2015年01月31日

東京、初積雪|今日と明日のいろいろ



昨日のこと、朝目が覚めたら雪、積雪。去年の2月の大雪のときを思い出す。そのときは大阪でのライブの日で、ひーひー言いながら雪靴で新幹線に乗り込んだのです。そのときの反省からこの冬は雪かき用のスコップを買っていたので(去年はちりとりでやった)わくわくしながら外へ出て、「まったくやれやれ、雪って大変ね」みたいな大人な感じで隣のおじさんと一緒に雪かきをして町内に貢献したような気がしました。ポチ実はずっと空を見上げていたな。生まれて初めての雪をどう思っただろうか。

午後から出かける。犬猫など動物の専門教育機関のある団体から少しお話を、というお呼びを受けて、何もわからないまま協会事務所へ。僕自身の興味などと合致するところもあり面白い繋がりがまた繋がった気がした。それから渋谷へ移動してライブ前の猫沢エミさんに挨拶、これも猫の繋がり。猫づくしである。夜まではまだらの雪景色が見られたけれども一晩明けて今日はもう庭の積雪も溶けてしまった。もう一回くらい積もってくれてもよくってよ、雪よ。

会期延長していただいていた長崎諫早オレンジスパイスでの「ひなたのねこ」展はいよいよ明日が最終日。もうすぐポチも東京に帰ってきます。そして今日と明日、経堂cafe+gallery芝生で開催されている「冬の蚤の市」に参加しています。お昼に覗いてきましたが大盛況でした。週末東京は晴れるらしいのでお散歩がてらぜひに。そして明日2月1日朝10時から蔵前NAOT TOKYOでの高野寛さんとのライブのチケット発売が始まります。売り切れ必至の公演ですが頑張ってチケット確保を!

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2015年3月14日(土)@ 蔵前 NAOT TOKYO
“NAOT TOKYO the 1st Anniversary Live”

出演:高野寛、山田稔明

17:00 open/17:30 start/料金3500円
チケットWEB販売 明日2月1日(日)10:00 からNAOT TOKYO HPにて

NAOT TOKYO
東京都台東区駒形2丁目1-8 楠ビル301


  

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2015年01月30日

季節を越えて完成

3日前にエンジニア古賀くん(コガウジ)のスタジオに集まって、愛弟子シンガーの立花綾香、作詞家の高橋久美子ちゃんと一緒にレコーディングをしたのですが、昨日はそのお疲れさま会を渋谷で。かれこれ秋口から4ヶ月くらい続いている諸々がようやく終了。レコーディングのときには僕や久美子ちゃん、コガウジによる抽象的で詩的なディレクションに頭がパニックになっていた綾香もようやくリラックスして楽しい飲み会になりました。高橋久美子作詞、僕が作曲とサウンドプロデュース、綾香が歌唱というプロジェクトですが、詳細は来月あたりに。

今日は東京でこの冬初めての積雪ですが今週末には3月の高野寛さんとのライブのチケット販売開始(こちらから)。今から心では春の準備を。




  
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2015年01月29日

「おばあちゃん猫との静かな日々」刊行1周年記念 “ねこむすびナイト”(2015年1月28日 @ 荻窪 6次元)



昨日のこと、夕方から出かけて下村しのぶさんの「おばあちゃん猫との静かな日々」刊行1周年記念のイベントにゲスト出演。場所は行ってみたかった荻窪の6次元というお店。バタバタと準備をしてさしたる打ち合わせもなく始まったイベントでしたがとても優しくセンチメンタルないい雰囲気でした。平日にも関わらず会場は満員。猫が招く力、おそるべし。下村さんの愛猫照枝さんの写真を眺めながら(本に使われなかったアウトテイクも可愛いものばかりでした)本が作られた経緯や猫との暮らしのことが語られました。

僕は第二部から参加。下村さんと繋がったきっかけや下村さんから受け取った言葉で救われた話、猫を看取った話、そして猫返し神社詣でからポチ実の話まで。まだ文章にするには自分のなかで整理のつかない部分もあるので、こういうトークイベントで“猫との暮らし”を語るのは自分自身の気付きにも繋がります。しんみりしたり笑ったり、心の動きがそのまま表出したような“ねこむすびナイト”という名前がぴったりの良い夜になりました。猫の歌をなにか、とリクエストされて「夏の日の幻」「ポチの子守唄」そして「日向の猫」を歌いました。ご来場ありがとうございました。

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2015年1月28日 @ 荻窪 6次元
「おばあちゃん猫との静かな日々」刊行1周年記念
“ねこむすびナイト”


1.夏の日の幻(from『pilgrim』)
2.ポチの子守唄(新曲)
3.日向の猫(from『新しい青の時代』)

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打ち上げでは猫の話とあわせて音楽の話も盛り上がり、下村さんとは去年の夏に知り合ったばかりですが古い友だちのように感じます。猫が繋ぎ、猫が結ぶのですね。  
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2015年01月28日

猫騒動 4thシーズン(7)猫返し神社 巡礼



昨日のこと、お昼から東京の西方、立川まで出かけて阿豆佐味天神社へ。そこで写真家の下村しのぶさんと待ち合わせてお参り。ここは去年ポチが天国へ旅立って2週間たった二七日忌の日に出かけていった神社。「またポチに会えますように」とお願いしにいった、そのきっかけはこの日のブログにまとまっています。「おばあちゃん猫との静かな日々」を上梓された下村さんと初めて会ったのはその二日後で(その日の日記)そのときは神社でもらった絵馬に愛猫照枝さんの絵を描き込んで差し上げたのでした。

猫返し神社に「またポチに会えますように」とお願いしてから2ヶ月ちょっと経ってうちの庭に現れたポチ実はまさにポチの生まれ変わりのような猫で、祈りは叶ってポチ実のなかのポチと僕は再会できたのです。僕はちゃんと御礼をしにいかなければとずっと思っていたのですが、下村さんも行ってお参りしたいということになって昨日の小旅行(立川は吉祥寺から意外と遠く、下村さんは僕より倍の時間をかけてやってきた)が決行されました。天気もよくあたたかで“聖地巡礼”にはうってつけの日でした。全国からやってきた愛猫家たちの願いを乗せた絵馬は風にカタカタと乾いた音を立てて、境内にはジャズピアニスト山下洋輔さんが弾く“越天楽”が流れていて、とても“気”が良い。背筋がすっと伸びるような時間でした。

その後五日市街道沿いのカフェで下村さんと猫の話を数時間。ポチ実が小さな頃の照枝さんに似ている!と盛り上がる。下村さんとは活動するフィールドもジャンルも違うのだけど、こうやって簡単に旧知の友だちみたいに打ち解けた会話ができるのは猫が振り撒いた魔法か。ポチ実は毎日日向の窓際でトリを目で追いながら変な声で鳴いて、走り回って、眠くなって丸くなって、また駆けまわって、まさに“元気”の象徴のようです。ポチが天国に昇って今日で223日、ポチ実がうちに来てから148日、まだまだ猫騒動は続いています。今日の荻窪6次元でのイベントも先週末の木下綾乃さんのとき同様とても楽しいものになるだろうなと容易に予想がついてワクワクします。たくさんのご来場予約をいただいているとのことで嬉しいかぎりです。当日券などについては直接会場までお問い合わせください。




2015年1月28日(水)@ 荻窪 6次元
『おばあちゃん猫との静かな日々』刊行1周年記念
“ねこむすびナイト”


下村しのぶ(写真家)
ゲスト:山田稔明(ミュージシャン)
聞き手:竹田理紀&澁川祐子(編集者)

おばあちゃん猫・照枝さんとの日々を写真と言葉で綴った
下村しのぶ著『おばあちゃん猫との静かな日々』(宝島社)。
刊行から1年、静かな反響を呼んでいる同書初のイベント!

写真家の著者による愛猫を可愛く撮るコツから、老猫との
暮らし方、看取りの話まで。ゲストに本を通じて知り合った
ねこ友のGOMES THE HITMANのVo.の山田稔明氏を迎え、
ねこが取りむすぶ夕べを開催いたします。

場所:荻窪 6次元
時間:19:00〜21:00
   山田稔明によるねこソングの弾き語りタイムあり
参加費:2000円(ドリンク付き/要予約)
予約:件名を「ねこむすびナイト」とし、名前、参加人数、
電話番号を明記の上、rokujigen_ogikubo@yahoo.co.jp まで。
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6次元(http://www.6jigen.com/
〒167-0043
東京都杉並区上荻1-10-3 2F
03-3393-3539
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2015年01月27日

月あかりのナイトリスニング vol.6 @ 武蔵小山ライブカフェアゲイン(2015年1月26日)

昨日のこと、毎回自分自身が楽しみなイベント“月あかりのナイトリスニング”の6回目。足掛け3年目を迎えました。

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これまで“自分史”や“クリスマス”、“映画音楽”に“猫”などを題材にトークとライブをやってきましたが、今回はなんと“レコードショップ”という漠然としたテーマ。しかしこれが楽しくて楽しくて、僕が去年買ったレコードのなかで一番の収穫を披露して、その値段を言ってみんなにため息をついて呆れられるとか、先日の九州旅で訪れた九州の“民家系”ショップの話とか、レコードハンティングするときに心がけていることなど誰のためにもならない、ただ僕が嬉々として話してみんなが笑っているという楽しい時間でした。

星条旗ジャケットを収集している、という話題のなかで紹介したスティーヴ・ヴァン・ザントの7インチを司会の森陽馬さんから「で、内容はよかったんですか?」と聞かれて「・・・聴いたことなかった!」ということで初聴きの儀式なども含みつつ(遊びにきていた高橋徹也さんには「スティーヴン・ヴァン・ザントのソロを流しながらトークするとかシュール過ぎる」と絶賛をいただきました)これまでのなかで一番熱く盛り上がったんではないか?という内容でした。みんなポカーンとしていたけども。トークを録音してみたのでいい音で録れていたらどこかで公開したいです。そして第二部はライブ。「レコード」をテーマにした歌を選曲しました。

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2015年1月26日(月)@ 武蔵小山ライブカフェアゲイン
“月あかりのナイトリスニング vol.6”


1.スティーブンダフィー的スクラップブック(rain song ep)
2.朝の幸せ(GTH in arpeggio)
3.スミス(未発表)

4.FALL ON ME(R.E.M. カバー)
5.ハイスクールララバイ(イモ欽トリオ カバー)
6.Melody(フィッシュマンズ カバー)

7.RGB(ripple)
8.太陽と満月(new)
9.small good things(new)
10.日向の猫(新しい青の時代)
11.僕らの暮らし(maybe someday ep)


まず「レコード」という単語が出てくる「ダフィ的(レコードの片面分話をして)」と「朝の幸せ(ピアノが弾けそうなレコード)」。そして「パティ・スミスのレコードを誕生日プレゼントに贈る」と英語で歌った、学生時代に書いた英語詞の未発表曲「スミス」。そしてトーク中にも散々その名が出たのでR.E.M.の「FALL ON ME」を初めてカバー。はじレコ(初めて買ったレコード)としてデビュー当時からその名が頻出する「ハイスクールララバイ」も披露(台詞も、「ナー!」も)。フィッシュマンズのカバーは「暗いレゲエのレコードを聴いて感動して作った歌」という佐藤伸治氏のインタビューを憶えていたから。久しぶりに歌った「RGB」は音楽を作る行程を言葉に記した歌。「太陽と満月」「日向の猫」には“猫”も“レコード”も出てくる。そういえばそのふたつの単語はうまく韻を踏むのだな。最後に歌った「僕らの暮らし」は音楽が流れ続ける日々を想い、手を伸ばす歌。レコード愛を語ったあとに歌うとすべてが新鮮で言葉が全部新しい意味を持って聞こえた。

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ライブが終わってタカテツさんとご飯を食べにいった先のお店で流れていた有線放送かなんかでThe Smithsの「Cemetry Gates」がかかって、しばらく無言でお互い聴いて、やわら「おれ、スミスのなかでこの歌が一番好きなんだよ」「わ、おれもそう!」ととても盛り上がった。この日歌った「朝の幸せ」が「Cemetry Gates」からそのアレンジを引用していることをタカテツさんは気づいていたのは流石。タカテツ楽曲でもこの曲からインスパイアされた歌があることを教えてもらった。音楽を聴いてまた次の音楽が生まれるのだな。キーツとイェーツは君の側、でもワイルドは僕のもの。ということで今は『The Queen is Dead』を聴いている。

ご来場ありがとうございました。皆さんが次にレコード屋さんに行くときに違う風景が広がるかもしれませんね。


  
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2015年01月26日

ブルーベックと歌う猫|今晩は武蔵小山アゲインで

デイブ・ブルーベックと歌う猫。#ポチ実 #cat

toshiaki yamadaさん(@toshiakiyamada)が投稿した動画 -




愛猫ポチ実はひとつ先の季節を探して窓の外をずっと眺めている。で、鳥がうちの庭の木に飛んでくるようになったのを見ては鳥の鳴き真似をして上の動画のような鳴き方をするのだけど、その視線の先に僕は大きくふくらんだ梅の蕾を見つける。季節のなかで一番寒い季節を迎えている今だけど確実に季節は巡っている。そういう当たり前のことをふと思い出させてくれるのが小さな猫のヒゲのアンテナだ。猫と絶え間なく流れる音楽と新しい季節。

東京の天気はこれから崩れるらしいのだけど、僕は今晩武蔵小山のアゲインで“レコードショップ”をテーマにトークとライブをします。今セットリストを考えていますが、あまり歌わないようなカバーも忍ばせてこの日限りの演奏を。いつも武蔵小山に行くと海鮮ラーメン的なものを食べるのだけど、もう今の時点でそのラーメンの口になっている自分がいる。2013年秋に始まったペット・サウンズ・レコード森陽馬さんとの「月あかりのナイトリスニング」これはもう自分の楽しみのためのイベント。しかしそれをともに享受してくれるお客さんがいることを嬉しく思います。もし仕事が早く片付きそうだったらぜひ武蔵小山へ。当日券も美味しいご飯も、帰り道の海鮮ラーメンもありますので。


2015年1月26日(月)@ 武蔵小山 ライブカフェアゲイン
“月あかりのナイトリスニング vol.6”

出演:山田稔明/MC:森陽馬(PET SOUNDS RECORD)
18:30開場/19:30開演/2500円(当日3000円 ドリンク代別途)

PET SOUNDS森陽馬さんとのイベントも6回目。
今回は“レコードショップ”をテーマにトークとライブを。
公開ラジオのような、オフレコ話盛りだくさんの夜になります。
オフィシャルサイトRESERVEフォームより受付中

武蔵小山 ライブカフェアゲイン(http://www.cafe-again.co.jp/
〒142-0062 品川区小山3-27-3 ペットサウンズ・ビル B1F
イベント予約受付TEL:03(5879)2251
  
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2015年01月25日

明日は武蔵小山アゲインで“レコードショップ”トークを

2013年秋に始まった武蔵小山ペット・サウンズ・レコードの森陽馬さんとのイベント「月あかりのナイトリスニング」は今年で足掛け3年目。明日26日(月)は第6回、テーマは“レコードショップ”です。一度休刊となった「レコード+CDマップ」は全国を旅する僕にとっては必携の本でした。それが復刊、さっそくカバンにこの本を忍ばせて都内でも地方でも隙さえあればレコード屋散策を楽しんでいます。これまで “映画音楽” “クリスマス音楽” “GOMES THE HITMAN” “猫”などをテーマにトークとライブを繰り広げてきましたが今回は一番漠然としたテーマでの開催となります。

ペット・サウンズ陽馬さんもかつてはディスクユニオンで勤務されていた経歴もあり、レコードショップ事情のオフレコ話など聞けるかもしれないなと楽しみにしています。僕はお気に入りのレコードショップやレコード屋で心がけていること、レコード掘りのアドバイスなど、いろんな話を用意しています。CDが売れない時代と叫ばれて久しいですが、音楽が好きな人間にとってはレコードショップは世界で一番居心地の良い場所なのですよ。「最近さっぱりレコード屋さんに行かなくなったなあ」というあなたも(あなたですよ!)、中古レコード屋って暗くて汚くてちょっと立ち寄り難い…と思っているおねえさんもぜひ文化的で豊かな暮らしを引き寄せましょう。

この記事、下のほうに並んだ写真は今年になって僕が購入したレコードの数々ですが、年始はなんやかやとSALEがあったり、九州旅でちょっと欲張って買ってしまったものもありますが、50円くらいのシングル盤から1万円を越える豪華ボックスまで目にも楽しい正方形のアートのようです。最近の釣果なども含めて音楽とレコードを語る夜になります。平日の夜ですがぜひたくさんの皆さんにご来場いただきますように。最近ずっと猫ばかりでしたが明日はミュージックライフを語りますので(猫も音楽も僕にとっては同じようなものですが)。


2015年1月26日(月)@ 武蔵小山 ライブカフェアゲイン
“月あかりのナイトリスニング vol.6”

出演:山田稔明/MC:森陽馬(PET SOUNDS RECORD)
18:30開場/19:30開演/2500円(当日3000円 ドリンク代別途)

PET SOUNDS森陽馬さんとのイベントも6回目。
今回は“レコードショップ”をテーマにトークとライブを。
公開ラジオのような、オフレコ話盛りだくさんの夜になります。
オフィシャルサイトRESERVEフォームより受付中

武蔵小山 ライブカフェアゲイン(http://www.cafe-again.co.jp/
〒142-0062 品川区小山3-27-3 ペットサウンズ・ビル B1F
イベント予約受付TEL:03(5879)2251



  
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嬉野ー佐賀ー鳥栖ー福岡ー帰京【九州旅DAY4】



昨晩はくたびれて嬉野温泉の宿に帰ってきて、ほろ酔いの両親を横目にざざーっと温泉に浸かってそのまま寝てしまったが、明けて街並みを眺めてみるとやはりいい場所に泊まったなあと嬉しくなる。贅沢な朝食をいただいたあと、正午チェックアウトだったので大きなお風呂をふたつはしごしてすっかり温まった。嬉野で飲むお茶はすべて香りがよくて美味しい。お茶の葉をたくさん買ってしまった。午後に宿を発ち、佐賀まで戻って僕が行ってみたかったレコード屋(リサイクルショップ?)で1時間くらいレコ掘り。奥深きレコードコレクター道。

その後両親の用事に付き合いつつ夕方に鳥栖まで戻って遅い昼食、そして僕はここで両親と別れ再び福岡へ。この日は福岡に泊まり翌日朝に東京に帰るという行程。福岡ではガッシュ/A Part of Apartというショップに挨拶に。ここで長話になり日が暮れた。夕飯は軽く(2日間質量ともに大物づくしだったので)以前ライブで一度お世話になったタロカリでいただこうと思ってふらっと立ち寄る。そこで偶然会った常連客は若い女性シンガー瀬戸口恵さんで、彼女は僕の教え子立花綾香と知り合いで共演もしているという奇遇。世の中は狭い。軽く一杯、というつもりが旧友と連絡がとれて駆けつけてくれて、さらには彼の同僚も合流して日付が変わる直前まで楽しいお酒とおしゃべり。最後の福岡の夜はいろんな偶然が重なって4泊5日の九州旅を締めくくるのに相応しい時間となりました。

翌朝、またPM2.5の靄のなかを飛行機は飛び立って僕は東京へ。今年もまたあと何回か違う季節に九州を旅したいと思います。またすぐ帰るけんね九州。


  
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2015年1月18日(日)@ 諫早 オレンジスパイス “ひなたのねこ”ライブ(ライブ後記)【九州旅DAY3】

前エントリーからの続き。再び嬉野から諫早まで、大村湾を眺めながらひとりドライブ。せっかくなのでぐるっと諫早市内をまわって、偶然見つけたハードオフで中古レコードや楽器を買ってしまったり、限られた時間でしたが諫早の街散策も完遂。お店に戻ってライブの準備、そして店長さん(老猫と暮らしていらっしゃる)と話して泣いたり笑ったり。この日は“猫”をテーマにしたライブなのでカフェテコとはまったく異なる内容に。





猫が出てくる曲ばかりをたてつづけに4曲。そしてポチなきあとにポチ実が登場したときの“恋の予感”エピソードと絡めて「予感」を。この日は声がスーッと良く出て、窓の外のメタセコイアのてっぺんまで登っていくような感覚でした。「ポチの子守唄」「些細なことのように」ではすすり泣く音が聞こえてきて、僕はそっちのほうを振り向けませんでした。ポチの写真に囲まれて歌うのはやっぱりとても特別な感じがして普段のライブとは全然違う感情。

本編最後に歌った「Auld Lang Syne(蛍の光)」は古き友との思い出を想う歌。僕はポチのことを考えながら歌いました。アンコールでは「SING A SONG」、そしてポチとの出会いとなった「饒舌スタッカート」収録の「拍手手拍子」で文字通り手を叩きながら「ひなたのねこ展」最終日を讃えました。・・・のはずが「もう少し展示を延長しましょう!」という嬉しいお言葉をいただいてまだポチは諫早にいます。2月1日まで写真を飾っていただいてますのでぜひお近くの方は足をお運びください。



終演後はお客さんみなさんといろいろな話。一緒に暮らしている猫の話からご自身の亡き息子さんの話など人それぞれの人生があって人それぞれの暮らしがあるのだなあと改めて思いました。みなさんの暮らしに音楽を添えられているのなら嬉しいです。オレンジスパイスのみんなとの打ち上げは長崎ちゃんぽんパーティー。こんなふうに鍋を囲んでちゃんぽんを召すのは初めてでした。またここで歌えたらいいな。心強いスタッフの皆さん、そしてご来場のお客さん、本当にありがとうございました。スタッフ全員に見送られながら僕は真っ暗な長崎自動車道を再び嬉野温泉へ…。




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佐賀川上峡温泉ー武雄市図書館ー波佐見ー諫早ー嬉野温泉【九州旅DAY2/DAY3】



福岡カフェテコライブの翌朝、旧友やっちゃんが迎えにきてくれて故郷佐賀県基山へ。里帰りの際の儀式のようになっている丸幸ラーメンセンターでラーメン。小さな頃から食べているソウルフード。博多ラーメンではなく久留米ラーメン。この味だ。ここから僕は両親と合流してしばし親孝行プレイ。この日向かうのは佐賀市内大和町にある川上峡温泉というところへ。僕は18歳で上京したので地元の名所などをほとんど何も知らないからこの“九州の嵐山”と呼ばれるところへ初めて来た。確かに静かでゆったりしたいい場所、春には川に鯉のぼりがたくさん踊るらしいし、夏には花火と灯篭流しで賑わうそう。とにかくこの日はお湯に浸かりぐっすり休む。

翌朝起きてひと風呂浴びて、宿をチェックアウトした後、行ってみたかった佐賀県武雄市の武雄市図書館へ。蔦屋書店(正確にはCCC)が管理する話題の複合図書館。朝10時過ぎに到着するとすでに駐車場は満車、館内の机はすべて人で埋まっていた。予想以上のスケールに唖然。一緒に行った両親も小一時間座って本を読んでいました(糖尿病の本と中性脂肪の本だった…)。こんな施設あったら休みのたびにここに来ちゃうな、という感じ。ワークショップなども行われていて老若男女が思い思いの楽しみ方で過ごしていました。



武雄市図書館を後にして今度は長崎県の波佐見市へ。ここは前回の諫早ライブの際に連れていってもらった街、波佐見焼という陶器で有名なところだが、HANAわくすいというお店を中心とする築80年以上の製陶所跡をリノベーションして作られた素敵空間を再訪。前回はなんと自分のCDがそこで販売されていてびっくりしたのだが、今回もスタッフの方が僕のことを憶えていてくれて嬉しかった。県境を越えてたくさんの観光客、週末でとても賑やか。人懐っこい猫にも会えました。

両親が退屈そうにしはじめたのでどうしようかと思案。嬉野温泉へのチェックインにもまだ時間があるし…ということで、この日ライブをする予定の諫早オレンジスパイスに連れていくことに。きれいにでぅスプレイしてあるポチの写真に見入る父と母、自分にとってはとてもシュールな光景。スタッフの皆さんがとても優しくしてくれて、美味しいランチをいただく。機嫌がよくなった母親は手作り柚子胡椒をカフェで使ってもらえないかと売り込みしていました…。そして両親を嬉野温泉へ連れていく(諫早から車で30分ちょっと)。ちょうど1月中旬というのは観光客が一段落するときなのか混雑せずにとてもゆったりした旅となりました。温泉宿にチェックインして僕はふたたび諫早オレンジスパイスへ。

親孝行とライブが平行するなかなかタフな…、しかしかなり充実した旅行程でした。(続く)


  
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2015年1月16日(金)@ 福岡 cafe Teco “夜の科学 in 福岡ーnew beginnig”(ライブ後記)【九州旅DAY1】

1週間が経ってしまいましたが、先週の九州旅は素晴らしいものでした。今年のライブを故郷から始められたのはとてもよかった。ライブとその旅行程を振り返りたいと思います。



福岡まではとても安い航空券を手に入れたので千葉県成田からの旅の始まり。昼前に吉祥寺を出てお昼の飛行機に乗って午後には福岡へ。事前に知り合いから聞かされていたようにこの日の福岡はPM2.5の影響で空が真っ白。僕が子供の頃にはなかった気象。テレビの天気予報のあとにPM2.5予報もある。東京よりも1時間くらい日が長いこともあって東京と九州の地理を再認識。ホテルにチェックインしてから会場のカフェテコへ。2009年以来通いなれた道。

初めてのソロアルバム『pilgrim』をリリースしてしばらく足を運んでいなかった福岡でもライブをやりたくて、人づてに紹介してもらったのが警固にあるカフェテコでした。音響設備のないお店でしたがそのご飯の美味しさと店主テコさんの人の良さで以来僕の福岡での拠点となりました。1月24日(今日です)で13年続いたお店がクローズするということで依頼されたライブ、カフェテコでの最後の音楽イベント。たどり着いたカフェテコは準備でバタバタしていて感傷的な雰囲気とは程遠く、僕もバタバタと準備を。

Twitterで「リクエストがあれば」と投げかけると思いのほかたくさんの返答があったので、急遽セットリストを大幅に変えてあたふた。「残り物ですけど」と出してもらった賄い飯の美味しさにため息をつきながら「これが最後かー」としみじみ。金曜日の夜にも関わらず遠くからも近くからもたくさんのお客さん。開演の時間になりました。

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今年初めてのフルサイズの弾き語りワンマンは『新しい青の時代』を頭から3曲、そして『pilgrim』『home sweet home』の冒頭楽曲でスタート。思えば3枚とものレコ発ライブをやらせてもらっているのだから、その6年間というのはやはり長く内容が濃い。「カフェの厨房から」はリクエストをいただいた曲でしたが、「辿り着いたこの店が君の宿り木になったなら/私どもは幸せでそれだけでいいのです」というのは文字通りのカフェテコ賛歌になったような気がしました。「tsubomi」に出てくる「17歳の頃流した涙/思い出して笑う」というフレーズは福岡の警固公園での高校時代の思い出を歌っているからこの地でこの歌を歌うのは感慨深い。

カフェテコで何度もライブをやっている高野さんのカバー、ヒックスヴィルの話から絡めての小沢健二カバー、「月あかりのナイトスイミング」でたびたびピアノを弾いてくれたHARCOもカフェテコ仲間。故郷の友だち家族のために作った「この広い世界で」、これからCDになる新曲たちも並べて全部入りのセットリスト。「maybe someday」はカフェテコの有終の美を讃えたくて歌った。「Auld Lang Syne(蛍の光)」も素晴らしい響きでした。最初のアンコールのあとも興奮冷めやらぬ感じで、マイクを通さない生音で最後に「hanalee」を歌いました(この歌は最初のライブから毎回歌ったんじゃないかな)。



終演後はなぜかびっくりするくらい物販の商品が売れていました。売り切れたモノもあってごめんなさい。ローカルバスのケイジくんとノミさんも観にきてくれた。いつもの同級生チームも打ち上げまで楽しい気分にさせてくれました。九州全土、山口、広島からも駆けつけてくれたファンの皆さんに感謝。諫早オレンジスパイスからもこそっと遊びにきてくれたスタッフも。やっぱり福岡はよかとこ。これからカフェテコに変わる会場を探さないといけないのだけど変わらぬご愛顧をお願いします。

そしてテコさん、お店閉店の決断はとてもポジティブなもので気持ちいいくらいにさっぱりした表情が印象的でした。これからは福岡以外でもいろんな場所で会うことになるかもしれませんね。カフェテコはいよいよ本日24日(日)cafe Teco マルシェをもって最後となります。福岡の皆さん、ぜひ日曜日の午後にカフェテコまでお出かけしてはいかがでしょうか(詳細はこちら)。cafe Teco、そしてテコさん、6年間ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。




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2015年1月24日 @ 経堂cafe+gallery 芝生「ねこをもらったよ」原画展トーク&ライブ



昨日のこと、経堂ギャラリー芝生で木下綾乃さんの「ねこをもらったよ」原画展にて“猫のいる暮らし”というテーマでトークとライブを。綾乃さんとは一昨年京都の恵文社COTTAGEでお会いしたのが初めてだったか。「ねこをもらったよ」刊行の際はコメントを書かせていただいたり、ポチへのお悔やみの言葉を頂いたりして、まさに猫が繋ぐ縁でした。初めてふたりで話すというイベントでしたが事前にさしたる打ち合わせもなく、「“猫”についてトークを」とのお題だけでしたが予想通り何の問題もなく内容の濃いお話ができました。

始まって早々に綾乃さんがかつて看取った猫のことを思いだして涙がぶわっと出てきたときに「やばい、おれも泣く!」と思ってオモシロ方向に話を持っていったりしたので、全体的に泣き笑いのセンチメンタルでもあり優しく可笑しくもあり、まさに猫という動物のもつ魔力/魅力のようなものをみんなで共有したような時間だったと思います。そして生音でライブを。この日はいつものMartinではなくTaylorのギターを弾きました(音が大きく響くのです)。


2015年1月24日(土)@ 経堂 cafe +gallery 芝生
木下綾乃「ねこをもらったよ」原画展 “猫のいる暮らし”ライブ


1.夏の日の幻
2.猫のいた暮らし
3.猫町オーケストラ
4.ポチの子守唄
5.日向の猫
6.small good things
7.情熱スタンダード


どの歌もいろんな想いを巡らせながら去年の夏からずっと歌ってきた猫の歌。新曲の「small good things」は“遠く離れて”誰かを思う歌なので、これは無意識のうちに愛すべきものたちに向けられています。アンコール的に「もう一曲」と歌った「情熱スタンダード」は実は愛猫に向けて書かれた小さな愛の歌でした。「ああ、あの人を迎えにいくよ」とはすなわち猫が待つ家に帰るときの歌なのです。イベントが終わってお客さんたちとたくさんお話しましたが、猫を飼われている方、飼っていた方が多くて「家に帰って猫をなでくりまわそうと思いました」と帰路に向かう方がたくさん。「ねこをもらったよ」原画展は27日まで開催。

芝生ユサさん、木下綾乃さんと。「ねこをもらったよ」原画展は27日まで。

toshiaki yamadaさん(@toshiakiyamada)が投稿した写真 -




そして数日後にはもうひとつ猫をめぐるイベントに参加します。写真家下村しのぶさんが「おばあちゃん猫との静かな日々」を上梓されてから1周年をお祝いするイベント。下村さんもポチが病床に伏せてからとても親しくなった方。同じ病気で猫を亡くされた下村さんに僕はポチが弱ったときに堪らずメールして弱音を吐いたのでした。「腎不全の猫は痛いとか苦しいとかはないらしくて“なんかへんだなあ…”ってボーっとしちゃうらしいです。なのでぼんやりしつつも“なんかこのごろはパパはずっとそばにいてくれてるにゃあ”と喜んでいますよ」というメッセージに少し救われて号泣しつつも「僕はお兄さんっていうことになってますから」と返事したエピソードの相手はこの下村さんです。歌も歌います。残席わずかとのことでしたが直接会場の6次元までお問い合わせください。


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2015年1月28日(水)@ 荻窪 6次元
『おばあちゃん猫との静かな日々』刊行1周年記念
“ねこむすびナイト”


下村しのぶ(写真家)
ゲスト:山田稔明(ミュージシャン)
聞き手:竹田理紀&澁川祐子(編集者)

おばあちゃん猫・照枝さんとの日々を写真と言葉で綴った
下村しのぶ著『おばあちゃん猫との静かな日々』(宝島社)。
刊行から1年、静かな反響を呼んでいる同書初のイベント!

写真家の著者による愛猫を可愛く撮るコツから、老猫との
暮らし方、看取りの話まで。ゲストに本を通じて知り合った
ねこ友のGOMES THE HITMANのVo.の山田稔明さんを迎え、
ねこが取りむすぶ夕べを開催いたします。

場所:荻窪 6次元
時間:19:00〜21:00
   山田さんによるねこソングの弾き語りタイムあり
参加費:2000円(ドリンク付き/要予約)
予約:件名を「ねこむすびナイト」とし、名前、参加人数、
電話番号を明記の上、rokujigen_ogikubo@yahoo.co.jp まで。
---------------------------------------------------------------------
6次元(http://www.6jigen.com/
〒167-0043
東京都杉並区上荻1-10-3 2F
03-3393-3539  
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2015年01月24日

月を見る



昨日のこと、夕方から出かけて外苑前の月見ル君想フへ出かける。杉瀬陽子さんのサポートで安宅くんとヒックスヴィル中森さん、そしてフロントアクトは福岡出身のcanvas、もう一組の出演者は東川亜希子さんの赤い靴、と知り合いばかり。遊びにきていたHARCO、会場にいたイトケン、たくさんの新年のあいさつをしました。好カード、好イベント。特に8年ぶりにあった東川さんの「赤い靴」という形態でのライブは初めてだったのだけどとても面白かった。杉瀬さんは貫禄すら。

同い年の安宅くんへレコードのお土産を。「厄祓い行った?」というのがここ数年の決まりの新年の挨拶。安宅くんは良いおみくじ引いたらしいが僕は凶だったのだよね…。お互い後厄を粛々と切り抜けましょう。外は真冬で今年一番の寒さだったけど満月を愛でながら楽しいあたたかな夜でした。いい刺激を受けて今日はこれから経堂で猫の話と猫の歌を。会場でお会いできる皆さん、よろしくお願いします。そして明後日は武蔵小山アゲインでの定例イベント、「月あかりのナイトリスニング」、レコード屋さんの楽しみ方を伝授します。まだまだお申込みを熱く募集しています。月曜日の夜ですが楽しい夜にしますのでぜひご来場ください!



2015年1月26日(月)@ 武蔵小山 ライブカフェアゲイン
“月あかりのナイトリスニング vol.6”

出演:山田稔明/MC:森陽馬(PET SOUNDS RECORD)
18:30開場/19:30開演/2500円(当日3000円 ドリンク代別途)

PET SOUNDS森陽馬さんとのイベントも6回目。
今回は“レコードショップ”をテーマにトークとライブを。
公開ラジオのような、オフレコ話盛りだくさんの夜になります。
オフィシャルサイトRESERVEフォームより受付中

武蔵小山 ライブカフェアゲイン(http://www.cafe-again.co.jp/
〒142-0062 品川区小山3-27-3 ペットサウンズ・ビル B1F
イベント予約受付TEL:03(5879)2251  
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2015年01月23日

猫が繋いだレコーディングセッション



シンガーソングライターのKainatsuさんと初めて会ったのは去年の夏、巣巣での「ひなたのねこ展」でした。これもつまり猫が繋いでくれた縁なのですが(Kainatsuさんはぐるりという名前の猫と暮らしている)、昨日は彼女がうちに遊びにきてあるプロジェクトのための打ち合わせと作業を。ちょっと録ってみましょうか、と歌入れをしたのだけどどのテイクも素晴らしく「ああ、この人は生まれついての歌唄いなのだなあ(そのDNAよ!)」と感心、感動しました。

ポチ実は例のごとく姿をくらませていたのだけど、僕らが階上で作業している間に気を許してリビングに降りていたようで、Kainatsuさん(猫顔)と対面するやいなや「トムとジェリー」のマンガみたいに足をくるくるさせて慌てて逃げ帰ってしまいました。ポチ実を一瞬でも見てもらえてよかった。春にはお母さんになるKainatsuさんに次の冬にベイビーと楽しむための『Christmas Songs』をプレゼントしました。このレコーディングの詳細については追って。明日も猫繋がり。経堂ギャラリー芝生にて木下綾乃さんの「猫をもらったよ」原画展でのトークとライブです。前売りは完売していますがキャンセルなどがあれば当日券が出せますのでご興味ある方は直接ギャラリー芝生にお問い合わせください。



2015年1月24日(土)@ 経堂 cafe+gallery 芝生
木下綾乃原画展「猫をもらったよ」
トーク&ライブイベント「ねこのいる暮らし」


出演:木下綾乃、山田稔明(GOMES THE HITMAN)
17時30分開演(17:15から入場開始)料金:1500円(+ドリンク代500円)
★チケットは完売

cafe+gallery芝生(http://shiba-fu.com
世田谷区経堂2-31-20
TEL 03-3428-5722  
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2015年01月22日

2015年は2マンLIVEシリーズを|新井さんと高野さん

昨日は病院でポチ実の抜糸をしてもらったあとはずっとアトリエ(仕事部屋)で終日録音編集作業。旅疲れでだらだらすることもなくうまく切り替えができている。年始になんとなく考えたのは、今年は4バンドくらいが出演するイベントよりも2アーティストでしっかり1時間ずつ演奏できるイベントを多くやれたらな(そして必然性のあるセッションができたら)、ということで、まあ普段そんなに対バンイベントには誘われないのだけども、そういうふうに考えていたら流れはその方向に向かうもので2月3月と素晴らしい共演相手との2マンライブがとんとんと決定しました。

昨日告知になったのが3月の高野寛さんとの1年ぶりの2マンライブ。場所は去年と同じく蔵前NAOT TOKYOです。開店から1周年のお祝いを開店時と同じく僕と高野さんで。去年は高野さんトリビュート盤への参加が自分にとって重要な出来事でした。自分より10年先を行く先輩からまたたくさんの刺激をいただく夜になるでしょう。セッションも楽しみです。もう今からわくわくします。隅田川とスカイツリーを眺めながらの親密な空間での贅沢なホワイトデイ。

2015年3月14日(土)@ 蔵前 NAOT TOKYO
“NAOT TOKYO the 1st Anniversary Live”

出演:高野寛、山田稔明

17:00 open/17:30 start/料金3500円
チケットWEB販売 2/1(日)10:00 からNAOT TOKYO HPにて

NAOT TOKYO
東京都台東区駒形2丁目1-8 楠ビル301

85908919



そして2月はすでにたくさんのお申し込みをいただいている新井仁さんとの共演。新井さんはNORTHERN BRIGHTをはじめ数々のキャリアを持つ先輩(オアシスのフロントアクトをやった人でもある)。SNSでの情報交換や手紙でCDを送り合ったりして交友はあるのだけど、実は僕は新井さんと実際に会って話したことがない。今回新井さんからのお誘いで「やっと会えたね」ライブとなるわけです。選んだ日付は2月22日、ニャンニャンニャンの猫の日。新井さんも猫と暮らす音楽家なので猫好きならではの猫バカ話も繰り広げられるかもしれません。グラニテは初めての場所、とても小さな空間だそうですが一緒に何かやれたらいいですね。

22_granite

2015年2月22日(日)@ 渋谷 cafe granite
“the first contact!―新井仁 × 山田稔明”


出演:新井仁、山田稔明

18:00OPEN/19:00START/前売 3000円 当日 3500円
(共に + 1drink order)20名限定

※ 前売りチケットのご予約は「lifestylemusic1970@ybb.ne.jp」宛てに
公演日、お名前、枚数を書いてメールを送って下さい。
確認出来次第返信致します。公演日前日24時までにお願いします。

カフェ グラニテ
〒150-0044 東京都渋谷区円山町 1-18 峯ビル 2F
03-3462-2132

  
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2015年01月21日

猫騒動 4thシーズン(6)続・ポチ実の“回復雑記”



先週末からの4泊の九州旅、その間ポチ実は粛々となんとかかんとか暮らしていたわけですが、帰ってきてポチ実を見て(まあ、僕を「おまえだれだよ!」みたいな感じで警戒するという仕打ちをされるんですが)「おまえ大きくなったなあ!」というのが第一印象でした。もう仔猫じゃない…。小6くらいの感じ。避妊手術を経てもう“さかり”はなくなったのですが、とにかく走り回り、見えない何かを追いかけたり、鳴いたり唸ったり、もうやたらと元気なのです。かと思うとテレビを見入ったり、そそくさとハンモックにのぼってグーグー寝たり。自由。フリーダム。

手術のときにおなかの毛を広範囲にそられて、そこに少し長めの傷がありフランケンウィニーみたいで痛々しいのですが、術後10日を過ぎたので予定通り今朝はその抜糸のために病院に行ってきました。調子よく遊びまわっていたのに捕まえられてケージに入れられクルマに乗せられ、ブルブル震えながら診察台へ。傷もくっついているし問題なし、ということでポチ実最初の受難の儀式を完了しました。素肌の下腹部はセクシーに見える。早く毛が生えてきたらいいね。

福岡でも長崎でもポチとポチ実は大人気で、「いつもインスタグラムを見てます」とか「これをポチちゃんに」「ポチ実ちゃんに」とたくさんのプレゼントをいただきました。諫早オレンジスパイスでの展示はとても丁寧で美しく、うっとりと見惚れてしまいました。先週末が最終日の予定だったのが会期延長して2月1日まで飾ってありますのでお近くの方はぜひ足をお運びください。そして2月にはポチの写真たちが久しぶりに東京に戻ってきます。




山田稔明「ひなたのねこ展」

【日時】2015年2月17日(火) 〜 3月10日(火)(定休日なし)
【場所】mona records 2F おんがく食堂
【時間】12:00〜23:30(土日は11:30〜)

多分これで「ひなたのねこ展」一区切りとなります。入場無料なので
ぜひお茶したりご飯食べたりするついでに眺めにきてください。

下北沢 mona records
〒155-0031
東京都世田谷区北沢2-13-5 伊奈ビル2F&3F
TEL: 03-5787-3326




そして来週、「おばあちゃん猫との静かな日々」の著者下村しのぶさんのトークイベントにゲスト出演します。写真家である下村さんが語る“猫を上手に撮る方法”は猫好きには聞き逃せません。僕は“猫を看取るということ”などについて下村さんとトークを。歌も歌います。下村さんとの縁は下村さんの愛猫照枝さんとポチが繋いでくれたもの。こういうイベントに参加できることを嬉しくも不思議な気持ちで噛み締めています。残席わずかなのでご予約はお早めに。

2015年1月28日(水)@ 荻窪 6次元
『おばあちゃん猫との静かな日々』刊行1周年記念
“ねこむすびナイト”


下村しのぶ(写真家)
ゲスト:山田稔明(ミュージシャン)
聞き手:竹田理紀&澁川祐子(編集者)

おばあちゃん猫・照枝さんとの日々を写真と言葉で綴った
下村しのぶ著『おばあちゃん猫との静かな日々』(宝島社)。
刊行から1年、静かな反響を呼んでいる同書初のイベント!

写真家の著者による愛猫を可愛く撮るコツから、老猫との
暮らし方、看取りの話まで。ゲストに本を通じて知り合った
ねこ友のGOMES THE HITMANのVo.の山田稔明さんを迎え、
ねこが取りむすぶ夕べを開催いたします。

場所:荻窪 6次元
時間:19:00〜21:00
   山田さんによるねこソングの弾き語りタイムあり
参加費:2000円(ドリンク付き/要予約)
予約:件名を「ねこむすびナイト」とし、名前、参加人数、
電話番号を明記の上、rokujigen_ogikubo@yahoo.co.jp まで。
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6次元(http://www.6jigen.com/
〒167-0043
東京都杉並区上荻1-10-3 2F
03-3393-3539




そして気づけば今週末は経堂のギャラリー芝生での木下綾乃さん「猫をもらったよ」原画展でのイベントです。木下さんの「猫をもらったよ」は猫との別れと出会いを描いた素晴らしい絵本。この日は猫についての話を、とざっくりしたテーマ、猫好き同士が寄ってどんな内容になるのか今から楽しみです。ここでも猫についての歌を歌います。チケットはすべて完売とのことですが、当日券などについては直接ギャラリー芝生までお問い合わせください。


トーク&ライブイベント「ねこのいる暮らし」

日時:2015年1月24日(土) 17時30分開演(17:15から入場開始)
出演:木下綾乃、山田稔明(GOMES THE HITMAN)
料金:1500円(+ドリンク代500円)
★チケットは完売

cafe+gallery芝生(http://shiba-fu.com
世田谷区経堂2-31-20
TEL 03-3428-5722


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2015年01月20日

九州よかとこ|4日目



諫早オレンジスパイスのライブと打ち上げが終わって、県境を越えて戻り佐賀県の観光名所嬉野温泉で宿泊。とても立派なお風呂。故郷再発見の連続。明けて昨日は嬉野を出て佐賀市内へ。そこで興味のあったレコード屋(というかジャングルのようなリサイクルショップ?)を巡り、その後生まれ故郷である鳥栖に戻ってきました。福岡市内にいろいろ立ち寄りたい場所があったので実家には帰らず天神へ。宿を確保したあとはまたレコードマップ片手にいろいろ散策。この旅での取材結果や釣果は来週の「月あかりのナイトリスニング(テーマ:レコードショップ)」でお話したいと思います。

今泉にあるgouache(ガッシュ)は2012年に福田利之さんと一緒にお世話になったショップ。帰省するたびに寄らせていただいている。この日もカレンダー渡してちょっと挨拶を、と思ったのに長話になって九州のトレンドなどいろんなことを教えてもらった。夕飯を、と立ち寄ったのは大名にあるタロカリ。ここも2012年に一度だけライブをさせていただいたカフェですがとても居心地がいい。ふらっと入ってきた常連らしき女の子が立花綾香と共演したこともあるシンガーだった。世界は狭い。そうこうしているうちに同級生と落ち合って、その同僚も一緒になって遅くまでおしゃべりをして長い一日は終わり。楽しかった。

九州に4泊して今日の午後に東京に戻りました。ありがとう福岡、佐賀、長崎。また帰ります。  
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2015年01月19日

2015年1月18日 @ 長崎諫早オレンジスパイス “ひなたのねこライブ” 【SETLIST】



2015年1月18日 @ 長崎諫早 オレンジスパイス
“ひなたのねこライブ”


1.光と水の新しい関係
2.猫のいた暮らし
3.夏の日の幻
4.平凡な毎日の暮らし
5.予感

6.ポチの子守唄
7.些細なことのように
8.太陽と満月
9.small good things

10.光の葡萄
11.日向の猫
12.Auld Lang Syne

EN
13.SING A SONG
14.拍手手拍子



  
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2015年01月18日

home sweet home|佐賀をゆく



昨日のこと、福岡天神のホテルをチェックアウトして旧友やっちゃんに迎えにきてもらって佐賀基山へ。お昼ごはんは“オレたちのソウルフード”丸幸ラーメンセンターのラーメンである。博多ラーメンではなく久留米ラーメン。里帰り時の儀式完了。夜は温泉宿に泊まる。行ったことのない佐賀の山のほうへドライブ。田んぼの景色は変わらないが、イオン、プレミアムアウトレット、イオン、「ここがどこなのか どうでもいいことさ」と鼻歌で歌う。

佐賀の大和インター近くに川上峡というのがあってそこの旅館に宿泊。東京より1時間くらい日没が遅い。沈む夕陽に金色に染められた湯船に浸かって、こんどは素晴らしい日をサンキュー」と鼻歌で。僕は18歳で上京したので地元佐賀のいい場所を全然知らない。年明けの閑散期で人数も少ない老舗旅館は今の自分にとても心地良く感じられました。ゆっくりと休養。そして明けて今日は諫早オレンジスパイスでひなたのねこ展最終日のライブです。ポチのこともポチ実のこともいろいろお話します。ぜひご来場ください。



2015年1月18日(日)@ 諫早 オレンジスパイス
山田稔明「ひなたのねこ」ライブ

18:30開場/19:00開演/料金3,000円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

歌に猫が登場することが多い山田稔明。
この日は歌詞に猫がでてくる曲を中心に演奏します。
★ご予約はオフィシャルサイト、またはオレンジスパイス店頭にて

オレンジスパイス(http://www.orange-spice.com/
長崎県諫早市栗面町162-4  0957-22-5151  
11:00ー21:00  無休  
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2015年01月17日

2015年1月16日 @ 福岡cafe Teco “夜の科学 in 福岡〜new beginning”【SETLIST】



2015年1月16日 @ 福岡cafe Teco
“夜の科学 in 福岡〜new beginning”


1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
2.一角獣と新しいホライズン
3.光と水の新しい関係
4.blue moon skyline
5.歓びの歌
6.home sweet home

7.カフェの厨房から
8.bon voyage〜終わりなき旅の流浪者
9.思うことはいつも
10.愛すべき日々
11.tsubomi
12.この広い世界で

13.確かな光(高野寛 カバー)
14.いちょう並木のセレナーデ(小沢健二 カバー)
15.月あかりのナイトスイミング
16.太陽と満月

17.small good things
18.些細なことのように
19.maybe someday
20.距離を越えてゆく言葉
21.Auld Lang Syne

EN
22.SING A SONG
23.ハミングバード

24.hanalee  
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2015年01月16日

ヘアカット2015|福岡へ“home sweet home”



昨日のこと、冷たい雨が降る日。九州遠征に備えて広尾で髪を切る。もうこのサロンに何年通っているだろうか(そして何年同じような髪型にしてもらっているだろうか)。前髪を切ると気分がすっきりする。自転車に油をさしてキーキー言わなくなってペダルを漕ぐ足が軽くなるのに似ている。2015年になって何回目かの再起動。雨の夜が明けて今日は明るい冬空、九州も天気になればいいな。雨の次の日は晴れてるだけで得した気分になるから不思議だ。

今日からの九州旅、まずは福岡cafe Tecoでの最後の歌を。cafe Tecoでライブをやらせてもらうようになった2009年頃はとにかく様々な意味で孤独で、不安で、自分の音楽活動についてとても不安だったことを憶えている。加古川、札幌、福岡、名古屋、京都と同じ会場で何回もライブを重ねることで「ただいまー」と辿り着く“home”が各地に繋がっていって、10年代の今がある。cafe Tecoは僕に安堵感を与えてくれたお店のひとつ。今日は様々な感謝を込めて歌を歌う。里帰り、佐賀の温泉郷での数泊も楽しみ。



2015年1月16日(金)@ 福岡 cafe Teco
“夜の科学 in 福岡ーnew beginning”

18:30開場/19:00開演/前売3500円 当日4000円(ともにドリンク代別途)

福岡での約1年ぶりのライブが決定!アニバーサリーイヤーの余韻の
なかでの里帰り、“home sweet home”な公演に乞うご期待。新しい季節の
始まりの歌を歌います。cafe Tecoは1月24日に閉店してしまいますので
これが最後のライブとなります。ぜひお見逃しのないように!
*RESERVEフォームにて予約受付中です

cafe Teco(http://cafeteco.petit.cc/
〒810-0023 福岡市中央区警固1-4-22-2F
TEL 092-713-9377




2015年1月18日(日)@ 諫早 オレンジスパイス
山田稔明「ひなたのねこ」ライブ

18:30開場/19:00開演/料金3,000円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

歌に猫が登場することが多い山田稔明。
この日は歌詞に猫がでてくる曲を中心に演奏します。
★ご予約はオフィシャルサイト、またはオレンジスパイス店頭にて

オレンジスパイス(http://www.orange-spice.com/
長崎県諫早市栗面町162-4  0957-22-5151  
11:00ー21:00  無休  
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2015年01月15日

九州の皆さんへ|明日から福岡、諫早の旅です



昨日のこと、とあるコンピレーションアルバムにお誘いをいただいたのでそれに向けての作戦を練る。ポチ実はおなかの傷も気にしなくなって元気に駆け回っています。一昨年の『新しい青の時代』、去年は『緑の時代』と1年間隔でリリースを続けているので今年もなにか新しい音源を作れたらいいなと目標を定めました。実は今年に入って元旦から毎日、一日数時間は新しい歌を描く(考える)時間を設けていて、その蓄積が溜まっていくのが嬉しい。「決めたことを守る/続ける」というのが自分の趣味なので、これがこれからどうなっていくか楽しみ。まだ2015年になって15日しか経っていないのにとても充実している。

そして明日からいよいよ今年初めての旅。それと同時に約1年ぶりの里帰り。今回は少し長めの九州滞在になります。古い友だちとの再会も楽しみです。福岡カフェテコは1月24日に閉店、その13年(!)の歴史に幕を下ろすことになります。この空間でのライブはこれが最後になるのですが、またその先には新しい季節が待っているのでしょう。いつもカフェテコでいただく賄い飯が大好きでした。お世話になった約6年間の感謝を込めて歌います。たくさんの皆さんとテコさんの新しい始まりをお祝いしたいと思いますのでぜひご来場ください。

そして長崎諫早オレンジスパイスでのひなたのねこライブ。実はオレンジスパイスが福岡の支店を閉めるときのパーティーで料理を提供したのがカフェテコだったという繋がりを伺ったことがあります。音楽家もお店からお店を渡り歩いていきますが、お店同士のゆるやかな連帯もあるのですね。とても丁寧に設営していただいた「ひなたのねこ展」、一足先に“在廊”しているポチを追いかけて僕も諫早へ向かいます。ぜひたくさんのご来場を。そして長崎方面にお友達がいらっしゃる方は「こういうライブイベントがあるよ」と情報伝播にご協力ください。




2015年1月16日(金)@ 福岡 cafe Teco
“夜の科学 in 福岡ーnew beginning”

18:30開場/19:00開演/前売3500円 当日4000円(ともにドリンク代別途)

福岡での約1年ぶりのライブが決定!アニバーサリーイヤーの余韻の
なかでの里帰り、“home sweet home”な公演に乞うご期待。新しい季節の
始まりの歌を歌います。cafe Tecoは1月24日に閉店してしまいますので
これが最後のライブとなります。ぜひお見逃しのないように!
*RESERVEフォームにて予約受付中です

cafe Teco(http://cafeteco.petit.cc/
〒810-0023 福岡市中央区警固1-4-22-2F
TEL 092-713-9377




2015年1月18日(日)@ 諫早 オレンジスパイス
山田稔明「ひなたのねこ」ライブ

18:30開場/19:00開演/料金3,000円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

歌に猫が登場することが多い山田稔明。
この日は歌詞に猫がでてくる曲を中心に演奏します。
★ご予約はオフィシャルサイト、またはオレンジスパイス店頭にて

オレンジスパイス(http://www.orange-spice.com/
長崎県諫早市栗面町162-4  0957-22-5151  
11:00ー21:00  無休  
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2015年01月14日

新宿で/自由が丘で



今週末の福岡、諫早ライブが近づいて、その準備をしています。福岡cafe Tecoはたくさんのお申込みをいただいていて嬉しい。でもまだまだ入れます。最後のあの空間でのライブなので遠くから近くからぜひもっともっとたくさんのお客さんとその歴史を讃えたいです。ぜひお友達誘ってきてください。cafe Teoがなくなってしまうと次の福岡での演奏はいつどこで開催されるか今のところ決まっていません。諫早オレンジスパイスは今日で「ひなたのねこ展」5日目。遅くなりましたが昨日からポチバッジも店頭に並んでいます。最終日の18日はライブを。長崎に限らず近郊からもぜひいらっしゃってください。とても楽しみです。

昨日のこと、去年の暮れのライブ会場でファンの方からいただいたチケットがあったので新宿まで出かけて「自由が丘で」を観た。なにも予備知識がないまま、なんとなく一連のパラダイスカフェの系譜の映画だと思っていたら全然違った。ズームインとズームアウトが印象的な独特なカメラワーク、化粧っけのない女優陣、切り刻まれて並べ替えられた時間軸、全編英語と韓国語。平日昼間の人影もまばらな映画館でエンドロールが流れてきた時には「ええっ!?」と小さな声が出てしまった。つまらなかったわけでは全然なくて、なんというか、映画のなかで自分が迷子になっているような感覚があって、それが神経を静かに刺激して面白かった。とても奇妙な映画体験でした。加瀬亮の英語は耳触りがいい。鑑賞券をくれた人、多分自分では選ばなかったであろう映画を観させてくれてありがとうございました。

  
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2015年01月13日

ラジオ先輩後輩/池袋〜代々木〜渋谷/新代田の新年会



昨日のこと、お昼から出かけて大塚へ。なんかやたら大塚に来る頻度があがっている。どきどきキャンプの佐藤満春さん(サトミツさん)に誘われてラジオ収録。スタジオにはキンモクセイの伊藤くんと佐々木くんが。キンモクセイは僕のBMG JAPANでの後輩に当たるのだけど(入れ替わりになった)、彼らのデビュー前のライブを下北沢でスタッフ陣と一緒に観て「良いバンドですね」と契約に一押ししたこともあるので、当然先輩面をするのが僕の役割。で、サトミツさんはなんとキンモクセイのメンバーの高校時代の後輩なのだそう。サトミツさんが繋いでくれて久しぶりにキンモクのふたりに会えて嬉しかった。なんでこのメンバーで集まったかは放送で。「佐藤満春 in 休憩室」オンエアは1月24日(土)と1月31日(土)、ラジオ日本27時半。

前回に続いてキューを振るのは劇団ビタミン大使ABCの宮川賢さんで、やっと落ち着いていろいろお話することができた。長年聴いてるラジオ番組のパーソナリティに会えるなんてとても心躍ること。僕のCDをいろんな番組でかけてくれているそうでとても嬉しい。GOMES THE HITMANのリハーサルの休憩時に「おれ宮川賢さんに会ったんだよね」とぼそっと言うと女性陣2人が急に過剰に反応して「うらやましい!わたしも会いたい!」と色めきだったこともお伝えした。こんなふうにラジオは生活に密着している。

収録を終えてからレコード屋をさんざん散策。池袋はかつて住んでいた街、大抵の風景は変わってしまっているがふと入り込んだ路地の時間が止まっていたりするから面白い。いろんな場所で新成人たちが意気揚々と楽しげ。気づけば「2回目の成人式」は去年だったのか(去年の今頃は風邪で伏せていた)。代々木に移動してまたレコ掘り。さらには渋谷に移動してもお決まりのパトロールを。たくさん歩いた。

夜になって移動して、新代田のFEVERでControversial Sparkがオーガナイズするライブへ。噂に聞いていた「ayU tokiO」のステージに間に合った。名前が気になっていた「うどん兄弟」は可愛らしいアイドルユニットだった。川本真琴さんはゴロニャンずというバンドを従えて奔放なライブ、ドラマーはスカートの澤部渡さんだった(初めてお話した。キマタツトムと僕がやったライブを観にきたことがあるそうだ)。Controversial Sparkは規格外の、外人みたいなロックだった。近藤研二さんがエレキを掻き鳴らすのを初めて観たがとてもかっこよくて、やはりただの猫好きお兄さんではないのだった。

会場ではハグトーンズのミツヨシくんやNHKの佐藤さん、タワー渋谷でとてもお世話になった須藤さんなど知り合いがたくさんいて新年の挨拶を何度も。そういえば近所に住んでたなーと思い立ってマキタ学級/Fly or Die/ressetの森野くんを呼びだして近況報告など。期せずしてたくさんの人と言葉を交わす夜になりました。Controversial Sparkでドラムを叩く元カーネーションの矢部さんとも初めてお話を。鈴木慶一さんを目前にして何年ぶりかの挨拶。やっぱり緊張する。なんだかバタバタと楽しく、充実した三連休でした。

今週末は九州へ。今度は自分が歌を歌う番。  
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2015年01月12日

みかんの詩



昨日のこと、午後から出かけて恒例今年で3回目、高橋久美子ちゃんとお菓子屋dans la natureなっちゃんの「みかんの会」へ遊びにいきました。会場は巣巣。久美子ちゃんが作詩ワークショップをやるのを少し賑やかすため急遽参加。10人くらいの参加者、「みかん」から連想する言葉を集めていって詩に編集。朗らかなカットアップメソッドのような感じ。最後はみんなで朗読。思えば久美子ちゃんとの付き合いはここ巣巣の作詞講座から始まったのだ。なっちゃんとも久しぶりに会えて嬉しかった。食に関するトークイベントも穏やかで楽しい時間でした。終演後は気の置けない仲間でご飯を食べて、新年の始まったことを再確認するような一日でした。久美子ちゃんの愛媛の実家で穫れた無農薬柑橘たち(キウイも穫れるようになったと!)の香りが部屋を満たしてとてもさわやかな気持ちです。

さて、今年は数バンドのイベントよりもしっかりと演奏時間が取れる2マンライブをたくさんやる1年になればな、と思っています。まずは2月にNORTHERN BRIGHT、SCOTT GOES FORの新井仁さんとの初邂逅ライブが決定。SNSでは繋がりも交流もある新井さんですが、実は一度も実際会って話したことがない。「やっと逢えたね」的なライブです。小さな空間でリラックスして親密な夜になればいいなと思います。セッションなんかもやれたらな。チケット予約は新井さんのほうで。人数限定につきお早めに。3連休よく晴れて、なんだか1月はいつもこんな感じですね。新成人の皆さん、おめでとうございます。皆さんの未来を丁寧に暮らしてください。



2015年2月22日(日)@ 渋谷 cafe granite
“the first contact!―新井仁 × 山田稔明”


Live:
山田稔明(GOMES THE HITMAN)
新井仁(SCOTT GOES FOR、NORTHERN BRIGHT etc)

18:00OPEN/19:00START/前売 \3000 当日 \3500(共に + 1drink order)20名限定

※ 前売りチケットのご予約は
「lifestylemusic1970@ybb.ne.jp」宛てに
公演日、お名前、枚数を書いてメールを送って下さい。
確認出来次第返信致します。公演日前日24時までにお願いします。

カフェ グラニテ
〒150-0044 東京都渋谷区円山町 1-18 峯ビル 2F
03-3462-2132  
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2015年01月11日

真冬の島唄|ミタケ・オヤシン



昨日のこと、朝からざわざわと騒がしくバタバタと家事。2015年はのっけからいろんなことが起こる年。午後からは諸作業、もう10日も過ぎた1月のなかで自分は何をなしただろうか…と自戒する。ひなたのねこ展用のポチバッジもギリギリの作業になってしまいましたが週明けには諫早へ到着すると思います。夜になって街へ出て、吉祥寺スターパインズカフェで大島保克さんのライブへ。大島保克さんは沖縄・八重山諸島の島唄(伝承歌もオリジナルも)を三線を弾きながら歌う“唄者”ですが、ご近所ミュージシャン近藤研二さんがギターを弾かれるということで俄然興味が湧いたのです。

地図で見ると八重山諸島は台湾の東にある。昨年5月に台湾へ旅行するつもりが悪天候で飛行機が降りれず宮古島に一時着陸した出来事(そのときのブログ)と日差しの強さ、じっとりと肌を濡らした汗を思い出す。まったくの門外漢の僕でしたが、その歌声は高く澄んで美しく、方言で歌われるので歌詞よりも音階、声色に聞き入る感じになるのだけど時折耳に飛びこんでくる言葉の欠片にハッとするのです。流れに逆らわない音楽だなあと思いながら聴きました。外は寒い夜でここは吉祥寺の地下空間なのだけど目をつぶると去年宮古島で過ごした1時間で浴びた太陽と汗を思い出すような(僕が照明機材のそばで聴いていたことも相俟って)、音楽とはタイムマシーンであると同時にどこでもドアなのかもしれないな、と思う夜でした。近藤さんのギターも素晴らしかった。島唄にギターで伴奏するのはとても難しそうだけども、三線の世界観を尊重した丁寧で繊細な演奏。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドやドアーズ(「The End」)すら彷彿とさせるようなシーンもあり飽きることがありませんでした。

未体験の音楽に2時間浸るというのは新鮮な体験。僕はこのごろ「なにかの縁」とか「なにかの導き」、「誰かの思し召し」みたいなものに対して面白がって全力で巻き込まれていこうと動く傾向があります。近藤さんとは猫がきっかけで昨年末から仲良くさせていただいているのですが、猫がきっかけの近藤さんがきっかけの大島保克さんの島唄、というふうに導かれたのだなあ、と家に帰ってきてポチの大きなポスターを見ながら思いました。で、その大抵のことは「なにかの縁」だという考え方はネイティブ・アメリカンのスー族のいう「Mitakuye Oyasin(ミタケ・オヤシン)=All are related」ということなのか!と数年ぶりにこの言葉を口に出してみて目が覚めたような感覚がありました。

All are related、すべては必然である。自分のなかに新しい旋律が芽生えたらいいなあ。  
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2015年01月10日

猫騒動 4thシーズン(5)ポチ実の“回復雑記”



水曜日に避妊手術、一泊して木曜日に帰ってきたポチ実は見るからに疲れ果てていて、口は鳴いているのに声が出ないというヨレヨレな感じ。椅子や机にも飛び乗れないので、とにかくゆっくり安静にして寝かせる。おなかの傷は長く、しっかり縫われているのでチャックみたいに見える。おなかがフランケンシュタイン。ポチ実が帰ってきた午後、去年から仲良くしていただいているシンガーソングライター川久保秀一さん(ラジオパーソナリティとしても活躍中)から「ポチ実ちゃんの成人祝いにお魚を用意したよ」と連絡があり、お宅におじゃましてごちそういただく。ポチ実へのお土産はアジ。川久保さんの素晴らしい釣果に拍手を。帰宅後細切れにしてあげるとポチ実は美味しそうにたいらげました。

2日経った金曜日にはようやく顔や目つきに覇気が出てきた。気づいたら猫タワーやハンモックに登って毛繕い。自分が全身麻酔で肺気胸の手術をしたときのことを振り返るとこんなに回復は早くなかったなあと小さな生き物の強さに感心する。ポチ実はまだ全快とはいかないようで、あんなにやんちゃに駆けまわっていたのに借りてきた猫のようにちょこんと座って不安げな顔。うつろな目は眠いから?性格が変わったのだろうか?と少し心配になるがきっと数日後には杞憂に終わるのだろう。今日は土曜日、3日目。僕が朝起きると「ニャニャニャ」と鳴きながらとことこと調子よく階下に降りてきた。これはこれまでのいつもの風景。ようやく安心か。柔らかな身体。毛を刈られたクリーム色の肌はビロードみたいだ。ポチ実は術後の回復も順調、元気です。

そして今日から始まった長崎諫早オレンジスパイスでのひなたのねこ展。とても丁寧に設営していただいたようで嬉しい。このお店のそばにはメタセコイヤの並木があって美しい。その冬枯れの色が写真パネルに映り込むのを見るのが楽しみだ。ぜひお近くの方も遠くの方も、九州の皆さんにたくさん足を運んでもらえたら嬉しいです。詳細はこちらに。今日でポチが旅立って206日、ポチ実がやってきて130日目。



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2015年01月09日

“おばあちゃん猫”の下村しのぶさんのイベントに参加します

ポチの永逝をきっかけに交友が深まった写真家下村しのぶさんの著書「おばあちゃん猫との静かな日々」刊行1周年記念のイベントにゲスト出演します。イベント前日には下村さんと一緒に立川にある“猫返し神社”詣でをする予定なのでその報告なども。猫が結んでくれた縁による繋がり、果てることのない寂しさとたくさんの優しさとが相俟ってとても前向きな話が繰り広げられる予感がしています。

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2015年1月28日(水)@ 荻窪 6次元
『おばあちゃん猫との静かな日々』刊行1周年記念
“ねこむすびナイト”


下村しのぶ(写真家)
ゲスト:山田稔明(ミュージシャン)
聞き手:竹田理紀&澁川祐子(編集者)

おばあちゃん猫・照枝さんとの日々を写真と言葉で綴った
下村しのぶ著『おばあちゃん猫との静かな日々』(宝島社)。
刊行から1年、静かな反響を呼んでいる同書初のイベント!

写真家の著者による愛猫を可愛く撮るコツから、老猫との
暮らし方、看取りの話まで。ゲストに本を通じて知り合った
ねこ友のGOMES THE HITMANのVo.の山田稔明さんを迎え、
ねこが取りむすぶ夕べを開催いたします。

場所:荻窪 6次元
時間:19:00〜21:00
   山田さんによるねこソングの弾き語りタイムあり
参加費:2000円(ドリンク付き/要予約)
予約:件名を「ねこむすびナイト」とし、名前、参加人数、
電話番号を明記の上、rokujigen_ogikubo@yahoo.co.jp まで。
---------------------------------------------------------------------

6次元(http://www.6jigen.com/
〒167-0043
東京都杉並区上荻1-10-3 2F
03-3393-3539  
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九州の皆さんへ|諫早ー福岡ー諫早

08

明日1月10日から長崎県諫早市のオレンジスパイスにて「ひなたのねこ展」が始まります。2012年末に初めて訪れ、2013年の秋にライブをやらせてもらった(そのときの様子)オレンジスパイスは雑貨の百貨店のようなお店で、とにかく一日いても飽きない空間でした。そのカフェスペースをお借りしてポチの写真を並べます。ぜひ週末平日問わずお立ち寄りいただき猫のいる穏やかな暮らしを垣間見ていただければ嬉しいです。メタセコイヤの並木道が冬の晴れ空に映えるのだろうな。3度目の訪問、とても楽しみです。


山田稔明「ひなたのねこ展」 in オレンジスパイス

会期:2015年1月10日(土)ー 1月18日(日)
会場:長崎県 諫早市 オレンジスパイス
展示は観覧無料

愛猫家として知られるシンガーソングライター山田稔明が、猫との何気ない
日常を描いた写真絵本『ひなたのねこ』を発表しました。その刊行を記念し
写真展をオレンジスパイスにて開催。猫がいる普通の生活を通して、それが
いかに愛おしいものかということを伝えたい、そして猫と一緒に暮らしてい
る人だけではなく、それぞれにかけがえないものがあり身近にある些細なこ
とこそが大切なものだと、この展示を通じて感じてもらえたら嬉しいです。
オリジナルのネコグッズ販売、そして最終日にはライブイベントも開催! 

オレンジスパイス(http://www.orange-spice.com/
長崎県諫早市栗面町162-4  0957-22-5151  
11:00ー21:00  無休



そして来週末は福岡cafe Tecoでの“夜の科学 in 福岡”。2009年からずっと福岡でのライブの拠点としてお世話になってきたcafe Tecoのテコさんから電話がかかってきたのは昨年秋でした。「お店を閉めることになったので山田さんにライブをやってほしい」というお願いに躊躇なくYESと答えました。24日閉店なので多分僕のライブが最後の音楽の夕べとなります。僕は佐賀県出身がゆえに九州はとても東京から遠い場所だと思っていました(上京して以来“故郷は遠くにありて思うもの”だと感じていたのです)。しかしcafe Tecoでライブをするようになってその意識が変わったのです。年に何度か友だちに会いにいくような感覚で里帰りするようになりました。cafe Tecoがなくなった後どうしよう、という不安もありますが今はcafe Tecoの歴史に拍手を送って、テコさんのこれからにはなむけを送るような夜にしたいと思います。そのためにもたくさんの皆さんのご来場に期待します。楽しくて前向きな“new beginning”にしたいと思います。全九州、山口県、あるいは遠い街からも皆さんの応援を期待しています。


2015年1月16日(金)@ 福岡 cafe Teco
“夜の科学 in 福岡ーnew beginning”

18:30開場/19:00開演/前売3500円 当日4000円(ともにドリンク代別途)

福岡での約1年ぶりのライブが決定!アニバーサリーイヤーの余韻の
なかでの里帰り、“home sweet home”な公演に乞うご期待。新しい季節の
始まりの歌を歌います。cafe Tecoは1月24日に閉店してしまいますので
これが最後のライブとなります。ぜひお見逃しのないように!
*RESERVEフォームにて予約受付中です

cafe Teco(http://cafeteco.petit.cc/
〒810-0023 福岡市中央区警固1-4-22-2F
TEL 092-713-9377



福岡から諫早へ向かいます。「ひなたのねこ展」最終日はオレンジスパイスにて「ひなたのねこ」ライブを。猫が出てくる歌を中心に歌う夜になりますが、2015年の新しい試みもいろいろ。会期中には恒例のポチバッジ(オレンジスパイスver.)を販売予定、さまざまなグッズも合わせて用意していますのでGOMES THE HITMAN、山田稔明のファンの方も、猫好きもそうでない方もぜひ数年に一度の諫早での演奏を聴きにきてください。もしあなたがオレンジスパイスを未体験であればこの日をその最初の日にするのがいいと思います。久々の九州内の移動がとても楽しみです。福岡から故郷鳥栖でジャンクションして長崎に向かいます。



2015年1月18日(日)@ 諫早 オレンジスパイス
山田稔明「ひなたのねこ」ライブ

18:30開場/19:00開演/料金3,000円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

歌に猫が登場することが多い山田稔明。
この日は歌詞に猫がでてくる曲を中心に演奏します。
★ご予約はオフィシャルサイト、またはオレンジスパイス店頭にて

オレンジスパイス(http://www.orange-spice.com/
長崎県諫早市栗面町162-4  0957-22-5151  
11:00ー21:00  無休  
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2015年01月08日

猫騒動 4thシーズン(4)ポチ実の“home sweet home”



上の動画は一昨日の晩のポチ実の悩ましい姿。避妊手術と一泊入院を終えて今朝、ポチ実は無事に家に帰ってきました。ポチ実ファンの皆さまご心配をおかけしました。温かいコメントにも感謝を。ポチ実、体重は3.25キロになっていました。うちに来たときが2.3キロ、前回病院にお世話になった10月は2.65キロだったので確実に大きくなっています。ポチの頃からお世話になってる若い先生が今日初めてニコッと笑ってくれた。ポチのときは深刻で笑うタイミングがなかったのかもな。「ちょっと肥満傾向があるので気をつけて」との言葉!ポチ実、あんなに毎日縦横無尽に駆け回っているのに。高カロリーな「仔猫用」のごはんはもう必要ないようです。仔猫卒業。発情してしまっていたのですでに子宮が普通よりも腫れていたらしく、おなかの傷は通常の避妊手術よりも長めに切られている。さらにポチ実はちょっと毛が長いので広範囲に毛を刈られていてかわいそうな姿。

十数年前ポチが手術したときは術後4日くらいエリザベスカラーをつけなければならなかったのですが、それが必要ない処置をしてもらってストレスは少なめの様子。ただ昨日からどれほど緊張して鳴いたのか、口を開けても声が出ないようでとても不憫。それでもごはんも食べるしトイレもできたし、だんだん元気が出てくるでしょう。今も僕の足元にすりよってきてひと通り甘えてまた寝室に戻っていきました。来週12日は成人式。ポチ実も大人になったお祝いをしましょう。ポチ実をめぐるバタバタのなかで、今日は一日じゅう明後日10日から始まる諫早オレンジスパイスでの「ひなたのねこ展」の準備を。




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2015年01月07日

猫騒動 4th シーズン(3)大人の階段のぼる

2014年から15年へ、長らく経験のないポチのいない年越しでしたが、同時にポチ実との初めての年越しでもありました。毎日なにかしら面白いことを提供してくれるポチ実のおかげで新しい1年はコロコロと転がるようにグルーヴしていきます。三が日を過ぎて、ポチが夏に天に昇った深大寺まで出かけて厄祓い。ほろよいのお正月が終わり日々の日常が戻ってきた、と思った途端にまた我が家は騒がしくなりました。ポチ実が発情したのです。



こうなることは最初からわかっていました。かかりつけの獣医さんとも「年明けくらいには避妊手術しましょうね」と相談していたのです。しかし前日まで可愛い顔して駆け回っていたポチ実が「ワオーンワオーン」と独特な声で鳴き始めたのを聞いたときに僕は心の準備ができていなかったことを思い知らされました。まだまだ仔猫だと思ってたなあ…。一般的に野良猫よりも飼い猫のほうが先に発情期を迎えるらしく(野良猫の15〜18ヶ月に対して飼い猫は5〜8ヶ月だそうです)タイミング的にもポチ実は適齢期。前述した「ワオーンワオーン」という変な鳴き声、そして落ち着かない様子、さらにはローリング行動と呼ばれる身体をくねくね床にすりつけながら伸びたり強張ったりする動作、そして胸と腹部を床に着けて後ろ足を体よりも後ろにして垂直に立ておしりを突き上げる姿勢、これを「ロードシス」と呼ぶそうなのですが、まさに「ああん!アタシどうにかなっちゃいそう!」みたいに唸るポチ実を目の前にして僕はあわあわと慌てて彼女の後ろをついて歩いて、抱き上げたりおしりをポンポンと叩いて気休めの刺激を与えてまる2日を過ごしたのです。

以前ポチがさかったときのことを思い出します。日記を振り返ってみたら2002年の2月、今から13年も前のことでした。「夜眠れないくらいポチが鳴くようになった。本当に赤ちゃんが泣いているような声で鳴き、目がギラギラしている。腰の辺りをなでてやると吐息のような声。僕のかばんやらスニーカーやらにおしっこをするようになってきたが、怒るに怒れない」との記述。そう、怒ることなどできないのです。猫の生理現象に対して僕ら人間は避妊手術を選択し、その一生について責任を負うことになります。ポチはこのとき2歳でした。ポチはこれ以前に迎えた発情期のときに子どもを産んだことを後で知りました。なのでポチのさかり方とポチ実のさかり方は全然違うものに感じられました。ポチ実はとにかく自分の身体になにが起こってるのかわかならいという感じで、「ワオーンワオーン」と何かが憑依したようになって、僕が「ポチ実!」と呼ぶと我に返ったように「ニャーン」と可愛い声で鳴いて困惑したみたいなふうな顔をする。病院に相談して夜の9時から食事を断って、翌朝からは水も飲ませないようにして(全身麻酔をするので胃を空にしておかないといけません)避妊手術を行うことに決定したのが昨日のこと。

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身体が火照ってしかたないうえにおなかまで減ってしまったポチ実はますます声を大きくして僕を悩ませます。ある猫友だちが「ポチ実と疑似恋愛するのがいいよ!」とアドバイスをくれました(そこの雌猫は15歳になるまで避妊手術しなかったので男性がおしりをポンポン刺激して妊娠した気持ちにさせるという技で発情期を乗り越えてきたらしいのです)。僕は覚悟を決めてポチ実の「ワオーンワオーン」を受け止め、おしりをポンポン叩いたりさすったりして、僕もポチ実もクタクタになって朝を迎えたのでした。寝ずにポチを看病した季節のことを思い返したりしつつ。

そして今日、朝になってポチ実を獣医さんへ連れていきました。ブルブル震えて診察台に乗るポチ実を見るのは辛かったけど、これからの長い人生のために頑張ってくれ、ポチ実ちゃん。先生に託して入院と手術。家に帰るとシーンと静まりかえる空間。寝てなかったので横になればすぐ眠れるだろうと思ってもポチ実が心配で全然眠れなくて、ここ数日分の掃除を。夕方近くに病院から連絡があって、無事に手術は終わり、全身麻酔からも醒めたとの連絡に安堵の落涙。猫エイズと猫白血病の検査も問題なしとのことで、これでポチ実のこれからの人生のためのお膳立てができたように思います。人間の勝手でいろいろ申し訳ないなと思いつつも「おれはおまえの最期までずっと付き合うよ」という揺るぎない気持ち。ポチ実の生涯唯一の彼氏は僕、ということになります。

今晩は経過観察のために入院なので去年の9月9日以来初めてポチ実のいない夜を過ごしています。明日の朝迎えにいくのが待ちきれない。猫騒動はまだまだ続きます。




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2015年01月06日

深大寺で厄祓い



昨日のこと、仕事初めの月曜日。午後から出かけて深大寺で厄払い。これも1年の無事を祈るための大事な仕事。今年は後厄、3年目の厄の最後は静かに穏やかに流れてほしい。深大寺に来るのは去年6月のポチの病気が治るようにという祈祷とその数日後のお葬式以来。季節がふたつ進んだ。まだまだ新年なのでお坊さん10名以上がかりの荘厳なお祈り。太鼓の音と火柱と火の粉にお正月ボケの心が目を覚ますようでした。お決まりの深大寺蕎麦を食べて、今年の安泰を祈る。蕎麦のようにスリムに、そして長く伸び伸びと生きたい。

スタンダードブックストア心斎橋で昨日までそのままになっていた「ひなたのねこ展」の展示を大阪の友人の手伝いとお店スタッフの方たちの尽力で今朝すべて撤収。ポチが遊ぶ「ひなたのねこ」のパネル一連は長崎諫早のオレンジスパイスへ、夏秋冬とご協力いただいた作家さんたちの作品群は東京へ向かって発送されました。先週まで去年だったとは思えないくらい2015年のこれからの話ばかりです。今晩は21時から2月6日に開催される下北沢leteでの「夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽8」の申込受付が始まります。ぜひご来場ください。


2015年2月6日(金)@ 下北沢 lete
“夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽8”

19:00開場/20:00開演/料金3,500円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明

小さなスペースでの定期演奏会も回を重ねてきましたが
2015年は新しい実験の場にしたいと思います。
1月6日21時よりオフィシャル通販STOREチケットセクションから予約受付開始!

下北沢 lete(http://www.l-ete.jp/
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL: 03-3795-0275  
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2015年01月05日

東京での2015年ソロワンマン初めは下北沢lete

今日から仕事始めの人がほとんどでしょうか。昨日、おとといとしっかりだらだらして今日から気持ちも新たに再起動。

今年の東京でのフルレングスでの初ワンマンは2月6日の下北沢leteにて。今月は曲作りをしようと思っています。まっさらな新曲が披露できるかどうかは神のみぞ知る…。レテはただでさえ素敵な空間ですが、僕がライブをやるときはいつもLED照明や、ときには小さなミラーボールまで持ち込んでいます。毎回チケットがすぐ売り切れてしまう小さなスペースでのライブですが、今までleteの山田稔明を観たことがない方はぜひ今年こそ体験してみてください。きっと今年の動向を占うようなライブになると思います。明日の21時から受付開始。2015年が動き出しました。




2015年2月6日(金)@ 下北沢 lete
“夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽8”

19:00開場/20:00開演/料金3,500円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明

小さなスペースでの定期演奏会も回を重ねてきましたが
2015年は新しい実験の場にしたいと思います。
1月6日21時よりオフィシャル通販STOREチケットセクションから予約受付開始!

下北沢 lete(http://www.l-ete.jp/
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL: 03-3795-0275  
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2015年01月04日

レコード掘り初め|2014年 超個人的BEST MUSIC



昨日のこと、新宿ディスクユニオンでレコ掘り。前日にも吉祥寺で杉祭りの合間にさくさくとやっていたのだけど、僕はレコード屋にいる時間が好きだ。自我をなくして無になれる、とすら言える。杉さんからもらったお年玉ではっぴいえんどマスターピースを買うという行為がとても意義深く思えました。去年から、買ったレコードをすべて写真に収めてインスタグラムにあげて記録しているのですが、2014年に買ったのはレコードやCDは三百枚ちょっとでした。思っていたほどではなかったので少し安心(?)しつつ。去年は“断捨離”という概念は自分には必要ない、と観念した年でした。省スペースのためにプラスチックケースから出してソフトケースに収納していた数多のCDをわざわざもう一回プラ・ケースに移すという無益な行為に精を出したりしました(探したいCDがすぐ探せるように背表紙が見えていることはやはり大事なのですよね)。今年もたくさんの音楽を発見/再発見できたらと思います。音楽家である以前に音楽ファンでありたいと思います。今月26日に武蔵小山アゲインで開催する「月あかりのナイトリスニング」は、ジャンルやアーティストではなくて“レコードショップ”をテーマにしてレコード愛を語る夜になりそうです。

昨年の個人的ベストアルバムは5月に出たコナー・オバーストの『Upside Down Mountain』でした。ポチの看病の間、ポチがいなくなってから後、僕の悲しみにずっと寄り添って張り詰めた空気を均してくれたのはこのアルバムとR.E.M.の『Unplugged1991-2001』だったのです。コナー・オバーストが主宰するバンドBright Eyesが2005年にリリースした2枚のアルバム(『I'm Wide Awake, It's Morning』『Digital Ash in a Digital Urn』)は僕のソロ活動に大きな影響を与えるメルクマールとなりましたが、今年でその出会い(『ripple』のジャケット撮影で訪ねたサンフランシスコのアメーバミュージックで買ったのです)から10年経つことに気づきました。昨年末にハンドメイドジン「MONOLOG vol.13」に書いた「超個人的BEST MUSIC 2014」を下記に転載します。





超個人的 BEST MUSIC 2014

今年は買ったレコードをインスタグラムに全部記録するというミッションを自分に課しました。「#買ったレコード」というカテゴリを見ると100円のレコードから高価なボックスセットまで飽きもせずにたくさんの買い物をしていることに呆れ驚きます。いつも年末にブログで書く年間ベストをMONOLOG誌上に書き残したいと思います。年末のお買い物の参考にしていただければ幸いです。

ブルース・スプリングスティーンの『HIGH HOPES』は今年前半の停滞した気分を威勢よく蹴りあげてくれました。『ボーン・イン・ザ・USA』全曲再現ライブのDVDが付いた国内盤がお薦めです。ジャック・ホワイトのソロ新作は「男ならこういうサウンドのレコードを一度は作ってみたいなあ」と思わされるやんちゃな1枚。アナログLPは内側から外側に向けて再生したり溝の部分にホログラムが浮き立ったり様々な趣向が凝らされた“モノ”として所有したくなる作りでした。

ベックとサム・アミドンはとても静かなレコード。ある時期の僕の心に寄り添うサウンドトラックとして何度も再生されました。6月に熱狂の来日公演を目撃したテイラー・スウィフトの新作も期待に違わぬ新機軸ポップ、来年5月の東京ドーム公演のチケットもばっちり確保、彼女はまだまだ僕を楽しませてくれるでしょう。

邦楽では高野寛25周年記念アルバムが群を抜いていました。坂本慎太郎新作も強烈でしたが、ポチを亡くしてどん底の気分のときにはあまり再生しなかったのでこれからまた味が出てくるはず。新編成KIRINJIの新譜は高樹さんの意地、緻密な言葉とメロディの融合、素晴らしさに感服。

そして今年僕にとっての忘れがたきレコードはコナー・オバーストとR.E.M.のアンプラグド完全版。ポチが病気で伏せているとき、看病しているとき、逝ってしまったポチの不在を埋めるかのように、ある時期ずっと静かに流れている音楽はコナーとR.E.M.だったのです。他の音楽は聴けないけどこの2作品ならちゃんと気持ちに寄り添ってくれた。僕もいつか自分でそういうレコードを作ることができたらな、と思います。誰かの孤独と悲しみに優しく寄り添う歌を。


2014年の10枚

R.E.M.『Unplugged 1999-2001』
Conor Oberst『Up Side Down Mountain』
Bruce Springsteen『High Hopes』
Beck『Morning Phase』
Jack White『Lazaretto』
Sam Amidon『Lily-O』
Taylor Swift『1989』
坂本慎太郎『ナマで踊ろう』
高野寛『TRIO』
KIRINJI『11』
  
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2015年01月03日

年の始めは杉祭り|2015年1月2日 @ 吉祥寺スターパインズカフェ



昨日のこと、ステージ初めは今年も吉祥寺スターパインズカフェでの杉祭りでした。4年連続。本当にこれは杉真理さんの人柄がなければ成し得ないイベント。僕はお昼過ぎに会場に入りましたが杉さんはじめバンドの皆さんはもっと早くから準備されていました。混沌としたなかで同時進行的にいろんなことが発生するリハーサルを僕はただただ眺めていました。15時に開場、今年もたくさんのお客さんの笑顔。このイベントがなければ1年が始まらないということを客席側と同じように出演者陣も感じています。年始からたくさんの歌を聴き、自己表現のために「音楽」を選択している人、音楽が好きで好きで「音楽」しかない人、男性、女性、熟練者も若者もすべてが「歌」と「演奏」であっという間に繋がれるのは素晴らしいことだなと改めて思いました。

僕は今年はソロで杉さんとエヴァリー・ブラザースの「Devoted to You」(いつもの「夢を見るだけ」ではなく敢えてレパートリーを更新してきた杉さんの本気が伝わりました)、そして「月あかりのナイトスイミング」をスペシャルなバンド編成で歌わせてもらいました。そして後半ではGOMES THE HITMAN(山田、堀越、高橋)名義で杉さんと村田和人さん、ベースは関雅夫さん、そしてギタリストの橋本哲さん、さらにはパーカッションに里村さんと清水さんまで加わっての「maybe someday」の完璧な演奏には自分で感動。感慨深かった。15年目の「maybe someday」。手拍子をありがとうございました。

ハイライトは大滝詠一さんの名曲を続けて。そして出演者全員でのフィナーレはミュージシャンも観客も関係なくすべてがひとつのかたまりのようでした。全22組、48曲5時間半のお祭り。楽しい1年の始まり。素晴らしい2015年になりそうです。杉さんに大きな感謝を。今年も、そして来年もよろしくお願いします。

  
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2015年01月02日

映画初め/ゴーン・ガール



新年1年目。持ち越したアトリエの大掃除をしながら、「今年は最初から気を緩めることなくきちんきちんとちゃんとしよう」と誓う。やるべきことを探せばあっという間にあれもこれもと指折り両手が必要なくらいだ。今日は吉祥寺スターパインズカフェで杉真理さんオーガナイズによる杉祭り、このイベントがあるからお正月に必要以上にだらだらすることなくスタートダッシュが切れる。去年はしかし38度の熱で「すわインフルエンザか!?」と救急病院にお世話になり(インフルではなかった)無理やり薬で熱を下げて朦朧としながらの一日だったから、今年は健やかに笑ったり感動したりしながらの長い一日を楽しもうと思う。吉祥寺でお会いできる皆さま、新年のあいさつを交わしましょうね。


2015年1月2日(金)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
“吉祥寺の杉まつり2015
〜皆さまにとってこの1年が未年でありますように〜”


〔紅組〕
遠藤響子 / 野田幹子 / 渡辺かおる / 玉城ちはる
峠 恵子 / Aisa / ほか
〔白組〕
杉 真理 / 村田和人 / 伊藤銀次 / 鈴木雄大
山田稔明 / 東郷昌和 / 松尾清憲 / 久保田洋司 / 黒沢秀樹 / ほか
特別枠:GOMES THE HITMAN

演奏:紅茶キノコ&ゲストミュージシャン
坂本 洋(key)/ 田上正和(g)/ 藤田哲也(b)/ 杉 未来(d)/
里村美和(per)/ 高橋結子(d,per)/ 清水 淳(d,per)
小泉信彦(Key)/ 関 雅夫(b)/橋本 哲(g)/
星 宣彦(g)/村田彼方(Dr)

15:00開場16:00開演
前売¥5500(+1drink)当日¥6000(+1drink)
チケット予約:スターパインズカフェHPをご参照ください

スターパインズカフェ(http://www.mandala.gr.jp
武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
TEL:0422-23-2251



昨日は夕方に録画していたはっぴいえんど特番を興味深く見入り、そのまま「お正月と言えばー」と『風街ろまん』を聴く元旦。夜になって出かけて映画初め、デヴィッド・フィンチャー監督作品「ゴーン・ガール」をレイトショーで。トレント・レズナーの音楽が不穏さをさらに演出しておもしろこわくて最後まで惹きこまれました。旧年中に観ていたらベスト選に入っていたかもしれない。年末に刊行したMONOLOG vol.13に書いた「超個人的BEST MOVIE 2014」を下記に転載します。


超個人的 BEST MOVIE 2014

昨年に続き今年もなんだかバタバタと忙しく映画館で見逃した映画がたくさんあったような気がします。家でテレビを観ることも少なくなり(テレビ観てると寝てしまうのだ)、数少ない楽しみはHuluで追いかけるアメリカのドラマ「ウォーキング・デッド」シリーズでした。しかし今年後半は「あまちゃん」以来の朝ドラ「マッサン」を楽しく観ています。年末年始のDVDレンタルの参考にどうぞ。

今年もっとも圧倒的だった映画はクリストファー・ノーラン監督作品「インターステラー」でした。いまだうまく感想を口にできないでいますし、会う人会う人と宇宙の話をするほどです。大好きな映画『キッズ・オールライト』の製作スタッフ陣が作った「メイジーの瞳」、そして全編モノクロのアレクサンダー・ペイン監督作品「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」アメリカの悲哀と家族の繋がりを描いたヒューマンドラマ。アメリカに行きたくなります。

そして音楽が重要な、見応えのある映画がいくつもありました。コーエン兄弟が作った「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」はアメリカのフォークシーンの実話に基づく話。猫が登場するのですが、なぜか電車に乗った猫が車窓を眺めるシーンで号泣してしまったことを憶えています。クリント・イーストウッド監督作品「ジャージー・ボーイズ」もとにかく素晴らしかった。音楽を続けていく勇気を受け取りました。まだ公開前(来年2月ロードショー)の「はじまりのうた」は「ONCE ダブリンの街角で」を作ったジョン・カーニー監督作品。一足早く試写を観させていただきました。名もなきシンガーが自分の歌を見つける過程にワクワクさせられる物語。お薦めしたい新作。


2014年の5本(& 2015年公開の1本)
インターステラー
メイジーの瞳
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
ジャージー・ボーイズ

はじまりのうた
  
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2015年01月01日

謹賀新年|2015年もよろしくお願いします



大晦日は買い物をしてテレビを観てゆっくり過ごしました。紅白歌合戦から一度もチャンネルを変えなかったのは初めてかも。1年前は年明けしたとたんに38度の熱が出て救急病院に行ったのですが今年は大丈夫そうです。1年前のブログを読み返したら「2014年は新しい歌をたくさん作って歌う1年に。そしてとっ散らかった自分のアーカイブスの整理整頓、自分ではない誰かの声で歌われる楽曲も積極的に手がけていけたらと思っています。個人的には猫をたくさん可愛がって、昨年頓挫した毎日のチベット体操を」と年始の目標を立てていたようで、そのうちのいくつかは実現したけどいくつかはダメでした。

今年は想いを新たにして「自分自身で歌うための新しい言葉とメロディを織る」1年にしたいと思います。これから先の10年20年にとって大事な年になる予感がします。あとは個人的には「猫を可愛がる」「部屋に花を絶やさない」というささやかなことを抱負に。これまで以上にたくさんの街でたくさんの人の前で演奏する機会が作れるように音楽の旅を続けます。後厄なので毎日を丁寧に粛々と。どうぞ本年もよろしくお願いします。

2015年1月1日 山田稔明



*1年前のお正月のポチです。  
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