2012年12月31日

2012年振り返り【音楽編】



今年も毎日のようにたくさんCD・レコードを買って
たくさんの刺激を受けた1年でした。

【今年よく聴いたレコード10枚】

Kathleen Edwards『Voyageur』
Bruce Springsteen『Wrecking Ball』
Bob Dylan『Tempest』
Denison Witmer『The Ones Who Wait』
Andrew Bird『Break it Yourself』
Pinback『Information Retrieved』
Conor Oberst & The Mystic Valley Band『One Of My Kind』
Lisa Hannigan『Passenger』
Beth Orton『Sugaring Season』
The Beach Boys『That's Why God Made The Radio』

「最近いい音楽ないよねえ」という世間話に不運にも巻き込まれたら口を閉ざしてしまうほど
今年も(去年も)素晴らしい新しい歌、音楽に出会いました。もっとたくさんあるんですが
10枚に絞って順不同です。邦楽ではチャットモンチー『変身』が圧倒的。ずっと聴いていました。
Lisa HanniganとDenison Witmerは2011年作だけど今年出会ったのでここにリストインしました。


【今年よかったコンサート】
Daniel Lanois(1月 六本木 Billboard Live Tokyo)
The Beach Boys(8月 QVCマリンスタジアム)
Joe Henry & Lisa Hannigan(10月 渋谷 DUO Music Exchange)
Fleet Foxes(1月 新木場 Studio Coast)
Suzanne Vega(2月 六本木 Billboard Live Tokyo)

ライブ、どれも「来てよかった...」と感動し刺激を受けましたが5本に絞ると
上記のように。他にもステファン・マルクマス&ザ・ジックス、Owen、M.Wardと
小さなハコで至近距離で観ることができてどれもよかったし、ロジャー・ダルトリー
みたいなロックレジェンドの大仕掛なライブも心踊るもので、さらに特筆すべきは
佐野元春とCoyote Band。この夜のことは忘れることはないだろうな。  

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2012年ライブ総括

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ギターを抱えて出かけていったライブやイベント、歌ったステージ数をあらためて数えてみたら70回くらいあった。今年はいつにも増して充実した演奏活動ができた一年でした。いつも心強いサポートをしてくれるイトケンさん、安宅くん、五十嵐くん、エビちゃん。10年ぶりの共演で時間を巻き戻したヒックスヴィル中森さん、共演のミュージシャンの皆さんとそれを観にきてくれたお客さん、そして会場のスタッフ、お店のスタッフの方々に心から感謝を。


【2012 LIVE HISTORY】

1月2日(月)@吉祥寺Star Pine's Cafe “お正月だヨ、全員集合!吉祥寺の杉まつり〜今年1年が辰年でありますように〜”
1月21日(土)@等々力 巣巣 “たゆたう手と手のワークショップ”
1月22日(日)@等々力 巣巣 “たゆたう手と手のワークショップ”

2月5日(日)@恵比寿 天窓switch “夜の科学vol.37〜冬の星座と二月革命”
2月12日(日)@北参道 ストロボカフェ“Do You Believe In Music?”

3月4日(日)@代官山 cholon “桃と洋梨と林檎のはなし”
3月18日(日)@札幌 Brown Books Cafe “夜の科学 in 札幌〜屋根裏ミーティング”(2部制ライブ)
3月19日(月)@札幌 たべるとくらしの研究所 “夜の科学 in 札幌〜たべるとくらしと音楽”
3月23日(金)@浜松 手打ち蕎麦 なる “bon appetit / bon voyage”
3月24日(土)@愛知 名古屋 sahan “bon appetit / bon voyage”
3月25日(日)@愛知 蒲郡 Pleasure “bon appetit / bon voyage”
3月25日(日)@愛知 岡崎 mado cafe “bon appetit / bon voyage”

4月7日(土)@等々力 巣巣 “夜の科学 extra〜巣巣のさくら食堂”
4月15日(日)@仙台 SENDAI KOFFEE CO. “夜の科学 in 仙台〜春のアレグロ”
4月20日(金)@下北沢440 “夜の科学 vol.38〜木の葉は緑”
4月22日(日)@福島 あんざい果樹園 utsuwa gallery “もも なし りんごの花咲く季節に”

5月5日(祝)@等々力 巣巣 “sususchool ギター弾き語り講座”
5月6日(日)@蔵前 アノニマスタジオ “シアワセなら手をたたこう!そして手をつなごう”
5月12日(土)@岡山 倉敷 三宅商店 “夜の科学 in 倉敷〜光と水の新しい関係ふたたび”
5月13日(日)@加古川 チャッツワース “夜の科学 in 加古川〜シエスタとフィエスタ”
5月18日(金)@等々力 巣巣 “sususchool ギター弾き語り講座”
5月19日(土)@松本 豆とコーヒー Laura “夜の科学 in 松本〜光の季節”
5月21日(月)@三鷹おんがくのじかん “カポウ『33』レコ発ライブ”
5月23日(土)@井の頭 ROOM-1022. “カポウ『33』レコ発ライブ”

6月1日(金)@等々力 巣巣 “sususchool CDジャケットのためのイラストレーション講座”
6月8日(金)@等々力 巣巣 “sususchool CDジャケットのためのイラストレーション講座”
6月15日(金)@等々力 巣巣 “sususchool ギター弾き語り講座”
6月24日(土)@等々力 巣巣 “オーケストラの休日”
6月29日(金)@名古屋 大須 モノコト “夜の科学 in 名古屋〜声をあつめて”
6月30日(土)@京都 紫野 SOLE CAFE “夜の科学 in 昼の京都〜声をあつめて”
6月30日(土)@奈良 風の栖 “夜の科学 in 奈良〜声をあつめて”

7月1日(日)@大阪 event space 雲州堂 “夜の科学 in 大阪〜声をあつめて”
7月6日(金)@等々力 巣巣 “sususchool ギター弾き語り講座”
7月15日(土)@等々力 巣巣 “笑顔の未来〜トークセッション「安斎家のこれから」”
7月29日(日)@中目黒 TRAVELER'S FACTORY “魔法のペンと旅の手帖”(二部制ライブ)

8月3日(金)@下北沢 440 “夜の科学extra〜ピアノとワルツ”
8月10日(金)@等々力 巣巣 “sususchool ギター弾き語り講座”
8月11日(土)@吉祥寺 カフェ長男堂 “長男堂的音楽の夜〜むさしのフーテナニー”
8月12日(日)@ 茅ヶ崎 nokka “夜の科学extra〜ワルツとワイン”
8月18日(土)@吉祥寺 moi “夜の科学extra〜utagoe kissa kahvila”
8月25日(土)@埼玉 幸手 cimai “日々の彩り〜パンとコーヒーと夏の歌”
8月31日(金)@市ヶ谷 燕STUDIO DINING “tokyo night swimming 〜夏休みの宿題を持ち寄って”

9月9日(日)@等々力 巣巣 “「愛のかたまり」展:猫に鈴をつけるのはだれ?”
9月22日(土)@恵比寿 天窓 switch “夜の科学 vol.39〜あさってくらいの未来”
9月29日(土)@ 札幌 ギャラリー犬養 ““おでかけ曜日 vol.4〜秋を見つけに。おとなのちいさな文化祭””
9月30日(日)@札幌 レストランのや “夜の科学 in 札幌〜声をあつめて”

10月3日(水)@代官山 晴れたら空に豆まいて “ハジケる旋律”
10月5日(金)@等々力 巣巣 “言葉とメロディのワークショップ;作詞の楽しみ講座”
10月12日(金)@等々力 巣巣 “言葉とメロディのワークショップ;作詞の楽しみ講座”
10月14日(日)@秋葉原 アソビットシティ “「ナナとカオル第2章」総括打ち上げイベント”
10月19日(金)@等々力 巣巣 “言葉とメロディのワークショップ;作詞の楽しみ講座”
10月20日(土)@ 新潟 Kaffa 蒼紫(パルム)“音楽百景〜indian summer 旅”
10月21日(日)@ 新潟 燕市 ツバメコーヒー “ツバメコーヒー プレオープニングイベント”

11月3日(土)@ 阿佐ヶ谷 ペグハウス “PPPさくせん”
11月11日(日)@ 渋谷 HOME “MEET SWEETS MUSIC”
11月11日(日)@ 等々力 巣巣 “Coffee & Christmas”
11月23日(祝)@ 名古屋 陶磁器会館 “Coffee & Christmas”
11月24日(土)@ 奈良 風の栖 “Coffee & Christmas”
11月25日(日)@ 大阪 ミリバール 2Fギャラリー “Coffee & Christmas”
11月30日(金)@マイナビ本社 マイナビルーム “はじめてのソングライティング”

12月1日(土)@福岡 Gouache “福田利之ポストカード展”
12月1日(土)@ 福岡 大名 タロカリ“夜の科学 in 福岡〜声をあつめて”
12月7日(金)@恵比寿 天窓switch “夜の科学 vol.40〜happy hour again!”
12月8日(土)@恵比寿 天窓 switch “夜の科学 vol.40 plus〜happy hour again and again!!”
12月16日(日)@鎌倉 cafe vivement dimanche “Coffee & Christmas 鎌倉特別編〜日曜日の音楽会”
12月22日(土)@ 徳島 aalto coffee “Coffee & Christmas 徳島特別編”
12月23日(日)@ 加古川 チャッツワース “クリスマスコンサート〜言葉とメロディの夕べ【第一夜】”
12月25日(火)@等々力 巣巣 “巣巣のクリスマスライブ”
  
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2012年12月30日

巣巣の年の瀬、クリスマスのライブ(2012.12.25)

クリスマスの1週間後はお正月。風景が早変わりするのです。ずいぶん昔のことのように感じるクリスマスの夜に行われた等々力巣巣でのライブを振り返ります。思えば初めて巣巣でライブをやったのが2010年の“巣巣のクリスマス食堂”、そして去年も同じタイトルで。ここでお菓子でお世話になったダンラナチュールなっちゃんもクリスマスプレートで美味しい食事を提供してくれたごはん屋ヒバリのせいこさんも今年実店舗を持つことになり、感慨深い。

今年は秋からずっとライブが関東で立て込んでいたので「やる?やらない?」となっていたのだけど、「クリスマスは巣巣で歌わないと」ということで開催決定。女性シンガーソングライターううじんさんと共演、安宅浩司くんにサポートしてもらうことに。実は巣巣で初めて行ったライブイベントはううじんさんだったのだ。巣巣に縁のある面々ということ。

予想以上のお客さんの数、テーブルを出してゆったりパンとスープを食べてもらいながら、という当初の予定からは少し変わってしまったけれども、生BGMをつけてくれたイシカワアユミさん、永井宏さんの「みんなねている」の朗読から始まったライブ、ううじんさんのホーリーな歌、クリスマスセッション、とても素晴らしい夜になった。

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遊びにきてくれたヒックスヴィル中森さんがこの日も飛び入りしてくれてAMERICA「I Need You」を全員で。結果3時間におよぶたっぷりした内容に。この日が今年の「sweet december」歌い納め。12月は福岡、恵比寿、鎌倉、徳島、加古川、等々力と駆け抜けた。12月に忙しいということは幸せなことだ、と実感した。来年もそうありたい。

平日の夜に遅くまでありがとうございました。ステージから見える、皆さんがゆらゆら揺れている風景は「ああ、ここは死ぬにはうってつけの場所」と思うのです、大げさではなく。何度も言いたい言葉は「ありがとう」です。また来年。巣巣はじめは1月12日から14日、新春フリーマーケットです。お年玉握りしめてぜひ!



“巣巣の新春フリーマーケット”
2013年1月12日(土)・13日(日)・14日(月/祝)

10時30分〜18時(最終日1/14は17時まで) 

イラストレーター、作家、ミュージシャン、デザイナーなど、クリイエーターたちが
大集合してフリーマーケットを開催します。人気作家たちが愛用品をお値打ち価格で
出品。いいもの、掘り出しものがざっくざく! 新春から福を探しにご来店ください。

■出品者(出品者はさらに増える予定です。)
石坂しづか イナキヨシコ 井上アキヒロ(VRANA) いとう瞳 内田由紀子 甲斐みのり
+CAPSULE 櫛引彩香 島田薫(kirpputori) 巣巣 菅 渉宇 dans la nature tent 
富田惠子 服部あさ美 平澤まりこ mille books 福田利之 松尾ミユキ 森永よし子 
山田稔明 芳野 warang wayan

□ショッピングバッグをご持参の上、ご来場ください。 
□商品の返品はご遠慮ください。 
□混雑時は入場制限をさせていただく場合もございます。

巣巣
〒158-0082 東京都世田谷区等々力8-11-3 1F  
電話 03-5760-7020  
  
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2012年12月29日

あさってくらいの未来の話

うむ、ちゃんと時間は一定の方向へ進んでいって今日は昨日になって明日が今日になることになっているのだな。今年もあと数日になってきました。もう来年の話をしても鬼も笑わないくらい。あさってくらいの未来の話を。1月2日に吉祥寺スターパインズカフェで杉真理さんをはじめ伊藤銀次さん、村田和人さん、松尾清憲さんら大先輩たちに混ぜてもらって年始めです。巣巣ではまた今年もフリーマーケットを。そして1月19日には表参道にて豪華出演陣とのイベントが。風邪など引かないようにしましょう。


“お正月だョ、全員集合! 吉祥寺の杉まつり2013〜今年1年が巳年でありますように〜”
2013年1月2日(水)@吉祥寺 Star Pine's Cafe


15:00開場/16:00開演(20時終演予定)/料金:前売り5000円
【白組】杉真理、伊藤銀次、黒沢秀樹、松尾清憲、村田和人、山田稔明 他
【赤組】遠藤響子、玉城ちはる、野田幹子、渡辺かおる他
好評につき今年も決定した“杉真理祭り”です。

吉祥寺 Star Pine's Cafe
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
TEL:0422-23-2251



“巣巣の新春フリーマーケット”
2013年1月12日(土)・13日(日)・14日(月/祝)

10時30分〜18時(最終日1/14は17時まで) 

イラストレーター、作家、ミュージシャン、デザイナーなど、クリイエーターたちが
大集合してフリーマーケットを開催します。人気作家たちが愛用品をお値打ち価格で
出品。いいもの、掘り出しものがざっくざく! 新春から福を探しにご来店ください。

■出品者(出品者はさらに増える予定です。)
石坂しづか イナキヨシコ 井上アキヒロ(VRANA) いとう瞳 内田由紀子 甲斐みのり
+CAPSULE 櫛引彩香 島田薫(kirpputori) 巣巣 菅 渉宇 dans la nature tent 
富田惠子 服部あさ美 平澤まりこ mille books 福田利之 松尾ミユキ 森永よし子 
山田稔明 芳野 warang wayan

□ショッピングバッグをご持参の上、ご来場ください。 
□商品の返品はご遠慮ください。 
□混雑時は入場制限をさせていただく場合もございます。

巣巣
〒158-0082 東京都世田谷区等々力8-11-3 1F  
電話 03-5760-7020  




“POPS Parade Festival -the Anniversaries”
2013年1月19日(土)@表参道 GROUND(旧表参道FAB)

16:00開場/16:30開演/料金:前売 3,800円 当日 4,300円(ともに1D別)
w/ CHOCOLAT & AKITO、HARCO、Bertoia、杉本清隆(orangenoise shortcut)他
*安宅浩司、ヒックスヴィル中森泰弘両氏をサポートに迎えてのトリオ編成での演奏を予定

良質なPOPSをサポートし続ける情報サイト「ポプシクリップ。」企画の
豪華なイベントにお誘いいただきました。小さなフェスの様相。お楽しみに!

チケットについてはこちらをご参考ください。

ポプシクリップ。
表参道GROUND
東京都渋谷区神宮前4-2-12 WES
TEL;03-5772-8566

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2012年12月28日

2013年のカレンダーを

毎年楽しみにしていただいているオリジナルカレンダー、完全にカレンダー商戦から外れた今頃ようやくオフィシャルサイト通販STOREで販売開始します。遅くなったので送料無料キャンペーンを。現在制作中の新作は12曲入りになる予定で、その楽曲たちをモチーフにした絵を描きました。どれがどれだかわかるかな。来年の皆さんの1年が幸多いものになりますようにと願いを込めて。ほぼ日みたいなCM動画も作ってみましたのでぜひご覧ください。



GOMES THE HITMAN.COM STORE  
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クリスマスの空中登山(2012.12.24)



さすがに疲労困憊で目覚めた加古川での朝。しかしチャッツワースでブランチにコーニッシュパスティーをいただき復活。この日は東京へ戻る日だが、アアルト庄野さんから強く薦められていた神戸布引ハーブ園に“空中登山”することに。岸本さんたちも行ったことがないということで、僕が登ってレポートすることになりました。

三宮から新神戸まで移動し最新鋭のロープウェイを見上げる。ここの特色はたくさんのロープウェイがリフトのように連なっていることで時刻表が存在せず、すぐに乗れるし簡単に貸切状態になれる。神戸の都市部とその向こうに海、そして大阪までを見渡す絶景。感動しました。

帰りの神戸空港からの夕焼けも美しかったなあ。今年は札幌の旭山、藻岩山、小樽の天狗山に始まり、新潟の弥彦山、長崎の稲佐山、徳島眉山と布引ハーブ園山頂へと“空中登山”に成功。引き続き情報をお寄せください!

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チャッツワース、言葉とメロディの夕べ(2012.12.23)



徳島の夜はアアルトコーヒーに泊めていただきとても快適でした。朝、再び全員で合流、昼過ぎまでの短い時間に徳島散策を決行。まずは美味しいうどんで腹ごしらえ。そして向かうは阿波踊り会館。ここからロープウェイで眉山へ登るのだ。「おれ閉所恐怖症なんで...」と中森さん、「薄着で来たし、おれ別に登りたくないんで...」と渋る庄野さんの尻を叩いて、みんなで登る。しかしロープウェイがガタンと動き出した途端にみんなのテンションは上がりっぱなし。ロープウェイとはそういうものなり。足腰体力を使わずロープウェイで登る登山をこの日“空中散歩”ならぬ“空中登山”と命名した。

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眉山山頂でしばし遠い目をして風景を眺めながら、下山して徳島にひとつだけある中古レコード屋をパトロール。このときばかりはみんな音楽好きの真剣な目になっていました。駆け足ではあったけれども、充実した数時間。東京へ戻る中森さんを見送る。今回中森さんの添乗員として付き合ってくれたアップル&ペアーズの純さんにも大きな感謝を。

そして庄野さんにもさよならと手を振り次の宿り木である加古川へと向かい大鳴門橋をバスで渡る。この橋は去年からずっと僕に新しい歌を書かせるランドマーク。少し眠ろうと思っていたのだけどうごめく雲や光が照り返す水面などを眺めているうちにあっという間に海を渡る。舞子から電車に乗って春以来の加古川へ到着。




チャッツワース、岸本さん夫妻へ「ただいま」と声をかける(いつも加古川を去るときは「いってらっしゃい」と言われるのです)。3週間に渡るイギリス旅行を経て岸本さんたちは若返ったように見える。散々美味しいものを食べて辿りついたお店でまた絶句するほど美味しいご飯を食べさせてもらう幸せよ。

ライブは2階のスペースで。いつもとは少し演奏する場所を変えて。一声歌うだけで「あああ、今日もいい歌が歌えそうだなあ」と思う。チャッツワースはいつもそういう場所。年内最後のソロ弾き語りでのフルタイムライブということでぎりぎりまでセットリストを迷いながら、結局歌うたい歌を全部リストイン。



会場は満員御礼。いつ来てもたくさんのお客さんが来てくれる街。1曲1曲を丁寧に、しかし思いをこめて歌う夜。「言葉とメロディの夕べ」というタイトルを決めたのは僕、だから歌詞を噛み締めるように発語しました。リリースしてから15年が経った『GOMES THE HITMAN on arpeggio』から歌中に“紅茶”が登場する「朝の幸せ」と「レモンひときれ」、そして紅茶の名前を織り込んだ「カフェの厨房から」を。店主岸本さんのはからいで1年の感謝を込めてくじ引き大会も行われました。なんだかほんとに、クリスマスパーティーみたいで楽しかったですね。

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この日も2時間半のたっぷりとした歌とおしゃべりの時間。最後の最後には予定になかった「ハミングバード」も歌ってしまった。また来年もここに戻ってくるのだろうな、ということを思いながら今年最後の旅先での歌唱でした。階下の店舗で物販とサイン会を。たくさんの人たちの思いのこもったアンケートもたくさんの書き込みで真っ黒。本当に心強いサポートをありがとうございました。この日歌った「あさってくらいの未来」は声がどこまでもスーッと飛んでいくような感じがしていたのだけど、岸本さんがデジカメで撮った映像を観て、僕の感覚は正しかったのだなと再確認。この日の模様を。

  
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Coffee & Christmas 徳島特別編(2012.12.22)



ずいぶんと昔のことのように感じる、先週末の旅の話。12月22日、ヒックスヴィル中森さんと吉祥寺で落ち合い、雨の東京を朝早くに出発。祈るような思いで降り立った徳島は晴れ。今年も晴れ男として天気の神様に見守られた1年だった。迎えにきてくれたアアルトコーヒー庄野さんに中森さんを紹介。庄野さんはロッテンハッツからずっと中森さんの音を聴いている。いろんな点が繋がっていく。

この日は午後にワークショップ。久しぶりのウクレレ教室だったのだけど、アアルトコーヒーでやるからには!と「coffee」が課題曲。中森さんたちは僕が懸命に準備するのを尻目に徳島ラーメンを食べに。今回の旅では僕は食べられなかった。また来年食べにいきたいです。ワークショップ参加の最年少は小学6年生の女の子。ポロンポロンとウクレレを鳴らす午後。

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みんなとても上手。特に小6と中2の姉妹は憶えが早かった。途中でcimaiパンの販売なども始まってお客さんもたくさん入店されて、かたや懸命にウクレレを抱え、それを列に並びながら眺める人たちという風景がとても面白く、平和な感じがしました。最後に全員で「coffee」を歌って大団円。ご参加ありがとうございました。

そしてヒックスヴィル中森さんとのライブの準備を。この日は巣巣から借りたPA機材を使ったのだけどスピーカーをコーヒー豆袋で覆って、まわりに照明を飾ったステージはとてもクリスマス的でした。音像も親密な感じで演奏がとてもやりやすかった。日が暮れてライブがスタート。

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中森さんとは今夏から5度目のセッション。10年ぶりの手合わせで今年はたくさん一緒に演奏できてよかった。AMERICAのカバーも当然、やる(とても楽しいのだ)。鎌倉ではサザンの「鎌倉物語」を歌ったがこの日は小沢健二「いちょう並木のセレナーデ」を。大きく身体を揺らしているお客さんたちの姿にこの歌の影響力の大きさを見た。ウクレレワークショップ参加者と一緒に「coffee」を演奏。見守るお客さんたちも手拍子でサポート。途中でブレイクしてアアルト庄野さんから中森さんへコーヒー教室。楽しいやりとり。

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クリスマス・ソングと新しい歌を織り交ぜて2時間半のゆったりとした時間でした。ずっとコーヒーの香りのする場所、焙煎機の横で。今年は秋から庄野さんとは新潟、名古屋、奈良、大阪、そして東京とご一緒する機会が多かったのだけど、その締めくくりになりました。

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美味しいご飯とビールで遅くまで打ち上げ。少しずつ世代が違う僕らのグルーヴしていくおしゃべり、という感じでした。中森さんと来られてよかったな。また来年もなにかが繋がっていくような気がしました。2時間半のステージのなかから少しだけこの日の演奏の模様を。「日向の猫とチャーリー・ブラウン」のみんなのラララがとても素敵に響いた夜でした。

  
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2012年12月27日

1年の感謝に未発表音源を

あらためて。今年のすべてのライブが終了しました。歌ったステージはいろいろあわせると60回。昨年が45回、その前は34回だったのでどんどん増えていっているのですね。本当にたくさんの方にお世話になりたくさんのお客さんにサポートしてもらった年でした。新作制作は年を越して続くことになり、代わりと言ってはなんですが『Christmas Songs』というこれから毎冬暮らしを彩るような素敵なレコードを造ることができました。

さて、11月に竹橋の毎日新聞社ビルで行われた「Creative Now クリエイターセミナー・はじめてのソングライティング」のために制作し、ダウンロード特典としてセミナー参加者にだけ公開した楽曲を1年のお礼に代えて公開します。この曲の演奏はすべてセミナーで使用した“BAND IN A BOX”というソフトが生成したもの、僕は一切楽器を弾いていません。そのかわりコーラスを多めに入れて歌を。歌詞は先月僕の脳裏にあったいろいろな思考がするすると紡がれたもの、歌詞とメロディはセミナー前日に30分で作ったものです。今年お世話になったたくさんの会場での風景を添えて(映像中の会場がすべてではなくもっとたくさんのお店にお世話になったのです。感謝!)



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2012年12月26日

巣巣のクリスマスライブ [setlist]




“巣巣のクリスマスライブ”
2012年12月25日 @ 等々力 巣巣


ううじん set/安宅浩司 set
山田稔明 set(with 安宅浩司)

1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
2.home sweet home
3.日向の猫とチャーリー・ブラウン

4.amazing grace(with ううじん)
5.wish you a merry christmas(with ううじん)
6.やまびこの詩(with ううじん)
7.the first noel(with ううじん)

8.o christmas tree(with イシカワアユミ on piano)
9.星降る街(with イシカワアユミ on piano)
10.光の葡萄

EN(全員ステージへ)
11.うれしいな(ううじん曲)
12.sweet december
13.I Need You(with スペシャルゲスト 中森泰弘 from HICKVILLE)
14.聖者の行進(with スペシャルゲスト 中森泰弘 from HICKVILLE)


たくさんの拍手と歌声をありがとうございました!  
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2012年12月25日

sweet december



昨日は兵庫から東京に帰る日。しかし数時間のフリータイムにいろいろ詰め込みアアルトコーヒー庄野さんに強く薦められた神戸布引ハーブ園山頂へと山登り(最新式ロープウェイで)。行く先々で天気と風景に迎えられる素晴らしいクリスマス。帰路の飛行機からは赤ワインのように真っ赤な空が。旅先でお世話になった皆さん、忙しい年末にご来場いただいた皆さんに心から感謝を。今日の巣巣でのコンサートが終わったら落ち着いて旅を振り返ります。

本日クリスマス、等々力巣巣にて安宅浩司くんとううじんさんと僕の三人でささやかな宴を。あたたかいスープと焼きたてのパン、ダンラナチュールのデザートがつきます。もう巣巣でのクリスマスも3年目。今年のライブはこれで最後となります。当日券等に関しては直接巣巣へお問い合せください。ポストカード企画は年賀状で。楽しい夜になりますように。


“巣巣のクリスマスライブ”
2012年12月25日(火)@等々力 巣巣

出演;山田稔明 & ううじん w/ 安宅浩司、イシカワアユミ
料金;3500円(パンとスープ、ダンラナチュールの一口デザート、ドリンク付き)
*未就学児無料、小学生半額

18:00開場(18時からイシカワアユミさんによるピアノ演奏をBGMに)
19:00開演 山田稔明とううじん、安宅浩司による2時間のコンサートです

今年もたくさんすてきなライブがありました。2012年の最後のライブには巣巣お馴染みの
3人が来てくれます。クリスマスだし、年末だし、巣巣だし、気軽に一人でも遊びに来てく
ださいね。みなさんで暖かい時間を過ごしましょう。

ご予約は巣巣まで

巣巣
〒158-0082 世田谷区等々力8-11-3 岸本ビル1F
電話 03-5760-7020



  
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2012年12月24日

Joy to the World

今年ほどクリスマスのことを考えたことはなかったかもしれない。
楽しい時間が皆さんの屋根に羽根のように雪のように降りそそぎますよう。

  
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クリスマスコンサート〜言葉とメロディの夕べ [setlist]




クリスマスコンサート〜言葉とメロディの夕べ
2012年12月23日 @ 加古川チャッツワース


1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
2.平凡な毎日の暮らし
3.朝の幸せ
4.レモンひときれ

5..amazing grace
6.joy to the world
7.wish you a merry christmas
8.jingle bells

9.やまびこの詩
10.glenvile
11.カフェの厨房から

12.光と水の新しい関係
13.日向の猫とチャーリーブラウン
14.光の葡萄
15.the first noel
16.あさってくらいの未来

EN
17.sweet december
18.when the saints go marching in
19.ハミングバード  
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2012年12月23日

Coffee & Christmas 徳島特別編 [setlist]




“Coffee & Christmas 徳島特別編”
2012年12月22日@ 徳島 aalto coffee


1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
2.光と水の新しい関係

3.名前のない馬(AMERICA カバー)
4.ヴェンチュラ・ハイウェイ(AMERICA カバー)
5.amazing graze
6.wish you a merry christmas
7.coffee

〜庄野さんのコーヒー教室

8.いちょう並木のセレナーデ(小沢健二 カバー)
9.素敵じゃないか(ビーチ・ボーイズ カバー)
10.Christmas Day(ビーチ・ボーイズ カバー)
11.Christmas Wish(NRBQ カバー)
12.the first noel

13.光の葡萄
14.日向の猫とチャーリー・ブラウン
15.あさってくらいの未来

EN
16.聖者の行進
17.クリスマスイブ(山下達郎 カバー)
18.sweet december

山田稔明 with 中森泰弘 (Hicksville)  
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2012年12月22日

カレンダー最後の一枚、最初の一枚



昨日のこと。旅先へのお土産を、と数週間ぶりにダンラナチュールへ。イラストレーターの石坂しずかさんイナキヨシコさんたちにばったり。これから深大寺にお蕎麦でも、という彼女たちの話を聴いているうちにお蕎麦が食べたくなり、深大寺のお蕎麦で昼食。クリスマスシーズンも佳境でなっちゃんもくたびれてたな・・・。みんな頑張れ。

というわけで今日これから徳島へ旅立ち、あさってには加古川にいて、25日には巣巣でクリスマスの締めくくりをしているわけですが、来年のカレンダーがようやくできあがります(明日印刷所からアアルトコーヒーに直接届くからまだ完成品そのものを見ていない。不安!)毎年の好評のカレンダー、今年は多忙のためずいぶんと遅くなってしまいました。

しかしここ数年の中で一番いいカレンダーになった気がする。来春皆さんの手元に届けられるであろう3枚目のソロアルバムは12曲入りの予定で、2013年のカレンダーはその1曲ごとをモチーフにして12枚綴りで絵を描きました。「これはどの曲の月?」と考えるのが楽しいデザインです。

通販での販売も年末から開始しますのでもう少し待っていてください。徳島、加古川、巣巣でお会いできる皆さん、ぜひその目で新しいカレンダーをご確認ください。僕は新しい手帳は買ったものの、壁に貼るカレンダーはまだ準備できていない、そんな年末です。12月26日からは思い切りダラダラと休みたいと思っています。

追記;徳島、加古川、巣巣でもポストカード企画“年賀状編”を受け付けます。氏名とご住所を書いたはがきを終演後のアンケートや山田へのメッセージと一緒にご提出ください。新年のご挨拶を手描きでお返しします。せっかくのクリスマスなので鈴やタンバリンなど鳴り物を持ってきてもらえたら楽しくなると思う!よろしくお願いします。



“Coffee & Christmas 徳島特別編”
12月22日(土)@ 徳島 aalto coffee


山田稔明 “ウクレレワークショップ in アアルトコーヒー”
時間;15:00〜16:30
料金;ウクレレ付き4,500円*初心者用ウクレレ付き
   ウクレレ持参の方は2500円(コーヒーつき)

寒い冬をあたたかくするウクレレの音を楽しむワークショップを
徳島アアルトコーヒーで。90分でその名も「coffee」という曲をなんとなく
弾けるようにまずはウクレレを触ってみましょう。人数限定イベントです。
参加の方には前もって参考音源、譜面などをお送りします。
*定員に達しました。感謝!


“Coffee & Christmas LIVE!”
出演;山田稔明 with 中森泰弘(HICKSVILLE)
18:00開場/18:30開演/料金 3,000円(1ドリンクつき)

秋からの“対バン”シリーズに決着を付けるべく徳島でのイベント決定!
ヒックスヴィル中森氏とともに歌うクリスマスムードの夕べです。

ライブのお申し込みはRESERVEフォームから

アアルトコーヒー
〒770-0022徳島市佐古二番町18-12
T&F 088-679-7550



“クリスマスコンサート〜言葉とメロディの夕べ【第一夜】”
12月23日(日)@ 加古川 チャッツワース

出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)
18:00開場/18:30開演/料金¥3,500(1ドリンク代別途)

いつもお世話になっているチャッツワースにてクリスマス前夜のライブが決定しました!

「2012年クリスマスにチャッツワースお薦めの友部正人・山田稔明という
共に詩人、クリエーターとして常に「今」を紡ぎ続ける2人のミュージシャン
の2夜連続する音楽イベントが、実現する運びとなりました。
是非どちらもお見逃し無く! ー チャッツワース店主」

*ご予約方法はチャッツワースHPをご覧ください

チャッツワース
〒675-0065兵庫県加古川市加古川町篠原町4-7
電話 079-420-1707



  
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2012年12月21日

ヒックスヴィル中森さんと徳島へ/加古川では年内総まとめ独演

先週末の鎌倉ディモンシュでのライブの模様を少しだけ。明日の徳島は中森さんとのデュオ編成、あさっての加古川は2012年最後のソロパフォーマンス総括となります。ぜひお越しください!(雪が降るの!?)



“Coffee & Christmas 徳島特別編”
12月22日(土)@ 徳島 aalto coffee


山田稔明 “ウクレレワークショップ in アアルトコーヒー”
時間;15:00〜16:30
料金;ウクレレ付き4,500円*初心者用ウクレレ付き
   ウクレレ持参の方は2500円(コーヒーつき)

寒い冬をあたたかくするウクレレの音を楽しむワークショップを
徳島アアルトコーヒーで。90分でその名も「coffee」という曲をなんとなく
弾けるようにまずはウクレレを触ってみましょう。人数限定イベントです。
参加の方には前もって参考音源、譜面などをお送りします。
*定員に達しました。感謝!


“Coffee & Christmas LIVE!”
出演;山田稔明 with 中森泰弘(HICKSVILLE)
18:00開場/18:30開演/料金 3,000円(1ドリンクつき)

秋からの“対バン”シリーズに決着を付けるべく徳島でのイベント決定!
ヒックスヴィル中森氏とともに歌うクリスマスムードの夕べです。

ライブのお申し込みはRESERVEフォームから

アアルトコーヒー
〒770-0022徳島市佐古二番町18-12
T&F 088-679-7550



“クリスマスコンサート〜言葉とメロディの夕べ【第一夜】”
12月23日(日)@ 加古川 チャッツワース

出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)
18:00開場/18:30開演/料金¥3,500(1ドリンク代別途)

いつもお世話になっているチャッツワースにてクリスマス前夜のライブが決定しました!

「2012年クリスマスにチャッツワースお薦めの友部正人・山田稔明という
共に詩人、クリエーターとして常に「今」を紡ぎ続ける2人のミュージシャン
の2夜連続する音楽イベントが、実現する運びとなりました。
是非どちらもお見逃し無く! ー チャッツワース店主」

*ご予約方法はチャッツワースHPをご覧ください

チャッツワース
〒675-0065兵庫県加古川市加古川町篠原町4-7
電話 079-420-1707
  
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15年分のインタビュー



午後から吉祥寺でメンテナンス、長い時間マッサージを受けてからゾンビのようになりながら下北沢へ。久しぶりに時間をかけて2軒分レコードをパタパタと探せたのも身体が軽くなったからか。夜になってモナレコードで取材を受ける。久しぶりのインタビューをじっくり数時間。

デビュー当時からお世話になっている岡村詩野さんによる取材だったので、腹をくくって洗いざらい。ソングライティングの変化/変わらない部分、バンドのこととソロのこと、思い出話など。「山田くんのリリックにはデビュー当時から今も変わらず、どんなに楽しげに聞こえる歌でもそこはかとない諦観や居心地の悪さが必ず潜んでいて、その特色が君の音楽を15年サヴァイブさせている」という旨の言葉をいただいた。漠然と思っていることを言葉に変換していく力とはかくも心をはっとさせるものか。「新曲いいね!」と褒めてもらえてよかった。

その後お店を変えて遅くまで音楽話や与太話。“CDが売れない/音楽業界は衰退の一途”などと言われ続ける昨今にそれでもレコードが好きで音楽そのものに生かされている者同志でのおしゃべりはとても楽しいし、嬉しい。インタビュー記事についてはまた追って報告します。  
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2012年12月20日

下弦の月夜のtico moon



ずっとカレンダーの絵を描く作業とライブの準備。ライブのない平日ほどやることが山積する。本当に今年があと2週間足らずなのかと思うほど先の長いカレンダー。しかし2013年はもうすぐそこ。先月開催された作曲セミナーの参加者のための楽曲を昼過ぎにまとめ納品、肩の荷がおりた。夜が来てどんどん寒くなる。

吉祥寺キチムで開催のtico moonのクリスマス・コンサートを観にでかけた。数時間の心洗われる時間。クリスマス・ソングは歌うのもいいけど聴くのもいい。「戦場のメリークリスマス」のメロディが頭をまわる。バタバタと挨拶して自転車で帰るみちすがら見上げた高い空にはキレイな月があって、「お、ラッキー」と思ったのでした。

週末はまた違った新鮮さで歌を歌うことになるだろう。だれかの奏でる音楽を聴くことは自分が奏でるものに確かな影響を与えるものなのだ。徳島アアルトコーヒーではヒックスヴィル中森さんと、そして加古川では今年最後のソロライブ、帰ってきて巣巣では安宅くんとううじんと一緒に歌います。どこかの場所でお会いしましょう。


“Coffee & Christmas 徳島特別編”
12月22日(土)@ 徳島 aalto coffee


山田稔明 “ウクレレワークショップ in アアルトコーヒー”
時間;15:00〜16:30
料金;ウクレレ付き4,500円*初心者用ウクレレ付き
   ウクレレ持参の方は2500円(コーヒーつき)

寒い冬をあたたかくするウクレレの音を楽しむワークショップを
徳島アアルトコーヒーで。90分でその名も「coffee」という曲をなんとなく
弾けるようにまずはウクレレを触ってみましょう。人数限定イベントです。
参加の方には前もって参考音源、譜面などをお送りします。
*定員に達しました。感謝!


“Coffee & Christmas LIVE!”
出演;山田稔明 with 中森泰弘(HICKSVILLE)
18:00開場/18:30開演/料金 3,000円(1ドリンクつき)

秋からの“対バン”シリーズに決着を付けるべく徳島でのイベント決定!
ヒックスヴィル中森氏とともに歌うクリスマスムードの夕べです。

ライブのお申し込みはRESERVEフォームから

アアルトコーヒー
〒770-0022徳島市佐古二番町18-12
T&F 088-679-7550



“クリスマスコンサート〜言葉とメロディの夕べ【第一夜】”
12月23日(日)@ 加古川 チャッツワース

出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)
18:00開場/18:30開演/料金¥3,500(1ドリンク代別途)

いつもお世話になっているチャッツワースにてクリスマス前夜のライブが決定しました!

「2012年クリスマスにチャッツワースお薦めの友部正人・山田稔明という
共に詩人、クリエーターとして常に「今」を紡ぎ続ける2人のミュージシャン
の2夜連続する音楽イベントが、実現する運びとなりました。
是非どちらもお見逃し無く! ー チャッツワース店主」

*ご予約方法はチャッツワースHPをご覧ください

チャッツワース
〒675-0065兵庫県加古川市加古川町篠原町4-7
電話 079-420-1707



“巣巣のクリスマスライブ”
2012年12月25日(火)@等々力 巣巣

出演;山田稔明 ✕ ううじん w/ 安宅浩司、イシカワアユミ
料金;3500円(パンとスープ、ダンラナチュールの一口デザート、ドリンク付き)
*未就学児無料、小学生半額

18:00開場(18時からイシカワアユミさんによるピアノ演奏をBGMに)
19:00開演 山田稔明とううじん、安宅浩司による2時間のコンサートです

今年もたくさんすてきなライブがありました。2012年の最後のライブには巣巣お馴染みの
3人が来てくれます。クリスマスだし、年末だし、巣巣だし、気軽に一人でも遊びに来てく
ださいね。みなさんで暖かい時間を過ごしましょう。

ご予約は巣巣にて受付中!

巣巣
〒158-0082 世田谷区等々力8-11-3 岸本ビル1F
電話 03-5760-7020  
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2012年12月19日

2012年まとめ始め



先週12日に人気声優細谷佳正さんと増田俊樹さんによるユニット“Max Boys”の1stアルバムが発売され、そのなかの先行シングルである「HEART & SOUL」と新曲「ハートブレイカー」を提供させていただいた。「HEART & SOUL」は勢いのあるギターポップで「ハートブレイカー」はあまり自分では歌わないタイプのしっとりしたマイナーキーの、ライトなR&B的なアプローチも新鮮な曲。どちらもトラックメイクをここ数年の共同作業パートナーYamachiさんが担っています。好評で嬉しい。自分の歌を違う人の声で(それも声の専門家おふたりに!)歌ってもらうことは喜び。

今年はラウンドテーブルの北川くんとの作業から始まった。彼のデモに僕が歌詞を書いてやりとりしたものがアニメ「謎の彼女X」のオープニング「恋のオーケストラ」/エンディング「放課後の約束」と昇華し驚くほどの高評価を受けたのでした(そのフルバージョンは現在iTunesで購入可能です Link)3月にリリースされた中島愛さんの『Be With You』というアルバムでは「金色〜君を好きになってよかった」で菅野よう子さんのメロディに歌詞をつけさせていただいた。ラスマス・フェイバー氏のアレンジで8分を越える壮大な世界観を持つ楽曲になっていて感動しました。

1月に大好きなチャット モンチーへのインタビューと原稿執筆の機会をいただき(バンドを脱退した高橋久美子さんとその後秋に作詞ワークショップ、という繋がり)、ビーチ・ボーイズ来日公演のウェルカムコメント執筆、ボーダーの本(「シンプルに暮らす人の定番ボーダー」)、猫本(「CDジャーナルムック ねこみみ〜猫と音楽」)への寄稿、ジョー・ヘンリーとリサ・ハニガン来日公演に寄せての記事をFIGARO JAPONに書き、チャット『変身』レビュー、もうすぐ出るであろうシカゴのSSWアンドリュー・バードの『ハンズ・オブ・グローリー』日本盤の歌詞対訳、とたくさん文章を書かせていただいた1年でした。来年もいろいろやりたい。

夏をかけてずっと作業していた結果として9月に「あさってくらいの未来 ep」で映画主題歌と劇中音楽を配信リリース、11月には初めてのクリスマス・アルバム『Chrismas Songs - standards and transfers』をCDリリース(iTunesやレコチョク、VAP@mobileなどデジタルリリースも平行して)。デビュー前の若いシンガーのプロデュース作業も夏から続いていて、これは来年花開くでしょうか。いつもよりアウトプットが多い2012年となり、今年もあと2週間弱となりました。

皆さんにお約束していた新しいソロアルバムはついに今年じゅうに出せませんでしたが、ここ数年の集大成のような、キャリア最高傑作の1枚になる予感が。年内のライブもあと3本となり、今週末からの四国瀬戸内の旅の一瞬一瞬を楽しもうと思います。とても忙しく楽しかった今年よりも来年のほうが充実して面白くなりますように。  
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2012年12月18日

山田稔明『Christmas Songs』取り扱い店について (2012.12.18)



クリスマスムードがクライマックスを迎えようとしています。
山田稔明『Christmas Songs -standards and transfers』を取り扱って
いただいているお店(どんどん増える)をまとめました。以下順不同です。
通販STOREでは在庫が完売、販売を終了しました。ライブ会場と以下の店舗、
全国の雑貨店(把握しきれていません!ごめんなさい)でお買い求めください。


等々力 巣巣
深大寺 dans la nature
吉祥寺 moi
吉祥寺 フリーデザイン
武蔵野市中町 カフェ長男堂
中目黒 トラベラーズ・ファクトリー
代官山 蔦屋書店
蔵前 in-kyo
鎌倉 cafe vivement dimanche
鎌倉 moln
茅ヶ崎 nokka
札幌 レストランのや
札幌 たべるとくらしの研究所
新潟燕市 ツバメコーヒー
名古屋 セアン
名古屋 ON READING
名古屋 mocamoca
蒲郡 PLEASURE
奈良 風の栖
奈良 くるみの木
京都 SOLE CAFE
京都 恵文社一乗寺店
大阪 pieni silta
加古川 チャッツワース
倉敷 三宅商店
徳島 aalto coffee
徳島 cue!
高知terzo tempo
福岡 cafe teco
長崎 オレンジスパイス
鹿児島 fuse
福岡 Gouache

京都 アンジェ *new
京都 オルネ *new
花巻 Souvenirs *new
盛岡 hina *new
静岡 sinilintu *new
・・・・

11月1日の発売以来予想以上に好評で、全国各地の雑貨店やセレクトショップに
『Christmas Songs』を取り扱っていただきすべて把握することが困難な状況です。
もし皆さんのお近くのショップで『Christmas Songs』を見かけたらぜひブログへの
コメントやオフィシャルサイトへのメールで報告いただけたら嬉しいです。

よろしくお願いします!  
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鎌倉よ、なぜ夢のような虹を遠ざける?

先週末日曜日のこと。ずっと楽しみにしていた鎌倉カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュでのライブ。真夏にヒックスヴィルを観にいって以来の、冬の鎌倉を散策したくて早めに吉祥寺を出発したのだけど、週末の道はやたらと混み合って黄昏時に到着。材木座海岸の淡いグラデーションに感動、全然目で見た色が写真に映らない。ディモンシュのオムライスにも間に合わないほど海岸に立ち尽くしてオレンジとブルーのせめぎあいを眺めて心が洗われました。

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ライブ前にゴーフルをいただいた。ご飯系と甘い系、これがみんなの口角をあげまくる美味しさ。コーヒーももちろん格別の味わい。ああ、このライブが終わるのがさびしい!と始まる前から思うほど。店内には福田利之さんの『Christmas Songs』原画も飾られ、ディモンシュのクリスマスの飾りと持参したライトたちで一気に楽しげなムードに。ヒックスヴィル中森泰弘さんとの今年4度目のセッションは「どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと」から少ししっとりと始まりました。

DSC03326

恒例のAMERICAカバーとクリスマス・ソングを交えながらの前半戦、中森さんとのおしゃべりは楽しく脱線したり蛇行したり。鎌倉でライブするときには絶対カバーしたい!と決めていたサザン・オール・スターズの「鎌倉物語」を。1985年小学生の僕が強く“TOKYO”を意識した曲(本当は舞台は神奈川は鎌倉なのにな)。今年は茅ヶ崎と鎌倉でサザンのカバーをできて嬉しい2012年になりました。

そしてディモンシュ堀内さんの小さなコーヒー教室を。僕は何度か教わっているのでこの日は中森さんが生徒役。堀内さんは静かに穏やかに、しかし可笑しなことをさらっと言うとても素敵なオトナだ。こういう人に僕はなりたい。同じ豆、同じ道具でここまで差が出るか!というほどの、堀内さんと中森さんのコーヒーの味。コーヒーは淹れる人の個性が反映されると再確認。

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中森さんとのセッションで初披露したクリスマス・ソングのカバーはBEACH BOYSの「Christmas Day」とNRBQ「Christmas Wish」。「Christmas Day」はブライアン・ウィルソンの流麗なメロディーとコード進行に導かれて演奏していてもウキウキする歌。「Christmas Wish」は「世界中の人たちが僕らと同じように喜びを分かちあえるように」と輪唱で歌われる。どちらもSHE & HIMが取り上げた曲。今後のレパートリーにしたいと思うくらいいい曲。

中森さんは僕の奔放なMCに適宜ちゃちゃを入れたり、急に僕が山下達郎さんの「クリスマスイブ」を歌い出した僕に「なに!?」と絶句したり。とても楽しいモーメントがいくつも。(心の)耳をすませば打ち寄せる波音や北風のささやきが聞こえるような、ささやかなクリスマス・パーティーでした。ああ、1年に1度くらいはディモンシュでライブがやりたいな。また来年の冬も来れるだろうか。中森さん、ご来場いただいた皆さん、ディモンシュの皆さんに心から感謝を。

DSC03375

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今週末はまたヒックスヴィル中森さんとの徳島アアルトコーヒー。秋から続いた“Coffee & Christmas”の締めくくりのライブになります。関東以外ではめったに観られない組み合わせ、そこにアアルト庄野さんが加わっての楽しい夜になるでしょう。ぜひ全四国、瀬戸内、関西からもご来場いただきたい。一期一会のコンサートを。


“Coffee & Christmas 徳島特別編”
12月22日(土)@ 徳島 aalto coffee


山田稔明 “ウクレレワークショップ in アアルトコーヒー”
時間;15:00〜16:30
料金;ウクレレ付き4,500円*初心者用ウクレレ付き
   ウクレレ持参の方は2500円(コーヒーつき)

寒い冬をあたたかくするウクレレの音を楽しむワークショップを
徳島アアルトコーヒーで。90分でその名も「coffee」という曲をなんとなく
弾けるようにまずはウクレレを触ってみましょう。人数限定イベントです。
参加の方には前もって参考音源、譜面などをお送りします。


“Coffee & Christmas LIVE!”
出演;山田稔明 with 中森泰弘(HICKSVILLE)
18:00開場/18:30開演/料金 3,000円(1ドリンクつき)

秋からの“対バン”シリーズに決着を付けるべく徳島でのイベント決定!
ヒックスヴィル中森氏とともに歌うクリスマスムードの夕べです。

ワークショップ、ライブともにお申し込みはRESERVEフォームから

アアルトコーヒー
〒770-0022徳島市佐古二番町18-12
T&F 088-679-7550  
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2012年12月17日

Coffee & Christmas 鎌倉特別編〜日曜日の音楽会 [setlist]





“Coffee & Christmas 鎌倉特別編〜日曜日の音楽会”
2012年12月16日(日)@鎌倉 カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ


1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
2.光と水の新しい関係

3.I Need You(AERICA日本語詞 カバー)
4.名前のない馬(AMERICA カバー)
5.ヴェンチュラ・ハイウェイ(AMERICA カバー)

6.amazing grace
7.wish you a merry chistmas
8.鎌倉物語(サザン・オール・スターズ カバー)

〜ディモンシュ堀内さんのコーヒー教室

9.素敵じゃないか(BEACH BOYS カバー)
10.Christmas Day(BEACH BOYS カバー)
11.Christmas Wish(NRBQ カバー)
12.the first noel

13.光の葡萄
14.日向の猫とチャーリー・ブラウン
15.あさってくらいの未来

EN
16.聖者の行進
17.クリスマスイブ(山下達郎 カバー)
18.sweet december


山田稔明 with 中森泰弘(from HICKSVILLE)  
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2012年12月16日

ライブ前夜に



昨日のこと、下北沢ラカーニャにて行われた中村まりさんのライブに行ってきた。安宅浩司くんと原さとしさんがサポート、オールドタイミーでトラディショナルなクリスマス・ソングを演奏する夜、アメリカの風景が見えました。今日鎌倉で共演のヒックスヴィル中森さんも観にきていて、隣同士並んでその圧倒的なギターと歌に肩を落としたり奮い立ったり。滋養と栄養を得て今日はいい演奏ができそうです。ライブ後、プロデュースさせていただいている二十歳のシンガーと中森さん、雨上がりに動き出す夜行性動物のようにわらわらと数人の友人が集まって遅くまでご飯とお茶を。楽しい歓談の時間でした。

夜が明けて抜けるような青空。少し早めに鎌倉へ向かおうか。材木座海岸くらいまでなら歩けるだろうか。今日は僕が九州にいた小学生の頃に初めて聴いて強烈に“TOKYO”を夢想した歌をカバーするつもりです。鎌倉で歌うのが夢だった曲。本日の公演はご予約のない方も当日のご来場が可能です。ぜひ一期一会の演奏、鎌倉の夜を楽しみにきて、コーヒーの香るお店で芳醇な数時間を。




“Coffee & Christmas 鎌倉特別編〜日曜日の音楽会”
12月16日(日)@鎌倉 cafe vivement dimanche

出演;山田稔明 with 中森泰弘(HICKSVILLE)
18:30開場/19:00開演/料金 3,500円(1ドリンクつき)

鎌倉の人気店ディモンシュで初めてのライブが決定!
店主堀内さんは「はじめてのコーヒー」の共著者でもあり
いつも優しく仲良くしていただいています。ディモンシュの常連
ヒックスヴィル中森さんとのスペシャルな時間です!

オフィシャルサイトRESERVEフォームにてご予約を受け付け中です

カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ
神奈川県鎌倉市小町2-1-5



“Coffee & Christmas 徳島特別編”
12月22日(土)@ 徳島 aalto coffee


山田稔明 “ウクレレワークショップ in アアルトコーヒー”
時間;15:00〜16:30
料金;ウクレレ付き4,500円*初心者用ウクレレ付き
   ウクレレ持参の方は2500円(コーヒーつき)

寒い冬をあたたかくするウクレレの音を楽しむワークショップを
徳島アアルトコーヒーで。90分でその名も「coffee」という曲をなんとなく
弾けるようにまずはウクレレを触ってみましょう。人数限定イベントです。
参加の方には前もって参考音源、譜面などをお送りします。


“Coffee & Christmas LIVE!”
出演;山田稔明 with 中森泰弘(HICKSVILLE)
18:00開場/18:30開演/料金 3,000円(1ドリンクつき)

秋からの“対バン”シリーズに決着を付けるべく徳島でのイベント決定!
ヒックスヴィル中森氏とともに歌うクリスマスムードの夕べです。

ワークショップ、ライブともにお申し込みはRESERVEフォームから

アアルトコーヒー
〒770-0022徳島市佐古二番町18-12
T&F 088-679-7550  
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2012年12月15日

山田稔明『Christmas Songs』取り扱い店について (2012.12.15)



クリスマスムードがクライマックスを迎えようとしています。
山田稔明『Christmas Songs -standards and transfers』を取り扱って
いただいているお店(どんどん増える)をまとめました。以下順不同です。
通販STOREでは在庫完売、販売終了となりました。今後はライブ会場と
お世話になっている以下のお店、全国の雑貨店等でお買い求めください!

等々力 巣巣
深大寺 dans la nature
吉祥寺 moi
吉祥寺 フリーデザイン
武蔵野市中町 カフェ長男堂
中目黒 トラベラーズ・ファクトリー
代官山 蔦屋書店
蔵前 in-kyo
鎌倉 cafe vivement dimanche
鎌倉 moln
茅ヶ崎 nokka
札幌 レストランのや
札幌 たべるとくらしの研究所
新潟燕市 ツバメコーヒー
名古屋 セアン
名古屋 ON READING
名古屋 mocamoca
蒲郡 PLEASURE
奈良 風の栖
奈良 くるみの木
京都 SOLE CAFE
京都 恵文社一乗寺店
大阪 pieni silta
加古川 チャッツワース
倉敷 三宅商店
徳島 aalto coffee
徳島 cue!
高知terzo tempo
福岡 cafe teco
福岡 Gouache
長崎 オレンジスパイス
鹿児島 fuse




・・・・

11月1日の発売以来予想以上に好評で、全国各地の雑貨店やセレクトショップに
『Christmas Songs』を取り扱っていただきすべて把握することが困難な状況です。
もし皆さんのお近くのショップで『Christmas Songs』を見かけたらぜひブログへの
コメントやオフィシャルサイトへのメールで報告いただけたら嬉しいです。

よろしくお願いします!  
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ヒックスヴィル中森さんと真剣に練習を



昨日のこと。明日の鎌倉ディモンシュ、そして来週の徳島aalto coffeeとご一緒するヒックスヴィル中森さんにうちに来ていただき夜遅くまで練習。Youtubeを観て研究したりしながらコードを解明し、初めて演奏するクリスマス曲をリハーサル。初めて演奏する歌ばかりでとても楽しく良い緊張感。このセットは鎌倉と徳島でしかやらない(それか来年まで寝かすことになる)のでぜひ観にきて欲しい。皆さん鈴とかタンバリン、鳴り物を持ってきてください。いつも気恥ずかしさもあってもじもじしちゃうんだけどここまで来たらやるしかないな。

そもそも鎌倉のディモンシュはカフェライブをやり始めてから僕にとっては聖地のような感じでした。90年代からのカフェ文化を先頭に立って牽引した堀内さんのお店。そこでヒックスヴィルは年に1回ずっとライブをやっていて、それを観にいったりしていたのですが今回は僕が中森さんを誘っての演奏。とても嬉しく背筋が伸びます。ディモンシュから徳島アアルトコーヒーへと繋がる流れも象徴的。朝イチで投票に行って少し早めに冬の鎌倉入りして散策しようと思っています。

通販での『Christmas Songs』の販売が終了しました。通販分在庫が全てなくなったためです。今年の冬、たくさんのあたたかい部屋で自分が作ったクリスマス楽曲が流れていると思うととても誇らしい。感動すら覚える。作ってよかった!と心から思います。ライブ会場や全国の様々な雑貨屋さんではまだ購入可能です。今年手に入れられなかった人は来年まで待っていてください。明日、鎌倉でお会いしましょう!



“Coffee & Christmas 鎌倉特別編〜日曜日の音楽会”
12月16日(日)@鎌倉 cafe vivement dimanche

出演;山田稔明 with 中森泰弘(HICKSVILLE)
18:30開場/19:00開演/料金 3,500円(1ドリンクつき)

鎌倉の人気店ディモンシュで初めてのライブが決定!
店主堀内さんは「はじめてのコーヒー」の共著者でもあり
いつも優しく仲良くしていただいています。ディモンシュの常連
ヒックスヴィル中森さんとのスペシャルな時間です!

オフィシャルサイトRESERVEフォームにてご予約を受け付け中です

カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ
神奈川県鎌倉市小町2-1-5



“Coffee & Christmas 徳島特別編”
12月22日(土)@ 徳島 aalto coffee


山田稔明 “ウクレレワークショップ in アアルトコーヒー”
時間;15:00〜16:30
料金;ウクレレ付き4,500円*初心者用ウクレレ付き
   ウクレレ持参の方は2500円(コーヒーつき)

寒い冬をあたたかくするウクレレの音を楽しむワークショップを
徳島アアルトコーヒーで。90分でその名も「coffee」という曲をなんとなく
弾けるようにまずはウクレレを触ってみましょう。人数限定イベントです。
参加の方には前もって参考音源、譜面などをお送りします。


“Coffee & Christmas LIVE!”
出演;山田稔明 with 中森泰弘(HICKSVILLE)
18:00開場/18:30開演/料金 3,000円(1ドリンクつき)

秋からの“対バン”シリーズに決着を付けるべく徳島でのイベント決定!
ヒックスヴィル中森氏とともに歌うクリスマスムードの夕べです。

ワークショップ、ライブともにお申し込みはRESERVEフォームから

アアルトコーヒー
〒770-0022徳島市佐古二番町18-12
T&F 088-679-7550

  
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2012年12月14日

クリスマスCD(通販分)が間もなく完売します




発売以来とても好評でたくさんの方にご購入いただいてきた『Christmas Songs』通販分はあと数枚のストック(と注文キャンセル分)を残すのみとなりました。「何年かかけて売り切れたらいいなあ」などと呑気に構えていましたがクリスマスの魔法と威力をまざまざと見せつけられました。今後年内は鎌倉、徳島、加古川、等々力のライブ会場とお世話になっている全国の各店舗、そして未知数の雑貨店でご購入いただけます。

福田利之さんからお借りしているジャケットの原画、今は僕のうちの壁に神聖に飾られていますが、ライブ会場へ持っていって飾りますのでぜひ本物をご覧になりにいらしてくださいね。今年は例年以上にクリスマスのメロディに触れる冬になっています。昨日もずっとブライアン・ウィルソンが書いたクリスマス・ソングを練習していました。あわせて継続中の山田稔明3rdアルバム制作、アルバム・タイトルが決定しました(心に秘めておきます)。新作に関するいろいろはライブのMCで直接皆さんに説明します。

年の瀬ですがまだまだたくさんライブがあり正直2012年が終わる、ということが想像できないでいますが2013年になったらまたたくさんの楽しいことが舞い込んでくるのでしょう。現に来年春のライブの予定などもどんどん決まってきているのですから。残り2週間ちょっとになった今年が良い時間でありますように、そして2013年が2012年よりも実り多き年になりますように。必ず、忘れず、怠らず、万難を排して今回の選挙には絶対に投票しましょう。  
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2012年12月13日

うんころもちと脳で視るアート/福田利之さん原画は“旅をする生き霊”?



今日の日記を夜のうちに。果てのない自宅スタジオでの作業、デモ録音のミックス確認などしながらニューヨークから生中継の「THE CONCERT FOR SANDY RELIEF」のチャリティーライブを眺める。COLD PLAYのクリスに導かれ予期せぬR.E.M.のマイケル・スタイプの登場に鳥肌がたった。久しぶりに歌う姿を見れてよかったなあ・・・。(日本時間では)朝も早くから圧倒的なエンターテインメントでした。

午後から街へ出て、吉祥寺にじ画廊で越川律幸さんの個展「ぼくのあたまのなかはね」を覗く。うんころもちくんというキャラクターと毛玉くんがシンパシー通じ合うこの漫画が大好きなのだ(猫が毛玉を吐いて部屋を汚したときにはいつもこの漫画を思い浮かべる)。越川さんと初めてちゃんと挨拶できた。一角獣とうんころもちくんの絵があって新しいホライズンを思いました。

吉祥寺美術館でやっている「中ザワヒデキ展」にも行ってみた。“脳で視るアート”というだけあって画廊を出たあとも目がチカチカと網膜とか脳に直接作用するような作品群だった。「シリョウクヒョウ」という作品を所有しているのが松前公高氏だというのが気になりました。久しぶりに吉祥寺ぶらぶら街歩きを。

ギャラリーをふたつ回って、よし、僕のライブでも素敵な展示をしようと決めました。先日福田利之さんとmoiで待ち合わせて『Christmas Songs』のために描いてもらった原画をお借りした。とにかく美しい、CDジャケットよりも奥深さのあるこの本物の絵をたくさんの人たちに観て欲しいので、今週末の鎌倉ディモンシュ、来週の徳島aalto coffeeと加古川チャッツワース、そして25日の巣巣で福田さんの原画を展示しようと思います。ぜひご来場下さい。




“Coffee & Christmas 鎌倉特別編〜日曜日の音楽会”
12月16日(日)@鎌倉 cafe vivement dimanche

出演;山田稔明 with 中森泰弘(HICKSVILLE)
18:30開場/19:00開演/料金 3,500円(1ドリンクつき)

鎌倉の人気店ディモンシュで初めてのライブが決定!
店主堀内さんは「はじめてのコーヒー」の共著者でもあり
いつも優しく仲良くしていただいています。ディモンシュの常連
ヒックスヴィル中森さんとのスペシャルな時間です!

オフィシャルサイトRESERVEフォームにてご予約を受け付け中です

カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ
神奈川県鎌倉市小町2-1-5



“Coffee & Christmas 徳島特別編”
12月22日(土)@ 徳島 aalto coffee


山田稔明 “ウクレレワークショップ in アアルトコーヒー”
時間;15:00〜16:30
料金;ウクレレ付き4,500円*初心者用ウクレレ付き
   ウクレレ持参の方は2500円(コーヒーつき)

寒い冬をあたたかくするウクレレの音を楽しむワークショップを
徳島アアルトコーヒーで。90分でその名も「coffee」という曲をなんとなく
弾けるようにまずはウクレレを触ってみましょう。人数限定イベントです。
参加の方には前もって参考音源、譜面などをお送りします。


“Coffee & Christmas LIVE!”
出演;山田稔明 with 中森泰弘(HICKSVILLE)
18:30開場/19:00開演/料金 3,000円(1ドリンクつき)

秋からの“対バン”シリーズに決着を付けるべく徳島でのイベント決定!
ヒックスヴィル中森氏とともに歌うクリスマスムードの夕べです。

ワークショップ、ライブともにお申し込みはRESERVEフォームから

アアルトコーヒー
〒770-0022徳島市佐古二番町18-12
T&F 088-679-7550



“クリスマスコンサート〜言葉とメロディの夕べ【第一夜】”
12月23日(日)@ 加古川 チャッツワース

出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)
18:00開場/18:30開演/料金¥3,500(1ドリンク代別途)

いつもお世話になっているチャッツワースにてクリスマス前夜のライブが決定しました!

「2012年クリスマスにチャッツワースお薦めの友部正人・山田稔明という
共に詩人、クリエーターとして常に「今」を紡ぎ続ける2人のミュージシャン
の2夜連続する音楽イベントが、実現する運びとなりました。
是非どちらもお見逃し無く! ー チャッツワース店主」

*ご予約方法はチャッツワースHPをご覧ください

チャッツワース
〒675-0065兵庫県加古川市加古川町篠原町4-7
電話 079-420-1707



“巣巣のクリスマスライブ”
2012年12月25日(火)@等々力 巣巣

出演;山田稔明 ✕ ううじん w/ 安宅浩司、イシカワアユミ
料金;3500円(パンとスープ、ダンラナチュールの一口デザート、ドリンク付き)
*未就学児無料、小学生半額

18:00開場(18時からイシカワアユミさんによるピアノ演奏をBGMに)
19:00開演 山田稔明とううじん、安宅浩司による2時間のコンサートです

今年もたくさんすてきなライブがありました。2012年の最後のライブには巣巣お馴染みの
3人が来てくれます。クリスマスだし、年末だし、巣巣だし、気軽に一人でも遊びに来てく
ださいね。みなさんで暖かい時間を過ごしましょう。

ご予約は巣巣にて受付中!

巣巣
〒158-0082 世田谷区等々力8-11-3 岸本ビル1F
電話 03-5760-7020  
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山田稔明『Christmas Songs』取り扱い店について (2012.12.13)



クリスマスムードがクライマックスを迎えようとしています。
山田稔明『Christmas Songs -standards and transfers』を取り扱って
いただいているお店(どんどん増える)をまとめました。以下順不同です。
通販STOREでは間もなく在庫切れ、販売終了の可能性が出てきました。
お早めのご注文をお薦めします(特典カードは終了しました。ごめんなさい!)。

等々力 巣巣
深大寺 dans la nature
吉祥寺 moi
吉祥寺 フリーデザイン
武蔵野市中町 カフェ長男堂
中目黒 トラベラーズ・ファクトリー
代官山 蔦屋書店
蔵前 in-kyo
鎌倉 cafe vivement dimanche
鎌倉 moln
茅ヶ崎 nokka
札幌 レストランのや
新潟燕市 ツバメコーヒー
名古屋 セアン
名古屋 ON READING
蒲郡 PLEASURE
奈良 風の栖
奈良 くるみの木
京都 SOLE CAFE
京都 恵文社一乗寺店
大阪 pieni silta
加古川 チャッツワース
倉敷 三宅商店
徳島 aalto coffee
徳島 cue!
福岡 cafe teco
長崎 オレンジスパイス
鹿児島 fuse
福岡 Gouache
高知terzo tempo *new
名古屋 mocamoca *new
札幌 たべるとくらしの研究所 *new

・・・・

11月1日の発売以来予想以上に好評で、全国各地の雑貨店やセレクトショップに
『Christmas Songs』を取り扱っていただきすべて把握することが困難な状況です。
もし皆さんのお近くのショップで『Christmas Songs』を見かけたらぜひブログへの
コメントやオフィシャルサイトへのメールで報告いただけたら嬉しいです。

よろしくお願いします!  
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2012年12月12日

夜の科学2daysダイジェスト【まとめ】





  
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2012年12月の“夜の科学” happy hour again(& again)! DAY2

本当は予定になかった歳末“夜の科学”の2日目。「さすがに12月になったら新しいアルバムが出てるだろう(出せよオレ)」と思ってレコ発用に2日間押さえていたswitch、秋の始まりの候に「・・・年内リリースは無理だ..」ということで予定を改めて7日のみの開催にするつもりだったのだけどswitch側からの強い要望もありぎりぎりになって追加公演の運びとなった。「12月には山田さんの2日間がないと」という電話には恐縮しつつも感動したのでした。

果たして2日目。セットリストを当日午後ぎりぎりまで検討しながら会場入り。曲順や楽曲の取捨選択がめんどくさくなった僕は“観にきた人が満腹になるような、来なかった人が後悔するような夜”をコンセプトにリクエストからなにからをすべて年代順に並べて30曲越えのリストを作りました。すべてGOMES THE HITMANの曲で。

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この日は僕の誕生日。39歳になりたての、新しい1年の始まりに歌ったのは「誰かが自分の生まれ日のことを憶えてくれていると独りではないと勇気が湧いてくる」と歌われるさだまさしさんのカバーから。まずは1997年12月にリリースされて今年でちょうど15年になる初めてのCD『GOMES THE HITMAN in arppegio』を全曲演奏(「朝の幸せ」の前には目覚まし時計の音をiPhoneで鳴らす。隔世の感)。「僕はネオアコで...」のインパクトが強いがこの頃僕ははっぴいえんどやはちみつぱいなどにはまっていたので実はとてもフォーキーな楽曲群なのだ。

そこからは時代順にひたすら演奏。青春の日々。好きな歌がたくさんあって、思い出させてくれたリクエストに感謝。この日も合間にくじ引きをはさみながら。「R.E.M.賞」や「サブカル賞(「評伝ナンシー関」と「ニャ夢ウェイ」)」「青春賞(「桐島、部活やめるってよ」原作と太宰治の本)」、福田利之賞と題した福田さんのポストカード/手ぬぐいセット、switch賞のワインなどが続く。

この日はひとりゲストを。宮城県気仙沼からライブを観にきてくれた“気仙沼”くん。昨年の地震以来やりとりを続けて、今年の春には僕を被災したいろんな場所に連れ歩いてくれた。ライブで皆さんと企てたささやかな義援金も彼が勤める気仙沼市役所に断続的に続けています。“気仙沼”くんから直接客席の皆さんに感謝の言葉。僕は静かに感動してて、彼がロボットのように緊張してガチガチじゃなかったら涙がこぼれていたかもしれないな。気仙沼くんからもくじ引きの賞品、気仙沼ふかひれスープと仙台牛たんカレー。気仙沼くん、快く僕のお願いを聞いてくれてありがとう。

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その後も『cobblestone』を中核とする“街づくり三部作”、「饒舌スタッカート」から『mono』へと時間軸が進んでいく。「fielder's choice」のような僕自身も記憶の彼方に置き去りにしていた歌に再び光と風を通してくれた辛抱強いベテランリスナーにも感謝。「僕は僕が今この場で僕であることをおもっては」と歌うこのうたは「僕は僕に会いにいく」と結ぶ。まさにこの日の情景のよう。

カフェ長男堂がとても美味しいオムライスとビーフシチューを提供してくれた。完売御礼。僕も楽屋で食べたが旗を立てて気分がわくわくするフードだった。結構今でも頻繁に歌う曲でもあるがこの日の「手と手、影と影」はひとつの到達点として感慨深い歌になりました。絶対途中で枯れると思っていたノドも圧倒的に自分で支配していた。みんなにスキャットしてもらって合奏した「memoria」という曲に僕の正直な気持ちがこもっている。

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自分の誕生日にジョン・レノンのことを強く思うのは毎年のこと。ウクレレが当たった人のために「Imagine」をプレゼント。サプライズのHAPPY BIRTHDAYにも嬉し恥ずかしありがとう。素晴らしい一年が僕にも皆さんにも訪れますように。最後は「雨の夜と月の光」をみんなのハンドクラップとともに。結局32曲、3時間半のライブになりました。

これだけGOMES THE HITMANを歌うこともしばらくはないでしょう。他にはないくらい良い曲だ、自分が歌うべき歌だと根拠のない自信にすがって音楽を作ってきて、この日はそれを出し惜しみなく全部歌った夜でした。今僕は新しいアルバムを作っています。それは春頃に皆さんに聴いていただけると思う。僕自身の音楽キャリアのなかで最高傑作になるはず。それは確実に、この日歌った過ぎ去りし日々の歌たちが築いた土台の上に成り立つ歌なのです。二日間どうもありがとうございました。またすぐにお会いしましょう。

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2012年12月11日

2012年の“sweet december”



sweet december/山田稔明
2012年12月7日(金)@恵比寿天窓switch
“夜の科学vol.40〜happy hour again!”
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
(itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)  
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2012年12月の“夜の科学” happy hour again! DAY1

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いよいよやってきた年末恒例の“夜の科学”1日目。どれだけ準備しても準備が終わらないといういつもの風景。事前のリハーサルも五十嵐くん抜きで行なっていたので早めの会場入り。福岡のホテルで鍵盤ハーモニカを練習していた彼もようやく楽団の一員となり、今回のクリスマス曲合奏はとてもいいものになるという確信が。リハーサル途中で大きな地震、演奏を中断してラジコを起動したりTwitterで情報収集したり緊迫する。不謹慎かもしれないが選挙を前にして喝をいれられたような、大きな揺らぎ。

電車のダイヤの乱れもあり少し遅めの開場と開演。スクリーンにはずっとポチのどアップの映像。寒くてこわばった皆さんの緊張を少しでも解きほぐせたかしらニャ?とは日向で寝そべるうちの猫の弁。オープニングの出囃子はザ・ハウスマーティンズの「Happy Hour」、今回のイベント副題を思いついたときから頭の中で鳴っていた歌。幸せな時間は何度でもやってくる(If you want it)。

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「他愛のない幸せがクリスマスの夜みたいに」誰の街にもやってくると歌われる「どこへ向かうかを知らないなら...」で始まった演奏は年末恒例のおしゃべりで合間を埋められながら進行。「光と水の新しい関係」の安宅くんのソロにはしびれた。恒例の感謝祭くじ引き最初の賞品は僕の部屋から飛び立った「Bob Dylan賞」「読書賞(アップダイクの本と詩集「今日は死ぬのにうってつけの日」)」など。

『Christmas Songs』からの楽曲をバンドでセッション。一人で音を重ねた音源に新しい命を吹き込むような作業。一人で演奏するより何百倍も楽しい。聴いている皆さんもそう感じただろうか。いい年をして一生懸命クリスマスの祈りの歌を奏でるのもなかなかいいものだ。まだ年内に何度も歌えると思うと今年の冬はいつもよりも楽しいな、と思う。

くじ引き。エビちゃんはリップクリームを塗りながらいつものお笑いDVD(今年は「すべらない話」を2本)をエビちゃん賞として出品、そして後々まで語り継がれることになる五十嵐賞は福岡で買ってきたマルタイラーメンプリッツ。楽屋で「一個あけようぜ」とみんなで食べてみて「うん…普通のプリッツやんね」と微妙な反応だったものが5人に当たり、配給に並ぶ市民たちのような原風景を垣間見た。レアアイテム賞として夏にトラベラーズノートに作ってもらったオリジナルノートとひとつしかないクリスマスコーヒー缶の色違いサンプルを。

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それにしてもこの日の演奏、僕は終始気持ちがよくて実はひどい風邪を引いたあとだったのでノドのことが心配だったんだけど全然気にならなくて心と声が一致するような夜だった。「the first noel」を歌うと自分が聖者かなにかになったような気がしたし「やまびこの詩」ではみんなを光の射す方へ連れていく羊飼いのような気分にもなった。安宅賞はなんと“鯛焼き”という、クリスマスを度外視した実用的なもの。ライブ当日になにかいい賞品がないかとレコード屋を物色していたときに「・・・贈り物をあげる相手がお客さん以外にいるじゃないか」と僕にレコードを差し出してくれた。今年最初の誕プレは安宅くんからの“ハニードリッパーズ”。この日は山田と書いて「サンタ」と読む、奉仕の気持ちでいたので思わぬサプライズに歓喜。

会場入りしてすぐ「ハンダごてありますか?」とゴソゴソやり始めたイトケンさん、賞品に持ってきたアイテムが故障していたのを完璧に修理するその理系ぶりに“らしさ”を感じました。イトケン賞はカエルのマッサージ機など。配信リリースなどでお世話になっているVAPからも賞品を。そして僕が絵付けした“だるま”、猫だるま賞も1名様にも。この頃には五十嵐くんのいつものプリッツの味がするマルタイラーメンプリッツは記憶の彼方にあって、それを引き戻そうと必死な彼を片目の猫だるまがそっと眺めていました。

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「光の葡萄」を歌っているときが個人的にこの日のハイライトだった。とても大きな愛しい歌になりました。「hanalee」もそうだけど、嗚呼よくこんなすごい歌がかけたものだな、と人事のように思ってしまう。早くみんなにいつでも聴いてもらえるようにしたいです(神様!)。バンドでやる「あさってくらいの未来」もすごくいい。一等賞の賞品は今年もウクレレ。幸運を掴んだ人ひとりのために「きよしこの夜」を朗々と演奏しました。

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そしてこの季節恒例の「sweet december」はそのまま山下達郎「クリスマスイブ」へ。「聖者の行進」で喜びも悲しみも見送って「ハミングバード」で終演する完璧な夜でした。この日はswitchを辞めたスタッフたちも勇んで参加してくれてPAと照明で力を貸してくれた。同窓会のような雰囲気。忘れられない38歳最後の演奏となりました。ご来場の皆様に心から感謝を。

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2012年12月10日

今週末は初めての鎌倉 with ヒックスヴィル中森さん!

今週末は鎌倉cafe vivement dimanche、カフェ・ディモンシュでのライブです。
ヒックスヴィル中森泰弘氏との鎌倉〜徳島への旅の始まりです。いざ鎌倉へ!
映像は9月の巣巣、中森さんとの演奏に真城さんのコーラスとイシカワさんのピアノ、
AMERICAの「I NEED YOU」に僕が日本語詞をつけた「愛のかたまり」セッション。
ディモンシュでライブができるなんて思ってなかった。とても嬉しいライブです!
これから練習しますのでリクエストなどあればコメント欄かメールかTwitterで。



12月16日(日)@鎌倉 cafe vivement dimanche
“Coffee & Christmas 鎌倉特別編〜日曜日の音楽会”

出演;山田稔明 with 中森泰弘(HICKSVILLE)
18:30開場/19:00開演/料金 3,500円(1ドリンクつき)

鎌倉の人気店ディモンシュで初めてのライブが決定!
店主堀内さんは「はじめてのコーヒー」の共著者でもあり
いつも優しく仲良くしていただいています。ディモンシュの常連
ヒックスヴィル中森さんとのスペシャルな時間です!

オフィシャルサイトRESERVEフォームにてご予約を受け付け中です


カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ
神奈川県鎌倉市小町2-1-5
  
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2012年12月09日

夜の科学vol.40plus〜happy hour again and again!! [setlist]




2012年12月8日(土)@恵比寿 天窓 switch
“夜の科学 vol.40 plus〜happy hour again and again!!”


1.Birthday(さだまさしカバー)

2.僕はネオアコで人生を語る
3.朝の幸せ
4.レモンひときれ
5.オレンジ〜真実
6.遅れてきた青春
7.寒い夜だよ
〜『GOMES THE HITMAN in arpeggio』

8.会えないかな
9.tsubomi
10.ready for love

トーク with “気仙沼くん”

11.街をゆく
12.自転車で追い越した季節
13.思うことはいつも
14.シネマ
15.maybe someday
16.饒舌スタッカート
17.fielder's choice

18.別れの歌
19.情熱スタンダード
20.忘れな草
21.愛すべき日々

22.夜明けまで
23.男なら女なら
24.星に輪ゴムを
25.サテライト
26.手と手、影と影
27.memoria

EN
28.Imagine(JOHN LENNONカバー)
29.ホウセンカ
30.sweet december
31.雨の夜と月の光
32.クリスマスイブ(山下達郎カバー)



たくさんの誕生祝いをありがとうございました!  
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2012年12月08日

夜の科学vol.40〜happy hour again! [setlist]




2012年12月7日(金)@恵比寿 天窓switch
“夜の科学 vol.40〜happy hour again!”


1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
2.home sweet home
3.光と水の新しい関係

4.wish you a merry christmas
5.amazing grace〜gloria
6.jingle bells

7.the first noel
8.oh my darling clementine
9.やまびこの詩

10.日向の猫とチャーリー・ブラウン
11.光の葡萄
12.hanalee
13.あさってくらいの未来

EN
14.sweet december〜クリスマスイブ(山下達郎カバー)
15.when the saints go marching in

16ハミングバード



山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史



そして本日は2日目、GOMES THE HITMAN楽曲を演奏するソロ弾き語りです。

2012年12月8日(土)@恵比寿 天窓 switch
“夜の科学vol.40 plus〜happy hour again & again”

出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)
17:30開場/18:00開演/3,500円(1ドリンク代別途)

今年の12月でGOMES THE HITMANの初めてのインディーズ盤『in arpeggio』が
リリースされて15年の歳月が流れたことになります。恒例の歳末“夜の科学”の
追加公演としてGOMES THE HITMANの楽曲を演奏する宴を山田稔明39歳にして
最初のリスタートとしたいと思います。カフェ長男堂の美味しいフードもご用意、
ささやかで楽しくあたたかいパーティーを一緒に。

*料金当日精算のイベントとなります。直接ご来場ください!

恵比寿 天窓 switch(http://www.otonami.com/ebisu/news/index.htm
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887

  
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2012年12月07日

40回目の夜の科学




僕は「夜の科学」というイベントの第一回目を“そこにあるサムシングニュー”という副題をつけて2002年の12月6日に始めた(らしい)。ちょうど10年がたっちました。その一回目にイトケンさんが参加、初めて「夜の科学」という曲をセッションしたのでした。今日と明日の“夜の科学”はなんとvol.40。僕はひとつのことを根気強く続けるのが実は得意なのだけど、ここまで続くと自分でも呆然とする。いろいろなことや環境が変わって、しかし根本的に変わらないこともあって、それで僕は今でもこうやって歌っている。それは揺るがぬ意思と心に届くフィードバックの賜物だと思っています。

今日はバンドで演奏する。お客さんが参加できるように小さな音で演奏する曲もあるので、照れや恥ずかしさを忘れて手を叩いたり一緒にハミングしたりしてもらえたら嬉しい。鈴、タンバリンなどぜひ持ってきてください。恒例の景品、今年も趣向を凝らしています。バンドメンバーからの賞品も。7人にひとりくらい当たる確率か?今年いいことがあった人もなかった人も平等にチャンスを。明日は僕ひとり。自分の誕生日に自分の過去に向き合うような夜になるが、過去を懐かしく振り返るような感傷とも違う音が響けばいいな。GTH楽曲をたくさん歌いますが、ささやかな誕生日独演会を皆さんは長男堂の美味しいフードをつまみながらお酒を舐めながら見てくれたら嬉しいです。

秋からのライブ連戦と並行して新しいアルバムの作業も続いていますがアルバムの1曲目と最後の曲が完成していよいよ大枠が見えてきた。きっと30代最後の作品になるが今までで一番いいレコードになると思います。春が待ち遠しいが今は冬のキリッとした寒さをマフラーをグルグル巻いてニットキャップを目深にかぶって子供のように楽しみたいです。  
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2012年12月06日

半蔵門と外苑前




昨日のこと。バタバタと慌ただしく通常営業に戻れないまま、お昼に半蔵門のスタジオまで出かけてContrary Paradeあまっこさんのラジオ「音楽準備室」へゲスト出演収録。「あさってくらいの未来 ep」『Christmas Songs』からの歌をオンエアしてもらいつつ、楽しいおしゃべりを。思えば2月と11月コンパレと対バン、そのたびに誰かの卒業に出会うというある意味運命的なバンド。あまっこさんは「2012年はいろいろ大変でした」と肩を落としていたが来年も本厄だそう。頑張ってほしいものである。12日と19日K-MIXで放送、スマートフォンアプリで全国で可聴。

そこから外苑前に移動してタンバリンギャラリーの「オーナメンツ展」へ。越川律幸、木下綾乃、tupera tupera、福田利之4組によるクリスマスの飾りの展示。そこに『Christmas Songs』の原画が飾ってありました。ジャケットで観るのとひと味違う、もっと重厚でホーリーな色味をぜひ皆さんにも味わって欲しい!と思いました。9日まで。「夜の科学」の前に立ち寄ってみては?

渋谷に移動して明日からの夜の科学2daysのための“一年の感謝”景品を選んで買う。今回もくじ引き方式で。くじで当たって驚き喜ぶ顔を想像しながらのショッピングはとても楽しい。吉祥寺に戻ってカフェ長男堂で晩御飯。2days2日目の8日(土)は長男堂にフードを用意してもらうことになりました。「ネコムライス(猫家政婦のパクリ)」と「ビーフシチュー」をカップにいれて。switchもフードメニューを出すそうなのでお腹をすかせて来てください。  
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2012年12月05日

声をあつめにゆく福岡ツアー(長崎〜福岡)【DAY3;2012.12.3】

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旅3日目、東京へ帰る日。朝から晴天、まずは歩いて大浦天主堂へ。1865年に立てられた現存する日本最古のキリスト教建築物(爆心地から比較的離れていたため原爆での焼失は免れた)。一歩踏み入れただけで厳粛な空気になる。1549年にキリスト教が伝わってからの精神の歴史がそこにはありました。秋からずっと歌ってきたクリスマス・ソングの言葉の意味を自問自答。宗教を持たない僕にとってもクリスチャニティーと対峙する旅に。そのまま歩いてグラバー園へ。

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24年前の修学旅行のときにはピンとこなかった場所だが、歳を重ねて来てみると楽しすぎる!東京小金井市にある江戸東京たてもの園に行っても「ここが自宅だったら」とか「どこに一番住みたいか」などと妄想する僕だが、グラバー邸にオルト邸、リンガー邸、ウォーカー邸と歴史的建造物がたくさん。フリーメイソンロッジのシンボルが刻まれた門などもあり興味深い。表立った歴史の裏にあるオルタナティブな流れを見る。坂本龍馬をかくまったかもしれない屋根裏部屋などもあった。



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しこたま歩きまわったが、まだまだ時間はある。歩いて旧香港上海銀行長崎支店記念館へ。ここではコンサートやイベントを行えるそうで、仕様案内等をいただき来年のことを考える。古い洋館に様々な展示。長崎がいかにモダンな時代を経てきたかを知る。

そして路面電車に乗ってこの旅の大きな目的地でもある原爆資料館を目指し平和公園方面へ。路面電車の乗り降りにも一日で慣れた。運転席を見ていると自分も運転してみたくなる。並走する車やバイク、信号待ちをする市民、それを眺めている自分。




原爆資料館は小学生の頃の記憶とは全然違って、しんと静かできれいな建物のなかで、祈りや怒り、哀しみや慈しみが渦を巻くような、他のどこにもないような空間だった。印象的だったのは原爆による放射線や放射性物のこと、詳細な名称や影響などが時間と場所をさいて展示されていたこと、被曝した人に対する差別とあわせて人種間による差別についても言及されていたこと。

そこから平和記念の像を前にしばし呆然と空を眺め、永井博士の如己堂へ。小6の修学旅行で一番強烈な印象を持ったのは二畳一間の永井博士が人生を締め括った庵、如己堂だったのだ。24年ぶりの再訪。とても小ぎれいな如己堂、少し暖色を含んだ日差しがさしてマリア像に陰影をつけていた。時の流れが止まるような風景。






東洋一の協会浦上天主堂へ向かう。原爆で形なきまでに破壊され戦後に再建されたもの。その背後の目立たないところに原爆の風で吹き飛ばされた天主堂の鐘楼がそのときと同じままの形で残されている。人間の心が生んだいろいろな産物に右往左往、翻弄されてきた街。ちょうど街はクリスマスムードが盛り上がる季節、僕も今年はじめてクリスマスCDを作ったのでいつもよりクリスマスの祈りの歌を歌っているところだから、この長崎の旅の意味はとても大きい。来てよかった。




駆けこむように特急電車に乗り込み博多へ戻る。行きでは灰色に霞んだ有明海が夕日を受けてパステルオレンジになっていて、遠くに雲仙の山、噴煙がたなびく。再び1時間半ほどで博多駅に到着。博多駅の阪急で催事している五十嵐くんを驚かそうと会いにいく。「埼玉春日部から伝統的な張り子が・・・」と店内放送、五十嵐くんも頑張っているのだな。そして飛行機の時間までにカフェ・テコに顔を出そうと思ったら運悪く店休日。お世話になったのに駆け足で後にしたガッシュに改めて挨拶して、短くも濃厚な旅はおしまい。東京へ帰ります。また来年来ます、九州。


  
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声をあつめにゆく福岡ツアー(諫早・長崎へ)【DAY2;2012.12.2】

6時に起きて支度をして博多駅で福田利之さんと待ち合わせ。この九州旅の次の目的地は長崎県諫早。福田さんがずっと行きたいと思っていたオレンジスパイスという雑貨屋さん、この秋から僕も『Christmas Songs』のCDを取り扱っていただいているので、僕も一緒に挨拶に行くことに。福田先輩は旅慣れていてチケットの買い方もすべてレクチャーしてくれるのだ。かもめ号という特急電車に乗る。天気には恵まれず曇天。



博多から諫早までは僕の生まれ故郷である鳥栖を通って、そこから長崎本線で佐賀を通って有明海に沿って行く旅。僕は子供の頃この長崎本線の電車に乗ることは少なく、線路を走る電車を眺めたり自転車で並走したりすることが多かったから、電車のなかから自分が生まれ遊び育った風景を眺めるのはなんだかとても不思議な気分で、「置き去りの街」というフレーズがふと口をついて出た。有明海は陰鬱に沈む、コントラストのないモノクローム。

そして諫早に1時間半後に到着。オレンジスパイスの平湯さんが車で待ち受けてくださった。ウェルカムみかんをどうぞと渡されたその鮮やかなオレンジ色でパッと目が覚めたような感じ。諫早は静かな街、セコイアの並木を眺めて開店時間前のオレンジスパイスに到着。とても広くとても奥深い。店内を案内していただき『Christmas Songs』もきれいに並んでいた。




とても美味しい、少し早めのランチをいただきながらいろいろ話を伺う。諫早はあんざい果樹園の伸也さんたちファミリーが一時避難した街、そのお世話を買ったのがオレンジスパイスの平湯さんだったそうで、たくさんそのときの話を聞いたがここには書ききれない、感情を静かに揺らすような話だった。ここでイベントがやれたらいいねえとすでにお客さんでいっぱいになった店内を見ながら長崎界隈のいろんな話を聞いていたら僕はどんどん長崎の街に行きたくなった。小学校6年の修学旅行以来行っていない長崎市。

福田さんは福岡からの最終フライト便で帰ることになっていたのだけど、僕はまだ復路のチケットを取っていない。「福田さん、おれこれから長崎行くっす!」と宣言、福田さんはものすごく羨ましそうな顔をしつつも僕の背を押す。平湯さんは「長崎に行くならここへ」とたくさんのリストを。果たして数時間の(しかし密度の濃い)滞在時間を経て諫早駅へ戻り、福田さんは博多へ、僕は長崎へと手を降り別れることに。

到着した長崎は小雨。そう、長崎は今日も雨だった、と考えると少し気分も穏やかになる。急ごしらえで探したお手頃な宿に荷物を運び込む。ポルトガル風のとても素敵なホテルに(身体は疲れきっているのに)どんどんテンションが上がっていきました。



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小学六年生のときに旅した長崎は僕に「日本にはいろんな風景の、いろんな文化が、ある!」と思わせた街でした。それなのにそれ以来今まで一度も仕事でもプライベートでも旅したことがなく、ずっと、特にここ数年一番旅してみたい街だったので、バタバタとした行程ながらも見るものすべてが見目麗しい。特に建物の趣き深さは過去の自分の記憶を鮮明に塗り替えるほど。こんなにきれいな街だったっけ?と。



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まず最初に向かったのはオレンジスパイス平湯さんに薦められたList.というお店。コンクリむき出しのレトロなビルにあった。この日はギャラリーのために通常の仕様とは違う店内だったがとても丁寧にお話を聞いていただいた。List.に薦められて行ったのがユラクというマクロビご飯屋さんで、ここでも美味しいコーヒーをいただきながら興味深い話を。僕が長崎にいることをTwitterで知った長崎出身の長門芳郎さんから電話がかかってきて高浪慶太郎さんの弟さんが営む「たてまつる」という和雑貨屋、サニーボーイという膨大な質量を誇る中古レコード屋、そしてちゃんぽんと皿うどんが美味しい康楽という中華料理屋。すべて路面電車で回って日が暮れて夜に。

ホテルから稲佐山への送迎バスがあることを知り、夜の8時半からバスに乗り稲佐山登山。もちろんロープウェイで登頂。稲佐山は福山雅治さん(マシャ)縁の地、今年の初夢にマシャが出てきたことを思い出す。マシャは僕の家に遊びにきてとても気さくに僕のことを「やまちゃん」と呼び、あの低いイイ声でトイレの場所を僕に問うた後に「やまちゃん、ここ、ウォシュレット?」と微笑んだのだ。それが12月にこの旅に帰結するとは!

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稲佐山からの夜景は香港モナコと並ぶ世界三大夜景のひとつに認定されただけあって言葉も出ないほど美しく、ロープウェイと一緒に登っていった丸い月と街の灯との共演が素晴らしかった。こないだ登った新潟の弥彦山はスカイツリーと同じ634メートルだったのだけど稲佐山は333メートル、奇しくも東京タワーと同じ高さ。凍えるような夜の寒さのなか、ここで見た“光の葡萄”を僕は忘れないだろうと思いました。ホテルに帰り、死んだように眠る。行き当たりばったりの旅、この日は頑張りすぎた。翌日の長崎市内観光に続く。  
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声をあつめにゆく福岡ツアー【DAY1;2012.12.1】

急なドタバタのなかで決まった福岡でのライブ。『Christmas Songs』のジャケットを描いていただいた福田利之さんの福岡での展示とワークショップの報を見て(これも相当忙しい告知だった)自分の手帳を見たらちょうどその週末だけ空いてる。そこで「福田さん、僕も行く!」と連絡しチケットを取り、それからライブ会場を探したという経緯でした。いつもお世話になるカフェテコは年末の予約ディナーのためスケジュールあわず、岩瀬敬吾くんからタロカリというカフェを繋いでもらって開催された夜でした。

朝5時おきで飛行機に乗り富士山を見下ろして始まった旅。30分早く着いた福田さんと会場のガッシュで合流。真っ白な壁、日光が差し込むスペースは洋服屋さんらしい気遣いできれいにディスプレイされていました。ワークショップスタートまでの間に博多駅近くの「うどん平」という有名店に並ぶ。絶品で疲れも飛びました。キャナルシティに飾られているtupera tuperaプロデュースのツリーを見上げついに12月が始まったことを再確認。




ガッシュでの福田さんの展示とワークショップには遊びにいくだけのつもりだったのが「ぜひ演奏を!」ということになりワークショップ終盤のブレイクで4曲も歌わせてもらった。お店のスタッフの皆さんが優しくて地元に「おかえり!ゆっくりしていかんね」と言われている気分に。福岡でのイベントが初めてだった福田さんも相当いい気分で過ごせたのではないかと思います。CDもたくさん買っていただいたみたいで、なんだか恐縮する。実はガッシュは福岡に来たときにいつも回る洋服屋エリアにあり、立ち寄ったことも何度もあるお店でした。また必ず再訪を。

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バタバタと片付けてワークショップを締めくくろうとする福田さんに手を振り夜のライブ会場であるタロカリへ。歩いて5,6分の近所だったのだけどガッシュのスタッフの方が車で荷物含めて運んでくれて感謝。到着するとそこはタイニーな心地良いサイズのカフェ。夜に店開くコーヒーショップというコンセプト通り、近所にあれば真夜中にふらっと気分転換に来たくなるようなお店。音の響きも良くテンションもじわじわと高揚。

開場が始まると僕はふらふらと街を歩き、ボーダーラインという中古レコード屋へ。高校時代に何度ここでレコードやCDを漁ったことか。もう20数年前の話。師走の福岡の夜は賑やかでそこかしこからクリスマスソングが聞こえてくる。2週間かそこらの告知期間にも関わらず会場はお客さんでいっぱいになっていた。中学時代の同級生も駆けつけてくれた。忙しいなか福田さんも顔を出してくれて嬉しかった。1年8ヶ月ぶりのライブスタート。

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前回福岡に来たのは去年の東日本大震災あとの4月。東京が節電で真っ暗な季節にきらきらと元気な天神の街を見て元気が出たことを思い出す。この日は地震後の夏に書いた新しい曲を初めて福岡で演奏する。曲にまつわるお話もたくさんしゃべった。お客さんみんなニコニコしていて多分僕もニコニコしていただろう。終演後に同級生のてっちんから「山田、おい『光の葡萄』で鳥肌たったと!めっちゃよか曲やん!」と言われてすごい嬉しかったな。

大分や鹿児島、熊本から駆けつけてくれた人たちもいた。九州出身なのに僕はほとんど福岡以外の街で演奏したことがないのだ。来年はなんとしても九州ツアーをやりたいな。福田さんの展示会場で流れていた『Christmas Songs』で前日に僕を知ってガッシュでのミニライブ、そして夜のライブに来てくれた方もいらっしゃった。「多分わたしが一番新米のファンです」と。持っていったクリスマスコーヒー缶は完売、CDもたくさん皆さんのうちに旅立っていきました。

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終演後は博多阪急で張り子の実演販売で来福していたfishing with john五十嵐くんと(大阪に続き)合流。僕の同級生と一緒にモツ鍋パーティー。九州弁で思い出話をしゃべり続け、しまいには五十嵐くんに対しても「なんば言いよっとか、おま」と話しかける僕を彼はどのように眺めていたのだろうか。夜の科学のときに話題となるでしょう。楽しい夜でした。そして、死んだように寝て夜明け。  
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2012年12月04日

山田稔明『Christmas Songs』取り扱い店について (2012.12.04)



山田稔明『Christmas Songs -standards and transfers』を取り扱って
いただいているお店(どんどん増える)をまとめました。以下順不同です。
通販STOREでは急速に在庫が少なくなってきました。
お早めのご注文をお薦めします(特典カードも残り僅か)。

等々力 巣巣
深大寺 dans la nature
吉祥寺 moi
吉祥寺 フリーデザイン
武蔵野市中町 カフェ長男堂
中目黒 トラベラーズ・ファクトリー
代官山 蔦屋書店
蔵前 in-kyo
鎌倉 cafe vivement dimanche
鎌倉 moln
茅ヶ崎 nokka
札幌 レストランのや
新潟燕市 ツバメコーヒー
名古屋 セアン
名古屋 ON READING
蒲郡 PLEASURE
奈良 風の栖
奈良 くるみの木
京都 SOLE CAFE
京都 恵文社一乗寺店
大阪 pieni silta
加古川 チャッツワース
倉敷 三宅商店
徳島 aalto coffee
徳島 cue!
福岡 cafe teco
長崎 オレンジスパイス
鹿児島 fuse
福岡 Gouache *new

・・・・

11月1日の発売以来予想以上に好評で、全国各地の雑貨店やセレクトショップに
『Christmas Songs』を取り扱っていただきすべて把握することが困難な状況です。
もし皆さんのお近くのショップで『Christmas Songs』を見かけたらぜひブログへの
コメントやオフィシャルサイトへのメールで報告いただけたら嬉しいです。

よろしくお願いします!  
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24年ぶりの修学旅行






時計を睨みながら巡り巡った長崎の街。大浦天主堂、グラバー園、旧香港上海銀行長崎支店記念館、原爆資料館、平和公園と平和祈念像、永井隆博士の如己堂、浦上天主堂を路面電車でぐるぐると。24年前小学六年生だった僕をノックアウトした街は今でもすべてが見目麗しい異国情緒と平和への祈りの風景でした。クリスマスソングをたくさん歌う冬に長崎に訪れることができてよかった。賛美の歌の意味が自分内で変わったような気さえする。

週末の恵比寿天窓switchでの2days。7日(金)は僕の38歳最後の、今年バンド編成で最後のライブ。特設メールフォームでの受付を締め切り、当日精算の取り置き予約を開始します。残席僅かなのでぜひこちらからお急ぎください。追加公演の8日(土)は僕の39歳になって最初の日。GOMES THE HITMANの歌を中心に歌います。こちらもご予約はお急ぎください。まだまだ2012年は続きます。


12月7日(金)@恵比寿 天窓 switch
“夜の科学 vol.40〜happy hour again!”

出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
(itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史)
18:30開場/19:00開演/前売3,500円(1ドリンク代別途)

本日より入場ご予約はオフィシャルサイトRESERVEフォームにて受け付けます。
整理番号をお持ちのお客様入場後、料金当日精算でのご入場となります。

毎冬恒例の感謝祭、山田稔明38歳として最後のライブは“夜の科学vol.40”です。
新作からの楽曲、クリスマスや冬の歌をたくさん演奏、豪華賞品が当たるゲームも。
この1年のご愛顧に感謝して全力でお届けする一期一会の音楽の夕べをお楽しみに!

恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887



“夜の科学vol.40 plus〜happy hour again & again”
2012年12月8日(土)@恵比寿 天窓 switch

出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)
17:30開場/18:00開演
3,500円(1ドリンク代別途)

今年の12月でGOMES THE HITMANの初めてのインディーズ盤『in arpeggio』が
リリースされて15年の歳月が流れたことになります。恒例の歳末“夜の科学”の
追加公演としてGOMES THE HITMANの楽曲を演奏する宴を山田稔明39歳にして
最初のリスタートとしたいと思います。カフェ長男堂の美味しいフードもご用意、
ささやかで楽しくあたたかいパーティーを一緒に。

ご予約はオフィシャルサイトRESERVEフォームにて受付中
*料金当日精算のイベントとなります。

恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887

  
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2012年12月03日

タイムトリップ、長崎へ



福岡の夜が明けて昨日のこと、イラストレーター福田利之さんと一緒に特急列車に乗って長崎諫早へ。生まれ故郷の鳥栖を通過して。『Christmas Songs』を扱ってくれているオレンジスパイスというショップ、想像以上の素敵な空間だった。

東京に戻るために再び福岡へ帰る福田さんと別れ僕は念願の長崎へ。小学生以来の街歩き。思い出すことも思い出せないこともたくさんあって、とにかく、かなり無理なスケジュールだったが来てよかったと思う。

ここへ行け、あそこで話を聞け、とたくさんの情報をいただき、来年は必ずこの街でライブをやりたいなと思う。夜に登った稲佐山から見た世界三大夜景に認定された100万ドルの光の粒、旅は果てしないな、と思う。晴れた朝がきてこれから限られた時間でまた街をゆく。  
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2012年12月02日

1年8ヶ月ぶりの福岡 [SETLIST]




2012年12月1日@ 福岡 ガッシュ
“ガッシュ3周年記念:福田利之ポストカード展”

1.o christmas tree
2.home sweet home
3.jingle bells
4.あさってくらいの未来



2012年12月1日 @ 福岡 タロカリ
“夜の科学 in 福岡〜声をあつめて”

1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
2.手と手、影と影
3.一角獣と新しいホライズン
4.amazing grace
5.joy to the world

6.jingle bells
7.やまびこの詩
8.glenville

9.光と水の新しい関係
10.日向の猫とチャーリーブラウン
11.光の葡萄

12.the first noel
13.あさってくらいの未来

EN
14.sweet december〜クリスマス・イブ
15.when the saints go marching in  
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2012年12月01日

ソングライティングと人生観



昨日のこと。秋の作詞ワークショップから派生して依頼を受けた作曲に関するセミナー、定員いっぱい集まって盛況のうちに終了した。自己紹介代わりのミニライブではこれからCDになる歌、GTH楽曲、提供楽曲のなかから歌うのが楽しい真綾さんの「セツナ」を歌いました。Band in a Boxというソフトを使って楽曲生成を目の当たりにしたり、作曲のハウツーというよりかは僕が普段から考えている「ソングライティングとはどういう心意気か」ということを蛇行しながらもたくさん話せたような気がする。参加者の皆さんからのアンケートをこれから読むのでどう受け止められたかは定かではないけれども、こういった企画が来年も続きそうな気配。

そして今日はこれから飛行機で福岡へ。久しぶりのホームカミング。向こうでイラストレーター福田利之さんと合流して忙しくも楽しい一日になるだろう。1年8ヶ月ぶりの、当然新作完成前最後の九州でのライブになると思いますのでたくさんの方に来ていただきたい。ポストカード企画は“クリスマス”、宛名を書いて切手を貼ったはがきを僕へのメッセージやアンケートと合わせて提出してくれたらクリスマスの頃に手描きの返事を出します。

それにしても12月である。またひとつ歳を重ねてゆくその意見を僕らが見失わないようにと、祈る。

G-fukuda



“ガッシュ3周年記念:福田利之ポストカード展”
福田利之さんのワークショップでミニライブ決定!
「あじ紙と布を使ってクリスマスカードと封筒をつくろう!」
2012年12月1日(土)14:00〜16:00 @ ガッシュ2階ギャラリー 
講師;福田利之
参加費:2,000円(材料費込み、お茶付き) *定員に達しました
電話:092-791-7555 gouache@apartofapart.com
『Christmas Songs』のアートワークを描き下ろして下さった福田さんとご一緒します!
*山田稔明のミニライブは15時半くらいからを予定しています(観覧無料)

Gouache
福岡市中央区今泉1-19-8 092-791-7555




“夜の科学 in 福岡〜声をあつめて”
2012年12月1日(土)@ 福岡 大名 タロカリ

17:30開場/18:00開演
前売り2500円(1ドリンク+お土産代800円別途)
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)


昨年4月以来なんと1年9ヶ月ぶり(お待たせしました!)の福岡での
ライブが急遽決定しました。今回は初めてタロカリという夜に店開く
コーヒー屋さんにて親密な空間を。現在制作中の新作のための
コーラス録音も行いますのでぜひご協力ください!

入場予約はRESERVEフォームにて受け付け開始中です


タロカリ
福岡市中央区大名1丁目10-16
ラガッツア大名1F


  
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