2010年01月29日

本当にいなくなったサリンジャー

salinger夜中にふと目が覚めて枕元のiPhoneをさわっていると「米作家サリンジャー死去」のニュースを見つけて、なんだか夢を見ているような気持ちになった。「ざわざわ」と「ゆらゆら」が合わさったような気分。

何がきっかけで「ライ麦畑」を中学の終わりに読んだのか今では思い出せないが、思うにサリンジャーとは“はしか”のようなもので、例えばFlipper's GuitarとかNIRVANAとか(人それぞれここに違う名前があてはまる)に似ている、気がする。なにかを掘り下げていくきっかけになったり、誰かにとっては人生のメルクマールになるような、そういう存在だ(ある世代にとっては、と限定すべきかどうかはわからない)。

大学時代は本当にたくさんのサリンジャー作品を読んだが、僕が一番好きなのは「大工よ、屋根の梁を高く上げよ」という“グラース・サーガ”の断片だった。授業ではサリンジャー研究者の先生について「ナイン・ストーリーズ」をたくさんの文献と並べて読み解いていたけれども大学への行き帰りで楽しんで読んだ「大工よ..」が一番だった。

サリンジャーは生きていてもひっそり息をひそめているような隠遁作家だったけれども、亡くなったというニュースを聞くと、とっくに20世紀は終わっていて今が2010年だということに改めて気付かされる。

サリンジャーが享年91歳だと知って、現在病院で寝たきりになっている僕のおばあちゃんと同い年であることに気づき、年老いたサリンジャーの最後の姿を少しだけ想像できたような気がしました。RIP。  

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2010年01月28日

北山耕平トークショー「地球に生きる普通の人」になるには

kitayama青山ブックセンターにて「地球のレッスン」刊行にあわせた北山耕平さんのトークショーに行ってきた。この本は'80年代に書かれ'00年代に復刊された「自然のレッスン」の続編的な、装丁の気持ちいい本。

10年前に「ローリングサンダー メディスン・パワーの探究 」という分厚い本を読んで数年たって突然アメリカン・インディアンに魅了されNPO団体の方たちとティピー作りまでやった僕にとって北山耕平さんのサイトや書物は個人的なネイティブ探求/研究の指針のようなものである。

北山さんを生で見るのもお話を聞くのも初めてで少し緊張したけれども、とても穏やかな時間が流れる90分だった。インディアンの話も縄文人の話も並列して世界を俯瞰する視線は冷静なようで確かな熱をはらんでいる、という感じ。“スピリチュアル”な話は極力避けられているような気がしたが、それも僕には心地良かった。

こないだライブをやったSALON by marbletronで北山さんは数回にわたるトークライブを行っている(関連書物がマーブルブックスから出ている)。僕はことごとくタイミングがあわずに参加できなかったのだけど、SALON担当のKさんに聞くと「とても刺激と影響を受けた」と。「クレジットカードを持つと一生働いて暮らさないといけない」という話に感化されてクレジットカードを持たない生活を画策中(未だできず)だそう。僕は僕で北山さんの本を読んで以来「買い物は満腹なときにいく」ということをできる限り実践している(買いすぎが減るの)。

サインをいただくときに言葉を交わした北山さんはインディアンのチーフみたいに穏やかで、僕の名前に添えて“Walk in Peace”と書いてくれました。理想と現実はある程度乖離しつづけるけれども夢を見る力を継続するのは日々の暮らしのなかでも大切なことだ、と思いました。  
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2010年01月25日

夜の科学vol.27at SALON by marbletron

mbl0122夜の科学vol.27〜warewell to the marbe arch
2010年1月22日(金)@高円寺SALON by marbletron

1.ねじを巻く
2.clementine
3.手と手、影と影
4.愛すべき日々
5.シネマ

6.世紀末のコロンブス
7.夢の終りまで
8.毎日のポートフォリオ
9.長距離ランナー
10.かげおくり

11.home sweet home
12.glenville
13.hanalee
14.memoria

15.頼りない天使(フィッシュマンズカバー)
16.天気読み(小沢健二カバー)
17.そばにあるすべて
18.SING A SONG

19.雨の夜と月の光
20.歓びの歌
21.拍手手拍子



mbl01232010年1月23日(土)@高円寺SALON by marbletron

1.ねじを巻く
2.clementine
3.手と手、影と影
4.三日月のフープ
5.シネマ

6.Wall of Death(Richard Tompsonカバー)
 〜猫町オーケストラ
7.夢の終りまで
8.毎日のポートフォリオ
9.長距離ランナー
10.ホウセンカ

11.home sweet home
12.glenville
13.sweet home comfort
14.hanalee

15.天気読み(小沢健二カバー)
16.僕らが旅に出る理由(小沢健二カバー)
17.そばにあるすべて
18.SING A SONG

EN
19.歓びの歌
20.雨の夜と月の光
21.拍手手拍子

22.hummingbird


たくさんのご来場ありがとうございました。
2000年以来素晴らしい音楽環境を提供してくれた場所
高円寺SALON by marbletronにもめいっぱいの感謝を!

mbl0123_2mbl0123_2  
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2010年01月23日

夜の科学 at SALON by marbletron

ピクチャ 2マーブル科学初日終了!
本日の公演、USTREAM&Twitter中継もやるかもしれません。

2010年1月いっぱいでクローズとなるライブスペース、高円寺SALON by marbletronー
'00年代の様々な思い出の舞台となったSALONに感謝をこめた“夜の科学”。

GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学 vol.27〜Farewell to the marble arch”
2010年1月23日(土)@高円寺SALON by marbletron
THANK YOU SOLD OUT!
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)

ライブの模様を可能な範囲で中継する予定です。以下のサイトから
http://www.ustream.tv/channel/toshiakiyamada
ライブの模様をTwitterで実況
http://twitter.com/GTHcom

会場にお越しの皆様、遠方の皆様もお楽しみに。

SALON by marbletron(http://www.marbleweb.net/salon/
〒166-0003  東京都 杉並区 高円寺南2-14-2
TEL: 03-5377-1300(オフィス)

すべての情報についてはGOMES THE HITMANオフィシャルサイトにてご確認ください。  
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2010年01月21日

あがた森魚ややデラックス

agataバウスシアターのレイトショーで森達也監修・竹藤佳世監督作品「あがた森魚ややデラックス」を観た。釧路を出発して石垣島までキャンピングカーで自走するツアードキュメンタリー。映画上映の前にあがたさんのライブがあるというので楽しみにしていたらパーカッションがイトケンさん、新年のあいさつ。

ぎゅうぎゅうのスクリーン前で芳醇な演奏。あがたさんは60歳の子どものようにみえました。「佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど」を生で聴けて嬉しかった。「昭和には、20世紀には僕のような人間がたくさんいて、今でもこういうことを続けてるんです」という現役宣言のようなものも力強かった。

映画自体も「タカダワタル的」に共通する雰囲気があって予想以上に面白かった。ソロシンガーの憂鬱もバンドマンの焦燥もどちらも包括されている。どんな状況や集客でも「あがた森魚」を演じるあがたさんの凄みを感じて感動しました。

映像制作の仕事をしていたとき、会社の編集室にあらわれたあがたさん、社長に命じられて僕は編集機の使い方をあがたさんに説明したのだ。そのときの素材は「オートバイ少女」だった。あれから15年くらいたったのだな。

期せずして著作権についての喧々諤々やこれから音楽業界と音楽家のあり方などの話題が一般ユーザーを巻き込んで公開討論される夜に“やめずに続ける”ことの大変さを痛感する。誰かは言ったのだ。「続けるコツはやめないことだ」と。  
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2010年01月19日

1月22日/23日、リクエスト募集

marble今週末に高円寺SALON by marbletronで行われる“夜の科学”ですが、聴きたい曲などあればリクエストコメントしてみてください。現在すでにセットリストをアレンジ中なので100%対応できないかもしれませんが匿名の投稿で結構なのでどうぞよろしく。

昨年末の福岡cafe teco公演では僕の旧友が100円ショップで小さなタンバリンや鈴などをたくさん買ってきてくれたので、それをお客さんに渡してリズムを担ってもらったりしました。東京でもやってみようかと思うので可能な人はささやかな鳴り物をご持参ください。

SALON by marbletronは初めて来る人にはなかなか入り口の難しい会場です。地図をよく確認して時間の余裕を持って来てくださいね。今年最初のフルステージ、今からとても楽しみです。  
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2010年01月18日

晴天続き

冬晴れの空が続く日々、アルバム制作作業を再開しています。ピークメーターの80%くらい。

今週末は高円寺SALON by marbletronでの“最後の夜の科学”です。23日はソールドアウトしていますが、22日の追加公演に関しては立ち見の可能性をお断りして受付中です(間もなく締め切ります)。ギターと歌だけの純粋な弾き語りイベントにするつもりですが、参加者のみなさんに鈴やタンバリンなどささやかな音が出るアイテムを持ってきてもらえたら一緒に音楽できるような気がしています。またいろいろ考えてあらためて募ります。

tower1tower2tower3  
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2010年01月17日

新宿タワーで歌い初め

hty快晴の土曜日、新宿タワーレコードにてHARCOと高森ゆうきくんと僕でコンピレーションCD『SWEET VOICES - gentle boyfriends』の合同イベントでした。各々が2曲ずつ歌うというこれまで経験したことのないインストアでしたが、10年来の友人HARCO(初共演は1999年9月のQueでした)といろいろな繋がりのあった高森くんとでいい意味で弛緩した穏やかな時間だったと思います。

関係者スタッフの皆さんお疲れ様でした。そしてなにより足を運んでくれた皆さんにありがとう。初めて僕を観て興味を持った、という人は通販サイトで『pilgrim』を手に入れていただくか、今週末の高円寺のライブにお越しください。詳細はオフィシャルサイトへ。2月は札幌でのライブも控えています。いいスタートが切れました。今年もよろしくお願いします。



2010年1月16日(土)@タワーレコード新宿店
『SWEET VOICES -gentle boyfriends』発売記念イベント
1.手と手、影と影(from『ripple』)
2.SING A SING(from『pilgrim』/コンピ収録曲)  
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2010年01月16日

SWEET VOICES発売記念イベント

SV1月16日(土)は新宿タワーレコードにてコンピレーション『SWEET VOICES -gentle boyfriends』の発売記念インストアイベントです。コンピの監修を担当したHARCOと高森ゆうきくんと一緒。ひとくせもふたくせもあるたくさんの収録アーティストのなかからこのイベントに誘っていただいて嬉しいです。

タワー新宿Flagsでのイベントは2005年春以来となります。昨年の初ソロ作がオフィシャルサイトでの通販とライブ会場のみでの限定流通ということで去年はリリースタイミングでのインストアというものがなかったので10ヶ月越しの『pilgrim』インストアという気持ちで挑みたいと思います。

特典引換券がなくてもライブ自体は無料でご覧いただけますのでぜひ遊びに来てください。



★SWEET VOICES -Gentle Boyfriends-発売記念インストア・イベント開催!
■日時:2010年1月16日(土) 13時スタート
■出演者:HARCO、山田稔明、高森ゆうき
■内容: トーク&ミニライブ (※ イベント終了後、特典引換&抽選会)
■対象:タワーレコード新宿店、渋谷店、池袋店、吉祥寺店で12/2発売「V.A./SWEET
VOICES」(UVCA-3002)をお買い上げの方に「特典引換券」を先着でお配り致します。
■イベント当日「特典引換券」をご持参いただいたお客様は、ライブ終了後、イベン
ト記念特典をプレゼント致します。更にアーティストグッズが貰える抽選会にもご参
加いただけます。誰でも無料でご覧になれますのでぜひご来場ください。
■購入者特典:イベント記念特典&アーティストグッズがもらえる抽選会
■対象店舗:新宿店、渋谷店、池袋店、吉祥寺店

(問)タワーレコード新宿店 tel 03-5360-7811

  
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2010年01月14日

夜の科学 in 札幌、冬の凱旋公演決定

公約通りの春が来る前に札幌凱旋です。
本番まで1ヶ月、たくさんのお友だちをお誘いのうえご来場ください。
完成間近の『home sweet home』からの歌もたくさんご披露します。


GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学 in 札幌〜white valentine's day
2010年2月14日(日)@札幌 レストランのや
adv.3,000円(1drink別途)16:30open/17:00start
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)


昨年秋以来、念願の冬の札幌凱旋公演決定しました。
軟石造りの蔵に響く心あたたまる音楽とおしゃべりにご期待下さい。

本日よりオフィシャルサイトRESERVEフォームにて予約を受け付けます。
本公演に関しましては当日精算とさせていただき、整理番号は発行いたしません。
当日会場受付にてお名前をお伝えのうえ入場料金をお支払いください。
RESERVEフォーム

※携帯電話からのお申し込みやメールフォームがうまく機能しない場合は
「お名前/フリガナ/E-mail/都道 府県/電話番号/人数」を明記の上、
題名を「2月14日レストランのや」として info@gomesthehitman.com
宛にメールでお申し込みください。

※電話でのご予約はレストランのや(011-210-5105)にて受け付けております。

レストランのや(011-210-5105)
札幌市中央区北二条東11-23-14
info→食べログ


札幌DAY2

山田稔明(GOMES THE HITMAN) | MySpaceミュージックビデオ

  
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映画「パチャママの贈りもの」

uyuni今年お正月に観た「アバター」は僕にとっては「ダンス・ウィズ・ウルブス」と911テロとロジャーディーン世界の融合だったわけですが、“先住民”の暮らしに対しての関心が再燃したところで「パチャママの贈りもの」という映画の存在を知りました(直接的なきっかけはNHKのWONDER×WONDERという番組でアンデスのウユニ塩原というものに魅せられたからでした)。

なんの基礎知識もいれずに映画館へ向かいました。最初ドキュメンタリー映画だと思っていたのがだんだん様子が変わってきて、いい意味でとても素朴で被写体への愛情あふれた素晴らしい映画でした。ウユニ塩原で採れた塩を数十頭のリャマの背中に乗せて父親と子どもふたりでキャラバンを率いて山を越えて各地に塩を届けてかわりに穀物や野菜を受け取る数カ月に及ぶ旅をします。そこにお金はほとんど介在しないのにとても豊かで満ち足りた暮らしのように思えるのは都会に暮らす僕らのユートピアへの幻想でしょうか。

この映画を観ながらぼんやりと、小沢健二氏が近年南米で環境問題に基づくフィールドワークを行ったり資本主義やチャベス大統領に直接的/間接的に言及するようになった課程とか“気分”とか、そういうものの片鱗を感じ取ったような気がしました。劇中にわたって鳴らされる本物のフォークロアの音楽がとても耳に心地よく、そういう類の音楽にも俄然興味がわきました。

パンフレットを買って眺めていたら監督の松下俊文氏は兵庫県加古川市出身..、というとこまで読んで、年末くらいにチャッツワースのマスターがブログでこの映画のことを紹介していたことを思い出し、帰り道に電話でよもやま話を聞く。こうやっていろんな点がつながっていって意識の集合体になるのだな。


  
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2010年01月12日

1月22日追加公演決定

昨晩2分でソールドアウトとなった高円寺SALON by marbletronにて最後の「夜の科学27」ですが
急遽1月22日(金)に追加公演を行うことになりました。この機会をぜひお見逃しなく!

GOMES THE HITMAN.COM staff


GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学 vol.27〜farewell to the marble arch”(追加公演)
2010年1月22日(金)@高円寺SALON by marbletron
adv.3,500円(1drink別途)19:00open/19:30start
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)


入場をご希望の方はオフィシャルサイト内RESERVEフォームよりお申し込みください。
追加公演に関しましては当日精算とさせていただき、整理番号は発行いたしません。
当日会場受付にてお名前をお伝えのうえ入場料金をお支払いください。
RESERVEフォーム
<<現在予約受付中です>>

※携帯電話からのお申し込みやメールフォームがうまく機能しない場合は
「お名前/フリガナ/E-mail/都道 府県/電話番号/人数」を明記の上、
題名を「1月22日SALON by marbletron」として info@gomesthehitman.com
宛にメールでお申し込みください。

※定員数に達し次第申し込み受付を締め切らせていただきますことをご了承ください。

SALON by marbletron
〒166-0003  東京都 杉並区 高円寺南2-14-2
TEL: 03-5377-1300(オフィス)


追加のお知らせ(1/13/12:37)
1月23日(土)高円寺SALON by marbletron公演に関しまして定員数の入場者が確定しましたので、
今後キャンセル待ちのお客様へのご入場に関するご案内はありません。追加公演のほうへ
お申込いただきますようよろしくお願いします。 お手数ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。

GOMES THE HITMAN.COM staff
  
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続・業務連絡

1月23日SALON by marbletron公演はキャンセル待ちでの申込受付も締め切らさせていただきます。
すでに40番代まで整理番号を発行しております。たくさんのキャンセル待ちのお客様がいらっしゃいますので
キャンセル/人数変更等は必ずinfo@gomesthehitman.comまでお知らせくださいますようお願いします。

たくさんのお申し込みありがとうございました。

GOMES THE HITMAN.COM staff  
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2010年01月11日

業務連絡

22:28現在、お申し込みの方へ振込案内メールを発送しました。
今回短時間の間に予想以上のお申し込みをいただき、定員数越え以降に
メールを受信したお客様には「キャンセル待ち」の旨のご連絡をさせていただいております。

皆様どうか状況をご理解のうえご了承ください。
キャンセル待ちの方がたくさんいらっしゃいますのでキャンセルや人数変更等の
お知らせはお早めにお願いします。たくさんのお申し込みありがとうございました。

GOMES THE HITMAN.COM staff


soldout22
  
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2010年、夜の科学初め

新しいファンの方のなかにはSALON by marbletronをご存じないという人も多いかもしれませんね。

'00年代のGOMES THE HITMANにとってとても有意義な場所でした。今月でクローズしてしまうSALON by marbletronでの最後のライブが急遽決定して、その申込が本日このあと21時からとなっています。昨年末福岡で行ったアンプラグドらいぶのように会場内いろんなところで歌ったりできたらいいなとか、いろいろなことを考え中です。僕自身が一番楽しもうと思っていますので、よろしくお願いします。


GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学 vol.27〜Farewell to the marble arch”
2010年1月23日(土)@高円寺SALON by marbletron
adv.3,500円(1drink別途)18:30open/19:00start
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)


入場予約申し込みは本日1月11日(月祝)21時から
オフィシャルサイト内特設メールフォームにて受付を開始します。
詳細はHPへアクセスの上ご確認ください。

※携帯電話からのお申し込みやメールフォームがうまく機能しない場合は
「お名前/フリガナ/E-mail/都道 府県/電話番号/人数」を明記の上、
題名を「1月23日SALON by marbletron」として
info@gomesthehitman.com宛に1月11日21時以降にメールでお申し込みください。
追って入場料金ご入金に関して返信 させていただきます。
作業上若干返信が遅くなる可能性をご了承ください。

※本公演はご来場のお客様に着席してご覧いただけるよう限定人数での開催を予定しております。
定員数に達し次第申し込み受付を締め切らせていただきますことをご了承ください。

SALON by marbletron
〒166-0003  東京都 杉並区 高円寺南2-14-2
TEL: 03-5377-1300(オフィス)



marblemarble
  
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2010年01月10日

1月23日@SALON by marbletron

marble_banner


急遽決定したSALON by marbletronでの最後のライブ、申し込み受付開始日も急なスケジュールでごめんなさい。お友だちや知人の皆さんにもこのライブの情報を教えてあげてください。よろしくお願いします。


GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学 vol.27〜Farewell to the marble arch”
2010年1月23日(土)@高円寺SALON by marbletron
adv.\3,500(1drink別途)18:30open/19:00start
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)



入場予約申し込みは1月11日(月・祝)21時から オフィシャルサイト内特設メールフォームにて
受付を開始します。詳細はHPへアクセスの上ご確認ください。

※携帯電話からのお申し込みやメールフォームがうまく機能しない場合は、Eメールにて題名を「1/23@SALON by marbletron申込」と明記いただき、本文に「お名前/フリガナ/E-mailアドレス/都道府県/電話番号/人数」を明記の上、「info@gomesthehitman.com」宛に1月11日21時以降にメールでお申し込みください。追って入場料金ご入金等に関して返信 させていただきます(作業上若干返信が遅くなる可能性をご了承ください)。

※本公演はご来場のお客様に着席してご覧いただけるよう限定人数での開催を予定しております。
定員数に達し次第申し込み受付を締め切らせていただきますことをご了承ください。


SALON by marbletron
〒166-0003  東京都 杉並区 高円寺南2-14-2
TEL: 03-5377-1300(オフィス)  
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土曜日のエンタテイメント

シロモチにゃんまげ


早朝、仕事をしていたらmiurajun_netのツイートで今日がみうらじゅんサイン会だったことを思い出し、“早起きは三文の得”とはこのこと!と思い立って昼前には渋谷PARCO、年をまたいで二度目のみうらじゅんの100冊展へ。整理券を無事受け取って、“マックでMacBook”、デスクワークの続きを。今年はじめての渋谷は三連休の始まりで賑やかでした。レコード屋、本屋、洋服屋と決まりのコースをパトロール、あっという間に足腰くたくたになって夕方、サイン会の列に並ぶ。

PARCOの階段に頂上の見えない数百人の長蛇の列、サイン会場の6階に辿り着くと三重県津市のキャラクターシロモチくんが無邪気に迎えてくれて疲れが吹き飛ぶ感じがして、ゆるキャラの効用について思うところがありました。何度もみうらさんにはサインをいただいていますがこの日も優しくしていただき、僕が描いた猫の絵とかえるのコラボサインを書いてもらえて嬉しかったです(僕もよく皆さんのスケジュール帳にサインしますが、いちいちサインを見てニンマリできていいですね、これは)。長い時間待並んでも、あれほど丁寧にひとりひとりに接している姿を見たら誰もぶーぶー言わないだろうなあ。

mjpochi100110


吉祥寺に戻ってスターパインズカフェに杉真理さんと村田和人さんの二人のステージを観にいく。お二方とも『cobblestone』を核とする“まちづくり三部作(20世紀編)”のプロデューサーであり恩人。終始笑いの絶えない、それと同時に音楽的にとても成熟した素晴らしいライブでした。休憩中の杉さんと村田さんに新年の挨拶、くったくのない笑顔は10年たっても変わらない。

今年は(今年も?)「好きなモノこと人に対しては時間とお金と労力を惜しまない」という抱負をかかげました。一期一会で一分一秒が違う瞬間瞬間なのだ。後悔しないように。皆さんは年頭にあたり何か目標のようなものや誓いをたてましたか?今年もたくさんの楽しい出来事で手帳が埋まる1年になりますように。  
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2010年01月08日

夜の科学 vol.27〜farewell to the marble arch

緊急決定!高円寺SALON by marbletronでの最後の“夜の科学”開催!

2010年1月いっぱいでクローズとなるライブスペース、高円寺SALON by marbletronー
'00年代の様々な思い出の舞台となったSALONに感謝をこめて“マーブル最後の夜の科学”を開催します。

GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学 vol.27〜Farewell to the marble arch”
2010年1月23日(土)@高円寺SALON by marbletron
adv.\3,500(1drink別途)18:30open/19:00start
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)



入場予約申し込みは1月11日(月・祝)21時から オフィシャルサイト内特設メールフォームにて
受付を開始します。詳細はHPへアクセスの上ご確認ください。
※本公演はご来場のお客様に着席してご覧いただけるよう限定人数での開催を予定しております。
定員数に達し次第申し込み受付を締め切らせていただきますことをご了承ください。
※本日配信したメルマガにおいて公演日を「2009年1月23日」と記載してしまいましたが
正しくは「2010年1月23日」です。訂正してお詫びさせていただきます。

SALON by marbletron
〒166-0003  東京都 杉並区 高円寺南2-14-2
TEL: 03-5377-1300(オフィス)

marble  
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2010年01月07日

SALONとわたし

marble2010過ぎ去った'00年代のことを回想するときに、個人的な音楽活動においてとても重要だった場所として高円寺のSALON by marbletronのこと思います。ちょうど10年前(!)の2000年「新高円寺ナイトクルージング〜フィッシュマンズに酔う夕べ」というイベントで初めてそこで歌を歌い、以降「仔猫ちゃんとお茶を〜または言ってみりゃ小沢健二を楽しむ夜」とか「ミュージック・マガジン・ナイト」とか理由をつけては弾き語りをするようになったサロン、僕らはそこをシンプルに“マーブル”と呼んで足繁く通ったものです。

そしてここは、なにより僕の音楽キャリアのなかにおいては「猫町オーケストラ」と「夜の科学」というふたつのイベントが始まった場所として記録/記憶されることになります。当初30〜40人くらいのお客さんの前で、なんとなく始まってたくさんの歌とおしゃべりでやたら冗長な時間を共有するという「猫町オーケストラ」「夜の科学」は次第に規模が大きくなって最後には一度会場に入ったら身じろぎもできないくらいの空間へと膨張し、さらなるイベントの品質向上のために別会場へと場所を移すことになりました。

数え切れないたくさんの名シーンの舞台となった高円寺SALON/by marbletronが2010年1月いっぱいでクローズすることになりました。僕らにとって'00年代を象徴するランドマークだった場所に、抱え切れない感謝の気持ちをこめて手を振りさよならを言いたいと思います。'10年代の始まりに高円寺マーブルでの最後のライブをやろうと思って現在スケジュールを鋭意調整中です。

とても急な話で申し訳ないのですがイベント詳細をもう少しだけお待ちください。全員が座って観れるようなくらいの席数で、ちょうどこないだ福岡でやったみたいなアンプラグドな感じも含みつつリラックスした、それこそ2000年くらいにやってた感じの“live at SALON by marbletron”を考えています。  
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年初め

2010大晦日は夜までテレビをぼーっと眺めつつ家を出て年をまたいで関西まで車移動(途中豪雪で凍えそうに)、元旦に京都を巡って大阪南港からカーフェリーに乗って大分県別府港へ渡りました(この時点で車中泊、船中泊)。

別府は素通りするはずがやっぱりそこかしこに“地獄”がある街なのでいくつか回ってこそ“年初めの旅”だろうと地獄めぐり。記憶もないような子供時代以来の別府でした。車での移動を開始してもまたすぐ絶景に足止めされてしまう。なんとなくロープウェイで登った鶴見岳は雪で真っ白で「これを登っていくとどこにいくのだろうか」と歩き始めた先が1300m越えの山頂への階段で言葉もでないほどの疲労。しかし山頂から由布岳をのぞむ景色には「神さまっているのかもしれないなあ」と思うほどでした(写真は鶴見岳から由布岳をのぞむ風景)。

別府を抜け出しやまなみハイウェイで熊本阿蘇を経由して福岡へ入り佐賀へ。こう書くと簡単な旅だが時間の流れが遅くて大変。様々なかたちの山と光と影が時の流れとともに風景を変えていくのでした。中九州の景色は独特で、修学旅行以来の車窓に何度もシャッターを切ったのです(撮った写真が多すぎてまとめるのをあきらめました。目で見た景色が写真に映らないのだ)。

実家へ帰って祖母のお見舞い、友人たちとの語らいの後、ふたたびカーフェリーで帰る予定だったのが気まぐれに山陽自動車道でのロングドライブ(福岡→山口→広島→岡山→兵庫→大阪)となる。途中門司港駅を観光した以外はずっと車の中で事故渋滞や雨や暮れゆく景色や夜の闇を眺めていました。日付を越えて真夜中に関西まで戻る(ETC割引の恩恵を初めて味わう)。

翌日、ぽっかりあいた時間で映画を観ようとかねてから狙っていた「アバター3D」で2010年映画初め。お正月に観るのにふさわしいスケールの大きな映画で大満足。一路東京まで夜通しドライブ。長いお正月でした。疲れすぎたし、うろうろしすぎた。今年も頑張ろうと思います。  
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2010年01月03日

明けましておめでとうございます

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。しばらく東京を離れていますので
twitterで近況をつぶやいています。そちらをチェックしてみてください。

果たして、僕が書いた年賀状、皆さんのところにいつ届いたでしょうか。教えてください!  
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