2012年06月30日

夜の科学 in 名古屋〜声をあつめて




2012年6月29日 @ 名古屋モノコト
夜の科学 in 名古屋〜声をあつめて

1.どこへ向かうか
2.milk moon canyon
3.夏の日の幻
4.雨に負け風に負け
5.何もない人
6.home sweet home

7.一角獣と新しいホライズン
8.光と水の新しい関係

9.月あかりのナイトスイミング
10.やまびこの詩
11.日向の猫とチャーリー・ブラウン
12.光の葡萄
13.hanalee

EN
14.愛すべき日々
15.SING A SONG
16.予感  

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2012年06月29日

新東名で行く旅;今日は名古屋

いよいよ今日から名古屋、京都、奈良、大阪の3日で4公演の旅。個人的には新東名の
サービスエリアが楽しみです。毎ステージ曲目の変えてたくさんの曲を歌います。
東京では巣巣で「CDジャケットのためのイラストレーション講座」の最終発表が
あって後ろ髪をひかれますが、短く髪を切ってマッチ棒のようになった山田稔明が
声をあつめにいきます。ぜひ皆さんお誘い合わせのうえライブにお越しください。

650


山田稔明 “声をあつめにいく” tour 2012 summer

2012年6月29日(金)@名古屋 大須 モノコト
“夜の科学 in 名古屋〜声をあつめて”

19:30開場/20:00開演
3000円(1ドリンク代別途)

名古屋モノコトでの1年ぶりのライブが急遽決定しました。
春の東海ツアーではコーラス録音を行わなかったので
中部地区の皆さんまた初夏のモノコトに再集合してください!
新しい季節の歌を歌います。お楽しみに。

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて

モノコト(http://osu-monokoto.petit.cc/
〒460-0011名古屋市中区大須2-18-45仁王門ビル2F
TEL 052-204-0206



2012年6月30日(土)@京都 紫野 SOLE CAFE
“夜の科学 in 昼の京都〜声をあつめて”

13:15 開場/13:30 開演
前売り3000円(天然酵母パン付き/1ドリンク代別途)

13ヶ月ぶりとなる久しぶりのSOLE CAFEでのライブは
初めての試み、お店自慢の天然酵母パン付きのランチタイム
ライブとなります。現在制作中の新作のためのコーラス録音を
行いますので皆様の声の参加を!ご来場お待ちしております。

メールフォーム(http://solecafe.jp/inquiry/)
またはお電話(075-493-7011)で受付中

SOLE CAFE(http://solecafe.jp/
〒603-8244京都市北区紫野東蓮台野町10-16
Tel/Fax.075-493-7011営業時間:11:00〜15:00(日祝定休日)



2012年6月30日(土)@奈良 風の栖
“夜の科学 in 奈良〜声をあつめて”

19:00開場/19:30開演
前売り3000円(1ドリンク代別途)
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)

昨年秋以来となる古都ならまち風の栖再訪が決定しました。
京都奈良大阪をまわる関西ツアー、現在制作中の新作のための
コーラス録音を行いますので皆様の声の参加を!ご来場お待ちしております。

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて受付中。

風の栖(http://www.kazenosumika.com
〒630-8336 奈良市高御門町17
Tel 0742-20-6887



2012年7月1日(日)@大阪 event space 雲州堂
“夜の科学 in 大阪〜声をあつめて”

18:30開場/19:00開演
3500円(1ドリンク代別途)

昨年秋以来の大阪でのライブが決定しました。
新旧楽曲の中から新しい季節の歌を歌います。
制作中の次作のためのコーラス録音を行います。
大阪の声が不可欠!ぜひご協力ください。

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて受付中。

雲州堂(http://www.iori-unshudo.com/
〒530-0046 大阪市北区菅原町7-2
Tel 06-6361-3964  
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2012年06月28日

2012年はベルキャットTシャツ



昨日のこと。広尾へ、ここ1ヶ月の録音作業のせいで伸びすぎていた髪、暑くなってきたし週末のツアーもあるのでヘアカット。すっきりした!もやもや晴れた!髪のせいだったのか、この憂鬱は。急いで帰宅し覚悟を決めてTシャツ制作作業。去年からTシャツを完全ハンドメイドで作るようになったが、今回はシルクスクリーンの版を作るのをプロフェッショナルな会社に依頼、インクも変えてスキージもウレタンのものにした。その結果、印刷のクオリティが格段にあがりました。一枚一枚手刷りなので作れる数が少ないのは変わらないのだけど、これはちょっとなんというか、かわいい。明日からのツアーにて各会場ごと数量限定で販売します。

夜中にもくもくと刷り乾かし、明けて朝にアイロンを掛けて完成しました。僕が書いた猫の絵に「WHO'LL BELL THE CAT」と書いてあるTシャツに込めた意味はライブ会場で説明します。白と杢グレーのTシャツボディもTシャツ卸屋まで出向いて手で触って気持ちいいものを選びました。インクは鮮やかな青と染みこむようなブラック。WMとS、Mというサイズ展開なので女性はWMかSを、男性はSかMをお薦めします。僕がMでゆったり目。「ベルキャットTシャツ」と名づけました。よろしくお願いします。

明日からツアー。今からセットリストの最終決定。皆さんに会えるのを楽しみにしています。

  
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2012年06月27日

シャイニング



外に出て気ままに日光浴を楽しみたい愛猫と蚊が入ってくるから網戸を閉めておきたい僕とのせめぎあいが激しいこの頃だ。首に紐をつけて(それでもリードを何本もつないで数メートルはある)外に出し、僕は網戸をしめる。そのまま僕が忘れて放っておくとギャーギャー鳴いてどうにかして自力で網戸を開けようと必死な猫を見ると可笑しくて笑ってしまう。昨日はそんなポチの顔が映画「シャイニング」のジャック・ニコルソンのようだった(これな)。

ところで「シャイニング」から繋がる連鎖で「シャイン」という、デイヴィッド・ヘルフゴットというピアニストの映画を思い出して「そうだ、夏のライブでピアノをフィーチャーしたライブをやろう!」と思いたってワクワクしている。先日の巣巣でのライブで安宅くんが「home sweet home」を(それもピアノで)カバーしてくれたときに「Let the light shine on me」というゴスペルソングの引用を挿しこんでいたのがとても印象的だったのだけど、「SHINE」という単語は光の当たり方で意味がたくさん乱反射するようで、とても良い言葉だ。

今週末の名古屋、京都、奈良、大阪。興味深いリクエストをたくさんいただいています。今日いっぱいで締め切りにさせてください。100%お応えするのは難しいかもしれませんが善処します。新しいグッズやMONOLOGやいろいろ物販も充実してますのでお楽しみに。あと、コーラス録音、簡単なラララのメロディーなので臆せず高らかに朗らかにご協力ください!


  
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2012年06月26日

10年の感嘆符



久々に気持よく晴れました。いろいろ淀んでいたものがスッキリして見える!気持ちいい。猫も気持ちよさそうにゴロゴロダラダラしている。昨日は夜から中野まで出かけてもうすぐ食べられなくなるレバ刺しを食べた。ユッケとかこういう類のものが大好きなのだ、僕は。旧知のプロデューサーともろもろ打ち合わせや雑談とこれからのこと(おおげさな将来ではなく明後日くらいの未来の話)についての有意義な話、気付くともう10年もの付き合いになるということに時の流れのはやさに感嘆符。レバ刺しの美味しさんにも改めてビックリマークを。

10年ぐらい続けないと見えてこないことやわからないことがたくさんあるのだな、と最近思うことが多い。先日のfishing with johnとのセッションの記録映像がここに。このつながりも何年もの蓄積の一番先端の部分なのだと感じる。やめないで続けることにこと意味がある。
  
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2012年06月25日

夏待ち、Tシャツをめぐる



昨日のこと、新しいTシャツを作るためにシルクスクリーン屋さんまで行ってインクのこと、スキージのことなどいろいろ講釈を請う。いよいよ奥深いTシャツの世界。今週末のツアーから販売できるよう鋭意制作中です。Tシャツを作るためにでかけていってるのにふらっと入った古着屋でマストバイなTシャツに出会ってしまう。ミイラ取りがミイラになるとはこのことか。

そのとき僕が着ていたのは1991年のニール・ヤングとクレイジーホースのTシャツだったのだけど見つけたのはそれより古い1984年のR.E.M.のビンテージ“Little America”(『Reckoning』ツアーのもの)。「うわ!」と声をあげてしまい店員さんと目があう。胸にはアメリカがとても小さく描かれた世界地図、バックプリントにR.E.M.、eBayでしか見たことのなかったものだった。「お探しのものでした?」と聞かれ「僕が一番好きなバンドのTシャツなんです」「へえ、有名なバンドなんですか?」「そうです。これくいただきます」という会話。その日の夜遅くからは知人とお茶。アメリカ旅行のお土産にブルース・スプリングスティーンの鮮やかな青のTシャツをいただく。ロックTシャツをめぐる一日。

真夜中過ぎから今月書きおろして録音した曲のミックス確認作業。2週間に凝縮された熱量は確かな音楽となって清々しく鳴っていた。とてもいい曲になって心から嬉しい。この気持ちが忘れられなくて10数年絶え間なく歌を作っているのだ。今日は急に肌寒くTシャツの夏が待ち遠しい。それも通り越して秋が早く来ればいいのにとも思っている自分がいる。  
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2012年06月24日

オーケストラの休日



夜の科学オーケストラとしていつも僕の歌を心強くサポートしてくれるイトケンさん、安宅浩司くん、そして五十嵐祐輔くんが集まって巣巣でイベントをやるというので楽しみにしていた昨日。fishing with john主催 “オーケストラの休日”、夜の科学オーケストラの指揮者となる僕がいない休日、という気の利いたタイトルはさすが。村上春樹著「小澤征爾さんと、音楽について話をする」を読んだときにオーケストラの内情みたいなものが興味深く、どんなふうないつもとは違うケミストリーがあるかとても楽しみでした。ベーシストのエビちゃんは別の現場だったため来ることはできなかったのだけど開演直前に「名前を海老泥崇史と誤字された」というツイートで僕らを笑わせてくれた。エビドロちゃん。

安宅くんはピアノ弾き語りから始まり、2曲目に予期せぬ「home sweet home」のカバー。安宅くんとは2006年から一緒に演奏しているので「hanalee」やこの「home sweet home」などは6年もマンドリンを弾いてもらっていることになる。ピアノでアレンジされた歌はとても新鮮で感動的なものだった。来週末からのツアーでは安宅バージョンで歌ってみようと思いました。素晴らしい歌とギター。誇らしい思い。

イトケンさんのソロセットを観るのはとても久しぶり。僕も五十嵐くん同様イトケンさんはドラマーというよりも先に即興音楽家という認識、ライブで様々なフレーズを重ねていく演奏を見て『ripple』のなかの「夜の科学」を共作してもらったのだ。イトケンさんと最初にセッションしたのは2002年の冬だった(それがオールナイトイベントの一番眠い時間に演奏した「夜の科学」だった)。もう10年も経つ。感慨深い。

そして五十嵐くん率いるfishing with johnは新曲も素晴らしく曲名も彼らしいイマジナティブなものでした。彼が各駅停車というバンドで2000年に出したCDに僕はコメントを寄せているので付き合いはとても長い。五十嵐くんは文才ある随筆家だと思うがその個性とfwjの音楽性ががっちりリンクするのが最近増えてきたポエトリーリーディングが挿し込まれるパターンの楽曲で新しい歌の言葉も今までになくとても力強く高揚感がありました。バンドの演奏も微に入り細に入り色彩的で繊細、改めてとてもいいバンドだなと思いました。最後のセッションでは僕も混ぜてもらって全員で「草原ヘッドフォン」を。とても和やかで音楽で満たされた時間でした。またどこかで合流しましょう。

いよいよ次の金曜日からツアー、久々のライブです。新しいレコードに調合する名古屋と関西の皆さんのコーラスを採録しにいきますのでできるだけ多くの方の参加を希望します。山田稔明が通る街の空では雨が降らなかった!という伝説を作る旅にしたいと思っています。

  
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2012年06月23日

My Back Pages



昨日のこと、提供した楽曲のミックス作業をやっているスタジオへ。自分で書いた歌詞とメロディーを自分と違う声が歌うのを聴くのはいつも新鮮でワクワクする。詳細はもうちょっと先の夏頃に。スタジオ前室での雑談でライブ活動を続ける楽しさ難しさをいろいろおしゃべり。みんな同じことを感じている。

夜になって急いで首相官邸前へ。ずっと行ってみたいと思っていた原発再稼働への抗議デモの列に加わってみようと。霞ヶ関から歩いていたら道がわからず配置された警備警官の人に「首相官邸前に行きたいんですけど」と問えば大きなジェスチャーでとても丁寧に教えてくれた。一歩一歩進むごとにシュプレヒコールの声が大きくなるのは体験したことのない感覚で、なんというか、気持ちの高鳴りを感じました。

官邸前には車道1車線はみでるほどのすごい数の人、それぞれのプラカードやメッセージボードを持って「再稼働反対」のコール。呆気にとられつつも列の最後尾を探して歩く。だんだん体がコールのリズムに乗ってきてくちびるが「再稼働反対」とぶつぶつ呟き始める。主催スタッフが「歩道に止まらないで」と促しているので流れは滞ることなくスムーズで、最後尾まで辿り着くとちょうどデモ終了の時間になった。ごったがえす沿道にも知った顔を数人見つけられた。帰り道でTwitterを見てとてもたくさんの友人知人もその場にいたことを知りました。

ここのところ理解できない、納得できないポリティカルな事象について柄にもなく憤る気持ちがあって、その憤りの表現の仕方はいろいろあるだろうけれども、その選択肢のひとつである抗議行動の集いを初体験した。デモについては人それぞれ感じ方が違うだろうし僕にも先入観みたいなものがなかったわけではなく、それが実際どういうものかを一市民として知りたかったので、行ってみてよかったなと思います。また行きたい。

帰ってきたらミックスダウンされた音が送られてきていて、とても若々しくパンチの効いた歌にしあがっていてとても嬉しく自分が若返ったような気にすらなりました。「I was so much older then, I'm younger than that now(あのときわたしは今よりも年老いていて、今はあのときよりもずっと若いのだ)」というボブ・ディランの気持ちか、これが。

明けて今日は巣巣でfishing with john 五十嵐くんが主催する“オーケストラの休日”というイベント。僕がライブをやるときの「夜の科学オーケストラ」イトケンさん、安宅くん、そして五十嵐くんが揃ってソロアクトするという夜になります。僕もfwjのステージに合流する予定です、ボブ・ディランのような気持ちで。ぜひご来場ください。


6月23日(土)@等々力巣巣
“オーケストラの休日”


開場18:30 開演19:00
料金2,800円(お茶とダンラナチュールのお菓子つき)

出演; fishing with john、itoken、安宅浩司
チケットのご予約;巣巣 http://www.susu.co.jp/news/p902.html  
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2012年06月22日

Chorus and the Ring



前日からのレコーディングムード、昨日はコーラスをひとりでダビング。僕は人前で歌ったり演奏したりするよりも多重録音の宅録から音楽キャリアが始まっているので、このハーモニーを重ねていく孤独な作業がなにより大好きだ。デモ段階でのテイクには可能性のある音符を辿ったたくさんのコーラスが入っていて、それを熟考して整理整頓したものがCDになるのだけど、ダブルトラック(同じメロディを2回歌うこと)も含めて10人くらい自分が歌っているデモはお酒を飲みながら自己陶酔するのにいい肴になる。

Beach Boysの『Pet Sounds Sessions』というボックスセットのなかに「Stack-O-Vocals」という『Pet Sounds』の歌だけを抜き出したCDがあるのだけど、それは夜中に部屋を暗くして聴くととても幽玄的で美しく、だんだん怖くなってくるような神がかったサウンドだ。たとえば「素敵じゃないか」はこんなふう。声とはかくも素晴らしい楽器である(だから今日も歌う)。
  
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2012年06月21日

ブライアン・ウィルソンと夏至



昨日はブライアン・ウィルソンの誕生日だった。70歳というとポール・マッカートニーと同じ、うちの父親と同級生ということになる(ポール・サイモンとボブ・ディランは1年先輩だ)。期せずしてそんな日に『pilgrim』『home sweet home』の共同プロデューサーであるヤマチさんとビーチ・ボーイズの新作について「いいね!」と話をしていた。とても分厚い「ビーチ・ボーイズとカリフォルニア文化」という本をずっと読んでいるのだけど(面白い!)ようやく彼らは「Surfin'」をリリースしたところ。

夜からボーカルのレコーディング。まわりに風邪を引いている人がとても多く、僕自身も病み上がりだったのでノドの不安もあったが、この日の歌録りは、なぜだかわからないが「カラオケで気持よく歌い上げる」みたいな感覚で歌うことができて、仕上がりが楽しみだ。エンジニアの手塚さんと落ち合ってニューアルバムのミーティングを夜遅くまで。明けて今日は夏至。どうりで昨日は19時近くになっても空は明るく、青空と雲の不思議な風景だった。夕焼けがとてもきれいだったらいしいとInstagramで流れてきた写真で知った。
  
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2012年06月20日

台風一過



台風一過。梅雨で台風とかホント体調に作用しますね。皆さんの街に被害がなかったことを願います。昨日はゴウゴウという風の音を聴きながらテレビをNHKにしてずっとニュースをBGMにしながら(猫をはべらせながら)本を読んでいた。森達也「オカルト」読了。結論に至らず思い悩むところは「A」や「A2」、「死刑」と共通するが、とても面白く読んだ。

今日は久々のボーカルレコーディング、いい歌が歌えますように。低気圧に負けない強さを僕に。今月末からの名古屋、関西三都のツアーにもたくさんのお申し込みをいただいています。まだまだ受け付けていますのでぜひご来場ください。リクエストなどあればコメントやメールやTwitterで。
  
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2012年06月19日

GREEN MIND



The Kitten Coversという、更新されるのがいつも楽しみなサイトがあるのだけど、猫についての原稿を書きながらあらためてじっくり巡回した。そのなかでも僕はダイナソーJrの『GREEN MIND』を猫ジャケにしたこれが一番好きだ。このデザインのTシャツがあれば買う。全然関係ないけれども昨日も雨が降らなかったので作業の合間を縫って調布の京王フローラルガーデンANGEまで出かけて気晴らしに緑を見てきた。平日の昼間からBBQしている人たちがたくさんいて羨ましかった。

季節が進むごとに紫蘭やアジサイが咲く小さな庭のある家に越してきて、子どものころに親が一生懸命庭いじりをしていた気持ちが少しわかるようになった。徹底的にデザインされたガーデニングを見ると自分ちの庭の無秩序さ、雑多さにうんざりするがそれでもいろいろ考えが浮かんできて、楽しい。この年になって“Green Mind”が芽生えたのか、わが心に。台風4号と5号がいろんなものをなぎ倒したりしませんように。くれぐれも皆さん気をつけて。


  
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2012年06月18日

今年の抱負から6ヶ月




昨日のこと、雨の土曜日に作業を進めたので日曜日は休むことにして(雨も降ってないし)吉祥寺の街へ。トムズボックスでnakabanさんの展示を見る。どこかの外国の風景、色、構図、どれも不思議な絵だった。レコード屋さんでビーチボーイズを漁る。ガイドブックなどに「70年代でもっとも評価の低いアルバム」とか「この作品でもビーチボーイズは輝きを取り戻すことはなかった」などと評してあるアルバムをあえて聴くのが最近の個人的ブーム。意外と楽しい。8月の来日公演まで続く企て。

年頭に今年の目標をいくつか誓って、それから6ヶ月過ぎた。もう一度振り返ると「1.新しいレコードを出す(それに伴い『pilgrim』を改めてリイシュー)2.いろんな街で、今まで行ったことのない街でもたくさんライブをする。3.行きたいと思ったら行く(旅行でもライブでも映画でもなんでも)。4.ガーデニングに挑戦する。5.ブログをなるべくたくさん書く」と5つ。1つめの目標には「『home sweet home』もリイシュー」が追加。5つめのブログに関してはなんと半年毎日なんらかの記事を書いているということに気が付きました。それ以外の目標も長い目で見ればなんとか順調、なのでは、ないでしょうか・・・。

ブログを毎日(だいたい午前中に)書くようになって、調べてみたらブログのアクセス数というのが去年の2倍から3倍くらいに増えた。さらに嬉しいことに原稿依頼の仕事も増えました。毎日の「文章を書く」というエクササイズのおかげで長い文章も短いのも思い悩まずすらすらと筆が進むようになったような気もする。ブログに書ききれない思いはMONOLOGに長く書くという選択肢もできました。

本当に光陰矢のごとく時の流れは早い。2012年はあと半分になりました。日々を大切に。  
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2012年06月17日

「嬉しい」や「悲しい」




昨日のこと、終日録音作業。雨が降っていると外出するのも億劫だし、なんというか、覚悟がつく。アコギ、12弦ギター、バンジョーと鍵盤ハーモニカと音を足していくと起伏を持った音楽が立ち上がってきてわくわくするし達成感があって、あっという間に日が暮れます。工程的には山を越えた感じ。仕事部屋にこもって作業していると猫がとても不満そうにこっちを見ているのに気づく。申し訳ない。

オフィシャルサイトでの通販での発送に際しいつも僕は手書きのメッセージカードやらメモパッドやらをおまけで同封しているのですが、そのおまけについての感謝の手紙を最近いくつもいただいた。これは僕が海外の小さなインディレーベルでオンラインショッピングをしたときにメンバーに近いスタッフが書いたと思われる「Thanks TOSHI!」というメモがとても嬉しくて(僕は外国人が書いたクセのあるアルファベットを見るのがとても好きなのだ)真似して自分でも始めたものでした。

当たり前のことかもしれないが、あらためて、自分が嬉しいと思ったことを他の人も同じように嬉しいと思うのだなとまた自分が嬉しくなって、同時に自分が嫌な気持ちになることは他の人も同様なのだろうなと思うと自ずから自分が他人にどういう行動をとるべきかが見えてくるのですね。  
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2012年06月16日

Tシャツとギターと血液型




昨日のこと、雨は降らず気分も良い。夏にむけて新しいTシャツをつくるべく初めて行くTシャツ卸し屋さんであれこれ吟味。スタンダードなホワイトと着回しのきくきく杢グレイにして猛暑をやわらげる気持ちのいいTシャツを夏のライブに間に合わせたいと思っています。途中アジサイがとてもきれいに咲いていて、自分の庭のアジサイと美しさを比べて観るくせがつきました。今までの梅雨にはなかった感覚です。

夜から巣巣で3回目のスススクール「ギター弾き語り講座」、DVDで映像を観たりしながら。ものを教えることはやはり難しい。あらかじめ考えていた流れもあちこち脱線したり深入りしたりする。受講生の皆さんはとても熱心でとてもやりがいのあるワークショップ。あと2回でラストスパートをかけたい所存です。さらなる善処を心がけます。帰り道、知人が集まっているDJイベントに立ち寄り仕事の話や佐野元春ライブの話題など。

ところで、先日観た佐野元春とコヨーテバンドのライブにて元春さんの血液型がB型でそれ以外のメンバー全員O型だという興味深い話を聞いて、山田バンドのみんなの血液型を尋ねてみた。イトケンさん、安宅くん、えびちゃんともにO型だということで勝手に僕は盛り上がり、fwj五十嵐くんもこの際O型を騙ってもらうことにしました。そんな五十嵐くん率いるfishing with johnの巣巣でのライブは6月23日(詳細はこちら)ぜひご来場ください。ちなみに巣巣岩崎さんも元スタッフかくちゃんもダン・ラ・ナチュールなっちゃんもO型なのでした。  
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2012年06月15日

梅雨の中休み?



「梅雨です」と言われて数日は雨でうんざりしていたが梅雨の中休みが早くも到来してここ数日は日差しすらたまにさす。降っても晴れてもレコーディングしているのであんまり関係ないがちょっと息抜きに窓の外を見たときに降っているのと晴れているのでは気分的には雲泥の差がある。昨日は気晴らしに近所の園芸店へ出かけていきいろんな緑を買って満足。植物はいい。昨日までなかった花が咲いているのを見つけたりしたときの気分は簡単には言葉にできない。

  
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2012年06月14日

あじさいの季節




引き続き作曲と録音作業の、昨日も今日も変わらないような日々。雨が降らなかったので昨日は吉祥寺へ猫のご飯を買いにいき通例のパトロールコース(服屋とレコード屋と本屋)をふらふらしていたら偶然ハックルベリー・フィンのボーカルサクちゃんと落ち合ってお茶、ではなくなんとなくビールを飲みいろいろおしゃべり。会話はいい。思考の渋滞にいい風を通す。今日も雨は降らない梅雨の晴れ間のようだ。そういうことがこの季節には数少ない祝い事になる。

リニューアルしたPOPEYEは前号も今号もカリフォルニアの記事がたくさん載っていて抜けるような青空と鮮やかな街並に憧れる(「嗚呼、憧れた雲なき空とコーヒースタンド」!)。すっきりしない天気とは裏腹に庭の紫陽花がピークを迎えていて、本当に不思議な色をしていて(写真には映らない)とてもきれいだ。紫と青、ピンク。いいこと探しのここ数日、今日もなにかひとつでも心晴れることがあったらいいなと思う。  
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2012年06月13日

心理を超えてつながる景色

今日は晴れると思っていたのに浮かない天気。予報はずっと曇天と雨。春と梅雨のあいだの“5つめの季節”はとても快適だったけどあっという間に過ぎてしまいました。昨晩はタイミングよくW杯サッカー予選の時間にテレビの前に。盛り上がりに乗り遅れた感覚があったがリアルタイムで観るとやっぱり、興奮する。「ああん!」とか「いけいけ!」とか声をあげるたびに猫がびくっと耳をたてて迷惑そうな顔をしていました。次の試合は9月だと。それこそ5つめの季節だ。

全然関係ないけれどもこれも昨日の話。森達也の「オカルト」という本を今読んでいて(とても面白い)思い出したのは1980年代中盤から後半にラジオで聞いていたKBCラジオの夜の番組のなかの「超心理学コーナー」というやつだった。リスナーから寄せられた怖い話を紹介するコーナーで、絵のないラジオということもあってとても怖ろしく、それでも毎週どきどきしながら聴いていた。インターネットで調べたらYouTubeにいくつも当時の音源があがっていて、23時をまたぐラジオのジングル、CM、時報まで含めてとても懐かしくまざまざと当時の中学生のころの風景とかが浮かび上がってきて、怖い話が始まったところで「今はちょっとそういうモードじゃないし」と再生を止めてしまったが、音とか音楽というものは、かくも簡単に記憶と結びつくものかとびっくりしたのでした。

ひとつ訂正、前回のブログ、「フェイスタオルをコレクション」と書いたのは「ハンドタオルをコレクション」の間違いで、正方形のハンドタオルをステージで使って結局顔を拭くので「ハンドタオル=フェイスタオル」という認識になってしまっているんでした。なので福田さんのタオルに関しては僕、ハンドタオルを2種購入しました。淡い色合いでとてもかわいいです。

連なる雨をかいくぐって月末からは名古屋、京都と奈良、大阪に行きます。お申込みも増えてきて、特に奈良、風の栖公演の席の確保はお早めに。どこも賑やかに夏らしいライブができそうで楽しみです。ロープウェイや車で登れる山情報も寄せてもらえたら嬉しいです。リクエストがあればメールかブログにコメントかTwitterでお寄せください。


650


山田稔明 “声をあつめにいく” tour 2012 summer

2012年6月29日(金)@名古屋 大須 モノコト
“夜の科学 in 名古屋〜声をあつめて”

19:30開場/20:00開演
3000円(1ドリンク代別途)

名古屋モノコトでの1年ぶりのライブが急遽決定しました。
春の東海ツアーではコーラス録音を行わなかったので
中部地区の皆さんまた初夏のモノコトに再集合してください!
新しい季節の歌を歌います。お楽しみに。

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて

モノコト(http://osu-monokoto.petit.cc/
〒460-0011名古屋市中区大須2-18-45仁王門ビル2F
TEL 052-204-0206



2012年6月30日(土)@京都 紫野 SOLE CAFE
“夜の科学 in 昼の京都〜声をあつめて”

13:15 開場/13:30 開演
前売り3000円(天然酵母パン付き/1ドリンク代別途)

13ヶ月ぶりとなる久しぶりのSOLE CAFEでのライブは
初めての試み、お店自慢の天然酵母パン付きのランチタイム
ライブとなります。現在制作中の新作のためのコーラス録音を
行いますので皆様の声の参加を!ご来場お待ちしております。

メールフォーム(http://solecafe.jp/inquiry/)
またはお電話(075-493-7011)で受付中

SOLE CAFE(http://solecafe.jp/
〒603-8244京都市北区紫野東蓮台野町10-16
Tel/Fax.075-493-7011営業時間:11:00〜15:00(日祝定休日)



2012年6月30日(土)@奈良 風の栖
“夜の科学 in 奈良〜声をあつめて”

19:00開場/19:30開演
前売り3000円(1ドリンク代別途)
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)

昨年秋以来となる古都ならまち風の栖再訪が決定しました。
京都奈良大阪をまわる関西ツアー、現在制作中の新作のための
コーラス録音を行いますので皆様の声の参加を!ご来場お待ちしております。

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて受付中。

風の栖(http://www.kazenosumika.com
〒630-8336 奈良市高御門町17
Tel 0742-20-6887



2012年7月1日(日)@大阪 event space 雲州堂
“夜の科学 in 大阪〜声をあつめて”

18:30開場/19:00開演
3500円(1ドリンク代別途)

昨年秋以来の大阪でのライブが決定しました。
新旧楽曲の中から新しい季節の歌を歌います。
制作中の次作のためのコーラス録音を行います。
大阪の声が不可欠!ぜひご協力ください。

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて受付中。

雲州堂(http://www.iori-unshudo.com/
〒530-0046 大阪市北区菅原町7-2
Tel 06-6361-3964  
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2012年06月12日

雨の洞窟




いよいよ梅雨らしい鬱屈とした日々に突入し、なんとか心がぱっと晴れるようなことがないか、心に火をつけるような物事がないかと見回しているのだけど紫陽花がきれいなことくらいか。テレビのニュースを見ているとつらく、昨日からはずっと作業部屋で音を重ね続けているところです。この雨の洞窟を抜ければ新しい夏が待っているのか。レコード棚から気分にあう音楽を探してぼんやりする薄暗いお昼。

ところで僕はフェイスタオルをコレクションしている。パイル地の正方形のやつ。北へ南へ旅をしているとどこのお土産屋さんにもご当地のイラストの入ったフェイスタオルを売っているのだ。ちょっと前までのフェイバリットは明石海峡大橋のキャラ「わたるくん」のタオルだったのだけど、今年の夏、ステージの汗は福田利之さんイラストのこのフェイスタオルで拭くことにします。雨に濡れたときにもお気に入りのタオルを持っていればちょっとは楽しいかもな。  
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2012年06月11日

日曜日のライオン




僕は2007年に発表された佐野元春の『COYOTE』というアルバムが大好きで今でもずっと聴いているのだけど(特にドライブ中に聴くととてもいい)そのアルバムがきっかけで上昇したモトハル熱にかられて観にいった2008年のコンサートはHOBO KING BANDとの演奏で、(もちろんコンサートはとても良かったのだけど)僕が聴きたいと思っていた『COYOTE』のサウンドではなかった。

昨日、ついに「佐野元春& THE COYOTE BAND 2012年初夏のツアー」を観にいった。お台場のダイバーシティに新しくできたZEPPへ(てっきりZEPP東京の名前がZEPPダイバーシティに変わったものだと思い込みあやうく聖なんとか学園生徒総会の会場に入りそうになったりしつつ)。個人的にはGTHに不可欠な盟友であるPLECTRUMアッキーが2人目のギタリストとして参加してツインリードとなるサウンドが楽しみでならなかった。

果たして照明は暗転。バンドの面々が登場しアッキーが打ち鳴らすギターからステージが始まりました。オープニングのインストゥルメンタルが終了するや佐野元春登場。バックライトを浴びてライオンみたいでめちゃめちゃカッコいい…。ザクザクと刻まれるリズムは『COYOTE』の世界観をさらに大きくし、差し込まれるクラシックな楽曲も「懐かしい」という印象は皆無で2012年に鳴らされるべき音で鳴らされていました。ノスタルジーではなく“今”の音像。

現在レコーディング中だという作品からの新曲を2曲。それがとても良かったことも嬉しかった。「街には音楽がこんなにあふれているのに誰も君のブルースを歌ってくれない」という趣旨の歌詞が自分にとってこの日のパンチラインに。ぼんやりするときに僕がいつも考えてしまう「もう世界には音楽は足りているんではないか/それなのになぜわれわれは新しい歌を書き続けるのか」という問いを解決するヒントがそこにあるような気がしました。

これまで何度も聴いた歌に違う照明が当てられているような気がして、このタイミングで「今までの君は間違いじゃない」とか「夢のひとつひとつを消していくのはつらいけど若すぎてなんだか解らなかったことがリアルに感じてしまうこの頃」という言葉がいちいち胸に刺さってきて、感極まるような瞬間がいくつもあった。

COYOTE BANDの演奏はとてもソリッドでうるさくて、カッコいい。こんな男気とそれぞれの個性あふれるバンドを背負えるのはシルバーのたてがみを揺らすしなやかなライオンのような佐野元春くらいなものではないか。途中オペラグラスで感慨深くアッキーに見とれてしまう時間があったがそこにすっと佐野さんがフレームインしてきてアッキーと向きあってギターをかき鳴らすシーンには本当に痺れた。

終演後に佐野元春さんその人にお会いして初めてお話することができた。新曲が本当によくてと空んじた歌詞のことを伝えると「君はその一節を心にとめて持って帰るんだね」とニコリと。ナイアガラトライアングル同胞である杉真理さんにプロデュースなどでずっとお世話になっていることなどを話すと「彼、僕について変なこと言ってない?」と和やかな談笑ができて、ぶるぶると心が震えた。握手して佐野さんからいただいた言葉「またどこかで合流しましょう」は今年の僕の口癖になることだろう。  
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2012年06月10日

土曜日のかせきさいだぁ




昨日のこと、2日連続で巣巣へ。甲斐みのりさんが上梓した「静岡百景」と音楽とのコラボレーションでかせきさいだぁ(with ハグトーンズ)のライブがあるというのでチーム巣巣の一員として追加音響機材などを持ってお手伝いに。なにより大好きなかせきを通いなれた巣巣で観れるなんてとても嬉しい。月曜日にアムリタ食堂で観た木暮さんとのトーテムロックも良かったけど2年前の暑い夏の日に吉祥寺の通りで観たハグトーンズとのフリーライブがとてもよかったのでこの日を楽しみにしていました。

到着して挨拶するとハグトーンズのギタリストみつよしさんが古い知り合い(それこそ90年代後半にイベントで共演していた)だったことが判明。ギターとピアノ(巣巣のピアノが全面フィーチャーされた初めての夜かも)と歌とラップのアンサンブルは思っていた以上にとても会場に似合っていました。最近の歌モノもいいし、すでにクラシックとも呼びたい「じゃっ夏なんで」とか「さいだぁぶるーす」とか20世紀と21世紀を行き来するセット、甲斐さんとかせきさんとのディープな静岡ローカル話でとても楽しい時間でした。

打ち上げは静岡おでんと富士宮焼きそば(地元出身の方がじゅうじゅうと焼いてくれた)、「シゾーカ」を体験する夜になりました。つい先日テレビで久しぶりに映画「17歳のカルテ」に見入ったところだったので曲中にウィノナ・ライダーが登場する「急げ!!ハリー」を聴いていろんな忘れていた点と点がつながった。90年代のウィノナは本当に可憐だったのだ(「ブラック・スワン」のウィノナもよかったけど)。かせきさんにその話ができてよかった。  
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2012年06月09日

2回目の「CDジャケットのためのイラストレーション」講座




昨日のこと、テレビでやっていた野田首相の会見にムカムカしながら出かける準備をして出発しカーラジオでもその会見を聞きため息をつきながら。「世論を二分」というが原発再稼働にYESと投票する人がほんとに国民の半分もいるんだろうか。今年の夏を原発なしで乗り切ってしまったら困る人たちがたくさんいるのだろうな。

巣巣でのスススクール、福田利之さんとmillebooksによる「CDジャケットのためのイラストレーション」講座の2回目。この日はそれぞれが好きなイラストレーションのジャケットを持ち寄りプロジェクターに映しながらおしゃべり。僕はR.E.M.の『Reconing』やWHITEST BOY ALIVEのジェフ・マクフェトリッジの手がけたジャケット、福田さんはご本人の作風からは意外なダニエル・ジョンストンとか山塚アイ×大竹伸朗のコラボモノなどを。藤原さんからは『Revolver』や古いジャズのアートワークなどが紹介されました。

後半は受講生の方々が描いてきたラフスケッチをみんなであれこれ言う時間。「光の葡萄」あるいは「予感」についての思い思いのイメージが興味深い。皆さんの真剣な姿を見ていたら「ああ、これはとてもいいワークショップだなあ」と感じて次回のシーズンがあるとしたら受講したい!と思いました。今月末の最終回ではいよいよ完成した作品が。今からとても楽しみです。

終わって「あーそうか、今日はサッカーの日なんですね」と言うと福田さんが「ああああ!結果とか絶対言わないで!録画してるんだから!」とこれまで聞いたなかで一番大きな声を出してうろたえていらっしゃった。急いで帰った福田さんは数時間分のタイムスリップで本田選手のハットトリックに歓喜したのでしょう。楽しい夜でした。  
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2012年06月08日

東京スカイツリーに登ってみた

ここ数年のロープウェイでの楽チン登山(プロジェクト名「猫でも登れる山登り」)で数百メートルの山をたくさん登っているうちに高いところから街を見下ろすのがどんどん好きになってきて、こないだの渋谷ヒカリエが少し期待はずれだったこともあり東京スカイツリーに登るのを楽しみにしていました。自分でも応募申込したことを忘れていた日時指定のチケット、8コマ申し込んで1つだけ当選したという通知が来たので勇んで行ってきた。平日の15時半でも最寄りである「とうきょうスカイツリー駅」からの道は華やかな賑わい。

蔵前のアノニマスタジオに立ち寄るときや隅田川沿いのカワウソから眺めることばかりだったスカイツリーを真下から見上げる。当たり前だけれどもこんな高い塔を観るのは初めて。スカイツリーの施設内はとてもきれいで涼しげ、たくさんの案内係、ミナ・ペルホネンがデザインしたユニフォーム、靴も可愛い。15時半入場者の長蛇の列に並び「こんなに人いて何時間待ちだよ」と思っていたらとてもスムーズに列は流れました。エレベーターは四季のテーマで内装が違う。ちらっと覗いたら龍のようなモチーフのものもあったのだけど僕が乗ったのは春をテーマに桜の装飾が施されたやつだった。あっという間に350メートルへ。気圧急変、耳が弱い僕はつばを飲み込むのに必死でした。

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この日は悪天候とは言わないまでもちょっとガスっぽい白く霞んだ空模様だったので期待と不安が半々だったのだけど、できたての塔の350メートルまで登ってひろがるパノラマを見ればそりゃ「うわー」とか「ひえー」いう声が出るものである。霞んでいるがゆえに新宿あたりの高層ビル群は幽玄にさえ見える。あれが東京タワー、あれが東京ドーム、東京湾、富士山はあのあたりにあるはずで、と指をさしながら興奮。遠くの視点もすごいが真下から麓を見下ろす俯瞰の絵にもテンションがあがる。アノニマスタジオはあのへん。

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最初にあがった展望デッキというのは350メートル、ここまで登るのに2000円のチケットを買うのだけど、そこからさらに1000円払ってもう100メートル上空に天望回廊というのがある。オープン直後なので混雑していて「天望回廊チケット購入まで60分」という電光掲示があったがここまで来て450メートルに行かないのもな、と並んでみえると30分くらいで列はスムーズに流れた。

回廊の名の通り445メートル地点から最高到達点の450メートルまではぐるっと回る廊下を足で登る。最初は3500も450もそんなに変わらないな、と感じたがもう一度天望デッキまで降りたら感覚が全然違った。ここまで来ると「ひえー、高いー」という気分が落ち着いていて、「果たして人間はこんなに地上に建物を造る必要があるだろうか」とか「こんなにビルを突き刺されて地球は泣いているのではないか」とか哲学的なことを考え始める、のではないか、というような変な気分に。オペラグラスで覗くと学校の校庭で部活をしてるのが見えたり、スイミングプールで泳いでいる人たちを見て「もうそんな季節か」と思ったり。春からこのオペラグラスで僕は小沢健二、気仙沼、陸前高田、そして天空からの東京、といろんなものを覗いている。

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だんだん日が傾いていき、麓の街にスカイツリーの影ができているのに気がついた。この高い塔で日時計が作れるのではないか?数時間が経って最初に見た景色とは光の色味が変わっていて、今回は午後から夕方にかけての時間帯を体験したのだけれど、毎時間ごとの楽しみがあるだろうなと感じました。もちろん夜景などは想像を絶するものであろうし。写真に撮っても伝わらない空気感のようなものが確実にそこにはありました。こんなに遠くまで見渡せるのに吉祥寺の我が家からはなんでスカイツリーが見えないんだろうか。
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真っ赤な東京タワーのほうが趣きがあって好きだと思っていたのだけど、スカイツリーはスカイツリーでまたいいものだ。首都高を走っていて大きな東京タワーに出会うと相変わらずワクワクするし、東京の東に来て不意に新世紀的なツリーが顔を出すと興奮するという新しい習慣もできた。僕らの街には鮮やかなランドマークがスクッと確かに屹立していて誇らしいですね。新しい歌が書けそうです。ぜひ皆さんも登ってみてください。

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2012年06月07日

雨の季節はまだ

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引き続き地味なスタジオ作業をしつつ、その作業の合間には庭のトマトの脇芽摘みをやり(それをやらないと実の大きい甘いトマトがなりませんよ!と教えてもらった)、ビーチ・ボーイズの新譜とポール・サイモン『Glaceland』の25周年記念盤を聴いてぼんやりしたりという、風の強い6月の午後。出版社から連絡があり「JASRACから『光と水の新しい関係』と『光と水の関係』は同じ曲なのか?まったくの別曲か?という問い合わせがありまして」とのこと。曲名が違うんだから違う曲に決まってるのに。

今日からサイトのバナーが新しい、6月バージョンに。




<山田稔明 “声をあつめにいく” tour 2012 summer>

2012年6月29日(金)@名古屋 大須 モノコト
“夜の科学 in 名古屋〜声をあつめて”

19:30開場/20:00開演
3000円(1ドリンク代別途)

名古屋モノコトでの1年ぶりのライブが急遽決定しました。
春の東海ツアーではコーラス録音を行わなかったので
中部地区の皆さんまた初夏のモノコトに再集合してください!
新しい季節の歌を歌います。お楽しみに。

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて

モノコト(http://osu-monokoto.petit.cc/
〒460-0011名古屋市中区大須2-18-45仁王門ビル2F
TEL 052-204-0206



2012年6月30日(土)@京都 紫野 SOLE CAFE
“夜の科学 in 昼の京都〜声をあつめて”

13:15 開場/13:30 開演
前売り3000円(天然酵母パン付き/1ドリンク代別途)

13ヶ月ぶりとなる久しぶりのSOLE CAFEでのライブは
初めての試み、お店自慢の天然酵母パン付きのランチタイム
ライブとなります。現在制作中の新作のためのコーラス録音を
行いますので皆様の声の参加を!ご来場お待ちしております。

メールフォーム(http://solecafe.jp/inquiry/)
またはお電話(075-493-7011)で受付中

SOLE CAFE(http://solecafe.jp/
〒603-8244京都市北区紫野東蓮台野町10-16
Tel/Fax.075-493-7011営業時間:11:00〜15:00(日祝定休日)



2012年6月30日(土)@奈良 風の栖
“夜の科学 in 奈良〜声をあつめて”

19:00開場/19:30開演
前売り3000円(1ドリンク代別途)
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)

昨年秋以来となる古都ならまち風の栖再訪が決定しました。
京都奈良大阪をまわる関西ツアー、現在制作中の新作のための
コーラス録音を行いますので皆様の声の参加を!ご来場お待ちしております。

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて受付中。

風の栖(http://www.kazenosumika.com
〒630-8336 奈良市高御門町17
Tel 0742-20-6887



2012年7月1日(日)@大阪 event space 雲州堂
“夜の科学 in 大阪〜声をあつめて”

18:30開場/19:00開演
3500円(1ドリンク代別途)

昨年秋以来の大阪でのライブが決定しました。
新旧楽曲の中から新しい季節の歌を歌います。
制作中の次作のためのコーラス録音を行います。
大阪の声が不可欠!ぜひご協力ください。

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて受付中。

雲州堂(http://www.iori-unshudo.com/
〒530-0046 大阪市北区菅原町7-2
Tel 06-6361-3964

  
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2012年06月06日

気づいたら夜




太陽の前を金星が横切るのが見たくて早く起きたのに雨。つれない天気だ。次に同じことが起こるのは2117年だというから2117年には「2012年の東京は雨でした」という映像が流れるかもしれないな、僕らはもういないけど。早起きしたからそのまま録音作業開始、気づいたら夜になっていてびっくりした。ものすごい集中力も大事だが途中でやめない持続力のほうが必要。

東京ではしばらくライブがありませんが月末から名古屋、京都、奈良、大阪とツアーがあります。春のツアーとはセットリストがガラッと変わると思うのでぜひ遊びにきてください。ずっと制作の時間が続いてるのでライブで歌うのが楽しみでしかたありません。各公演ともご予約受付中です(お急ぎください!)。



山田稔明 “声をあつめにいく” tour 2012 summer

2012年6月29日(金)@名古屋 大須 モノコト
“夜の科学 in 名古屋〜声をあつめて”

19:30開場/20:00開演
3000円(1ドリンク代別途)

名古屋モノコトでの1年ぶりのライブが急遽決定しました。
春の東海ツアーではコーラス録音を行わなかったので
中部地区の皆さんまた初夏のモノコトに再集合してください!
新しい季節の歌を歌います。お楽しみに。

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて

モノコト(http://osu-monokoto.petit.cc/
〒460-0011名古屋市中区大須2-18-45仁王門ビル2F
TEL 052-204-0206



2012年6月30日(土)@京都 紫野 SOLE CAFE
“夜の科学 in 昼の京都〜声をあつめて”

13:15 開場/13:30 開演
前売り3000円(天然酵母パン付き/1ドリンク代別途)

13ヶ月ぶりとなる久しぶりのSOLE CAFEでのライブは
初めての試み、お店自慢の天然酵母パン付きのランチタイム
ライブとなります。現在制作中の新作のためのコーラス録音を
行いますので皆様の声の参加を!ご来場お待ちしております。

メールフォーム(http://solecafe.jp/inquiry/)
またはお電話(075-493-7011)で受付中

SOLE CAFE(http://solecafe.jp/
〒603-8244京都市北区紫野東蓮台野町10-16
Tel/Fax.075-493-7011営業時間:11:00〜15:00(日祝定休日)



2012年6月30日(土)@奈良 風の栖
“夜の科学 in 奈良〜声をあつめて”

19:00開場/19:30開演
前売り3000円(1ドリンク代別途)
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)

昨年秋以来となる古都ならまち風の栖再訪が決定しました。
京都奈良大阪をまわる関西ツアー、現在制作中の新作のための
コーラス録音を行いますので皆様の声の参加を!ご来場お待ちしております。

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて受付中。

風の栖(http://www.kazenosumika.com
〒630-8336 奈良市高御門町17
Tel 0742-20-6887



2012年7月1日(日)@大阪 event space 雲州堂
“夜の科学 in 大阪〜声をあつめて”

18:30開場/19:00開演
3500円(1ドリンク代別途)

昨年秋以来の大阪でのライブが決定しました。
新旧楽曲の中から新しい季節の歌を歌います。
制作中の次作のためのコーラス録音を行います。
大阪の声が不可欠!ぜひご協力ください。

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて受付中。

雲州堂(http://www.iori-unshudo.com/
〒530-0046 大阪市北区菅原町7-2
Tel 06-6361-3964


  
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2012年06月05日

煙となんとかは高いところに昇る




やることがたくさん山積みで忙しいにもかかわらず昨日、東京スカイツリーに登ってきた。抽選で当たった昨日の15時半からの入場チケットがあったからだ。最近特に認識したことだけど僕は高いところが大好きだ。広がる街並みを見ているとわくわくするし、見たことのない視点は次第に未だ見ぬ妄想的な物語を呼んで頭の中でものすごい勢いで渦を巻くのが、わかる。

東京タワーのほうが好きだと思っていたけどスカイツリーもなかなかいい。まず最初に350m登って、40分くらいまってもう100m登って、445mから450mまでは回廊を足で登る、ちょっとした旅行。それにしても東京に建物の多いこと。こんなにビルを突き刺したらそりゃ地球だってどうにかなるだろう。こんなに遠くまで街を見渡せるのになぜ吉祥寺の自分のうちからスカイツリーは見えないのだろうか。いろんなことを考えながら天望デッキを堪能しました。

吉祥寺まで戻ってアムリタ食堂でトーテムロック(かせきさいだあ+木暮晋也)の投げ銭ライブを観ながらご飯。かせきの曲もヒックスヴィルの曲も、近藤真彦のカバーまで聴けて楽しかった。来るたびに思うがここは食べ物も美味しいしリラックスできてとてもいい空間。山積みの仕事を少しだけ忘れることができましたが、一晩明けて積み上がった山がグラグラしてきてドキドキしてきた。あえてそのてっぺんにいる気分で今日からの作業、煙となんとかは高いところに登りたがるのだ。


  
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2012年06月04日

作業のための作業

やらないといけないことがたくさんあってずっとなんだかんだと作業しているのだけども、作業しているうちに「ああ、部屋のレイアウトが不便だな」とか「ここにモノを収納できる何かがあったら散らからないのに」とか「いつか欲しいと思っていた◯◯、今こそ導入すべきときなんじゃないか」とか、とにかく意識が脱線して仕事に集中できない理由をリストアップするようなときがある。昨日も朝からそうなって、思い立って1時間後にはIKEAにいた。日曜日でものすごい混み様だったがとにかく仕事に集中するための何か(と欲したもの)を手に入れて帰ってきたのだった。

しかし帰宅後やるべき仕事は作詞の作業で、これは仕事部屋にいなくてもどこにいても、なんなら散歩しててもお風呂に入っても向き合える、頭だけがワークスペースの作業なのだけど、そのぶんどこまでも意識にこびりついてきて、寝てても夢のなかで言葉が渦巻いているような感覚で、なかなか大変だ。部屋は快適でかゆいところに手が届く感じになったのだけどまだその利便性を享受できないまま。

いつも“夜の科学”でバンドメンバーとして支えてくれている五十嵐祐輔くん率いるfishing with johnがホストとなって6月23日に巣巣で「オーケストラの休日」というイベントが行われます。同じくバンドメンバーのitokenさんと安宅浩司くんも参加。僕も呼ばれたらいこうと思っていますが新鮮なイベントになると思いますのでぜひチェックしてみてください。詳しくは五十嵐くんのブログに。写真は本文とは全然関係のない先週末の巣巣でのスススクール「CDジャケットのためのイラストレーション」講座の模様です。

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2012年06月03日

真夜中の猫カフェ




昨日のこと、夕方までひたすら録音、夕方から曲作り、ウムウムと唸りながらタフな作業よ。6月はずっとこんな感じなのだろう。抜け切らない風邪のせいでなかなかアクセルが踏めないような感覚。夜になって吉祥寺で招き猫の催事に来ているfishing with john 五十嵐くんが来宅。せっかくなので定食屋から惣菜屋へと謎のリニューアルを果たしたカフェ長男堂カフェ長男堂を冷やかしに。

帰宅しお酒などを飲みながら歓談しつつ、ひょんなことから「そうだ、観てないDVDがあった」ということになり映画「東京オアシス」を観始めて終盤にさしかかろうというところで家の呼び鈴。ご近所イトケンさんが猫をさわりに遊びにきて、うちは“酒の飲める猫カフェ”状態に。結局映画の結末もわからないまま遅くまで楽しい時間でした。明けて日曜日、働きすぎて寝不足なのかポチはいつもよりよく寝ている。  
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2012年06月02日

葡萄と予感




昨日のこと、巣巣でのスススクール「CDジャケットのためのイラストレーション」講座にゲストとして出席。イラストレーター福田利之さんとmillebooksによる、その名の通りCDジャケットのアートワークに相応しいイラストレーションについてのお話と実践作品を制作するワークショップ。せっかくなら実際にミュージシャンからの依頼というかたちがいいだろうということで日頃から吉祥寺でばったりお会いする縁もありご一緒させていただきました。

とても興味深い話ばかりで面白く、福田さんの原画やラフスケッチ(スピッツ作品には会場からざわめきが起きていました)を間近に眺めることができて充実した時間でした。僕はこれからCDになる2曲を歌って聴いてもらい、それの容器となるイラストレーションを受講生の皆さんがあと2回の講座で完成させてくる、という流れ。とても和やかかつ真剣な雰囲気で、この場に参加できて嬉しいなと思いました。

皆さんが「光の葡萄」と「予感」というタイトルにジャケットを描くとしたらどんなイメージが湧きますか?音楽は音の振動でしかなく、CDジャケットが最終的にアイコンとなります。だからCDジャケットとパッケージを(たくさんの共同制作者の手を借り)作りあげるまでが音楽家の仕事なのだな、とあらためて再認識した夜でした。  
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2012年06月01日

6月の「ろ」は録音の「ろ」

6月が始まりました。自宅やスタジオでの作業が続く
雨の季節になりそうですが今月末からは名古屋&三都関西
“声をあつめにいく”ツアー、各公演とも予約受付中です!


2012年6月29日(金)@名古屋 大須 モノコト
“夜の科学 in 名古屋〜声をあつめて”

19:30開場/20:00開演
3000円(1ドリンク代別途)

名古屋モノコトでの1年ぶりのライブが急遽決定しました。
春の東海ツアーではコーラス録音を行わなかったので
中部地区の皆さんまた初夏のモノコトに再集合してください!
新しい季節の歌を歌います。お楽しみに。

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて

モノコト(http://osu-monokoto.petit.cc/
〒460-0011名古屋市中区大須2-18-45仁王門ビル2F
TEL 052-204-0206



2012年6月30日(土)@京都 紫野 SOLE CAFE
“夜の科学 in 昼の京都〜声をあつめて”

13:15 開場/13:30 開演
前売り3000円(天然酵母パン付き/1ドリンク代別途)

13ヶ月ぶりとなる久しぶりのSOLE CAFEでのライブは
初めての試み、お店自慢の天然酵母パン付きのランチタイム
ライブとなります。現在制作中の新作のためのコーラス録音を
行いますので皆様の声の参加を!ご来場お待ちしております。

メールフォーム(http://solecafe.jp/inquiry/)
またはお電話(075-493-7011)で受付中

SOLE CAFE(http://solecafe.jp/
〒603-8244京都市北区紫野東蓮台野町10-16
Tel/Fax.075-493-7011営業時間:11:00〜15:00(日祝定休日)



2012年6月30日(土)@奈良 風の栖
“夜の科学 in 奈良〜声をあつめて”

19:00開場/19:30開演
前売り3000円(1ドリンク代別途)
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)

昨年秋以来となる古都ならまち風の栖再訪が決定しました。
京都奈良大阪をまわる関西ツアー、現在制作中の新作のための
コーラス録音を行いますので皆様の声の参加を!ご来場お待ちしております。

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて受付中。

風の栖(http://www.kazenosumika.com
〒630-8336 奈良市高御門町17
Tel 0742-20-6887



2012年7月1日(日)@大阪 event space 雲州堂
“夜の科学 in 大阪〜声をあつめて”

18:30開場/19:00開演
3500円(1ドリンク代別途)

昨年秋以来の大阪でのライブが決定しました。
新旧楽曲の中から新しい季節の歌を歌います。
制作中の次作のためのコーラス録音を行います。
大阪の声が不可欠!ぜひご協力ください。

入場予約はGOMES THE HITMANオフィシャルサイトRESERVEにて受付中。

雲州堂(http://www.iori-unshudo.com/
〒530-0046 大阪市北区菅原町7-2
Tel 06-6361-3964


初夏から真夏にかけても一期一会のステージを楽しみにしています。
春ツアーのクライマックスだった兵庫加古川でもライブの模様を。

  
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