2013年01月31日

山田、1月終わるってよ(自問自答)



今日もこれからレコーディング作業ですが、『pilgrim』と『home sweet home』の追加プレス分が到着。GTH本部が段ボール箱で埋め尽くされ、整理整頓作業が必要。諸々準備して2月中には再販開始したいと思いますのでもう少しだけ待っててください。もう少しだけ...。嗚呼、今日は「やまびこの詩」の作業なのでした。

ここのところ毎日冬晴れが続き、今日はとてもあたたかくなるらしい。1月最後の日、31日間を振り返ってみると、あっという間だけどもとても長く何もしていないようでびっくりするほどたくさんの to doリストにチェックをいれた。2月は1月よりも短いので1日1日をさらに特別なものにしなくてはな。花が咲き誇る春を迎えるために。  

Posted by monolog at 10:54Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月30日

昨日と今日がくっついてゆく世界で



うむ、時間の感覚がおかしくなってきた。昨日とは29日のことか、昼から前日の続きの録音作業をして夕方に気晴らしに買い物へ。ユリイカがゾンビ特集をやっていてゾンビ好きにはたまらない内容。帰ってきて録音作業再開したり仮眠したり気付くと日付変わってそのまま今。長く品切れとなっていた『pilgrim』と『home sweet home』の追加プレスがもうすぐ届くので、2タイトル再発にあわせて特典CDを、ということになってトラックを2つ選定。古いハードディスクを紐解くと作りかけの歌が話しかけてくるよう。かつて住んでいた部屋の音。

歌を歌い直したくなって変な時間からボーカル・レコーディング。今のほうが全然歌いたいふうに歌える。しかしもう1曲のほうは今歌っても違う歌になってしまうから当時のボーカルを採用。5年前の歌声。特典CDに入るのは2007年に作って当時のステージで演奏していた曲、僕がソロ活動を本格的に始めようと思った頃に作った未発表曲です。『pilgrim』『home sweet home』から選にもれて記録される予定のなかった歌。

再発プレスを買ってくれた人への特典CD、すでに2枚とも持っている人には・・・、ちょっと考えますが、11分ちょっとの初出の音源を昨日から今までかかって(結局音を足したりコーラスを重ねたりして)仕上げました。すごく良い感じなのでこれから夜のドライブ、カーステレオで鳴らしてチェックしてきたいと思います。  
Posted by monolog at 23:45Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月29日

半年越しの峠越え



昨日のこと、午後からレコーディング。アレンジャー/ギタリストYamachiさんのスタジオへ。ギターの音を出したり隠したり右から左にパンしたり12弦ギター、バンジョー、アコースティックギターが縦横無尽に鳴り響くようなサウンドスケープ。水平線の向こうから鱗雲の毛布に覆われてまた青空が塗り替えていくような疾走感のあるトラックに。ボーカルも録り直して「こうありたい」と思う姿になって、とても嬉しい。

ある時期から詳細なレコーディング日記をつけているのだけど、それを振り返ってみると初めて取り掛かったのは昨年7月24日のことだった(曲を書いたのはそれより1年前だ)。半年を経て霧が晴れるように浮かび上がってくる山の頂、今日はてっぺんに登頂するべく、この歌の作業の続きから始まります。そこに山があるからわれわれは登るのである。  
Posted by monolog at 10:15Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月28日

こいコーヒー



昨日のこと。前日に続きアアルトコーヒー庄野さんが巣巣で甲斐みのりさんとコーヒーについてのトークをするというので聞きにいく。庄野さんの話は何度聞いても面白い。「古くなった豆でいれたコーヒーは酸味が出て胃を痛めつけるんです。新鮮なコーヒーはたくさん飲んでも大丈夫です」と。甲斐さんは自分の好きなモノ・ことを仕事にする素晴らしさと大変さのお話。

母校に講義に行った時に好きなものはなにか尋ねてもなかなか生徒たちが答えなかったという甲斐さんの話を聞き、僕自身も音楽専門学校のソングライティングの講師として招かれていたときに「好きなアーティストは?」という問いになかなか学生が答えず、逆に「誰が嫌い?」と聞くとボロボロと名前があがったときのことを思い出した。自分が好きなものを明示してそのセンスを批判されること(「えー、どこがいいの、あんなの」とか)をみんながおそれていたような印象がありますが、素敵なことを素敵だと無邪気に笑える心が好きさ、と特に最近僕は思うのでした。

巣巣の近くにできたSNOW SHOVELINGという古本セレクトショップに行ったが、その本棚を端から端まで見つめ、時間を忘れるほど。黒田征太郎とデニス・バンクスの共著「風の知恵」という本、アメリカ・インディアンに聞く「生命のこと」購入。頻繁に立ち寄るお店になりそう。そこから移動して下北沢へ。安宅浩司くんのソロライブへ。会場ではううじんさんとも新年の挨拶を。

先週のリハーサルとライブ本番で安宅くんとはいろいろ話す機会があったのだけど、新年早々「ああ、これでおれも終わったかもしれない」という、結局はめでたく杞憂に終わった話を聞いていたので、できたての新曲として歌われた「絶体絶命(仮タイトル)」という歌が活き活きと意義深く感じられて印象的でした。彼のライブでは定番曲「こいコーヒー」は“恋とコーヒーは似ている”と歌われる曲だけど、巣巣で聞いた庄野さんの「古くなったコーヒーの話」から点と点が繋がって、この日はコーヒーの一日として記録されました。


そう恋ってのはコーヒーに似てる
新しいものはとてもいい香りがする
でも古いものは君の胃袋を痛めつける

そう恋ってのはコーヒーに似てる
薄いものは君を悲しくさせる
でもあまり濃すぎるものは
君を眠らせちゃくれない
  
Posted by monolog at 11:10Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月27日

コーヒーとベーグル



昨日のこと、中目黒のトラベラーズ・ファクトリーにアアルトコーヒー庄野さんがコーヒーをいれにくるというので遊びにいってきました。“Coffee Table Trip cafe”と名付けられた2階。「コーヒーテーブルブック」と言うとお茶をしながらなんとなくぺらぺら指でたどって眺めるような写真集やアートブック(厚かったり大きかったり)のことを指すが、“卓上の旅”とはイマジナティヴな言葉だ。

旅ベーグルのクランベリーとナッツのベーグルと頼んだところで待ち人到着。数年前に名古屋のライブ会場で会い、その後幾度かのやりとりをした若者と再会。彼は3ヶ月のアメリカ放浪で写真を撮る旅を終えたところで、僕は彼の撮る写真(Instagramにリアルタイムに投稿された)がとても好きだったのだ。いろいろ話ができてよかった。

そうこうしているうちにヒックスヴィル中森さんがやってきて、その次にはtico moon影山さんが登場、旅ベーグルのマツジュンも到着して楽しい時間。庄野さんとトラベラーズの吸引力というか、こうやって人が集まる空間っていいなああと思いました。今年もトラベラーズ・ファクトリーで何かやれたらいいな、と思いながら帰宅し、録音作業の続きを。  
Posted by monolog at 10:38Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月26日

猫と低音



昨日のこと、夕方にえびちゃんが武蔵野に到着、山田自宅作業部屋でみっちりとレコーディング。元来僕はベースを弾くのがとても好きで、『pilgrim』も『home sweet home』も自分でベースを担当したのだけど、今作っているアルバムではえびちゃんに弾いてほしい曲がいくつもあって、マンツーマンでリクエストを出しながらの録音作業。

えびちゃんは実家で猫を飼っているのだけどうちのポチを「可愛い可愛い」と絶賛する。あまりポチを抱き上げる人は多くないのだけどえびちゃんは上手に持ち上げて、ポチも難しい顔をしながらも逃げずに接客サービス。猫を愛でたりコーヒーを飲んだり、途中でご飯を食べにいったりしながら真夜中に作業終了。夜の空気は冷たく月がとてもきれいな夜に車でえびちゃんを次の街まで送っていった。

作業の合間に気晴らしに立ち寄った園芸屋さんにはまだそんなに勢いよく咲く花はないのだけど、確実にいろんなものが芽吹いている予感がそこここに感じられた。寒い日々がまだ続くがようやく春の季節のことを考えているここ数日だ。  
Posted by monolog at 10:21Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月25日

マフィン経由お蕎麦行き



久しぶりにダンラナチュールへマフィンを買いに。お客さんも入れ替わり立ち代わりたくさん。今店頭に並んでいる「天然生活」にはダンラナチュールなっちゃん、去年ライブをやらせてもらったcimaiの姉妹、ごはん屋ヒバリのセイコさんと知った顔がページをめくるたびに登場して、楽しい。

そのまま深大寺へお蕎麦を食べにいきお昼ご飯。この流れは月に一回くらいのパターンになってきつつある。前回は「クリスマスCDがヒットしますように」とお参りしたが、今回は「新しいアルバムが素晴らしいものになりますように」とお願い。そのままベーシスト海老沼崇史くん(えびちゃん)をピックアップしてレコーディング開始です。

  
Posted by monolog at 17:50Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月24日

Song of the Week vol.3 “Gypsy”

淡々と粛々と積み重ねていく“Song of the Week”、年明けからずっと作業部屋がいつでも録音スタンバイ状態なので気分転換に好きな歌を歌っては録っているのです。歴史的なクラシックが2曲続いたあとの3回目はスザンヌ・ヴェガ、僕が一番好きな歌を。1987年にリリースされた2ndアルバム『Solitude Standing』は『孤独』という邦題がつけられ、当時中学生の僕は1曲目にまったくの無伴奏で歌われる「Tom's Diner」やドメスティック・バイオレンスについて歌われる「Luka」に衝撃を受けたことを覚えています。

昨年ビルボード東京での来日公演を観にいきましたが、そこでも聴きたい歌はすべて聴くことができ、なかでも「Gypsy」という歌は彼女自身から「10代の頃サマーキャンプで会った、リバプール出身の男の子についての歌なの…」という微笑ましい告白を伴って歌われました。齢50歳を越えたスザンヌが「Gypsy」を歌っている間若かりしショートカットの女の子になったような幻影を観るような、雪が降って積もったその夜はちょうど1年前の昨日のことでした。

アコースティックギター(Taylor)弾き語りに鍵盤ハーモニカとコーラスをダビングし、freewheel 手塚雅夫氏にミックスしていただきました。




  続きを読む
Posted by monolog at 10:45Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月23日

東京、退屈ないつもの日々



昨日は録音(シェイカーを一心不乱に振ったり)、途中吉祥寺で打ち合わせ&お疲れさま会食。帰って前日に録音したデモの仕上げ、そして明けて朝から録音・編集作業、データを札幌の音楽家に送ってファイルのやり取りをする準備と週末のダビング作業の支度。防音カーテンを閉めると部屋は真っ暗になってすぐに夜の雰囲気を帯びるから定期的に外の景色を見ないと体内時計に支障が。

先日のイベントで共演したrisetteの森野くんにマキタスポーツの「一億総ツッコミ時代」と直木賞を獲った朝井リョウ「何者」をあわせ読むことを薦められたのでまずマキタスポーツから読んでみる。年が明けてから連なる日々のなかで無音のなかでの読書が息抜きになっている。

  
Posted by monolog at 14:56Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月22日

雨は夜更け過ぎに雪へと変わらず




昨日のこと、まだまだデビュー前の、フレッシュなシンガーのプロデュース、5曲目。先日成人式を迎えたばかりの二十歳、僕がGOMES THE HITMANという名前でバンドを作ったのが20年前だと思うと・・・、よくわからなくなる。会うたびに印象が変わる彼女は歌も毎回スキルアップしていくから面白い。今回の曲は「blue moon skyline」タイプの、客観的に聴いても“山田節”的なミドル8で難しかったはずだが、とても良い歌が録れました。

作業後は美味しい四川料理を。あまり雪を見たことがないという彼女は「夜から雪かも」という予報にドキドキわくわくと楽しそうにしていましたが結局雨は夜更け過ぎになっても雪へと変わらず、ただの寒い雨の日に。今日からはまた自分のレコーディング作業再開。春を迎える準備は、まだ。  
Posted by monolog at 10:42Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月21日

ミカンにまつわるあれこれ



昨日のこと。雪はまだ溶け残り、猫は恐る恐る近づいて離れてそしてまた眠るのだ。ダンラナチュールのなっちゃんと高橋久美子ちゃんが巣巣で「新春みかんの会」というのをやるというので出かけていく。なっちゃんと久美子ちゃんを車でピックアップ、車内はすぐに賑やかに、どうでもいい話題でみんなコロコロとよく笑う。昨年秋の作詞講座がきっかけで繋がった二人、久美子ちゃんの愛媛の実家産無農薬ミカンを使ってなっちゃんがお菓子を作り、みかんについてのトークをする、というイベント。

みかん農家の1年についての話やピアノ伴奏に導かれて詩の朗読や質疑応答など。“みかん”を主軸に2時間もお客さんを魅了するという、もしかしたらものすごく画期的かもしれない稀有な時間。お客さんみんながミカンとお菓子をもらって帰るという微笑ましい風景でした。美味しいフランス家庭料理屋さんで新年会的な宴、トロトロに煮込まれたお肉の美味しさに気絶しそうになった。高橋家のみかんやはっさく、金柑などをお土産に帰宅。楽しい一日でした。

  
Posted by monolog at 12:54Comments(0)TrackBack(0)

POPS PARADE FESTIVAL 終了しました

今年初めてのライブが1月2日のスターパインズカフェ、そこからずいぶん時間が経つように感じるのは連日レコーディング作業が続いているからか。今年2度目のステージは表参道GROUND、かつてFABという名前だった天井の高いライブハウス。出演者が6組いるイベント、12時入り。天気もよく気持ちいい朝。

僕は安宅くんとヒックスヴィル中森泰弘さんとトリオで。リハーサル中、Chocolat & Akitoが会場入りするやいなや中森さんが片寄さんに「最近髪の毛濃くなってない?増毛?」と笑顔で語りかけ、片寄さんがそれに「いやーそれがさー」とニコニコ答えるという、'90年代から今日まで影響力のある先輩たちの微笑ましいシーンを目撃して僕は静かに、妙に感動してしまいました(片寄さんもMCで触れていました)。

長い一日。昼過ぎにリハーサルが終わり僕はセッションのリハ、安宅くんや中森さんは新宿に行ったり渋谷に行ったり。僕もさっと出かけて久しぶりにキャット・ストリートを散歩。夕方にイベントがスタートしました。ステージが始まる前に事前に収録したVTRが流れたりセッティング中にDJが素敵なレコードをスピンしたりオリジナルグッズがたくさん並べられたり主催者の気持ちのこもったホスピタリティあふれるイベント。HARCOのステージを楽屋で眺め、いよいよ本番。

DSC03487 DSC03486

DSC03490

ソロでの活動を本格化させて5年、キャリアにおいて初めてレコードを出してから15年、GOMES THE HITMANという名前でバンドを初めてから20年という様々な“Anniversaries”を意識しながら僕は今なお制作中の最新作からのセットリストで。安宅くんはペダルスティールとマンドリン、中森さんはエレキとアコギ、僕はアコギとギタレレを手にして3人とも歌う、というとても新鮮な編成。

まだレコードになっていない新曲たちのなかで1曲、「プロポーズ大作戦」という20年前に書いた歌を歌う。それまで英語詞で曲を作っていた僕が小沢健二『犬は吠えるがキャラバンは進む』を聴き、さらにはフィッシュマンズ、ヒックスヴィルやGREAT3など日本語で歌われる感情たちに感化されて初めて日本語で書いた歌。照れ隠しのラブソング、おじいさんになってからも歌えるフォークソングだな、などと思いながら。

DSC03499

DSC03500

安宅、中森両氏とのトリオで演奏するのはとても楽しく、また次の機会を作りたい。「日向の猫とチャーリー・ブラウン」で満員のお客さんにラララと歌ってもらい、最後はソロを始めるきっかけとも言える「hanalee」であっという間のステージを堪能。

楽屋ではショコラさんとZINEの話など盛り上がり(C&AのZINE、素晴らしかった)、たくさんのミュージシャン仲間と交流する普段得がたい機会も。出演陣の演奏もすべて素晴らしくいくつものハイライトやピークが連なる、6時間にも及ぶ長くて楽しい一日になりました。ずっと熱い眼差しと拍手をくれたお客さんに感謝。そしてイベントスタッフの皆さんにも。最後の最後にセッションで「ラジオスターの悲劇」をみんなで。ステージ上も客席もみんなキラキラした笑顔が印象的でした。

DSC03502
  
Posted by monolog at 09:23Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月20日

POPS PARADE FESTIVAL -the Anniversaries





“POPS PARADE FESTIVAL -the Anniversaries”
2013年1月19日(土)@表参道GROUND


1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
2.光の葡萄
3.光と水の新しい関係
4.プロポーズ大作戦
5.日向の猫とチャーリー・ブラウン
6.hanalee

山田稔明 with 安宅浩司、中森泰弘(from Hicksville)


セッション(w/ bertoia、risette、HARCO、chocoat & akito、杉本清隆)
ラジオスターの悲劇(バグルス カバー)
  
Posted by monolog at 10:41Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月19日

記憶



今日はセンター試験の日。僕も21年前に受けた。受験する大学はセンター試験による足切りというシステムがあったのでドキドキしながら会場に向かったことを覚えています。僕は大学を3つだけ受けてことごとく試験に失敗して、まさか受からないだろうと思っていた大学だけ合格した。1992年の1月から3月のあの息の詰まるような気分はもう味わいたくないなあと思うのだけど、その後の今日までの人生でも折りにふれ努力を無慈悲にジャッジされることが少なくなかったから日々は修練の連続だ、とも言える。大学受験は(もしかしたら)評価されることの始まりなのかもな。

昨日はスタジオでリハーサルでした。安宅浩司くんと中森泰弘さんと。アコースティックギターにペダルスティール、マンドリンにウクレレにエレキギターと弦楽器がたくさん。男三人でコーラスを重ねたりするのがとても楽しい。今日のライブもあっという間に終わってしまうのだろうけども、このトリオ編成はとても新鮮。時間をかけて作られたイベント、出演以来を受けてから随分先のことだと思っていた日が今日になって、今日の夜になったら新しい記憶のひとつになる。ぜひご来場ください。

作っただけ完売して長いこと品切れしていた『pilgrim』と『home sweet home』を再販売しようと思います(いろいろなタイミングでここまでお待たせしてしまいました)。毎日のようにお問い合せやリクエストをいただきながらそれぞれに丁寧にご返答できなかったことをお詫びします。発売時期、発売方法などはまた追ってお知らせしますが、まだこの2枚をちゃんと聴いたことがない人がこれを手に入れて再生ボタンを押していただけるということが僕は嬉しいし、今からこの2枚を聴けるなんて羨ましい!と思ったりもします。詳細、今しばらくお待ちください。

  
Posted by monolog at 09:22Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月18日

POPS PARADE(1/19)情報詳細

明日1月19日に表参道GROUNDにて行われるイベント“POPS PARADE -the Anniversaries”
はオフィシャルサイトでのチケット予約はありません。イベントサイトからご予約ご入場
方法をご確認ください。オリジナルイベントグッズの販売なども予定されています。お楽
しみに!山田稔明は安宅浩司くんとヒックスヴィル中森泰弘さんとの弦楽器3重奏で。出演
者によるセッションなども?ぜひご来場ください。

イベントサイト
yamada_sample02

“POPS Parade Festival -the Anniversaries”
2013年1月19日(土)@表参道 GROUND(旧表参道FAB)


16:00開場/16:30開演/料金:前売 3,800円 当日 4,300円(ともに1D別)
w/ CHOCOLAT & AKITO、HARCO、Bertoia、杉本清隆(orangenoise shortcut)、risette
*安宅浩司、ヒックスヴィル中森泰弘両氏をサポートに迎えてのトリオ編成での演奏を予定

良質なPOPSをサポートし続ける情報サイト「ポプシクリップ。」企画の
豪華なイベントにお誘いいただきました。小さなフェスの様相。お楽しみに!

チケットについてはこちらをご参考ください。

表参道GROUND
東京都渋谷区神宮前4-2-12 WES
TEL;03-5772-8566  
Posted by monolog at 11:14Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月17日

心は穏やかに閉じてゆくのか



昨日のこと、映画「ムーンライズ・キングダム」の試写会へ。とても楽しみにしていた映画、期待に100%こたえてくれる完璧なウェス・アンダーソン・ムービー。黄色味の効いた映像は1965年という時代設定をジャストミートしていた。「ライフ・アクアティック」も「ダージリン急行」も「ファンタスティックMr.FOX」のいいところ全部入りという感じ。2月に公開されたらまた観にいきたい。

どうしても用事があって雪かきをして車を車庫から出した(念願の長靴を買った。これで雪の日に出かけられる)。凍結したアスファルトが危険。東京の街はまだまだ雪だらけだ。道も混んでいるし電車もおぼつかない。都市の脆弱性と人間の心理。不謹慎かもしれないがこの心が揺れ動き体がこわばる感覚は去年の震災のときの雰囲気に通じるなと思った。

そして今日は阪神淡路大震災から18年、大学生の僕はその日はバンド練習の日で、終わってみんなでご飯を食べながら静かにテレビのニュースを観ていたことを憶えている。自然災害を目の前にしてわれわれはなすすべもなく立ち尽くすということを繰り返す。皆さんの心が穏やかな今日でありますように。  
Posted by monolog at 10:06Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月16日

週末は“POPS Parade Festival”

今週末は表参道GROUNDにて“POPS Parade Festival”です。たくさんの豪華出演者との共演が今から楽しみです。10数年来の盟友HARCOとは去年の秋以来の対バン、学生の頃から羨望の目で眺めたショコラ&アキトのおふたりと同じステージに立てることも嬉しい。Bertoiaと杉本清隆さんとは初めまして。たしかBertoiaはかつて対バンしたmurmurの女の子が歌うバンドで、杉本さんは昨年のイベントで挨拶をさせていただいた。risetteも古くから近いフィールドにいたバンド、「クリビアにおまかせ」という映画のサントラやイベントで絡みがありましたが、リーダーの森野くんはマキタスポーツ率いるマキタ学級のブレインであり去年再会し飲みにいき「桐島、部活やめるってよ」について熱く語り合った仲です。

僕はいつも心強い相棒安宅浩司くんと昨年からの繋がりでヒックスヴィル中森さんとのトリオ編成という初めての試みを。片寄さんと中森さんの交わりを眺めるのを楽しみにしています。予約入場者にはイラストレーター中村佑介くんが描き下ろしたバッジがもらえます。中村くんとももう10年以上の付き合いになりますが初めて似顔絵(?)を描いてもらった。「ポチをいれて!」とだけリクエストしたのだけどインディアンモチーフまで描き込んでくれた。嬉しいご褒美みたいだ。今回のイベントは副題に“the Anniversaries”とあり、10年とか15年とか20年とか、そういう時間の区切りを意識した夜になると思います。ぜひご来場ください。


“POPS Parade Festival -the Anniversaries”
2013年1月19日(土)@表参道 GROUND(旧表参道FAB)


16:00開場/16:30開演/料金:前売 3,800円 当日 4,300円(ともに1D別)
w/ CHOCOLAT & AKITO、HARCO、Bertoia、杉本清隆(orangenoise shortcut)、risette
*安宅浩司、ヒックスヴィル中森泰弘両氏をサポートに迎えてのトリオ編成での演奏を予定

良質なPOPSをサポートし続ける情報サイト「ポプシクリップ。」企画の
豪華なイベントにお誘いいただきました。小さなフェスの様相。お楽しみに!

チケットについてはこちらをご参考ください。

表参道GROUND
東京都渋谷区神宮前4-2-12 WES
TEL;03-5772-8566  
Posted by monolog at 12:24Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月15日

雪の降る街で



成人の日の昨日は予報通り雨、それがみぞれに変わって大粒の雪、そしてあっという間に東京を白く塗りつぶしてしまいました。もとより自宅作業の予定だったこの日、どんどん動かなくなる電車や道路の情報をぼんやり眺めながら(交通機関は打撃を受けて東京の街は大慌てで)「1年に数回こういう日が来るのをわかっていながらどうしてオレは長靴を持っていないのか」と後悔。

結局気づくと一歩も外へ出れず、車も出せず、夜からヒックスヴィルのライブを観るのを楽しみにしていたのに終日自宅作業部屋で(カーテンを開けて白い世界を眺めながら)「日向の猫とチャーリー・ブラウン」の400人分のコーラスのミックス作業をしていました。ヘッドホンで北海道から四国、九州まで出向いて集めた声、声、声。どこかへ連れていかれそうな感覚でした。

明けてみても雪は残り、しかし太陽は暖かな光を投げ続けるので明日にはおおかたの雪は溶けてしまうのでしょう。まだ冬はしばらく続きますが、いつのときも雪は僕らの心に作用するな、と再確認した寒い一日でした。皆さん足元あやういので怪我などなきように。猫は初めて見るみたいな顔で雪を手でちょいちょいと触っています(去年も降っただろうに)。  
Posted by monolog at 12:37Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月14日

昨日と今日、成人の日とクリスマス



昨日のこと、朝イチから巣巣の新春フリーマーケットへ偵察。たくさんの宝の山がなだらかな平地になっていました。3連休で賑わう渋谷へ行っていろいろ散策。レコード屋で昨年買いそびれたトレーシー・ソーンのクリスマス・アルバムを中古で見つけ「1月にクリスマス・アルバム買うのもいいね」と購入した。帰宅してレコーディング再開、真夜中まで。

朝起きたときは雨だった空模様がいつの間にかドカ雪に。みるみるうちに積もっていき、これを書いている今、むさしのは雨に変わり強い風が吹いています。昨日買ったトレーシー・ソーン、この日の天気に似合うこと!引き続きレコーディング作業だが積もった雪に音が吸い込まれるようで残響のない無音の雰囲気。夜に出かけられるだろうか。

成人の日、この日になるといつも2001年の横浜アリーナを思い出す。きっと来年も10年後もそうなのだろう。成人おめでとうございます。楽しい人生を。そして道路事情や電車など交通機関が大変なことになっていますのでくれぐれも気をつけて過ごしましょう。  
Posted by monolog at 16:16Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月13日

音を吸い込むように



昨日のこと、昼からレコーディング。ヤマチさんと手塚さんと新年ことはじめ。年始から自宅での孤独な作業が続いていたので意見を伺いながら進められるのは心強い(一人の作業も“アルターエゴ”と向きあえていいのだけども)。400人分のコーラスを耳の奥に響かせながら、ゆったりとした時間の流れのなかで良い歌が歌えました。早くみんなに聴いてほしい。

今日は朝からお昼くらいまで“巣巣の新春フリーマーケット”の会場にいます。細々としたものを追加出品する予定(CDなどレアなアイテムも?)。来週に迫った「POPS PARADE」は予約入場者に特典として中村佑介くんの手によるバッジがプレゼントされるそう。10数年来の知り合いである中村くんに似顔絵(?)を描いてもらったのは初めて。「ポチをいれて」とお願いしたらインディアンモチーフまで描き入れてくれた。詳しくはこちら

3連休、まだあと2日ある。明日は雨らしいので出かけるなら今日だ。  
Posted by monolog at 08:32Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月12日

気持ちのスイッチ



未だに通販で『Christmas Songs』をご購入いただく方が多く、季節感の錯綜をポジティブな気持ちで嬉しく受け止めています。一番好きな12月へ向けてのスタートラインを走りだした気分。クリスマスCDを購入いただいた方には「Merry Christmas!」というメッセージカードをつけていますので。今日から3日間は“巣巣の新春フリーマーケット”、今年も参加させていただきます。大きいものではCASIOのキーボードとかスピーカーユニット、様々なアーティストTやサンプルで作った一点物T含む洋服、リマスター盤購入などで断捨離されたCD、自分以外にも読みたい人がいるだろうと思われる本などを安価で出品しています。3連休の予定のひとつにぜひ。僕は明日13日にお店にいると思います。

今日はレコーディング、来週末はライブ。1月はもうすぐ折り返すところです。1月はいつも1週間単位で気持ちが切り替わっていく気がします。寒い日が続いても庭の梅の木に濃い赤のかたい芽がついているのに気づいた三連休の始まりの日です。




“POPS Parade Festival -the Anniversaries”
2013年1月19日(土)@表参道 GROUND(旧表参道FAB)

16:00開場/16:30開演/料金:前売 3,800円 当日 4,300円(ともに1D別)
w/ CHOCOLAT & AKITO、HARCO、Bertoia、杉本清隆(orangenoise shortcut)、risset 他
*安宅浩司、ヒックスヴィル中森泰弘両氏をサポートに迎えてのトリオ編成での演奏を予定

良質なPOPSをサポートし続ける情報サイト「ポプシクリップ。」企画の
豪華なイベントにお誘いいただきました。小さなフェスの様相。お楽しみに!

チケットについてはこちらをご参考ください。


表参道GROUND(http://www.omotesando-ground.jp/
東京都渋谷区神宮前4-2-12 WES
TEL;03-5772-8566
  
Posted by monolog at 09:14Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月11日

巣巣の新春フリーマーケット



今年も「巣巣の新春フリーマーケット」に参加します(今年もフライヤーのイラストを書かせてもらいました)。去年はギターとか1000曲入りiPod nanoとか結構派手なモノを出したのですが今年は本、服、CDを中心に。いらないものを無闇に出すのではなく「あ、これは今誰かが欲しいモノかもな」というものをチョイスしました。他の出品アーティストさんたちも素敵なものを出すと思います(去年は開店時に行列ができていてビックリしました)。2013年カレンダーもご購入いただけると思いますので3連休はぜひ巣巣へ。

frm2013


巣巣の新春フリーマーケット

2013年1月12日(土)・13日(日)・14日(月/祝)

10時30分〜18時(最終日1/14は17時まで) 

イラストレーター、作家、ミュージシャン、デザイナーなど、クリイエーターたちが
大集合してフリーマーケットを開催します。人気作家たちが愛用品をお値打ち価格で出品。
いいもの、掘り出しものがざっくざく! 新春から福を探しにご来店ください。

■出品者(出品者はさらに増える予定です。最新情報は巣巣HPをご覧ください)
石坂しづか イナキヨシコ 井上アキヒロ(VRANA) いとう瞳 内田由紀子 甲斐みのり
+CAPSULE 櫛引彩香 島田薫(kirpputori) 巣巣 dans la nature tent 富田惠子
服部あさ美 平澤まりこ mille books 福田利之 松尾ミユキ 森永よし子 山田稔明
芳野 warang wayan

■会場;巣巣
〒158-0082 東京都世田谷区等々力8-11-3 1F  
電話 03-5760-7020  

詳細地図はHPをご参照ください
*東急大井町線等々力駅より徒歩10分。東急バス「都市大等々力キャンパス前」下車すぐ

□ショッピングバッグをご持参の上、ご来場ください。 
□商品の返品はご遠慮ください。 
□混雑時は入場制限をさせていただく場合もございます。  
Posted by monolog at 13:27Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月10日

猫ミーティング



昨日のこと、吉祥寺のカフェで打ち合わせ。線路下にある、初めて行く広くて天井の高いお店。知らないお店がたくさんあるものだな。終わって吉祥寺の街をフラフラと歩いているとイトケンさんにばったり、「あけましておめでとうございます」の挨拶。「猫触りにきてくださいよー」「ういっす」ということで夜に再合流することに。

この日も旅行中のお宅の猫番へ。いつもこちらが猫のお世話をしてもらう立場だが、こうやって連日出かけていくとホントに面倒くさいことを嫌な顔ひとつせずやってもらってるのだなーと再確認。2匹いる猫の片方は最後まで出てこず。人見知りしないカツオくんと遊ぶ。

夜になってイトケンさん来宅、ポチはいつもお世話してもらってるので最大のサービスでお出迎え。最初はイトケンさんが来ると逃げ隠れしていたポチも今では「なんかしてくれろ!」という顔をする。猫としゃべれたら楽しいだろうなあ。今年もイトケンさんにはいろんな機会にお世話になると思う。よろしくお願いします。  
Posted by monolog at 09:49Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月09日

鎌倉詣で



昨日のこと、お昼すぎから鎌倉へ。鶴ヶ岡八幡宮へお参りして猫用のお守りを買い、昨年末にライブでお世話になったカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュへ新年の挨拶に。美味しいオムライス(ハーフサイズがあるので甘いものも一緒に頼める)とゴーフルと堀内さんが“五木式”で淹れたコーヒー(ミツオ)、至福の時間。今年も鎌倉でライブがやりたいな。

友人が切り盛りする雑貨屋molnにギリギリ(閉店直後)に辿り着いてここでも新年の挨拶を。今月で一度店を閉め、3月に鎌倉の別のスペースでリニューアルするそうで、移転前のお店に来られてよかった。鎌倉はいつ来ても空気が凛としているように感じて気分がいい。とっぷり暮れた夜にぐるっとIKEAをひやかして吉祥寺へ帰り、猫番を頼まれているおうちへ着くともう一日の終わり。よその猫を見ると自分の家の猫とは全然違う“シナ”があって可愛くて美しいと感じる。で、家に帰ってくるとやっぱり自分の家の猫も可愛い。やっぱりこう思う、「みんな違ってみんな良い」と。  
Posted by monolog at 09:20Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月08日

Song of the Week vol.1 “These Days”

昨年末にLivedoorブログがJASRACと包括契約をしてJASRAC管理楽曲の歌詞掲載が可能になった、というニュースをぼんやりと眺めていたのですが、年が明けてからギターを爪弾きながら考えたのは自分の好きな歌を再解釈する2013年にしたいなということでした。ずっと好きで聴いてきた曲も実際にギターでコードを追ってみたり歌ってみたりするとまた違う角度から光が当たるものですね。

“Song of the Week”というタイトルで気ままに連載開始、週1かもしれないし隔週かもしれないし、忙しくなって断続的になるかもしれませんが2013年の習慣、目標にしたいと思います。第一回目はJackson Browneの「These Days」を。ギター弾き語りにコーラスだけダビング、ミックスは『pilgrim』『home sweet home』そして現在制作中の新作でもお世話になっているfreewheelの手塚雅夫氏にお願いしました。



  続きを読む
Posted by monolog at 12:05Comments(2)TrackBack(0)

いくつものスタートライン



昨年末からずっと懸案だった運転免許の更新へ。ぎりぎり。秋に一時停止怠りをやってしまいゴールドを失ったのでまた一から真面目にリスタート。帰路、久々に三鷹のレコード屋パレードに挨拶。さて帰ろうと三鷹から一駅吉祥寺まで電車に乗ったつもりが中央特快で中野まで行ってしまう(買ったレコードのライナーを読みふけっている間に、という中学生のような失態)。

せっかくなので中野ブロードウェイをぐるぐる歩きまわって、あらためてそのディープな世界に圧倒され踵を返して吉祥寺まで戻ってきて知人の猫を見にいく。うちの猫が一番可愛いのは間違いないが人んちの猫もやっぱり愛らしいなあ。みんな違ってみんな良い。今日は今日でいくつものスタートラインのうちのひとつの一日。

  
Posted by monolog at 09:36Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月07日

名画座、星の旅人たち



今年最初の日曜日、お正月の尻尾という感じ。昼前から数時間、修行のような録音で指がカチカチに。夕暮れあたりから「やっぱお正月気分のシメは映画だな」と飯田橋の名画座ギンレイホールへ。お目当ては2010年制作で去年公開された映画、まったくノーマークなロードムービー「星の旅人たち」。去年観ていたら確実に2012年ベスト映画だった。

エミリオ・エステヴェスが監督し父親のマーティン・シーンが主演。サンチャゴ・デ・コンポステラへの巡礼“Pilgrimage”の話だが、物語がカリフォルニアのヴェンチュラから始まった時点で「オレの好きなパターンのやつやん!」と確信。音楽も良く、ジェームズ・テイラー、ニック・ドレイク、アラニス・モリセットなどが挿入され、ずっと涙ぐみながら観る。聖地を目指すたくさんの“pilgrim”たち、悲しみとはかくも人間同士で癒しあえるものなのか。もしそうならまだまだ素晴らしい世界だ。

今望むもの、やりたいことリストに「サンチャゴ・デ・コンポステラ巡礼」がリストイン。まずは貝殻のお守り探しから始めようと思う。2本立て「キリマンジャロの雪」を見終えたらもう夜中。友人と落ち合って新年会的な食事を。今年もたくさん楽しいことを考えたいし楽しい旅を続けたい。こんなふうに僕らはそれぞれ旅の途中。

  
Posted by monolog at 10:00Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月06日

抱負と白湯



昨日のこと、経堂のギャラリー芝生の「2013年の抱負」展へ出かける。そこで塩漬けの桜の花びらが入った、澄み切った白湯をいただいた。「抱負」と言うときになぜ“負ける”という字を使うのか不思議だったのだけど、“負ける”ではなく“背負う”という意味での“負”なのですね。心に抱いたり背負ったり、僕も今年の抱負を墨と筆で書いて誓ってきました。7日(月)まで。

top_image
  
Posted by monolog at 16:13Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月05日

仕事はじめ



昨日のこと、仕事はじめはプロデュース案件のデモ録音。久々にFender Cabronita Telecansterにプラグイン。気持ちよくなって1時間くらいずっとギターソロを弾いていた。まだお正月気分の猫がものすごい勢いで甘えてくる仕事机に向かって。夜に完成、いい始まり。

年が明けてから2日に1曲のペースで人生で聴いてきた好きな歌の解析と、模写にも似た弾き語りカバーに挑戦している。ずっと好きで聴いてきた歌も演奏してみると目からウロコ!ということがとても多い。2013年が動き出しても週1曲くらいのペースくらいで研究していきたいと思う。これも今年の抱負/目標。

とても寒い、今年最初の週末。  
Posted by monolog at 12:29Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月04日

2013年の目標



昨日のこと。作詞モード。あと2行のフレーズを考えながら渋谷へ出かける。楽器屋とレコード屋を物色、年始でセールをやっててつい買いすぎてしまう(今年は買ったレコードを全部インスタグラムに記録することにしました)。1月はいつもこういう晴天が続く。とても冬らしい天候。吉祥寺へ帰ってきて溜まっていた映画を観ていたら杉未来くんから電話がかかってきてお酒のお誘い。杉さんも来るというので出かけていく。

未来君とギタリストの哲さん、杉さんも合流。お店を2軒まわって前日に続き杉さんと歌詞を書くことについてのとても興味深い話ができた。帰り道は歩いて帰る杉親子と並んで僕は自転車を押しながら。未来君に「今度THE WHO聴いてみなよ」とか言いながら。いい夜。下膨れの月がきれいな空でした。

2013年の目標を。まずは新しいレコードのリリース、1枚と言わず複数枚。そしてライブを全国の隅々まで。四国全県ツアーと福岡から始まる九州ツアーを実現させたい。2012年はたくさん楽曲提供させてもらった1年でしたが、今年も自分じゃない誰かが僕の言葉とメロディを歌うことによって起こる化学反応をたくさん目撃したい。そして久しぶりにアメリカ旅行がしたい。1年の最後にどれも叶っていますように。  
Posted by monolog at 11:46Comments(1)TrackBack(0)

2013年01月03日

2013年の杉祭り




今年の初ステージは吉祥寺スターパインズカフェ。「お正月だョ、全員集合! 吉祥寺の杉まつり2013〜今年1年が巳年でありますように〜」高齢になった、もとい!恒例になった杉真理さん主催の杉祭り。大御所だらけの会場で小さくなりながらリハを眺める。ライブ自体4時間半の長丁場だったけれどもリハーサルから数えたらそれこそ10時間くらいか。無事終了できたのは最後までこと切れなかった杉さんと舞台監督の八木沢さんのおかげ。

僕は杉さんと今年もふたりでエヴァリー・ブラザーズの「夢を見るだけ」を。そして「あさってくらいの未来」をバンドで演奏してもらって歌いました。ドラムは杉さんの息子の未来くん。『cobblestone』や「maybe someday」をプロデュースしていただいてた頃は小さな子どもだった彼にリズムを支えてもらっているという、不思議。時は流れる。

飽きることのないどの出演者の方々も充実の演奏でしたが、特筆すべきはシークレットゲストの鈴木聖美さん。「コーヒールンバ」、声がすべてを持っていくというシーンも目撃。杉さんが聖美さんに提供したデュエット曲も素晴らしく、普段あまりクローズアップされる機会の少ない杉さんのR&B/ブラック的な要素が垣間見れて感動した。最後は出演者全員で「Twist & Shout」を。

2013年カレンダー持っていっただけ売り切れ感謝。打ち上げで久しぶりに杉さんと歌詞の話やここには書けないいろいろな話ができてよかった。数時間お酒を飲みながらゆっくりと杉さんと言葉を交わしたのはもしかしたら所属プロダクションをやめようかどうしようかと悩んで話を聞いてもらった10数年前の夜以来かもしれない。全然あっという間じゃない、とても長くて心から楽しい1月2日でした。  
Posted by monolog at 10:44Comments(1)TrackBack(0)

2013年01月02日

映画初め




お正月の劇場で「フランケンウィニー」を観てきた。アメリカの友人に「トシアキっていう登場人物がいるよ」と聞いて以来、英語で「Toshiaki」が連呼されるのを体験したかったのだけど、日本語吹き替え版しか上映してなく残念。しかしとても面白く年の初めから大満足(ネコについてのいろいろな不満はあるが)。

帰ってきても溜まっていた映像ソフトを。キャメロン・クロウ「幸せへのキセキ」も見逃していた作品。「We Bought a Zoo」という印象的な原題だったのだけど、じわじわ泣ける素晴らしい映画だった(実話に基づいているとは!)キャメロン・クロウならではの佳曲揃いのサウンドトラックもヨンシーの音楽も良い。

マイク・ミルズ「人生はビギナーズ」を観始めたところで「あああ、面白いんだけどこのままオレは毛布の海に沈むのだろうな…」と思っているうちに夢の中へ。去年は映画を観る機会が極端にすくなかったので今年はもっと劇場へ足を運びたい。去年のベスト映画はやはり「桐島、部活やめるってよ」でした。

明けて今日は吉祥寺スターパインズカフェでの杉真理祭り。杉真理、伊藤銀次、松尾清憲、村田和人、黒沢秀樹といったポップス界の大先輩の皆さまの白組の末席に混ぜてもらって歌い初めしてきます。ご来場の方はお楽しみに。弾き語りとバンドをバックにのびのびと歌わせていただきます。仕事始め!  
Posted by monolog at 11:34Comments(0)TrackBack(0)

2013年01月01日

2013年もよろしくお願いします




11月からずっと忙しく動いていたので年末、大晦日は特にだらだらと過ごしました。テレビで「笑ってはいけない」をながら見しながらTwitterで紅白が面白そうだったら観る、というパターン。年賀状はこれから書きます(ポストカード企画お正月編をお待ちの皆さま、31日の午前中にポストインしたので到着まで今しばらくお待ちください)。ライブ初めは2日の吉祥寺(若輩者の僕は早めの出演となっています)、個人的仕事始め(年頭の決心)は3日を予定しています。通販発送は4日から。本年もよろしくお願いします。


“お正月だョ、全員集合! 吉祥寺の杉まつり2013〜今年1年が巳年でありますように〜”
2013年1月2日(水)@吉祥寺 Star Pine's Cafe


15:00開場/16:00開演(20時終演予定)/料金:前売り5000円
【白組】杉真理、伊藤銀次、黒沢秀樹、松尾清憲、村田和人、山田稔明 他
【赤組】遠藤響子、玉城ちはる、野田幹子、渡辺かおる他
好評につき今年も決定した“杉真理祭り”です。

吉祥寺 Star Pine's Cafe
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
TEL:0422-23-2251


top_image

  
Posted by monolog at 10:28Comments(0)TrackBack(0)