2012年05月31日

5月の記録



5月長かった!  

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5月がようやく




5月がようやく今日で終わる。もうずっと5月なんじゃないか?というくらい長い一ヶ月でした。大変で疲れたけどとても楽しかった。庭の紫陽花の何色に咲くかがだいたい分かってきた。水色ならいいなと思っていたが紫もピンクも味わいがあっていい。都内ではもう咲いてるところがあるから今住む街は都心より季節の進行が少しだけ遅いのだな。

昨日のこと、夕方から恵比寿のレコーディングスタジオへ。10数年前にGOMESの楽曲を何曲も録音したスタジオは今もそこにあった。スタジオのまわり、入口、裏口、エレベーター、いろんなところに記憶の亡霊のようなものが漂っていて懐かしかった。10数年前はレコーディングが苦痛でしんどくていい思い出はあまりないのだけど、確かにそこで出来上がった音楽は今も残っている。

夜、fishing with john五十嵐くんが来宅、招き猫の催事が吉祥寺であるため泊まっていった。せっかくのタイミングだったが僕が久々に風邪などひいたため静かなトーンで語らう夜であった。猫が来客にも逃げなくなって、だんだんうちは猫カフェ的な癒しのスペースとしての役割を果たすようになってきました。一仕事終えたような顔をしています、ポチは。  
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2012年05月30日

記憶のつながり




昨日のこと。渋谷で打ち合わせ、待ち合わせ場所はヒカリエ前。高いビルの谷間だから風が強いのなんの、キャップが飛ばされて大変だった。スカートの女性は要注意な場所です。映像制作会社時代には同じ場所にパンテオンという劇場があって、いつもそこで朝6時とかに集合でロケに行っていたので嫌な思い出ばかりの場所だが時が流れてもそこで待ち合わせしているのが興味深い。熱心な現場でのミーティングに身が引き締まる思い。

ここ1年ほどずっと印象的なイントロのフレーズが頭の中で鳴り、しかしアーティスト名も曲名もわからないでいた歌があった。昨日ディスクユニオンのエサ箱(レコ屋の格安なものを集めたコーナーをこう呼ぶ)を掘っていたら見覚えのあるジャケット、ピンと来て買ってみたらまさしくその1曲も歌がそれだった。blissfulというスウェーデンのバンド。大学時代によく聴いたのだ。聴き返したら全部の曲を憶えていた。

場所も音楽も人も何もかも、昔の記憶はこうやって繋がっていくのだ。  
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2012年05月29日

まだ5月




昨日のこと。不注意による大きなミスあり、久々に深く落ち込む。それにしても5月は長い1ヶ月ですね。ぎりぎりまでMONOLOGの原稿を書いてまとめて、ギター教室が始まって、アノニマでの月間イベントのスタートに立ち会って、倉敷行って加古川行って松本行って、ギター教室の2回目もあって、新しいプロジェクトも始まって、アノニマでのイベントファイナルに出かけていってもまだあと3日もある。6月はずっと録音作業なのだけど6月はあっという間に過ぎるだろうか。

たくさんMONOLOGと「CATS」の注文をいただいていてすべてにサインを書いたメモを入れているのでちょっと発送に時間がかかっていますが商品到着まで今しばらくお待ち下さい。今日は小笠原諸島の父島まで商品を送った。今までで一番遠いところへ旅立っていく感覚がある。さあ、クロネコがきっと運んでくれるだろう。

  
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2012年05月28日

旅立ちと始まり/名古屋公演急遽決定




昨日のこと、蔵前のアノニマスタジオまで出かけて5月を通して開催されていた中川ちえさん主催のイベントのフィナーレ。ちえさんのお店in-kyoがアノニマから移動することもありフェアウェルとリスタートのお祝いのパーティーでした。フードはオカズデザイン、コーヒーを淹れに徳島からaalto coffee庄野さんも。思えば2年前のこの場所でのイベントからたくさんの縁が繋がったのだ。この光差し込む空間に大きな感謝を。とにかく美味しいご飯をお酒、そしてものすごい数の人ひとヒト。ちえさんの人徳だろうな。誘っていただいて嬉しかった。

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関西三都ツアーが決まって、ふと春にあれだけ東海地区を回ったのにコーラス録音をやらなかったことに気づき(コーラス録音は4月のライブから行なっているのだ)急遽中部地区を代表して名古屋にて、ひさびさのモノコトでのライブを決めました。金曜日の夜、少し遅目のスタートのライブ、ぜひ声を残しにきてください。また皆さんと再会することを楽しみにしています。オフィシャルサイトにて予約受付中です。



2012年6月29日(金)@名古屋 大須 モノコト
“夜の科学 in 名古屋〜声をあつめて”

19:30開場/20:00開演
3000円(1ドリンク代別途)

名古屋モノコトでの1年ぶりのライブが急遽決定しました。
春の東海ツアーではコーラス録音を行わなかったので
中部地区の皆さんまた初夏のモノコトに再集合してください!
新しい季節の歌を歌います。お楽しみに。

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて

モノコト(http://osu-monokoto.petit.cc/
〒460-0011名古屋市中区大須2-18-45仁王門ビル2F
TEL 052-204-0206



山田稔明 “声を集めにいく”ツアー
6月29日(金)@名古屋 モノコト
6月30日(土;昼)@京都 SOLE CAFE
6月30日(土;夜)@奈良 風の栖
7月1日(日)@大阪 雲州堂  
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2012年05月27日

関西、三都をめぐる旅

三都関西 “声をあつめにいく”ツアー 開催決定!

2012年6月30日(土)@京都 紫野 SOLE CAFE
“夜の科学 in 昼の京都〜声をあつめて”

13:15 開場/13:30 開演
前売り3000円(天然酵母パン付き/1ドリンク代別途)

13ヶ月ぶりとなる久しぶりのSOLE CAFEでのライブは
初めての試み、お店自慢の天然酵母パン付きのランチタイム
ライブとなります。現在制作中の新作のためのコーラス録音を
行いますので皆様の声の参加を!ご来場お待ちしております。

5/28(月) 20:00〜 メールフォーム(http://solecafe.jp/inquiry/)
またはお電話(075-493-7011)で受付開始

SOLE CAFE(http://solecafe.jp/
〒603-8244京都市北区紫野東蓮台野町10-16
Tel/Fax.075-493-7011営業時間:11:00〜15:00(日祝定休日)



2012年6月30日(土)@奈良 風の栖
“夜の科学 in 奈良〜声をあつめて”

19:00開場/19:30開演
前売り3000円(1ドリンク代別途)
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)

昨年秋以来となる古都ならまち風の栖再訪が決定しました。
京都奈良大阪をまわる関西ツアー、現在制作中の新作のための
コーラス録音を行いますので皆様の声の参加を!ご来場お待ちしております。

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて受付中。

風の栖(http://www.kazenosumika.com
〒630-8336 奈良市高御門町17
Tel 0742-20-6887



2012年7月1日(日)@大阪 event space 雲州堂
“夜の科学 in 大阪〜声をあつめて”

18:30開場/19:00開演
3500円(1ドリンク代別途)

昨年秋以来の大阪でのライブが決定しました。
新旧楽曲の中から新しい季節の歌を歌います。
制作中の次作のためのコーラス録音を行います。
大阪の声が不可欠!ぜひご協力ください。

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて受付中。

雲州堂(http://www.iori-unshudo.com/
〒530-0046 大阪市北区菅原町7-2
Tel 06-6361-3964



奈良と大阪はすでに受付を開始してます。奈良も大阪も来てくれるという方がとても多そうなので
三都それぞれセットリストの趣向を変えてたくさんの歌を歌うツアーにしようと考え始めました。
リクエストもあればブログにコメントか、メールか、Twitterにリプライください。検討します。
関西の皆さんの大きな声を集めにいくツアー、皆さんのご参加をお待ちしております。


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井の頭、木の葉は深緑




昨日のこと、午前中から出かけて井の頭公園の南にあるカフェROOM-1022.へ。札幌から歌いにきたカポウさんのレコ発ファイナルにまたお邪魔することに。完全なアンプラグドということでマーティンより音の大きなTaylorを持っていく。吉祥寺駅の北側に住んでいるとなかなか公園の南側へ行く機会がないのだが、天気もよく快適で武蔵野に暮らす特権を謳歌するような自転車での旅だった。

カポウさんと知りあったのは地震のあと去年の春、たった1年しか経たないのか!と驚いていたのだけど、InstagramやTwitterでお互いの猫をイイネしあってると距離感覚・時間間隔が不思議と変容していく。僕の「home sweet home」と「光の葡萄」、カポウさんの「君がいなけりゃ」「blue sky blues」と4曲共演。彼女はナチュラル・ボーン・シンガーとでもいうべき人で、歌っているのをそばで見ると感動する。三鷹、吉祥寺と時間をともにできてとてもよかった。良い刺激を受けました。

終演してもまだ日は高く、井の頭公園をふらふらと歩いたのだけど今の季節は桜のころなんかよりも全然気持ちがいいな。共演のsenのお二方も含めて打ち上げは吉祥寺駅前の立ち飲み屋で。いつも自分が利用する駅を眺めながら昼からビールを飲んでいるのは変な感覚。新しい場所と人をたくさん知ることになったカポウさんとの二日間でした。また札幌で一緒に歌えたら。  
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2012年05月26日

万華鏡のような




晴れて、猫がとても気持ちよさそうな朝です。昨日のこと、2日続けて恵比寿リキッドルームへ。トクマルシューゴくんが主催した野外コンサート「トノフォンフェス」のDVD発売を記念したライブにゲストでd.v.d.が出演する、というライブ。イトケンさんはドラムに鍵盤ハーモニカにトイピアノにと八面六臂とはこのことか。d.v.d.もトクマルくんも素晴らしいアクト。映像と相俟って万華鏡のなかにいるような空間だった。とても刺激的。とてもいい夜だった。

今日はこれから吉祥寺井の頭のROOM-1022.というお店で札幌からレコ発ツアーに来ているキッコリーズのカポウさんの関東最後のライブにゲストでお邪魔します。ランチタイムのライブで天気も良くなったので気持ちのいい時間が過ごせるでしょう。お近くの方、お時間あるかたはぜひ遊びに来てください。詳しくは僕のTwitterに。

  
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2012年05月25日

ガラスとヒカリエと11ヶ月



昨日のこと。吉祥寺のギャラリーFeveへ出かけ、イイノナホさんのガラスペーパーウェイト個展「ガラスとヒカリ」へ。光差し込むFeveはまさにこの個展のために用意されたのでは、というほどつるつるのガラスの作品たちは賑やかに光を拡散させていた。作品集の表紙にもなっているクローバーのガラスペーパーウェイトを時間をかけて選んで購入。

「ガラスとヒカリ」から渋谷へ移動し、先月オープンしたヒカリエへ物見遊山。建設途中の階上からの眺めをブラタモリで観たので楽しみにしながらスカイロビーというところへ行って街を見下ろす。すこし期待しすぎたか。それでも各フロアは賑やかでコンランショップなどはデザイン性の高いモノが多くて目が気持ちいい。買ったものは猫のおもちゃ。歩き疲れて休憩がてら食べたハワイアンカフェのアサイーボウルが美味だった。

恵比寿へ移動してリキッドルームへ。Charとチャット モンチーという異色の対バンイベントを観にいく。チャットのライブは去年の中野サンプラザ以来11ヶ月ぶりだが、1年弱の間にものすごいシフトチェンジ。2人になってからの演奏を初めて生で体感するが、とにかく音が大きくて、カッコいい(ダイナソーJr.のようだと思った)。アッコちゃんだけでなくえっちゃんもドラムを叩くし楽器の持ち替えも多く、楽しい試行錯誤の真っ最中という印象。「バスロマンス」というトリオ時代の曲が歌われたが「走りだすよ二人だけを乗せて」というフレーズがまったく違う響き方。この歌詞を書いたのが脱退したメンバーだということがまた運命的。

その後、圧倒的な存在感と演奏で風景をすべて塗り替えたChar、帰ってすぐにでもエレキギターを弾きたくなるようなギター初心者の気持ちに戻るような感覚。オペラグラスを通すとすぐそこに彼の勇姿があって、ムスタングのすぐ上、シャツの襟元に織り込まれたラメがずっとキラキラと光を浴びてダイヤモンドのように輝いていた。吉祥寺、渋谷、恵比寿と「ヒカリ」を堪能する一日だった。  
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2012年05月24日

吉祥寺の水曜の日常




夕方までひたすら次作のための地味な編集作業。しかし各地で録音してきたお客さんのコーラスをミックスしていくと圧倒的な人数感。現在250人を越える声が混ざっている。まだまだ先の長い道のりだけどもとてもいいレコード(記録)になると思います。わくわくしてきた。300人目標でもうちょっと旅先での声採集を続けたいと考えています。

夕方から吉祥寺の街へ。いつものコーヒー屋、moiにて、ミルブックス藤原さんとイラストレーター福田さんとお茶。僕はmoiのコーヒーを飲んで自分が家で淹れているコーヒーの味を確かめているところがあって、最近雨の日にペーパーフィルターが切れたことがきっかけで初めてトライしたネルドリップで淹れたコーヒーも意外とうまくできてるな、と再確認。楽しい集いでした。

猫のご飯を買ってレコード屋さんに寄り道していつもの吉祥寺散歩コースを経て、夜からは雑誌CDジャーナルの編集長川上さん(CDジャーナルをマニアックでおかしな本にしたのはこの人だ)と「猫ジャケ」「猫ジャケ2」(「饒舌スタッカート」を載せてくれたことで繋がった縁だ)を作った高岡さんとご飯会。みんな忙しくて数ヶ月越しで実現した集まり。3人揃っていわゆる“サブカル馬鹿”なので話は尽きず、ゲラゲラ笑ったり最近読んだ本のいいフレーズを聞いたりしながら夜遅くまで美味しいお酒を呑みました。

春の旅が終わって、そんな吉祥寺の水曜日の日常です。下北沢も吉祥寺も気づいたらどんどん街の風景が変わっていくのだけど、昨日は昨日で井の頭公園の入り口にあるドナテロウズが閉まる日だった。いせやよりも僕にはドナテロウズのほうが喪失感が大きい。猫を飼うまではあそこに猫を触りにいっていたのだ。あの猫たちはどうなるのだろうか。

  
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2012年05月23日

MONOLOG vol.7 in “STORE”



去年から作りはじめて1年で目標の6冊を完成させてハンドメイド冊子「MONOLOG」、その新年度最初の第7号が完成し加古川公演から販売を始めました(倉敷に間に合わなくて申し訳ありません!)。まだ寒い3月の札幌からdans la natureとの東海ツアー、そして気仙沼と陸前高田を回ったみちのく旅のことまで内容が多岐にわたるのでこれまでで最大の文字数に。僕がふれることのできなかった4月の下北沢440でのバンド編成での夜のことはfwj五十嵐くんが書き記してくれています。

松本のライブのときにMCでもお話ししましたが、今回文章を寄せてくれた気仙沼くんに完成したMONOLOGを送ったらすぐに嬉しいメールが届きました。ブログにはうまく書けなかった、旅の途中で思ったことをいろいろ綴りました。たくさんの人に読んでもらいたい一冊になりました。しばらくライブの予定がないのでぜひ通販STOREでお求めください(送料無料にしてあります)。



気仙沼くんからの手紙

山田さん

モノログを送っていただいてありがとうございます!
山田さんの気仙沼旅の記録、読んで涙してしまいました。
今まで多くの被災地レポートに接してきましたが、どの
レポートよりも正確で、思いがあって、そして何よりも
自分自身の心情に近いものでした。
この山田さんのコトバが、全国に発信されるのかとても
嬉しいです。明日は松本ですね。去年、大きな地震があ
ったことを記憶しています。3. 11に隠れて、大きく報道
されず複雑な気持ちですが、いいライブになることを祈
っています!

from 気仙沼


  
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2012年05月22日

金環日食の夜のこと




昨日のこと。朝から早起きして長い一日だったが、札幌からソロアルバム『33』のレコ発ツアーで東京入りしたキッコリーズのカポウさんのライブを観に三鷹おんがくのじかんへ。せっかくなら歌も、ということになって2曲飛び入りで、今年の春にたべるとくらしの研究所で共演した「blue sky blues」と「君がいなけりゃ」をセッション。スティール・パンの山村誠一さんが僕の故郷に詳しく期せずしてとてもローカルな話に。ガット・ギターを操る古館賢治くんはとてもいい歌を歌うシンガーでもあった。札幌での再会を約束。とてもささやかな音楽会だったけれども唸るほど素晴らしい音楽空間でした。

札幌でとてもお世話になったカポウさん、土曜日まで連日関東でライブ、とてもタフな音楽旅。最終日の土曜日にまた吉祥寺に戻ってくるそうなので共演しようかということになっています。昼間のランチ付きのライブ、詳細はカポウさんのHPとかに書いてあると思います。詳細詳しくわかったらまた書きます。札幌に行きたくなってきた。とてもいい季節になっただろう。
  
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[travelogue] 信州まつもと旅 DAY2(2012.5.20)



明けて空はとてもいい天気、信州ならではの山登り(ロープウェイで)を画策していたのだけど昨日の大渋滞による時間配分のミスにより午前中は松本散策のためにレンタサイクルであちこちふらふら。松本城はとても美しく、歴史の連なりを感じる。街中に井戸があり水のなくなったペットボトルを補充するのに事欠かない。

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今回の旅、行程の参考にしたのは「工芸の五月」というフリーの冊子くらいで、あとはTwitterやFacebookでいただいた情報がとても参考になりました。イラストレーター落合恵さんから教わったお蕎麦屋さん野麦は繊細な麺がシンプルでとても美味。同じく珈琲まるもの自家製プリンセットの甘味な味わいは今でも思い出すと垂涎。そしてなにより感動した場所は松本民芸館。街から少し外れにある地味なスポット(僕の他にお客さんはいなかった)だけど、そこに込められた意匠とか美しさへの気持ちが圧倒的。松本がクラフトで有名なのにはいろんな歴史があるのだな。この場所にこれて良かった!と思いました。

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豆とコーヒー Laura村岡さんには本当にお世話になりました。松本はまた何度でも来たい街になりました。夫妻に推された「美ヶ原高原」へ辿り着く前に日は傾き、高原手前の美ヶ原温泉に迷い込んだところで300円で入れる日帰り温泉を見つけ疲れを癒し夜中に東京へ。美味しいものを食べ、素晴らしい風景を見て、手仕事の美しさを堪能した旅でした。春の旅はどれもかけがえのないもので、僕のこれからの創作物に大きな影響を与えてくれると思います。万物に感謝!  
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[travelogue] 信州まつもと旅 DAY1(2012.5.19)



先週末の信州旅の備忘録。東京を朝8時半に出発するも中央道で異常な超大渋滞に巻き込まれる。松本につく気がしないほど。iPadを頼って西八王子から一度高速を降りて山を越えて渋滞回避を目論んでロングドライブ。陣馬山という高尾山と連なる山をひーひー(車が)言いながら登り再び中央道、2時間以上かかると言われた渋滞を50分で解決し松本へは会場入りの時間ぴったりに到着。

豆とコーヒー Laura店主の村岡さんはもともと音楽業界で働いていらした方、僕も2000年くらいに取材を受けたことがあり、音楽評論家長門芳郎さんとも仲良しでいろんな縁が不思議に繋がって今回のライブとなった。城下町松本の漆喰の壁にとてもよく馴染むシンプルで可愛い佇まいのお店だ。珈琲が香り、僕の今日のステージは焙煎機の前に決定。

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準備を終えてちょっと松本散策。とても良い季節だ。あとで聞いたことだけどこれほど瑞々しい緑の木々はそうない、という地元の方の声。川べりで深呼吸していい気分だ。とてもきれいな藤棚が名将に愛された街の歴史を彷彿とさせる。ほんとならもっと早く着いてしっかり松本観光するつもりだったがお城もお預け、翌日へと予定をシフト。会場に戻ると満席のお客さん。

松本へは確かFMラジオ出演のためのキャンペーンで日帰りをしただけで歌を歌うのは初めて。それでもそこには僕の歌をようやく聴けた!と喜んでくれる人がたくさんいるのだな。とても嬉しくなる。この日は3月から続いた春のツアーの千秋楽だったのでここ数ヶ月のことをいろいろ考えながら思い出したくさん喋ってたくさん歌った。

「白線流し」のロケ地となった街にちなんでスピッツの「空も飛べるはず」をカバー。リンゴ農園でびっくりするほど美味しいリンゴを作っていらっしゃるというお店の常連さんもニコニコしながら聴いてくれた。個人的にはデビュー当時BMGでお世話になった元スタッフ(今は長野で別の仕事をしている)が「new atlas ep」のころの年季の入ったTシャツを着て業務用のカメラを担いで遊びにきてくれたことが嬉しかった。しっかりこの日の記録を映像に納めてくれたのでそのうち公開できるかもしれません。

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2012年05月21日

松本観光>ロープウェイ




松本、豆とコーヒー Lauraでのライブが終わって明けて昨日のこと。本当ならばロープウェイで山登りのつもりだったのだけど…。前日大渋滞にハマって予定していたよりも遅く松本市内に着いてしまったこともあって午前中は松本観光しようとレンタサイクルで出かけたのだけど、もう松本の街が素敵で楽しくて興味を引くものがたくさんあるもんだから、山はあきらめた。また松本にはライブをしに戻ってくると思うので次回までおあづけ。

Laura店主の村岡さん、Twitterで情報をくれた落合恵さんやファンの方や地元の皆さん、Facebook経由で有益な情報を提供してくれた大学時代の先輩のおかげでとても充実した旅になりました。ちょっとやそっとでは書ききれないのでまた改めてきれいな写真とともに旅行記を書きます。Lauraでのライブは僕の歌を初めて聴くお店の常連さんたちもとても楽しんでくれてよかった。本当に素晴らしい2日間でした。旅のいろいろは僕のinstagramの写真で。

明けて金環日食。歴史的な瞬間を庭から見上げる。ファンの人が数カ月前にプレゼントしてくれた太陽レンズで欠け始めからばっちり輪っかになるところも観ることができました。空が薄暗くなってとても不思議な光の色でした。朝から早起きしたので気分がいいです。今日は札幌からレコ発ツアーで東京に来たキッコリーズのカポウさんのステージにお邪魔する予定です。


  
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2012年05月20日

[SETLIST] 夜の科学 in 松本〜光の季節




2012年5月19日 @ 松本 豆とコーヒー Laura
“夜の科学 in 松本〜光の季節”

1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
2.ココロ/コトバ  
3.夏の日の幻  
4.glenville 

5.一角獣と新しいホライズン
6.光と水の新しい関係
7.coffee
8.世紀末のコロンブス

9.月あかりのナイトスイミング  
10.やまびこの詩
11.日向の猫とチャーリー・ブラウン
12.光の葡萄
13.hanalee

EN
14.空も飛べるはず (スピッツ カバー)
15.予感 
16.SING A SONG
17.ハミングバード


素晴らしいライブになりました。ご来場感謝!  
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2012年05月19日

巣巣ギター教室終わり、長野松本へ




8月のビーチ・ボーイズ来日公演のフロントアクトが僕が中学の頃から愛聴して影響を受けたAMERICAだと知り興奮した昨日でした。タイムマシンで遡って中学生の自分に「おまえ、25年後に生でAMERICAを観ることになるぜ」と伝えにいきたい。ビーチ・ボーイズもAMERICAもサイモン&ガーファンクルも僕にとっての醒めないアメリカの夢だ。

さて、巣巣でのギター弾き語り講座第二回目。前回のS&G「59番街橋の歌」に続き今回は「スカボロー・フェア/詠唱」を爪弾く2時間。とても複雑なアルペジオにも関わらず皆さんかなり弾けていて7カポをつけたキラキラしたギターの音が巣巣に響いていました。「ポール・サイモンのすごさを再認識した」という感想もあったり。聴講参加してくれた方もお疲れさまでした。次は6月。

今日はこれから松本へ。豆とコーヒー Lauraは以前音楽業界にいらした方(僕はインタビューを受けたことがあります)がオープンさせた焙煎と喫茶の小さなお店です。松本は来週からクラフトフェアがあって激混みになるので1週はやめた今日のライブとなります。満員締め切りになっていましたがキャンセルがあったりしてもしかしたら当日券を出せるかもしれません(立ち見となってしまうかもしれませんが)。15時以降に直接お店にお問い合わせいただきますようよろしくお願いします。ああ、松本でどれだけ美しい風景が迎えてくれるだろうかと考えるとわくわくする。今朝東京は胸のすくような快晴だけれどもこの空がこのまま信州まで続けばいいなと思います。



夜の科学 in 松本〜光の季節
2012年5月19日(土)@松本 豆とコーヒー Laura


キャリア初めての信州松本でのライブが決定しました!
珈琲焙煎の香りたつお店での小さなコンサートです。
ローラ・ニーロに由来する店名にあわせて「光の季節」の
夜の科学 in 松本、乞うご期待ください。

16:30開場/17:00開演
前売2,500円/当日3,000円(1ドリンクつき)
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)

*チケットは完売しました。キャンセル待ち当日券等については
直接お店へお問い合わせください。

〒390-0811長野県松本市中央2-8-12
豆とコーヒー Laura
http://www.laura-coffee.com/
TEL;0263-88-5280
  
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2012年05月18日

あっという間に




あっという間に一週間が経って、先週の今日には加古川に行って夜にはウルフルケイスケさんのライブを観ていたかと思うと時間の流れの速さに驚愕する!昨日は現在関わっている案件のためのデモテープ録りのために出かけていってコーラスアレンジなど。夜中まで楽しい時間でした。いろいろうまくつながるといいな。

今日は巣巣での2回目のギター弾き語り講座。第1回目も好評でしたがそのときに「日本語の曲もぜひ」とリクエストを受けたので「向日葵はゆれるまま」というシンプルで穏やかな小沢健二さんの曲を練習曲に加えてみます。本日から第五回目までは連続した講義となります。あと1名くらいなら受講可能かも(?)なので興味のある方は巣巣へお問い合わせください。今日から巣巣でMONOLOG最新号を置かせてもらうのでぜひ受講者以外の方も仕事帰りにお立ち寄りください。

明日はいよいよ春のツアーの千秋楽、長野県松本市、豆とコーヒー Lauraでの“夜の科学”です。松本といえば「白線流し」?「空も飛べるはず」?多分一回だけキャンペーンで行ったことがありますがバタバタして印象的な感想が持てない旅だった。なので明日からの信州旅とても楽しみです。お薦めの場所などあれば教えて下さい。満席になったとのことですが、キャンセルや椅子追加など当日券の可能性もありますので会場へお問い合わせいただければと思います。旅は続く。写真は先週の旅の締めくくり、志方の城山への登山。不覚にもこのときはひーひー言いながら足を使って登ったので信州ではばっちりロープウェイを目指そうと思っています。

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2012年05月17日

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[travelogue] 瀬戸内ツアーDAY2(5月13日 @ 加古川 チャッツワース)

倉敷の朝、快晴。この日は兵庫加古川に戻り午後からウクレレワークショップ、夜にはライブという忙しい日だがぎりぎりまで倉敷の街を散策する。朝のコーヒーが飲みたくて倉敷意匠に隣接するcafe gewaへ。ここはオオヤコーヒが手がける立ち飲みスタイルのカフェ。常連さんの会話を聞いているのも楽しい。ネルドリップの濃厚なコーヒーで一気に目が覚める。

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美観地区を蟲文庫まで行って折り返そうと決めて散策。僕が買ったのはお土産の吉備だんごと、なぜかハタキ(掃除するのに便利。柄の長いほうきも欲しかったが断念)、そして蟲文庫で見つけた中川五郎さんの本。倉敷は新しいものと古くて変わらないものが調和する素晴らしい街。最後にもう一度三宅商店に挨拶に行くとフロアスタッフの男の子が早速「home sweet home」のTシャツを着てくれていた。

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加古川へ移動、僕は車の中で爆睡してしまう。チャッツワース岸本さんのおかげでずいぶん体力をストックできた旅になりました(最終日にそれを覆す山登りが待っているのだけど)。はっ!と目が覚めると加古川へ到着。そこから急いでウクレレワークショップの準備を。1階店舗で10名が参加する(結構な人数だ!)ポロンポロンと賑やかな集い。今回は「ココロ/コトバ」というレゲエのリズムいフォーカスした今までとちょっと違うアプローチの講座でした。

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ウクレレ終了後そのままライブの準備。ご飯を食べる時間もないほどバタバタしながら気付くとあっという間に開場時間。10分押しで入場する皆さんの脇を抜けて僕は近くのカツめし屋さんで「カツめしバー」なる、見た目はアメリカンドッグみたいなんだけど中にご飯とか肉とかいろんなものが詰め込まれているものを買って食べてみたら美味しかった。これでパワー補充ができたのだな。

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いつものチャッツワースだけどいつもと違う空間で始まったライブは個人的には今年一番の演奏になりました。ウクレレ教室やってるときにかすれてきて「やばいなー」と思っていたノドがウソのように真っ直ぐな歌を歌えました。2日前の夜に観たウルフルケイスケさんのライブ、僕の目と鼻の先で椅子に乗ってお客さんを煽る姿に触発されて僕もやってみたら、みんなヒューヒュー、男性陣も怒号のような返事を返してくれて嬉しかったな。どうもありがとうございました。

ライブ後はダイニングバーCECILの島田さんとチャッツワース岸本さんの楽しい痴話喧嘩みたいなやりとりとかマニアックな音楽談義とか、とにかく楽しい、長い長い、しかしあっという間の一日でした。くたびれ果てているはずなのにテンションが高くなった我々一行はそのまま15日に書いた日記のように星を観に山の中へと果てなきドライブへ、そして数時間の睡眠のあと“楽ではない”山登りへと誘われるのでした。  
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2012年05月16日

[travelogue] 瀬戸内ツアーDAY2(5月12日@倉敷 三宅商店)

先週金曜日に加古川に入りウルフルケイスケさんのライブを観た「DAY1」のあとの、5月12日からの回顧録。今回の倉敷加古川ツアーにはチャッツワース岸本夫妻も同行することになり、加古川から先は車での旅となりました。初めて岸本さん宅にお邪魔して愛猫チャオとしばし戯れる(8キロもある大きな猫でした)。

曇り空の加古川を出て車で2時間ほどで快晴の岡山県倉敷市に到着。岡山は“晴れの国”と呼ばれるほど日照時間が長いことで有名。1年半ぶりの倉敷はやはり変わらず素晴らしい街並み。まずはライブ会場となる三宅商店に挨拶。そこで「今日芸文館でクラフト市やってるから行ってみるといいですよ」という情報。さっそく行ってみることに。

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何から見ていいか分からないくらいの出店、「あわわわ」と呆然としていると「こんにちは」と声をかけられたのは徳島の素敵な雑貨屋cue!の店主青木くん。偶然の出会いにしばし歓談。そうしているうちにTwitterで札幌たべるとくらしの研究所のあきこさんから「中川ワニ珈琲のブースでうちのジャム売ってます!」という情報が。ワニさんにはお会いしたことがなかったのでご挨拶することができてよかった。とても可愛いお皿を衝動買い。このお皿の作家さんはもうすぐ吉祥寺で個展を開くそう。

倉敷の街並みを散策、白鳥を眺めたり川を流れる船に手を振ったり。大原美術館に隣接する喫茶店エル・グレコには前回入りそびれていたので思い切って飛び込んでみる。おばあちゃんが数人、丁寧にコーヒーを入れている様はとても穏やかなものでした。三宅商店へ早めに入ってカレーのプレートと念願のいちごパフェ。今回も三宅商店は大賑わいでライブのために17時半でお客さんに出ていってもらうのが申し訳ないほど。30分弱でセッティングとリハーサル。東京から持っていくセルフPAスタイルも完成形に近くなってきた。

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僕が土間で歌った前回とは趣向を変えて、ステージを畳の間にしてみた。僕の方からは通りに面したガラス窓から中を覗き込む観光客の方々や途切れない往来が見えてとても風情あるものだった。「光と水の関係」という曲は倉敷という街に触発されて書いたものだが、それをまたこうやってこの地で満員のお客さんの前で歌えるというのは幸せなことだなと感じました。

地元はもちろん、東京、埼玉、千葉、京都、香川、高知、広島、福岡、大分、兵庫、大阪、鳥取etc..と日本各地からのお客さんがいたのも観光地ならではか。とてもいいライブでした。終演後に三宅商店のスタッフのみんながニコニコと全員最後まで残って手を振って見送ってくれた。また必ずここに来るな、という確信を持ちました。お世話になりました。夜の倉敷はとても賑やかで、ライブの後は軽くお酒と「ままかり」など美味しい地元の料理をいただいた。  
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2012年05月15日

旅から帰り、吉祥寺は雨




金曜日から続いた加古川、倉敷、加古川の夜が終わり、否、しかし最後の夜は簡単には終わらず「星を観にいこう」と映画「ノルウェイの森」のロケ地となった峰山高原と砥峰高原とドライブ。途中何頭もの野生のシカと出会い、しかし真っ暗な月夜では風景は見えず星もきれいだったけどライブ後の僕は眠くなって気を失ってしまい気づいたら朝になっていました。

で、気を取り直して昼過ぎに山登りを。僕が楽して登る山登りを提唱しているにも関わらずチャッツワース岸本さんは「大丈夫だから。ハイキング程度だから」と僕を「志方の城山」へ連れていく。図らずも細い山道を足で登る行脚となりましたが、景色もよく山頂で飲む紅茶もとても美味しかった。山登りをしてても打ち合わせのメールが届くからたちが悪い。

倉敷、加古川とお世話になったセシル島田さん、三宅商店井上店長および元気なスタッフの皆さん、何から何までお世話になったチャッツワース岸本さん、刺激をくれたウルフルケイスケさん。そして遠くから近くから(アンケートに書いてあるみんなの住所見てびっくりするほど)足を運んでくれたお客さん皆さんに心から感謝を。

ということで帰ってきて、引き続きいろいろ作業など。週末は巣巣でのギター弾き語り講座の第二回目と初めての信州松本、豆とコーヒーLauraでのライブ。現在チケットはSOLD OUTとなっていますが当日券情報などは追ってお知らせします。今日は新しい案件の打ち合わせがふたつ。楽しみ。  
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2012年05月14日

[SETLIST] 夜の科学 in 加古川〜シエスタとフィエスタ




2012年5月13日 (日) @ 加古川 チャッツワース
“夜の科学 in 加古川〜シエスタとフィエスタ”

1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
2.ココロ/コトバ  
3.夏の日の幻  
4.glenville 

5.一角獣と新しいホライズン
6.平凡な毎日の暮らし
7.光と水の新しい関係

8.世紀末のコロンブス
9.月あかりのナイトスイミング  
10.やまびこの詩
11.日向の猫とチャーリー・ブラウン
12.光の葡萄
13.hanalee

EN
14.雨の夜と月の光
15.予感 
16.SING A SONG
17.ハミングバード


今年一番のライブとなりました。満員御礼!  
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2012年05月13日

[SETLIST] 夜の科学 in 倉敷〜光と水の新しい関係ふたたび




2012年5月12日(土) @ 倉敷 三宅商店
“夜の科学 in 倉敷〜光と水の新しい関係ふたたび”

1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
2.ココロ/コトバ
3.夏の日の幻
4.毛玉 
5.何もない人
6.一角獣と新しいホライズン
7.光と水の新しい関係
 
8.月明かりのナイトスイミング 
9.やまびこの詩
10.日向の猫とチャーリー・ブラウン
11.光の葡萄
12.blue moon skyline
13.hanalee
 
EN
14.予感
15.SING A SONG
16.ハミングバード


満員御礼!  
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2012年05月12日

加古川の夜〜まいどハッピー




飛行機で神戸へ。今回の瀬戸内旅を前乗りにしたのは加古川のセシルというバーで、ウルフルズのギタリストでありリーダー、ウルフルケイスケさんのライブがあるからでした。神戸から明石海峡大橋を眺め見ながら加古川へ、夜になってセシルへ向かうと超満員の場内、かなり前の席に座ることができて2時間半のエレキ弾き語りのライブを堪能しました。ライブの終盤ケイスケさんは僕にピックを投げてくれて、それは宝物になりました。

セシルのマスターしまださんにはこれもでもいろいろ差し入れしていただいたりお世話になっていたが今回初めてお店に伺えてよかった。怒号にも近い愛ある声援とケイスケさんの笑顔で至福の時でした。打ち上げにお邪魔してケイスケさんに挨拶。実は以前に、GOMES THE HITMANのプロデュースをお願いできないかと画策していたことや (「饒舌スタッカート」のころだ) 共通の知り合いの話などとても楽しい時間。「ああ、笑顔がうつる!」という感じの。

今日と明日のライブで僕がいつもよりもニコニコと口角が上がっていたならばそれはウルフルケイスケ効果だ。ぜひ倉敷と加古川にそれを確認しにきてください。いろいろ当日券等の情報は会場かTwitterでお尋ねください。これから光と水の街、倉敷へ。昨日三宮で買った新しい靴下で。  
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2012年05月11日

光と水をめぐる旅

倉敷、加古川と2日間のライブ、今日から出かけます。たくさんの出会いを
楽しみにしています。当日券情報等は直接会場までお問い合わせください。

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夜の科学 in 倉敷〜光と水の新しい関係ふたたび
2012年5月12日(土)@岡山 倉敷 三宅商店

出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)
18:00開場 18:30開演
前売¥3,500(1ドリンクつき)

ライブで欠かせない「光と水の新しい関係」の誕生の
きっかけとなった倉敷での1年半ぶりのライブが決定しました。
白壁の美しい街並と春の太陽、風情ある町屋での音楽の夕べを。
オフィシャルサイトRESERVEフォームから入場申込予約(キャンセル待ち)受付中

三宅商店(http://www.miyakeshouten.com
〒710-0054岡山県倉敷市本町3-11
TEL 086-426-4600



夜の科学 in 加古川〜シエスタとフィエスタ
2012年5月13日(日)@加古川 チャッツワース


昨年秋以来のチャッツワース凱旋は新しい試みを。
「シエスタとフィエスタ=午睡と饗宴」と題して
午後の居眠りを我慢してトライするウクレレ教室と
夜は宴のライブ、二本立てのイベントとなります。
新緑の候、新しい季節の歌をお届けします!

【ウクレレ教室】
15:30(90分;予約制/ドリンク付き)
3,000円(ウクレレ持参の方)/5000円(ウクレレ付きコース)

【LIVE】
18:00開場/18:30開演
3,500円(1ドリンク代別途)

ご予約受付はチャッツワースにて(メールとお電話にて)。
ウクレレ教室希望の方は「ウクレレ教室希望」の旨と
ウクレレ持参かウクレレ付きかを選択しご連絡ください。

紅茶と英国菓子の店
CHATSWORTH(チャッツワース)
〒675-0065兵庫県加古川市加古川町篠原町4-7
TEL 079-420-1707
定休日 火曜日(営業時間 am9:00~pm8:00)
http://www.hotkakogawa.com/chatsworth/



そして帰ってきたら初めての信州、松本でのライブです。満員御礼!

夜の科学 in 松本〜光の季節
2012年5月19日(土)@松本 豆とコーヒー Laura


キャリア初めての信州松本でのライブが決定しました!
珈琲焙煎の香りたつお店での小さなコンサートです。
ローラ・ニーロに由来する店名にあわせて「光の季節」の
夜の科学 in 松本、乞うご期待ください。

16:30開場/17:00開演
前売2,500円/当日3,000円(1ドリンクつき)
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)

*チケットは完売しました。キャンセル待ち当日券等については
直接お店へお問い合わせください。

〒390-0811長野県松本市中央2-8-12
豆とコーヒー Laura
http://www.laura-coffee.com/
TEL;0263-88-5280
  
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2012年05月10日

週末は瀬戸内ツアー




週末は倉敷と加古川をまわる瀬戸内ツアーです。12日(土)の倉敷は1年半ぶり2度目。ライブでは欠かすことのできない歌になった「光と水の新しい関係」が生まれるきっかけになった街での演奏が今から楽しみです。街並みを流して歩くことを想像しただけでわくわくする。三宅商店というお店、ご来場の皆さんは畳のスペースに靴を脱いであがってもらうので手間のかかるブーツはやめてお気に入りの靴下を履いてきてください。

13日(日)は2008年以来お世話になっている加古川の紅茶と英国料理専門店チャッツワースでのウクレレワークショップとライブ。昼夜の2本立てイベント。いつもとは趣を変えて1階のピアノのあるスペースでの開催になります。どんなふうになるか。ウクレレワークショップの課題曲は「ココロ/コトバ」にしました。左手は簡単ですがレゲエのビートを知る機会になれば。MP3と譜面を前もってお届けしますのでご連絡をお待ち下さい。

倉敷は現時点であと2名の席が残っています。チャッツワースはウクレレ、ライブともに完売ソールドアウト。当日券に関しては直接お店にお問い合わせください。ゴールデンウィーク明けで物憂い皆さんのために新しい季節の歌をたっぷり歌う2日間を。ニューアルバムのためのコーラス録音も行いますので皆さんの美声に期待します。リクエスト曲などあればメールかブログへのコメントで(すべてに対応することはできないかもしれませんが努力します!)。さて、バタバタと旅の準備を。

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2012年05月09日

春のよなよな




一昨日の夜、もういつ以来だろうかというくらい久しぶりに新宿JAMというライブハウスに出かけた。僕が大学構内以外で初めてライブをやった場所、大学の先輩のバンドで出演したりGOMES THE HITMANで出演したり。もう15年以上昔のこと。そんなライブハウスにマキタスポーツ率いるマキタ学級のツアーファイナルを観にいった。マキタスポーツさんについては知ってる人も知らない人もいると思いますが技術と知識に裏打ちされた、音ネタをメインに今日本一ブレイクしかけている稀有なエンターテイナーです。最初から最後までオモシロ楽しくカッコよくて、久々にライブらしいライブを観ました。たくさん笑って元気が出た。「いとしのエリーに乾杯」のバンドバージョンに感動。

吉祥寺に帰ってきてから気になっていたバーを覗きこむ。普段ならひとりでそういう店に入ることはないのだけどこの日はなんとなく気分が高揚していて、思い切って飛び込む。ビール一杯くらいと思っていたらマスターや常連さんとの話が盛り上がって3時まで。帰りの時間を気にしないでいいところが地元の良さだな。そこでかけてもらったジェームス・テイラーの『ONE MAN DOG』とポール・サイモンの最初のソロアルバム、芳醇な酒の肴でした。

昨日のこと。下北沢まで出かけて(ポール・オースターの本が面白くて渋谷まで乗り過ごしてしまったが)ラウンドテーブル北川くんと会食。現在全国で放映中のアニメ「謎の彼女X」という番組のオープニング曲とエンディング曲、僕が歌詞を書いて北川くんが作曲とプロデュースしたのだけどとても評判がいいらしい。この2曲、ドラムはカスタネッツ健一郎氏、ベースはノーナやキリンジのちがちゃん、ギターがPLECTRUMアッキー、キーボードはSugarbeans佐藤くんという旧知の布陣で録音されたもの。歌う吉谷彩子さんの声もまっすぐ澄んでいて素晴らしい。6月まで各地で視聴できますのでぜひ一度テレビで。情報はここ

思えばラウンドテーブル北川くんと初めて会ったのは新宿JAMだった。もう何年だったかも思い出せない。彼はファニーカーズというバンドでベースを弾いていて僕はもうGOMES THE HITMANだった。住所を交換してデモテープを送ったことを憶えている。そこから15年近く経って、これまでに何度も対バンはしてきたけれども、今回のように彼の初期段階のデモに歌詞を書いてはメールでやりとりしてそれがテレビから流れてくる、というのはとても変な感じだけど新鮮で刺激的な体験。仕事の話もいい話もバカバカしい話もキリがなく、結局5時間くらい飲んで気付くと日付が変わっていた。

もうすぐなくなる下北沢レコファンでルーファス・ウェインライトの新譜を買って朝からずっと聴いている。ここのレコファンで何枚CD買っただろうか。下北沢に行くときの愛すべき時間つぶしの場所が減るのが残念だ。  
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2012年05月08日

アノニマスタジオ、スカイツリーと東京ホタル

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中川ちえさんから5月のイベントの話をぼんやりと伺ったのは3月の代官山cholonにダン・ラ・ナチュールがあんざい果樹園の伸也さんを迎えてのイベントの後、お寿司を食べた帰り道だった。今までアノニマスタジオでイベントをやるのはいつも秋で、aalto coffee庄野さんやダン・ラ・ナチュールなっちゃん、ミルブックスとみんなで寄り集まって文化祭みたいな趣があったのだけど、今回は春の穏やかな会となりました。

連休の最後だということで、お昼すぎに始まって夕方に終わるイベント。夜は皆さんそれぞれの家でゆっくり過ごすことができたのでは。アノニマスタジオの大きな窓からはいつもいろんな風景が見えるけれどもこの日も猫が通りを横切っていたり犬の散歩のおじさんが歌う僕を覗きこんだり、と思うと曲の途中で雷が轟き、ざあざあと雨は雹に変わったり、いろんなシーンが映し出されるスクリーンになりました。

「夏の日の幻」など夏の終わりからしまいこんでいた歌たちをいくつかおろして演奏。「何もない人」を歌った後に「この歌は'90年代に原田宗典の『しょうがない人』を読んで作った歌なんです」と10数年たってネタばらしをしましたが、ちえさんも原田宗典の著書が大好きだと話が盛り上がる(「優しくって少しばか」とか「十九、二十」とか「スメル男」とかたくさん読んだなあ)。アンケートにも同じようなことを書いてくれた方がいました。

途中ちえさんのトークと朗読をはさんでライブが終わったのは夕暮れ近づくマジックアワー的な時間でした。スカイマークはこれまでよりもとても大きく見えた。今月のオープンが近づきこれまでになかった威厳のようなものが加わったのだろうか。遠くから近くから(静岡とか蒲郡とか福島とかからも)たくさんご来場いただきありがとうございました。このイベントにはダン・ラ・ナチュールのお菓子、aalto coffeeの「アップダイク・ブレンド」、札幌たべるとくらしの研究所からのいろんな瓶詰めが色を添えてくれました。

いろんなつながりをまとめあげたのは中川ちえさん。“in-kyo”の5月のスタートに立ち会えて嬉しかったです。ちえさんの日記はこちら。毎週末いろんな企画が続きますのでぜひチェックしてみてください。

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終演後、ゆっくり片付けていたら夜になり、この日隅田川で行われる「東京ホタル」の様子を眺めにいこうということに。川沿いにある写真家大沼ショージさんのギャラリー兼アトリエ、カワウソへお邪魔する。ベランダから隅田川を見ると青い光の玉がどんどん流れてきた。揺れる水面はとてもきれいで、しかし東京スカイツリーは暗く、空と同化している。「スカイツリーも光ればいいのに!」「新参者のくせに!」とか「このイケズ!」とかぶーぶー文句を言っていたら19時半、ぱっとスカイツリーが点灯。水色の切子細工のような美しい光にそこにいた全員興奮。ゴールデンウィークの最後の最後にとてもきれいな風景を見た。これが東京の象徴になっていくのだろうか。ちょっとスカイツリーを見なおした夜だった。6月に登りにいく予定。

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2012年05月07日

[SETLIST] “シアワセなら手をたたこう!そして手をつなごう”




2012年5月6日(日)@蔵前 アノニマスタジオ
“シアワセなら手をたたこう!そして手をつなごう”

1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
2.夏の日の幻
3.毛玉(from「CATS」ep)
4.何もない人
5.月あかりのナイトスイミング
6.光と水の新しい関係

中川ちえさんとお話

7.一角獣と新しいホライズン
8.やまびこの詩
9.日向の猫とチャーリー・ブラウン
10.光の葡萄
11.hanalee

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12.予感
13.SING A SONG


ちえさんは「タイトル下手で・・」とおっしゃっていましたが
僕はこの日のイベントを端的にあらわした素敵な響きだと感じました。
ゴールデンウィークを締めくくるイベントへご来場ありがとうございました。



  
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2012年05月06日

巣巣のギター弾き語り講座始まる

昨日のこと、妙な緊張感を持って巣巣へ。いよいよスススクール、ギター弾き語り講座の第一回目。高校生から僕と同世代の人まで15名ほどの男女と人数分のギターが屹立する空間になりました。演奏したのはサイモン&ガーファンクル「59番街橋の歌」。できる限り顔をあげてギターを弾く感じにしたくて、プロジェクターで譜面や僕の手元を映しながら。初めてのワークショップだったので今回一日限り参加の方も多かったが第二回からもっと親密な空間になっていくだろうと思います。第二回から第五回を受講するコースもあと2名ほどなら席を用意できそうです。写真を見て興味が湧いた人は巣巣にお問い合わせください。

人にものを教えるときは自分も教わる人の気持ちになっている。この感覚のすりあわせは普段やらないことなのでとても新鮮だ。2時間ちょっとのワークショップのあと外へ出て空を見上げたらとても月が大きくてきれいだった。今日は今日で昨日とは全然違う、しかしこれまでとは肌触りの違う歌が歌えそうで、久しぶりの蔵前アノニマスタジオにワクワクしています。当日券などに関してはアノニマスタジオに直接お問い合わせください。天気が崩れませんように。

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2012年05月05日

暮らし、たしなみごと




昨日は天気も持ちなおすかと思いきや、昼からは急に雨足が強まったり天気雨が降ったり二重の虹が架かったりする変な一日だった。引っ越して小さな庭ができてからは見様見真似で花やハーブを植えたりプランターを並べて野菜を作ってみたりして(採れるものは少ないが)休みの過ごし方が変わった。梅の木があるので6月あたりには梅の実が収穫できそうな気配もあって東京に出てきて20年目の今年はいつもとは違った春を迎えている。

中川ちえさんの2冊の本「春夏秋冬のたしなみごと」「むだを省く 暮らしのものさし」は季節の変わり目をじっと眺めてスケッチするようなエッセイ集で、読んでいてハッといろんな気づきを与えてくれる。ちえさんと初めて会ったのは2010年の秋、aalto coffeeとミルブックスとの縁で実現したアノニマスタジオでのイベントのときだったがそれからいろいろ声をかけていただきお世話になっている。先月福島あんざい果樹園での一日もとても楽しかったし、いろんなことがつながっている暮らしだなと感じた。

ちえさんは聞き上手なのだろうか、話しているうちにいろんな蛇足まで付け加えてしまう。僕がべらべらしゃべるのをニコニコ聞いてくれる。あらためて昨日の夜に2冊の本を読み返してみて梅干しのこととか糠床のこととか尋ねてみたいことがいくつもあったもで日曜日の蔵前アノニマスタジオの日に今度は僕がいろいろ質問してみよう。ゴールデンウィークも佳境、その締めくくり6日(日)はぜひスカイツリーが見えるアノニマスタジオに遊びにきてみてはいかがでしょうか。ダン・ラ・ナチュールのお菓子や札幌たべるとくらしの研究所のジャム、暮らしに取り入れたくなるようなあれこれと春仕様の音楽が並んでいるはずです。

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2012年05月04日

ギター弾き語り講座に参加される皆さんへ

明日、巣巣での「スススクール ギター弾き語り講座」に参加される皆さんにお願いです。皆さんそれぞれいろんなギターを(アコギとかエレキとかガットギターとか)持ってきていただきますが、できれば「カポタスト」をご持参ください。ダンロップとかカイザーとかシャブとかいろんなメーカーのがありますが2000円前後のカポタストであれば問題ないと思います(僕はカイザーのカポをずっと使ってます)。明日までに用意できないという方のためにとりあえずいくつか余計に持っていきます。同じように譜面台やチューナーやピックなどギターを弾くのに附帯するものもあればぜひ。どんなふうになるか楽しみです。よろしくお願いします。

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中高生マインド in 夜の新宿




急な連絡があって、九州の故郷から古い友だちが東京に来るという。奇跡的に3人のスケジュールがあって新宿で会い飲みにいった。まずは新宿三丁目の「どん底」。会うのは2年ぶりくらいだが、インターバルを感じないのが不思議。多感な中高生時代を共有した友とはそういうものか。近況や僕の東北旅の話、20数年前の話の続き的な話など話題はつきない。九州からの友は僕が初めてのバンドEMPTY HEARTS
を一緒に組んだ友、もうひとりは高校時代に一緒に部屋にこもってずっと一緒にメタリカをコピーしていた友だ(僕が初めて完コピした曲はメタリカの「ONE」で、ジャック・ジョンソンもそうらしい)。

2軒目はなぜか僕以外の2人が行ったことがないというので「世界の山ちゃん」へ。うまいうまいと「どん底」よりテンション高く手羽先を食べていた。九州から新宿に来て名古屋の味に舌鼓。夜の締めに新宿でラーメンが食べたいという友だち。Twitterで尋ねたらたくさんお店を教えてもらえたのでそのなかからゴールデン街にある「凪」へ向かうも長蛇の列で断念。僕はもうラーメンに関しては「どうでもいい」と思っているが、たいていの九州人はラーメンのは一言も二言もあってめんどくさい。ラーメン難民になりかけたところで「わ、おれ天下一品って食べたことなかっちゃんね。ここでよかばい」の一言、九州から新宿に来て京都の味を、というパターン。友曰く「重い・・・。どこが天下一品かいっちょんわからん・・。」しかしゲラゲラ笑いながらの楽しい夜になりました。

ゴールデンウィークの新宿はそれなりの人出だったが、歌舞伎町界隈に飲みにきたのも数年ぶりだったので普段と比べてどうかはわからない。九州からの友だちは今日から家族との“はとバスツアー”とディズニーランド巡りらしいが、僕らと会えることを一番楽しみにしていたようで東京の雑然とした、しかし活き活きした感じの夜を共に過ごせて良かった。帰りの混みあう中央線のなかから“気仙沼くん”にちょっとしたお願いをメールしたらその返事が来たのだがシンクロニシティにびっくりする。「カフェ・ド・ブルーっていう喫茶店に行ってみて!」と返事をしたところ。



気仙沼くんからの手紙

山田さん

こんばんは。改めて、先日はありがとうございました。
気仙沼は約70センチの地盤沈下により水があがってしまいます。
これを防ぐだけでも、180センチのかさ上げが必要なんです。
心配ありがとうございます。

実は今、鳥栖にいます。サガン鳥栖とべカルタ仙台の試合を見に来ました。
駅前のホテルに泊まっています。このタイミングで山田さんからメールが来たので
「すごい!」と思いました。明日からは佐賀県を一周する予定です。
鳥栖で美味しいコーヒーが飲めるお店を教えていただけたら嬉しいです!

from “気仙沼くん”

  
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2012年05月03日

ヘアカットGW




せっかくのゴールデンウィークなのにずっと雨が降って「ああ、もったいない」と思う。季節がもったいぶっているように感じる。1999年に「雨の夜と月の光」というシングルを出したときに「やまない雨はないのだから前向きに!というメッセージです」などと取材などに答えていたような気がしますが、本当はあの曲は雨がたまらなく嫌でうんざりしている僕、というシーンを描写した歌だった。それが最後の最後に「明日の朝に街を照らすだろう」という歌詞を思いついて書き足してどうにか前向き風な歌になったのでした。そんなことを思い出す。

昨日は雨のなかバスと電車を乗り継いで髪を切りにいった。途中で咲いているツツジやモッコウバラなどとてもしっとり鮮やかな色を発していて、この雨のただひとつのいいところは草花にたっぷりを湿りをあたえたことくらいだろう。頭をマッチ棒みたいにしてもらってサロンでずっと話こんでいたら夜になっていた。帰り道は行きよりも降っていて、何度ため息をついたかことか。どうか週末はカラッと初夏のような晴れになってくれますように。5月5日はスーパームーンと言って、いつもよりも月が大きく明るく見える日らしいから、ギター弾き語り講座のあとに空を見上げるのが今から楽しみです。

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2012年05月02日

教える練習




週末の巣巣でのギター弾き語り講座に向けて「教える練習」をイメージトレーニング。自分がギターを習ったことがないので語彙や伝え方が難しそうだが、自分がどういう意識でギターと歌を並行して行なっているかの再確認になって面白い。けど考え過ぎると途端にわけがわからなくなるのだ。メトロノームにあわせてひたすらに弾くのも無心になれていいな。

急に故郷から友だちが東京へ遊びにくることになり会う約束を。彼は小学校6年生を担任する教師なので“モノを教える”ということについていろいろ話を聞いてみよう。それがうまく反映された5月4日の巣巣になればいいなと思う。巣巣でのギター弾き語り講座、お問い合せは巣巣まで。翌週加古川では午後にウクレレワークショップを。こちらも直接チャッツワースまで。

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2012年05月01日

ゴールデンウィーク、仕事と読書




結局ずっとなにかしらの作業をして過ごしているのだけど、昨日は知人から依頼されたコンペティション用に一日で歌詞を書いて曲をつけてそのデモを録音した。あっというまに一日が終わった。もっと正確に書くとたまに「ポチ、僕はもう疲れたよ」と寝ている猫をむりやり起こして遊んだりコーヒーを淹れたりしながらの昼から夜だった。

夜からはいよいよ面白くなった保坂和志「魚は海の中で眠れるが鳥は空の中では眠れない」を最後まで読み終える。「読み終わってしまうのがさびしい」と思っていたがその次に「カフカ式練習帳」が控えているのだ。いろいろ考えにふけって立ち止まってしまう数ページもあり、ここ最近にはなかったとても濃厚な読書だった。もし音楽をやっている友だちに「最近なんか良い本ない?」と聞かれたら迷わずこれを薦める。とても勇気づけられる本だった。

この本のなかで保坂さんは、メール的なもの、ブログ的なもの、パソコン的なものを語るときに「基本的に私は最初にメールで送られてきた連絡は返事しない。最初からメールで連絡をとってくる人は対話能力が低い人が多く、メールのみの連絡になりがちなので私は嫌なのだ」と書いているが、僕はこれを読んで呑気に、今から10数年前に歌人の枡野さんを介して大ファンだった保坂和志にファンレターと自分のCDを送り、しばらくしたら「GOMES THE HITMANのファンになりました」というハガキをもらったときの歓喜のことを思い出したりした。

たしか「饒舌スタッカート」の頃だったと思うが、実際に保坂さんにお会いして「歌詞を書くときにいつも同じことを書いてしまう。ああ、こういう内容の歌をこれまでにも書いたことがある、と思い悩んでしまう」というような旨のことを言ったら「書きたいこととか言いたいことなんかひとつかふたつくらいなもんじゃん?」と、ずっと同じことを言い続ければいいという返答を受けて僕はものすごく気持ちが楽になって、それは今でも続いている(僕は多分2005年くらいから同じテーマの歌ばかり作っている)。

春は秋と同じくらい物思いをするのにいい季節だ。


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