![写真](https://livedoor.blogimg.jp/monolog/imgs/6/a/6ab07edd-s.jpg)
2011年の1月が終わる。まるまるほとんどずっと晴れていたような1ヶ月だった。僕はたくさんのレコードを買い漁りたっぷりと音楽を聴いて、興味深い本をいくつか読み終えたり読み進めたり、新年早々面白い映画を立て続けに観ました。素晴らしいライブもいくつか体験し、心が震えるような刺激を受けました。
武蔵野から富士山が見える日がたくさんあって、東京はとにかく乾燥してどこもかしこもカサカサしているけれども、この何もない僕の1月は(水面下では足をバタバタさせてはいたが)いろんなことを“吸収する”ための1月だったような気がします。これから少しづつなみなみと満ちた思いが溢れ出していけばいい。
僕が中学生の頃から20余年聴き続けているフェイバリットバンドのR.E.M.が3月にニューアルバムを出すのにあわせてレビューをいくつか追記したのだけど、それを見た音楽雑誌の編集の方からR.E.M.特集号のための原稿を依頼されて、とても嬉しい。好きなものについて書くのはまったく苦にならないものだ。ブログを続けていてよかった、と思う出来事でした。
Twitterがあると必然的にブログを書く頻度もその内容も変わってくるけれども、Twitterには即時性がある一方でブログは趣味趣向に特化していくことになる。もうひとつ、印刷物として紙に刷られ頁をめくって読む(zine的な)テキストがあってもいいな、と去年あたりから思うようになった。なにか面白いものが作れないか今いろいろ考えているところです。
明日から2月、春を待って伸びをする猫のような気持ちで吸収したものを消化/昇華していきたいと思います。