2010年09月29日

夜の科学 in 静岡ダイジェストムービー

この日のライブは二部構成で、第一部は静岡の街を見下ろす屋外で、
第二部は日が暮れて秋の虫の声に包まれたカフェのなかで歌いました。



どうぞぜひ皆さんのブログや日記にこのムービーを貼りつけたり
Twitterでリツイートしたりして友だちにも山田稔明を広げてってください。
次の倉敷は調べれば調べるほど見所が多くて、また特別なライブになりそうです。  

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2010年09月28日

荒木経惟「チロ愛死」

chiroNHKを見てたら「アラーキー センチメンタルな夏」という番組をやっていて、愛猫チロの消えてゆく魂を切り取った写真はいつ見ても胸が痛いなーと思っていたら、9月になって「チロ愛死」という写真集が出ていることを知りアマゾンで購入。

静岡のライブから帰ってきた朝に本が届いた。ラットホールギャラリーの展示で見た写真は全部モノクロだったが、今回の写真集はカラーも含み会場で延々とスクリーンで流されていた写真日記のようなものも収録されている。寝ぼけ眼で眺めてもどんどん涙目になってくるほど。

1990年に出版された「愛しのチロ」には「チロは、A(アラーキー)の愛人生。」と直筆で書いてある。チロを見送った「チロ愛死」には同じく手書き文字で「チロは、Aの愛人生、ずーっと。」と綴られていた。

切ない写真集だが、A5サイズの気持ちいサイズの本をめくっていくと燃え尽きる前の熱を感じる。とても愛しい気持ちになってくる。泣いてしまうから絶対立ち読みできない類の本です。  
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2010年09月27日

僕らが作ったインディアン住居

静岡からは日帰りで夜中過ぎに東京に戻りました。ライブの後は散らかっていた機材が部屋からなくなってすっきりするのでいつも模様替えをしたくなる。いい感じのテーブルが欲しくなって古道具屋を車でまわっていたら隣町の公園に見慣れたインディアンの移動式テント「ティピー」が建っているのが目に入った。3年前にNPOのスタッフの方や子供たちと一生懸命作ったティピーを久しぶりに目撃したのです(そのあたりのことはここにまとまっています)。

車をUターンさせて公園に入りティピーに近づいていくとNPOのスタッフの方やお母さんたちが「わあ!お久しぶりー!」と声をあげて喜んでくれた。この人たちはこれまでもライブに来てくれたりCDを買ってくれたり(僕と縁があるということで加古川チャッツワースに訪れてくれたりも)していたのですが、皆さんのニコニコした顔を見ることができてとても嬉しかった。

思えば外国の資料から設計図を起こしたり帆布を何ヶ月にも渡って手縫いしたり建て方が難しかったりしていろんなトライをしたティピー作りだったので、焚き火にくすんで年季の入った色になった姿を見てちょっと感動。なかを覗くと誰かが炭をふーふー吹いて火を起こしながら「こんにちはー」と声をかけてくれた。

別れ際、「子供たちが遊べるようにと作ったティピーだけど、実は自分たちの月一回の拠り所のために作ったんじゃないかって最近思ってきたのよ」と、僕が「歓びの歌」を歌う前にMCでしゃべるようなことをお母さんが言ったのが印象的でした。

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2010年09月26日

静岡で初めてのライブでした

12秋のツアーが静岡から始まりました。たくさんのお申込をいただいている会場もまだまだこれから宣伝を頑張らないといけない会場もありますが、静岡サリーズガーデンはチケット完売。楽しみにしていた会場へ。

朝、「ゲゲゲの女房」最終回を見届けて雨の東京を車で出発。複雑な雲模様、富士山少しだけ顔を出し、お昼前には静岡に到着しました。お茶畑を抜けて小高い丘を登るとそこにサリーズガーデンはありました。予想以上の素晴らしいロケーション。店長さんも奥さんもとても気さくで良い方、準備をすすめるうちから良いライブになる予感が。

屋外のライブは風が気持よくて静岡の街を見下ろし遠くに山をのぞむ夢のような空間。僕はガットギターで、1曲は突発的リクエストに応えてアンプラグド生音で演奏しました。途中で5時の鐘が音楽と融け合ったり虫の声や風で葉と葉が擦れる音やなにもかもが未体験感覚でした。

34そしてみんなは集団お見合いのようにしておいしい秋の実り御膳を食べ(箸入れの紙が猫の顔に折ってあったんだってねえ。素晴らしいボランティアスタッフに恵まれました)僕は屋内ステージのスタンバイ。とにかくリラックスしたライブで初めての街とは思えないくらい。既発曲オンパレードにするか未発表曲多めにするか
流れに任せようと思っていましたが、いいバランスの“攻めの科学”になったと思います。

日が暮れきってからはとにかく虫の音が絶えず音楽的に鳴っていて、歌い終わるたびに秋を感じていました。この日限りの「カフェの厨房から」という新曲を歌うとみんなが声をあげて喜んでくれて嬉しかったです。お茶バージョンの歌詞は「緑茶、煎茶に玄米茶/宇治茶、番茶、杜仲茶/麦茶、ほうじ茶、おーいお茶/マテ茶、からだ巡茶」となります。

56店長の川口さんは僕と同い年で話も合い、またの再訪を約束しました。今回音響機材はすべて持ち込みだったのですが愛知から来てくれたサポートに来てくれた板屋さんも僕と同い年。とても歌いやすい環境ヲ作ってくれて心強かった。屋外のライブは僕が東京から持ってきた機材でまかない、室内ステージでは今回初めて照明用のライトも使ってみました。これからもいろんなトライを重ねていきたい。

とにかくこの日のイベントは企画から事務的な連絡からオリジナルグッズから期間限定ブログまで(前述したお箸の袋や猫の絵のロウソクたてまで!)、手を尽くして盛り上げてくれた地元静岡に住むスタッフの尽力に感謝してもしきれない。特にイベント期間限定ブログの充実した内容は遠方でのライブをやるにあたって、そこにたくさんの人に来て楽しんでもらうには、という命題に対するヒントがあったように思う。手伝ってくれた知人、スタッフのみんなに何回もありがとうと言いたい。

この日限定で、僕の描いたイラストをあしらったトートバッグ、ポストカード3枚とクッキーのセットも完売、友だちに誘われて初めて観に来たという人もたくさんCDを購入してくれた。とても基本的なことだけども、そのインターアクションやフィードバックがこれからの活動につながる。またどこかで会えることを願います。

79限られた席数での参加者全員にお食事をサーブするというスタイルの今回のライブで懸案だった当日になってのキャンセル発生も一切なく、定員ちょうどの開催ができたことも嬉しかったです。アクセスが良いとは言えない会場にあれだけの数のお客さんが着てくれたことも。皆さんの理解あるご協力にも感謝します。これから行く倉敷、富山、金沢、加古川、高松、徳島、そしてももちろん東京のライブも今から楽しみでワクワクする。秋のスタート、という感じです。  
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夜の科学 in 静岡〜深緑のさざめきと長月の夕べ

sunset2010年9月25日(土)@静岡サリーズガーデン(静峰園 椿の里)

【第一部】
1.harvest moon
2.home sweet home
3.夕暮れ田舎町
4.sweet home comfort
5.遅れてきた青春


【第二部】
1.平凡な毎日の暮らし(new)
2.クレールとノアール
3.アップダイク追記

4.blue moon skyline
5.glenville
6.光と水の新しい関係(new)

show
7.カフェの厨房から(仮/new)
8.夢のなかの音楽(new)
9.午後の窓から

10.三日月のフープ
11.houston!(new)
12.hanalee

13.歓びの歌
14.ready for the feast(new)
15.些細なことのように(new)

EN
16.SING A SONG
17.hummingbird(new)  
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2010年09月24日

お茶か紅茶か珈琲か

DSC02569明日はいよいよ秋ツアーの皮切りとなる、“お茶の街”静岡での“夜の科学”です。少し市街地から離れた今までにない新鮮な環境でのライブ(Google Earthで見たらまわりが全部お茶畑だった!)は屋外の第一部、屋内の第二部となり、あいだに秋の実り御膳的なおいしいご飯がサーブされます。

初めての静岡、僕のライブを初めて観るという人もいるだろうからみんなが何度もCDで聴いて知っている曲をたくさん歌ってあげたいという気持ちと、転がり始めた新しい曲もたくさん歌いたいという気持ちがせめぎ合っていて、これはきっとこれ以降のライブでもそうなのだろうな。

果たして思い悩んで組んだセットリストは会場の雰囲気次第でどっち方向にも蛇行できるようなインタラクティブな感じになりました。僕自身がどういうステージの流れになるのか楽しみです。あれもこれもどれもそれも歌いたい歌ばかりで、これは作り手としては幸せな悩みだなーと思います。

静岡と倉敷と北陸では「ポストカード企画〜Halloween編」を募ります。お名前ご住所を明記し切手を貼ったハガキをアンケート用紙や僕へのメッセージなどと一緒に提出してもらったらハロウィーンの頃に僕が手描きの返事をポストに投函しますので。興味のある方はぜひ。

明日は天気予報図から傘のマークが消えたようです。まだまだ蚊が多い!という情報もありますので夜の防寒とともに蚊よけアイテムもぜひ。いろいろ物販もありますので小銭の準備、ご協力をお願いします。

ウクレレで「お茶と紅茶と珈琲」についての歌(静岡と加古川とコーヒー教室のときに歌うのだ)を考えながら歌詞を書いていたらウクレレが猫の枕になっていた。東京は中秋の名月をのぞめなかったが明日はいい夜になればいいなーと思います。



9月25日(土)@ 静岡 サリーズガーデン(静峰園 椿の里)
夜の科学 in 静岡〜深緑のさざめきと長月の夕べ
open 16:00 start 16:30 adv.3,500円(お食事付き)


定員数の少ないイベントとなります。予約のキャンセルの場合は
必ずinfo@gomesthehitman宛へご一報お願いします!
info;サリーズガーデン TEL: 054-262-1228 http://seiho-en.com/
〒422-8005 静岡県静岡市駿河区池田2113-4
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詳しい交通手段、あわせて観光お薦めスポットなど詳細にお伝えする
期間限定ブログはこちら→http://blog.livedoor.jp/yorunokagakushizuoka/
  
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明日9月25日は“夜の科学 in 静岡”です【業務連絡】

いよいよ明日9月25日に迫りました「夜の科学 in 静岡」
会場設営配置変更と若干のキャンセル人数変更の発生とで
あと数名のお客様にご入場いただけるようになりそうです。

ご来場をご希望の方は「info@gomesthehitman.com」まで
お名前と人数をご明記の上、件名を「夜の科学 in 静岡」として
送信してください。こちらから追ってご案内のメールをさしあげます。

定員数に達し次第締切りとさせていただくことをご容赦ください。

なお、現在キャンセル待ちにて静岡公演をお申込の方には
ご案内のメールを送付させていただきました。
メールボックスをチェックしてみてください。

よろしくお願いします!


9月25日(土)@ 静岡 サリーズガーデン(静峰園 椿の里)
夜の科学 in 静岡〜深緑のさざめきと長月の夕べ
open 16:00 start 16:30 adv.3,500円(お食事付き)


定員数の少ないイベントとなります。予約のキャンセルの場合は
必ずinfo@gomesthehitman宛へご一報お願いします!
info;サリーズガーデン TEL: 054-262-1228 http://seiho-en.com/
〒422-8005 静岡県静岡市駿河区池田2113-4
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詳しい交通手段、あわせて観光お薦めスポットなど詳細にお伝えする
期間限定ブログはこちら→http://blog.livedoor.jp/yorunokagakushizuoka/

まずは東静岡駅で実物大ガンダムがお迎えします!
美味しい食べ物もぜひお土産に!


GOMES THE HITMAN.COM staff
  
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2010年09月23日

今週末から秋の“夜の科学”ツアーです

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六本木、こけし展

kokeshi季節外れの真夏日の六本木にて、「15人のイラストレーターによるオリジナル・コケシの展覧会」を見にいきました。小さなギャラリーだけど、まわりにも面白い雑貨屋さんが多くてとても雰囲気の良い一帯でした。

去年東北を旅したときにあちらこちらで伝統芸術としてのこけしを散見して少し興味を持っていたのが、今回その「こけし」というフォーマットと新進気鋭のイラストレイターとのコラボレーションで心を柔らかくするポップアートに転じていてとても目が楽しかった。

この秋、“home sweet home 2010 autumn”ツアー(蔵前、加古川、徳島)で限定販売する予定のコーヒー缶のイラストを描いていただいた山田タクヒロさんの作品もあって、「ARPEGGIO」というタイトルの版画集とポストカードを購入。

帰宅後、ずいぶん前にファンの人から「しりとり世界いっしゅう」というmille booksの本を誕生日にいただいていたことを思い出して本棚から引っ張り出して眺めてみたら、その中にも山田さんのとても印象的なイラストが多くて偶然の繋がりにハッとしました。

その山田タクヒロさんの猫のイラストをあしらった「山田稔明×aalto coffee×CHATSWORTH コーヒー缶」が購入できるライブは東京蔵前も加古川もSOLD OUTしてしまって、残るは高松cafe asileと徳島キャッチギャラリーだけとなっています。ぜひご来場の上、まるっとした可愛らしい缶を手にとってご覧ください。オリジナル紅茶やコーヒーを組み合わせた限定セットも予定しています。

明けて今日はびっくりするくらいの昨日との気温差、雨。熱いコーヒーが恋しい季節になってきました。秋の長雨は数日続くらしいですが今週末は紅茶でもコーヒーでもなく、お茶の故郷静岡でのライブ。雨が降りませんように。


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2010年09月21日

21世紀のクレイジーとドリフ

shitacome思い立って上野恩賜公園水上音楽堂に「クレイジーキャッツ・リスペクトライブ」を観にいってきました。第3回したまちコメディ映画祭in台東の最終日、締めくくりの音楽イベント。上野界隈に来たのはいつぶりだろう、アメ横となると最後の記憶がない。

暑くも寒くもない祝日、蓮で覆われた不忍池のは相変わらず不気味だけれどとても風通りがよく快適で、愛と心意気のあふれるイベントでした。司会まで務めたポカスカジャンは安定感のあるネタの最後にあえてこの日のためにクレイジーキャッツをリスペクトして作った新ネタ、インド楽器を使った「スードラ節」が素晴らしくて涙が出た。

お目当てのスチャダラパーは予想通りの初期クラシックセット、谷啓さんをこすった「あんた誰?」をはじめ「後者 -THE LATTER-」「ついてる男」という、今月頭の福岡のサンセットライブとはまったくかぶらない選曲。来た甲斐がありました。

SAKEROCKは真っ白なスーツで登場、21世紀のクレイジーキャッツ的な風情。そこにSDPアニとBOSEが加わった「サマージャム2010」がこの日の個人的ハイライトでした。ああ、今年2回も聴けるなんて思わなかった。酒ラップ、まるでクレイジーキャッツに志村けんと加藤茶が加わった、みたいな感じの特別感でした。

先日急逝された谷啓さんへ渡された功労賞。出演者スタッフ会場全員で天に届くようにと「ガチョーン」をやりました。ライブっていいですね。やっぱり直接てくてく足を運ぶことで疲れたりくたびれたりするけど心が潤ったりうっかるすると涙を流すほど、「ああ、あいつも来てればなああ」とか思ったりもする。

写真は「撮影禁止だけど僕らはなんぼでも撮っていいですよー」と前説するポカスカジャン。地元と密着したとても素晴らしいお祭り、ずっと続いていくのだろう。あらためて僕も秋のライブ、ひとつひとつを特別なライブにしようと思いました。

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2010年09月16日

夜の科学31ダイジェストムービー

新曲をたくさん歌った2日間のダイジェストを。会場で録画してもらった定点カメラの2時間を見返してみて、たどたどしく歌った初披露の歌は自分で思っていたよりも音楽的に鳴っていて「おお、うまく膨らんでいきそうだ」と安心しました。1回限りの演奏になる曲はなさそうです。

今月25日の静岡から始まる秋のツアーでもこのなかから歌って(新しいのも)、転がして発展させていけたらと思っています。行き慣れない街でライブをするのはとても大変だ。会場を探すところから始まって、お店の人と話をしてこちらが何者かをわかってもらって、なおかつスケジュールが連なって合致しないといけない(めんどくさいお金の話もしなくちゃいけない)。

静岡、北陸、仙台、四国と初めてだったり久々だったりする街に行きますが、2010年秋のライブの次がいつになるかは今回のライブ次第です。去年10年ぶりにライブをやった福岡にはその後1年のうちに3回舞い戻った。今回の初めての会場もそうなれたら嬉しい。僕も頑張るのでファンの皆さんも万難を排して参加してもらえたら、と思います。よろしくお願いします。

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2010年09月15日

ドラゴンと猫の類似点とは

nekoライブのMCでも話しましたが、ずっと観たかった「ヒックとドラゴン」を3D吹き替えで観てきた。新宿ピカデリーは平日なのにとても人が多く、だいたいの人(老若女性)が「BECK」を観にきていた感じでした。

今年は3D元年と呼ばれることなるでしょうが、そのなかでも一番3Dである必然性がある映画だなあと思いました。予想以上の素晴らしい映画でした。ああ、エンターテイメントって素晴らしい。心が豊かになる。

ある段階からドラゴンが猫にしか見えなくなってきて可愛くて仕方なくて、主人公とドラゴンの関係がベタベタしすぎず一定の距離感があってそこがとてもよかった。ハッピーエンドと呼ぶには満身創痍の主人公の姿がとても印象的で、これは大人こそ観るべき映画だと思いました。エンドロールで流れるJONSIの歌もよかった。

帰って猫を可愛がりまくりました。瞳としっぽが似てるんだ、ドラゴンと猫。あと、乱暴なところが。僕にとって「ヒックとドラゴン」は21世紀の“Puff the Magic Dragon”でした。すっきりした。明日からスイッチ切り替えて作詞の仕事。


民主党代表選挙、に限らず、僕がこっちかな、と思うものの反対側に世論があるような気がして、だんだんマイノリティ気質に慣れっこになってきました。僕がインディアン好きなのもそのせいなのかもな。ネイティヴアメリカン作家シャーマン・アレクシーの「はみだしインディアンのホントにホントの物語」邦訳が発売された。めちゃめちゃ面白くておすすめです。  
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2010年09月13日

夜の科学31追記

とても緊張感のある1日目と、なんだかえらくリラックスした2日目、雰囲気の異なる秋の“夜の科学”でした。どちらの夜も楽しかったです。これだけまとまった数の初演曲が準備できるとは思っていなかったので、個人的にはいろんな実験や調査ができてとても充実した2日間でした。

簡単に説明すると、「平凡な毎日の暮らし」は尾道観光がきっかけでできた曲、「光と水の新しい関係」は倉敷美観地区のイメージが作らせた歌、「houston!」は「clementine」「三日月のフープ」に続く“宇宙サーガ”の新編、「夢のなかの音楽」と「魔法があれば」は2010年に36歳の山田稔明が歌うポップソング、という感じです。「歩いても歩いても」は金沢でピアノ弾き語りをするために練習している歌。

1日目と2日目の間にリリックを書いた「ready for the feast」はHIP HOPへの挑戦、「些細なことのように」という歌はとても希求力があって、なんだかもう自分が書いた歌ではないような気がしてきた。秋のツアーで歌って大きくしていきたいと思います。

夏のはじめに買ったギター、GIBSON SGが良い音で鳴って嬉しかった。車で回る会場には持っていこうと思います。ガットギターの柔らかい手触りにもようやく慣れてきた。楽器をたくさん並べる今回のようなライブもいいものですね。

秋に、日本のどこかでお会いしましょう。たくさんのご来場ありがとうございました。

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photo by Kazuhiko Osawa  
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秋の9都市9公演ツアー受付開始

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新曲満載の夜の科学31も盛況のうちに終了しました。
初めての静岡、岡山、金沢、高松と徳島、久々の富山と仙台を含む
全9都市、芸術の秋、9月10月11月のツアーとなります。

9月25日(土)@ 静岡 サリーズガーデン(静峰園 椿の里)
夜の科学 in 静岡〜深緑のさざめきと長月の夕べ
open 16:00 start 16:30 adv.3,500円(お食事付き)

THANK YOU SOLD OUT!キャンセル待ち受付中です
※オフィシャルサイトRESERVEフォームにて受付中→http://tinyurl.com/y2xa8m4
info;サリーズガーデン TEL: 054-262-1228 http://seiho-en.com/
〒422-8005 静岡県静岡市駿河区池田2113-4


10月9日(土)@岡山 倉敷 三宅商店
夜の科学 in 倉敷〜光と水の新しい関係
open 18:00 start 18:30 adv.3,000円(1ドリンク代別途)

オフィシャルサイトRESERVEフォーム→http://tinyurl.com/y2xa8m4
info;三宅商店 TEL 086-426-4600 http://www.miyakeshouten.com
〒710-0054岡山県倉敷市本町3-11


10月24日(日)@ 石川 金沢 もっきりや
夜の科学 in 金沢〜神無月の時間旅行
open 17:00 start 17:30 adv.3,500円(1ドリンク代別途)

オフィシャルサイトRESERVEフォーム→http://tinyurl.com/y2xa8m4
info;もっきりや TEL 076-231-0096 http://www.spacelan.ne.jp/~mokkiriya/
〒920-0999金沢市柿木畠3-6


11月5日(金)@ 兵庫 加古川 紅茶と英国菓子の店 チャッツワース NEW
夜の科学 in 加古川〜琥珀色の夕暮れ
open 18:30 start 19:00 adv.3,500円(1ドリンク代別途)

今年春以来のチャッツワース公演!9月の静岡(お茶)、
加古川の紅茶、徳島のコーヒーと繋がる嗜好品シリーズです。
山田×チャッツワース×aalto coffeeコラボのコーヒー缶も販売。
限定オリジナルブレンドにも乞うご期待!

9月13日(月)よりチャッツワースにて入場予約を受け付けます。
→Tel.079-420-1707(9:00〜20:00 火曜定休)
info;チャッツワース (http://www.interq.or.jp/www-user/chatea/top.htm
〒675-0065兵庫県加古川市加古川町篠原町4-7
TEL 079-420-1707


11月6日(土)@ 香川 高松 Cafe asile(カフェ・アジール)NEW
夜の科学 in 高松〜隠れ家のコンチェルト
open 18:30 start 19:00 adv.3,000円(1ドリンク代別途)

デビュー以来初めての四国!弾き語りイベント“夜の科学”開催決定。
素敵な縁が繋いでくれたカフェアジールにて歌とおしゃべりの2時間を。
地元の皆さんが目指す“歴史の街再生”に賛同します、秋の高松探訪を!

※駐車場の数に限りがありますのでお車でお越しの方は
お申し込み時に「info@gomesthehitman.com」までご一報ください。
9月13日(月)よりRESERVEフォーム、カフェアジールにて予約受付開始
オフィシャルサイトRESERVEフォーム→http://tinyurl.com/y2xa8m4
info;cafe asile TEL 087-889-1531 http://www.cafe-asile.net/
〒761-8078 香川県高松市仏生山町甲2507


11月7日(日)@ 徳島 キャッチギャラリー3階 NEW
夜の科学 in 徳島〜おいしい音楽の入れ方教室
“ニサンジカンクライノツドイ”
collaborated with aalto coffee
open 14:00 start 16:00 adv.3,500円(1ドリンク付)

初の四国ツアー、そのきっかけとなった徳島aalto coffeeとの共同企画!
ゆったりとした時間が流れる、コーヒーの香りのように芳醇な時間を。
山田×チャッツワース×aalto coffeeコラボのコーヒー缶も販売。
限定オリジナルブレンドにもご期待ください!

9/13からRESERVEフォームにて受付開始
オフィシャルサイトRESERVEフォーム→http://tinyurl.com/y2xa8m4
info;aalto coffee TEL 088-632-9088 http://aaltocoffee.com/


11月20日(土)@ 宮城 仙台 SENDAI KOFFEE CO. NEW
夜の科学 in 仙台〜秋の夜と荒城の月
open 18:30 start 19:00 adv.3,000円(1ドリンク代別途)

デビュー当時から縁のある杜の都仙台にて弾き語りイベント“夜の科学”開催決定。
2003年のインストアをはさみますが2001年のMACANA以来の来仙公演となります。
新旧楽曲からリクエスト曲、カバーまで充実の内容に乞うご期待!

9/13からRESERVEフォームにて受付開始
オフィシャルサイトRESERVEフォーム→http://tinyurl.com/y2xa8m4
info;SENDAI KOFFEE TEL 022−224-7403 http://purple.ap.teacup.com/sendaikoffeeco/
〒980-0821宮城県仙台市青葉区春日町4-25パストラルハイム春日町1F


★富山でのイベント出演も決定しました
10月23日(土)@富山 フォルツァ総曲輪 NEW
MUSIC DREAMER 北陸夢創造プロジェクト〜にじ色とその仲間たち〜
open 17:00 / start 17:30 adv.¥2,000 / door¥2.500

地元ミュージシャンが主催するイベントに出演させていただきます。
映画館を改装したとても素敵な会場です。
※9/13からRESERVEフォームにて受付開始
オフィシャルサイトRESERVEフォーム→http://tinyurl.com/y2xa8m4
info;フォルツァ総曲輪 TEL 076-493-8815 http://www.tmo-toyama.com/forza-sogawa/
〒930-0083富山県富山市総曲輪3-3-16 総曲輪ウィズビル5F



aaltochie★aalto coffeeとのイベントも本日から予約受付が始まりました

aalto coffe庄野雄治さん「たぶん彼女は豆を挽く」を出版したmillebooksさんと加古川チャッツワースとのコラボレーションでコーヒー/紅茶缶を製作、とても可愛くシックな素晴らしい出来です。東京蔵前と加古川、香川、徳島で販売予定です。オリジナルブレンドの珈琲、紅茶付きの限定セットも予定しています。(以下アノニマスタジオHPから転載)

たぶん今日から豆を挽く

アアルトコーヒーと中川ちえの「おいしいコーヒー」のいれ方教室
そして、山田稔明とアアルトコーヒーの「おいしい音楽」のいれ方教室


数多くのファンを持つ徳島の名コーヒー焙煎所、aalto coffee(アアルトコーヒー)の庄野雄治さんと中川ちえさんによる、おいしいコーヒーのいれかた教室。6月に開催し好評をいただいた本イベントの特別編を10月11日に開催。コーヒー教室はペーパーハンドドリップで、おうちのコーヒーがおいしくなる、ちょっとしたコツをお伝えします。そして今回特別編として、夕方からの回はアアルトコーヒーと親交の深いミュージシャン山田稔明さんのライブを開催します。ともにdans la natureさんによるコーヒーにぴったりのお菓子付きです。ぜひご参加ください。

★アアルトコーヒーと中川ちえの「おいしいコーヒー」のいれ方教室
●会場 アノニマ・スタジオ1階「キッチン」
● 日時 2010年10月11日(月・祝)
A 11時〜  B 13時〜  C 15時〜
ご予約の際、必ずご希望のお時間(A/B/Cのいずれか)をお選びください
●定員 各回20名(お申込多数の場合は先着順とさせていただきます)
●料金 2500円(dans la natureのお菓子付き)

* ハンドドリップのコーヒー教室です。普段お使いの道具をご持参ください。
道具がない方は申し込みの際、その旨お伝えください。

★山田稔明×アアルトコーヒーの「おいしい音楽」のいれ方教室
●会場 アノニマ・スタジオ1階「キッチン」
●日時 2010年10月11日(月・祝) 17時30分開場 18時開演
●定員 30名(お申込多数の場合は先着順とさせていただきます)
●料金 3000円(アアルトコーヒーのコーヒー、dans la natureのお菓子付き)

*18時からの回は山田稔明さんのライブです。
コーヒー教室ではございませんのでご注意ください。

■お申込方法
9/13からアノニマ・スタジオさんのHPで予約受付します。
http://www.anonima-studio.com/
お問い合わせはmille books(ミルブックス)まで
chouchou@qg7.so-net.ne.jp
http://www.millebooks.net

ねこ缶  
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夜の科学vol.31〜新しい地図とコンパス(DAY2)

夜の科学vol.31〜新しい地図とコンパス(DAY2)
2010年9月11日(土)@恵比寿天窓switch

1.平凡な毎日の暮らし(new)
2.ユーフォリア(new)
3.harvest moon

4.遅れてきた青春
5.クレールとノアール
6.夕暮れ田舎町

7.光と水の新しい関係(new)
8.セレナーデ(new)
9.glenville

10.ready for the feast(new)
10.夢のなかの音楽(new)
11.魔法があれば(new)
12.ホウセンカ(new)

13.三日月のフープ
14.houston!(new)

15.hanalee
16.些細なことのように(new)

EN
17.歩いても歩いても(new)
18.SING A SONG
19.hummingbird(new)

※音源化されていない曲を(new)と表記しています。

ご来場ありがとうございました。
いろいろ明日から予約受付が始まります。
遠くの人も近くの人も秋のツアーでお会いしましょう。



“home sweet home 2010 autumn tour”

9月25日(土)@ 静岡 サリーズガーデン(静峰園 椿の里)
夜の科学 in 静岡〜深緑のさざめきと長月の夕べ
open 16:00 start 16:30 adv.3,500円(お食事付き)
info:サリーズガーデン TEL: 054-262-1228 http://seiho-en.com/

10月9日(土)@岡山 倉敷 三宅商店
夜の科学 in 倉敷〜光と水の新しい関係
open 18:00 start 18:30 adv.3,000円(1ドリンク代別途)
info; 三宅商店 TEL 086-426-4600 http://www.miyakeshouten.com

10月11日(月祝)@ 東京 蔵前 アノニマスタジオ ※
aalto coffee 庄野雄治「たぶん彼女は豆を挽く」出版記念イベント
山田稔明LIVE!“おいしい音楽の淹れ方教室”
open 17:30 start 18:00 adv.3,000円(コーヒー・お菓子付き)
info:アノニマスタジオ TEL 03-6699-1064 http://www.anonima-studio.com/

10月23日(土)@富山 フォルツァ総曲輪 ※
MUSIC DREAMER 北陸夢創造プロジェクト〜にじ色とその仲間たち〜
open 17:00 / start 17:30 adv.¥2,000 / door¥2.500
info;フォルツァ総曲輪 TEL 076-493-8815 http://www.tmo-toyama.com/forza-sogawa/

10月24日(日)@ 石川 金沢 もっきりや
夜の科学 in 金沢〜神無月の時間旅行
open 17:00 start 17:30 adv.3,500円(1ドリンク代別途)
info;もっきりや TEL 076-231-0096 http://www.spacelan.ne.jp/~mokkiriya/

11月5日(金)@ 兵庫 加古川 紅茶と英国菓子の店 チャッツワース ※
夜の科学 in 加古川〜琥珀色の夕暮れ
open 18:30 start 19:00 adv.3,500円(1ドリンク代別途)
info;チャッツワース TEL 079-420-1707 http://www.interq.or.jp/www-user/chatea/top.htm

11月6日(土)@ 香川 高松 Cafe asile(カフェ・アジール)※
夜の科学 in 高松〜隠れ家のコンチェルト
open 18:30 start 19:00 adv.3,000円(1ドリンク代別途)
info;cafe asile TEL 087-889-1531 http://www.cafe-asile.net/

11月7日(日)@ 徳島 キャッチギャラリー3階 ※
夜の科学 in 徳島〜おいしい音楽の入れ方教室
“ニサンジカンクライノツドイ”
collaborated with aalto coffee
open 14:00 start 16:00 adv.3,500円(1ドリンク付)
info;aalto coffee TEL 088-632-9088 http://aaltocoffee.com/

11月20日(土)@ 宮城 仙台 SENDAI KOFFEE CO. ※
夜の科学 in 仙台〜秋の夜と荒城の月
open 18:30 start 19:00 adv.3,000円(1ドリンク代別途)
info;SENDAI KOFFEE TEL 022−224-7403 http://purple.ap.teacup.com/sendaikoffeeco/

※ のついた公演は9月13日(月)から予約受付開始
  
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2010年09月12日

夜の科学vol.31〜新しい地図とコンパス(DAY1)

夜の科学vol.31〜新しい地図とコンパス(DAY1)
2010年9月11日(土)@恵比寿天窓switch

1.平凡な毎日の暮らし(new)
2.bon voyage〜終わりなき旅の流浪者(new)
3.harvest moon

4.アップダイク追記
5.秋桜(さだまさしカバー)
6.milk moon canyon

7.セレナーデ(new)
8.glenville
9.光と水の新しい関係(new)

10.夢のなかの音楽(new)
11.魔法があれば(new)
12.長距離ランナー(new)

13.星に輪ゴムを
14.houston!(new)

15.hanalee
16.些細なことのように(new)

EN
17.歩いても歩いても(new)
18.home sweet home
19.SING A SONG
20.hummingbird(new)

※音源化されていない曲を(new)と表記しています。

ご来場ありがとうございました。
2日目もよろしくお願いします。
  
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2010年09月09日

今週末は31回目の“夜の科学”

moere雨が久しぶりに降って「涼しい」という言葉を思い出しましたが、まだ信じられない。夏が終わるのはもうちょっと先のような気がします。中田喜直は僕の隣町の三鷹で暮らし「夏の思い出」を作曲したらしいが、この頃いつもこの歌のメロディーが頭をまわっています。

今週末11日と12日は恵比寿で“夜の科学”です。「新しい地図とコンパス」という副題をつけた今回は、その名の示すように「さあここからどこへ行こう」という、もうこれで何度目かの現在位置再確認の節目になるのではないかと思います。ようやく僕自身にも内容が見えてきましたよ。

まず最初に、今年の5月から7月まで“home sweet home”ツアーを記録したドキュメンタリー的なムービーを開演時間ぴったりに上映します(いつもは15分くらい開演は押しがちなのですがこの日は定刻で)。そのなかにはGTH曲、『pilgrim』『home sweet home』の楽曲はもちろん、ローカルTV出演時のレア映像、QueでのSmoke Signals、イトケンさん、fwj五十嵐くん、安宅くん、エビちゃん編成でのセッション、小沢健二カバーからおもしろMCまで、凝縮されて見応えのあると約17分だと思います。

で、本編はまだCDになっていない新しい曲、ステージで演奏したことのない曲あわせて約10曲くらいやるつもりです(日替わりメニューになったり気まぐれに増えたり減ったりするかもしれません)。作詞作曲途中のものもあり、このへんの不確かな感じはかつての実験的な“夜の科学”に近いかもしれないな。8月以降に書いた曲にはすべて歌詞に「猫」が出てくるというわかりやすい特徴があります。

もちろん近作からも歌うつもりです。特に最近『pilgrim』と『home sweet home』を2枚同時に通販で購入してくれる方が非常に多くて本当はソロ作2枚からもたくさん歌いたいんだけど(冒頭のツアードキュメンタリーでかなり流れるのでそちらをお楽しみに)、今回の“夜の科学”はあえて“未知数にトライする科学”となりそうです。とても緊張するが。

秋はもうすぐ、ということで“ハロウィーングリーティング企画”を催したいと思います。お名前ご住所(〇〇宛ではなく〇〇様と書いてね)を明記し切手を貼ったハガキをアンケートなどと一緒に提出してくれたら僕が手描きでハロウィーンの頃にカードを返送します。自由意志にて参加してみてください。

オフィシャルサイト特設メールフォームでの申込受付は終了しましたが、今回はRESERVEフォームからの前売り取り置き予約を受け付けます。週末はまた暑くなるということなのでまだまだ熱中症には気をつけてくださいね。


“夜の科学 vol.31〜新しい地図とコンパス”
2010年9月11日(土)/9月12日(日)@ 恵比寿 天窓 switch
両日とも18:00開場/18:30開演 料金3,500円(1ドリンク代別途)
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)


オフィシャルサイト特設メールフォームでの受付を終了しました。
公演当日正午までRESERVEフォームからの入場予約をご利用ください。
※特設メールフォームからお申し込みのお客様の後からのご入場となります。
RESERVEフォームはこちら
恵比寿天窓 switch

9月  
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2010年09月07日

それは夏のせい

ssl39月11、12日の“夜の科学”で初演奏する新曲が5曲以上カタチになったので気が大きくなって、福岡糸島郡で行われたサンセットライブを観に飛行機に乗って行ってきた。

リリー・フランキー氏のトークとスチャダラパーが観れれば満足、とハードル低めの目標ではあったけれども、フタを開けてみるととにかくサンセットライブというフェスの素晴らしさに感動しました。

5時に起きて8時の飛行機に乗って10時に旧知の同級生やっちゃんみっちゃんと合流して12時に会場となる芥屋海水浴場へ。福岡でのライブのときいつもお世話になるMさんが僕らのぶんまで海の家の場所を確保してくれていたのがとても助かった。

リリーさんのトークライブの後、南こうせつさんが飛び入りゲストで登場した板尾創路のステージ、そしていよいよスチャダラパー、最前列で。ここ1ヶ月ずっと歌詞を書く作業をして、ライムする言葉探しや押韻とダジャレの違いについてずっと思いつめていたので、このタイミングで聴くSDPは刺激的だった。顔が笑顔から戻らないほど、素晴らしかった。

アニ、シンコ、BOSEとロボ宙、好きな歌ばかりの1時間。「ブギーバック」もいいけど、この夏ずっと頭から離れず生で聴きたかった「サマージャム'95」夕暮れに繰り広げられたその2010年版は「テープ」が「CDR」に変わっているけど12年ずっと聴いてきた曲が生気を失わなずに宙に舞う様は爽快だ。SDPのステージをリリーさんが火の見やぐらの上からニコニコしながら写真撮っていた姿が印象的でした。

闇夜に浮かび上がるオリジナル・ラブ、'90年代によく聴いた曲がリプレイされて遠い目に。とても大きな花火を砂浜にしゃがんで真下から眺めるという、夏の思い出作りができました。ばったり友だち数人にも会って、会場はどこもかしこもピースフルな雰囲気で、来年もここに来たいな、と思いました。

遊びすぎた日曜日。明けて東京に戻り、新曲の作業がとてもはかどった。良い刺激を受けたのだな。曲が1曲書けるくらいの24時間でした。ちょっとくらいの無理は大きな潤いとなって自分の心に帰ってくるのだよ、と思いました。

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2010年09月03日

猫の気持ちを考えると

neko記録的に暑い夏でやっぱり猫は毛むくじゃらだから暑いのだろうな、自分が猫であることを忘れたような格好で白目を向いて船を漕いでいることが多い。(写真は本を枕に寝ているところ声をかけられてハッとした顔のポチ)

おい生きとるね?と声をかけると口だけ「にゃあ」と鳴いて声はしない。でもクーラーの風は嫌いらしいから僕の目につかないところでカタカナの「ヒ」のかたちで寝ている。

毎年思うことは「この毛をバリカンで刈ってあげたい」ということだ。猫がしゃべれたらこの暑さを何と言うだろう。「毛、カットしてもらっても結構よ」と言うだろう、きっと。

夜、小林建樹くんと谷口崇さんとエガワヒロシさんと高円寺で飲む。先月のイベントで再会したり初めて会ったりした繋がりをあらためて結びなおした、という感じの楽しいおしゃべりの会でした。同世代がシンガーソングライター/作家として切磋琢磨する姿はとても刺激的だ。それぞれの持論や手持ちのカードを見せ合った夜でした。

高円寺の筑前屋というお店、久々にたくさんビールを飲んだのだけど(みんなも底なしに飲んでたな)料理も美味しくてとてもリーズナブルでまた行こうと思いました。こんなふうに9月になっても夏は続くのでした。  
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2010年09月02日

9月は『home sweet home』の季節

9月になりました。時間の流れがはやい。頭の中ではSteve Miller Bandの「Fly Lke An Eagle」が鳴り止まない晩夏の朝です。今日も引き続き暑い一日になりそうですが夜にはもう鈴虫が鳴いていて季節が進んでいることは間違いなさそうです。

5月にリリースした『home sweet home』は毎日毎日ずっと誰かしらのポストにむけて武蔵野から発送されています。ゆるやかに途切れのない注文はとても嬉しい。出荷が1通とか2通くらいの日は宛名を僕が自分で書くのですが、当然ながらいろんな住所がこの国はあるものですね。

その『home sweet home』は「harvest moon」という曲で始まります。「とても静かな9月の夜だ」「Do you remember the night of September」という節からもわかるようにこの歌は9月のことを思う歌だ。2009年3月に『pilgrim』を発表した当時、それに続く『home sweet home』はその後の9月リリースを目標にしていました。

いろんな理由が重なってそこから8ヶ月オーバーしてできあがった“家路”アルバムにもようやく一番咲き誇れる季節が到来したということです。まだまだ夏は暑くもしかしたら今年は秋がないということだけれど、9月からしばらく旬を迎える『home sweet home』をあらためてお楽しみいただければ、と思います。

ライブ会場でみんなに会えることを楽しみにしています。

  
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