2014年11月30日

カレンダーもあと1枚…



毎年恒例の僕の猫イラストを配したカレンダー、2015年版はこれまで以上に全国津々浦々たくさんの皆さんからお申込みいただいて嬉しい悲鳴が続いています。通販STORE販売分の「誕生月に宛名とサイン入り」をご希望の方は11月いっぱい、すなわち今日いっぱいのお申込みで締め切りとさせていただきます(いよいよ師走の時期に入りますのでどうかご了承ください)。もちろんライブ会場では引き続きサインさせていただきます。年内は明日の下北沢、週末の恵比寿、鎌倉ディモンシュと巣巣でのクリスマスライブ、関西でのライブのときにご購入、あるいはご持参いただければ。

現在ライブ会場と通販以外に、等々力 巣巣、経堂ギャラリー芝生、相模原市のギャラリーたねまめ、京都 恵文社一乗寺店、奈良 風の栖、加古川 チャッツワースで販売していただいています。また「うちのお店で販売したい!」というショップの方がいらっしゃれば「info@gomesthehitman.com」までご一報ください。猫が四季を駆け抜けていくカレンダーで新しい1年をお付き合いいただけたら嬉しいです(音楽がく生活に寄り添うのと似ているような気がします)。

通販STOREはこちら(サイン入りでの発送は本日お申し込み分まで)  

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2014年11月29日

猫ディナー(without 猫)



昨日のこと。朝からひたすら原稿書き。2014年を総括するMONOLOGを作ろうとしている。12月第一週に間に合うのだろうか…。それにしてもいろんなことがあった1年でした。あれも今年のことだったか、これも今年のことだったか、と濃縮度がすごい。怒涛の12月が始まる前に広尾へ髪を切りに午後から出かけて、マッチ棒のように、まっさんのようにしてもらった。街は浮足立って、キラキラと美しい。

夜になって帰宅。近所に住む栗コーダーカルテット、Contoroversial Spark、図書館で活躍する近藤研二さんが来宅、一緒に御飯を。僕は近藤さんの音楽をそれこそ20年前のハイポジから聴かせてもらってきたが、近藤さんも最近僕のCDをわざわざ買って聴いてくれて嬉しい言葉で褒めてくださった。「猫が繋いだ縁」というのも今年の大きな出来事でした。実家から明太子やみかん、うまかっちゃんなどがたくさん送られてきたので同じ九州人である近藤さんにお裾分け。きっと近藤さんもポチ実を見て触りたかったはずなのだけど、獰猛な気まぐれ仔猫は呼び鈴がなるなり2階へ駆け上って逃げて、どこにいるのかさえわからないほど気配を消すという“つれなさ”。近藤さんとはこの界隈のうわさ話から映画「ゼロ・グラヴィティ」を眺めながらのスケールの大きな宇宙の話(近藤さんの説明による相対性理論はとてもわかりやすかった!)と気付は日付をまたぐ楽しい時間でした。

近藤さんが帰るとポチ実はシラーっと階下に降りてきて僕の足にまとわりつく。マルオくんの百ヶ日法要も過ぎて猫の柔らかな手触りを欲しているはずの近藤さんにポチ実と遊ばせてあげられるのはいつになることか…。  
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2014年11月28日

ONE DAY / good evening blue



昨日のこと、午後から「ひなたのねこ」展大阪編の打ち合わせ。これまでの展示はなにか問題があるときにはすぐに出かけて修正すれば済んだが、遠く離れた大阪の展示なのでいろいろ下準備が重要。たくさんの展示物を遠くまで運ぶのはこれが最後の機会になりそう。どうか全関西の皆さん、展示とトーク&ミニライブを観にきてください。夕方から参宮橋trayで開催の山田タクヒロさん個展「ONE DAY - working animals」を観にいく。タクヒロさんは同い年で同じイニシャル、僕が初めてアアルトコーヒーとチャッツワースとのコラボでコーヒー缶(紅茶缶)を作ったときに猫の絵を描いていただいて以来のお付き合い。ひなたのねこ展でも版画で参加してもらっています(猫が弾くギターがジャガーなのがさすが音楽通!)。最終日ということで福田利之さんやイナキさん、甲斐みのりさんなども揃って見にきていらっしゃった。みんな仲良し。

そこから表参道へ移動してブルーノート東京へ。ここへ来るのは冨田ラボのライブ以来か。この日は高野寛さんと畠山美由紀さん、おおはた雄一くんの3組でのコラボレーションライブ。3者が組んず解れつステージで共演(大阪ブルーノートでも同じライブが来年あるらしいので以下ネタバレご注意ください)。おおはたくんは吟遊詩人のような語り口のフォークソングで相変わらず声がまっすぐ飛び込んでくる。高野さんの「Dog Year, Good Year」は前日の「インターステラー」同様に時間の流れをまたいろいろと考えさせられた。高野さんと畠山さんとで歌う「確かな光」はとても芳醇な声の重なり。そして畠山さんの「わが美しき故郷」が聴けて嬉しかった。初めて気仙沼を訪ねたときにiPodからこの歌を聴いた静かなホテルの夜を思い出す。最後に3人の声と2本のギターで奏でられた「美しい星」は祈りのような響き。感動した。

終演後楽屋を訪ねると高野さんとおおはたくんは初めてのブルーノート出演で緊張していたそうで、しかし会場の雰囲気に似合った素晴らしい演奏、堪能したことをお伝えした。高野さんに映画「インターステラー」をお薦めしたら反対に高野さんから「天才スピヴェット」という作品を教えてもらった。畠山さんは普段は小柄で飾らない方なのにステージ上のあの風格、貫禄はなんなのだろうか。ライブを観にこられていたコトリンゴさん(加古川チャッツワースでのライブでファミリー全員をとりこにした)に初めて挨拶。クリスマスムードでキラキラな街を帰る道すがら、いろんなことを考えさせられるような刺激的なコンサートでした。

さあ、来週から始まる怒涛のsweet decemberの準備を。  
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2014年11月27日

映画「インターステラー」を体験



昨日のこと。クリストファー・ノーラン監督作品「インターステラー」をレイトショーで体験した。映画というものはこれまで人間が見たことのないものを見せるエンターテイメントであるならば「インターステラー」は完ぺきな物語だ。160分という長尺をまったく感じさせない初体験シーンの連続だった。昨年の「ゼロ・グラビティ」以上にそのストーリーに惹きつけられた。僕は根っからの文系人間なので宇宙のことを考えることすら放棄しているが、この映画を見終わった後はブラックホールやワームホール、次元についてインターネットに書いてあることを読みふけってしまいました。

時間の単位、時間の感覚を考えるときに、猫は15年から20年くらいで一生を終えるから人間の寿命に換算すると4倍以上の早さで与えられた時間が過ぎていくことになる。妹だと思っていたポチがおばあちゃんになって天寿をまっとうするまでの13年間で果たして僕自身はどれくらい成長しただろうか、などと星の見えない雨の夜空を見上げながらぼんやり考えてしまうような、なんだかよくわからないが途方もないスケールの風景を見てしまった。宇宙に詳しい誰かにいろいろ説明してもらいながらもう一回観たい映画。やっぱり映画館で観る映画は格別。

ディラン・トーマスの詩とウディ・ガスリーの「ダストボウル・ブルース」が耳の奥にこだまする。  
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2014年11月26日

12月は大阪2公演/天保山グルッグ2ndアニバーサリーライブ急遽決定しました

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年末はスタンダードブックストア心斎橋で「ひなたのねこ」展、関西の皆さんにお世話になりますが、その展示開始の12月20日に大阪天保山にあるグルッグの2周年と年の瀬クリスマスをお祝いするライブが決定しました。昨年から「ねこ写」「ネコテン」とグッズ販売でお世話になり、昨年の11月には札幌からのツアー中だったカポウさんと合流して1周年のライブをやらせていただいたギャラリーです(上の写真は去年の様子です)。去年会場入りまでの時間に駆け回った海遊館、そして夕陽の名所という触れ込み通りのサンセットを眺めて感動したことは忘れられません。

26日のスタンダードブックストアでの中村佑介くんとのトーク&ミニライブは猫がテーマになると思うので、グルッグでのライブはまったく違うセットリストでお届けしたいと思います。ぜひお昼にスタンダードブックストアで「ひなたのねこ」展、午後は海遊館で、夕方は美しい黄昏を眺めて、夜はグルッグでのライブというコースを強くお薦めします。限定人数での貴重な夜になると思いますのでぜひたくさんのご来場を。予約はこちらで受付中です。今年も例年通り年末にたくさんのライブが決定しています。とても忙しい時期ですが、だからこそ音楽に手を伸ばして充実した季節を送りたいものですね。いろんな会場でお待ちしています。あたたかい空間と音楽を用意して。


2014年12月20日(土)@大阪 天保山 glogg
“glogg 2nd Anniversary SPECIAL LIVE!”

19:00開場/19:30開演/2500円(ドリンク付き)
出演/山田稔明(GOMES THE HITMAN)

昨年からネコテンなどの展示でお世話になっている
大阪天保山にあるギャラリー「グルッグ」、昨年に続き
今年もアニバーサリーライブに誘っていただきました。
限定人数での親密なライブにご期待ください。

glogg(グルッグ)
11:30-19:30(火曜休み)
大阪市営地下鉄 中央線「大阪港駅」下車 4番出口より徒歩約3分
〒552-0021大阪市港区築港2-8-29 播磨ビル2F
TEL / 06-6572-6911


  
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2014年11月25日

HARCO × 山田稔明 @ 下北沢 mona records【2014年11月24日:ライブ後記】

昨日のこと。1年前に新潟、金沢と3公演一緒に回ったHARCOとは「このシリーズの東京編をやりたいね」とずっと話していたのだけど、モナレコードのユキタツヤ店長がお店をやめる卒業公演というかたちで季節を越えて実現した特別な夜でした。HARCOと初めて一緒に演奏したのは確か15年前の今頃、渋谷クラブクアトロでの「new atlas ep」のレコ発ライブだったはず。HARCOはゲストで、僕らバンドは彼と一緒に「隣人ロック」という曲を合同で作曲し演奏、そのときの映像をHARCOのマネージャーさんにDVDに焼いてもらって、しみじみと観たのも1年前のこと。15年来の盟友との対バンは僕の演奏から始まりました。

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卒業する行さんに捧げて「どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと」、会うたびいつもニコニコ笑っている行さんに重ねて「笑う人」、そして続けて「home sweet home」を。モナレコードが下北沢のシーンに与えた影響はとても大きい、と思う。僕は2000年代中盤頃はよく出させていただいていた。ここ数年はご無沙汰気味だったので“古巣”とまでは呼べないが下北沢で時間があいたときに覗いて行さんを探してみたり、最近だとleteでライブをやる日は開演までモナの2階カフェで時間つぶしをすることも多い。

共演相手のHARCOは先月お父さんになった。そんなHARCOに捧げて演奏した歌は「僕らの暮らし」。前述した1999年渋谷クアトロのライブではまだリリース前のこの歌をHARCOとバンドでセッションしたが、かつてバンドのアニバーサリーのときにファン有志が作ってくれたジンのなかでアンケートに答えたHARCOが一番好きな歌は「僕らの暮らし」答えたことを僕は忘れていなかった(HARCOはとても喜んでくれた!)。そして今年初めての「sweet december」、この歌を歌うと一気に年の瀬の波が押し寄せてくるような感覚。そしてHARCOを呼び込んでのセッション。

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HARCOのアップライトピアノで歌う「月あかりのナイトスイミング」、誰かがアンケートに書いてくれていたが「とても男性的」なナイトスイミングだ、と僕も思いました。1年前もそうだったのだけど、なんの打ち合わせもないのにHARCOはコーラスをしてくれた。「太陽と満月」もピアノ・ロッキンなアレンジで。最後はHARCO監修のコンピレーションでたくさんの人に聴かれた「SING A SONG」で終了。とても楽しい1時間の演奏でした。

次はHARCOのステージ。モナレコードから愛されたミュージシャンだなあと感じる。現在制作中だという新作からの新曲、ドンカマやシンセを使った歌など聴きどころがたくさん。そのなかでも「バッティングセンター」というHARCO初期楽曲、面白いアレンジにハッとする瞬間がありました。HARCOに呼び込まれて再びステージへ。「Night Hike」と「丘陵叙景」をセッション。僕も僕なりのコーラスを添えてみた。GTHの恵比寿のライブでも弾いた1965年製のHarmony H45 Alden 9908(愛称はタキシード)をたくさん弾いて楽しかったな。アンコールでは1年前同様山下達郎さんの「クリスマスイブ」をふたりで。

三連休の最後の日、たくさんのご来場ありがとうございました。10年前からずっと下北沢の重要ショップだった本屋フィクショネスの店主(今年の夏に閉店して現在は作家として大活躍中の藤谷治さん)が観にきてくださったのが嬉しかった。10年以上前に僕はフィクショネスにポチのポストカードを委託販売してもらっていたのだ。下北昔話。打ち上げにはHARCOバンドの石本さん、ヴィオラ奏者の田中さん(森のオーケストラ!)、高橋徹也さんなど初めましての顔も含めて楽しく賑やかに、途中からは行さんも加わっていい気分な夜でした。僕を誘ってくれた行店長に大きな感謝を。また面白いこと企んでください。モナレコードのユキタツヤ卒業公演は11月30日まで続きます。ぜひ足を運んでみてください。

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mona records ユキタツヤ卒業記念公演ーHARCO × 山田稔明(2014年11月24日 @ 下北沢 mona records)【SETLIST】



2014年11月24日 @ 下北沢モナレコード
“mona records ユキタツヤ卒業記念公演ーHARCO × 山田稔明”


1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
2.笑う人
3.home sweet home
4.星に輪ゴムを
5.僕らの暮らし
6.sweet december
7.月あかりのナイトスイミング(with HARCO)
8.太陽と満月(with HARCO)
9.きれいな言葉で
10.SING A SONG

<HARCOステージのなかで共演>
NIGHT HIKE(with HARCO)
丘陵叙景(with HARCO)

<アンコール>
クリスマスイブ(山下達郎 カバー:with HARCO)


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2014年11月24日

日曜日の肖像



昨日のこと、よく晴れた日曜日。思い立って等々力の巣巣へ。藤川孝之さんの絵とnatsuno hiraiwaさんの服の展示。藤川さんは期間中在廊してずっとデッサンをされているそうで、この日も朝からずっとお客さんを相手に筆をかざしていらっしゃった。ふっと空いた時間があって「山田くんも描いてもらえば?」と言われたので喜んでお願いした。40分くらいかけて藤川さんはペンでサッサササッと僕の肖像を描き上げた。“九州男児の眼力”という感じのかっこいい絵になって嬉しかった。その後、仕事を終えてすっきりした藤川さんとワインを。異業種のアーティストといろんな話ができて貴重な時間でした。展示は今日までやっています。巣巣は人と人とが繋がる場所だな、と改めて実感。12月にクリスマスライブを。もうこれで5年目になるなんて信じられない。




2014年12月24日(水)@ 等々力 巣巣
“巣巣のクリスマスライブ”

出演:山田稔明 tico moon
19:00開場 19:30開演(21:30まで)
チャージ4200円(長男堂の特製クリスマス弁当付)
(内訳はライブ3000円 お弁当900円 ドリンク300円)

今年で5回目となる、すっかり恒例の巣巣でのクリスマスライブ。
今回はアルバム『新しい青の時代』でもすてきなハープの演奏で参加して
いただいたtico moonのお二人との共演となります。カフェ長男堂による
特製クリスマス弁当付、スペシャルな夜になること間違いなしです。
お一人でも、お友達とでも、もちろんカップル、ご家族でたくさんの
ご予約をお待ちしております。2014年を締めくくる素敵な夜にしましょう。

*予約申込は巣巣HPにて受付

巣巣(http://www.susu.co.jp/
東京都世田谷区等々力8-11-3
03-5760-7020  
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2014年11月23日

土曜日のエンプティ・ハート



昨日のこと、吉祥寺のリベストギャラリー創で行われている上條淳士原画展「最後の1983」を散歩がてら観にいきました。僕は中学生のときに日本のロックバンドTHE STREET SLIDERSが大好きだったので彼らの影を感じさせる「TO-Y」という漫画をよく読んでいた。奇しくもこの日福岡でイベント出演の杉真理さんとメールのやりとりをしていて、そのイベントに麗蘭が出るとのことで「僕が最初に組んだバンドはスライダーズのコピーバンドで彼らの楽曲から取って“Empty Heart”っていうバンド名だったんですー」という僕のメールを杉さんは蘭丸(土屋公平さん)に伝えてくれて「ありがとう!」という言葉をもらった、という奇跡のような土曜日でした。週末、そして二の酉で賑わう八幡神社。一の酉の日に縁起物は買ったので昨日は1年間お世話になった熊手を奉納。天気のいい快適な週末。夜中、気づいたら自分がしゃべっていた。ゲスト出演したラジオ日本、真夜中3時半からの「佐藤満春 in 休憩室」なんのありがたみもないからっぽのおしゃべりがこの時間には楽しくて相応しいと思った。「光と水の新しい関係」をかけてもらう。感謝。また出たい番組。

引き続き明日のモナレコードでのライブのための準備を粛々と。



2014年11月24日(月祝)@ 下北沢 mona records
“mona records ユキタツヤ卒業記念公演ーHARCO × 山田稔明”


18:00開場18:30開演/前売2,500円 当日2,800円(ドリンク代別途)
出演:HARCO、山田稔明
*Peatixにてチケット販売中→http://peatix.com/event/55173

下北沢 mona records(http://www.mona-records.com/
〒155-0031世田谷区北沢2-13-5 伊奈ビル2F&3F
TEL: 03-5787-3326
FAX: 03-5787-3327
info@mona-records.com  
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2014年11月22日

三連休の締めくくりは下北沢 モナレコードで/HARCO × 山田稔明

昨晩はHARCOとメールでセッションの打ち合わせ。。ちょうど1年前に高知でのイベント、そして燕、新潟、金沢とふたりでスプリットツアーを回ったあと東京でも同じシリーズのライブをやりたいねと話していたのが、ようやく1年越しで、モナ行さんの卒業公演として実現します。僕の歌にHARCOに参加してもらってHARCOの歌に僕が参加したり、セッションしたりします。10年以上の付き合い、盟友HARCOとのライブ、とても楽しみです。ぜひご来場ください。


2014年11月24日(月祝)@ 下北沢 mona records
“mona records ユキタツヤ卒業記念公演ーHARCO × 山田稔明”


18:00開場18:30開演/前売2,500円 当日2,800円(ドリンク代別途)
出演:HARCO、山田稔明
*Peatixにてチケット販売中→http://peatix.com/event/55173

下北沢 mona records(http://www.mona-records.com/
〒155-0031世田谷区北沢2-13-5 伊奈ビル2F&3F
TEL: 03-5787-3326
FAX: 03-5787-3327
info@mona-records.com

  
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新春「ひなたのねこ」展は九州 諫早へ

今年の春の経堂ギャラリー芝生から始まり、ポチが天国に行ったあと真夏の等々力巣巣、そしてポチ実が登場して秋の鎌倉moln、激動の1年を締めくくる年末の大阪スタンダードブックストア心斎橋、そして年が明けたら故郷の九州へ巡回することになりました。展示を写真絵本「ひなたのねこ」の写真30点、物販はCDや「愛猫ポチ」グッズに限定したミニひなたのねこ展となりますが、季節を越えて続いていく物語はついに関門海峡を越えていくのです。ぜひ遠くから近くからご来場いただければ幸いです。オレンジスパイスで2度目となるライブも行います。ああ、メタセコイアの並木はきれいに色づいているのだろうな。嬉野にもまた行きたいな。少し先の未来の楽しみがまたひとつ増えました。



08山田稔明「ひなたのねこ展」 in オレンジスパイス

会期:2015年1月10日(土)ー 1月18日(日)
会場:長崎県 諫早市 オレンジスパイス

愛猫家として知られるシンガーソングライター山田稔明が、猫との何気ない日常を描いた写真絵本『ひなたのねこ』を発表しました。その刊行を記念し、写真展をオレンジスパイスにて開催。猫がいる普通の生活を通して、それがいかに愛おしいものかということを伝えたい、そして猫と一緒に暮らしている人だけではなく、それぞれにかけがえないものがあり身近にある些細なことこそが大切なものだと、この展示を通じて感じてもらえたら嬉しいです。オリジナルのネコグッズ販売、そして最終日には山田稔明のライブイベントも開催! 

■山田稔明「ひなたのねこ」ライブ
歌に猫が登場することが多い山田稔明。
この日は歌詞に猫がでてくる曲を中心に演奏します。

2015年1月18日(日)18:30開場/19:00開演
料金3,000円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

★ご予約はオフィシャルサイトRESERVEフォーム
またはオレンジスパイス店頭にて

オレンジスパイス
長崎県諫早市栗面町162-4  0957-22-5151  
11:00〜21:00  無休

  
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2014年11月21日

映画「はじまりのうた」を鑑賞



昨日のこと。2月公開予定の映画「はじまりのうた」の試写会を一足早く観させていただく機会を得た。2007年「ONCE ダブリンの街角で」を撮ったジョン・カーニー監督によるニューヨークを舞台にした作品。お互いを必要なパートナーとして活動するミュージシャンカップル、二人で作った曲が映画主題歌に抜擢されてメジャーデビュー決定。ニューヨークにやってきてセレブのような生活、しかし光と影のなかでのすれ違い、浮気の発覚などで状況が一転、行き場のない孤独へ突き落とされてしまった主人公グレタは行くあてのないまま街をさまよい・・・というストーリー。

主人公を演じるキーラ・ナイトレイの可憐さと眼差しの強さは物語をグルーヴさせる。全盛期のウィノナ・ライダーにも似た雰囲気。彼女に目をつけるプロデューサーを演じるのは「キッズ・オーライト」のマーク・ラファロ、スターダムにのし上がる彼氏役はMAROON5のアダム・レヴィーン。劇中の音楽も素晴らしく、その制作過程とニューヨークの街並を眺めているだけでもわくわくする。銀座までの行き帰り、昨日はずっと冷たい雨の日だったが、この映画を観てとても楽しい気分になった。行ったことのないニューヨークに改めて強く思いを馳せることにもなりました。「ONCE ダブリンの街角で」も映画を見終わってすぐサウンドトラックを買った記憶があるが、「はじまりのうた」のレコードも今日早速買ってきた。キーラ・ナイトレイ自ら歌った歌はとにかく瑞々しく、インディ・クイーンのよう。音楽がいい映画はそれだけで素敵な映画。音楽好きにも映画好きにも、ミュージシャンの友だちや後輩にも薦めたくなる作品でした。

原題は「BEGIN AGAIN」、もう一回やり直すという意味。「始める」とはすなわち「やり直す」ことだ。音楽というのはみんなで楽しく共有することだってもちろんできるが、固く閉じた心に忍び込む魔法のようなものでもある。独りになりたいと願う人だって膝を抱えて目を閉じていても耳にイヤホンを突っ込んで歌を聴くのだから、音楽にはまだまだいろんな可能性があるよな…と、なぜだかそんなことを改めて考えさせられました。


  
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2014年11月20日

2015カレンダーの通販を開始します



毎年恒例の山田稔明イラストによるカレンダーも2011年以来
なんと5年目を迎えました!新しい年も山田稔明が描く猫が
四季を駆け抜けます。永遠の愛猫ポチに加えて仔猫のポチ実も
大騒ぎの山田稔明2015カレンダーはライブ会場と通販STORE、
全国いくつかの雑貨店等でもご購入いただけます。

通販STOREで購入  
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秋の井の頭公園、光と水の新しい関係



おととい。若き写真作家のたまごが吉祥寺に遊びにきたので井の頭公園にあるカフェでお茶をした。思えば春のお花見以来の公園。色付いた木々やふかふかの紅葉に一気に心が晴れ晴れした。唐紅の紅葉を敷き詰めた花言葉の連なり、「紅葉」の花言葉のひとつに「大切な思い出」というのがある。WOWOWのドラマ「グーグーだって猫である」で田中泯とグーグーと宮沢りえが並んで座っていた場所を見つけて座ってみたりもした。せっかく吉祥寺に住んでいるのに年に2,3回くらいしかここに来ないのは本当にもったいない。渋谷からの帰りに各駅停車に乗って井の頭公園駅で降りて家まで歩くのもなかなかいいのだけど最近はあんまり電車にも乗っていない。もっと身軽に動きたい。

若き写真作家は誕生日を迎えて26歳になったばかりで、仕事もやめてこれからどういうふうに活動していこうかという岐路に立ったタイミングで僕に話を聞きにきた。自分自身の現在位置までどうやって辿り着いたかをうまく言語化できない僕には気の利いたアドバイスはできないが、彼の心をふわっと軽くさせるような楽しい会話はできたような気がするし、キラキラした目を見ていると彼の未来は明るいと確信する。彼への誕生日プレゼントに選んだR.E.M.の『Reveal』というレコード、「Reveal」とは「本当の姿があらわになる」という意味だ。これから5年でも10年でもかけてなりたい本当の自分になればいい。

若き写真作家の日記  
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2014年11月19日

United State of GOMES THE HITMAN追加公演後記(2014年11月16日 @ 恵比寿 天窓 switch)

先週の日曜日のこと。GOMES THE HITMAN10月のスターパインズカフェ公演完売につき開催された追加公演。しかし僕らが選んだのは10月の前回ステージの再演ではなく曲かぶりなしのまったく異なるセットリストで2時間超のステージを構成することでした。100曲近い楽曲があっても、やはりライブ定番曲や「これは外せないマストチューンだろ」っていうのがあるわけですが、あえて「雨の夜と月の光」も「饒舌スタッカート」も「手と手、影と影」もやらないという、お客さんの予想を越えていこうとするチャレンジと、メンバーそれぞれの意地を張ったトライアルでもありました。

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お昼すぎに会場入り。恵比寿天窓switchでのバンドでの演奏は7年ぶり。会場スタッフが初めてのゴメスをとても楽しみにしてくれていて嬉しかった。PAを担当してくれたのはエンジニア古賀健一くん(コガウジ)。彼は今年春のプラネタリウムでの“夜の科学”の音響、高野寛トリビュートの「夜の海を走って月を見た」のミックスに続いてサポートしてくれた、同郷の頼れる後輩。十分な時間を取ったつもりがやはりリハーサルは開場ぎりぎりまで続きました(開演遅れてごめんなさい)。

僕は前回と同じようにジャケットを着て、白いシャツにモノトーンのネクタイを締めました。MCでも言いましたが僕にとって再始動GOMES THE HITMANは“あの頃”の鮮やかなパステルカラーでもノスタルジックなセピアでもなく、何の色もついていないモノトーンがテーマです。そして前回同様にスタックリッジの「Lummy Days」に導かれてステージへ。上も下もびっしり集まったお客さん。ミュージシャン冥利に尽きます。オープニングは『omni』を再現。「sound of science」のイントロから「愛すべき日々」へ。

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前回のスターパインズカフェ公演はメジャーデビュー15周年にフォーカスしたので、2000年代のVAP時代の楽曲は「手と手、影と影」のみの演奏でした。今回は『omni』から『ripple』の楽曲をまとめて。「明日は今日と同じ未来」はちょうど10年前の今頃リリースされたシングル。この頃のGTHはサポートギタリストの藤田顕くん(アッキー from PLECTRUM)にどんだけお世話になっていたことか。4人だけで演奏してみて身に沁みてよくわかった。前の晩にそのことを伝えるメールをしたらアッキーは佐野元春さんツアー先の福岡から再始動へのメッセージをくれた。MCでも紹介したアッキーのコメントは「一度止まったバンドを動かすのは急勾配の坂道発進。メンバー各々音楽活動を続けている最中、この時期の再始動は奇跡だと心から思う。おめでとう!」彼らしい優しい言葉でした。

そして「夜明けまで」で始まった『mono』楽曲パートではとにかく「笑う人」の演奏が熱かった。懸案だった間奏部分のラップもちゃんと滑舌よくできてよかった!この頃の楽曲はよく練習したから身についてるのだな。アコースティックパートでは須藤さんにエレキを弾いてもらって「シネマ」をしっとりと。そして「僕たちのニューアトラス」で始まる“まちづくり”三部作は「言葉はうそつき」のパワーポップ感にしびれる。「後戻りのできない年月を残り少ない日々で割ってみて、頭を抱えた方程式の先に数えきれない答えが」というリリックの力強さよ。色褪せない良い曲を書いたな、26歳の山田稔明よ。

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今年初夏から何度も弾き語りで歌ってきて、先日の鎌倉「ひなたのねこ」展ライブでも演奏した「スティーブンダフィー的スクラップブック」をバンドで合奏してしみじみと感動してしまった。誰かが終演後に「ダフィー良い曲だよね。ここ何日かずっと頭で鳴ってた」と言ってくれたが、僕も今年もう一度好きになり直した。「down the river to the sea」と合わせてこの切ない夏を回想させる歌。ここまで演奏してきて客席の皆さんは気づいただろうか。前回の時系列で古い順に辿っていったのとは真逆に、今回はVAP時代から遡っていくセットリスト。メジャーデビューミニアルバムからの秋の賛歌「夕暮れ田舎町」そしてインディーズ時代の「オレンジ〜真実」(これも秋から冬の歌だ)で本編終了。

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アンコール1曲目は「遅れてきた青春」、1997年に初めてインディーズでリリースしたCDに入っている曲だが、これは大学生の頃に書いた歌。思えば僕は19歳からGOMES THE HITMANを名乗っていて、そのバンドで40歳になっても歌っている。これはとても幸せなことだ。アウトロでの「ラララ」の4人のコーラスにお客さんの声も重なって感動した。最後に歌うのは「tsubomi」これも最初のインディーズ盤に収録され、メジャーデビューミニアルバムでも再演されたGOMES THE HITMANを象徴する歌。『「17歳の頃流した涙』を思い出し笑いした20歳の僕」を40歳の僕が愛しい気持ちで見下ろしながら歌う2014年。

熱心に観て聴いてたくさんの拍手をくれた皆さんに感謝。ライブに来られなかった皆さんにはまた次の機会にもっとすごいものを観せられるように善処します。前回と今回でGOMES THE HITMANは40曲の楽曲を演奏しました。そして楽屋に戻ってすぐ息を切らしながら「来月は◯◯◯やろうよ」「まだ◯◯◯もやってないよ」とニコニコしながら前向きなミーティングをしました。アニバーサリーイヤーの最後を飾る12月の“猫町オーケストラ”(7年ぶり)ではみんなが好きなあの曲も僕らが好きなこの曲も全部入りでお届けしようと思います。お楽しみに。

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2014年11月18日

【12月第1週】弾き語り“夜の科学”と“猫町オーケストラ”はSOLD OUT、バンド編成“夜の科学”も残席わずか!





昨晩から販売となった12月第一週の“歳末感謝祭”チケットですが、6日7日通しチケット、および7日の猫町オーケストラ公演はチケット完売となりました。6日の夜の科学公演に関してはもう少しだけチケット残っていますのでぜひこちらも。これで12月1日下北沢leteでのソロ弾き語り“夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽7”も含めて満員の40歳歌い納めのスーパーウィークになります(その週はリハーサル含めて毎日歌を歌っているという幸せよ)。猫町オーケストラに関しては3分で売り切れたとのことでした。観たい人全員に観れられたらいいなだけどなあ、という忸怩たる思いはありますが(もう倍くらいの集客があればもっと大きなホールを借りられるんだけどな…不甲斐ない)、平日の夜に固唾を呑んでコンピューターの前で時間を作ってくれた皆さんに心から感謝します。

みんながわくわくするようなことをひとつ言うならば、一昨日の恵比寿でのライブでアンコール終わって楽屋に戻ってきてメンバー4人で汗をふきながら交わした会話は「猫町であの曲やろうよ」「あの曲もまだやってないよ」という前向きなものでした。まだまだやってない曲があるし、秋に演奏した40曲のなかにまたしっかり演奏したい歌がいくつもあるな。そして、振り返ってみるとホールクラスの会場に機材を1から運び込んで大成功させたプラネタリウムでの“夜の科学”も今年3月のことなのだ。あのライブもすごかったよね。会場に来て体感しないと伝わらない夜でした。愛猫ポチを音楽で送った8月の“夜の科学”も美しかった。どんどんメンバーが増えていった夜の科学オーケストラの自分にとっての必然性。積み重ねた“夜の科学”がなければGOMES THE HITMANを再び動かそうとは思わなかったはずで、だからバンド編成の“夜の科学”も僕ひとりで歌うライブにも「ひなたのねこ」展も、皆さんに観てもらいたいと思います。伸びた枝葉すべてには新しいつぼみがあったり花がきれいに咲いていたりします。

次のライブは11月24日下北沢モナレコードでのHARCOとの2マンライブです。




2014年11月24日(月祝)@ 下北沢 mona records
“mona records ユキタツヤ卒業記念公演ーHARCO×山田稔明”

18:00開場18:30開演/前売2,500円/当日2,800円(ドリンク代別途)
出演:HARCO、山田稔明
*Peatixにてチケット販売中→http://peatix.com/event/55173

下北沢 mona records(http://www.mona-records.com/
〒155-0031世田谷区北沢2-13-5 伊奈ビル2F&3F
TEL: 03-5787-3326
FAX: 03-5787-3327
info@mona-records.com  
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2014年11月17日

【本日21時よりチケット発売】夜の科学46/猫町オーケストラ15によせて

「猫町オーケストラ」とはGOMES THE HITMANが2000年に始めたイベントです。その年の12月には趣向を凝らした1年のファン感謝祭のようなものになり、その後2002年からは2日間開催となり、豪華景品が当たるビンゴ大会や40曲近い楽曲をマラソン演奏するなど予想以上のボリュームで、それは僕が病気に伏した2004年を覗いて2007年まで毎年歳末恒例の2DAYSライブとして続きました。

「夜の科学」は2002年に個人的な実験の場として始まった山田稔明ソロライブです。新曲を最初に試すのはいつも「夜の科学」でした。こちらは僕の誕生日12月8日に近い週末を使って、歳を重ねることを意識しながらのイベントとなります。GOMES THE HITMANが活動を停止している間は四季に一度くらいの頻度で回数を重ねてきましたが、12月の「夜の科学」はやはり格別な思い入れがあります。

メジャーデビュー15周年とソロ活動5周年、40歳の1年を終える12月にこの歴史を重ねてきた「猫町オーケストラ」と「夜の科学」を2DAYSで開催できることをとても嬉しく幸せに思います。何を演奏するか今から楽しみであり、恒例の景品が当たるくじ引きもやる予定なので楽しみにしててください。もし聴きたい曲があればメールやブログ、Twitterへのコメントでリクエストを。

今年の「夜の科学」は7人編成で。諸事情により当初出演予定だった佐々木真里さんに変わってピンチヒッターsugarbeansくんの参加が決まりました。しかしこの日は五十嵐くんも真里さんもどうにかして会場に辿り着く気持ちでいるので最終的には9人がステージに登っている風景が目撃できるかもしれません。「猫町オーケストラ」はGOMES THE HITMAN4人だけで演奏します。寒い冬の夜にあったかい(熱い)2日間になること間違いなしです。12月の夜、恵比寿で合流しましょう。僕の40歳最後のライブ2DAYSです。

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2014年12月6日(土)@ 恵比寿 天窓 switch
“夜の科学 vol.46ーblue, green, and red”

出演:山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
member:イトケン、安宅浩司、海老沼崇史、上野洋、立花綾香、sugarbeans
18:30開場/19:00開演/前売4,000円(1ドリンク代別途)
*枚数限定の2DAY通しチケットも販売します
*本日21時より通販STOREチケットセクションにて販売開始!


山田稔明生誕月、アニバーサリーに相応しい賑やかなバンド編成での
“夜の科学”で激動の1年を総括します。恵比寿で合流しましょう!



2014年12月7日(日)@ 恵比寿 天窓 switch
“猫町オーケストラ vol.15ーLet the Four winds blow”

出演:GOMES THE HITMAN
(山田稔明/堀越和子/高橋結子/須藤俊明)
17:30開場/18:00開演/前売4,000円(1ドリンク代別途)
*2日間通しチケットを7,000円で限定販売します

7年ぶりに復活!15回目の“猫町オーケストラ”でアニバーサリーイヤーを
最後まで盛り上げます。四方向へ風を舞い上げるGTHに乞うご期待!

*枚数限定の2DAY通しチケットも販売します
*本日21時より通販STOREチケットセクションにて販売開始!



恵比寿 天窓 switch
〒150-0013 渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
03-5795-1887  
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United State of GOMES THE HITMANー15年目の“週末”extra show(2014年11月16日 @ 恵比寿天窓switch)【SETLIST】

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2014年11月16日 @ 恵比寿天窓switch
United State of GOMES THE HITMANー15年目の“週末” extra show


1.sound of science(omni)
2.愛すべき日々(omni)
3.carolina(omni)
4.明日は今日と同じ未来(明日は今日と同じ未来)
5.星に輪ゴムを(ripple)
6.サテライト(ripple)

7.夜明けまで(mono)
8.笑う人(mono)
9.忘れな草(mono)

10.シネマ(cobblestone)
11.僕たちのニューアトラス(new atlas ep)
12.自転車で追い越した季節(cobblestone)
13.言葉はうそつき(cobblestone)
14北風オーケストラ(cobblestone)
15.僕らの暮らし(maybe someday ep)

16.スティーブンダフィー的スクラップブック(rain song ep)
17.down the river to the sea(rain song ep)
18夕暮れ田舎町(neon, strobe and flashlight)
19.オレンジ〜真実(GOMES THE HITMAN in arpeggio)

EN
20.遅れてきた青春(GOMES THE HITMAN in arpeggio)
21.tsubomi(GOMES THE HITMAN in arpeggio)


performed by GOMES THE HITMAN
山田稔明/堀越和子/高橋結子/須藤俊明

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2014年11月16日

LIVE!年末年始情報



今日はいよいよGOMES THE HITMAN追加公演ですが、今年もまだまだたくさんライブがあります。12月は毎年重ねてきたことを継続して更新する月でもあるのです。なんと今回で3年連続となるヒックスヴィル中森泰弘さんとの鎌倉カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュでのクリスマスライブ。今年は12月18日、たくさんのカバーソングとクリスマスソングとコーヒーの香りでお迎えします。

そしてこちらはなんと5年目(5年目!)の等々力の家具と雑貨のお店巣巣でのクリスマスライブを12月24日に。今回は「予感」でのハープ演奏でお世話になったtico moonのおふたりとの共演、さらには僕の地元の台所とも言えるカフェ長男堂がクリスマス弁当をサーブしにきてくれます。12月は毎日がお祝いです。

そしてアニバーサリーイヤーの余韻を引きずりながら年が明けたら里帰りを。約1年ぶりとなる福岡cafe Tecoでのライブが決定しました。cafe Tecoも2009年6月に初めてライブをやらせてもらってからもう5年の月日が流れます。久しぶりに関門海峡を越える。九州全土から集まってもらえたら嬉しいです。とにかく地方は1年に1回とかしか歌いにいけないのでどうにかして万難排して、スケジュール調整をして聴きにきてください。楽しい年末年始に。



2014年12月18日(木)@ 鎌倉 カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ
Coffee & Christmas vol.3ー木曜日の音楽会

19:00開場/19:30開演/料金3,500円(コーヒーの試飲つき)
出演:ライブ/山田稔明 with 中森泰弘(HICKSVILLE)
コーヒー講座/堀内隆志(カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ)

毎年恒例となった鎌倉ディモンシュでのクリスマスライブを今年も。
デビュー15周年の山田稔明と15年ぶりのアルバムをリリースするヒックスヴィル
中森泰弘氏の一晩限りのコラボレーションにご期待ください。
*オフィシャルRESERVEにて予約受付

カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ(http://cvdois.exblog.jp/
〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2丁目1−5
電話 0467-23-9952




2014年12月24日(水)@ 等々力 巣巣
“巣巣のクリスマスライブ”

出演:山田稔明 tico moon
19:00開場 19:30開演〜21:30まで
チャージ4200円(長男堂の特製クリスマス弁当付)
(内訳はライブ3000円 お弁当900円 ドリンク300円)

今年で5回目となる、すっかり恒例の巣巣でのクリスマスライブ。
今回はアルバム『新しい青の時代』でもすてきなハープの演奏で参加して
いただいたtico moonのお二人との共演となります。長男堂の特製クリスマス弁当付。
スペシャルな夜になること間違いなしです。お一人でも、お友達とでも、
もちろんカップル、ご家族でたくさんのご予約をお待ちしております。
みんなで2014年を締めくくる、暖かい素敵な夜にしましょう。
*巣巣HPにて予約受付

巣巣(http://www.susu.co.jp/
東京都世田谷区等々力8-11-3
03-5760-7020




2015年1月16日(金)@ 福岡 cafe Teco
“夜の科学 in 福岡ーnew beginning”

18:30開場/19:00開演/前売3500円 当日4000円(ともにドリンク代別途)

福岡での約1年ぶりのライブが決定!アニバーサリーイヤーの余韻の
なかでの里帰り、“home sweet home”な公演に乞うご期待。
新しい季節の始まりの歌を歌います。
*オフィシャルRESERVEにて予約受付

福岡 cafe Teco(http://cafeteco.petit.cc/
〒810-0023 福岡市中央区警固1-4-22-2F
TEL 092-713-9377


RESERVEフォームはこちら  
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いよいよ本日はGOMES THE HITMAN追加公演です

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2014年11月16日(日)@ 恵比寿 天窓 switch
united state of GOMES THE HITMAN〜15年目の“週末” EXTRA SHOW


チケット即日完売となったGOMES THE HITMAN7年ぶりのライブの
追加公演を古巣の会場にてさらにマニアックなセットリストで開催します!

出演:GOMES THE HITMAN
(山田稔明/堀越和子/高橋結子/須藤俊明)
17:30開場/18:00開演/前売4000円(1ドリンク代別途)
*チケットは完売、当日券の発売はありません。

会場:恵比寿 天窓 switch(http://www.otonami.com/ebisu/news/
住所:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL:03-5795-1887

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2014年11月15日

GTH RH DAY2



GOMES THE HITMAN恵比寿でのライブのためのリハーサルDAY2。吉祥寺のスタジオ、イトケンさんをはじめたくさんのミュージシャンとばったり。みんな週末のための準備を平日に頑張っているのだな。ハックルベリーフィンたけ兄にお願いしていた「新しい古いギター」が調整を終えて戻ってきた。モノトーンのギターを2本並べて満悦。

明日16日のチケットはすべて完売していて申し訳ありませんが、明後日17日(月)21時から12月6日と7日の“山田稔明「夜の科学46」/GOMES THE HITMAN「猫町オーケストラ15」”のチケット販売を行います。10月吉祥寺と11月恵比寿のライブというのはもしかしたら自分たちを鼓舞してキックスタートするためのものだったかもしれなくて、そういう意味では12月の演奏と選曲は100%ファンの皆さんへの感謝の気持ちにして放出したいと思います。ぜひ「夜の科学」も「猫町オーケストラ」もどちらもよろしくお願いします。

2014年12月6日(土)@ 恵比寿 天窓 switch
“夜の科学 vol.46ーblue, green, and red”

出演:山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
member:イトケン、安宅浩司、海老沼崇史、上野洋、立花綾香
18:30開場/19:00開演/前売4,000円(1ドリンク代別途)
*枚数限定の2DAY通しチケットも販売します
*11月17日21時より通販STOREチケットセクションにて販売開始!


山田稔明生誕月、アニバーサリーに相応しい賑やかなバンド編成での
“夜の科学”で激動の1年を総括します。恵比寿で合流しましょう!



2014年12月7日(日)@ 恵比寿 天窓 switch
“猫町オーケストラ vol.15ーLet the Four winds blow”

出演:GOMES THE HITMAN
17:30開場/18:00開演/前売4,000円(1ドリンク代別途)
*2日間通しチケットを7,000円で限定販売します

7年ぶりに復活!15回目の“猫町オーケストラ”でアニバーサリーイヤーを
最後まで盛り上げます。四方向へ風を舞い上げるGTHに乞うご期待!

*枚数限定の2DAY通しチケットも販売します
*11月17日21時より通販STOREチケットセクションにて販売開始!



恵比寿 天窓 switch
〒150-0013 渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
03-5795-1887  
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2014年11月14日

夕暮れ、黄昏、今年、来年



昨日のこと、終日GOMES THE HITMANライブの準備、確認作業を粛々と。セットリストもほぼ決定。個人的には非常にハードルの高い、タフな構成。気づけばもうクリスマスシーズンで、今年も全国各地の雑貨店から『Christmas Songs-standards and transfers』の注文がたくさん入り、発送。すでに1曲今年も誰にも頼まれない、ライフワークとしてのクリスマスソング録音を終えているのだけど、12月のソロのライブで皆さんに何らかの形でお届けしたい。コートをクリーニング屋さんから引き取ってきた。もうすぐ12月だ。わくわくする。

夕方から来客、打ち合わせ。初めてのことはいつも楽しい。もうすでに来年の予定が春まで、いや初夏まで決まっている。2014年はものすごい1年だったが2015年ももっと心震える年になったらいいなと思う。繰り返す毎日を少しずつ歩いてゆけたらなら。やがて何もかも変わってしまっても何ひとつ変わらない気もするなあ、と毎年この季節になると感じる。そんなことを思いながら「home sweet home」という歌を書いてからもう8年くらいが経ちます。

そして懸案の山田稔明の描く猫が四季を駆け抜ける毎年恒例のカレンダーは明日仕上がります。本日から経堂のギャラリー芝生で始まる「2015のカレンダー展」にも明日から出展する予定、今後ライブ会場と通販、懇意にさせていただいている雑貨店やカフェなどで販売します。2011年から数えてもう5年目、今年も手を真っ黒にして絵をたくさん描きました。素晴らしいものができたと思いますので楽しみにしていてください。まずは週末のGOMES THE HITMANのライブ物販から。誕生月カレンダーへのサインに関しては時間の都合上山田稔明ソロライブにて描き込ませてください(ご了承願います!)。



<2015のカレンダー展>

2014年11月14日(金)ー12月2日(火)@ 経堂 cafe+gallery 芝生
13:00-20:00(土日祝は19:00まで、展示最終日は18:00まで)
水、木曜定休+11月29日sat.と30日sun.は出張イベントのため休みです

[参加作家]
イシカワアユミ/うえのよう/太田尻家/オギハラナミ/HIGASHI ALPS(落合恵)/
コガアキコ/さいとうよしみ/坂本千明/巣巣/辻恵子/ハルカゼ舎/ヒサマツエツコ/
保手濱拓/堀口尚子/三浦樹人/ミロコマチコ/山田稔明

芝生でお馴染みの作家さんたちがつくる2015年のカレンダーが揃います。
1年間をともにするからこそのお気に入りをみつけてください。

経堂 cafe+gallery 芝生
東京都世田谷区経堂2-31-20
tel 03-3428-5722  
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2014年11月13日

秋の猫騒動 サード・シーズン(10)3rdシーズンの終わり

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ポチが逝って147日。9月10日にポチ実がうちの猫になってから2ヶ月と少しが経った。ひょんなことからポチ実の姉妹が存在することがわかり、ポチ実と僕は妹のソラミ(あるいはチミヨ)と対面することができました。初秋から続く猫騒動もひとつの季節を越えようとしています。そして先日、もう一人の妹サビ猫のサビ子がうちにやってきたのです。サビ猫というのは黒と赤のモザイク模様の毛を持つ猫の総称で、英語では“べっ甲”と呼ばれます。三毛と同じく基本的にはメスしかいない。人懐っこいっていう説もあるけれどもサビ子の場合は…。



サビ猫のサビ子はAさんとBさん夫妻(登場人物については前回を参照のこと)と一緒にキャリーケースに入れられてやってきた。ソラミとはなんとか対面したポチ実でしたが今回はまったく姿を表さず。サビ子は極端に人に慣れておらず、Aさん宅で捕まえてキャリーケースに入れるのも大騒動だったそう。クリッとした丸い目が可愛いがずっと「ウウウウ…」と唸り声をあげて体を強ばらせている。

ソラミはとても大人しくて抱いたり撫でたりできたのだけど、サビ子はまったく触らせてくれる気配なし。同じ姉妹でもこうも違うのか。ポチ実は僕以外の来客には警戒をするから、ソラミとサビ子の中間くらいの気質か。性格のグラデーションのようなものがあるのかもしれないし、サビ子はもしかしたら人間に嫌な思いをさせられた過去があるのかもしれない。どれだけ声をかけても、猫じゃらしを目前に揺らしても軟化しないその態度を見ながら、猫の気持ちをいろいろ考えてみたがヒトには知れない感情の機微がそこにはある、はず。サビ子はこれから里親探しのためにまず人に慣れるトレーニングをするそうだ。来るべき冬、暖かい部屋で体をぐにゃぐにゃにして柔らかく眠る夜がサビ子に訪れますように。

サビ子が帰るとポチ実が鼻をクンクンさせながら階下に降りてきた。我が家の女王はポチ実だ。大暴れして、甘えて、欲しがって、かつおぶしを舞い上がらせ、いりこを撒き散らす。夜になると猫タワーの上、ハンモックで夢を見るように眠る。僕はポチ実のなかに確かにポチの魂を感じるし、ポチ実の個性も確立されてきたように思う。とにかく四六時中、いつも可愛いくて笑いが絶えない時間が続く。季節はもう冬、まだ新しい物語が待っているのだろうか。次回から「冬の猫騒動」編へ。

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2014年11月12日

GTH RH DAY1



今週末16日恵比寿でのGOMES THE HITMAN追加公演のため都内ライブハウスを借りてリハーサル。今回は先月とは違う楽器で。白いテレキャスターはカブロニータという名前のメキシコ製。足元のペダルは高野寛さんから教えてもらったもの。ある時期の楽曲を演奏していて「ああ、あのころどんだけアッキー(藤田顕)に支えてもらっていたか!」と改めて思う。久しぶりの演奏、というよりも4人だけでの初めての演奏に近い歌もあり、四苦八苦しながら身体になじませる。全部自分で書いた歌なのに目をつぶっても演奏できる歌もあれば何回もやってみないとしっくりこない歌もあるから不思議。クタクタ。

誰かが「これ良い曲だね」とぼそっと言ったり、「これはちょっと今やるのは違うな」と演奏候補曲から外していたものが演奏してみたらすごくよくてセットリストに組み込まれたり、役割分担を話しあったり、今回も当たり前のことがいろいろ新鮮。前回のライブが観られなかった人も前回に続いてご来場の皆さんも同じように楽しませられるようなライブをやりたいと思います。まだまだリハーサルは続きます。

2014年11月16日恵比寿天窓switch公演、チケットはすべて完売。12月のライブは今週末の公演の翌日からチケット販売します。


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2014年11月11日

今年も加古川でクリスマスライブを



今年も12月に兵庫県加古川チャッツワースにてライブを行います。
2009年、そして2012年から3年連続でのクリスマス・コンサートです。
自分にとっての現在の活動において転機となった重要なお店で楽しい時間を
重ねていけるということは本当に嬉しいことです。遠くから近くからたくさんの
ご来場を心よりお待ちしております。年末感謝祭的な。ひなたのねこ展とあわせて。


2014年12月21日(日)@ 兵庫 加古川 チャッツワース
“夜の科学 in 加古川〜Christmas Special Live”

17:30開場/18:00開演/料金3,500円(1ドリンク代別途)
*「Xmas Afternoon Tea Time」としてディナー付きのチケットを
限定枚数販売します(5,000円:チケット込15名限定)
16時から開演まで1階店舗でお食事を楽しんでいただきます

チャッツワースHPにて11月15日(土)より受付開始!
詳細はチャッツワースHPをご覧ください

紅茶と英国菓子のCHATSWORTH
〒675-0065加古川市加古川町篠原町4−7
TEL 079-420-1707  
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ひなたのねこ展 in 大阪(12月20日から開催/トーク&ライブイベントも!)

ひなたのねこ展 in スタンダードブックストア 心斎橋

愛猫家として知られるシンガーソングライター山田稔明が、猫との何気ない日常を描いた写真絵本『ひなたのねこ』を発表しました。本書の発売を記念し、猫好きな作家たちによる「ひなたのねこ」展を開催します。猫をテーマにした写真、絵、立体などの作品展示、猫グッズの販売、ライブイベントなど、猫好きにはたまらない内容です。猫がいる普通の生活を通して、それがいかに愛おしいものかということを伝えたい、そして猫と一緒に暮らしている人だけではなく、それぞれにかけがえないものがあり、身近にある些細なことこそが大切なものだと、この展示を通じて感じてもらえたら嬉しいです。

■会場:スタンダードブックストア 心斎橋店
〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋2-2-12 クリスタグランドビル1FBF
06-6484-2239 
■会期:2014年12月20日(土) 〜 12月30日(火)

■参加予定(50音順)
秋山奈穂、雨と太陽、五十嵐祐輔、イシカワアユミ、石坂しづか、イナキヨシコ、eccomin、落合恵、
甲斐みのり、キクタヒロコ、桑原奈津子、こじまさとみ、sorasido、tegamiya、中村佑介、NICO、
ヒサマツエツコ、はしもとみお、服部あさ美、日置由香、福田利之、保立葉菜、やまぐちめぐみ、
山田タクヒロ、山田稔明、弓削ナオミ、弓削満(河童堂)、lull
*イベント詳細はこちら


ひなたのねこ スペシャルトーク&ライブ 
“猫がつなぐ点と線、猫が招く運と縁”
山田稔明(GOMES THE HITMAN)×中村佑介(イラストレーター)


ひなたのねこ展にも参加してくれている中村佑介くんをゲストに迎え、スペシャルイベントを開催します。
中村くんのイラストレーションブック『きららちゃん』では、絵に詞をつけるというコラボレーションを行い、
「QUI LA LAの夏物語」という楽曲も誕生しました。互いに影響を受けて生まれた作品の話はもちろん、
積もる猫の話も。そして、猫が登場する曲を中心としたセットリストでのライブも行いたいと思います。
師走の忙しい時期に、心がほっとあたたかくなるような幸せな時間をお贈りします。
ご来場お待ちしております。 ―山田稔明

■日時:12月26日(金) 18時45分開場 19時30分開演
■料金:3,500円(1ドリンク付)

ご予約方法、詳細はスタンダードブックストアHPをご覧ください。


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2014年11月10日

ひなたのねこ展クロージングライブ(2014年11月9日 @ 鎌倉moln)

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昨日のこと。10月22日から2週間にわたって鎌倉molnにて開催された「ひなたのねこ」展の最終日。ここ1週間で3度目の鎌倉へのドライブでした。本当にたくさんの方々に足を運んでいただき、温かいメッセージもありがたく受け取りました。最後まで賑やかで楽しい空間でした。先週は徳島アアルトコーヒー庄野さんと“本についてのトーク”と“動物”しばりのセットリストという変則技なイベントでしたが、最終日は“ネコ”が登場する歌しか歌わないステージ。fishing with john五十嵐くんとキーボーディスト佐々木真里さんとのリハーサルなしのぶっつけ本番ライブとなりました。


2014年11月9日 @ 鎌倉moln
ひなたのねこ展クロージングライブ


1.点と線
2.夢のなかの音楽
3.光と水の新しい関係
4.夏の日の幻
5.high tide

6.スティーブンダフィー的スクラップブック
7.猫のいた暮らし
8.猫町オーケストラ
9.ポチの子守唄
10.些細なことのように
11.光の葡萄
12.太陽と満月

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13.表通り
14.月あかりのナイトスイミング
15.日向の猫

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これだけ歌っても「ああ、あの歌の中の猫のことも歌いたかった。あの曲にも猫出てくるんだった」と選に漏れる曲があることに我ながら驚きます。五十嵐くんは鍵盤ハーモニカとギター、真里さんは小さなピアノとアコーディオンと鉄琴、molnの空間にとても似合うアンサンブルだったのではないでしょうか。ポチ実とその姉妹のことで慌ただしかった数日だったので「猫町オーケストラ」の歌詞には特別な響きがありました。五十嵐くんはこの歌初めて聴いたと思うがどう感じたかな。「ポチの子守唄」では泣いている人が何人も。「些細なことのように」はポチが旅立ったあとで真里さんがアレンジしてくれた曲。

アンコールはまずひとりで『mono』のなかの「表通り」、おそらくGOMES THE HITMANのライブでこれから演奏することもないであろう曲だが、猫が出てくる個人的なとても重要な歌。「ナイトスイミング」は“ウサギ”にお休みいただき代わりに“猫”が登場。そして「日向の猫」の声の重なりで鎌倉での秋の「ひなたのねこ」展は大団円を迎えました。お客さんと猫の話をするのも楽しい時間。ひとつの展示が終わるときはやっぱり寂しいけど、「ひなたのねこ」展は次の巡回地、大阪を目指します。力強いサポートで支えたくれたミルブックス、moln、参加していただいた作家さんたち、そして猫たちを愛でてくれたお客さん皆さんと主役の猫たちに大きな感謝を。

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2014年11月09日

本日鎌倉「ひなたのねこ」展最終日です

10月22日から鎌倉molnにて始まった「ひなたのねこ」展もいよいよ本日が最終日となりました。今回も春の芝生、真夏の巣巣同様たくさんの方に足をお運びいただきました。感想ノートへのコメントも毎回molnに行くたびに楽しく読ませていただいています。展示開始後すぐとグッズの追加搬入、そして先週の貸切り図書館、今日のライブのために短期間の間に4回も鎌倉に通いましたが色づいていく四季の機微を堪能することができました。この後15時半頃には会場へ入り在廊する予定です。最終日の「ひなたのねこ」展を堪能いただき(ライブ設営のため16時半頃一旦クローズします)、そのまま夜のライブを観ていただくのもいいですね。たくさんのご来場をお待ちしています。

いつも展示が終わる日はしみじみとさびしい気分になるのですが、年末に関西への巡回も決まっています。詳細諸々は来週に。

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2014年11月9日(日)@ 鎌倉 moln
山田稔明「ひなたのねこ」展 クロージングスペシャルライブ

18時30分開場 19時開演  3,000円(ドリンク別)
出演:山田稔明 with 佐々木真里、五十嵐祐輔
この日は歌詞に猫がでてくる曲だけを選んで演奏します。
*当日券に関しては直接会場にお問い合わせください

鎌倉 moln(http://cloud-moln.petit.cc/
鎌倉市御成町13-32 2F 
0467-38-6336 11:00-18:00  月火 休  
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2014年11月08日

本日どきどきキャンプサトミツさんのラジオにゲスト出演します

本日深夜どきどきキャンプサトミツさんのラジオにゲスト出演させていただきます。
かなり深い時間ですがぜひ週末の夜更かし(あるいは早起き)でお聴きいただきたいです。

ラジオ日本「佐藤満春 in 休憩室」11月9日(日)27:30〜28:00(本日8日深夜3時半からです)
番組HP佐藤満春ブログ

  
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秋の猫騒動 サード・シーズン(9)チミオは弟ではなく妹だった…!

昨日のこと、久しぶりに耳鼻咽喉科へ。季節の変わり目はいろいろ大変だ。振り返ってみたら1月10日以来の通院。そう言えば1月は元旦から大風邪をひき、それが長引いて、本厄恐るべしと震え上がったのでした。まだポチが元気だった頃。今年1月の日記を顧みていたら1月5日に庭に猫が現れていて、これは今考えたらポチ実のお父さんなのではないか、ということになっている。とにかく皆さんも風邪などには気をつけて。耳鼻咽喉科の待合室はあふれるほどの盛況でした。



本題、昨日の夜はとても心ほだされるような、あたたかく楽しい夜でした。尋ね猫の貼り紙を見て僕が探し主Aさんに電話をかけて、その猫(ポチ実の弟と推測されるのでチミオと呼ぶ)がBさんのお宅に保護されていることが判明したことは前回の猫騒動日記に詳しく書きましたが、なんとAさんとBさんとチミオがうちを訪ねてこられた。僕がチミオに一目会いたかったこともあるし、Bさん宅の娘さんも保護した猫の姉弟をぜひ見てみたいということで実現した対面会。ポチ実は来客があると絶対隠れてしまうので一度片付けたケージをリビングの真ん中に置き、「あら?なにこのジャングルジム」みたいな感じでのんきに戯れるポチ実をケージにサッと閉じ込めた(ごめんよ、ポチ実)。

そしてついに事の発端となるチラシを貼ったAさん、そしてBさんは旦那さんと小学生の娘さん2人の家族連れで我が家へ。チミオはキャリーバッグのなか。初対面なのに挨拶もそこそこに2匹の猫を挟んで「わーそっくり!」「かわいいー!」「鼻のまわりが似てるねえ!」と大騒ぎ。ひとつ判明したのがチミオはチラシにはオスと書いてあったが実際にはメスで、Bさん宅では「ソラミちゃん」と呼ばれていた。もともとBさん宅には「カイちゃん」という猫がいるので“海”と“空”で「ソラミちゃん」。名前の呼び方でも盛り上がり、僕が「ソラミちゃん、ソラミちゃん」と呼ぶのに対して反対に娘さんたちはだんだん「チミオ!チミオ!」と呼ぶようになっていったのも可笑しかった。



ポチ実は相変わらずケージのなかで硬直しているが、チミヨ(チミオの性別変更で名前も微訂正)はとてもおとなしく簡単に抱かせてくれる。柔らかさもポチ実と一緒、ポチ実のほうが身体が大きいのはチミヨよりも2ヶ月早く保護してうちで贅沢させているからか。2匹を並べてみると本当によく似ている。感動するくらいだ。AさんやBさんの話を総合するとポチ実とチミヨ、そして現在Aさん宅に保護されているサビ猫ら4,5匹の姉妹は7月の初旬にヨチヨチと歩いてこの界隈に現れたそうだ。最初にいた三毛の仔猫はしばらくすると姿が見えなくなったので心配していた、とAさんBさんが言うのはうちのポチ実のことで、その猫姉妹のうちもう1匹は車にひかれて倒れているのをBさんの娘さんが見つけて看取ったらしい(「最初はまだ温かかったのが冷たくなっていって…」と泣きそうな顔でそのときの様子を教えてくれた。優しい子、敏腕な猫使いだった)。7月初旬に猫たちが片手に乗るくらいの大きさだったということは6月後半の生まれということになる。ポチ実を動物病院に連れていったときに「だいたい5月生まれくらいじゃないかな」と言われたのでポチ実の誕生日は5月4日のみどりの日ということにしていたのだけど、ポチ実はポチが天国に登った6月19日以降に生まれたということだ。生まれ変わり…、僕はそういうことを積極的に信じることにする。そう考えたほうがいろいろ辻褄が合うのです。ポチ実の誕生日は昨日を境に2014年6月21日ということになりました(その日がお葬式の日でした)。チミヨもサビもうちにはたったの一回も来なかったのにポチ実だけがうちに現れたことも含めてその不思議さを反芻する。

その仔猫たちのお母さん猫というのは2度我が家の庭に現れた尻尾の長いキジ白猫に間違いなく、BさんがiPhoneで撮った写真と僕のを示し合わせて「同じ猫だ!」ということになった。このあたりの仔猫を増やし続けているのはこのお母さん猫らしく、これからのことを考えると、どうにかこの母親を保護して避妊手術させたいよねという話にも及ぶ。何時間も話し込み、僕はポチのことからポチ実のことまで話し、Bさん宅にいる7匹の猫のことも伺い、本当に歩いたら1分くらいの距離の間に、こんなふうに猫のことを考えて愛している人たちがいるということがみんな嬉しくて仕方がない、という感じでニコニコしていました。Aさんが保護したサビ猫も多分ポチ実の姉妹で、サビはまだ人馴れしていないらしくてもう少ししたら会いにいく約束をしました。東京にもあったんだ、こんな素敵な猫が繋ぐ縁が。



結局ポチ実は態度を軟化させず緊張し続けて、娘さんたちに抱っこさせてあげたりできない感じだったんだけど、猫同士で威嚇しあうことはまったくなくて、チミヨはケージにしがみつく素振りを見せたりとても積極的。ポチ実がお姉さんでチミヨ、サビが妹というのは身体の大きさでなんとなくそういうことになったのだけど、おてんばで手に負えない長女が実はここぞというときに人見知りで、普段おっとりしている妹のほうが臆せず野心的、という構図が見えました。前日の近藤研二さん、そして昨晩のAさんBさん家族とご近所さんの来訪にくたびれたのかポチ実は早々に白目をむいてぐーぐー眠っていました。

猫騒動は季節が変わってもまだまだ続くのです。猫ってすごいなあ。



鎌倉molnで開催中の「ひなたのねこ」展はいよいよ明日までとなりました。
最終日の明日11月9日をクロージングライブで賑やかに締めくくります。
キーボーディスト佐々木真里さんとfishing with john五十嵐祐輔くんとのトリオ編成、
五十嵐くんは12月“夜の科学46”には参加できないのでこれが年内最後のセッション、
真里さんは巣巣での「ひなたのねこ」ライブに続いてお手伝いいただきます。
残席がもう少しだけ。ぜひ週末の鎌倉へお越しください。


2014年11月9日(日)@ 鎌倉 moln
山田稔明 「ひなたのねこ」展 クロージングスペシャルライブ

18時30分開場 19時開演  3,000円(ドリンク別)
出演:山田稔明 with 佐々木真里、五十嵐祐輔
この日は歌詞に猫がでてくる曲だけを選んで演奏します。

ご予約方法:
タイトルに「11/9 クロージングライブ」、
本文にお名前、人数、ご連絡先を明記の上
mail : belleandnatary@yahoo.co.jp
tel 0467-38-6336(水ー日 11:00ー18:00) まで
メールの方は折り返しご予約完了メールを返信いたします。

鎌倉 moln(http://cloud-moln.petit.cc/
鎌倉市御成町13-32 2F 
0467-38-6336 11:00-18:00  月火 休

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2014年11月07日

秋の猫騒動 サード・シーズン(8)いりこがつなぐ縁



昨日のこと、ずっとお会いしたかった近藤研二さんとの邂逅。おうちが近所だということは知っていた近藤さん、栗コーダーカルテットや図書館のライブで姿をお見かけしていたし、もっと遡ればhi-posi(「身体と歌だけの関係」!)を愛聴していたのは今から20年前だ。今年の8月に愛猫マルオくんが15歳で天国へ行ったことも知っていたのでおうちの前で勝手に手を合わせたこともありました。そして先週「四国のライブ会場であるファンの方からマルオくんと、そしてポチ実ちゃんのためにいりこ100グラムを預かっている」というメールを近藤さんからいただいてうちに来ていただくことになったのです。

どうにかして近藤さんにポチ実を見て触ってもらいたくて、約束の時間のちょっと前に何も知らずにヒョコヒョコ遊んでいるポチ実を捕まえてキャリーバッグに閉じ込めました。ちゃんとお話するのは初めての近藤さんに挨拶もうやむやに「しーっ!静かに入ってきて、このなかにポチ実いるんで見てみてください」と僕。そして近藤さんも「ポチ実ちゃーん」と猫好き特有の猫なで声でキャリーバッグの網越しにポチ実を見て指で撫でてもらいました(近藤さんはポチ実の猫騒動ブログも読んでくださっていたのです)。まったくお客さん対応に慣れていないポチ実は数分後にはバッグからすり抜けて2階へと駆け上っていきましたが、顔だけでも見てもらえてよかった。

6月に逝ったポチと8月に逝ったマルオくんの話。どちらも15歳で腎臓を悪くしていたり、お葬式をしたのも同じ動物霊園だったということで共通することも多く、話しているうちにやっぱり感極まって泣いてしまった。初対面の人間同士を簡単に泣かせてしまう猫というのは本当にすごい生き物。僕は13年、近藤さんのところは15年一緒に暮らしたので猫話は全然尽きることがない。近藤さんがポチに花を持ってきてくださったお返しにうちからもマルオくんに花束を、ということで近藤さんのお宅へ。スープが冷めないくらい、近い。小学生のときだってこんなに家が近い友だちいなかったよ。

結局お昼すぎから日が暮れるくらいまでずっとマルオくんとポチの話、「ぽっちゃんは最期まで毛艶がよくて」「マルチンも毛並みに関してはすべすべで」「ポチはとにかく可愛かったですよ」「いや、うちのほうが…」と自慢大会みたいなやりとりをマルオくんもポチもまんざらではないような顔で空から眺めていたのではないでしょうか。最初は「は!?」と驚きましたが、四国で近藤さん経由でいりこを託してくださったファンの方(「名乗るほどの者では」と控えめな方だったようですが)おかげで近藤さんと会えて、マルオくんにもお花を捧げられました。ありがとうございます。いりこが繋ぐ縁というのがあるのですね。ポチ実がはやく人に慣れてくれたらいいのにな。近藤さんのブログはこちら。心がほだされるような嬉しい一日でした。

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2014年11月06日

夜の科学46/猫町オーケストラ15【チケット発売は11月17日21時から】

2014年残すところ2ヶ月足らずですが、まだまだたくさんのイベントがあります。
12月第1週は“夜の科学”と“猫町オーケストラ”の2days開催の年末感謝祭です。
じゅうぶんな周知期間をとってたくさんの皆さんにチケット確保のチャンスを
平等に提供したく、チケット発売はGTH11月16日の恵比寿公演の翌日にしました。
2014年も最後の最後までどうか応援、サポートのほどよろしくお願いします。

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2014年12月6日(土)@ 恵比寿 天窓 switch
“夜の科学 vol.46ーblue, green, and red”

出演:山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
member:イトケン、安宅浩司、海老沼崇史、上野洋、佐々木真里、立花綾香
18:30開場/19:00開演/前売4,000円(1ドリンク代別途)
*枚数限定の2DAY通しチケットも販売します
*11月17日21時より通販STOREチケットセクションにて販売開始!

山田稔明生誕月、アニバーサリーに相応しい7人バンド編成での
“夜の科学”で激動の1年を総括します。恵比寿で合流しましょう!



2014年12月7日(日)@ 恵比寿 天窓 switch
“猫町オーケストラ vol.15ーLet the Four winds blow”

出演:GOMES THE HITMAN
17:30開場/18:00開演/前売4,000円(1ドリンク代別途)
*2日間通しチケットを7,000円で限定販売します

7年ぶりに復活!15回目の“猫町オーケストラ”でアニバーサリーイヤーを
最後まで盛り上げます。四方向へ風を舞い上げるGTHに乞うご期待!

*枚数限定の2DAY通しチケットも販売します
*11月17日21時より通販STOREチケットセクションにて販売開始!


恵比寿 天窓 switch
〒150-0013 渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
03-5795-1887  
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2014年11月05日

秋の猫騒動 サード・シーズン(7)ポチ実の弟…?




11月になりました。6月にポチが逝ってから140日、奇跡みたいにポチ実が庭にあらわれてうちの猫になってから今日で57日が過ぎた。ポチ実はすくすくと育ち約2ヶ月で頭ひとつ分大きくなって、今はだいたい3キロくらいになったか。料理研究家の桑原奈津子さんからお借りした2階建ての立派なケージを卒業して、寝室のベッドの下、2階の窓辺と自由に過ごし、そして日が暮れると夜更けまでリビングで遊びまわって、ソファの上でコトンと寝る、という毎日。どこへ行っても「ブログ読んでます」「ポチ実ちゃんに癒やされてます」「ポチちゃんとポチ実ちゃん経由で山田さんのことを知りました」という人に声をかけられます。

今日はケージを卒業したポチ実のための更なるエンターテインメント遊具、猫タワーが届いた。省スペースで、しかし天井に突っ張るタイプの背の高いタワー。ポチ実はおもちゃでも何でもすぐに飛びついてくれるし驚異的な跳躍力を持つから、機能性よりはスタイリッシュさを重視した猫タワーを選択した。1時間くらいかけて組み立てるあいだずっとポチ実はそわそわと様子を伺っていましたが、完成するやいなやスタスタスタっと登ってくれた。なんと飼い主思いの猫!まだ少し警戒しているが、一番上にはハンモックがあるのでそこで丸まって眠ってほしい。ポチの大きなポスターが見守るなかで、なんと幸せな風景か。



今日の本題は猫タワーではなく、ポチ実の兄妹(あるいは姉弟)のことです。1週間前くらいにうちの近所に気になる貼り紙、尋ね猫のポスターが電柱に貼ってあった。僕は車の窓からチラッとそれを見かけて胸がドキッとして、車を停めてそれを見にいった。ドキッとしたのは貼り紙の猫がポチ実にそっくりだったからで、「誰かのうちの猫だったポチ実を返さなければ!?」と緊張したのは一瞬、生後4ヶ月体長約35センチはともかく「オスで10月22日頃いなくなった」という記述に僕は胸をなでおろしたのでした(ポチ実はメスで9月10日からずっと家の中にいるので)。しかし写真の中の猫はポチ実に似て尻尾が長く、何よりもポチ実を保護したあとうちの庭に2度「私の子どもをよろしくお願いするにゃ」みたいな感じであらわれたお母さん(だと予想した)猫の模様と瓜二つだったのです。その貼り紙はこちら。



電話番号が書かれたその貼り紙をiPhoneで写真に撮り、僕は家に帰ってもその写真を何度も眺めて、ポチ実を撫でながら「これおまえのきょうだい、身体の大きさからすると弟なんじゃないの?」と独りごちたのです(ポチ実は撫でるとすぐに寝てしまいます)。それから数日は外出するたびにその貼り紙を眺めて、保護されてた猫が誤って外に出てしまったのか、通い猫が姿を消してしまったのか、いろんなことを想像しました。雨が降ったり、どんどん寒くなっていく朝晩にポチ実の弟(チミオと勝手に命名、以下そう呼びます)のことが心配。気になって気になって仕方なかったので載っていた電話番号に電話をしたのだけど留守番電話になってしまうのでメッセージも残さず慌てて切ること数回。そして昨日、外出からの帰路、電柱の尋ね猫の貼り紙がなくなっていることに気が付きました。チミオ、帰ってきたのかな?とドキドキ。

そして思い切ってもう一度探し主のお宅に電話。するとご年配と思しき女性の方(以下Aさんとします)が出られて、貼り紙が気になってかけた僕にとても丁寧に感謝の言葉をくださって、ついに猫の話を伺うことができたのです。Aさんはうちから通り一本へだてた同じ区域に住んでいる方で、チミオはAさんのところに通い猫として遊びにきてご飯をもらっていたのだが急に姿が見えなくなった。チミオと一緒に通ってきていたサビ猫はAさんがつい数日前にようやっと保護したらしい。Aさんは数ヶ月前には三毛の仔猫も見かけたことがあるそうで、それは多分ポチ実なのだ。僕が今その三毛を保護して飼っていると伝えるととても喜んでくださった。僕が見かけた母猫のことも伝えて、状況を総合して考えると、きっとその生後4,5ヶ月くらいのチミオ、サビ猫、ポチ実は兄妹(あるいは姉弟)だろうということになった。

で、尋ね猫として貼り紙に載っていたチミオはどうなったかというと、Aさん宅から1本隔てた通り(うちから2本だ)の地域猫の世話を行っている方(Bさん)に保護されたそうで、現在はBさんの家にいる。とても心配だったのでホッとしている、とAさんの声も安堵の色がありました。Aさんの家で保護されたサビ猫は人馴れしていなくてまだピリピリしていて、Bさんのところにいるチミオも病院で検査を受けたりしてケージの中にいるとのことでした。しかし近所にポチ実の兄妹(姉弟)がいると思うと、なんだか楽しい。ポチ実はうちに来たときは独りだったし、うちにはチミオもサビ猫も来たことがない。猫の世界っていうのは不思議だ。ポチ実に聞いてもわからないが、人間には知る由もない猫物語がそこにはあるのだろうな。Aさんとはまた猫のことで様子を教えてもらう約束をした。

猫騒動はまだまだ続いていくのです。


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2014年11月04日

貸し切り図書館12冊目ひなたのねこ特別編(2014年11月3日 @ 鎌倉moln)



昨日のこと。午後から鎌倉へ出かけて、「ひなたのねこ」展のmolnにて“貸し切り図書館12冊目ひなたのねこ特別編”と題したトーク&ライブ。到着したらすでにアアルトコーヒー庄野さんのコーヒー教室でいい匂い。ねこ展ではあるけれども庄野さんは犬を飼っているので、漠然と“動物”の本の話をしようということだけ決まっていて、しかし事前打ち合わせはまったくなく設営準備が早く終わったので開場時間までカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュでパフェとコーヒーをいただきながら過ごすという贅沢な時間でした。

親密な空間でのトーク、集まってくれた皆さんメモを取ったり笑ったり頷いたりしながら進んでいく。僕は保坂和志「猫に時間の流れる」、そして犬がキーワードとなるデヴィッド・アップダイク(もちろん「アップダイク追記」を書くきっかけとなった作家だ)を紹介。インターネット経由で発見した「THE SOUNDS OF SUMMER」「A WINTER JOURNEY」を紹介したが、帰宅後調べたらやっぱり「AN AUTUMN TALE」「A SPRING STORY」という春と秋の同シリーズの本があった。手に入れなければ。そして荒木経惟氏の愛猫チロにまつわる3冊を紹介しました。庄野さんはまた違った切り口での3冊岸本佐知子「ねにもつタイプ」、嶋中労「コーヒーに憑かれた男たち」、ディモンシュにも縁深い永井宏さんが編纂した「ロマンティックに生きようと決めた理由」を語ってくれました。僕は保坂和志とアップダイクの本を抽選でお客さんにプレゼントし、庄野さんは紹介した3冊をすべて僕にくれました。

DSC08491




そしてライブへ。この日は“猫”にフォーカスせず、自分がこれまで書いてきた歌のなかで“動物”が登場する歌を選んで歌いました。いつもとは違うセットリスト構成、なかなか興味深い作業でした。


2014年11月3日(月祝)@ 鎌倉moln
“貸し切り図書館12冊目 ひなのねこ特別編”


1.アップダイク追記
2.夕暮れ田舎町
3.blue moon skyline
4.歓びの歌
5.bluebird
6.ZOO(川村かおりカバー)
7.太陽と満月
8.一角獣と新しいホライズン
9.月あかりのナイトスイミング

EN
10.ハミングバード

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ここ最近は「うちの犬が鳴く」を「猫」と置き換えて歌うことが多かった「夕暮れ田舎町」も愛犬リュウのことを思い浮かべながら。「羊」が登場する「blue moon skyline」、「バッファロー」が登場する「歓びの歌」、そして青い鳥の「bluebird」。サイモン&ガーファンクルの「At the Zoo(動物園にて)」を紹介しつつの「ZOO」(「吠えてばかりいる素直な君を」歌うエコーズ版ではなく「理性がジャマしてる素直な君を」と歌う川村かおりバージョンで)。おしゃべりな青い鳥とウソつきな猫、そして小さなライオンが登場する「太陽と満月」、さらには一角獣にウサギ、ハチドリと、まるで動物園のようなセットリストでした。来週は「猫」が出てくる歌だけを。fwj五十嵐くんとキーボーディスト佐々木真里さんにも手伝ってもらってひなのねこ展クロージングナイトに相応しい夜にしたいと思います。予約受付中。

打ち上げは美味しいお店で。moln店主と五十嵐くん、ミルブックス、ディモンシュ堀内さん夫妻と遊びにきてくれた高橋徹也さんも交えて楽しいご飯会でした。20周年を迎えたディモンシュ、お祝いにと1週間くらいかけて作った愛犬ミサワバッジをとても喜んでいただいて嬉しかった。共通の知人などであっという間にいろんな縁が繋がっていきました。ああ、友だちっていいなあ、仲間って素敵やん…としみじみしながら3連休最後の夜は更けてゆくました。毎週鎌倉に通う今年の秋のことをずっと憶えていることでしょう。また来週にはぐっと冷え込む冬に足を踏み入れた鎌倉の空気が待っているのでしょう。


2014年11月9日(日)@ 鎌倉 moln
山田稔明 「ひなたのねこ」展 クロージングスペシャルライブ

18時30分開場 19時開演  3,000円(ドリンク別)
出演:山田稔明 with 佐々木真里、五十嵐祐輔
この日は歌詞に猫がでてくる曲だけを選んで演奏します。

ご予約方法:
タイトルに「11/9 クロージングライブ」、
本文にお名前、人数、ご連絡先を明記の上
mail : belleandnatary@yahoo.co.jp
tel 0467-38-6336(水ー日 11:00ー18:00) まで
メールの方は折り返しご予約完了メールを返信いたします。

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2014年11月03日

高橋徹也 ツアーファイナル“REST OF THE WORLD1999-2014”



昨日のこと。朝から夜まで録音編集作業をやってから高橋徹也さんのツアーファイナル公演を下北沢CLUB Queに観にいった。GOMES THE HITMANの7年ぶりのライブを観にきてくれたタカテツ氏が終演後すぐにメールで「良いインスピレーションもらって、ライブ観てるうちに自分のワンマンのセットリストが閃いて帰り道のスタバでメモとってる」という熱い感想をいただいたうえでのこの日だったので否が応でも目撃したかった。この日お披露目された高橋徹也Tシャツを手がけたのがわがGTHCOMデザイン班で、その出来と評判も確かめたかったのでした。

GOMES THE HITMANのライブは「雨の夜と月の光」を1曲目に演奏したのだけど、タカテツさんが選んだオープニング曲はふっと力の抜けた軽やかな「マイ・フェイヴァリット・ガール」で、2時間半のステージの物語を眺めて、彼が僕に伝えてくれた“良いインスピレーション”がどういうことかわかったような気がした。ライブの内容は言うまでもなく最高に刺激的で(去年から昨日まで刺激的ではない高橋徹也のステージはなかった)sugarくんも鹿島さんも脇山さんも、最後に加わったホーン・セクションもバックミュージシャンではなくバンド然としていて爽快でした。

タカテツさんは僕の2つ上で、自分の少し先を歩いている人。彼がこのまま45歳になって、50歳になって、さらには「ついに還暦ですよ、まったく」と照れながらもどんな歌を歌っていくのか楽しみだなあと思うようなライブでした。言葉とメロディがねじくれて結婚したようなこんな音楽は他にあまりなくて、できれば誰にも教えないで自分だけでこそこそ楽しみたいと思うのだけど、昨日のQueをぎゅうぎゅうに埋めた観客たちの熱い歓声は僕らの共犯意識をくすぐる地響きのようで、良いお客さんが素晴らしいシンガーソングライターを支えていると感動しました。わーオレもガンバロ!と思った。



その刺激を受けて今日は鎌倉molnでイベントです。手をワナワナさせるタカテツアクションを取り入れてトークしたいと思います。ご来場の皆さんに抽選で本のプレゼントも。ライブでは今日しか歌わない歌をいくつも。雨が降るはずだった連休最後の天気を晴れにした晴れ男は僕です。当日券ありますのでハイシーズンの鎌倉へぜひお越しください。ひなたのねこ展、とても好評です。


2014年11月3日(月・祝)貸し切り図書館12冊目 「ひなたのねこ」特別編
18:30開場/19:00開演/料金 2,500円(アアルトコーヒーのドリップコーヒー付き)

山田稔明(GOMES THE HITMAN)×庄野雄治(アアルトコーヒー)
恒例の「貸し切り図書館」は山田稔明とアアルトコーヒー庄野雄治氏による
「ひなたのねこ」特別編。演奏はもちろん、山田と庄野さんが厳選した動物に
まつわる本についてのトークも

鎌倉 moln(http://cloud-moln.petit.cc/
鎌倉市御成町13-32 2F 
0467-38-6336  
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2014年11月02日

雨あがりの鎌倉



昨日のこと、11月最初の日。品薄になっていたグッズを補充しに「ひなたのねこ」展開催中の鎌倉molnへ。三連休の始まりで道は混み、片道1時間半の道程。3日(月祝)にも行くんだからクロネコに運んでもらえばいいのでは…と思いながらのドライブでしたが、到着してみると会場にはたくさんのお客さんでサインをしたりお話をしたりと短くも楽しい鎌倉滞在。行ってよかった。店主綾ちゃんはこの日誕生日でお客さんからお花をもらったりしていて、愛されているお店だなと思いました。僕も誕プレに本を。molnを出たら鎌倉在住のSHE HER HER HERSのとまそん君とばったり会い、ディモンシュに挨拶してまた2時間かけて吉祥寺に戻りました。また明日。

12月1日の弾き語り“夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽7”は今回も満員御礼ソールドアウトしました。ありがとうございます。残すところ今年も2ヶ月、まだまだたくさんライブがありますが、自分のなかで目標を。なるべく毎回セットリストを変えて、デビューからの15年とソロでの5年の楽曲アーカイブスをできるかぎりたくさん演奏したいと思っています。100曲以上あるのだけど。なのでどのライブもフレッシュな一期一会の夜になると思いますので期待してご来場ください。次のライブは明後日、そして来週の鎌倉moln、GOMES THE HITMANの追加公演、そしてHARCOとの2マンです。

12月はひなたのねこ展で大阪へいくことになりそうです。


  
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2014年11月01日

真昼のレコーディングセッション/真夜中に螺子の話



街には仮装した子どもたちや「13日の金曜日」のジェイソンおじさんなどが闊歩し、そしてついに季節は11月を迎えてしまった…。時の流れよ。昨日のこと、お昼から立花綾香来宅、ここ数ヶ月断続的にとりかかっているCM楽曲制作の仕事の続き。綾香は声が大きいのでポチ実はひたすら姿を隠す。かろうじて2階の窓から玄関を見下ろすシルエットだけは見せてあげられた。数テイクのボーカルを録音、ひたすら編集。時間がかかっているがどんどん完成形に近づいている感覚が確かに、ある。ずっとこの曲のメロディが頭を回ってしまう。

夜になってまずハックルベリーフィンの山口剛幸氏(タケ兄)来宅。先月買ったHarmonyのビンテージの整備をお願いするため。ポチ実は更なる来訪者にマンガのように部屋を駆けまわり(ほんとに足が渦巻きみたいな、トムとジェリーみたいになる)心のシャッターを閉めてベッドの奥底へ。その後ヒックスヴィル中森さんが遊びにきたときには猫の気配すらない状況。中森さんはポチのお通夜にも来てくれたというのにつれない猫だ。ポチのときみたいに我が家がプライベート猫カフェになるのはいつのことか。

男3人で50年前のギターを眺めて触ってニヤニヤしながら真夜中すぎまで。タケ兄も中森さんもギターに関して生き字引のような人たちで、「虎ノ門に“サンワビョウリ”っていう店があってさ(実際は“ビョウラ”だった…)」「行ったことありますよ」「おお!やっぱタケ兄、さすが!」といつの間にか“三和鋲螺”という「螺子=ネジ」の専門店の話になっていて僕はポカンとクレイジーギターマニアふたりの「プラスが、マイナスが」「ねじやまが」「イギリスのねじは…」というような会話を適当に相槌を打ちながら興味深く眺めていました。そして中森さんがヒックスヴィルの新作レコーディングがいかにヒリヒリと壮絶だったか、ほんと今回は解散の危機だった!とかなんとか嬉々として語る様子を聞くのがとても楽しかった。15年ぶりのヒックスヴィルのアルバム、本当に楽しみである。今年のクリスマスも中森さんとのライブを予定していますのでお楽しみに。




本日11月1日より「12月1日(月)下北沢lete/夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽7」のチケット販売が始まりました。毎回完売御礼の定期演奏会、スタートから1年になります。個人的には40歳での最後の弾き語りのステージとなります。残席わずか、とても親密で濃密な音楽空間です。ぜひ7人編成バンドの“夜の科学46”、GOMES THE HITMANでの久々の“猫町オーケストラ15”とあわせてお楽しみに。

2014年12月1日(月)@ 下北沢 lete
“夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽7”

19:00開場/20:00開演/料金3,500円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明

小さなスペースでの定期演奏会も回を重ねてはや1年、今年の12月の、
山田稔明40歳での最後のソロ弾き語りワンマンはleteにて行います。
アニバーサリーイヤーに相応しい内容での親密な空間にご期待ください。
*通販STOREチケットセクションにて11月1日0:00からチケット販売開始!
http://gomesthehitman.shop-pro.jp/?pid=82782035

下北沢 lete(http://www.l-ete.jp/
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL: 03-3795-0275  
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