そして作詞ワークショップを受けて、今度は“作曲”にフォーカスしたセミナーの依頼があって、面白そうだし(作詞WSがとても刺激的だったので)やってみることにしました。ソングライティングについてのお話、「BAND IN A BOX」というソフトを使っての実演、歌ってみたり。音楽制作に詳しくない方でも楽しめるようなものになればと思っています。参加特典もいろいろあるそうなのでぜひトライしてみください。
そんな雰囲気の中できっとこの日のハイライトとなった、tico moonとのセッションはまずクリスマスキャロルの「the first noel」を。自分で言うのも何だけども息を飲むような静謐さで会場がシーンとなった感じがしました。数百年千年と歌い継がれているスタンダードの力も相まって歌っているときの神聖な気持ちよ。そして再び「予感」、幸せな時間でした。
とても長い、とても充実した一日。名奈阪ツアーの締めくくりとしては申し分のない時間でした。アアルトコーヒー、ミルブックス、tico moon、GOMES THE HITMAN.COM、そして手伝ってくれたスタッフの皆さんとお客さんに心から感謝を。また今週末は旅、福岡へ。そして来月は“夜の科学40”の2daysと鎌倉での“COFFEE & CHRISTMAS”、徳島アアルトコーヒーでの“COFFEE & CHRISTMAS”締めくくり、加古川チャッツワースでのクリスマスコンサートから帰還しての巣巣のクリスマスライブが。まだまだ長い年末となりますので、どうぞ皆さんの薄くなった(あるいは新調した来年の)手帳に予定を書き込んでおいてください。
終演後、お店の看板猫ひなたくんとの触れ合い。風の栖1回目のライブからずっと観にきてくれているおばあちゃんがこの日はBELL THE CAT Tシャツを買ってくれた。1000円札を何枚も押し付けてくる姿なんだか本当のおばあちゃんみたいに感じて、また今度来るときには孫のように振舞いたいなと思いました。片付け後美味しいタイカレーをいただいて腹ごしらえ、それから竹の館という良い味出てる居酒屋でおでんと美味しいお酒を。もう夜は冬の寒さ。奈良は京都と同じで盆地なので特に冷える。ツアー2日目終了。
GOMES THE HITMANの楽曲を中心に歌う夜になります。
リクエストがある方はブログへのコメントかTwitter、メール
などでどうぞ。39歳初めてのライブで現在位置再確認します。
“夜の科学vol.40 plus〜happy hour again & again”
2012年12月8日(土)@恵比寿 天窓 switch
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)
17:30開場/18:00開演
3,500円(1ドリンク代別途)
今年の12月でGOMES THE HITMANの初めてのインディーズ盤『in arpeggio』が
リリースされて15年の歳月が流れたことになります。恒例の歳末“夜の科学”の
追加公演としてGOMES THE HITMANの楽曲を演奏する宴を山田稔明39歳にして
最初のリスタートとしたいと思います。カフェ長男堂の美味しいフードもご用意、
ささやかで楽しくあたたかいパーティーを一緒に。
昨日はずっと録音。そして一昨日の話。経堂にあるギャラリー芝生に行ってきた。今年はじめに一度足を運んだ場所(そのときの日記)だが、1年経たないうちに思わぬ繋がりが判明した。なんとこのギャラリーの店主の遊佐さんはかつて葉山の斎門富士男事務所で数十匹の猫の世話をしながら住み込みでスタッフをされていた方だという。GOMES THE HITMANの2001年のシングルで撮影してもらった場所。僕と愛猫ポチが出会った場所。ということは遊佐さんはうちのポチにご飯をあげてくれていた方だということ。
そして作詞ワークショップを受けて、今度は“作曲”にフォーカスしたセミナーの依頼があって、面白そうだし(作詞WSがとても刺激的だったので)やってみることにしました。ソングライティングについてのお話、「BAND IN A BOX」というソフトを使っての実演、歌ってみたり。音楽制作に詳しくない方でも楽しめるようなものになればと思っています。参加特典もいろいろあるそうなのでぜひトライしてみください。
11月1日に発売になり通販やライブ会場、全国の雑貨屋さん等でたくさんの方にご購入いただいている山田稔明キャリア初のクリスマス・アルバム『Christmas Songs -standards and transfers』の歌詞カードをご用意しました。ぜひおうちでライブ会場でシンガロング、皆さんの唇にもクリスマスの楽しみを。
通販での購入はこちらから。送料無料キャンペーン中、特典カード付きです。ライブ会場ではご希望あればサインも書きます。山田稔明『Christmas Songs -standards and transfers』を取り扱っていただいている(今後取扱予定の)お店を以下にまとめました(特典カードは枚数限定につき店頭にない場合はご了承ください)。
以前「ポプシクリップ。」に依頼されて書いたこの記事に関連してLEMONHEADSのカバーを。20年前、1992年リリースのレコード、僕がGOMES THE HITMANを結成して初めてバンドで歌ったのは「It's a shame about Ray」という曲だった。せっかくなので1曲セッションを、と直前にメールでやりとりしてコンパレ田中さんに鍵盤ハーモニカとコーラスで参加してもらった「My Drug Buddy」はLEMONHEADSのなかで僕が一番好きな曲。トリを飾ったコンパレの「ビバムジカ」という曲でコーラスでお返し。この日でサポートを卒業するくにやん、お疲れさまでした。たくさんの方に話しかけてもらって15年というキャリアの蓄積を思いました。
POPS Parade Vol.4 『MEET SWEETS MUSIC』
2012年11月11日(日)@ 渋谷 HOME
1.どこへ向かうかを知らないならどの道をいっても同じこと
2.手と手、影と影
3.一角獣と新しいホライズン
4.It's a shame about Ray(Lemonheads カバー)
5.My Drug Buddy(Lemonheads カバー w/田中まゆ)
6.the first noel
7.あさってくらいの未来
“Coffee & Christmas”
2012年11月11日(日)@ 等々力 巣巣
1.どこへ向かうかを知らないならどの道をいっても同じこと
2.アップダイク追記
3.北風オーケストラ
4.joy to the world(諸人こぞりて)
5.amazing grace
6.clementine
7.oh my darling,clementine(雪山賛歌)
8.やまびこの詩
9.glenville
10.coffee
コーヒートーク(w/庄野雄治、中川ちえ)
11.光と水の新しい関係
12.日向の猫とチャーリー・ブラウン
13.光の葡萄
14.the first noel
15.あさってくらいの未来
EN
16.sweet december
17.when the saints go marching in(聖者の行進)
昨日のこと。朝から午後までずっと諸作業。お昼を過ぎて徳島アアルトコーヒーから庄野さんを迎えて2週目で3日目の営業のダン・ラ・ナチュールを覗きにいく。ちょっと覗くつもりが長話になり、ひっきりなしにお客さんが来られるなかタイミングよくクリスマスCDや『music for muffin cafe』(ダン・ラ・ナチュールのために作ったCDR)を買って下さった方にサインしたり。
その後、高橋久美子 × PIKA × トンチで行われた朗読のパフォーマンス。ほぼリハなしのぶっつけの本番だったそうだがとても音楽的で見入って/聴き入ってしまった。旋律のない言葉でもかくも豊穣なメロディーを感じさせるものなのだな。5時間におよぶ長時間の、しかし絶え間なくハッ!する瞬間の連続、雨が土に沁みこむような、この日は自分にとって“吸収する”一日でした。映画のなかでアメリカの陰部を魅せつけられた夜に朝まで大統領選挙の特番を見ながら毛布に沈む。