monoblog

旅の準備で買い物をいろいろ。吉祥寺に「百年」という古書セレクトショップがあって僕の散歩コースに入っているのですが、そこで偶然枡野浩一さんとバッタリ。枡野さんは数人の有志とともに春から「四月」という古本と雑貨を扱うお店を吉祥寺に作るらしいので今からとても楽しみだ。

作業部屋に戻ってから終日曲作り。なんとか新しい曲を間に合わせたいと言葉待ち。ああ、言葉のコストコとか言葉のドンキホーテとかがあればカートにたくさん入れてお金を払うのにな、とたまに思う。  

毎回CDレビューを書かせてもらっているフリーペーパー「hanauta」、ウェブ版の最新回が更新されました。コチラでご覧になれます。

お正月は旅の道すがらこれを聴きながら帰省し東京に帰ってきました。  

金曜日からの関西ツアーの準備をしています。加古川チャッツワースはライブ当日わざわざ
通常営業をお休みにして僕と安宅くんを迎えてくれるそうです。初めての場所で素敵な空間と時間が音楽で満たされたらいいな、と思います。ご来場の方はぜひ紅茶のおかわりなども積極的にしてみてくださいね。

神戸のBack Beat、僕の出番は最後21時過ぎからとなっていますので土曜日の夜更かしをどうぞ。三宮駅周辺はいい雰囲気の文具卸屋さんがあったり美味しそうなものもたくさんありました。こちらにもぜひ遊びにきてください。

京都磔磔はゆーきゃんwith his best friendsのワンマンのオープニングに呼んでもらいました。東京でも京都でもゆーきゃんとは数回一緒のステージをやってますが、彼の独特な佇まいや丁寧な手紙の文章なんかが僕は大好きです。明日30日から3日間ゆーきゃんも東京でライブをやるはずなので関東の方はチェックしてみてはどうでしょうか。


ツアーを前にして「ワン・フォー・ザ・ロード―佐野元春with THE HEARTLAND」を読了。熱い気持ちに。  

金曜日から関西へ行きます。去年の秋からそんなに間隔をあけないで歌を直接届けることができて嬉しく思っています。今回は大阪での公演がないという変則的な3連戦となりますがお近くの方はぜひ遊びにきてください。神戸と京都のイベントへオフィシャルサイトにて予約してご来場の方には「些細だけど日々の暮らしに役に立つ“home sweet home”グッズ」第二弾をプレゼントするつもりです。限定EPも持っていきますから。楽しみにしててください。僕も楽しみです。


【関西GO WEST！弾き語りツアー】

2008年2月1日（金）＠加古川CHATSWORTH(チャッツワース）
CHATSWORTH presents“ティーカップとソーサー、おいしい時間”
安宅浩司／山田稔明（GOMES THE HITMAN）ライブ
open/start；18:20/19:00
前売り￥3,500（紅茶＆お菓子付）

ご予約・お問い合わせは、チャッツワースまで
TEL（079-420-1707/火曜定休）または、メールで。
詳細は、紅茶と英国菓子の店チャッツワースホームページへ→HP

※ソールドアウト！たくさんのお申し込みありがとうございました。
現在キャンセル待ちのみ受付中です。詳しくはチャッツワースへ。


2008年2月2日（土）＠神戸Back Beat
“STRIKE POPS”
出演；山田稔明（GOMES THE HITMAN）、藤原裕介、竹上久美子、杉瀬陽子
open/start；18:30/19:00
adv. ￥1,800／door ￥2,000
※21時過ぎの出演を予定しています。
Back Beat


2008年2月3日（日）＠京都磔磔
ゆーきゃんwith his best friends 初めてのワンマンライブ
出演；ゆーきゃんwith his best friends／SPECIAL GUEST 山田稔明
開場：18:00　開演：19:00
前売：￥2,000円　当日：￥2,500（別途1drink代）
磔磔



チャッツワース公演以外はすべてオフィシャルサイトにてチケット予約を受
け付けています。

チケット予約はこちら。
  

お昼からティピ作り。寒さは厳しいが天気はいい日曜日。今日も一日黙々と裁縫仕事です。それぞれの人に分担があって少人数でやっているがゆえの効率性の良さを感じました。針を一本曲げてしまった。

それぞれが図面を見ながら「ふむふむ」と納得しながら自分のパートをやっていく様子は音楽家が譜面を見ながら自分の楽器が奏でる役割を確認しているように見えなくもない。何をしているのかわからないまま闇雲に作業しているのとそうでないのとでは天と地の差だ。

果たして4時間近い作業の結果、縫うべきところは全部終了。だいたいのテント幕の形ができあがったことになります。これからは絵付けとかペイントとか見た目が派手な作業になるでしょう。作業工程は大幅に遅れているけど、それだけティピをゼロから作るのは大変だということです。

帰宅後、予期せずテレビで「ダンス・ウィズ・ウルヴス」が放映されていてたくさんのティピが草原を埋め尽くす映像が。結局最後まで見入ってしまった。何度観ても荘厳で感動的な映画だ。


  

週末、夜から出かけて映像制作チーム“ナナ色”の新年会みたいな、打ち合わせみたいな集まりに混ぜてもらう。恵比寿の美味しい居酒屋で。いつもテレビで見ている俳優の方が目の前で繰り広げるお話はなんだかお芝居みたいに見えて刺激的で、しかも全員が優しい。とても楽しくてあっという間に時間が過ぎていきました。

真夜中すぎに下北沢で知り合いと合流。そこでも舞台がはねた後の俳優さんと話す機会が。僕も頑張ろう、と思うような夜でした。  

関西弾き語りツアー及び「夜の科学14」に伴い久しぶりに携帯電話の待ち受け画像を作ってみました。ダウンロードしてみてください。




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来月2月の関西弾き語りツアーと東京での夜の科学14の開催に伴い期間限定EPを用意しました。まずライブ会場で販売します。可愛い雑貨みたいな風合いになりました。お楽しみに！



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年明けからバタバタして観れないでいた「3年B組金八先生」をまとめて数週分ダーッとラッシュ。中3のふたりが駆け落ちしてしまう場面で予期せずジョニ・ミッチェルの「California」が流れてびっくりした。「あたしはここにはいたくない。ああ、カリフォルニア、あたしは今から帰るところよ」という内容の歌が場面にハマっているようでハマっていないようで妙に気になり面白かったです。その後良い場面で今度は同じくジョニの「青春の光と影」が流れる。

今シーズンの金八は今までの金八とはどこか違う。すごく気になる。
  

朝起きてギャギャ！雪だ！と慌てる。2年振りの積雪。愛猫ポチは窓の外にただならぬ気配を感じてそわそわしていました。ていうかポチはどんなことも初めて体験してるみたいに耳をピンとそばだてて目玉を真っ黒にしてしまう。長期記憶がないんだな。

お昼からの安宅浩司くんとの打ち合わせを下北沢から渋谷に変更。近況報告とか来月の加古川の段取りを。沖縄土産のさんぴん茶をいただく。加古川チャッツワースでのふたりのライブは僕が安宅くんを手伝ったり安宅くんが僕に沿ったりして“くんずほぐれつ”な感じになりそうです。楽しみ。東京でもやりたいですね。

夕方から会場入り。久しぶりの7th FLOOR。誰かが1月23日のことを「ワンツースリーの日」と決めたようで「人生に向かってジャンプする気持ちを持とう、新しいきっかけを作る日にしよう」という日だと。現在位置を再確認する意味も込めて「春のスケッチ」という古い歌を歌いました。

もともとこの歌のサビは「頬に触れて見上げれば空に踊る粉雪が」という歌詞で、タイトルも「冬のスケッチ」だった（だからそのあと子供たちは絵を白く塗りつぶすのです）。朝にそんなふうな風景を見たので歌いたくなったのです。冬を寒いと思う心は春を待ち遠しいと思う心と繋がっている。

青山のライブで聴いた曲がまた聴きたくて来た！とか、CDの発売をものすごく楽しみにしています！と声をかけてくれる人がいて嬉しくなります。足場の悪いなか来てくれたお客さんに感謝。入場時にお渡しした「些細だけど日々の暮らしに役に立つ“home sweet home”グッズ」は袋止めクリップです。色がきれいで僕も愛用している。レンジでは使えませんが冷蔵庫と食器洗い乾燥機は大丈夫です。


2008年1月23日＠渋谷7thFLOOR

1.手と手、影と影（『ripple』）
2.クレメンタイン
3.sweet home comfort
4.home sweet home
5.ONE
6.春のスケッチ（『cobblestone』）
7.hanalee



  

朝起きたら雪が降っていた。いつぶりだろうか思い出せません。午後には雨に変わるらしい。雪が降るとやっぱりいくつになっても「雪だ！」となってしまいます。

今日は渋谷7rh floorでライブ、出番は一番目、開演時間に合わせてご来場下さい。僕を観にきたお客さんには「些細だけど日々の暮らしに役に立つ“home sweet home”グッズ」をプレゼントするつもりです（数に限りあり）。寒そうだけど負けません。  

日曜日、夕方から渋谷へ。また福岡から高校時代の友達が上京してきた。何の因果か今年は久しぶりの再会が多い年だ。東京に不慣れな友人は羽田空港から画期的な電車の乗り継ぎ方で1時間半もかけて渋谷に到着しました。ハチ公の後ろに座って長い時間雑踏を眺めていましたが、本当にたくさんの人が行き来する街です。

生命保険の仕事をしてる友だち、お寺の住職になった友だち、広告代理店で働いている友だち、そして音楽をやっている僕というメンツで、結局バカ話をして長いことお酒を飲んだのでした。お寺の住職になった友だちがなんかしみじみと良い話をしてたような気がする。ディテイルは忘れてしまっても“しみじみ”は残る。

そして雪は降りませんでした。  

夜の科学14へたくさんのお申し込みありがとうございました。定員数に達したのでソールドアウト（キャンセル待ちのみ受付）となりました。楽しみにしててください。

今夜10時過ぎからNHK衛星第一で「母なる大地を守りたい〜立ち上がるアメリカ先住民」というドキュメンタリーが再放送されます。インディアンとか環境問題とかに興味がある方はぜひ。まだまだ知らないことばかり。

朝までかけて今年最初のデモ録音を終わらせたので今日は街に出かけようと思います。東京は夜から朝にかけて雪だと！
  

夜の科学14へたくさんの申し込みありがとうございます。夜中に予定していた入場数定員に達しましたがひとりでの弾き語りなので演奏スペースを狭くして若干収容人数を増やしたいと思います。お客さんが近いと最初緊張するけど最終的にはリラックスするんですよ。不思議なものです。申し込みまだの人はお急ぎください。もう少しです。

明けてからしばらくは暖かかったのに急に凍るような寒さで手が冷えてギターを触るのもキーボードを打つのも大変。週明け締め切りの作曲作業で部屋の中です。東京はこんなに天気がいいのにな。  

思えば「夜の科学」というイベントは新しく作った曲を最もシンプルな形で初披露する場、と言えるかもしれません。振り返ると去年の「夜の科学」と銘打ったイベントで「セレナーデ」「ホシフルマチ」「glenville」「pilgrim」「ユーフォリア」を初演している。今年も、今このときも2月のライブに間に合うようにと新しい歌を作っている最中です。四季折々の「夜の科学」ではそれぞれの季節に呼応する古い曲たちを過去の自分と現在の自分とのギャップ（があるとすれば）を埋めるべく適切なテンポにして歌っていくのが楽しい。冬から春にかけてのどんな歌を歌おうか、と今からワクワクしています。

夜の科学申し込みページ→http://kagaku.gomesthehitman.com

  

2月頭の関西弾き語り3daysにあわせて未発表の曲と過去にCDRで配布した楽曲などをコンパイルした“GO WEST tour ep”的な限定CDRを販売しようと思いたち現在鋭意制作中です。東京に戻って「夜の科学14」会場でも買えるようにしたいと思ってます。

加古川チャッツワースでのライブはソールドアウトしてしまっていますが、関西、お近くの皆さまぜひ遊びにきてください。来週23日（水）渋谷7th floorのライブは予約ご来場の方に「些細だけど日々の暮らしに役に立つ“home sweet home”グッズ」をプレゼントする予定ですがこれも数に限りがありますのでお早めの予約をお薦めします。

夜の科学vol.14も新旧楽曲をたっぷり歌い上げるつもりなので期待していてください。よろしくお願いします！  

インディアン・ハーブティーを飲んでいて、そのティーバッグの包み紙にうちの猫が異様に反応してゴミ箱からくわえて居間まで持ってきた。で、拾い上げようとするとその包み紙はよだれがダラダラでビタビタになっていて、ポチはというと恍惚の表情なのだ。むむ、これはマタタビを嗜むときのポチと同じ状態だ！と思ってインディアン・ハーブティーの成分表を見てみるとさまざまなオーガニックハーブにまぎれて「catnip」の文字が。

西洋版マタタビみたいなもので外国製の猫のおもちゃにはよくこれがついてくるのだが、調べてみると「catnip」はハーブティにすると健胃効果や安眠効果があるのだそうだ（は！catnipは日本語ではイヌハッカと言うらしい！）。当然猫が大好きなハーブなのですね。「ティピの夢」というハーブティーにはcatnipが入っているが「酋長の歓び」というほうのハーブティーには含まれないらしいので、試しに「酋長の歓び」のティーバッグを与えてみてもポチは見向きもしない。すごいぞ、ポチ。大した嗅覚だな。

終日コンピュータに向かったり散歩したりしながら曲作り。これが今年最初の作曲になる。満足できるかな。もう2008年も24分の1が過ぎた、ということもできる。一番大事なのは集中力と持続力だ。なんでも続けることに意味がある。休んでるヒマはないのだ。  

午後から渋谷へ。打ち合わせ。平日の午後の凪の混雑してない渋谷の街は散策するのも楽で快適。夕方から代官山のライブハウスで打ち合わせ。代官山も街歩きが楽しい街だ。友だちとまったりお茶を飲むのもいい。

23日の渋谷7th floorのライブは19時半からの出演になります。今回のライブをオフィシャルサイトからチケット予約してご来場いただいた方に些細だけど日々の暮らしに役に立つ“home sweet home”グッズをプレゼントします。平日のライブですがぜひお越し下さい。


LIVE SCHEDULE 2008-winter

1月23日（水）＠渋谷7th floor

2月1日（金）＠加古川チャッツワース
2月2日（土）＠神戸Back Beat
2月3日（日）＠京都磔磔

2月9日（土）＠高円寺SALON/by marbletron
“夜の科学vol.14〜I'll be your valentine”  

最新「夜の科学」情報です。


GOMES THE HITMAN.com presents
夜の科学vol.14〜I'll be your valentine

2008年2月9日（土）@高円寺SALON/by marbletron
open/start：17:00/18:00
adv.￥3,000（ドリンク代別途）
1月18日（金）22:00から入場予約受付（詳細は追って）

出演；山田稔明


2008年最初の「夜の科学」開催決定！春の足音はまだまだ街の喧噪に負けてしまうけど
夜に耳を澄ませばサムシング・ニューを感じられる季節です。窓を明かりを灯すような、
温かいココアのような音楽をお届けします。春を迎える準備をしましょう。（山田）

  

2008年もティピを作りに通います。作業的には昨年からの続き、ひたすら厚くてかたい帆布を手縫いしていく。ティピ作りというよりもはや裁縫サークルのようだけど、淡々と白い布と相対するのは意外と気分がすっきりして気持ちいい。

今日は子供たちの参加が多くて、みんな女の子だったのでギャーギャー賑やかでした。地元のお土産とファンの方から頂いたインディアン・ハーブティー（ティピの夢）を差し入れに持っていきとても好評でした。博多名菓にわか煎餅はお面の形をした煎餅で、これが子供たちのツボにハマったらしくお煎餅を顔にあてがったりしてケタケタと笑い転げていた。

今日はタウン誌の方が取材に。お父さんでも子供でもない僕みたいな参加者が意外だったらしくていろいろお話しました。ひたすら縫い物ばかりしてますがまだ全然ティピのテントはできません。暖かくなるころまでゆっくり時間をかけてやるのもいいかもな。普段交わらないような世代と交流したりするこの新鮮な感覚を東京で感じていることが愉快で、エコとかロハスみたいなものと同様に、自分の身の回りで行なわれている草の根の活動や物事に眼を向けるのも心を豊かにするための第一歩なのかもなあ、と凍えるように寒い帰り道で考えました。

  

2008年1月11日＠青山 月見ル君想フ

1.手と手、影と影
2.クレメンタイン
3.home sweet home
4.sweet home comfort
5.pilgrim
6.hanalee
7.ユートピア


素敵な歌が溢れるいいイベントでした。楽しかったです。

4バンドの企画、なぜかステージ上の人数がどんどん減っていくという出演順にひとりでの弾き語りとなったベベチオ早瀬くんと「いっそのことふたりで一緒に出ようか」と鼓舞しあう。楽屋も賑やかで様々な会話がはずみました。

月見ルの月はいつもきれいだ。写真は月見ルのステージへ向かう直前のバックヤード。月の裏側はひんやりと薄暗い。気付いたらデジカメが後ろのポケットに入ったままでした。

2008年頭から「手と手」以外はCDになってない曲でのセット。23日は内容をごそっと変えてみようかと思います。「2曲目に歌った曲が入ってるCDありますか？」と少なくない数のお客さんから尋ねられました。

もうちょっと待っててくださいね。長丁場のイベントでした。来てくれた人に感謝  

午後からイトケンさん宅へ。打ち合わせというか雑談、美味しいコーヒー。宅配ピザBOXみたいなサイズのカホンを見せてもらって僕も欲しくなった。

月見ルでのライブの準備。歌いたい曲がたくさんあるから今月2つライブがあってよかった。明日歌わない歌は23日に歌うつもりです。会場でお会いしましょう。

写真は天神の街で愛想振りまいていた吉祥天さま。  

水曜日、週末のライブのための練習。年をまたぐと歌い慣れた歌もまた新鮮です。夕方から新宿へ。仕事の都合で東京滞在中の高校時代の友だちと10年振りくらいに会ってお酒を。彼はオリンピックと思い出ぽろぽろというタイトルで何回かに分けて書いた回想記に出てくる体育祭応援団長をつとめた男だ。思い出話は簡単に時間を越えていく。楽しい時間でした。みんな元気かな。

2月の加古川チャッツワースはソールドアウト、現在キャンセル待ちのみ受付中だそうです。「遠方からもたくさんの方にご予約いただきました！」と報告がありました。美味しいお茶とお菓子、安宅くんも僕もそれぞれたっぷり演奏することになると思います。

で、明日はステージ初め、背中に大きな月を背負う、個人的にも大好きなハコ。2008年が動き出して最初の週末の夜ですが、21時とお勤めの方も立ち寄りやすい時間に歌うのでぜひ遊びにきてください。


  

新年二日目、お昼から四谷、市ヶ谷。夕方に新宿で買い物。今年初めて買ったCDは去年出ていたスザンヌ・ヴェガの中古盤で、これが聴いているとニューヨークにいるかのような凛とした音風景で耳に心地良い。

年末忙しくバタバタしてHDDのなかに眠っていた小田和正さんの特番「クリスマスの約束2007」が予想以上のクオリティで、音楽の力／音楽を継続する力を思い知らされました。さださんとのセッションと曲作り、佐野元春さんとのセッションが最高に素晴らしかった。何回も見返している。

アコギにほこりが乗っているのを発見。今日から鳴らしてあげるからな。顔をコロコロしてほっぺをリフトアッップする器具をなぜか手に入れたので、今年で9歳になるポチのゆるんだ口角をリフトアップしてあげたら気持ちいいような、うざったいような複雑な顔をした。

2月から先の予定をいろいろ考えています。11日の青山で一足先に口頭で伝えられればな、と思ってます。初詣でという感じでたくさんの人が観にきてくれたら嬉しいなと思ってます。  

久しぶりに吉祥寺をうろうろ歩き回って、髪を切ったり、スニーカーを買ったり、帰り道で偶然イトケンさんに出くわしたりして、あああ、やっぱり東京はいいなと思ったりしているうちに2008年も本格的に僕の背を押し始めました。平成になって20年だなんて！

今週末11日（金）の青山でのライブ、僕の出演時間は21時を予定しています。仕事が終わってからでも間に合いそうな時間です。23日（水）の渋谷でのライブは19時半頃の出演、セットリストは変えるつもりです。聴きたい曲がある人はコメント欄に書いたりしてみてください。マイスペースの曲も新年に変わったのでいろいろ入れ替えてみました。そっちも覗いてみてください。

年末年始で買った本が積み上がっている。博多からの帰りの新幹線も活字のひとつ読まずに景色を見るか寝るかだった。「ネイティブ・アメリカンとネイティブ・ジャパニーズ」「猫のあしあと」「アメリカン・スクール」、どれも今すぐ読みたいのにすぐ眠くなってしまいます。正月疲れか。早急に軌道修正を。



2008年1月11日（金）＠青山 月見ル君想フ
“Life is Beautiful”
出演；前田栄達とLOVELOVELOVE、ベベチオ、
山田稔明（GOMES THE HITMAN）、渡辺シュンスケ
open/start；18:30/19:00
adv.￥2,500/door￥3,000（1ドリンク別途）

■店頭発売日
12月11日16:00〜1月10日22:00迄
■インターネット予約
12月14日0:00〜1月6日24:00迄
月見ル君想フ→ http://www.moonromantic.com/


2008年1月23日（水）＠渋谷7th floor
“HIGH BRIDGE presents "渋谷でワン、ツー、スリー!!!"”
出演；山田稔明（GOMES THE HITMAN）、ソフテロ、奥田聡子グループ
open/start：19:00/19:30
adv.￥2,000（2オーダー別途）
山田稔明ソロでの演奏を予定しております。
7th floor→http://tpdrecords.com/


  

結局実家に帰ったところで家族団らんが苦手な僕は（一人っ子だからね、家族団らんとはすなわち絶対的に親と対峙することになって面倒くさいのだよ）大学生の頃のように友だちと会ったり車を借りて勝手に山に登ったり街に買い物に行ったりするのだ。

老人介護施設にいるおばあちゃんにも会いにいった。昨年秋同様に山奥深いおばあちゃんの暮らした集落あたりにも足を運んだ。すべての車がそこに引き込まれていくみたいに混雑する年初めのプレミアムアウトレットやお正月に3日で飽きてしまった人が巣食うようなショッピングモールにも出かけていったし同窓会の翌々日には夕陽に染まる母校の校舎を眺めたりもしました。


地元の仲の良い友だちとは一年に一度会えたり話したりできたら良いほうだから、今回の滞在中は共有する時間を貯金するみたいにやたらと長話をした。話す内容は昔と変わらないようなところもあるし34歳でしかなしえない会話もあって面白かった。



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年が明けて1月1日の夕方の便で福岡へ。そして佐賀へ。帰郷は昨年秋以来だが今回もバタバタと急な段取り。出身校（中高一貫の進学校だが僕は開校翌年に高校から入学した2期生）の創立20周年の大同窓会で歌を歌うことになっての里帰りでした。

元旦の夜は地元の友だちと遅くまで話しこみ睡眠もそこそこに初売りで賑わう福岡天神へ。いろんな思い出のある街だ。会場は思っていたより広くて立派で物怖じしてしまう。顔見知りの同級生とか友だちとか先生の姿を見て時間が巻き戻る。簡単な紹介を受けて「手と手、影と影」と「hanalee」を。「hanalee」を歌うときに「今年出るCDに入る予定の曲です」と言ったからもう後には引けないな。緊張もせず気持ちよく今年初めての歌を歌えました。そこからどれだけお酒を飲んだことか。気付いたら1月も3日のお昼になっていました。

仲の良かった先生の当時の年齢を今となっては自分が簡単に越えてしまっていることや会いたかったけど会えなかった人たちのこととか同級生とは基本的にいつまでたっても同級生なのだということ、年の取り方とか仕事の選択肢とかなんとか、いろいろと思うことの多い有意義な時間でした。

  

ああ、お正月1週間休みました。思う存分ダラダラしてようや東京にバックホームです。元旦に九州の実家に帰ったのはもしかしたら21世紀になって初めてかもしれない。

九州で見た「愛しのクレメンタイン」を明太子クチビルが歌うかば田のテレビCMが忘れられない。これから「クレメンタイン」を歌うときに絵が浮かんでしまうかも知れない。

尊敬する作家保坂和志さんからの年賀状とひょんなことで縁が繋がった漫画家の大島弓子さんからの年賀状が嬉しかった。そう言えば僕が昨年末に出した「New Year Greeting」企画の年賀状はちゃんとみんなに届いてるだろうか。

今年最初のライブは来週末の青山月見ル君想フのソロ弾き語りです。今年はとにかく隙間なく良い歌を歌いたいと思います。みなさん、できるだけ来てください。僕は僕しか歌えない歌を歌おうと思います。2008年の目標はとにかくたくさんの人に何回も自分の歌を聴いてもらうことです。


  

新年おめでとうございます。2008年になりました。
福岡はソラリアホテル、数百人の同窓生と恩師の前で
「手と手」と「hanalee」を歌ってきました。
高校卒業から15年、CDデビューから10年の節目に
運命的なステージを経験しました。声をかけて
くれた先輩後輩、先生方とクラスメイトに 感謝。