司(Pedal Steel, AG)
上野洋(Flute, Keyboards)
chubby!(Bass)



海へと流れる川は青汁を連想させる色でしたが風がとても気持ちよく屋外もいいものだなあ、と思いました。ステージに立ってみると口を大きく動かして一緒に歌ってくれてる人やゆらゆら揺れながら聴いてくれてる人、ふと足を止めてくれる人がたくさんいて嬉しかった。期せずして中学時代の同級生、大学の同級生、ライターの友人、アナウンサーの友人、カメラマンの友人、かつてのレーベルのスタッフ、440のスタッフチームの顔が見えて不思議な感覚を味わいながら、終止力強いGTHスタッフとあたたかいお客さんのおかげで楽しく演奏することができました。

9月下北沢での夜の科学はこの日のメンバーにイトケン氏(『ripple』収録「夜の科学」でのコラボレーター)を加えた編成での演奏パートも予定しています。

終演後バタバタしてしまって対応できずに申し訳ありませんでした。たくさん声をかけてくれた皆さんに感謝してます。またライブ会場で!  
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2006年08月11日

箱入りっぱなし

pochi0812pochi0812終日ばたばたと週末の準備、暑くて気が遠くなりながら。特に車に乗るあの最初の瞬間が地獄。50℃くらいはあるだろな。久々にガソリンを入れてその値段にまた気が遠くなる。

猫はこの箱が大好きになったようで全然飽きないで寝てる。箱が猫の形になってきた。たしかこれは知り合いにモレスキンの手帳をごそっとまとめて送ってもらったときの箱だが、なにがそんなに猫のお眼鏡にかなうのかがわからない。木曜日の資源ゴミの日が来るたびに捨てようとするのだが、あまりに気持ち良さそうに猫が寝てるので触れられないのです。

明日は早朝から幕張へ行ってきます。どうか雨よ!  
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hanaleeとはどこか

land0811朝が来たら暑い。暑くて目が覚めるから目覚ましがいらないくらいだ。ベランダの猫草がよく伸びます。

暑いから打ち合わせとかいろんなことを日が暮れたあとにセッティングすることが多くなりました。小さい頃は夏はこんなに暑くはなかったはずだ。もっとキビキビと夏を謳歌していたはずだ。今日も夜の10時過ぎから打ち合わせ。

サマーソニックを週末に控えてスタッフ含めてまわりがソワソワしてきました。当日会場でお会いできる皆さんどうぞよろしくお願いします。ご来場できないみんなのためにも週末の楽しみを、と思ってポッドキャストにライブ録音を公開しました。こちらも聴いてみてください。

土曜日から“ripple-ism 2006”のプレイガイド/会場での一般発売が始まりますのでこちらもご利用ください。




名古屋:ぴあ 0570-02-9999(Pコード;237-359)
大阪:ぴあ 0570-02-9966(Pコード;237-795)/ローソン 0570-06-3005(Lコード;54470)
東京:ぴあ 0570-02-9999(Pコード;237-336)
チケットぴあ→http://t.pia.co.jp/
ローソンチケット→http://www2.lawsonticket.com  
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2006年08月10日

知らない事だらけだ

ikanooshushi近所を散歩するときにいつもなんとなく気になっていた標札に今日はちょっと足を止める時間があったのでまじまじと眺めてみたのだ。

あいうえお作文的方法で標語が書かれていますが、「いかのおすし」となっている。土地柄「いのかしら」の間違いかと何度も見直すもやっぱり「いかのおすし」だった。帰宅後やっぱり気になって調べてみたら「こんな標語も知らなかったんですか?常識ですよ」と言わんばかりの検索結果。子供たちに保身のための標語を「いかのおすし」と憶えさせるらしい。

そんなことは全然知らなかった。中途半端に大きくなった僕らは「イカのにぎり」と憶えてしまいそうだ。




夏になったら「いかのにぎり」

いか・・いかんともしがたい暑さ
の・・・のぼせてしまうような暑さ
に・・・二時間でふらふらの暑さ
ぎ・・・ぎりぎりの暑さ
り・・・理解を超えてゆく暑さ  
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2006年08月09日

とても優しい空の色

soramoyou昨日の夕方、吉祥寺から渋谷に向かって井の頭通りを車で走っていたら信号待ちをする人や舗道を歩くみんなが西の空を見上げて携帯電話で必死に写真を撮っているのに気づいて、バックミラーの角度を変えてみると金色の雲の海がブワーっと広がって幻想的な景色になっていた。

井の頭通りのまっすぐな道を進む僕の車には背中から金色の光が射し、向かって正面の空は深い青に沈んでゆくようなタイミングで、その紺に近い青の上にはやたら白い、筆でしゅっと書いたような雲が浮いていて、ふと思い立って普段はその存在さえおざなりなサンルーフを開けてみると案の定、真上の空ははうっとりするような桃色の空だった。目の前に青、頭上に桃色、バックミラーに金色、という魔法のような時間。たくさんの人が写真を撮った夕方だったろう。

ニール・ヤングとクレイジーホースのかっこいいTシャツを手に入れた。インディアン柄だ。  
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2006年08月08日

台風が3つ

frontrow昼から吉祥寺へ。事務的買い物の後ふと見ると天気が今ひとつなためか、さとうのメンチカツの列が短い。久々に行列に加わりメンチカツを購入。

昨日はサマーソニックと「夜の科学EAST」に向けたリハーサル。6時間立ちっぱなし歌いっぱなしアコギ弾きっぱなしの“3ぱなし”状態。驚くほど疲れましたが、かなり新鮮なセッション体験。サマーソニックに関してはステージの雰囲気、オーディエンスの数など未知数で 当日ぶっつけ本番という感じになりそうですが、溌剌と頑張りたいと思います。このままだと台風一過で酷暑の予感。

同じく昨日の朝、シカゴでのロラパルーザ、WILCOのライブをライブストリーミングで観た。スタッフが手話で歌詞をリアルタイムで伝えたりして目にも耳にも刺激的な演奏でした。WILCOからジェフ・トゥィーディーが参加したGolden Smogの久々の新譜『Anothe Fine Day』もとてもいいアルバムでした。  
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2006年08月07日

物言えば唇寒し

pochi0807久しぶりに青汁を飲んでいる。朝晩、カチコチの冷凍パックを流水で解凍してなにも混ぜずに一気に飲むのだが、これが全然まずくないのだ。体が欲してるのかもしれません。夏に冷たい青汁ってすごく良い感じだ。2003年頃を思い出す。

猛暑のなかを結構活発に活動しないといけない日が続くのでどうしたものかと思っていましたが、気持ちの持ちようでどうにかなりそうです。最近の発見は(これはかなり有効な自己啓発法だと思うのでみんなにお薦めする!)暑いときに「あつ〜(あづ〜)」と口にするとどうしても口をトンガラかして不平不満を言うときの顔になってしまうが、そのときに「あち〜(あぢ〜)」と口角を引き上げる感じで言うと笑顔が生まれる、ということだ。「あつ〜」と発するより「あち〜」と言うときのほうがより裏声が出やすいから陽気な感じを演出できる、という統計も僕のなかでは確立されたのだ。

週末、さしたる期待もせずに「HERO'S 2006〜ミドル&ライトヘビー級世界最強王者決定トーナメント準々決勝〜」を観ましたが、最近稀に見る内容の濃い試合の連続に興奮しました。  
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2006年08月06日

“ripple-ism 2006”チケットをお申し込みの皆様へお詫びとお願い

東京・名古屋・大阪 3都市ツアー“ripple-ism 2006”チケット先行受付へのたくさんのお申し込みありがとうございます。お申し込みいただいた皆様には「ripple-ism2006振込ご案内」というタイトルで入場料振込のご案内を記したメールを随時送付させていただいております。

8月5日18時から開始した先行受付に関しまして、一時GTHオフィシャルサイト使用のサーバーがダウンするトラブルが確認されました。メールフォームから、あるいは直接info@gomesthehitman.com宛へEメールにてチケットを申し込まれたお客様のなかで、お申し込み事項が当方に受理されないまま、自動送信の確認メール(「rippleism」というタイトルです)のみ送付された方がいらっしゃる可能性があります。

チケットを申し込まれた方のなかで、現時点で「rippleism」というタイトルの自動送信メールと「ripple-ism2006振込ご案内」というタイトルのご案内メールの両方が届いてないお客様はチケットのお申し込みが完了していないという事態が考えられますので、大変お手数ですがもう一度専用メールフォームから(あるいは必要事項をご記入の上メールにて)お申し込みいただけますようお願いいたします。

ご迷惑をおかけしたことをお詫びするとともに皆様のご協力をよろしくお願いします。ご不明の点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

なお、フリーメールをご利用の方でメール受信ボックスが満杯でメールの送信が拒否される場合や、携帯メールアドレスをご利用の方でメールの着信拒否設定等の都合でご案内メールが届かない、といった事故も少なくない件数発生しておりますので、今一度メール環境をご確認くださいますようよろしくお願いします。


GOMES THE HITMAN.COM staff  
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2006年08月05日

健康スタンダード

hakase水道橋博士著「博士の異常な健康」を読んで感嘆符の嵐、面白かった。すべて実体験に基づくレポートは感動的ですらある。

僕は2003年から今年の頭まで「実録!健康スタンダード」というコラムを連載し、様々な健康食品やグッズを試してきましたが、やっぱり忙しい日々のなかで長続きしないモノが多かったのです(続いたのはファイテンとバランスボールくらい)。博士はこの本のなかで数年単位で実践至上主義を貫き説得力のある“健康”に関しての持論を展開しています。

だんだんいい歳になってきて社会の仕組みもわかってきて、大きな仕事の歯車として活躍し金曜日を“週末”と呼べなくなって久しい働き盛りの人々や、どうしてもついしかめっ面になってしまってモノを斜めに見てしまうのがクセになったような我々みんなにとって一服の清涼剤のような本なのでは!と思いました。お薦めします。僕はまた基本に還って青汁を再開しようと考え中。夏だしな。

今晩から“ripple-ism2006”チケット先行発売開始です。「夜の科学9」も一般発売が始まりました。たくさんのお申し込みをお待ちしております。外は気持ちいいくらいに晴れていますが、熱中症などに気をつけていきましょう。僕が2003年に初めて書いた健康コラムを以下に再掲載しておきます。


  続きを読む
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2006年08月04日

夜の科学vol.7ライブダイジェスト後編

pochi080402明日、8月5日の18時から『ripple』というアルバムを携えて2度目の“ripple-ism”、2006年ツアーのチケット先行販売受付が始まりします。名古屋!大阪!東京!一番いい季節のツアーです。楽しみだ。

先行予約分が終了してしまった下北沢440での夜の科学vol.9、会場とプレイガイドのチケット販売も明日8月5日スタートです。詳しくはオフィシャルサイトのライブ・インフォメーションやBBSをご参照ください。

あわせて今週末限定で「夜の科学vol.7」ライブダイジェスト後編をポッドキャストに公開しました。お聴き逃しないように。たくさんの感想をお待ちしております。  
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Journey to Unknown

pochi08041967年作品『戦う幌馬車』を観た。いわゆる勧善懲悪ではなく、卑怯な手を使って乗っ取った金鉱で大儲けをする富豪の鉄の幌馬車を襲ってジョン・ウェインを中心に50万ドルを奪い返す、という話で、メキシコ人に捕らえられていたインディアンが助けたジョン・ウェインに手助けして肌の色も入り乱れての痛快ウェスタン、という感じでした。しかし最終的にはジョン・ウェインだけがいい思いをするという中途半端な結末。

テレビでスパイク・ジョーンズ監督作品『アダプテーション』を観た。チャーリー・カウフマンによる不条理で入り組んだストーリーに惹き込まれました。蘭コレクターが幻の“幽霊ラン”を密採に行くときにインディアン(セミノール族)の手助けを借りるのだが、字幕で「インディアン」と書かれているであろうところに不自然に「先住民」と突貫工事のようなテロップ修正がなされているのが気になった。ポリティカル・コレクトネスの流れで「インディアン」という言葉が偏見を含む、というのもよく言われることですが、一方で当のインディアンたちは「ネイティヴ」という曖昧な呼ばれ方に大きな違和感を持っていて実は「インディアン」という歴史ある呼称に誇りを持っている、というのも同じくらいよく言われることです。

僕の好きなインディアンの言葉に、「我々に耳がふたつと口がひとつ与えられているのは、少なくとも話すことの2倍は聞くことをしなければならない、ということである」というのがあって、ここ数日特にこの言葉についていろいろ考えながら暮らしています。  
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2006年08月03日

壁に貼った写真は反り返り揺れている

sancha夏の太陽が本気を出し始めたのか、洗濯物がよく乾く。汗を拭いながら午後から打ち合わせ。

デザイナーNRS516吉田さんの引っ越しの際に、「rain song ep」『weekend』『cobblestone』制作時の写真が膨大な量出てきたのを見せてもらいましたが、やっぱり若いし今と服装が違う感じがする。ものすごく昔のような気がして懐かしかった。NRS516の事務所にはある意味僕の人生3分の1くらいの記録写真があるということで、これは結構貴重だなーと思いました。

カーステレオのBGMは大きな音でメタリカの『...and Justice for All』、高校時代の部屋を思い出す。US盤を持ってるのにこないだつい買ってしまってCD棚に2枚並んだ。そういえば昨日近所のスーパーに自転車で行ったのにぼーっと徒歩で帰ってしまったことに今日気づいてびっくりしました。大丈夫なのは気分だけで、やっぱり夏の熱気にやられはじめたのか、僕の頭は。  
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2006年08月02日

情報操作とウソ笑いでなんでもいいのさ

pochi08028月の吉祥寺はいつもよりちょっと人の数が増えた感じで、夏休みっぽく見えました。楽器屋、本屋、古着屋、レコード屋といつものコースを散策するも暑さを感じることもなく快適。8月なのに変な感じだ。

夜はボクシング、亀田世界戦。ビッグマウスの亀田がもし負けて、そうなったら親父さんがどういう発言をするのかが楽しみで、ランダエタに肩入れしようかと思ってたのですが、試合が始まってしまうとやっぱり興毅のほうを応援してしまって、12R終わって「あー、負けた。世界の壁は高いなああ。さすがにこれは亀田家かわいそう!」と思ったのに。びっくり。

対戦相手へのリスペクトっていうのは戦いごとにとっては非常に大事なファクターだと思うのですが、そういう姿がもっとちゃんと見れるような中継だったらよかったのにな、と思いました。礼儀の必要ない世界はないと思う。あと、番組が煽りすぎた。

サマーソニック06、Riverside Gardenステージでの出演時間は8月12日の12時40分からと決定しました。会場にいらっしゃる方、暑さ対策をしてぜひ遊びにきてください。  
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2006年08月01日

オーガスト!

gugutsu8月になってしまった。1年前の8月は『ripple』にまつわる写真展の準備で右往左往して、2年前は病み上がりでシングル「明日は今日と同じ未来」のレコーディング、3年前は『omni』のキャンペーンでいろんなところを旅した8月でした。やっぱり8月はいつも忙しいのだ。

小さい頃から20歳を過ぎるくらいまで8月というのはたまに登校日があるくらいでだいたいまるまるが休日だったわけで、だから確実に意識的にも無意識的にもいろんな知識や経験を吸収してきた一ヶ月だと思うのですが、親が共働きで兄弟のいなかった僕にとってはいつも結構長い一ヶ月だった気がする。犬や猫と遊ぶ一ヶ月というイメージがある。

だから8月にいろんな行事があるとちょっと嬉しい。来週末のサマーソニック、そしてアップルストアではNRS516とまた今年もアートワークを絡めた企画も。そうしてたらすぐ9月だな。  
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