2015年04月30日

「小さな巣をつくるように暮らすこと」刊行記念トーク&ライブ(2015年4月29日)



昨日のこと。お昼すぎから出かけて世田谷代田communeのアンディー・リメンター個展「共に」を観にいった。いつも通る環七沿いにこんなギャラリーがあるなんて知らなかった。手描きでカラフルな絵を観ているうちに元気が出てくるから不思議だ。アメリカに行きたくなる。ギャラリーに展示してあるジンなどを見て韓国のアートシーンが活発なのを知る。「SEOUL OF THE DEAD」というゾンビモチーフのイラスト集が面白かった。そして今日のライブ会場巣巣へスキップしながらイン。

巣巣店主岩崎朋子さんの「巣をつくるように暮らすこと」出版記念イベント、僕は音楽でお祝いを。同じく最近「後藤由紀子の家族のお弁当帖」という本を上梓された沼津の人気雑貨店hal店主の後藤さんとのトークからスタート。お店を作ること、続けることについて興味深いお話と岩崎さんの野望を聞いてみんなで仰天したり楽しい時間。僕は「けもの」の青羊ちゃんのステージを初めて観ましたがとても素晴らしく感動しました。



2015年4月29日(水祝)@ 等々力 巣巣
「小さな巣をつくるように暮らすこと」刊行記念トーク&ライブ


<けものセットで>
カフェの厨房から(with けもの)
トラベラーズソング(with けもの)
Moon River(with 岩崎朋子、けもの)

1.道化師のソネット(さだまさしカバー)
2.my favorite things(新曲)
3.予感
4.high tide
5.やまびこの詩(with けもの)
6.I Need You(Americaカバー with イシカワアユミ)
7.光の葡萄(with イシカワアユミ)


けものちゃんから「一緒に演奏したい」と届いた「トラベラーズソング」という曲から「カフェの厨房から」と同じ匂いがしたので並べて歌う。「カフェの厨房から」はダンラナチュールやチャッツワース、アアルトコーヒーやレストランのや、そしてもちろん巣巣という《店舗》にインスパイアされて書いた曲。「Moon River」はなんと岩崎さん本人が演奏したい!と勇んだ選曲。1番は完璧だった。また次回にリベンジを。岩崎さんが好きなさだまさしさんの「道化師のソネット」を歌うとお客さんの反応が面白かった。僕はサビ始まりではなくてAメロから歌うことにしているので「ん、これ誰の曲だったっけ?スピッツ?」みたいに思った人もいたそうだ。

「予感」は巣巣の岩崎さん、ダンラナチュールとミルブックスと一緒に2011年4月に行った福島での経験が書かせた曲。「やまびこの詩」は長野の木曽駒ヶ岳に登ったことがきっかけでできた歌だが、その旅を薦めてくれたのも巣巣だった。「high tide」は岩崎さんからのリクエストにこたえて。「I Need You」に日本語詩を書いたのは巣巣でのNo Nukes展示がきっかけ。巣巣からの影響はこんなにたくさん。これからも宿り木のような、帰るべき巣のような場所であってほしい。ひとつのゴール、新しい始まり。岩崎さん、おめでとうございます。


  

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2015年04月29日

ゴールデン2015



昨日のこと、レコーディング作業とライブの準備を平行して夕方まで。あたたかく、今年初Tシャツで過ごす。頭のなかがパーティションで別れてパラレルでいろんなことが進んでゆく。休むヒマがないのは言い換えれば充実しているということ。夜になって高橋徹也くんと五十嵐祐輔くんが吉祥寺に来たので一緒にご飯、いせやで久しぶりに焼き鳥。お互いの作品の進捗状況を報告しあったりしているうちになんだかわからないけど青春っていうのは素晴らしいものだ、という話に。僕が演劇部とかの顧問になってたぎる若さをそばで見ていたいというと「山田さん教職持ってるし似合いますよ」と五十嵐くん、するとタカテツ氏が「五十嵐くんは人のいい美術の先生なんだけど、女生徒を孕ませたりしそうですね」と発言。なんというイメージか。楽しい宴でした。

いよいよ今日からゴールデンウィーク、人が休んでいるときに働くのが音楽家。本日29日は巣巣での出版記念イベント、5月1日は吉祥寺にじ画廊での大塚いちおさんとのコラボレーション、5月3日は蔵前in-kyoで木下綾乃さん、近藤研二さんとのトーク&ライブです。東京はこれでどうだ!というくらいの気持ちのいい気候。ぜひ皆さん予定のない日にはライブ会場までお越しください。どのライブもその日限りの貴重なセッションになります。

「おかあちゃーん!」#ポチ実

toshiaki yamadaさん(@toshiakiyamada)が投稿した写真 -


  
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2015年04月28日

Martinリフレッシュ休暇|ゴールデンウィークはコラボレーション3つ



昨日のこと、2011年に購入して以来僕のメインギターだったMartinのアコースティックギター(OM-18V)が最近調子が悪かったので近所で評判のクラフトショップに予約を入れて診てもらった。まさに病院のような感じで、1時間かけて原因を突き止めて、これから一ヶ月かけて調整することに。「山田くんといえばあのMartinのシルエットだよね」と言われるほど身体にフィットしていたギターが入院するのは不安で寂しいがきっと6月からは再びきれいな響きを聞かせてくれるだろうと思う。このギターを手にしてから僕の年間ライブ本数はどんどん増えた。僕の愛すべきパートナーである。まだまだ長い付き合いになるだろう。

ということで、これからしばらくのライブはエレキギターの弾き語り中心でやってみようと思います。新しいインスピレーションにも期待。いよいよゴールデンウィークが始まりますが、まずは明日29日は等々力巣巣で店主岩崎朋子さんの本「巣をつくるように暮らすこと」発売記念イベント。人気雑貨店hal店主後藤さんと岩崎さんの有意義なトークとあわせて、僕は歌でお祝いを。けものちゃんとのセッションもあります。菊地成孔氏のプロデュースの最近作が話題になったけものちゃんは巣巣で知り合ったシンガーですが、岩崎さんの出版記念で初共演というのも人が集まる場所、巣巣にふさわしい。イシカワアユミさんにもピアノで手伝ってもらいます。


2015年4月29日(水祝)@ 等々力 巣巣
岩崎朋子「小さな巣をつくるように暮らすこと」刊行記念
トーク&ミニライブ

18:30-20-30(料金 1000円)
・もりかげ商店のおはぎとお茶
・ダンラナチュールのクッキーのお土産つき
トーク:「暮らしのこと、お店のこと」
     hal店主 後藤由紀子 x 岩崎朋子
ライブ:山田稔明、けもの(青羊+イシカワアユミ)
*巣巣HPにてご予約受付中

等々力 巣巣(http://www.susu.co.jp/
東京都世田谷区等々力8-11-3
TEL: 03-5760-7020




そして5月1日は吉祥寺にじ画廊にて大塚いちおさんの個展「犬と猫。」でいちおさんのライブドローイングと音楽のコラボレーション。昨年新潟ツバメコーヒーでの共演以来ですが、そのときのライブもとても手応えのあるものでした。お互いのホームグラウンド吉祥寺で再演できて嬉しいです。いちおさんが担当する『the loved one』のアートワークと地続きに繋がるイラストをバックにこの日限りの感性の交流を。期間中の会場BGMを僕が選曲していますのでGW中ぜひ遊びにいってみてください。


大塚いちお個展「犬と猫。」
<大塚いちお+山田稔明
ライブドローイングイベント>

2015年5月1日(金)
19時開場/19時30分開演
2,800円(税込3,024円:1ドリンク+おつまみ付)
ご予約はにじ画廊にて、電話または店頭で受け付けます。
0422-21-2177(受付時間12:00ー20:00 水休)

にじ画廊
〒180‐0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町2‐2‐10



そしてGWにもうひとつ。蔵前in-kyoにて木下綾乃さんの原画展「猫をもらったよ」でのトーク&ライブ。お互いの展示に誘い合って綾乃さんとは今年3回目の共演になります。そしてまさにリアル「猫をもらったよ」を体現している近藤研二さんも再び合流してもらって、顔をくしゃくしゃにしながら猫の話をする日になるのでしょうね。好きなものについての話をするとき人はとても魅力的に見えます。スカイツリーと隅田川を眺めながら5月の風に吹かれるのもいいでしょう。猫好きの方もそうでない方もぜひお越しください。


2015年5月3日(日)@ 蔵前 in-kyo
“トーク&ライブイベント「ねこのいる暮らし」”@ 蔵前 in-kyo

18:30開演(18:15- 入場開始)
出演:木下綾乃、山田稔明 with 近藤研二
料金:1,500円
30人の限定イベントにつき、ご予約はお早めに。

★ご予約はメールにて
millebooks@outlook.jp(ミルブックス)まで
件名に【5/3予約】、本文に「お名前、人数、メール、
ご連絡先電話番号」を記載の上送信ください。
蔵前 in-kyo(http://in-kyo.net
東京都台東区駒形2-5-1 柳田ビル1F
03-3842-3577 /12:00 - 19:00(5/3のみ -17:00)


  
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2015年04月27日

15年目の《まちづくり》再考|GOMES THE HITMAN @ 吉祥寺スターパインズカフェ(2015年4月25日:ライブ後記)

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昨年の冬にはすでに開催が決定していたGOMES THE HITMAN《まちづくり三部作》完結から15週年を記念したスターパインズカフェ公演、ずっと先のことだと思っていても時間は一定の早さで進み、いよいよライブ当日になりました。4月25日のことを振り返りたいと思います。16時開場という早い時間設定のためメンバー・スタッフ入りは11時。僕は7時に起きてコーヒーを煎れ、朝の連ドラ「まれ」を観て指差し点検で機材や必要事項をチェックしてスターパインズカフェで出かけました。吉祥寺でのライブは他の街のライブとは違う(近くて便利ということとはまた別に)。

機材搬入。今回はグランドピアノを使わないセッティングでステージを広く。前回と反対に堀越がステージ上手に移動、これCLUB Queなどのライブハウス時の定位置。高橋はマイドラムを持ち込んで、僕は15年前当時と同じTakamineのPT406Mという小さなアコギとFenderシンライン、そしてHarmonyのstratotone(タキシード)で。この日のためにわれわれは24時間のリハをしたわけだが、あとで聞いたらサポートギターの橋本哲さんは個人練習でスタジオに30時間入って研究したらしい…!ものすごいGOMES愛。

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リハーサル。時間もないし確認程度に、と言っていたのにガッツリと最終練習。真面目なのか、悪あがきなのか…、いつだってバタバタでぎりぎりになるのは変わらないところ(逆にソロのバンドのときは当日リハーサル中に休憩すらあるんだけど)。「maybe someday」のエンディングなど最後の最後でのアレンジ変更などしつつ、16時開場がかなり押してしまい、長蛇の列になってしまって申し訳ありませんでした。さあ、最終の指差し確認でいよいよ開演!GOMES THE HITMAN、1999年「new atlas ep」に始まり2000年の『cobblestone』「maybe someday ep」と季節をかけて作り上げた《まちづくり三部作》の完全再現です。

ステージ上には当時の名物キャラクターこぶるくんが花を添え、登場SEはいつものスタックリッジではなく、The Millenniumの「Prelude」を。2000年というミレニアムの年を回想しつつ「序章、兆し」という意味のタイトルのインストゥルメンタルに思いを込めました。

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まずは「new atlas ep」セクション。当初哲さんはゲストプレイヤー扱いで、このパートは4人だけで演奏しようと思っていたのだけど、リハ1日目の最初の演奏で「僕たちのニューアトラス」イントロのアルペジオを二人のギターで弾いたときの爽快さと衝撃に僕自身がノックアウトされて、最初から5人編成で挑むことに。続く「街をゆく」で早くもハイライトかという熱演。「北風ロック」のハープは15年前と同じく哲さんに吹いてもらった。「夜に静かな独り言」のあと、CDではシークレットトラックとなっている朗読曲は「深夜便」というタイトルで僕らの間では呼ばれた。当時レコーディングが終わった深夜にタクシーで帰るときのカーラジオでよく聴いたNHK「ラジオ深夜便」に由来する。たくさんやったリハのなかで一番練習したのが実はこの曲でした。完全再現というのは「全部やる」ということなのです。

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そして『cobblestone』は静かな「自転車で追い越した季節」からアップテンポの「言葉はうそつき」へ。「北風オーケストラ」の演奏は雪を溶かす熱のよう。CDでは子どもたちの声が印象的な「springtime scat」に導かれて「春のスケッチ」を演奏したのは多分15年ぶり。会場のコーラスもハンドクラップも高らかに響きました。そして「思うことはいつも」はこの日これまでで一番いい演奏だったのではないでしょうか。演奏しながらそのテンポ感に揺られてとても気持ちよかった。最後の「ラララ」のコーラスでは会場の声も重なる。哲さんは「思うこと」のとき歌う客席を見て「みんなゴメスのことが好きなんだろうけどおれも負けない!」という気持ちでコーラスしたそうです。

この日の朝、杉真理さんから「今日行けないけど頑張って!」というメールが届いて、それに返信して「みんなにメッセージを」とお願いしたのがCOB-WAVEハガキ紹介のコーナーの文面。きちっとオモシロをいれてくれてさすがナイアガラ直系の大御大です。「7th avenue」もよかったなあ。ずっと続けていたかった。「nighty-night」で夜が明けたらそこには真夏の太陽、「太陽オーケストラ」は人生で1度しか書けないサマーアンセム。

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続く「シネマ」から「keep on rockin'」という繋がりは背伸びした大人っぽさと思春期終盤の焦燥感が合わさって『cobblestone』のハイライトという感じ。「プロポーズ大作戦」でステージ上はメンバーだけ4人に。リラックスして部室でのバカ話のようなMCが40歳を越えてもできるのは嬉しいし幸せなことだ。19歳で組んだバンドで41歳になっても歌っている自分というのは当時想像できなかった。須藤さんはアコギ、堀越さんはアコーディオンで、けっちゃんはパーカッション。僕が日本語で書いた初めての曲を2015年に演奏している風景。

僕以外のメンバーで演奏する「6 bars interlude」から街の音が聞こえてきて「午後の窓から」、そして「epilogue」へ。あらためて、楽曲も曲順も不変で普遍、『cobblestone』が備えるエバーグリーンな耐久性は相当なものでした。舞台は郊外の街へ。虫の声を聴きながら「僕らの暮らし」が始まり、最終章「maybe someday ep」へ。間奏部分のラララ、客席の顔もラララと歌う風景は至福。「緑の車」は本当に演奏するのが楽しいし、いまだに大学時代を思い出す。まさに音楽はタイムマシンだな。そして「maybe someday」、物語はここに向かって進んできた。コーラスワークや曲構成など2000年時点でのGOMES THE HITMANサウンドの象徴のような曲。「最後まで付きあってくれてありがとう」と始まる後半部分で静かに感動。一度曲が終ってからもう一度ラララを繰り返したのもCDのシークレットトラックを踏襲。《まちづくり三部作》完全再現完了!そして延長線、アンコールへ。

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15年の時を越えて陽の目を見た小説「コブルストーン」文庫本のことやメンバーの充実した活動を紹介。堀越、須藤もソロアルバムを作ったので次は高橋、と盛り上がる。最後になにをやるか、みんなが聴いたことのない曲がいい、ということで「everyday, new day」という未発表曲を。実はこれ、今年最初の下北沢leteで初演したのですが、やはりバンドでやると全然違うポップソングになりました。今年はもっとみんなをわくわくさせるような新しいことができたらいいな、と思いつつ。

もっと長く、4時間くらいのステージになるかと思ったこの日のライブでしたが、冷静に考えればアルバム1枚とシングル2枚、楽曲だけなら1時間半分。この時点で3時間ほどの演奏時間だったけど、もっともっとやりたかったな。最後まで付きあってくれた皆さんのために最後はもうひと盛り上がり、会場総立ちでの「雨の夜と月の光」で大団円。去年の再始動から4度目のライブでようやくここまで来ました。ものすごく楽しかった。また秋に会いましょう。皆さんの終わりなき青春に、僕らのこれからの青春に乾杯。

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終演後は物販も大盛況、小説「コブルストーン」文庫本を作るときに「CDも売れない時代に文庫本がファンにアピールするのか」と少し躊躇したのですが杞憂でした。ライブを観にきてくれた清水浩司さんもすべての希望にこたえてサインをしてくれたし、いろんなみんなの思い出話を直接聞くことができてよかった。遠くから近くから、昔から聴いていた人もリアルタイムでは間に合わなかった人もご来場の皆さん、そして来られなかったけど気にかけてくれていた人にも心から感謝を。そしてメンバー、スタッフ、駆けつけてくれた友人たちにも目には見えない花束を。打ち上げも楽しく真夜中まで。次は15年後の30周年で、とMCでは言ったけど、またすぐにでもやりたいな。あんなに練習したからな。




大きなサイズの写真は祖父江綾子さんによる撮影



追記:MCのための「2000年とはどんな年か」メモには下記のような記述がありました。

<2000年のヒット曲>
サザンオールスターズ「TSUNAMI」
福山雅治「桜坂」
SMAP「らいおんハート」
大泉逸郎「孫」
モーニング娘。プッチモニ等つんくprod.

<世相>
小渕首相亡くなる
雪印集団食中毒事件
西鉄バスジャック事件
シドニーオリンピック(高橋尚子/田村亮子)  
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2015年04月26日

GOMES THE HITMAN “reconstruction of cobblestone”(2015年4月25日)【SETLIST】

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2015年4月25日(土)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
GOMES THE HITMAN.COM presents
“reconstruction of cobblestoneー僕たちの都市再生計画”


opening :Prelude/The Millennium
<new atlas ep>
1.僕たちのニューアトラス
2.街をゆく
3.北風ロック
4.夜に静かな独り言
5.深夜便

<cobblestone>
6.自転車で追い越した季節
7.言葉はうそつき
8.北風オーケストラ

9.springtime scat
10.春のスケッチ
11.思うことはいつも

12.7th avenue
13.nighty-night
14.太陽オーケストラ
15.シネマ
16.keep on rocking’

17.プロポーズ大作戦
18.6bars interlude
19.午後の窓から
20.epilogue

<maybe someday ep>
21.僕らの暮らし
22.緑の車
23.maybe someday

EN
24.everyday, new day(新曲)
25.雨の夜と月の光

写真:祖父江綾子
ご来場ありがとうございました!

  
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2015年04月24日

ファイナル・カウントダウン|GOMES THE HITMANまちづくり三部作完全再現ライブはいよいよ明日!

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いよいよ今晩ぐっすり寝て朝が来て目が覚めたらGOMES THE HITMAN吉祥寺スターパインズカフェでの“まちづくり三部作”完全再現公演です。立ち見になる可能性がありますが当日精算のチケット取り置き予約をこちらで受け付けています(本日24時まで)。当日券については明日Twitterなどでお知らせします。

今日は2000年当時のインタビュー掲載雑誌を読み返して明日のMCで話すことを考えていました。そのなかで印象的だったのは当時僕が「なにも劇的な事件は起きなくて、ただただ暮らしが続きていくような物語を作りたかった。そういう暮らしが理想です。もうすぐにでも老けて、40歳くらいに早くなって、ちょっとしたことに一喜一憂しながらただただ暮らしたい」と話していること。25歳の自分が思った40歳になっているだろうか、自分は。明日は演奏もMCもGOMES THE HITMANらしくいきたいと思います。

で、間に合うかどうか微妙だったので告知が遅れましたが、僕が2011年から作っているハンドメイドジンMONOLOGの2015年初の最新号を明日のライブから発売します。タイミングばっちり、『cobblestone』を中心とした《まちづくり三部作》を超個人的に振り返る内容で、開場からライブスタートまでの1時間に眺める副読本として最適だと思います。fishing with john五十嵐くんがGOMES THE HITMAN再始動と今回のライブについて愛情あふれる長い文章を書いてくれています(超面白かった)。小説「コブルストーン」、各メンバーのソロ作品やTシャツなどと一緒に物販コーナーでお求めください。

それでは、夢がさめたら会いましょう。


2015年4月25日(土)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
GOMES THE HITMAN .COM presents
“reconstruction of cobblestoneー僕たちの都市再生計画”


出演:GOMES THE HITMAN
member:山田稔明[Vo,Gt]、堀越和子[Key]、高橋結子[Per]、須藤俊明[Ba]
guest:橋本哲[Gt]
開場 16:00 / 開演 17:00 / 前売り 4500円(別途1ドリンク)

GOMES THE HITMAN が「new atlas ep」(1999年)『cobblestone』(2000年)
「maybe someday ep」(2000年)と果敢に挑戦した“まちづくり三部作”を15周年
のアニバーサリーに完全再現します。時の流れの中で変わった風景と変わらない
風景のコントラスト。青春の季節ふたたび。2015年の都市再生計画です。

当日精算のチケット取り置きを若干枚数受付中です!(4月24日24時締切)

吉祥寺 スターパインズカフェ(http://www.mandala.gr.jp/spc.html
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
TEL:0422-23-2251  
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大塚いちおさんの個展「犬と猫。」始まりました



吉祥寺にじ画廊で昨日から大塚いちおさんの個展「犬と猫。」が始まって、早速覗いてきました。心がふわっと軽くなったり、神経の結び目が少しゆるんだりするような、なんとも言えない絵が四方に。僕は僕の肩越しのポチを彷彿とさせる絵に釘付けになってしまいました。期間中の5月1日にいちおさんのライブドローイングと僕の歌のコラボレーションイベントが予定されています。新潟ツバメコーヒー以来の共演、飲み物とおつまみをいちおさんやアアルトコーヒー庄野さんとも縁の深いaruru/mimetにご用意していただけるそうで、美味しいワインとおつまみをいただきながら絵と音を楽しめるという、五感が喜ぶ夜になると思います。

明日GOMES THE HITMANスターパインズカフェに来られる方はぜひ少し早く出かけて、にじ画廊に立ち寄ってみてください。その場でライブのご予約も可能です。にじ画廊の担当の方に挨拶したら「私、チミちゃんのファンです」と打ち明けられて嬉しかったです(有名猫!)。期間中会場で流れているBGMは「犬」と「猫」をテーマに僕が選曲させていただいたもので、ワンニャン賑やかな音にもぜひ耳を傾けてみてください。地元でこういうイベントを行えることがとても嬉しいです。そして、大塚いちおさんが手がける山田稔明『the loved one』のアートワークにも期待が膨らみます。展示は5月6日まで。


大塚いちお個展 「犬 と 猫 。」
2015年4月23日(木)ー5月6日(水)会期中無休


<大塚いちお+山田稔明
ライブドローイングイベント>

2015年5月1日(金)
19時開場/19時30分開演
2,800円(税込3,024円:1ドリンク+おつまみ付)

ご予約は4月2日(木)よりにじ画廊にて、
電話または店頭で受け付けます。
0422-21-2177(受付時間12:00ー20:00 水休)

にじ画廊
〒180‐0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町2‐2‐10

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小説「コブルストーン」文庫本、完成しました!



今週末(明日!)吉祥寺スターパインズカフェでのGOMES THE HITMAN公演で販売する小説「コブルストーン」文庫本がついに完成しました。奇しくも昨日4月23日「世界 本の日」に刷り上がってきた。清水浩司さんと「作ろう!」と作業を始めたのは3月の終わり。ものすごいスピードでいろんなことを進めて一ヶ月ちょっとで原稿執筆、編集、デザイン、製本というスケジュール。通常の印刷屋さんではなく同人誌などを作っている業者を見つけて(ものすごいスピードで刷ってくれた!)、サイズ質感ともに慣れ親しんだ、いわゆる“文庫本”フォーマットを踏襲しました。文庫本の装丁を研究しつくし「なるほど、こうなっているのか」という気づきは新鮮なものでした。当初カバーなしのクラフト表紙になる予定でしたがどうしてもカバーを付けたくなり別途製作、ひとつひとつスタッフの手で取り付けました。

清水浩司さんが1万字越えの「15年後のコブルストーン」を加筆し、僕があとがきに添えて書きおろした文章も添えてトータル128ページの本が完成。CDの製品盤が手元に届くときはいつだって嬉しいですが、本もそうなのだな、と思いました。僕はやっぱりデジタル・ダウンロードや電子書籍よりもフィジカルな実物が好きなのですよね。GOMES THE HITMANまちづくり三部作、『cobblestone』はご存知のように凝った初回盤装丁、そして2枚のマキシングルにも表記されていないシークレットトラックが入っていました。その遊び心を彷彿とさせるワンポイントも忍ばせています。そしてなにより清水さんの書いた最終章、これがいい。僕は登場人物のどれもが自分のことみたいで、とても感動しました。ぜひ会場で手に入れて、ライブ帰りの電車で余韻に浸りながらぱらぱらとページをめくってもらえたら本望です。明日のライブには著者の清水浩司さんも遊びにきてくれるので、運が良ければサイン入りにできるかもしれません。お楽しみに。




コブルストーン

著者 清水浩司
原案 山田稔明
2015年4月21日発売
本体価格740円+税
A6版/128ページ

発行者 GOMES THE HITMAN.COM
発行所 mono books(division of GOMES THE HITMAN.COM)

2015年4月25日吉祥寺スターパインズカフェで行われる“まちづくり三部作”再現ライブ、
“reconstructions of cobblestoneー僕たちの都市再生計画”公演の物販コーナーにて販売
します。通販での販売も検討中ですが冊数限定につき売り切れの際はご了承ください。

著者紹介 清水浩司(しみず・こうじ)
1971年広島県出身。フリーライターとして活動し、共著『文藝レアグルーヴ〜いまぼくたちが読みたい日本文学の100冊』(マーブルトロン/中央公論新社刊)、清水春日名義で青春小説『ぼんちゃん!』(小学館刊)などを発表。2009年に結婚したヨメ(1971年、福島県生まれ。元書店員)に、出産前にがんが見つかり、ブログ「がんフーフー日記」をスタート。2011年4月に闘病ドキュメント『がんフーフー日記』(川崎フーフ/小学館刊)を出版、「夫婦フーフー日記」として佐々木蔵之介、永作博美主演で映画化、2015年5月公開。最新刊は『真夜中のヒットスタジオ』(小学館文庫)。  
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2015年04月23日

むさしの、猫の募金箱



昨日チミママがうちの庭にやってきたのにはわけがあって、彼女が寝床にしていたおうちがちょっとバタバタと騒がしくしてしまったからなのだけど、ポチ実はあれから窓の外を睨む時間が増えている。で、数日前にハクビシンがやってきて同じように騒然としたわが家にはいろんなハクビシン情報が集まってきた。「三鷹・吉祥寺界隈に最近特に多く現れる」「まさに今日井の頭公園で見た!」などなど。むさしの地域猫の会の会長ねこむらさんからもメールで下記のような連絡をいただいた。

「猫がいるところには結構ハクビシンがいて、武蔵野市にもたくさんいます。ハクビシンは爪が鋭く、子猫は襲われてしまいます。ときには成猫も・・・。最近では仔猫の天敵は、カラスとハクビシンです。もしもチミママが仔猫を生んでいたら・・・ちょっと心配です。疥癬などがハクビシンから猫にうつるケースも聞きます。ポチ実ちゃん、気をつけてあげてください。」

「疥癬(かいせん)/猫」で検索してみたらゾゾッと鳥肌が立つような記事が出てきて、ポチ実の最近の楽しみである庭の散策はしばらくおあずけにすることに。にすることに。ベランダから優雅に高みの見物で我慢してもらう。チミママとその子がハクビシンに襲われませんように。もし仔猫を連れてきたら地域猫の会に相談させていただく。ということで、ひょんなことで繋がったむさしの地域猫の会は武蔵野市のNPO団体ですが、今週末吉祥寺スターパインズカフェでのGOMES THE HITMANライブ会場に猫の保護活動のための募金箱を設置したいと思います。ちょっと気にしてもらえたら嬉しいです。吉祥寺に暮らす者として地域猫の会の活動に賛同します。

清水浩司さんと作った小説「コブルストーン」ができあがりました。ポケットサイズの物語、とてもいい感じ!

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2015年04月22日

チミママ来訪|GOMES THE HITMAN最終リハーサル



お昼からGOMES THE HITMANリハーサル、にもかかわらず午前中にチミママ(ポチ実を産んだ母猫です)がうちの庭にやってきて、ポチ実も緊張するわ僕もてんやわんやで猫騒動は続く。今日はかなり見つめ合っていたな…、ポチ実とチミママ。どうにか保護して避妊手術できないものか。多分もうすぐチミママはまた仔猫を産む(先日オス猫といちゃいちゃしているところを目撃したのだ)。後ろ髪ひかれながらスタジオへ。

今日はリハーサル3日目、今週末のステージで予定されている1曲目から最後の曲までをランスルー、通して練習する日。お客さんが見ていないところで演奏すると本番以上に疲れるのはなぜだろうか。気づけば立ちっぱなしでタフな一日でしたが、エンジニアさん含めて諸々問題点を解決していって有意義な最終リハでした。一晩のライブのために24時間特訓したことになる。そんなのなかなかない。4月25日吉祥寺スターパインズカフェの数時間をどうか楽しみにしていてください。休憩時間には「あのときどうだったっけ?」「あのこと憶えてる?」とやっぱり思い出話が持ち上がる。そういう話題もMCで触れながらゆったりたっぷりのステージにしたいと思います。

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2015年4月25日(土)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
GOMES THE HITMAN .COM presents
“reconstruction of cobblestoneー僕たちの都市再生計画”


出演:GOMES THE HITMAN
member:山田稔明[Vo,Gt]、堀越和子[Key]、高橋結子[Per]、須藤俊明[Ba]
guest:橋本哲[Gt]
開場 16:00 / 開演 17:00 / 前売り 4500円(別途1ドリンク)

GOMES THE HITMAN が「new atlas ep」(1999年)『cobblestone』(2000年)
「maybe someday ep」(2000年)と果敢に挑戦した“まちづくり三部作”を15周年
のアニバーサリーに完全再現します。時の流れの中で変わった風景と変わらない
風景のコントラスト。青春の季節ふたたび。2015年の都市再生計画です。

当日精算のチケット取り置きを若干枚数受付中です!

吉祥寺 スターパインズカフェ(http://www.mandala.gr.jp/spc.html
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
TEL:0422-23-2251  
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2015年04月21日

今日はコブルストーン記念日|春のスケッチ




今日もまた子供たちが 好き勝手な色を塗りつける
遠くのものが大きくて 難しいものは切り捨てて



今から15年前の今日、4月21日にGOMES THE HITMANのセカンド・アルバム『cobblestone』がリリースされたから今日はコブルストーン記念日。プロデューサーに杉真理さん、斎藤誠さんを迎えて1999年から2000年初頭にかけて制作されたレコード。斎藤誠さんはこの後日本のサザンオールスターズの一翼を担うようになり、杉さんは皆さんご存知のように大瀧詠一DNAの正統継承者。そのふたりとバンドで作ったアルバムが時の流れに風化していくわけがないのだな。26歳の山田稔明が綴った歌詞も誇らしい。ここに収められたのは理想も現実も飲み込んだ、「僕」や「君」、「彼」や「彼女」の暮らしを丁寧にスケッチした風景描写だったように思う。

この『cobblestone』を核として、1999年「new atlas ep」、そして「maybe someday ep」という3枚のアルバムで《まちづくり》という標題をかかげて1年を費やしたコンセプトワーク。この15周年を記念してこの三部作をすべて演奏するGOMES THE HITMANのライブが今週末25日に迫ってきました。前売りチケットは完売、現在当日窓口精算のチケット取り置きをオフィシャルサイトRESERVEフォームにて受付中です。整理番号をお持ちのお客様についで最後の入場となり、立ち見になることが予想されますが、きっとこんなことはこの日限りだろうな、というのが正直な気持ちなのでぜひこの機会をお見逃しなく、春の吉祥寺にお越しください。

ライブ当日、会場物販コーナーでは作家/ライター清水浩司氏が「15年後のコブルストーン」を加筆して山田稔明があとがきを書いた小説「コブルストーン」(初回限定盤に封入された小説の復刻版)が発売されます。皆さんが慣れ親しんでいる文庫本サイズで「コブルストーン」をポケットに!メンバーそれぞれのソロCD作品、GTH15th Tシャツも販売します。僕は今年最初のジンMONOLOGを間に合わせようと思っていて、そのなかには個人的「まちづくり三部作」回顧録をしたためています。とにかく、過去と現在と未来を行き来するような夜にしたいと思いますのでご来場いただく皆さんも楽しみにしていてください。さて、何時間かかるのでしょうか。わくわくします。


2015年4月25日(土)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
GOMES THE HITMAN .COM presents
“reconstruction of cobblestoneー僕たちの都市再生計画”


出演:GOMES THE HITMAN
member:山田稔明[Vo,Gt]、堀越和子[Key]、高橋結子[Per]、須藤俊明[Ba]
guest:橋本哲[Gt]
開場 16:00 / 開演 17:00 / 前売り 4500円(別途1ドリンク)

GOMES THE HITMAN が「new atlas ep」(1999年)『cobblestone』(2000年)
「maybe someday ep」(2000年)と果敢に挑戦した“まちづくり三部作”を15周年
のアニバーサリーに完全再現します。時の流れの中で変わった風景と変わらない
風景のコントラスト。青春の季節ふたたび。2015年の都市再生計画です。

当日精算のチケット取り置きを若干枚数受付中です!

吉祥寺 スターパインズカフェ(http://www.mandala.gr.jp/spc.html
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
TEL:0422-23-2251





  
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2015年04月20日

猫騒動 5thシーズン(3)猫がやってきたヤァ!ヤァ!ヤァ!

この週末は奇跡みたいな猫の週末だった。金曜日にご近所の近藤研二さんから「猫を山梨までもらいにいってくる!」と連絡が来て「えええ!」と盛り上がって、自分のことじゃないのに親戚に子供が生まれる!みたなドキドキ感を味わう。そして近藤さんが猫を見つけた里親サイトを新着順に見ていたら、兵庫に茶トラの可愛い猫が里親募集中だったので加古川チャッツワース岸本さんに「この猫かわいいよー」とメールした。去年10月になくなったチャオにそっくりだったからだ。するとすぐ「山田くん、なんで知ってるの!?このコ明日うちにやってくるんだよー!」と返信が。なんとも信じられない偶然。運命の猫である。

そして土曜日、お昼から出かけていった近藤さんは夜になって可愛いサバ白猫を連れてうちの町に帰ってきた。頭の模様や色が去年8月に天国へ旅立ったマルオにそっくり。猫返し神社巡礼の霊験あらたか?いよいよ立川水天宮阿豆佐味天神社の信ぴょう性が増してきた。さっそく見にってその可愛さにメロメロに。近藤さんのインスタグラムはこちら



そして時を同じくして岸本さんのところにチャオそっくりな茶トラが到着。名前は「これしか考えられへん!」と「チャオ」に「実」をつけて「チャオ実」(チャオ実は女の子)にしたとのこと。それで僕もひそかに近藤さんのチビ猫を「マルオ」に「実」をつけて「近藤マルオ実」→「近藤マル臣」と呼んでたんだけど、一晩たってチビ猫にはマルオの“M”を継承した「モイ」という素晴らしい名前がついた(モイは男の子)。こんにちは、モイ。



日曜日になって朝イチで、ポチが最期までお世話になって今はポチ実が通っている近所の獣医さんへ近藤モイちゃんに付き添い紹介した(待合室に「ひなたのねこ」の本が置いてあって嬉しかった)。モイは片手に乗るような小さな乳飲み子でまだまだ手がかかって大きくなるまで大変。そして岸本チャオ実さんも人馴れしてなくて人猫関係を築くところからのスタートで根気が必要そうだけど、どちらのファミリーも猫がやってきた途端にパッと元気になった感じがして、猫ってすごいなあ…としみじみと感じ入っている。猫は自分で家を選ぶのだ、きっと。

そしてうちでガラガラガッシャンと走り回っているポチ実はますますたくましく育ち、今日も可愛い。最近チミママとその新しいボーイフレンドが庭先によくあらわれて、ポチ実は窓からずっと身体を硬直させて眺めている。春の季節、またチミママは新しい子を産むのだろうか。悩ましい猫問題である…。こうやって猫騒動はまだまだ続くのです。近藤研二さんとのデュオ、ユニット名のようなものを考えていたのですが、いい名前がつきそうです。5月3日の蔵前in-kyoでの木下綾乃さん原画展でまた3人でトークをして3度目のライブをすることになりました。そのときにでも名前お披露目したいと思います。


2015年5月3日(日)@ 蔵前 in-kyo
“トーク&ライブイベント「ねこのいる暮らし」”@ 蔵前 in-kyo

18:30開演(18:15- 入場開始)

出演:木下綾乃、山田稔明 with 近藤研二
料金:1,500円
30人の限定イベントにつき、ご予約はお早めに。

★ご予約はメールにて
millebooks@outlook.jp(ミルブックス)まで
件名に【5/3予約】、本文に「お名前、人数、メール、
ご連絡先電話番号」を記載の上送信ください。

蔵前 in-kyo(http://in-kyo.net
東京都台東区駒形2-5-1 柳田ビル1F
03-3842-3577 /12:00 - 19:00(5/3のみ -17:00)



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2015年04月19日

土曜日のラジオ&レコード



昨日はむさしのFMのラジオ、シンガーソングライターでラジオパーソナリティの川久保秀一さんからお誘いを受けてお昼の生出演。GOMES THE HITMAN吉祥寺スターパインズカフェ公演の宣伝とあわせて好き勝手にべらべらとしゃべらせていただいて楽しかった。発売になったばかりのコンピ盤から「猫町オーケストラ」、そして「午後の窓から」とメンバーコメント、「maybe someday」に「僕らの暮らし」と曲もいっぱいオンエア。楽しい時間でした。

4月18日は世界的にレコードストアデイということで、まあそうでなくても週に何回かはレコード屋さんには行くんだけど、昨日は特にお店も混みあって限定アイテムもたくさんで盛り上がっていました。海外からもいろいろ入荷してて目に鮮やかなラインナップ。円安だということもあって最近輸入盤がどんどん高くなっている感じがあってレコード愛好者にはちょっとつらいけど、それでも新しい音楽との出会い/古い音楽との再会はかけがえのないものです。

そして夜からはご近所の猫騒動。これについてはまた後日。
  
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2015年04月18日

小さな巣をつくるように暮らすこと



等々力の家具と雑貨のお店巣巣の店主岩崎朋子さんの初めての本が出た。2010年の秋に知り合って以来公私に渡ってずっと仲良くさせてもらって、いろんなことを企んだりお世話になったりしている。著書『小さな巣をつくるように暮らすこと』を読んでいると、細々と整理整頓したり埃をはらったり掃除したくなったりする。暮らしに少しハッとした気づきを添えてポジティヴシンキングさせてくれるような本でした。巣巣は僕にとって交流の場、「人」と「モノ」が結びつくと楽しいということを知った場所。ここで知り合った人がたくさんいて、今の自分の活動の糧、刺激になっています。この人がデザインした家具、この人が作ったお菓子、この人が調理したご飯、この人が焙煎したコーヒー、この人が描いた絵、この家族が収穫したお米、この人が作った本、この人が演奏する音楽・・・。顔が見える等身大のモノコトがいい、と思うようになりました。ぜひ暮らしのエッセンスとして岩崎さんの本を手にとってみてもらえたら、と友だちとして誇らしくお薦めしたいと思います。

4月29日には巣巣で出版記念イベントがあり、僕は巣巣で知り合ったけものと一緒に歌でお祝いを。



2015年4月29日(水祝)@ 等々力 巣巣
岩崎朋子「小さな巣をつくるように暮らすこと」刊行記念
トーク&ミニライブ

18:30-20-30(料金 1000円)
・もりかげ商店のおはぎとお茶
・ダンラナチュールのクッキーのお土産つき

トーク:「暮らしのこと、お店のこと」
     hal店主 後藤由紀子 x 岩崎朋子

ライブ:山田稔明、けもの(青羊+イシカワアユミ)

*巣巣HPにてご予約受付中

等々力 巣巣(http://www.susu.co.jp/
東京都世田谷区等々力8-11-3
TEL: 03-5760-7020


  
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GOMES THE HITMANリハーサルDAY2|今日はラジオでSPC公演について語ります



昨日は昼から夜までGOMES THE HITMANリハーサル、2日目。4月25日スターパインズカフェ公演のためにこれで16時間練習したことになる。当日のライブはおそらく3時間から4時間くらいのステージになると思うが、そのためにはそれ相応の準備が必要だ。ライブPAをお願いするエンジニアさんとの打ち合わせもあわせて。「夜に静かな独り言」という曲は1番が「迷わずに辿り着けるかな」と始まり、2番は「こんな日は赤いワインかな」と続くが、それを僕が「迷わずに赤いワインかな」と間違ったことがメンバーの笑いのツボに入りゲラゲラと練習が中断した。これが2005年頃のバンドなら僕がいらいらと立腹してスタジオをぷいと飛び出したかもしれないが、昨日はみんなそろって笑っていた。

吉祥寺のスターパインズカフェでのライブ、ということで今日はむさしのFMの生放送にゲストで出演します。「川久保秀一のSaturday Music Flow」という番組、僕の出演は14時15分くらいからで、ゲスト枠を越えて番組終了まで出させていただきます。GOMES THE HITMANで出演を!というオファーだったので昨日練習の合間にコメントを録りました。こういうことをするのは久しぶりだったのでデビュー当時風に元気よく自己紹介しました。番組中でかけられたら。武蔵野市界隈で可聴なコミュニティFMですが、PCやスマートホンなどで全国で聴くことができます。GOMES THE HITMANの楽曲をいろいろかけてもらいますのでぜひ土曜日の午後にステイチューン。歩いて行けるラジオ局っていいな。

“まちづくり三部作”15周年公演まであと1週間。チケットはこちらから。

4月18日(土)むさしのFM
川久保秀一のSaturday Music Flow(13:00-15:00)

山田稔明(GOMES THE HITMAN)出演は14:15頃から

むさしのFMをサイマル放送で聴くにはHP右上をクリック。
スマートホンなら無料アプリ「チューンインラジオ」でお聴きいただけます。  
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2015年04月17日

欲しいものは手に入る|ジミー・クリフ来日公演



昨日のこと、ビルボードライブ東京でジャマイカの伝説的レゲエシンガー、ジミー・クリフの来日公演を観にいった。オープニングのアフリカっぽさもスカもラバーズロックもメロウなバラードも全部入りのエンターテイメントショーだった。67歳には見えない。僕が初めてレゲエを聴いたのは中2の頃?確かU2のボノがライブで「WITH OR WITHOUT YOU」の中間部でボブ・マーリーの「EXODUS」を引用していたことがきっかけだった。その「EXODUS」はカーティス・メイフィールドの「People Get Ready」と同じ心のフォルダに入れられていまでも時折アップデートされる。一緒に行った安宅くんはキース・リチャーズ経由でジミー・クリフの歌を愛聴したそうだ。僕は彼の熱心なリスナーではなかったが、『The Harder They Come』というレコードをよく聴いたのでこの日のライブもワクワクして「本物だあ…」と思いながら、気づけば身体が揺れていた。アーランド・オイエのライブのときも感じたがこのリズムには否応なしにまず足腰が反応する。

ポジティヴな言葉がたくさん響いた夜だった。「YOU CAN GET IT IF YOU REALLY WANT」、本当に欲しいものは手に入れられる(君が一生懸命トライすればだけどな)。楽しみにしていた「遥かなる河」を聴くことは叶わなかったが、ここ最近ライブに対してもレコーディングに対しても難しく考えて思い込むことが多かった自分の性分を少し反省した。楽しい演者と楽しいステージは楽しいフロアと直結している。今日はGOMES THE HITMANリハーサルDAY2、変な動きでニコニコ笑いながらやってみようか。週末のレコーディングも同様に。「I CAN SEE CREALY NOW」よろしく、いろんなもやもやがぱっと晴れるような爽快さでした。

会場でソウル・フラワー・ユニオンの高木克さん(「饒舌スタッカート」でギターを弾いてくれたり当時サポートでお世話になった)に、そして久しぶりに井上富雄さん(「拍手手拍子」と「ねじを巻く」のプロデュースでお世話になった)とばったり遭遇して嬉しかった。そうか、マキシシングル「饒舌スタッカート」から来年で15年になるのか。

  
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2015年04月16日

2015年の『cobblestone』|2015年の「コブルストーン」



昨日のこと、お昼から夜遅くまでずっとGOMES THE HITMANリハ。昨年の再始動以来初めてゲストギタリストを迎える。15年前の『cobblestone』を中心とする“まちづくり三部作”の録音、および「夏まちオーケストラ」と題した東名阪福ツアーでお世話になった橋本哲さんが去年は脳内変換/脳内再生されていた音やフレーズを忠実に弾いてくれるので演奏しながら自分たちのあるべき姿を鏡で見ているような感覚がある(実際スタジオの壁は一面が鏡だ)。思うことは「ちゃんと作ったな・・・」ということで、おそらく最初で最後になる“まちづくり三部作”楽曲完全演奏が今から楽しみで、終演したときのことを思って寂しくなっている。きっと今回初めて演奏する曲もあるはずで、すべての曲を譜面に起こして、さらにそれを見ることなくギターを楽しそうに弾いてくれる哲さんには大きな感謝を。チケットはもう少しあるので、ぜひ“一期一会”のシーンを目撃しにきていただけたら嬉しいです(チケットはこちら)。

そしてもうひとつ、清水浩司さん(「夫婦フーフー日記」原作者)に時を越えて完結章を執筆していただいた小説「コブルストーン」も内容が完成し、まもなく文庫本として刷り上がってくる。「15年後のコブルストーン」を受け取って読み終えて、思ったことを作品解説として書きました。最近は本を読まない人も増えているそうですが、ぜひスターパインズカフェのライブを見終わってこの文庫本を読みながら家路についてもらえたらな、と思います。音楽も小説も主役は作り手だけでなくて、受け取る側も登場人物なのです。あと1週間、わくわくします。8時間リハは身体にこたえるけど。


  
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2015年04月15日

1989年の『緑』|green grow the rushes

昨日のこと、安宅浩司くんと打ち合わせ。安宅くんとももう長いなあ。ギターの弾き分けについていろいろ話しつつ脱線しながら音楽を聴く。そこで聴かせてもらったビル・フリゼールのアルバムがとてもよかったので貸してもらった。同い年、お互い後厄を無難に切り抜けたいところだ。安宅くんのホームページはこちら

そこから等々力の巣巣へ移動して水曜日までになった永井宏さんの展示をゆっくり眺めました。南里さん(永井夫人)から永井さんの遺品のなかにあったR.E.M.の貴重な品物を受け取った。1989年今はなきMZA有明での2度目の来日公演時のパンフレットとセットリスト、そしてチケットの半券。アルバム『GREEN』リリース時のワールドツアー、僕が去年出したCDも『緑の時代』、そして今回の永井さんの展示も「growing green 1996」、緑でつながる。僕は当時は中3、東京でライブを観るなんて夢のまた夢だったころの記念品だ。大切にしたいと思います。永井さんの展示は今日まで。



そうこうしていたら鎌倉moln店主のあやちゃんが来て、駒沢大学でライブのfishing with john五十嵐くんのところに挨拶。冷たい雨が降る一日でしたがこの日はこの日でいい日でした。



  
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2015年04月14日

猫騒動 5thシーズン(2)出会いと別れの春

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ポチが天国へ旅立ってもうすぐ10ヶ月、そしてポチ実がうちの猫になって7ヶ月になった。実物を見て「こんなに大きいんだ!」と驚かれるほどポチ実はふくふくと太り、もう4.5キロくらいあるのではないか?ポチは最期4.8キロだったので間もなく1歳になるポチ実は育ちきった成猫になったのかもしれない。最近は来客があるとき無理やりポチ実をリビングに幽閉してお客さんの相手をさせている。最初はぶるぶると震えてパニックになっていたのが、なんだかそのうちもうあきらめてしまった感じになって、ついにお客さんの胸に抱かれるところまでになった。で、閉じ込めたドアを開けて「ごめんごめん、もういいよ」と解放してもちょっと距離をおいてこちらの様子を伺ってかくれんぼごっこしたりしてかなり興味はあるみたいなので、もう少しで誰とも仲良くできるウェルカムな性格の猫になるのではないかと楽しみにしている。

4月1日にアドヴァンテージ・ルーシーのアイコちゃんのところのリロが旅立った(リロの闘病記)。リロがまだちっちゃな仔猫の頃、アイコちゃんのパーカーのなかに抱かれてGOMES THE HITMANのレコーディングに遊びにきたときのことをよく憶えている。2004年、11年も前のこと。闘病中からいろいろ様子を聞いていたんだけど、亡くなった夜は猫を介して繋がったたくさんの友だちがチャット状態でリロとアイコちゃん家族を優しくねぎらって、とても美しいオンラインお通夜でした。なんでこんなに涙が出るんだろうかと不思議だった。ついこないだ経験した季節を猛烈に思い出している自分がいました。

先日も一緒にライブをやったご近所の近藤研二さんも愛猫マルオをなくしてもう8ヶ月、うちに遊びにきてポチ実と遊ぶときもカチコチのポチ実とは対照的に本当に嬉しそう。近藤家の新しい家族探しに僕も同行させてもらって、先週末は猫の譲渡会をはしごした。まず最初にずっと興味があったランコントレ・ミグノンの譲渡会。ここの猫たちはとてもキレイにケアされていて感動した。多頭飼い崩壊や育児放棄など猫が背負う過去はさまざまでいろんな想いが去来する。インスタグラムで見て知っていた「ル」と「ノ」という名前の2匹(頭にそういう模様があるのです)がトライアルにもらわれていく瞬間に立ち会うことができました。

ミグノンプランのすぐそばにあるTAS YARDというカフェで一休みしたあと、今度は中野方面での里親会へ。こちらにもたくさんの猫がいたが、高齢猫や目の見えない猫、人間に虐待されて片方前足がない猫、フーフーいって人に触らせない猫、もらわれていったのにまた出戻ってしまった猫などタフな人生(猫生)を歩くコたちが多かった。やはり思うこといろいろ。ミグノンも中野の保護団体もスタッフの皆さんが慈悲深く献身的で素晴らしかった。僕も近藤さんも猫疲れしてしまったのか帰り道は言葉数少なかった(あるいは物思いにふけってた?)。いろんな猫の物語、いろんな保護活動、いろんな譲渡会、様々な里親条件があることがここ最近改めてだんだんわかってきましたが、この日はこの日で行ってよかったなと思いました。

そうこうしていたら庭先にポチ実のお母さん「チミママ」がやってきました。まだまだ猫騒動は続きそうです。


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2015年04月13日

宇田川町の猫集会(渋谷喫茶SMiLE ライブ後記)

一昨日、渋谷喫茶SMiLEでの加藤千晶ガッタントンリズムQとのライブは予想通り、思った以上にとても楽しかった。この日は近藤研二さんとの2度目のセット、前回のモナレコードでの演奏をより精度をあげたものにするというのが目標でした。喫茶SMiLEは友人のDJイベント時にゲストとして歌いにきたことがあったのですが、渋谷の喧騒を窓の外に感じながら親密な空間で歌うのはとても新鮮。満員御礼の盛況のなかライブはスタート。

オープニング「夏の日の幻」から近藤さんはガットギターの柔らかい音、僕はいつものMartinが休養中でTaylorのガッツある音でコントラストが明確だったかもしれません。前回ギタレレとウクレレでやったThe Kinksカバー「Phenomenal Cat」も大きなギター、大きな音で再演。僕は予定になかった「あたしネコ」という曲をアカペラで朗々と。これは近藤さんも音楽を担当するEテレ『0655』のなかの楽しい歌で、加藤千晶さんが歌っている。「おれネコ」という本家バージョンがあるが「あたし」バージョンで歌ったのはポチのことを思ってのこと。そして近藤さんの曲「ねむれネコネコ」も静かな祈りのような、優しい夜の雰囲気で演奏できました。

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加藤千晶バンドにGTHけっちゃんがいたので2曲ドラムで参加してもらった。「太陽と満月」「my favorite things」、ともにこれからCDになる彼女にとって初見の曲でしたが、良い感じのグルーブを足してくれました。この2曲から近藤さんは立ち上がってエレキに。「些細なことのように」は季節をひとまわりしてまた様々な気持ちを内包した歌になってきました。最後は「日向の猫」、見事にすべて猫が関係する曲で構成されたステージでした。

加藤千晶さんのステージも素晴らしかった。歌詞の視点が斬新で「なんでも歌になるのだなあ」と感じました。鳥羽さんのギターもすごかった。加藤さん宅の通い猫の話も大変そうだけど面白く。僕が「あたしネコ」を歌ったことに端を発して、予定外のご本人バージョンが聴けて嬉しかったです。終演後は日付が変わって遅くまで打ち上げ。去年加藤さんが保護した仔猫がいて、それをペットロスに沈む僕に紹介しようとしてくれていた話とか、ほとんどが猫の話という、またもや猫バカ集会の様相。近藤さんも楽しそうでよかったな。

5月9日下北沢leteでの定期演奏会“夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽9”へたくさんのお申し込みありがとうございました。定員数に達しチケットは完売となりました。


  
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2015年04月12日

下北沢lete定期演奏会|弾き語り“夜の科学#9”は今晩21時からチケット受付開始です

ここ最近、現在位置再確認するための場所として自分にとって大切なレテ公演、
今回は10年目の『ripple』をまだ歌ったことのない新曲というコントラストで
夜の実験を行いたいと思います(新曲はこれから書くのです)。
ゴールデンウィークの喧騒の締めくくり、ぜひご来場ください。


“夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽9”
2015年5月9日(土)@ 下北沢 lete

18:00開場/19:00開演/前売3,500円(1ドリンク代別途)
出演:山田稔明

リリースから10周年を迎えたGOMES THE HITMAN『ripple』を
振り返る第一部、新曲だけで構成する第二部、と過去と未来に
思いを巡らせる新しい季節の弾き語り“夜の科学”です!
*チケット販売は本日4月12日(日)21時より受付開始
オフィシャル通販STOREチケットセクション

会場:下北沢 lete(http://www.l-ete.jp/
住所:〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL: 03-3795-0275



  
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“LIVE IN SMiLE”(2015年4月11日 @ 渋谷 喫茶SMiLE)【SETLIST】



2015年4月11日(土)@ 渋谷 喫茶SMiLE
“LIVE IN SMiLE w/加藤千晶ガッタントンリズムQ”


1.夏の日の幻(from『pilgrim』)
2.猫町オーケストラ(from VA『猫と音楽の休日』/『the loved one』)
3.Phenomenal Cat(The Kinks カバー)

4.わたしネコ(Eテレ「0655」加藤千晶さん歌唱曲カバー)
5.ねむれ ねこねこ(Eテレ「2355」近藤研二さん作曲歌唱曲カバー)
6.ポチの子守唄(from『the loved one』)

7.太陽と満月(from『the loved one』)
8.my favorite things(from『the loved one』)
9.些細なことのように(from『the loved one』)
10.日向の猫(from『新しい青の時代』)


山田稔明 with 近藤研二
M-7,8 drums by 高橋結子


たくさんのご来場ありがとうございました!  
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2015年04月11日

チョコレートの箱があったなら



春が居眠りしてしまったような寒い日が続いて、ストーブをしまわなくてよかったなあと暖を取っています。昨日は6月発売のソロ新作『the loved one』に関する諸々の打ち合わせ、ランチミーティングを。明けて今日は渋谷でのライブです。6月20日のレコ発ライブまでのスケジュールをまとめてみると下記のようになります。GOMES THE HITMANのコブルストーン祭りもあるし、パラレルで進むいろいろなことで頭のなかがごちゃごちゃです。

<LIVE SCHEDULE 2015 春>

4月11日(土)@ 渋谷 喫茶 SMiLE(w/加藤千晶)
4月25日(土)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ(GOMES THE HITMAN)
4月29日(水・祝)@ 等々力 巣巣(w/けもの)
5月1日(金)@ 吉祥寺 にじ画廊(w/大塚いちお)
5月3日(日)@ 蔵前 in-kyo(w/木下綾乃)
5月9日(土)@ 下北沢 lete(弾き語りワンマン)
5月21日(木)@ 青山 月見ル君想フ(w/黒沢秀樹)
6月20日(土)@ 恵比寿 天窓 switch(夜の科学vol.47『the loved one』レコ発)


見事にすべてが内容の違うライブで、もちろん全部観てもらいたいと思っているんだけど、どこかの会場だけ観にきていただけても特別な夜になるはずです。ありきたりな言葉だけどライブはその日限りのものなのでライブで歌を聴いてもらうことに大きな意味がある、と思って僕は自分のワンマンライブの値段をCD以上の値段に設定している。初夏までにワンマンやイベント含めて様々な催しがあるのでぜひたくさんの皆さんにお会いできたらと願っています。

「一期一会」という言葉の意味を知ったのは確か映画「フォレスト・ガンプ」を観たことがきっかけだったと思うのだけど、その映画のなかで「人生とはチョコレートの箱のようなもので、開けてみないと、食べてみないとわからないよ」という台詞がある。僕らは歳を重ねてくると忙しくなってきたり生活というウスノロに振り回されたりして好きなものを視野の外においてフタをして「またいつでも開けられるから」と油断してしまって、気付いたらそこにあるはずのものがなくなってしまうということを経験する。

「一度行ってみたかったな」「また観たかった」「好きだったのに」「もう一度会いたかった」という後悔は、腰痛とか老眼とか肩こりとか生活習慣病みたいな、加齢による“感性の老い”がもたらすものなのではないか、と最近強く思うようになった。そこにあったはずの何かがなくなったり、そこにいたはずの誰かがいなくなったりするたびに気付かされる感性の老いになんとかして抗っていつまでもワクワクと若づくりしていられたら。僕の仕事はもしかしたら小さなチョコレートの箱をああだこうだと試行錯誤しながらあちこちに設置する作業の連続のようなもので、それを見つけた皆さんにはぜひいちいち果敢に開けてもらえたら嬉しいな。4月に入ってずっとそういうことを考えています。  
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2015年04月10日

下北沢leteでの定期演奏会“夜の科学 in 下北沢”第9回目、開催決定

2015_5_9“夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽8”
2015年5月9日(土)@ 下北沢 lete

18:00開場/19:00開演/前売3,500円(1ドリンク代別途)
出演:山田稔明

リリースから10周年を迎えたGOMES THE HITMAN『ripple』を
振り返る第一部、新曲だけで構成する第二部、と過去と未来に
思いを巡らせる新しい季節の弾き語り“夜の科学”です!
*チケット販売は4月12日21時開始
オフィシャル通販STOREチケットセクション

会場:下北沢 lete(会場HP
住所:〒155-0032東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL: 03-3795-0275  
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おばあちゃん猫とミッツ|出張夢街カフェ

昨日のこと、「おばあちゃん猫との静かな日々」の著者で、写真家の下村しのぶさんの写真展「ミッツ・マングローブ」初日におじゃました。下村さんとは“猫”がきっかけで仲良くさせていただいているが(先月の高野寛さんとのライブでは写真を撮ってもらった)、話を聞くほど面白い経歴があり、ミッツ・マングローブさんや星屑スキャット、マツコ・デラックスさんらをずっと撮影して懇意にされている。この写真展はミッツさんの初めての自叙伝発売に合わせたもので、大きく引き伸ばされた写真はどれも活き活きとしていて、胡蝶蘭の甘い匂いが会場には漂っていました。4月14日まで。猫経由で辿り着いたミッツ・マングローブ自叙伝、これから読むのが楽しみ。



ばたばたと移動して三軒茶屋へ。ここは15年前くらいにリハーサルでよく通った街。いつもは九品仏のスタジオで収録するK-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」が今回から三茶のカフェで公開収録されるということで、番組最多出演アーティストのひとりである僕が実験台になって、どうなるか予想つかないなかで敢行。猫コンピ特集とGOMES THE HITMAN/山田稔明特集の2本立て、レア音源も忍ばせました。土橋さんと長門さんとのおしゃべりはいつも楽しい。この日もジャネット・ジャクソンとAMERICAの興味深い話を聞いて、帰ってすぐYoutubeで検索。この収録分の放送は5月2日と9日。

三茶からバス(たまに乗ると新鮮)でモナレコードへ移動してDWニコルズのイベントを覗くも、ライブに間に合わず出演されていた大塚いちおさんに挨拶して帰宅。偶然タイミングがあってハックルベリーフィンたけ兄が打ち合わせで立ち寄ってくれた。またリビングに閉じ込められるポチ実。猫に慣れているたけ兄の前でガクガク震えながらもかわいい姿を見せていました。だんだん社交性が出てきたかな。長い、よく歩いた一日でした


  
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2015年04月09日

渋谷SMiLEリハーサル|猫誕生会

昨日のこと、今週末11日(土)渋谷喫茶SMiLEで行われるライブのための練習を近藤研二さんと近藤さん宅で。3月にモナレコードでやった演目の精度をあげるために真面目に何度も。前回のライブ映像をチェックしながら「ああ!ここで間違ったんだ、チキショウ」とかやりながら万全を期して3時間。これで本番は自由に楽しんでやれるはずです。小さな会場なのでチケット完売しています。キャンセル待ちの方がたくさんいらっしゃるのでご連絡なしのキャンセルはお控えいただけたら嬉しいです。僕が20時から、加藤千晶さんが21時から。加藤さんとは初めての共演、楽しみです。加藤さんのバンドには元カーネーション鳥羽さん、けっちゃんもいる。

昨日は奇しくも近藤さん宅の愛猫マルオの16回目の誕生日だったのでそのままマルオ誕生祝いのご飯をうちで。空から眺めていたかな、マルチン。いつものロックアウト作戦でポチ実はリビングから逃げられず、ついに観念して近藤さんの腕に初めて抱かれました(カチコチに固まっていましたが)。さすがに近藤さんとは何度も会ってるのでポチ実としても興味はあるらしく、「もういいよ」とドアを開けて解放しても、見えるところで距離をとったり近づいたりして心が揺れているようで、かわいい。マルオが妬かない程度に仲良くしなさいよ、ポチ実。

今日は18時から三軒茶屋THE THREEでラジオの公開収録があります。ぜひお越しください。




2015年4月11日(土)@ 渋谷 喫茶 SMiLE
“LIVE IN SMiLE”

出演:加藤千晶ガッタントンリズムQ、山田稔明 with 近藤研二
19:00 open/20:00 start/料金2000円(別途1ドリンク)

いろいろなところでお会いする機会の多かった加藤千晶さんですが
今回喫茶SMiLEに誘っていただき初共演です。
*THANK YOU!SOLD OUT!

渋谷 喫茶 SMiLE(http://udagawasmile.com/
渋谷区宇田川町11-11柳光ビル本館3階
03-6416-3998  
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2015年04月08日

4月の雪|明日ラジオ公開収録があります



寒くなるとはニュースで知っていたけど、朝起きたらみぞれのような、雪のような窓の外の景色に驚く。4月になってからの雪は5年ぶりらしいのでブログを見返してみたけれど、その頃は毎日書く習慣がなかったのでその日の記述を見つけられず。しかしその頃は『home sweet home』発売までの最後の作業で奔走していたのだな。今でもよく憶えている4月の雪は多分2001年ごろ?PLECTRUMのワンマンライブのときに降った雪のこと。桜と雪が美しかった。もう1週間早ければ雪桜が拝めていたか、でも今年は花見時期にしては少しあたたかすぎたかも。花見をしてて寒くなかったことなんて珍しい。

明日は三軒茶屋THE THREEというカフェでK-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」のラジオ公開収録があります。ここ数年ずっとお世話になっている番組、長門芳郎さんと土橋一夫さんの長寿プログラム。これまでスタジオ収録だったのが新しい試みで公開収録ということで、ドリンクオーダーだけでご参加いただけますのでぜひご来場いただけたら嬉しいです。いつも収録時は楽曲オンエアしている間にいろんなことを話すのでオンエア時間の倍くらいおしゃべりしていますが、それをそのままご覧いただけるチャンスです。4月15日に発売になるコンピレーション盤『猫と音楽の休日』特集と「山田稔明セレクション」の2本録り。何をかけようかと今CD棚を指がさまよっているところです。以下、番組Facebookからの情報転載。



<ようこそ夢町名曲堂へ!「出張夢街カフェ」のお知らせ>

「ようこそ夢街名曲堂へ!」は5月放送分からは新たな試みの一つと致しまして「出張夢街カフェ」として外へ飛び出し、さらに臨場感ある放送をお届け致します。会場は、東京・三軒茶屋にあるカフェ&ダイニング「THE TREE」。ここを舞台に、リスナーの皆様と一緒に収録していきます。番組の収録をご覧になりたいという皆様、是非会場にお越し下さい。一緒に「ようこそ夢街名曲堂へ!」を楽しみましょう。この「出張夢街カフェ」第1回は4月9日(木)にGOMES THE HITMANの山田稔明さんをお迎えして下記のスケジュールで行います。

出張夢街カフェ〜「ようこそ夢街名曲堂へ!」ラジオ公開収録〜
2015年4月9日(木)@ 三軒茶屋 THE TREE

17:30開場/18:00開演(20:30終了予定)
  *約20席
  *1Fは通常営業、イベント会場は2Fのみとなります。

司会・進行:長門芳郎、土橋一夫
ゲスト:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

〈入場について〉
 ・1ドリンク制
 (入場料として、1Fにて1ドリンクご注文頂きます)
 ・観覧ご希望の方は、三軒茶屋「THE TREE」に17:45までにお越し下さい。
 ・先着順でご入場頂きます(席数に余裕があれば、途中入場も頂けます)

★今回は、山田稔明さんをはじめ、12組の猫好きミュージシャンが参加したコンピレーションアルバム『猫と音楽の休日』を取り上げます。
会場では、4月15日のリリースに先行して『猫と音楽の休日』をお聴き頂けますので、お楽しみに!
★また山田稔明さんのセレクションした曲をお届けする「山田稔明セレクション」も会場で収録致します。


三軒茶屋 THE TREE
東京都世田谷区下馬2-20-5

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〈番組情報〉
K-MIX(http://www.k-mix.co.jp/
「ようこそ夢街名曲堂へ!」番組公式ブログ
http://d.hatena.ne.jp/yumemachi/
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2015年04月07日

『天然ねこ生活』にポチが|『テイラー・スウィフト・ルールズ』にコラムが



4月5日に発売になった『天然ねこ生活』は猫に関するありとあらゆるモノコトが載っていて読み応えがあるのですが、このなかの「私の見守り猫」という特集で甲斐みのりさんが我が愛猫ポチのことを紹介してくれました。坂本美雨さんとこのサバ美(表紙も飾っています)、去年亡くなった不思議顔の猫まこと同じページ、ポチ実を捕まえるときに力添えしてくれた料理研究家の桑原奈津子さんちの小鉄くんも「見守り猫」として登場。ポチも喜んでいるでしょう。先月一緒にトークをした木下綾乃さん、それを観にきてくれた石坂しずかさん、イナキヨシコさんの座談会も面白い。猫沢エミさんやはしもとみおさんなど猫を介して知り合った方々がたくさん載っています。猫好きにはマストの一冊かと思います。

そしてもう一冊。



音楽ライター赤尾美香さんが監修したテイラー・スウィフトについて徹底的に掘り下げたムック『テイラー・スウィフト・ルールズ』に寄稿させていただきました。5月の来日公演を目前にした4月15日に発売になります。好きなものを好きだ好きだと言っていたら原稿依頼が舞い込んだという。ジャクソン・ブラウン来日公演について書いた日のブログがきっかけになったことも嬉しいです。このテイラーについてのコラムを書くにあたって、小沢健二さんが岡崎京子個展の公式カタログに寄せたエッセイ「『みなさん』の話は禁句」を興味深く熟読しいろいろ考えるところがありました。そして発見がひとつ、岡崎京子さんとテイラー・スウィフトは誕生日が同じ、12月13日の射手座なのですね。写真も文字も満載のガイドブックのような『テイラー・スウィフト・ルールズ』、本屋で見つけたらちょっと手にとってもらえたら嬉しいです。

  
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2015年04月06日

永井宏個展 “growing green 1996”(2015年4月5日 @ 等々力 巣巣)



昨日のこと。巣巣での永井宏個展期間中の音楽イベントのため等々力へ。ヒックスヴィル中森さん、鍵盤奏者イシカワさん、そしてイシカワさんと永井さんとともに「象の音楽」というユニットを構成した村椿さんと一緒。お取り置きしてもらっていたもりかげ食堂の花見弁当を食べて、美味しくてみんなで唸る。美味しいもので人を幸せにできる人っていうのはすごい。桜最後の週末は時折雨の降る曇天で残念だったが、また来年も桜は咲く。

イベントはまず象の音楽の朗読から始まった。村椿さんの声は凛として音楽のようだった。イシカワさんのピアノも良くて、サフィアン・スティーブンスの曲のフレーズが聞こえてきたときにはハッとした。とてもささやかな、良い集まり。みんながこの空間、空気、音、声に気持ちを澄ましていました。


2015年4月5日(日)@ 等々力 巣巣
“永井宏 growing green1996”


1.my favorite things(山田ソロ弾き語り)
2.名前のない馬(AMERICA カバー)
3.ヴェンチュラ・ハイウェイ(AMERICA カバー)
4.I Need You(AMERICA カバー/日本語詩)
5.ウィチタ・ラインマン(Jimmy Webb カバー)
6.アイスクリーム・マン(Jonathan Richman/永井宏 カバー)
7.レイン、レイン、フォーリング・ダウン(永井宏 カバー)
8.くよくよしないで(Bob Dylan/永井宏 カバー)
9.夜がそこまで(オクノ修 カバー)
10.ハーヴェスト・ムーン(Neil Young カバー)

EN
11.マン・オン・ザ・ムーン(R.E.M./永井宏 カバー)
12.光の葡萄(from 『新しい青の時代』)


まずひとりで新曲を弾き語り。好きなことを好きだと言い続けることと永井さんが提唱する表現とはきっと同期すると感じて。中森さんを招いての「名前のない馬」はもはや僕らのオリジナルのよう。「ヴェンチュラ・ハイウェイ」からはイシカワさんのピアノも加わり、カリフォルニアから葉山の風景へとシフトする。「I Need You」の日本語カバーももう3年目。「アイスクリーム・マン」「レイン、レイン」など永井さんが歌った歌を僕なりに解釈して演奏するのはとても楽しい。そして「くよくよしないで」は去年より上手に歌えたかな。「夜がそこまで」「ハーヴェスト・ムーン」と静かな夜の静寂を見つめるような2曲で本編終了。

アンコールでR.E.M.「マン・オン・ザ・ムーン」を。これも永井さんが日本語をあてて歌った歌だけど僕は一度も聴いたことがない(音源も残っていない)。永井さんの奥様である南里さんからR.E.M.の話を聞いたり宝物自慢をお互いにするのがいつも楽しい。去年はとても貴重なパンフレットをいただいたが、1989年のMZA有明での来日公演のパンフレットがあるそうなので今度見せてもらう約束をした。奇しくもこの日4月5日はR.E.M.が初めて故郷ジョージア州アセンズでライブをしてから35年の記念日でした。最後はこの場の雰囲気に合っているように思って「光の葡萄」を。この街はまるで光の葡萄みたい。背筋の伸びるような思いで歌ったステージでした。





  
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2015年04月05日

キチムの園部くん|みんなで練習を



一昨日の夜は吉祥寺キチムで高知のシンガーソングライター園部信教くんのライブを観た。2013年に高知で初めてのライブは、HARCOと園部くんとの共演だったのだけどハイトーンで静謐な彼の歌はとても印象に残った。そのとき聴いた歌もたくさん聴くことがでました。バンドメンバーも知った顔が多く、京都のリッキー(Toad the Wet Sprocketの話で熱く盛り上がれるのは彼と徳永憲くんだけだ)やWATER WATER CAMELの田辺さん久しぶりに会えたのも嬉しかったし、この日は鍵盤を担当した田中佑司くんが声をかけてくれたのも嬉しかった。鎌倉のコバカバ食堂のウッポンさん、シンガーソングライターのmayulucaさん、画家の藤川さん、洋服の平岩さん、そしてキセルの辻村豪文くんとも話せてよかった。人が集まる、人を誘うような夜でした。「生活」という曲は多分これからひとり歩きしてみんなの唇に乗るようなスタンダードになる。

そして昨日は夕方から鍵盤奏者イシカワアユミさんとヒックスヴィル中森さんが来宅、巣巣でのライブのための打ち合わせと練習を。永井宏さんの個展でのライブは今年で2回目、永井さんが愛した音楽を中心に演奏することになるので、グッドミュージックの歴史をたどる作業になって楽しい。中森さんとの恒例のアメリカ、ジミー・ウェッブ、ニール・ヤング、そしてディランに永井さんの歌も含めてこの日限りの演目を真面目に練習。僕ら自身が楽しく演奏しているので、聴いているみなさんもウキウキするような集まりになると思います。本日18時半から、当日券もありますのでぜひご来場ください。


2015年4月5日(日)@ 等々力 巣巣
“永井宏 作品展 growing green 1996”


出演:山田稔明x中森泰弘(ヒックスヴィル)xイシカワアユミ
+象の音楽(村椿菜文+イシカワアユミ)
18:00開場/18:30開演/3000円(ドリンク付)

等々力 巣巣(http://www.susu.co.jp/
東京都世田谷区等々力8-11-3
TEL: 03-5760-7020




練習が終わるころにハックルベリーフィンのたけ兄が調整をお願いしていたギターを届けてくれた。せっかくなのでご近所の近藤研二さんのお宅にみんなで押しかけてお茶をいただく。夜遅くなのに会話が途切れることなく、この日はなんとなく夕食を食べそこねた。皆既月食も厚い雲に隠れて見ることが叶わなかったが、これはこれで楽しい夜。来客に緊張してずっとタンスの奥に隠れていたポチ実、お疲れさま。みんなチミに会いたいのになかなか実現しないのである。


  
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2015年04月04日

大塚いちお個展「犬と猫。」ライブ+ドローイングイベント受付開始

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6月発売『the loved one』のアートワークをお願いした大塚いちおさんとの
昨年新潟燕市以来のコラボレーションライブを吉祥寺で。美味しい飲み物
とおつまみもつきます。にじ画廊にて予約が始まりました。GWのご予定に
ぜひ吉祥寺散策を。展示期間中の会場BGMも少し担当させてもらいます。


大塚いちお個展 「犬 と 猫 。」
2015年4月23日(木)ー5月6日(水)会期中無休


<大塚いちお+山田稔明
ライブドローイングイベント>

2015年5月1日(金)
19時開場/19時30分開演
2,800円(税込3,024円:1ドリンク+おつまみ付)

ご予約は4月2日(木)よりにじ画廊にて、
電話または店頭で受け付けます。
0422-21-2177(受付時間12:00ー20:00 水休)

にじ画廊
〒180‐0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町2‐2‐10

the loved one
  
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ラジオ公開収録のお知らせ

いつもお世話になっているK-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」ですが、収録方法が変更になって三軒茶屋にあるカフェでご観覧のお客さんを招いての公開収録となるそうです。その第一回目のゲストに呼んでいただきました。いつも楽曲オンエア中もずっと長門さんと土橋さんと楽しい話をしている雰囲気も味わっていただけると思います。来週9日、平日の夜ですがぜひお仕事帰りなどに。ご飯やお酒も美味しいお店だそうです。下記、番組Facebookから詳細を転載します。


<ようこそ夢町名曲堂へ!「出張夢街カフェ」のお知らせ>

「ようこそ夢街名曲堂へ!」は5月放送分からは新たな試みの一つと致しまして「出張夢街カフェ」として外へ飛び出し、さらに臨場感ある放送をお届け致します。会場は、東京・三軒茶屋にあるカフェ&ダイニング「THE TREE」。ここを舞台に、リスナーの皆様と一緒に収録していきます。番組の収録をご覧になりたいという皆様、是非会場にお越し下さい。一緒に「ようこそ夢街名曲堂へ!」を楽しみましょう。この「出張夢街カフェ」第1回は4月9日(木)にGOMES THE HITMANの山田稔明さんをお迎えして下記のスケジュールで行います。

出張夢街カフェ〜「ようこそ夢街名曲堂へ!」ラジオ公開収録〜
2015年4月9日(木)@ 三軒茶屋 THE TREE

17:30開場/18:00開演(20:30終了予定)
  *約20席
  *1Fは通常営業、イベント会場は2Fのみとなります。

司会・進行:長門芳郎、土橋一夫
ゲスト:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

〈入場について〉
 ・1ドリンク制
 (入場料として、1Fにて1ドリンクご注文頂きます)
 ・観覧ご希望の方は、三軒茶屋「THE TREE」に17:45までにお越し下さい。
 ・先着順でご入場頂きます(席数に余裕があれば、途中入場も頂けます)

★今回は、山田稔明さんをはじめ、12組の猫好きミュージシャンが参加したコンピレーションアルバム『猫と音楽の休日』を取り上げます。
会場では、4月15日のリリースに先行して『猫と音楽の休日』をお聴き頂けますので、お楽しみに!
★また山田稔明さんのセレクションした曲をお届けする「山田稔明セレクション」も会場で収録致します。


三軒茶屋 THE TREE
東京都世田谷区下馬2-20-5

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〈番組情報〉
K-MIX(http://www.k-mix.co.jp/
「ようこそ夢街名曲堂へ!」番組公式ブログ
http://d.hatena.ne.jp/yumemachi/
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2015年04月03日

初めての相撲|「ふたり」原画展

毎朝ポチ実は春の空気を体中に吸い込むのだ、こうやって・・・。



今日は少し早起きして出かけて、靖国神社へ。東京に来て23年にして初めて訪れる場所。作詞家高橋久美子ちゃん陣頭指揮のもと、奉納相撲というのを見学。唐津からこの春上京してきたたんこぶちんボーカルのMADOKA嬢も誘って賑やかに。朝10時半から「何試合あるの、これ…」という感じで始まったのだけど5時間近い取り組みがあっという間に感じるエンタテインメントでした。久美子先生による相撲初心者へのレクチャーも分かりやすく面白く、きっと普段の場所よりもリラックスしててユニークな部分も多かったのだろうがとても楽しかったし、舞い散る桜も美しかった。名前と顔が一致するのは白鵬、日馬富士、逸ノ城くらいだったんだけど、大砂嵐や旭天鵬をかっこいいと思いました。貴重な体験でした。



吉祥寺に戻ってギャラリーfeveで開催中の「ふたり」原画展を覗いたら福田利之さんがいらっしゃった(福田さんはご存知『新しい青の時代』と『Christmas Songs』のジャケットを描いていただいた大恩人)。会うのは1月以来か。福田さんが甲斐みのりさんのお話に絵を描いた絵本「ふたり」はとてもきれいな本です。カラフルな福田さんの絵もいいですが物語性を持って並べられた今回の一連の絵も端正な美しさ。今週末、土曜日は桑原奈津子さんのおやつとコーヒー(桑原さんはポチ実を捕獲するときに親身になって相談に乗ってくれてケージを貸してくれました)、甲斐さんの“お土産”販売(甲斐さんは今月発売になる『天然ねこ生活』というムックのなかで「私の見守り猫」として愛猫ポチを紹介してくれています)、日曜日はtico moonの投げ銭制のライブが2回催されて贅沢な時間。週末の吉祥寺へぜひに。展示は9日まで。


  
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2015年04月02日

今年もうそをつかなかった



昨日のこと、 今週末のヒックスヴィル中森さんと鍵盤奏者イシカワアユミさんとの、永井宏さん個展でのライブの準備。今回中森さんからの提案で外国の歌に日本語詩をつけようという試みがあって、これはまさに永井さんがよくやったことで、それを継いでロッテンハッツ、ヒックスヴィルと連綿に続いているポップスへの恩返しだ。歌詞の意味をそのまま日本語にしても音符の数と合わないし、全然関係のない物語を書いても意味がないし、取りかかってみると奥深く面白い。「もし君がー」という歌い出しは完璧なのだけど。

さて、エイプリルフールが今年も終了しました。去年は未発表曲集『緑の時代』と写真絵本「ひなたのねこ」でしたが、今年は『the loved one』と小説「コブルストーン」でした。もうなんだか僕はウソの付き方を忘れてしまったというか、ここ何年も結局僕は4月1日にはウソをついていないわけで、今年もみんながわーっと思うような、3月で鬱々となった心がパーッと晴れるようなお知らせをできたらいいなと思って、年始から企てていた録りおろしの新作とライター清水浩司さんとの文庫本の情報を解禁しました。というわけで、すべてが本当のことなので(諸々現在鋭意制作中ですが)訝しまず安心して楽しみに待っていてください。通販STOREでの注文も本当に受付中なので特典ステッカーが欲しい人はぜひお早めに確保を(6月20日ライブ会場でのご購入の方にも同じ特典があります)。インディアン嘘つかないからインディアン好きな山田稔明も嘘をつかないのです。

昨晩遅くには友人たちとスマートフォン越しに生と死の淵を覗きながら“愛されたもの”と“愛したもの”を巡って思いやりのある言葉を交わす祈りのような時間を過ごしました。4月はこうして寂しい気持ちで幕が上がりましたが、ふと眺めた窓の外にはもう桜が雪のようにはらはらと待っていて空の青とのコントラストがとても美しい。どんどん春が彩度をあげていく。誰にとっても新しい暮らしが心穏やかなものでありますように。


  
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2015年04月01日

『the loved one』に関して内容変更のお知らせ|タイトルについて【追記】

本日発表された山田稔明新作『the loved one』につきまして、収録内容の変更が
ありました。当初5曲入りとお知らせしましたがコンピレーション盤『猫と音楽
の休日』(4月15日発売/ユニバーサル)に収録される「猫町オーケストラ」を
ボーナストラックに加えて、『the loved one』は全6曲収録の作品となります。

the loved one/山田稔明 (GTHC-0007/税抜2,000円)

1.my favorite things
2.太陽と満月
3.ポチの子守唄
4.些細なことのように
5.small good things
6.猫町オーケストラ(bonus track/album mix)

all songs written by toshiaki yamada
produced by toshiaki yamada
art work by ichio otsuka

2015年6月19日発売/7月7日から全国流通開始


the loved one_sq


<“the loved one” という題名について>

この作品を作るに当たってタイトル案が二つありました。ひとつは『the one I love』で、
これは僕が敬愛するR.E.M.の代表曲名に倣ったものでしたが、すぐ『the loved one』が
第一候補となりました。イギリスの小説家イーヴリン・ウォーが書いた「愛されたもの」
の原題が「the loved one」で、この「愛されたもの」は今から23年前、僕が大学一年生
のときに英文学の授業で勉強したテキストでした。この物語はペット葬儀場を舞台とした
かなりブラックユーモアの効いたもので、「囁きの霊園」、さらには「ご遺体」と邦題を
変えて訳出され出版されています(映画にもなっています)。

たくさんの時が流れてもなぜか僕の心に不思議な余韻を残すこの本のタイトルの、その
語義通りの“愛されただれか”というのがここに収められた歌たちを言い表していると思
いました。金井美恵子の猫にまつわるエッセイを集めた本「金井美恵子エッセイ・コレ
クション 猫、そのほかの動物」を読んでいたら偶然にも「ラブド・ワン」という随筆に
出会い、このタイトルで間違いない、ということになったのです。このレコードを聴い
たときにみなさんがそれぞれの “the loved one” を想起するような作品になったら嬉しい
なと思っています。



2015年6月19日、愛猫ポチの一周忌の日にリリース。そして6月20日にレコ発ライブを。
7月7日から全国のレコード店やウェブショップ等での販売となります。



*本日から『the loved one』オフィシャル通販STOREでのプレオーダー受付を開始します。
お申込み先着100名様に特典としてイラストレーター大塚いちおさんのアートワークを
あしらった特製ステッカーを差し上げます(ライブ会場購入特典も同じステッカーを予定)

オフィシャル通販STORE『the loved one』プレオーダーはこちらから

2015_04-1
  
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桜ポップコーン



昨日のこと、午後から友だちに誘われて井の頭公園で花見。なかなか自分からはあの喧騒の中へは飛び込まないのでこういう誘いは貴重。多分井の頭公園の桜は開花のピーク、風が強くて砂嵐に時折襲われたけど晴れて気温も上昇してとても気持ちのいい時間でした。去年の花見から一年ぶりに会う人もいれば初めましての人も。共通の知人がいて一気に繋がったりして面白かった。詩人がつぶやいた「桜がポップコーンみたいやね!」が今年の春の言葉になった。一転、今日は曇り、雨もぱらぱら降ったりしたので昨日の桜は貴重だったなあ。

いよいよ4月。知人とのLINEのやりとりの画面にも桜が舞っている。


  
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山田稔明、待望のソロ新作は“愛すべきもの”に捧げたラブソング集

2015_04-1


the loved one/山田稔明 (GTHC-0007/税抜2,000円)

1.my favorite things
2.太陽と満月
3.ポチの子守唄
4.些細なことのように
5.small good things

all songs written by toshiaki yamada
produced by toshiaki yamada
art work by ichio otsuka
*収録曲、曲順は変更になることがあります

2015年6月19日発売/7月7日から全国流通開始


the loved one_sq


<the loved one によせて>

山田稔明『新しい青の時代』以来2年ぶりとなる新録作は様々な形の“愛”で構成された
珠玉のラブソングアルバムになりました。“the loved one”というタイトルはイギリスの
小説家イーヴリン・ウォーの「愛されたもの」からの引用ですが、ここに収められる歌
すべては“愛されたもの”に向けて歌われます。好きなものを好きだと宣言し続けることが
2015年という今の季節を暮らすなかで一番ポジティヴな意思表明のような気がして胸を
張ってこのレコードを作りました。

もともと『新しい青の時代』に続く書きおろしの作品は自分の名前を冠したセルフタイトルの
アルバムにしようと思っていましたが、どうしてもこの『the loved one』を作らないと僕は
ここより先に進めないんですね。アートワークは大塚いちおさんに依頼、カラフルな虹の
スペクトルのような音楽とパッケージにご期待ください。

昨年リリースした『緑の時代』はほぼすべての演奏歌唱、録音編集作業を自分ひとりで担当
しましたが、今回のアルバム制作にはたくさんの音楽仲間の力を借りました。今後随時参加
メンバーや詳細をブログに綴っていきたいと思いますのでお楽しみに。

2015年6月19日、愛猫ポチの一周忌の日にリリース。そして6月20日にレコ発ライブを。
7月7日から全国のレコード店やウェブショップ等での販売となります。



*本日から『the loved one』オフィシャル通販STOREでのプレオーダー受付を開始します。
お申込み先着100名様に特典としてイラストレーター大塚いちおさんのアートワークを
あしらった特製ステッカーを差し上げます(ライブ会場購入特典も同じステッカーを予定)

オフィシャル通販STORE『the loved one』プレオーダーはこちらから

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15年の時を越えて小説「コブルストーン」文庫化!

小説「コブルストーン」15年の時を越えて文庫化!

2000年にリリースされたGOMES THE HITMAN『cobblestone』初回盤に
封入された小説「コブルストーン」を復刊し、さらに著者である清水浩司自身が
書き下ろしを熱望した「15年後のコブルストーン」、山田稔明の「作品解説」を
収載した完全版 小説「コブルストーン」、15年の時をこえて文庫化決定!

コブルストーン

著者 清水浩司
原案 山田稔明
2015年4月21日発売
本体価格740円+税
A6版/ページ数は未定

発行者 GOMES THE HITMAN.COM
発行所 mono books(division of GOMES THE HITMAN.COM)


コブルストーン表紙


2015年4月25日吉祥寺スターパインズカフェで行われる“まちづくり三部作”再現ライブ、
“reconstructions of cobblestoneー僕たちの都市再生計画”公演の物販コーナーにて販売
します。通販での販売も検討中ですが冊数限定につき売り切れの際はご了承ください。

4月25日吉祥寺スターパインズカフェ公演チケット申し込みページはこちら


著者紹介 清水浩司(しみず・こうじ)
1971年広島県出身。フリーライターとして活動し、共著『文藝レアグルーヴ〜いまぼくたちが読みたい日本文学の100冊』(マーブルトロン/中央公論新社刊)、清水春日名義で青春小説『ぼんちゃん!』(小学館刊)などを発表。2009年に結婚したヨメ(1971年、福島県生まれ。元書店員)に、出産前にがんが見つかり、ブログ「がんフーフー日記」をスタート。2011年4月に闘病ドキュメント『がんフーフー日記』(川崎フーフ/小学館刊)を出版、「夫婦フーフー日記」として佐々木蔵之介、永作博美主演で映画化、2015年5月公開。最新刊は『真夜中のヒットスタジオ』(小学館文庫)。  
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