2012年02月29日

15年来レコーディング




昨日のこと。レコーディングスタジオへちょっと顔を出しにいく、というつもりがゆるゆると長居してしまいました。ROUND TABLE北川くんが指揮するプロジェクト、僕は歌詞で絡んでいるのだけども、そのオケの録音。スタジオにはカスタネッツ健一郎氏、PLECTRUMアッキー、ベーシスト千ヶ崎くん、キーボードはSugarbeans佐藤くんと知った顔ばかり。僕は「イイネ!」と言ったり差し入れのタコ焼きを食べたりしていただけだったのだけどスタジオで人肌の温度で静かに立ち上がっていく音楽を聴くのはとても刺激的で、早く自分のレコーディングを本格始動したいと思った。

ラウンド北川くんと初めて会ったのは多分15年くらい前、新宿JAMで対バンしたときだったと思うがその時彼はラウンドじゃないバンドでベースを弾いていた。そのときは逆に彼から「イイネ!」と言われて住所を交換しデモテープを送りあったりした。それからそれぞれの15年があって今回あれこれといろんなやりとりをし、昨日のような現場をともにする時間はとても感慨深い。交流深いプレイヤーのみんなと終わらないくだらないおしゃべりをしながら時の流れを思ったのでした。

明けて2月最後の日、予報通りの雪(最近天気予報は当たる確率が高いような気がする)。出かけないといけないのにまだ降り止まぬ。庭の梅の木のつぼみが大きく膨らんで「イイネ!」と思っていたのに雪が積もり続けています。6月に実がなるかどうかは寒暖の差に左右されるので梅の木、若干ピンチ。今日で2月も終わり、年度末の1ヶ月が明日から始まります。たくさん歌う3月に皆さんといろんな場所で会えることを楽しみにしています。




春を迎えに行くツアー
ーearly spring 2012ー
LIVE SCHEDULE

“桃と洋梨と林檎のはなし”
3月4日(日)@代官山 cholon

“sapporo 2days”
3月18日(日)@札幌 Brown Books Cafe
3月19日(月)@札幌 たべるとくらしの研究所

dans la nature×Toshiaki Yamada
“bon appetit/ bon voyage 2012”
3月23日(金)@浜松 手打ち蕎麦 naru
3月24日(土)@名古屋 sahan
3月25日(日/昼)@蒲郡 Pleasure
3月25日(日/夜)@岡崎 mado cafe


“夜の科学extra〜巣巣のさくら食堂”
4月7日(土)@等々力 巣巣

“夜の科学vol.38〜木の葉は緑”
4月20日(金)@下北沢 440


www.gomesthehitman.com  

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2012年02月28日

春を迎えにいくツアー




春を迎えに行くツアー
ーearly spring 2012ー
LIVE SCHEDULE

“桃と洋梨と林檎のはなし”
3月4日(日)@代官山 cholon

“sapporo 2days”
3月18日(日)@札幌 Brown Books Cafe
3月19日(月)@札幌 たべるとくらしの研究所

dans la nature×Toshiaki Yamada
“bon appetit/ bon voyage 2012”
3月23日(金)@浜松 手打ち蕎麦 naru
3月24日(土)@名古屋 sahan
3月25日(日/昼)@蒲郡 Pleasure
3月25日(日/夜)@岡崎 mado cafe


“夜の科学extra〜巣巣のさくら食堂”
4月7日(土)@等々力 巣巣

“夜の科学vol.38〜木の葉は緑”
4月20日(金)@下北沢 440


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冬の終わり




ようやく春らしくなったと一枚服を油断して出かけると痛い目にあう、今はそういう冬の終わりの季節なのですね。梅のつぼみも今か今かとGOサインを待っている感じがして、しかし窓の外は強い風が吹き 洗濯して干した人の形をした洋服たちが右往左往しています。早く春がくればいいなと今年はいつもよりも強く欲してしまう。ほっとくとあっという間に過ぎるはずの時間の流れをずっと見つめてしまう日々です。

昨日のこと、午後はやくに税務署へ。今年も確定申告の重圧から解放され気分が晴れ晴れする。領収書を整理していると3月の地震の頃の買い物がいくつかあって、スーパーで買い物したものも紛れていてその内容(水、缶詰、そしてとろろ昆布など)に物思う。とにかくとめんどくさいことが終わってスッキリ。これから提出という個人事業主のみなさん、頑張ってください。

夜になり寒いなかを出かけて、恵比寿へ。最初のレーベルでお世話になったディレクター氏と美味しいお酒を。久しぶりに会ってここ数年の話をしつつ、だいたいこういう「ちょっと呑みましょうよ」はいつも冷え込む音楽業界の話に及ぶのだけど、確実に前向きな話題やキラっと光るヒントのようなものがそこには含まれていて愚痴に終始したりはしない。結構たっぷり食べて飲んで楽しい時間だった。外は凍えるような寒さだったけれども。

今週末の代官山cholon、もし天気がよくて寒すぎなければ恵比寿から会場までの散歩をおすすめします。僕が所属したBMGというレコード会社はかつて恵比寿にあって、取材の空き時間に代官山まで歩いて往復して時間をつぶすことが多かった。田舎出身の僕には恵比寿〜代官山の風景がとても“東京”的に思えて、いつもスッと気取ってキャットウォークよろしく風を切って歩くのが好きでした。cholonもとても素敵な空間で、赤べこ展でお世話になって以来。歌を歌うのは初めてなので今から楽しみです。



「桃と洋梨と林檎のはなし」
トーク:ダン・ラ・ナチュール × 安斎伸也(あんざい果樹園) 
ライブ:山田稔明(GOMES THE HITMAN) 


2012年3月4日(日) @代官山 cholon
18時開場/18時30分開演 
料金:2,000円(ダン・ラ・ナチュールのおやつ、1ドリンク付)

■ご予約方法:cholon HPより 
http://www.cholonweb.com

代官山 cholon(http://www.cholonweb.com
東京都渋谷区恵比寿西1-31-12
FLEG代官山1F(03-5456-4465)
  
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2012年02月27日

日曜オリエンテ




昨日のこと。曇り空の下、たまには歩こうかと吉祥寺まで徒歩で。雑誌「Hanako」で取り上げられた週末の吉祥寺の混雑はいつも予想より上をいく。井の頭公園口で待ち合わせ。『pilgrim』『home sweet home』の共同制作者、エンジニアの手塚さんと会って長々と話をするのは本当に久しぶり、ふたりきりで膝を付き合わせての世間話はもしかしたら初めてかもしれない。混み合うbase cafe に運良く席を取ることができた。

ここ1年ちょっとくらいのことをいろいろ話す。僕は次に作るレコードのことを漠然と伝え、いろいろなアイデアを交わす有意義な時間。思ってもいなかったようなこと、あえて考えないようにしていたことなど光の当たらない思考の部分がさっと照らし出される感覚があり、気持ちだけが盛り上がりそれを言葉にできないような状態だった“思い”にいくつかのヒントが与えられたような時間でした。

時につれ冷え込んでいく吉祥寺の街をオリエンテーリングよろしくふたりで歩き、次に向かったのはネットで気になっていたレコーディング・スタジオ。僕の住む場所から目と鼻の先にあった。何度も前を通り過ぎていたのに気づかなかった地下のスタジオ。とても丁寧にオリエンテーションしていただく(コーヒーメーカーの使い方まで丁寧に!)。技術的機材的な話は手塚さんにおまかせして、僕は僕でいろいろなイメージがわいてきて、来てよかったと思う。一週間前には存在さえおぼろな場所をこれから毎日気にして覗いたりするのだろう。

日もとっぷりと暮れた頃、手塚さんと同じく『pilgrim』『hsh』制作の片翼をになっていただいたヤマチさんからタイミングよく連絡が入り、これから3人で会おうということになり、車で外出。車中で新しいアルバムのためのデモを手塚さんは静かに聴き入り「いいですねえ」と笑ってくれて、嬉しかった。あれこれと3人でファミレスミーティングしているあいだに時計は真夜中近くに。いろいろ動き出す季節である。



手塚さんと行ったbase cafeに静かに目をひくフライヤーがあった。「笑顔の未来」と題された馬場わかな写真展、そのフライヤーで子ども抱く女性は福島から札幌へ移り住んだあんざい果樹園、伸也さんの奥さんとお子さんだった。札幌でお会いしたがとても穏やかで素敵な方。3月の札幌ツアーで安斎さんたちが立ち上げたお店たべるとくらしの研究所で歌を歌えることが今から楽しみ。写真展は今週29日から3月9日まで。そして今週末の代官山cholonのイベントは札幌から安斎伸也さんをお迎えして、僕はミニライブで興を添えます。とても貴重なお話が聞けるイベントになると思います。吉祥寺base cafeでの写真展も代官山cholonでのイベントをぜひチェックしてみてください。



「桃と洋梨と林檎のはなし」
トーク:ダン・ラ・ナチュール × 安斎伸也(あんざい果樹園) 
ライブ:山田稔明(GOMES THE HITMAN) 


2012年3月4日(日) @代官山 cholon
18時開場/18時30分開演 
料金:2,000円(ダン・ラ・ナチュールのおやつ、1ドリンク付)

■ご予約方法:cholon HPより 
http://www.cholonweb.com

代官山 cholon(http://www.cholonweb.com
東京都渋谷区恵比寿西1-31-12
FLEG代官山1F(03-5456-4465)
  
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2012年02月26日

あちこち土曜日




木曜日から昨日まで母親が九州から上京していたのでバタバタと接待し、くたびれた。家にあがるなりMONOLOG6号の「思ひ出ぽろぽろ」の事実誤認を指摘した(僕の半生を振り返る手記を書き続けているのです、ココに)。「あんた、お金はみずやの抽斗から盗ったんじゃなくてお父さんの背広から抜いたとじゃなかったね?」と。違う違うそうじゃない、と30年前のことをあれこれ話す。母は僕も忘れていたエピソードをたくさん吐き出していったので次のMONOLOGに書こうと思う。

僕が庭で栽培していたベビーリーフや白カブの弱々しい芽を見て「なんねこれは。ちょっと貸してみんさい」とスコップや培養土、プランターなどをガサガサとやりだし、芽を間引いたりベビーリーフの食べられる部分を採ったりして母親らしいことをしていました。毎日たっぷり水をやりんさい、と。猫は声のでかい母親から一定の距離を保ち、ストレスフルな数日を過ごしていましたが最後の最後にはようやく同じ部屋にいるくらいのサービス奉仕をしていて「健気な猫だよ」と不憫に思ったりしつつ、昨日のお昼に羽田空港まで送り親孝行プレイも終了しました。

母親の背中を送り、その足でセールをやっている巣巣へ。ちょうど僕のCDを買ってくれている人に遭遇、その場でサインなど。春からの新しい企画の話をぼんやり打ち合わせしているうちに映画「しあわせのパン」の話題から話はあちらこちらへ旅をするように飛ぶ。気付くとえらく長居してしまうのが巣巣に流れる時間のなせるわざである。巣巣のセールは今日まで。次の巣巣でのライブは4月7日、予約受付中です。

吉祥寺に返ってきてキチムへワールドスタンダードのライブを観にいく。キチムへは併設するロカリテというカフェには立ち寄ったことがあったけれどもいつもお店の前を行き来するばかりでライブを観るのは初めて。ロカリテが移転して広くなった店内は立ち見も出る大盛況。この日はTwitterで再会した、apple & pearsというバンドのボーカリスト岡田純さんとの10数年ぶりの待ち合わせでもあった。僕が番組制作会社でADをやっていたときに彼らのデビュー曲の制作を担当したのは17年くらい前のこと。たくさんお話ができてよかった。また新しい繋がりが繋がっていくのだろう。

ライブの途中ペダルスティールとバンジョーを担当する安宅くんが鈴木惣一朗さんに歳をきかれて「39です」というから「え!安宅くん、同級生だと思ってたのに早生まれの1学年先輩なのか!?」とこの5年くらいの事実誤認疑惑にオロオロとしていたのだけど後で聞くと「いやー4月で39だからさー」とちょっと先にサバを読んでいたと知り変に安心した(なんの焦りだったのか、あれは)。ライブは去年観た教会でのライブに勝るとも劣らない円熟した小さなシンフォニー、という感じでした。

終演後はトラネコボンボンが提供するカレーをいただいた(アノニマスタジオで食べて以来のトラネコボンボンだった)。打ち上げにもおじゃまさせていただき楽しい時間。食べきれないほどのご飯(カレーを食べたからだな)がすべて美味しそうで、とても満ち足りた空間でした。土曜日の夜に自分が住む街にこういう素敵空間があることを嬉しく思いながら、ゆっくり歩いて帰った。あちこち右往左往した土曜日でした。  
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2012年02月25日

リッスン・トゥ・ザ・ミュージック




天気がよく早く起きたので昨日、久しぶりに井の頭公園をぶらぶらと歩いてみた。年度末だからか派手に工事をしている場所はあるものの池を渡る橋や花の予感のする桜の木など、いつもの井の頭公園でした。数年前からここに来るときはいつも頭に流れる歌がある。エレファントカシマシの「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」という歌の、「いのがーしーらこーえんでー」というフレーズを鼻歌で。首輪をつけた猫に会い遊んでいたら、彼は(彼女かも)急に一点を見つめたかと思うと駆け出していって桜の木に飛び乗りそこから売店の屋根に乗り移りどこかへ消えていった。あっという間の出来事。

昨晩から“夜の科学vol.38〜木の葉は緑”の入場受付予約が始まりました。4月20日にはもう桜の花も散ってしまっていて春の終わりの風景になっているのでしょうか。このあたりの季節の移ろいはめまぐるしく、それこそ気まぐれな猫のような感じです。皆さんの春の手帳に予定を書きこんでもらえたら嬉しいです。目にものを見せてやる!と静かに意気込んでいます。皆さんのリッスン・トゥ・ザ・ミュージックを。

リッスン・トゥ・ザ・ミュージック/エレファントカシマシ

GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学 vol.38〜木の葉は緑”
2012年4月20日(金)@下北沢440


出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)
with 夜の科学オーケストラ(itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)

前売り3,500円/当日3,800円(1オーダー代別途)
19:00開場/19:30開演

新しい季節の始まりを新しいステージで。
山田バンド、フルメンバーでの演奏です。
ネクストステージの山田稔明に乞うご期待!

特設メールフォームにて受付中!

下北沢 440
〒155-0032
東京都世田谷区代沢5-29-15SYビル1F
TEL.03-3422-9440
  
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2012年02月24日

キラキラ響く




昨日のこと。楽器屋さんで働く友人から連絡あり12弦ギターの良い感じのやつが入ったというので雨が止んだ道を喜び勇んで(この時点で買う気満々で)渋谷へ出かけた。対面した12弦は70年代のもので、だいたい同い年くらいの国産か。チャラーンと弾いて思った通りで、カポを借りて「一角獣と新しいホライズン」のイントロを弾いてニンマリしてしまう。ものの5分で購入を決定。最初に使うライブはどこかしら。代官山かな。車でいくツアーには持っていきたいな。

車を走らせて羽田空港へ。雲の多い日のほうが空が表情豊かに見える。望めばここからはどこへでも行けるのだな。去年の秋から旅をしていないのでうずうずしている。来月は札幌、そして車で行く浜松と愛知3ヶ所、とてもわくわくして、待ちきれない。初夏の予定もいろいろ計画が進行していて毎日東京ではないどこかの地図を見ながら旅の流れを考えています。そんなタイミングに気仙沼からのメールが届いたのでした。もうすぐ3月。



気仙沼からの手紙 2012.2.24

ご無沙汰しています。

今年は寒い冬ですね。気仙沼も連日マイナス二桁近くまで気温が下がってます。
街はだいぶ復興した・・と言いたいところですが、半年前と大きく変わっていません。
特に津波を被った地区は、全体的に手付かずのままです。
それでも部分的には工事や改修が行われています。劇的に変わることはないでしょうから
毎日、少しずつ積み重ねて行くしかないと思っています。

間もなく震災から1年を迎えます。その時をどんな気持ちで過ごすのか、
自分自身でも分からないというのが、正直なところです。
市民としての思い、職員としての思い、支援をいただいた方への思い・・・
きっとその日を迎えてもごちゃ混ぜな気持ちのままかもしれませんね (笑)

ひとつだけ言えるのは、「変わらないものがある」ということが
とても心強く、励みになると実感した1年でした。
他の街の日常だったり、家族や友達だったり、山田さんの歌だったり。
この先ずっと、このことは変わらない、と思っています。

もうすぐ春ですね。今年は必ず山田さんの歌声を聴きに行きたいと思います。
mono log のあとがきに書いてあった新しいレコードも楽しみにしています。

長文、失礼しました。
またメールします。



  
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2012年02月23日

人に会うウィーク




気づけば時間が経っていて「ああ、今年会うの初めてですね。あけましておめでとうございます」という季節外れなやりとりをすることも多いし、そもそももう何年も会わなくなってしまっている友だちだってたくさんいて、積極的に出かけていって人に会うことは大事だなあと感じる日々です。今年の初めてに掲げた抱負は「観たいものを観て、行きたいところに行って、会いたい人に会う」もっと精進したい。ブログは毎日書き続けています。

昨日のこと。Facebookを介して映像作家大先輩と次作ビデオについてひとしきり盛り上がってから外出、『pilgrim』『home sweet home』を一緒に作ったヤマチさんのスタジオへおじゃましてここ最近のあれこれをまとめて話す。いろんなアイデアや提案、指摘や疑問が浮き上がってくるから会話のチェーンリアクションというのは本当に有益だ。一昔前よく(今でも言うのか?)“ブレスト=ブレインストーミング”と称して膝を付き合わせたものだけども1+1が2以上のものになるやりとりは心がとても清々しい。

次の「夜の科学」は下北沢440でやることにした。振り返れば2004年に体調を崩した年の暮れの「夜の科学」は440だった。アコースティックではなくバンド編成で演奏する予定。縦長のハコの構造上、なるべく早い整理番号のほうが快適かと思うのでぜひお早めにご予約をおすすめします。明日の夜21時からいつもと同じ方法で予約受付を開始します。新しい季節を迎える「夜の科学」をよろしくお願いします。


GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学 vol.38〜木の葉は緑”
2012年4月20日(金)@下北沢440


出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)
with 夜の科学オーケストラ(itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)
前売り3,500円/当日3,800円(1オーダー代別途)
19:00開場/19:30開演

新しい季節の始まりを新しいステージで。
山田バンド、フルメンバーでの演奏です。
ネクストステージの山田稔明に乞うご期待!

2月24日(金)21:00からオフィシャルサイト特設メールフォームにて受付開始

下北沢 440
〒155-0032
東京都世田谷区代沢5-29-15SYビル1F
TEL.03-3422-9440
  
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2012年02月22日

[LIVE INFO] 夜の科学vol.38開催決定しました

4月は安宅浩司とのデュオ@巣巣とバンド編成@440です!


GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学 vol.38〜木の葉は緑”
2012年4月20日(金)@下北沢440


出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)
with 夜の科学オーケストラ(itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)

前売り3,500円/当日3,800円(1オーダー代別途)
19:00開場/19:30開演

新しい季節の始まりを新しいステージで。
山田バンド、フルメンバーでの演奏です。
ネクストステージの山田稔明に乞うご期待!

2月24日(金)21:00から特設メールフォームにて受付開始

下北沢 440
〒155-0032
東京都世田谷区代沢5-29-15SYビル1F
TEL.03-3422-9440


前回の夜の科学37ダイジェストムービーです。

  
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2012年02月21日

新宿は夜の8時




庭の木に嘴の黄色いヒヨドリが来るようになった。こいつらがガッツがあってキーキーとかしましい。メジロやシジュウカラが近寄れないくらいのヴァイヴスを出して困る。鳥社会もいろいろ大変だなあと窓の外を眺めながら思う一日の始まり。さきほどいよいよ鳩も初登場した。

昨日のこと。旧知のプロデューサー(というか友だちか)と久しぶりにゆっくりお酒を。「どん底」というお店に連れていってもらった。お店の名前はロシアのゴーリキーの戯曲からに由来する。1951年創業というからその年季の入り方はすごい。お酒もご飯も美味しくあっという間の数時間でした。また行きたい。

夜の遅い時間の待ち合わせだったのだけど、こういうときに待ち合わせ場所を中古レコード屋にするのはいい。新宿の雑居ビルのフロア、みんな無口にパタパタと宝物を探す大人たちがたくさんいて、形のある音楽は絶対なくならないな!というような気分になる。僕も少年のような気分になってザ・レインコーツのセカンドを掘り当ててレジへと向かったのでした。  
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2012年02月20日

名前をつけてやろう(初めての名前)




昨日のこと。Twitterでひょんなことから初めて組んだバンドの名前を告白しあうという流れになった。僕は高校生のときに初めてのバンドに「Empty Heart」という名前をつけた。これは当時好きだったストリート・スライダーズ(その変名ユニットJOY POPS)の曲名に由来するものだが(これがその歌だ。懐かしい)、16歳にして「空っぽの心」というのも達観しすぎな気もして、顧みると微笑ましい。

その「Empty Heart」は短冊のCDシングルが3枚、カンペンケースのようなアルミの箱に入っている特殊なもので、2010年秋に亡くなったライターの角野恵津子さんが取材のときそのケースを文字通り筆入れに使っていて、「Empty Heart」のことを思い出すときにいつも角野さんを思い出すのだけど、こうやって音楽は時代とか季節とか人とか風景と密接に結びつく。だから作り手は心を込めて作って歌って、聞き手は心をまっすぐに開いてしっかり受け止めるのがいい。

Twitterで返ってきた「初めて組んだバンド名は?」への反応は様々で面白かった。先輩ミュージシャンからは「EXILE」だったとの告白、ローリング・ストーンズのアルバムに由来するが2012年にその名を聞くと違った風合いで面白い。銀猫と書いて「シルバーキャッツ」と読ませると読ませるヤンキー文化的なものがあったり、もやしっ子だったから「ナムル」というバンド名だったという話にはアートっぽさすら感じました。なかでも「チューリップ楽団」という名前が一番気に入ったがそれをみんなで話し合って決めたというのもいい話。バンド名未決のまま「?」と表記していたらそのまま「ハテナ」になったというのもロックレジェンド物語の始まりみたいな感じがする。友だちがしぶしぶ告白した「ハリウッドロッカーズ」というのが一番若気の至り的熱量をたたえているけれども、名前をつけるのって難しくて恥ずかしくて、面白い。

僕は「Empty Heart」のあと上京して「お湯」というバンドを組みオリジナル曲を書き始めて(「スミス」はその当時書いた)、3つ目につけたバンド名が「GOMES THE HITMAN」となる。その後も曲名をつけたりアルバム名を考えたりイベント名を考えたり、と名前をつける行為には悩まされ続けているが、名前をつけるとそれは途端に愛しいものに変わるから不思議だ。心の洗濯に!と冬の海を見にいった道中でそんなことをずっと考えていました。


結成当時のドラマーがバンド名に「もんちー」を入れたいと言い、それに最も合う言葉が「チャット」だったというのが命名理由だという チャット モンチーに僕が取材し原稿を担当した記事が掲載されたCDジャーナルが本日発売です。全国書店で手にとってみてください。いよいよ札幌のツアーまであと1ヶ月と迫りました。引き続き予約を受付中です(RESERVE)。浜松愛知3都市ツアーも確実なご入場のためのご予約をおすすめします。4月7日の巣巣での安宅浩司くんとのライブは巣巣にてメールで受け付けています。だんだん春の芽が見えてきたような気がします。

今のうちから春の支度を。  
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2012年02月19日

[LIVE INFO] 4月になれば彼は




2012年度新学期最初のライブは新しい試み。というか1月にfwj五十嵐くんとイベントをやったときから、もっというと昨年秋からぼんやり考えていたことだけど、いつもバンドでサポートしてもらってるメンバーと1対1で巣巣でセッションするという企画です。対バンではなく始まりから終わりまでずっとふたりともステージにいる2時間ちょっとの夜にしようと思っています。

ちなみにこのライブの日は今の予定で行くと僕が小沢健二氏の東京オペラシティでのコンサートを観た直後の週末となり、なんらかのヴァイブスに影響を受けたものになると思います。この日いつものように美味しいお菓子を提供してくれるdans la natureなっちゃんも偶然にも僕と同じ日のチケットを手にしたのでなにかそういうトークの場を設けてもいいかもしれませんね。

チケットの予約はすでに巣巣にて始まっています。札幌、浜松、名古屋、蒲郡、岡崎とツアーした後の東京公演です。お早めのご予約を!




山田稔明 session series 1
“夜の科学 extra〜巣巣のさくら食堂”
4月7日(土)@等々力 巣巣

出演;山田稔明 (GOMES THE HITMAN)with 安宅浩司
18:00開場/18:30開演
3,500円(別途500円・お飲み物とdans la natureのお菓子代)

新しい試み、巣巣でのセッションシリーズを始めます。
第1回目のゲストはご存知安宅浩司氏。同い年のふたりの
息のあった演奏とおしゃべり、静かに響く歌声に乞うご期待!

ご予約方法
*メールで巣巣にて受付中
susu☆susu.co.jp  ☆を@に変えてください。
*タイトル「4/7ライブ」
*本文「お名前、携帯電話番号、人数」
*翌営業日までにご返信させていただきます。
*巣巣からの返信が届かない場合、お電話にてお問い合わせください。

等々力 巣巣
〒158-0082世田谷区等々力8-11-3
HP;http://www.susu.co.jp/
03-5760-7020  
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2012年02月18日

続・3月の北国へ




ファンの方から前売りチケットをいただいた映画「しあわせのパン」を観てきた。原田知世さんと大泉洋氏による北海道洞爺湖にあるパン屋をモデルにしたお話。一番夜遅い時間の上映、仕事帰りのスーツの中年男性が多かったのが印象的。知世さんが青春だった?心をほだされたいと欲してのことでしょうか。

昨年dans la natureのなっちゃんと本の出版ツアーを計画していて、北海道での演奏場所として候補にあがったのが洞爺湖にあるラムヤートという宿泊もできるパン屋だった。諸々の理由でそこでのイベントは見送りになったのだけど、そのときから「しあわせのパン」映画化の話を聞いていたからとても興味があったのだ。銀幕の中の風景を見ながら今年は洞爺湖に行けたらいいなと思った。

バイクを押す2人に余貴美子が頭上から声をかけるときの建物がそのラムヤートだそうだ。なっちゃんを介して知り合ったシエスタラボの名前やレストランのや絡みで知るミュージシャンの方の名前がエンドロールに散見されて、とても北海道的な映画なのだなと改めて思いました。

見終わって高校時代から原田知世ファンクラブに入っている九州の友人(ルパンのED曲のときに「知世さんに変な言葉歌わせたらタダじゃおかない」と僕にすごんだ彼だ)に「しあわせのパン観た?どがんやった?」とメール。すぐ返事が来て「劇団ひまわりの舞台みたいでほんわかしたばい。もう一度見にいこうと思っています」と。

去年書いた「やまびこの詩」の歌詞ではないが、(劇中の老夫婦のように)死ぬまでの数日をあんな場所で過ごせたら幸せだろう。美味しそうなパンとコーヒーとかぼちゃのポタージュ。ご飯を食べてから行ってよかった。静かなシーンでは誰かのおなかが鳴る音が聞こてきそうだった。外に出ると東京は雪。3月、札幌に汚れのないきれいな白い雪が残っていますように。  
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2012年02月17日

3月の北国へ




写真は全然本文と関係ない、ここ最近のうちの猫のベストショットです(あ、猫が抱いているシロクマは札幌 円山動物園で買ってしまったシロクマです)。

3月は今年初めての音楽の旅に。札幌がまだ雪景色のうちに行きたかったのです。数年前に久しぶりに訪れた札幌は秋の一番いい季節で泊まったホテルのそばにある公園で「オータムフェスト」という旅人には天国のような美味しいイベントをやっていて(コーンとかラーメンとかバカみたいに食べたな)天気も良くて、そのときの旅の途中で撮ったカラフルな映像は今では「glennville」という歌を演奏するときのバックグラウンドムービーとして定着している。

しかしその次に行った札幌は真冬、僕はひどい風邪を引きつつも朦朧としながら支笏湖の氷濤まつりという氷点下のイベントへ出向き、体調はさらにめちゃめちゃでいつもと違う鼻声で歌った。そのときの旅の印象はとても強くて、あのときの「北国の冬って寒いなああ」の感覚はもはや清々しいほどで、つるつる滑るアスファルトや慎重なドライブ、「さあそろそろ行こうか」とマフラーをぐるぐる巻くアクションが僕にとっての札幌のシーンになった。もちろん春とか夏とか秋とか、いつだって北海道へは行きたいが冬に行く札幌って四季のなかで一番魅力的だ、と思う(寒いけど)。

3月の札幌は初めてのお店で歌います。Brown Books Cafeというところは前回札幌を訪ねたときは「はろー書店」という素敵な本屋だったがカフェスペースとして復活した。1時間強のライブを2回やるという初めての試みを。第一部は「山田稔明 sings GOMES THE HITMAN」第二部は「山田稔明 sings 山田稔明」というふうにしようかな、と思っているけれど心変わりするかもしれません。さらにライブに先駆けて去年始めて関西に出張したウクレレ教室をここでも開催します。仲間たちしか知らない屋根裏部屋みたいなとても親密なイベントになればいい。

そしてあんざい果樹園の安斎伸也さんファミリーが新しく開くお店「たべるとくらしの研究所」で歌を歌わせてもらう。札幌のキッコリーズと再び共演、いろいろセッションなどもやろうとやりとりをしています。お店の写真を見せてもらったがとても素敵な空間。僕にはレストランのや、プー横丁という宿木があるのでいろんなところへ足を伸ばせるのだな。新しい出会いには感謝してもしきれません。

ぜひお近くの方みなさまお誘い合わせの上ご来場ください。
外は寒くてもあたたかい夜になるはずです。



2012年3月18日(日)
夜の科学 in 札幌〜屋根裏ミーティング
@札幌 Brown Books Cafe

ウクレレワークショップ(14:00〜15:30 )
受講料;2500円/ウクレレつきコース5000円(1ドリンク代別途)
*演奏楽曲は前もってお知らせします(現在準備中です)
*ウクレレつきコースの方はウクレレをお持ち帰りいただけます
*初めての方も経験者もこぞってご参加ください!

受講希望者はメールにてお申し込みを。メール題名を「札幌ウクレレ教室」、
お名前、お電話番号、メールアドレス、ウクレレなし/ウクレレ付きを選択し
info@gomesthehitman.com までお申し込みください。

ライブ第一部(17:00〜);1500円(1ドリンク代別途)
ライブ第二部(19:00〜);1500円(1ドリンク代別途)
ライブのご予約はRESERVEフォームにて受付中です。

Brown Books Cafe(blog
札幌市中央区南3条西1丁目2-4 和田ビル3F(旧はろー書店)




2012年3月19日(月)
“夜の科学 in 札幌〜たべるとくらしと音楽”
@札幌 たべるとくらしの研究所


札幌での今年初めてのライブは2days、新しいお店で。
あんざい果樹園がオープンさせるカフェにおじゃまします。

出演;山田稔明、キッコリーズ
18:30開場 19:00開演
料金;2800円(ケーキつき・1ドリンク代別途)
*dans la natureのお菓子出張販売も
入場予約はRESERVEフォームにて受付中


たべるとくらしの研究所(HP
札幌市中央区南9条西11丁目3-12(旧公開秘密結社あじと)




  
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2012年02月16日

雑紙に刷った個人メディア

monolog_6_01昨日のこと。荻上直子監督作「レンタネコ」という映画の試写会を観させていただいた。ミルブックス藤原さんがこれぜったい山田さん好きですよと貸してくれた「モリオ」という、同じく猫が出てくる(ポチコっていう名前の猫が出てくる!)荻上さんの短篇集を読んで思惑通り落涙したところだったのでとても観てみたかった作品を一足早く鑑賞できてよかった。猫は可愛い。不細工でもそれぞれに物語がある。本当にレンタネコ屋があったら猫を飼ったことがない人に何日か飼ってみてほしいなと思う。どれだけの滋養と効力があることか。春の、猫が躍動感を増す季節に公開されるのでもう一度また改めて観にいきたいと思いました。

また別の話。ちょうど1年前、去年の2月に初めて作ったMONOLOGという小冊子ですが、1年かけて目標の第6号が完成しました。ブログやTwitterに綴るのとは違う、書き下ろしの文章をまとめたいわば“山田稔明マガジン”を作りたいと思ったのは全国の雑貨屋やカフェを歌う旅の途中でいろんな趣向を凝らしたリトルプレスのZINEをいくつも手にとって眺めたからでした。映画を観て気に入ったらパンフレットを買うように、ライブを観て興味を持ってもらった人の帰路でもう少し深いところまで情報や思っていることを届けたいと思ったので当初から小さな文字がたくさんつまった読み応えのある版を重ねてきたという自負があります(だから僕のことを知らない人にはチンプンカンプンなことが書いてあるかもしれないな)。

途中から五十嵐くんが連載コラムを書いてくれたりファンのツアー手記を掲載したりして、去年の秋にジャーナリストの津田大介さんにMONOLOGを見せたときに「ああ、これはもう、山田さんの個人メディアですね」と言われてハッと膝を打った。「そうそう、それだ。情報発信の場を持ちたかったんだな僕は」と。1年やってみてようやく、自分が作りたかったのは“少し手を伸ばさないと届かなくて言葉の熱量がちょっと高いもの”だったのだ、とようやくわかりました。有料メルマガ、同人誌、学級新聞のような。やりたいことがわかったのでまた2年目、これからも版を重ねようと思います。

最新号である第6号は昨年秋の怒涛のツアーから沖縄と年末のライブ、年が明けて1月巣巣でのfishing with johnとのイベントまでの数カ月を総括したものになりました。秋のツアーに同行した巣巣店主岩崎さんの写真とレポートが7ページにも展開されているのが読みどころ。五十嵐くんの連載も回数を重ね饒舌な語り口には拍車が、前号からうちの母親の目にふれてしまい「次はいつ読めるとね?」と急かされてしまうことになった僕の半生を綴った「思ひ出ぽろぽろ」は思春期に親の小銭を盗んでしまう風景を切り取っています。ツアーEPの歌詞なども掲載されていますので音源とあわせてお楽しみいただけるMONOLOG最新号、読んだことのない方は一度ぜひ手にしてみてください。楽しみにしてくれている人もお待たせしました。オフィシャルサイト通販STOREにて、バックナンバーもディスカウントされてNOW ON SALEです。

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2012年02月15日

毎日のスナップ




毎日毎日飽きもせず猫の写真を撮っていたら10年ぶりにポストカードが作りたくなって、10種類作りました。
iPhoneで撮ってるからか、リラックスした瞬間のシーンがたくさんあってなかなか猫品位の高いものに。
「キミカワウィーネー」っていう去年の流行語は猫と接するときのためにあるのではないかと思ったりします。
オフィシャルサイト通販で取り扱い始めました。AタイプとBタイプ、どちらも購入してくださった方には
欠番商品となった10年前の15枚組カードもおまけでお付けします。新入荷商品は送料無料キャンペーンにて。
季節の変わり目に手書きの便りもいいものですね。僕も活用したいと思います。こちらでお求めを。

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2012年02月14日

ストロボカフェ忘備録

日曜日のこと。Contrary Paradeが主催するライブに誘われたのは昨年末のこと。ストロボカフェという場所の雰囲気が良さそうで、年始のライブをまだ決めていなかったのでオファーを受けたのだけどもその時点ではまだギターの中嶋さんの脱退ライブになることは決まっていなかった。僕は僕で会場名に託けて『neon, strobe and flashlight』という初メジャー作を全曲やることだけを決めていた。

ミニアルバム『neon, strobe ..』はトータルでも20分ちょっとのものなので、キャリアの原点を顧みる前半とソロ楽曲の後半というコントラストにしようとセットリストを作りました。「ストロボ」の歌詞にちなんでブルーのシャツで。歌っていてとても楽しかった。10代の終わりから20代前半に作った歌を38歳の経験値で歌うのはとても感慨深い。最近では1音下げて歌っている「夕暮れ田舎道」もオリジナルのキーで歌いました(若さや溌剌さが出るね)。MCでも触れたが「わかったようなことを言っちゃってさ」みたいな上から自分を見下ろしているもう一人の自分が偉そうな口を聞くのだ。

Contrary Paradeの田中さんと中嶋さんは大学時代から10数年来の付き合いだそうだけど、バンドを辞めるという決心はバンドを続けるという意地と同等の熱量を必要とするだろうな、と思いながら彼女たちの現体制での最後のライブを眺めていました。彼女たちのセットでセッションに誘ってくれて、僕はまだCDになっていない「やまびこの詩」のバンド伴奏をしてもらった。僕のデモに入っているエレキギターのフレーズをきちんとコピーしてくれているのが嬉しかった。「ビバムジカ」という曲もとてもいい曲でした。はなむけの歌だったと思います。

美しい涙も添えて、とてもいい夜になりました。満員御礼。僕を初めて知って観てくれたお客さんは13年前の歌と2012年の歌が混在するステージをどう思っただろうか。あの空間にいたみんなが何かのきっかけでまたどこかで会えたら嬉しいですね。写真を撮ってくれた亀高優子さんにも感謝。また春に会いましょう。

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3月は春を迎えにいくツアー

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たまった疲れをとるため温泉に浸かったりたっぷり時間をかけてグラミー賞を堪能したり
真夜中から歌詞の宿題に取りかかったりした忙しい昨日でしたが、早く次のライブがやりたい。

3月はまず札幌からあんざい果樹園/たべるとくらしの研究所の伸也さんを代官山にお招きし
それから今年初めてのツアーに出ます。各地の皆さんとのたくさんの出会いにわくわくしつつ
すべてが初めての会場ということもあって気味のいい緊張感もあります。ぜひご家族お友達と
お誘い合わせの上どちらかの会場へ足をお運びください(小学生以下のお子様は入場無料です)。
春を迎えにいく旅に出たい欲求、うずうずとしています。僕もみんなも良い旅を!


<early spring tour 2012>


2012年3月4日(日) 18時30分〜(18時開場)  
「桃と洋梨と林檎のはなし」
会場:チョロン代官山
料金:2,000円(ダン・ラ・ナチュールのおやつ、1ドリンク付)


トーク:ダン・ラ・ナチュール × 安斎伸也(あんざい果樹園) 
ライブ:山田稔明(GOMES THE HITMAN) 


おやつ屋 "ダンラナチュール"の レシピ&エッセイ集『ももの木 なしの木 りんごの木』
の発売を記念したイベントを開催。本書では、あんざい果樹園さんにご協力をいただき
果物にまつわるお話も紹介しましたが、本当はもっとたくさんの果物にまつわる面白い
エピソードがありました。そこで今回、あんざい果樹園の4代目の安斎伸也さんをお招
きし、本では描ききれなかった果物にまつわるあれこれをお話いただきます。そして、
あんざい果樹園さんのこの1年のお話も。さらに、あんざい果樹園の取材にも同行した
GOMES THE HITMAN 山田稔明によるライブも!果物の話と音楽、ダンラナチュール
のおやつまでお楽しみいただける盛りだくさんな催しです。

■ご予約方法:cholon HPより 

代官山 cholon
東京都渋谷区恵比寿西1-31-12
FLEG代官山1F(03-5456-4465)




2012年3月18日(日)
夜の科学 in 札幌〜屋根裏ミーティング
@札幌 Brown Books Cafe

ウクレレワークショップ(14:00〜15:30 )
受講料;2500円/ウクレレつきコース5000円(1ドリンク代別途)
*演奏楽曲は前もってお知らせします(現在準備中です)
*ウクレレつきコースの方はウクレレをお持ち帰りいただけます
*初めての方も経験者もこぞってご参加ください!

受講希望者はメールにてお申し込みを。メール題名を「札幌ウクレレ教室」、
お名前、お電話番号、メールアドレス、ウクレレなし/ウクレレ付きを選択し
info@gomesthehitman.comまでお申し込みください。

ライブ第一部(17:00〜);1500円(1ドリンク代別途)
ライブ第二部(19:00〜);1500円(1ドリンク代別途)
ライブのご予約はRESERVEフォームかメールにて受付中です。

Brown Books Cafe(blog
札幌市中央区南3条西1丁目2-4 和田ビル3F(旧はろー書店)




2012年3月19日(月)@札幌 たべるとくらしの研究所
“夜の科学 in 札幌〜たべるとくらしと音楽”


札幌での今年初めてのライブは2days、新しいお店で。
あんざい果樹園がオープンさせるカフェにおじゃまします。

出演;山田稔明、キッコリーズ
18:30開場 19:00開演
料金;2800円(ケーキつき・1ドリンク代別途)
*dans la natureのお菓子出張販売も
入場予約はRESERVEフォームかメールにて受付中

たべるとくらしの研究所
札幌市中央区南9条西11丁目3-12(旧公開秘密結社あじと)
http://www.taberutokurashi.com/




dans la nature レシピ & エッセイ集"ももの木 なしの木 りんごの木" 発売記念
山田稔明(GOMES THE HITMAN)× dans la nature
split tour “bon appetit / bon voyage”

2012年3月23日(金)@浜松 手打ち蕎麦 なる
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)、dans la nature(おかしとおはなし)
18:00 開場 19:30 開演

料金:3,800円(蕎麦、おやつ付き)

*19:30までが蕎麦&DJタイムです。
なんと!お蕎麦屋さんでのライブです!
お早めにご来場いただき、先にお蕎麦をお楽しみください。

手打ち蕎麦 なる
静岡県浜松市中区板屋町102-12 2F



2012年3月24日(土)@愛知 名古屋 sahan
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)、dans la nature(おかしとおはなし)
18:00 開場 19:00 開演

料金:3,500円(おやつ付き)

*家具と雑貨のお店です

sahan
名古屋市千種区猫洞通3-21



2012年3月25日(日)@愛知 蒲郡 Pleasure
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)、dans la nature(おかしとおはなし)
12:30 開場 13:00 開演

料金:2,800円(おやつ付き)

*洋服と雑貨のお店、お昼のライブ
演奏時間が1時間ちょっとのショートバージョンになります

Pleasure
愛知県蒲郡市竹谷町錦田17-3



2012年3月25日(日)@愛知 岡崎 mado cafe
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)、dans la nature(おかしとおはなし)
17:30 開場 18:00 開演

料金:3,500円(おやつ付き)
*この日はダブルヘッダー。ツアーファイナルはmado cafe!

mado cafe
愛知県岡崎市井内町字下堤43-1

オフィシャルサイトRESERVEフォームにて予約受付中です

  
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2012年02月13日

[SETLIST] Do You Believe in Music?




Contrary Parade presents “Do You Believe in Music?”
2012年2月12日(日)@北参道ストロボカフェ


1.introduction“ネオン、ストロボ、そしてフラッシュライト”
 〜ストロボ
2.夕暮れ田舎道
3.アップダイク追記
4.新しい季節
5.interlude〜tsubomi
 〜outro

6.ココロ/コトバ
7.glenville
8.一角獣と新しいホライズン
9.光と水の新しい関係
10.hanalee


11.やまびこの詩
12.ビバムジカ



'99年作『neon, strobe and flashlight』全曲演奏含むセット。
満員御礼、初めて僕を観てくださったお客さんもたくさん。
とても良いイベントになりました。ありがとうございました。  
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2012年02月12日

歌の求心力とは




昨日のこと。夕方から巣巣へ出向き、ううじん(w/安宅浩司)のライブを観る。ううじんさんの歌を聴くのは2度目だが前回よりもリラックスして“場の鳴り”のようなものが、すごかった。僕はこっそり巣巣で一番すわり心地のいいオットマンつきのリクライニングチェアに深々と沈み、気持ちが良くて少し寝てしまったが、安宅くんは時折目の覚めるようなフレーズを弾くので凡庸な耳心地がいいだけの音楽とはまったく違う歌。ここのところ巣巣はとても豊かな音楽空間だなあと思います。僕もまた春に。いろんなことを考えた。ライブの後、安宅くんとううじんさんと串揚げ屋さんへ。いい時間でした。

ライブの前日にいいライブを観るのはとてもいい。先月の巣巣でのライブの前日はフリート・フォクシーズを観たのだな。今日の北参道ストロボカフェでのライブは一言一言心を込めて歌おうと思います。弾き語りのようなシンプルな形態になると、音楽の、歌の求心力というのはこちらの誠心誠意のこめ方によっていくらでも変わってくるものだ。


Do You Believe In Music?
2012年2月12日(日)@北参道 ストロボカフェ

OPEN 17:30/START 18:00
前売 2,500円/当日3,000(1ドリンク代別500円)
出演:Contrary Parade / 山田稔明(GOMES THE HITMAN)
*前売り券はSOLD OUT、当日券に関しては直接会場までお問い合わせください。

会場の名前にちなんで1999年に発表したGOMES THE HITMAN
『neon, strobe and flashlight』を曲順通り全曲演奏するパートを
含むセットリストを予定しています。物販コーナーにて特別特典あり。

ストロボカフェ(03-3405-2005)
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-3-10
ニューベリー千駄ヶ谷 B1

  
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2012年02月11日

土曜日の祝日、彼方からの手紙




昨日から今日のこと。引き続き言葉探しの暗中模索だが、それでも天気がよければ気分も晴れる。頭のなかでパーティションを切ってライブの準備も並行するが、10年以上前に書いた曲をメロディとフレーズを押さえながら再演するのは不思議な鏡を見ているような感覚。明日のライブは『neon,strobe and flashlight』を曲順通りに全曲歌ってみます。たった20数分のCD、それでも当時どれだけ苦労して頭を悩ませたことか。

しばらくご無沙汰している福岡のカフェテコから小包が届いた。なかには店主のテコさんが作ったであろう味噌、梅干し、塩麹。テレビで塩麹がどれだけ旨みを引き出すかという特集を見たばかりだったので楽しみ。味噌の瓶の蓋をあけて香る香り、すぐにでもキュウリが食べたくなる。年末に送ったカレンダーのお礼が書かれた便箋。Eメールではない手書きの手紙は温かみがある。ちょっと落ち着いたら電話して春のライブの相談をしようと思います。テコさんありがとうございました。

「レミーのおいしいレストラン」とはまったく関係のない、WOWOWでやっていた「極悪レミー」というドキュメンタリーを観て、感動して痺れた。われわれミュージシャンはどれだけ生真面目に音楽を鳴らし続けられるであろうか。爆音で『Ace of Spades』というMotorheadのアルバムを聴きながら祝日の土曜日というなんだか肩すかしのような一日を過ごしている。  
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2012年02月10日

冬の歌は春を目指す



昨日のこと。いつもお世話になっている長門芳郎さんと土橋一夫さんのK-MIX「ようこそ!夢街名曲堂へ」にゲスト出演させてもらうためお昼から番組収録へ。ただでさえ出遅れたのに間違えて急行に乗ってしまい大幅な遅刻(今年の遅刻初め)もいつものようにニコニコと迎えてもらい、申し訳なくも感謝。世間話のような打ち合わせの後、2週分収録。いつもm1時間番組をオンエア曲もじっくり聴きながらの収録なので当然2時間プラスα、しかし音楽好きでよかったなあと思える吸収の時間。初めて知る歌がたくさんある(長門さんは僕が推したチャット モンチーを初めて聴いた、と)。

「ウィンターソング特集」ということで僕も数曲選んでいったが、冬の歌というのは総じて春を希求する内容のものが多いので心がワクワクするメロディに急き立てられるような気持ちになる。長門さんも土橋さんも猫飼いなので“うちの猫自慢”で盛り上がるのもいつものこと。この番組は静岡地区で流れるので僕はリアルタイムで放送を聴いたことがないし楽曲権利の問題でポッドキャスト化も難しいのだろうが、10年続くとても良心的な番組、在京局でも聴けたらいいのにといつも思う。

docomoやauのアンドロイドでは聴けるアプリがあるらしいのでぜひ可能な方はトライして欲しいし、もちろん静岡地区の皆さんはラジオやradikoで聴いて下さい。毎週土曜日21時から静岡エフエム(K-MIX)「ようこそ!夢街名曲堂へ」、帰宅後の夜、いただいた同録テープを2週分ずっと流していたのだけど、とても穏やかなトーンで冬の夜にふさわしい感じでした。放送は2月18日と25日です。
  
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2012年02月09日

女子力と目線




断続的にずっと仕事で歌詞を書いている。正確に言うと書いては直し書いては直しして、まだその途中だ。歌詞を書くときは(僕の場合)ラジオや音楽を聴きながらできないので正直つらい時間である。こういう制作途中の仕事の話はあんまり積極的には書かないのだけど毎日ブログを書こうと思うとそれに触れるしかないくらいそれしかやってないのだな。

女性目線の歌詞。これまで書かせてもらったマクロスFや来月出る中島愛さんのもそうだが(真綾さんの「セツナ」は彼女のなかの少年性/中性的な部分と呼応したか)、女性シンガーが歌う歌詞を書くとき自分のなかの女子力を総動員することになる。「女々しい」という言葉が男のためにあるようにどんなマッチョイズムな漢にも女性的な感性がある、と僕は信じて疑わない。しかしなかなかいつも骨の折れる、言葉の性転換。いい言葉を書き連ねたい。

ほんの数十分の逃避行で街へ出て、レコード屋でBen Kweller(ベン・クウェラー)の新譜を見つけた。心がぱっと晴れるようなロックンロールレコードだった。メロディメーカーとしての世界3大ベンの一人(もうふたりはベン・フォールズとベン・リーね)。数年前にクアトロで観た弾き語りのライブは素晴らしかったがもうすぐ来日する。なんの気兼ねもなくロックキッズよろしく出かけていけるように作業を追い込みたいところである。

今日はこれからK-MIX「ようこそ!夢街名曲堂へ」にゲスト出演させてもらうための収録。ウィンターソング特集、2月後半オンエアです。その行き帰りも歌詞を考える時間になるだろう、女子の気分で。ラジオを聴いたり音楽を聴いたりしながらできないかわりに街歩きをしながらでも試行錯誤できるというところがまた作詞作業のタフなところである。  
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2012年02月08日

夜の科学37ダイジェストムービー

先日恵比寿での2時間半のライブを5分のダイジェストにしました。
ぜひご覧下さい。次回ライブは今週末のストロボカフェ(SOLD OUT!)、
3月各地へのツアー、そしてバンド編成でのライブは春を予定しています。

  
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たくさんのアンケートから




いつもいつもライブのたびにたくさんのアンケート用紙が提出され、われわれ演者はそれを打ち上げ会場で読みながら美味しいご飯とお酒をいただけるのです。「全員書いてるんじゃないの?」とびっくりされることの多い回収率、山田稔明ライブ後のアンケート、上手な感想も興奮してまとまらない文章も一言だけの置き手紙のようなものも全部同じように心に残ります。感謝。先日の“夜の科学37”から抜粋していくつか。


去年初めて山田さんのライブに来てちょうど1年くらい経ちました。
いろいろあり、繰り返される毎日に山田さんの歌を織り込みながら
一歩一歩…の1年だったなーとしみじみしてしまいました。
ああ、ちゃんと前に進んで季節も一巡して自分は次の一歩に
踏み出しているんだなーと勝手に思いました。(女性)


ニューアルバム完成お披露目ライブを観ているかのような
完成度のライブでした!(38歳・会社員)


今日のライブは(自分的に)完璧でした。
今まで観たなかでも一番感激しました。(37歳・男性)


ときにドラマチックに、ときにしっとりだったりカラフルだったりする
この会場の照明はいつもほんとうに自然に曲に溶け込んでいて、きっと
あとになってその良さをじわりじわりと思い出すんだろうと思いました。(女性)


いつもブログの更新楽しみにしています。ベルトのバックル、
最後のバンザイのときにばっちり見えました!山田さんの真似で
「マッチ棒」ならぬ「どんぐり」ヘアにしてます。
昨日初対面の人にこけしといわれました…。(女性)


「詩」というのはちょっぴり気恥ずかしくて「歌」というのは
その照れ隠しのためにある、とこれまで思っていましたが、
メロディーなしの詩って無骨でストレートで素敵ですね。(36歳・会社員)


ドラム+4つの弦楽器という実に漢らしい絵が見られて
とてもかっこよくてしびれまくりでした。(40歳・SE)


武蔵野の街で庭に木々があり小鳥が来る…。
本当にそんな家があるのかますます気になります。
新作はライラックタイムの『アストロノーツ』のようになる
のではないかと勝手に想像しています。(24歳・男性)


  
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2012年02月07日

光と影、夜の科学37のこと

一昨日のこと。今年最初の「夜の科学」、もう37回目になる。もともとは10年前(!)に僕がひとりで“やりたいことをやる” “新しい曲や作りかけの曲を試してみる”という実験の場として始まった弾き語りのライブ、今はソロだったりバンドだったりと山田稔明としての活動の根幹になっている。

会場入りすると五十嵐くんが眠そうな目をしてマスクをしている。「やっちゃったか」「風邪ひいちゃって」とその瞬間に僕とイトケンさんと安宅くんは即座にポケットからマスクを出し着用(えびちゃんは年下だから遠慮したのか)。無情だが仕方なし、音楽家は体が資本である。しんどそうにしてる五十嵐くんだったが声には影響ないようで「YOU、きっと今日は風邪ひいてるってバレないよ。やっちゃいなよ」とリーダーらしく鼓舞してリハーサル。

僕のエレキのオクターブ・チューニングが合っていないとリハ中断して安宅くんがステージ真ん中にしゃがみこんで僕のエレキを調整してくれて、頼もしく見えた(昔からオクターブ調整苦手なのだ)。変なところで嗚呼、なんだかバンドっぽいなあと感じる。会場ギリギリまで練習していたら体も温まったのか五十嵐くんも普通の顔になった。

本番。1曲目は「ユートピア」と決めていた。先月の巣巣でのセッション、その続きという物語。「冬の星座と二月革命」という詩を書き朗読。このメンバーで初めて演奏する「ココロ/コトバ」、ベースラインが曲を支配する曲なので演者が変わると曲も違って聴こえて新鮮。

この日は安宅くんの「あたたかいまま」とfishing with johnの「草原ヘッドフォン」の夜の科学オーケストラバージョン。安宅くんも普段ひとりで弾き語りしているのでバンド編成になった自分の曲に嬉しそうでリハーサルのときからニコニコしていた。僕も大好きな歌なのでニコニコしてしまう。五十嵐くんとの朗読セッションも手馴れたものになってきた。この日にしか鳴らされない「草原ヘッドフォン」だっただろうと思う。

アンコールでエビちゃんと五十嵐くんがリップクリームをパクパクと塗りたぐりながら登場するという、楽屋でのやりとりをしらない僕としてはナンノコッチャネンなやりとりもあったが、ステージ上は終始和やかで穏やか。しかしその裏ではプレイ中にイトケンさんが謎の太もものビリビリを感じたり僕は僕で急遽最後の最後にもう1曲やらせてくれと懇願したり各々が小さなハプニングを抱えて終演。ライブとは何が起こるかわからないからやっていても観ていても面白いものです。

新しい歌がどんどん愛しいものになってきた。「一角獣と新しいホライズン」と「光の葡萄」は思春期に毎日背が伸びる青年のような佳曲だ。他の曲も含めて演奏していて幸せだと思う瞬間がたくさんある。僕の立っている場所から見るとミラーボールが発する光の粒がぐるぐると回る天井は、大袈裟に言うと、最小のプラネタリウムのように見えるから歌を歌うのにこれほどグッと来るシーンはない。

今回のライブで恵比寿天窓switchの照明のヤリタさんが現場を離れるのでしばらくこの会場での映像と目眩く照明を味方にした“夜の科学”はしばらくお休みになる。終わってお酒を飲み交わしてもしんみりした空気が流れないのはこれが終わりではなくまた違う何かの始まりだからだ。この日のライブを目撃した皆さんにはぜひ「hummingbird」でのミラーボールが吐き出した光と影を憶えていて欲しいし、今回ライブを見られなかった皆さんは次の始まりにはぜひ立ちあって欲しいと思います。山田稔明と夜の科学オーケストラ、次回は春の訪れを待って4月に下北沢で高らかに歌を鳴らしたいと思います。


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2012年02月06日

[SETLIST] 夜の科学vol.37〜冬の星座と二月革命




2012年2月5日(日)@恵比寿天窓switch
夜の科学 vol.37〜冬の星座と二月革命

山田稔明 with イトケン、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史


1.ユートピア
 〜冬の星座と二月革命(from “cocoro/ cotoba ep”)
2.ココロ/コトバ(from “cocoro/ cotoba ep”)
3.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと

4.home sweet home
5.平凡な毎日の暮らし
6.やまびこの詩

7.月あかりのナイトスイミング
8.あたたかいまま(安宅浩司)
9.草原ヘッドフォン(fishing with john)

10.一角獣と新しいホライズン
11.glenville

12.日向の猫とチャーリーブラウン(new)
13.光と水の新しい関係
14.些細なことのように
15.hanalee

EN
16.tsubomi
17. 光の葡萄
18.SING A SONG

19.hummingbird




長いことお世話になった照明ヤリタさん、ありがとうございました。
終演後お酒を飲み交わし帰る道すがら、「少し感情的になったけど
いつもどおりできたような気がします。“光の葡萄”で観にきてた嫁は
号泣でした!」とのメール。これで終わりではないのでまた会える日を。  
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2012年02月05日

衣装問題とベルトのしめ方




ライブ前日、曲順も決まり映像も準備完了。ここからは果てしないイメージトレーニング。テレビで「ナチュラル・ボーン・キラーズ」をやってるのを観てテンションが上がりすぎたので寒空の吉祥寺まで出向き衣装を買ったりしたのだけど、みんな他のミュージシャンたちはこの「衣装問題」をどうしてるのだろうか、と思う。

ライブが続くときに同じ格好でステージに上がるとなんだかお客さんにも悪いような気もするし自分的なテンションにも関わるし、しかし好きな格好というのはだいたいいつも決まっていて(私服とかもそうじゃないですか)頑張って衣装を買っても「これ、新調した服だと誰が気づくだろうか」と帰宅し茫然とすることもある。

ところでギターを弾くミュージシャンが全員そうなのかは知らないけども、僕はベルトをするときバックルの部分をおへその下ではなく左側に寄せて着用する。ギターのボディ(裏側)にバックルがコツコツ当たるのを避けるためだ。PLECTRUMのアッキーもそうだったので「そうだよねえ」と心で同志の握手を交わしたのだけど、チャット モンチーのえっちゃんもライブ時にバックルずらしベルトだったのを見て「さすがだ...」とそのミュージシャンシップに感動した。今日も僕はベルトのバックルを左にずらし(きっとそれを見た何人かには「あれベルトの締め方おかしいんじゃね?」とか思われながら)ギターをかき鳴らすのだよ。

どうでもいい話だけども、とにかく今日は“夜の科学37〜冬の星座と二月革命”。



GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学vol.37〜冬の星座と二月革命”
2012年2月5日(日)@恵比寿 天窓 switch


出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
member;山田稔明、itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史
前売3,500円(ドリンク代別途)
18:30開場/19:00開演

新しい物語の始まりには冬の凛々しい空気がよく似合う。
2012年の幕を開くバンド編成でのスペシャルな夜です。
ネクストステージの山田稔明バンドにご期待ください。

*新グッズ情報
ついに本年度を総括する「MONOLOG vol.6」が完成、10年ぶりの愛猫ポチ
新作2012ポストカードセットに加え2月公演と3月ツアーのための新作ツアーCDRを
販売予定です。物販ブースにてご覧ください。

*恒例ポストカード企画も募ります!
お名前ご住所を明記の上切手を貼ったハガキをアンケートやメッセージとともに
ご提出ください。ホワイトデイに間に合うように山田が手描きのお返事をお返しします。

*何年もライブを支えていただいたswitchスタッフの方の退職により
この会場での“夜の科学”はしばらくおやすみになります。ぜひ!

オフォシャルサイトRESERVEフォームにて予約受付中(明日正午まで)。


恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887


  
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2012年02月04日

君は風に舞う青い鳥 名前をつけてやろう




昨日のこと。終日ライブの準備と言葉書きしながら。庭にウメの木があって空からはチュンチュンと威勢のいい鳥の鳴き声がするので、「ああ、庭の木に鳥が舞い降りたら猫もハッとしてエンタテインメントだろうな」と思い立ってパンくずを木に仕込んだのが数日前。ついに鳥がやってくるようになった。

まず舞い降りたのは両手を握ったくらいの大きさの地味な鳥(ヒヨドリだと誰かが教えてくれた)、なんだかガツガツしててうちのポチはいじめられてしまうかもしれないなーと思うほどパンくずを食べまくっていた。次に飛んできたのは緑色の可愛い鳥、これはメジロだ。かわいい。昔飼ったことがあるのだ、メジロ。そして一番クールなのはシジュウカラ、白と黒のネクタイ紳士みたいな鳥。小さく警戒心が強く写真に撮られなかった。

パンくずにつられてやってきたのかと思ったがメジロとシジュウカラはこないだ剪定してもらったウメの木の幹から溢れてくる樹液を舐めるのに必死の様子だった。ちょっと調べただけで鳥博士になったような気分に。1週間前には興味もなかったのにな。で、肝心の観客となるはずの猫は日向でダラーッと寝ている。たまに鳥の姿が視界に入ると「ニャ、ニャ、ア、アン」と声を真似するような鳴き声を出すだけで。

鬼は外、福は内。僕らと猫の無病息災を祈願する節分。春が待ち遠しい。




GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学vol.37〜冬の星座と二月革命”
2012年2月5日(日)@恵比寿 天窓 switch


出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
member;山田稔明、itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史
前売3,500円(ドリンク代別途)
18:30開場/19:00開演

新しい物語の始まりには冬の凛々しい空気がよく似合う。
2012年の幕を開くバンド編成でのスペシャルな夜です。
ネクストステージの山田稔明バンドにご期待ください。

*新グッズ情報
ついに本年度を総括する「MONOLOG vol.6」が完成、10年ぶりの愛猫ポチ
新作2012ポストカードセットに加え2月公演と3月ツアーのための新作ツアーCDRを
販売予定です。物販ブースにてご覧ください。

*恒例ポストカード企画も募ります!
お名前ご住所を明記の上切手を貼ったハガキをアンケートやメッセージとともに
ご提出ください。ホワイトデイに間に合うように山田が手描きのお返事をお返しします。

*何年もライブを支えていただいたswitchスタッフの方の退職により
この会場での“夜の科学”はしばらくおやすみになります。ぜひ!

オフォシャルサイトRESERVEフォームにて予約受付中(明日正午まで)。


恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887

  
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2012年02月03日

地図にないユートピア




最近頻繁に演奏し歌い、久しぶりに何度も耳にした「ユートピア」という曲は2007年くらいに書いて2009年のソロアルバム『pilgrim』に収録した。この曲を書いているとき一行一行歌詞をタイプするたびにワクワクして幸せだったことを思い出す。トマス・モアの「ユートピア」という本の表紙を眺めながら(中身は難解で挫折)“理想郷”と呼ばれる場所のことをネットであれこれ調べながら書いた。

アメリカ・インディアンに心酔し始めたころで、反復するチャントのような音楽を作りたいと思って4つの循環コードにメロディを乗せていくのが楽しかった(昨日ラジオで流れた「ウィチタ・ラインマン」もそういう歌だった)。歌詞中に出てくる「羽飾りの占い詩」はジム・ジャームッシュ監督「デッドマン」に出てくるメディスンマン(「ノーバディー」という名)がモデルで、僕はインディアンネームを付けられるとしたら「あくびする猫」がいいと欲したのでした。

当時アンケートを読んで「嗚呼、家よ」という最後のリフレインをインディアンの言葉か何かだと思っていたファンが少なくなかったことが可笑しかった記憶。各地のライブ会場でコーラスを録ってCDに混ぜたことも忘れられない。ひとりで演奏するにはタフな曲だがバンドでやるととても楽しい。みんな思い思いにいろんなことをやっている。ライブでこの歌が聞こえてきたら皆さんもまた数年前のように「嗚呼、家よー」と一緒に口ずさんでもらえたら嬉しいです。

  
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2012年02月02日

1年前といくつかのデジャヴュ




昨日は朝から原稿書き。夕方にメドがつき安堵。太陽の光が部屋から外へ移動していくのを感じながらずっと居間の同じテーブルにいたのでブログに書くことがないなあと1年前の2月のエントリーを読み返してみたら今と同じような境遇にいる自分に再会しました。

1年前はR.E.M.の新作発売に合わせてCDジャーナルにレビュー原稿を5作品分も書かせてもらった。2月頭はまさにその原稿書きの最中。それと同時にMONOLOGという書き下ろしZINEの初めての号の制作の佳境。地方でのライブの算段にあれこれ駆け回っているというところまで同じ姿の自分。人生は繰り返しながら続くのですね。

またCDジャーナルと縁あってチャット モンチーのインタビュー取材をやらせてもらってその原稿をまとめました。2月20日売りの来月号に掲載される予定です。そして今週末のライブに間に合いますようにと願いを込めてMONOLOG最新第6号を鋭意制作中です。僕の書き下ろし原稿、いつもの五十嵐くんコラムに加えて、昨年秋のツアーの同行した巣巣岩崎さんのツアーレポートなどいつも以上のボリュームで。札幌ライブの詳細も間もなく。札幌でウクレレ教室をやります。ライブとあわせて道産子のみんな来て!あさらには2月のライブと3月のツアーのための今年初めてのCDRも間に合うだろうか。すべてがぎりぎりで進行していますが、その結果は直接会場でお確かめ下さい。2月5日恵比寿は間もなく完売となります。確実なご入場をご希望の方はぜひお申込を。

そしてうちの愛猫ポチの、10年ぶりの新作ポストカードは完成しました(昨日納品されました)。すべて僕のiPhoneで撮影された、10枚セットの実用的なポストカードです。ああ、これはとても可愛い。こんなカードがポストに届いたら玄関先で笑顔があふれてしまうな。ということで春に向けてポストカード企画を2月5日と2月12日(こちらも残席少なくなってます)のライブで募りたいと思います。

2012年最初のポストカード企画は“ホワイトデイ”グリーティングにします。住所と宛名を書いて切手を貼ったポストカードをライブのアンケートや僕へのメッセージと一緒に提出してください。ホワイトデイに間に合うように僕が手書きの返事を書きます。去年のホワイトデイのカードは大地震の夜の不安ななかで朝までかけて書いたんだったな。もうあれから1年が経ちます。春が来るのが待ち遠しいですね。



GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学vol.37〜冬の星座と二月革命”
2012年2月5日(日)@恵比寿 天窓 switch


出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
member;山田稔明、itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史
前売3,500円(ドリンク代別途)
18:30開場/19:00開演

新しい物語の始まりには冬の凛々しい空気がよく似合う。
2012年の幕を開くバンド編成でのスペシャルな夜です。
ネクストステージの山田稔明バンドにご期待ください!

*何年もライブを支えていただいたswitchスタッフの方の退職により
この会場での“夜の科学”はしばらくおやすみになります。ぜひ来て!

オフォシャルサイト特設メールフォームにて予約受付中。
間もなく当日精算のご予約も受け付けますので今しばらくお待ちください。


恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887



そして翌週末は初めてのお店で弾き語り。
セッションの話もあり、こちらも楽しみです。


Do You Believe In Music?
2012年2月12日(日)@北参道 ストロボカフェ

OPEN 17:30/START 18:00
前売 2,500円/当日3,000(1ドリンク代別500円)
出演:Contrary Parade / 山田稔明(GOMES THE HITMAN)
*山田稔明 plays『neon, strobe and flashlight』
オフィシャルサイトRESERVEにて予約受付中

会場の名前にちなんで1999年に発表したGOMES THE HITMAN
『neon, strobe and flashlight』を曲順通り全曲演奏するパートを
含むセットリストを予定しています。ぜひ来て!

ストロボカフェ(03-3405-2005)
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-3-10
ニューベリー千駄ヶ谷 B1
  
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2012年02月01日

ロング・リハーサル、イーグルのように過ぎる時




今週末に迫った2月5日の“夜の科学37”の準備を朝から。夕方からリハーサルスタジオに安宅、五十嵐、イトケン、海老沼の“出席番号早いチーム”と集まって(山田は後ろの方。同じクラスだったら仲良くなるのに時間かかっただろうな)ひたすら練習。空調がうまくいかず寒い寒いとマフラーを巻いて始まったリハも最終的には汗ばむほど。

去年の秋から安宅くんとラジオやUSTREAMでのデュオ、イトケンさんとの即興セッション、今年に入っての五十嵐くんとの共演と新しいパーツが散在したものをエビちゃんのベースで包んだような、確実にこれまでの違うフィールのバンドサウンドだなああ、と久しぶりにエレキギターをかき鳴らして嬉しくなりながら歌った。初めて演奏する曲がいくつもあるのでぜひ多くの人に今の山田バンドを観てほしいと心から思いました。

相変わらずリハ後は穏やかにファミレスなどでぐったりご飯を食べて(五十嵐くんはビールを呑み)安宅くんを車で家まで送って帰り道、ひとり真夜中のドライブで物思いにふけるのがいつものことなのだけども、気付くと日付は変わり1月が終わっていて。そういう、気付くと月日に置いていかれたようなときに頭の中に流れてくるのはいつも「Time keeps on slippin', slippin',slippin' into the future」というスティブ・ミラー・バンドの「Fly Like An Eagle」。中学生のころからずっとだ。

小沢健二のライブでこの曲が「天気読み」のなかに引用されたとき僕は大学生で、ずっと好きだった歌にもう一度“命=ライフ”が吹きこまれたような感じがして興奮したのを憶えている。音楽が救いだったあの頃熱心に聴いた歌は今も自分のやっていることに影響を与えるのだな。まわりを見渡すとチケット落選した人がたくさんいるみたいだけれども、僕は当選しましたよ、タケミツメモリアル。

観たいライブがいつも観られる、とは限らない。昔はそんなことあまり思わなかったけど今思えば行っとけばよかったコンサートは山ほどある。明日どうなるかわからないこの世界で、ぜひ今週末の恵比寿での(しばらく恵比寿switchでは演奏しません)夜の科学37へどうぞ皆様お越しください。



GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学vol.37〜冬の星座と二月革命”
2012年2月5日(日)@恵比寿 天窓 switch


出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
member;山田稔明、itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史
前売3,500円(ドリンク代別途)
18:30開場/19:00開演

新しい物語の始まりには冬の凛々しい空気がよく似合う。
2012年の幕を開くバンド編成でのスペシャルな夜です。
ネクストステージの山田稔明バンドにご期待ください!

*何年もライブを支えていただいたswitchスタッフの方の退職により
この会場での“夜の科学”はしばらくおやすみになります。ぜひ来て!

オフォシャルサイト特設メールフォームにて予約受付中。
間もなく当日精算のご予約も受け付けますので今しばらくお待ちください。

*携帯電話からのお申し込みやメールフォームがうまく機能しない場合は
「お名前/フリガナ/E-mail/都道 府県/電話番号/人数」を明記の上、
題名を「恵比寿天窓switch」として info@gomesthehitman.com
宛にEメールにてお申し込みください。 追って入場料金ご入金に関して返信させていただきます。

恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887

  
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