2015年05月31日

『the loved one』の全貌、もうすぐそこに



朝からミックス確認作業。ようやく『the loved one』すべての楽曲のトラックダウンが終了した。6月20日のレコ発ワンマンで先行販売され(通販プレオーダー分も6月19日以降随時発送)、7月7日から全国流通開始でレコード屋やウェブショップに並ぶことになる。普通は数ヶ月前に完成してじゅうぶんな時間をプロモーションなどに費やすのが通例だが、今回もギリギリまで録音とミックスを粘ってしまうクセが出て、関わっていただいたスミュージシャン、スタッフのみんなにもかなり無理をお願いしてしまっている。

すべてのミックスを担当していただいた手塚雅夫さんからハードディスクごとデータを受け取り、それをマスタリング・エンジニアの石橋さん(『pilgrim』『home sweet home』『新しい青の時代』はすべて彼女の手による)に渡す儀式で都内を北から南に。カーステレオでは曲間の時間を決めて6曲並べたCDRの『the loved one』を爆音で。『新しい青の時代』が完成したとき「この作品を越えるものを作るのにあと何年かかるだろうか…」とため息が出たが、あれから2年経って必然性のある作品を作ることができたような気がしている。6曲で30分弱の作品だが、僕はこれをミニアルバムと呼ばないことにする。『the loved one』はこの楽曲たちとこの曲数で構成されたことに意味のあるコンセプトアルバムだ。

とにかく長く険しかった5月が終わり、明日から6月。残るは今日明日でアートワーク、ジャケットまわりだ。通販プレオーダーはこちらから。すべての人に聴いてもらいたいレコードです。  

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2015年05月30日

長い一日



今日は長い一日だった。朝5時に起きて、スペインはバルセロナで開催されているPRIMAVERA SOUNDという音楽フェスのライブストリーミングを堪能。午前中が長く、仕事がはかどる。ポチ実も変な時間に起きてテンションがおかしい。最近庭の散歩がお気に入りですぐ外に出せと騒ぐ。野良猫にハクビシン、疥癬という伝染病など、窓の向こうの世界には大変なことがたくさんあることをわかってほしいが、飼い主の気持ち、猫知らず。

午後はここ数日続く『the loved one』のミックス作業、いよいよ大詰め。しかし5時起きだと昼寝してしまう。夜になっても作業は続き、気づけばもうすぐ5月最後の日。この5月はここ数年で一番“音楽”した一ヶ月だったかもしれない。忙しく、苦しく、そして楽しかった。ずっと忘れないだろう。ついに今週は『the loved one』の詳しい内容に触れられなかったので来週こそ必ず。

小説「コブルストーン」、昨年の中村佑介イラストブック「きららちゃん」などでデビュー以来15年来なにかと仲良くさせていただいている清水浩司さんのブログが原作となった映画「夫婦フーフー日記」がいよいよ今日から公開になった。音楽好きなら膝を打つような描写がたくさんある。しみじみと涙し、最後は笑っている自分に気づくような映画、ぜひ劇場へ。  
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2015年05月29日

マーチンは僕の相棒

僕がここ数年使っているアコースティック・ギターはMartinのOM-18Vというやつで、2011年の地震が起こる少し前に買った。中古で買ったのでそんなに高いギターではなかったけど、とにかく音がカラッとしていてそれまで持ったどのアコースティック・ギターよりもしっくりきて、それ以来ずっと北海道から沖縄まで一緒に旅する僕のステージの相棒となった。5年のステージでの酷使で不調が続き、ついに先月からしばらくリペアショップに入院していたのが、今日僕の元へ帰ってきた。リペアマンは信頼のおける人で、施工内容をきれいな写真で報告してくれた。ネイロデザインというお店。

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うちに帰って早速ジャラーンと鳴らしてみると前よりも音が大きくなった印象もあるし、不具合はすべてクリアされてカラッと乾いた音。ネックを握った感じも慣れ親しんだ心地、しかしどこか新鮮。なんだかとても嬉しくなって、小一時間部屋にこもってわけもなくギターを弾いてしまった。新しい歌ができそうだ。楽器にはそういう力がある。ここ最近のレコーディングモードで僕の部屋には今ギターが8本くらい並んでいるが、このMartin OM-18Vには特別な感じがある。ビンテージではないが、作られて15年くらい経って良いエイジング。

早くこのギターを連れて新しい旅に出たいものだ。  
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2015年05月28日

ウラオモテヤマネコ

ここ最近猫に関連するイベントに誘われることが多くなってきました。なにより猫好き同士というのは簡単に仲良くなれるので縁がどんどん繋がっていくのが面白いです。ああ、猫好きには悪い人はいないよなあ…としみじみしていたところ、部屋の大掃除中に一昨年『新しい青の時代』のレビューを書いてもらった新聞を発見、文化欄に佐村河内守氏が猫を抱いている写真と「闇が深いほど光は輝く」と語る記事が載っていて複雑な気持ちに(愛猫は「みのきち」という名前らしい。猫に罪はない)。とにかく、来月初めての会場で初めてお会いする方たちと《猫》で繋がります。
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“Art × Music for CAT LOVERS”
2015年6月25日(木)@ 木場 EARTH + GALLERY

OPEN:19:00/START:19:30

画家井上奈奈さんが上梓される絵本『ウラオモテヤマネコ』の原画展での
イベントが決定しました。猫に対する思いのあふれた夜になりそうです。

【出演アーティスト】(アコースティック・ライヴ/絵本の朗読など)
 吉良 都 [チェロ] &重松華子 [ピアノ] (from piano trio chou-chou)
 Rita-iota、山田稔明(GOMES THE HITMAN)
【ゲスト】 井上奈奈(絵本作家)
【料金】
 <前売り券予約>
 ¥3,200(絵本『ウラオモテヤマネコ』+1ドリンク付き)
 ¥2,000(1ドリンク付き、絵本なし)
 <当日券>
 ¥3,700(絵本『ウラオモテヤマネコ』+1ドリンク付き)
 ¥2,500(1ドリンク付き、絵本なし)
 ※絵本は通常価格1,836円ですが、チケット・セットとしてお申込み頂くと実質1,200円になります。

【ご予約・受付方法】
 堀之内出版まで下記をご連絡下さい。
 mail info@horinouchi-shuppan.com
 tel 042-682-4350
 ※ご連絡内容
  お名前/メールアドレス/人数/お申込みチケットの種類
  <チケットの種類>A:3,200円(絵本・1ドリンク付)、B:2,000円(1ドリンク付き)
 ※精算は当日、現金のみにてお願いいたします。

木場 EARTH + GALLERY(http://earth-plus.net/
東京都江東区木場3-18-17

  
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2015年05月27日

毎日猫歩き



ずっとレコーディングが続いていたのだけど今日は午後から出かけて三越日本橋本店で岩合光昭さんの「世界猫歩き」写真展を。もう番組が始まって3年になるそうだ。ポチも猫歩きが始まるとテレビの前でずっと画面を眺めていた。ポチ実もそうだ。2年前の展示のときは偶然会場にいらっしゃった岩合さんに『新しい青の時代』を渡すことができたことを思い出す。会場は盛況でこんなに猫好きがたくさんいるのかと嬉しくなる。

30度を超える日で「ああ気持ちいいなあ」と猫と一緒に浮かれていたが、もうすぐすれば真夏のうんざりする日々が来るのだろう。時間は前へ前へ進み季節はちゃんと進んでいく。  
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2015年05月26日

町内会レコーディング



朝からアトリエ(仕事場)で諸作業。いろいろ大詰め。緊張感のある日々が続くが、うちには猫がいるのでいい感じに弛緩する時間があって救われる。ポチ実は最近ベランダが好きで、ずっと街並を眺めたり、気付いたら居眠りしてしまったりしている。風薫る5月、梅雨入りまでの最高の季節。

午後、イトケンさんに来てもらって近藤研二さん編曲楽曲のパーカッションダビング。イトケンさんは去年初めまで同じ町内会に住む一番家が近い友人だった。イトケンさんが少し離れた街に越して、春に同じ町内会の住人になったのが近藤さん。この町のことをよく知る3人での作業はさしずめ町内会の集まり的なリラックス感がある。イトケンさん、ついに近藤モイに対面。録音作業は2時間少しで終了、近藤さんがセッションをまとめている間にイトケンさんはポチの世話で通い慣れた我が家を久しぶりに訪れて初めてポチ実と触れ合う(むりやりだけど)。

近藤さんに戻り、近所の美味しいカレー屋さんで買ってきたご飯をひろげて夕飯を食べて、近藤さんちのモイを愛でながらだらだらゆるゆると過ごす時間は楽しい。近藤さんアレンジ楽曲録音の締めくくりがイトケンさんになったのは必然か。イトケンさんが鳴らす音を目をつぶって聴いていたら庭で遊ぶポチの姿が、首輪の鈴を鳴らして駆け寄るマルオくんの姿が浮かんだ。『the loved one』がとてもいいアルバムになることを改めて確信しました。


  
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2015年05月25日

ポチの子守唄



今日はお昼過ぎにいつも美味しいご飯を食べさせてくれるカフェ長男堂の店主が来宅、またもやトラップにかかったポチ実はブルブル震えながら接客。猫に慣れている店主はポチ実を抱きかかえ、「猫は頭マッサージが好きなんです」と揉みしだく。ポチ実は何かを諦めたかのような顔でなすがままになっていた。そして近藤研二さん宅のモイ詣で。モイもこねくりまわされて恍惚としていた、そんなときに地震。5年前と同じような時間帯。いろんな記憶が蘇る。仕切りなおして夕方からレコーディング、「ポチの子守唄」という曲の歌入れ。近藤さんにアレンジしてもらったこの曲はヘッドホンで聴いているとたくさんの猫の歴史が走馬灯のように頭に浮かぶ。さあ、完成したら種を超えて響けよ。これは紛うことなき大切な誰かに向けた応援歌、ラブソングになった。

歌い終わったらきれいな夕暮れの空。今年は去年より楽しく賑やかな良い季節だ。


  
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2015年05月24日

高橋徹也さんとのバンド編成2マンライブが決定しました

来月6月20日の恵比寿天窓switchでのバンド編成レコ発《夜の科学》はおかげさまでチケット完売となりました。あまり時間をあけずにバンド編成でのイベントが決定、レコ初ライブの追加公演的な感覚も自分のなかにはあります。念願の高橋徹也さんとの2マン、タカテツさんもバンド編成です。下の写真は2013年6月に高橋徹也、小林建樹と僕の3マンのときのもの(ひがしよしこさんが撮ってくれました)ですが、思えばこのときに高橋徹也ステージを観て僕が「ワン&オンリーな歌たち、いい意味での居心地の悪さ。なんだ?これは…」と気になって、タカテツさんはタカテツさんで僕に対して「ん?GOMES THE HITMANって、山田稔明ってこんなだったっけ?」と興味を持ってお互いにアプローチをかけて仲良くなったという経緯がありました。

イベントのタイトルを「猫とコヨーテのオーケストラ」としたのは僕の歌に「猫」がたくさん登場して、タカテツさんに「コヨーテ」が印象的に登場する歌があるからで、僕はその「雪原のコヨーテ」を聴いたあと、「コヨーテ」はタカテツの登録商標だな、と自分の歌のなかに登場した「コヨーテ」を「猫」に書き換えたのでした(その曲は今作っている『the loved one』に収録されます)。チケットはそれぞれのライブ会場で発売します(WEBでの予約も受け付ます)。出演者自身がとても楽しみにしている夜です。たくさんの皆さまのご来場をお待ちしています。手帳にメモを。

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2015年7月3日(金)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
“猫とコヨーテのオーケストラ”

出演:山田稔明 / 高橋徹也

OPEN18:30/START19:00
前売3,000円/当日3,500円(ともに1ドリンク代別途)

山田稔明が近年最も共感するSSW高橋徹也氏との念願の
バンド編成2マンが決定しました!

吉祥寺 スターパインズカフェ
TEL 0422-23-2251
武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1


  
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2015年05月23日

ブラジル的レコーディング

昨日のこと、高野寛さんが吉祥寺まで来てくださったのでランチを小一時間、いろんな話をしながら。今回『the loved one』でギターを弾いてもらうことになったのは今年3月に見た僕の夢に端を発する。僕が高野さんにレコーディングでギターを弾いてもらいたい曲があるのに緊張してそれを言えずじまいになる夢を見た、ということをNAOT TOKYOでのライブ本番中のMCで高野さんに伝えたのだ(去年の3月にも同じ会場で、“僕が見た夢の話”で高野さんと会場全体を腰砕けにさせている…)。すると高野さんはステージ上で「うん、じゃあオレ、弾こうか」と承諾してくれた。さらにはメールでのデータやりとりではなく(最近特にそういう機会が多くなった)実際に顔を合わせてやろうということになっての昨日の作業でした。

ランチ後、うちに高野さん来宅。リビングに高野さんがいるのが変な感じ。ここでも長い時間のおしゃべりとコーヒーと麩まんじゅう、ドーナツ。高野さんと話をするのはとても楽しい。「さて、そろそろ」と仕事部屋で高野さんの1964年製ストラトキャスターと足元のデバイスで作った音を重ねてもらい、「これで弾いてみようかな」と手にとった僕の1965年製のHarmony Alden Stratotoneでギターソロを。どちらも50年モノの楽器(ストラトは高野さんと同い年だったのか!)。録音に要した時間はほんの少し、そしてまた楽器の話などになっていく。「ブラジルで『TRIO』を録音したときもちょうどこんな感じだったよ」と高野さん。ブラジル的レコーディングの結果を楽しみにしていただきたい。ニューアルバム『the loved one』は僕の予想さえ軽々と越えてすごいものになってきた。

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高野さんが「チミは?」と気にかけてくれたにも関わらずポチ実はまったく姿をあらわさず。気配すら消している。チミはだめだけどモイに会いにいきましょう、とご近所の近藤研二さん宅へ。高野さんと近藤さんは25年来の知り合いだそうだけどこの日とても久しぶりの再会だったそうで、思い出話に花が咲いていました。高野さんと近藤さん、猫、そしてそこにイラストレーターのイナキヨシコさんと石坂しづかさんもやってきてなんだか賑やかな集まりに。

高野さんは次の現場へ出発するので、一端うちに戻ったら窓枠のところにポチ実が。一瞬でも目撃してもらえてよかった。そして近藤さん宅のプライベート猫カフェは夜遅くまで繁盛し、気付いたら日付が変わってた。長い一日だったけどこの日はこの日でしかありえない充実感で満たされていました。昨日と今日が少しずつ違うのがいい。今日で12日連続の録音デイズ。


  
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2015年05月22日

“Little Kingdom,Sunny Cat!”(2015年5月21日 @ 青山 月見ル君想フ)



昨日のこと、お昼前に安宅浩司くんに吉祥寺に来てもらって来てもらって近藤研二さんのスタジオでペダルスティールギターのレコーディング。近藤さんにアレンジをお願いした曲をメンバーが音を吹き込んでいくたびに立体的になっていく。いわゆるペダルスティール的なプレイとは異なる空間的な演奏、安宅くん相変わらず素晴らしいプレイ。近藤さんも満足気。録音が終わったら猫カフェ状態。『the loved one』制作風景の名物に。

しばし休憩して青山へ向かい、月見ル君想フで黒沢秀樹さんとの2マンライブ。この日前述のレコーディングがあったため急遽安宅くんにサポートをお願いして、しかしリハーサルはなしのぶっつけのライブとなりました。昨年2月以来の共演、黒沢さんとのセッション曲も2回練習して本番へ挑みます。大きくきれいな月を見上げながらの夜。

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2015年5月21日(木)@ 青山 月見ル君想フ
“Little Kingdom,Sunny Cat!”


1.home sweet home
2.glenville
3.hanalee
4.月あかりのナイトスイミング
5.一角獣と新しいホライズン(w/黒沢秀樹)
6.太陽と満月
7.small good things
8.my favorite things
9.ハミングバード
*山田稔明 with 安宅浩司

黒沢秀樹さんのステージで
Endless Harmony

アンコール(山田、安宅、黒沢で)
青空のように(大滝詠一 カバー)

リリースからちょうど5年経った『home sweet home』から3曲を冒頭に。安宅くんとやるときにこの楽曲は弾き語りよりも芳醇に響く。「ナイトスイミング」はピアノ主導で歌う曲なので、僕のギターと安宅くんのペダルスティールでどうなることかとトライしたがとてもよかった。この日は長い一日だったので僕も安宅くんも疲れてたけど、力が抜けて良い演奏ができました。黒沢秀樹さんを呼び込んでの「一角獣と新しいホライズン」もバチッとコーラスが決まって気持ちよかったな。ここから『the loved one』からの新曲群を3曲、新鮮。充実感のあるライブでした。

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黒沢秀樹さんのステージに呼ばれて「Endless Harmony」を。これは去年の2月にも一緒にやった、とてもポジティブな歌。ビーチボーイズの来日公演を観て書かれた、という歌詞に納得。「古いレコードで知った ずっと新しい世界」というものに魅せられて僕らは音楽を続けている。そしてアンコールでは安宅くんもペダルスティールで加わって大滝詠一さんの『ナイアガラ・・カレンダー』から季節を先取り6月の「青空のように」をカバー。去年は2月だったので「Blue Valentine's Day」をやった流れを受けて。僕は最初にフィッシュマンズのカバーバージョンで知った曲だが、連綿と続くポップスの歴史を想う。

ご来場いただいた皆さま、平日のライブで遅くまでお付き合いいただき感謝。次のライブはいよいよ、なんと、レコ発記念の“夜の科学 vol.47”、新しい季節の始まり。  
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2015年05月21日

本日、青山月見ル君想フにて黒沢秀樹さんとの2マンです



昨日のこと、お昼に愛弟子立花綾香が来宅、コーラスを録音。ライブでは何度もハーモニーを付けてもらっていたが録音物に吹き込んでもらうのは初めて。せっかくネコ娘が来てくれたのにポチ実は姿をあらわさず。結局また近藤さんちのモイカフェで猫と戯れるコース。午後もずっと録音。そして夜になって、また録音。

明けて今日もこれから録音作業の後、黒沢秀樹さんとの2マンライブを青山月見ル君想フで。人前で歌うことがどれだけ楽しいか、ということを痛感しているここ1ヶ月である。平日の夜のイベントですが、ゆったりたっぷりと歌います。黒沢秀樹さんとのセッションも。僕は安宅浩司くんとふたりで。ぜひご来場ください。


2015年5月21日(木)@ 青山 月見ル君想フ
“Little Kingdom,Sunny Cat!”


出演:黒沢秀樹/山田稔明
18:30開場 19:30開演
前売3,000円/当日3,500円(1ドリンク代別途:全着席制)

Little Kingdom(小さな王国)とSunny Cat(ひなたの猫)が紡ぐ一夜限りの物語。
着席スタイルでゆったりとスペシャルなツーマンをお楽しみ下さい。月見ル厨房
スタッフによる自慢のフードも各種ご用意しております。

オフィシャルサイトRESERVEフォーム

青山 月見ル君想フ(http://www.moonromantic.com/
〒107-0062 東京都港区南青山4-9-1シンプル青山ビルB1F
TEL 03-5474-81
  
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2015年05月20日

『home sweet home』リリースから5年…







昨日はポチの月命日だったのと同時に、山田稔明2枚目のソロアルバム『home sweet home』が2010年にリリースされた日だった。ついこないだだと思っていたのにもう5年…。このアルバムには「home sweet home」「glenville」「hanalee」...と並べればキリがないくらい、今でもライブセットに欠かせない曲がたくさん収録されていて、5年経ってもその存在感が自分のなかで全然変わらない。英語詞で作った曲を初めてCD化するという自分のなかでのチャレンジもあった。発売当時は今と違って一般流通をまったく通さずにライブ物販とオフィシャルサイト通販、そして限られた懇意にしているお店のみで販売した。自宅に積み上がった段ボール箱の山を見たときには『pilgrim』のとき同様ため息が出たが、ツアーを重ねて1年ちょっとで刷った枚数すべて完売して在庫がなくなるという、信じられないセールス(個人的に想定していた何倍も、という意味で)を記録した。

このアルバムはアコースティックな響きのアメリカのインディーズ・シーンの作品群(Bright Eyesとスフィアン・スティーヴンスなど)に強く影響されてギターやマンドリンやバンジョーやペダルスティールなどの弦楽器をふんだんに使った。当時はこのアルバムに「歓びの歌」と「星降る街」が入っていない8曲入りのCDだったら《完璧なアルバム》だった、と個人的には感じていた。その2曲はこの小さなレコードのなかで歌のスケールが大きすぎると感じていたのだ。それでも5年経って振り返るとこの曲順、この10曲でないと『home sweet home』ではありえない、という感情が自然発生しているから不思議なものだ。

このアルバムは僕と安宅くんとイトケンさん、キーボードの真里さん、そしてサウンドプロデューサーYamachiさんとエンジニア手塚さん、という非常に限られた人数(ベーシストがいない!)で長い時間をかけて作られた。今の活動の基礎となっている愛すべきレコード、もしお持ちでない人がいらっしゃったらぜひ手元において置いてほしい1枚、お持ちの方は久しぶりに引っ張り出して風を通していただきたい。5年経ってもこれだけ鳴りがいいのなら10年も20年も長持ちするのではないかな、と思っています。通販STOREでは「travelogue ep」という特典CD付きの再プレス盤を販売しています(こちらから)。

明日の青山月見ル君想フでのライブでは急遽安宅浩司くんがサポートしてくれることになったので『home sweet home』からの曲もセットにいれて時をこえて演奏したいと思います。19時半から1時間の演奏、黒沢さんともなにかセッションできたらと画策中です。



2015年5月21日(木)@ 青山 月見ル君想フ
“Little Kingdom,Sunny Cat!”


出演:黒沢秀樹/山田稔明
18:30開場 19:30開演
前売3,000円/当日3,500円(1ドリンク代別途:全着席制)

Little Kingdom(小さな王国)とSunny Cat(ひなたの猫)が紡ぐ一夜限りの物語。
着席スタイルでゆったりとスペシャルなツーマンをお楽しみ下さい。月見ル厨房
スタッフによる自慢のフードも各種ご用意しております。

オフィシャルサイトRESERVEフォーム

青山 月見ル君想フ(http://www.moonromantic.com/
〒107-0062 東京都港区南青山4-9-1シンプル青山ビルB1F
TEL 03-5474-81
  
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2015年05月19日

ポチの11回目の月命日、ジョン・レノン「マザー」とジェシー・ハリス



今日はポチが旅立って11回目の月命日。去年の6月19日、桜桃忌にポチは逝ったからあとひと月で丸一年。アジサイの花を見るとポチの最後の季節をありありと思い出すのだろう。今日で休みなく1週間連続のレコーディング作業。これがポチの一周忌に捧げる作品になるのだから最後まで思いを尽くす。これを完成させないと『新しい青の時代』の次に行けないのだ。

ある曲の録音をしていて、なぜかジョン・レノンの「マザー」が猛烈に脳裏をよぎったので歌録りの合間に爆音で聴く。冒頭の鐘の音が鎮魂の響きに聞こえる。どの曲のことかはまた改めて書きたいと思います。斜向かいの家の庭で草刈り機が唸りだして参ったがなんとか今日のノルマをこなせたので夜になって等々力の巣巣へ。ジェシー・ハリスと畠山美由紀さんのライブに間に合った。

畠山さんの歌は今日も変わらず素晴らしく、「ああ、こんなふうに自由自在に歌えたらなあ」と思う。ここ数日毎日歌を録音しているからなおさらに。そしてジェシー・ハリス、慣れ親しんだ巣巣のステージにグラミー受賞者がいるという不思議な感覚。僕にとってのジェシー・ハリスはここ10年で一番聴いているであろうBRIGHT EYESの『I'm Wide Awake, It's Morning』のギタリストだ。ガットギターの演奏も繊細、かつ力強く印象的。そしてすっと伸びる乾いた声の存在感。

「木のピックをもらったのでこれを使って1曲」と言って演奏された歌があった。僕の隣で見ていたmiyazono spoonの宮薗さんがプレゼントしたもので、彼女がヒノキを漆で仕上げて作っているそのギターピックは独特な音色でカラカラとなっていた。そういえば僕が今作っている『the loved one』に収録される曲で同じヒノキのピック(去年宮薗さんにいただいた)でマンドリンを弾いたことを思い出した。とても気持ちのいい“木”の音がする。今日のライブは簡潔に、とても《ウッディー》なライブだった、と言えるかもしれない。ギターと歌だけのとてもシンプルなステージだったけれど音楽が満ちて溢れた時間と空間でした。tico moonの影山さんの持ち込み機材による音響も素晴らしかったです。

  
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2015年05月18日

音楽と猫の日々



昨日サイクルショップで自転車の空気を入れてもらったらペダルをこぐのが軽快になって、ちょっとしたことでポジティブな作用があるなあと感じた。で、音楽でそういうことを歌えたらいいなあと常日頃から思っているんだけど、だからと言って「自転車の空気をいれただけで/足取りが軽くなるのさ」という歌を書くのも短絡的すぎて、どういうことを歌えば「自転車のタイヤに空気をいれただけで昨日とは違った感覚」みたいなものを伝えられるのだろうか、とそんなことを複雑に考えた日曜日だった。

で、今日は今日のレコーディングを。自分で自分にディレクションする孤独な作業を夜まで。夜になってむさしの地域猫の会の会長さんと会食、猫の話。ポチ実とモイにキャットテントをいただいたので近藤さん宅で猫じゃらし。帰宅してまたレコーディング作業の続き。これがいわゆる「音楽と猫の日々」である。明日になったら11回目のポチの月命日。去年の今頃はなにをしていたか、とブログを振り返るとレコーディングや打ち合わせでたくさんの来客があり、みんなポチと一緒に写真を撮っている。来月は一周忌だ。時の流れを思う。  
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2015年05月17日

5月21日は黒沢秀樹さんと念願の共演です!

下の写真は昨年2月の風知空知での黒沢秀樹さんとのセッション(原田隆司さん撮影)。このあと大阪での僕のライブにもサプライズゲストで出てもらったりして、あれから1年と3ヶ月たってついに2マンライブが来週5月21日に月見ル君想フで。黒沢さんは僕より声域が高くてハーモニーを重ねるのがとても楽しい声、今回もセッションなどできたらいいなーと思っています。平日ですがゆったりとした空間でたっぷり演奏しますのでぜひご来場ください。安宅くんにギターで手伝ってもらおうと思っています。黒沢さんも猫飼い、猫好きなので情報交換など楽しみです。青山の満月の下でお待ちしています。


2015年5月21日(木)@ 青山 月見ル君想フ
“Little Kingdom,Sunny Cat!”


出演:黒沢秀樹/山田稔明
18:30開場 19:30開演
前売3,000円/当日3,500円(1ドリンク代別途:全着席制)

Little Kingdom(小さな王国)とSunny Cat(ひなたの猫)が紡ぐ一夜限りの物語。
着席スタイルでゆったりとスペシャルなツーマンをお楽しみ下さい。月見ル厨房
スタッフによる自慢のフードも各種ご用意しております。

オフィシャルサイトRESERVEフォーム

青山 月見ル君想フ(http://www.moonromantic.com/
〒107-0062 東京都港区南青山4-9-1シンプル青山ビルB1F
TEL 03-5474-81

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2015年05月16日

土曜日の夜



フォッシュマンズの「土曜日の夜」という曲はその楽しげなタイトルとは裏腹に、ぱっとしない憂鬱な週末を描く。「出口のないような/不思議な夜だね/だって今夜は土曜日の夜」と歌われる、佐藤伸治楽曲ではなくギタリストだった小嶋さんが書いた曲だ。夕飯の後、少し横になって見た夢のなかでこの歌が流れていた、ような気がした、今夜は土曜日の夜。

今日も朝からずっとアトリエにこもって録音。月曜日に鼻喉のメンテナンスして、火曜日以降5日連続で。今まで何をしてたのかよというくらいやってもやっても録るべき音、整理すべきトラックがまだまだある。真面目に作業しているとブログに書くことが何もないので、今断続的に読んでいる本を紹介したいと思います。まずゆっくり一日数ページずつ読んでこのまま読み終わらないでいたいと思っているのが柴崎友香の「虹色と幸運」。そして「猫の家庭医学」という図録をぱらぱらと読み進める。なんのためかというのはまた今度詳しく書きます。テレビは朝の連続テレビ小説「まれ」しか観ていない。一日がやたら長く感じて、しかし気付いたらもう夜が更けている、というここ数日です。

来週から『the loved one』の内容について少しづつ紹介していけたら、と思っています。  
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2015年05月15日

明日が今日の続きになって



今日も今日とてレコーディング作業をずっと。昨日と今日では少しずつ違うが今日と明日が繋がって明日が今日の続きになって、土日もレコーディングなのであさってくらいの未来にも同じように作業しているという、一番のハードタイムスを迎えています。何かを届ける用事を口実にご近所の近藤さん宅へ息抜きに。近藤さんもリリースが控えて録音作業佳境のようでバタバタしているのは自分だけじゃないと思うとホッとする。いや、ホッとはしない。帰宅後はまた録音作業を。明日もあさっても。

高校1年生のとき、学校を休んで観にいった1989年の大阪城ホール、U2来日公演「LOVE COMES TO TOWN」ツアー。おなかにギターを乗せて登場したB.B.キングは僕の席からは米粒くらいにしか見えないのにそのギターの音がファットですぐ耳元に感じられたことを思い出した。  
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2015年05月14日

昨日と今日が少しずつ違うのがいい



今日もずっと、ずっとレコーディング。しかし昨日とも一昨日とも違う一人の作業なので疲れる部分が違う。作業の合間にはポチ実のおなかに顔をうずめたりしつつ。日が暮れた頃に気晴らしに第三京浜方面へ小一時間のドライブ、大きな音で音楽を聴いてリフレッシュ(横浜横須賀道路で海まで、というわけにはいかないが)。帰ってきてまたレコーディングの続きを。録音中に汗ばむようになってきた。季節が変わったのだ。


2015年5月21日(木)@ 青山 月見ル君想フ
“Little Kingdom,Sunny Cat!”


出演:黒沢秀樹/山田稔明
18:30開場 19:30開演
前売3,000円/当日3,500円(1ドリンク代別途:全着席制)

Little Kingdom(小さな王国)とSunny Cat(ひなたの猫)が紡ぐ一夜限りの物語。
着席スタイルでゆったりとスペシャルなツーマンをお楽しみ下さい。月見ル厨房
スタッフによる自慢のフードも各種ご用意しております。

インターネット予約(3月28日0:00〜5月19日24:00迄)
電話予約(3月28日〜:03-5474-8137 16:00 〜 21:00)
オフィシャルサイトRESERVE
*ご入場は先着順となります

月見ル君想フ
〒107-0062 東京都港区南青山4-9-1シンプル青山ビルB1F
TEL 03-5474-81

0521_470
  
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2015年05月13日

珈琲、猫、珈琲、録音、猫、猫、録音、珈琲、録音



ずっとレコーディング。昨日は上野洋くんがフルートを吹き込みに吉祥寺まで来てくれた。これまでずっと上野くんとはデータのやりとりだけでレコーディングしてたのでうちに来たのは初めて。まずうちでコーヒーを。フルートをお願いしたのは近藤研二さんセッションの曲なので近藤さんの自宅スタジオへ移動。ここでまず仔猫モイとしばし遊ぶ。そして珈琲。上野くんの子どもは10ヶ月になったが「猫の成長に負けてます」と比較。フルートをいい感じで吹いてくれてつつがなく録音終了、そしてしばしまた猫とのたわむれ。そして山田宅へ一瞬戻るタイミングで上野くんは2階から階下を見下ろすポチ実に遭遇することができた。ラッキー。

そして今日、急遽スケジュールの都合があった海老沼崇史くん(えびちゃん)に来てもらってレコーディング。まずうちで珈琲。最近珈琲に興味あるえびちゃんに美味しく淹れるコツを伝授(ゆっくり時間をかけたらいいのだ)。ポチ実に会いたがるえびちゃんだがポチ実は姿をひそませたまま。そして僕のアトリエでベースを1曲弾いてもらった。ライブで何度も演奏してるのでスムーズ。そして近藤さんセッションのためまた近藤家へ移動。連日お世話になります。ここでまた仔猫モイと遊ぶ時間。モイは人気者だ。またここでも珈琲をいただきながら。近藤スタジオでウッドベースの録音。唸りながらもえびちゃん、良いプレイを見せてくれました。再び山田宅に戻ってもポチ実の姿を人目も見ることができなかったえびちゃん、アンラッキー。また今度。

そして夕方になっても孤独な作業はまだまだ続く。夜になっても、今年初めてのアイスコーヒーを飲みながら。  
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2015年05月12日

2015年SNS考察



連日のレコーディングの息抜きにレコード屋ばっかり行ってるのだけど、東京じゅうで探していたレコードと埼玉で出会うというとてもテンションのあがる掘り出しものがあって、ああ、音楽が好きでよかったなあと思っている今日です。僕は去年から自分が買ったレコードをInstagramに全部記録するということをやっているのですが、ふと気付いたらTwitterのフォロワーの数をInstgramのそれが追い抜いていた。今年は春からずっとレコーディングで屋内にこもっていて、そうするとわざわざTwitterに書くことも減って、どうでもいい写真とか、猫とか、買ったレコードとかをInstagramだけに載っけたりするわけで、自分のSNSの使用頻度とも関係してくるのだろうかなどと考えている。Facebookにはもうちょっとパーソナルなことを書いたりもするが、こちらもどこまでが友だちで知り合いでファンの方たちなのかが明確ではないので外向きの顔をしているはず。こないだ「初めまして」と挨拶したライブハウスの方が「実はもうFacebookでは友だち承諾していただいていて…」と変な挨拶になってお互い笑ったところ。だからなんだ、という話ではないが、いろいろ考えることが多かったのだ。山田稔明のTwitterはこちら。Instagramはこちら、そして最近あまり書いてませんがアルバムが発売になったらいろいろ裏話を書いたりレアトラックを公開したいと思っている「山田稔明のnote」がこちら

昨日は猫関係のことで全日本動物専門教育協会という社団法人で打ち合わせ。この夏から猫健康管理士っていう講座を受講してみようかと画策中。昨晩受付開始した6月20日恵比寿での《夜の科学 vol.47 - for the loved one》は前売りチケットが完売しました。感謝!次のライブは今月21日の黒沢秀樹さんとの2マン @ 青山 月見ル君想フです。こちらはまだチケット予約受付中です。いろいろよろしくお願いします。


追記:それで、この2004年から書き始めたブログは数年前から「とにかく毎日書く」ということを続けていますが、ライブドアブログがすべての機能を無料開放したのでアドレスから「livedoor」の文字もなくなり(これはしばらく前からそうなっていましたが)、PCで閲覧するときにライブドアのロゴも見当たらなくなった。僕は文章を書くのが好きなのでそのときそのときの近況や思うことをやっぱり一番ここに詳しく書くと思うんで今後とも「monoblogー猫と定点観測日記」をよろしくお願いします。  
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2015年05月11日

本日21時から『the loved one』レコ発ライブ公演チケット販売開始!

現在鋭意制作中の新作アルバム『the loved one』のレコ発ライブの受付を本日21時からオフィシャルサイトにて開始します。『the loved one』は7月7日からの全国流通を予定していますが、それに先駆けてこのライブでのCD先行発売を予定しています。バンドメンバーにお馴染みの面々(コーラスに立花綾香の参加も決まりました)、加えて「ポチの子守唄」の編曲を担当した近藤研二氏(図書館、Controversial Spark、ex.栗コーダーカルテット)をゲストに迎えます。新しい季節の節目になるようなステージにしたいと思っています。全国からたくさんのお申し込みをお待ちしています。下の動画は去年の8月、愛猫ポチの四十九日に送った《夜の科学》の模様です。



2015年6月20日(土)@ 恵比寿 天窓 switch
“夜の科学 vol.47ーfor the loved one”


18:30開場/19:00開演/前売4000円(1ドリンク代別途)
出演:山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
itoken、安宅浩司、上野洋、海老沼崇史、五十嵐祐輔、立花綾香
special guest:近藤研二

山田稔明バンド編成での半年ぶりのライブ決定!新しい季節に
奏でる“愛”の歌たち。愛猫ポチの一周忌にお送りする特別な夜です。
待望の新作『the loved one』お披露目のレコ発ライブをお見逃しなく!

本日5月11日(月)21時オフィシャルサイト通販STOREよりチケット販売開始


恵比寿 天窓 switch
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL:03-5795-1887  
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2015年05月10日

夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽9(2015年5月9日 @ 下北沢lete)

昨日のこと、下北沢leteでの定期演奏会も2013年冬以来3年越しで9回目。店主の町野さんとの季節ごとの挨拶が楽しい(だいたい猫の話)。この日はリリースから10年のGOMES THE HITMAN『ripple』全曲演奏の第一部と新曲のみを並べた第二部で構成するライブ。毎回完売の公演ですが、この日はとても男性客の比率が高かったのが印象的。『ripple』というアルバムがマスキュリンな作品だということだろうか。土曜日の下北沢、近くの風知空知ではハックルベリーフィンがライブ中。準備を終えて開演までの時間に彼らの演奏を楽しみました。

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「東京午前三時」と「ドライブ」は地続きの曲。エレキギター、6弦を1音落としたドロップDチューニングで。「手と手、影と影」の歌詞についての注釈など、10年経ったから言える逸話をいろいろと。皆さんも興味深く聞いてくれたのではないでしょうか。10分近い「夜の科学」の演奏はとても楽しかったです。『ripple』第一部最後はiTunes版のアルバムにのみ収録された「death valley '05(a sort of homecoming)」。これはジャケット撮影で訪れたデスバレー国定公園の景色にインスパイアされた歌。こちらで入手できます。

第二部は「まだCDになっていない曲」「これからリリースされる曲」ということで『the loved one』収録曲を中心に。そして意地を見せて2曲のまっさらな新曲をセットリストに忍ばせました。実はこの日出かける前までずっと歌詞を書いていた2曲。「lucky star」という曲は今年に入って書いた、ポチが僕に書かせた歌。そして「ブックエンドのテーマ」はサイモン&ガーファンクルからタイトルを引いた古い友だちを思って作った歌。また加筆修正して、多分もっとよくなる。「my favorite things」は指で爪弾くフォークソングとして立ち上がった曲だったのがレコーディングを経て駆け出すようなポップソングに変わってきました。最後は「太陽と満月」で大団円。たっぷり2時間以上、良い夜になりました。


2015年5月9日(土)@ 下北沢 lete
“夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽9”


<第一部:ripple>
1.東京午前三時
2.ドライブ
3.手と手、影と影
4.星に輪ゴムを
5.RGB
6.bluebird
7.サテライト
8.夜の科学
9.明日は今日と同じ未来
10.death valley '05(a sort of homecoming)

<第二部:new songs>
11.猫町オーケストラ
12.small good things
13.lucky star(new)
14.ブックエンドのテーマ(new)
15.my favorite things

EN
16.太陽と満月



  
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2015年05月09日

今晩21時からK-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」に出演します



今日は《夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽》9回目となります。親密な空間でのライブはいつも刺激的で演奏活動における現在地再確認の時間になります。チケットは完売していますが、ご来場の皆さん良い時間にしましょう。そして先週に続いて今週もK-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」にゲスト出演させていただきます。今回はGOMES THE HITMANと山田稔明の楽曲からセレクト。レアな曲(未発表カバー)も1曲投入しました。その時間は下北沢leteでライブ真っ最中ですが、ライブ会場へお越しいただけない方はぜひラジオを。静岡方面ラジオはもちろん、radikoプレミアムなどのスマートフォンアプリで全国でお聞きいただけます。


K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」GOMES THE HITMAN/山田稔明 特集
2015年5月9日(土)21:00-21:55 O.A./再放送5月11日(月)28:00-28:55 O.A.

K-MIX(静岡エフエム)
パーソナリティ:長門芳郎, 土橋一夫
ゲスト:山田稔明
番組公式ブログ→http://d.hatena.ne.jp/yumemachi/
※LISMO WAVE/ドコデモFM/Radiko.jpプレミアムを使えば全国で聴取可能。  
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2015年05月08日

山田稔明レコ発ライブ《夜の科学 vol.47ーfor the loved one》開催

4月1日に予告した通り山田稔明新作『the loved one』発売記念ライブの詳細を発表します。ソロバンド編成でのステージは昨年12月以来半年ぶり。昨夏8月の愛猫ポチを送ったライブ(下の写真はそのときのものです)からも長い時間が過ぎました。「ポチの子守唄」のアレンジをお願いした近藤研二さんの参加も決定。6月19日はポチの一周忌、長くて短い四季を想いながらまた新しい季節を歌います。入場申込受付を週明け5月11日の21時からオフィシャルサイト通販チケットセクションにて開始します。たくさんの皆さんのお申込みをお待ちしています。

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2015年6月20日(土)@ 恵比寿 天窓 switch
山田稔明ニューアルバム『the loved one』発売記念ライブ
“夜の科学 vol.47ーfor the loved one”


18:30開場/19:00開演/前売4000円(1ドリンク代別途)
出演:山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
itoken、安宅浩司、上野洋、海老沼崇史、五十嵐祐輔
special guest:近藤研二

山田稔明バンド編成での半年ぶりのライブ決定!新しい季節に
奏でる“愛”の歌たち。愛猫ポチの一周忌にお送りする特別な夜です。
待望の新作『the loved one』お披露目のレコ発ライブをお見逃しなく!

5月11日(月)21時オフィシャルサイト通販STOREよりチケット販売開始

恵比寿 天窓 switch(http://www.otonami.com/ebisu/news/
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL:03-5795-1887


  
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2015年05月07日

TAYLOR SWIFT『THE1989 World Tour』日本公演



去年早々にチケットを手に入れてずっと楽しみにしていたテイラー・スウィフトのライブ。昨年6月のさいたまスーパーアリーナ以来短いスパンで2度もスタジアムライブを観ることができるというのはとても幸せ。まだポチが元気だったころのことなのでずいぶん昔のことに感じるが。新作『1989』リリースに付随する世界ツアーの初日、日本から始まるということで内容もまったく初披露だったわけですが予想を軽く越えていくエンターテイメント性あふれるステージでした。圧倒的、テイラーおそるべし。

午後になって水道橋まで出かけると東京ドーム前の物販テントにはものすごい列。このお祭りには身を委ねる覚悟だった僕は幸運にも1時間ほど並んでTシャツを買えました(去年は売り切れた)。Swiftiesとかテイラー女子と呼ばれる女の子たちが様々なコスプレをしていて目に鮮やかで楽しい。「あ、あれはPVのシーンの」「チアリーダー」「電飾服!」「ジミー・ファロンとのコントのときの格好!」とかかなりマニアック。サインボードやテイラーへのメッセージを抱えて、好きなアーティストに100%の「好き」を示すその姿がとても美しいと思いました。

かく言う僕も会場入りしたらどんどん興奮してきて、開演直前にはすぐ目の前にテイラーのパパとママがやってきたのでちぎれんばかりに手を振ったりして。開演してから2時間はあっという間。入場者に配られたLEDのリストバンドはコンピュータ制御されて曲によって点灯の仕方を変えて5万人以上の会場が光の粒となってうねる。こんなに広い会場でも上昇下降、360度回転するランウェイでテイラー・スウィフトをすぐ近くに感じられました。オペラグラスのなかでも可憐な姿だったなあ。これまでのヒット曲を大胆にアレンジを変えるところに現在進行形のアーティスト気質を見た。ギター(Fender ジャガーがクール)を弾く曲もあって大満足。とても刺激的。

中高生の頃に洋楽に目覚めた僕は九州の田舎にいたので簡単には来日コンサートに出かけられなかったから若いテイラーファンの女の子たちが一生懸命英語を勉強してMCを聞き取ろうとしたりメッセージを送ろうとする姿に羨ましい気持ちを抱く。奇しくも開演直前の場内BGMで流れていたティファニーを福岡で観たのが僕の洋楽ライブ初体験。その後高校1年のときに学校を休んで行ったU2の大阪城ホール公演、そこで共演者として強烈なギターを聞かせてくれた生きる伝説BBキング、あれからずいぶん長い時間が経ったのだなと感じるが、それでもまだまだ音楽はマジックを呼ぶし、見たことのない景色を見せてくれるから、僕は音楽を好きでいることをやめられない。

配布されたLEDリストバンドは最終的には手を叩くと光る仕組みになって、家に持ち帰ってもまだなにかの拍子に赤青黄色と色を変えて点滅する。そのたびにしばらくはこの日の夜のことを僕は思い出すのだろう。  
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2015年05月06日

小説「コブルストーン」文庫本とMONOLOG vol.14の通販を開始しました

ブログでの告知をしていませんでした。先月25日のGOMES THE HITMANスターパインズカフェ公演で販売した、GOMES THE HITMAN『cobblestone』から端を発した清水浩司さんによる小説「コブルストーン」文庫本、そして山田稔明が2011年から作り続けているハンドメイドジン最新号「MONOLOG vol14」の通販での受付を開始しました。たくさんのお申込みをいただきすでに発送作業を進めています。新作CD『the loved one』は6月19日以降の発送となりますが、それ以外のものはできる限り先にお送りしています。

15年前にリリースした《まちづくり三部作》CDにシークレットトラックがあったように文庫版小説「コブルストーン」にも隠された言葉が。MONOLOG vol.14は超個人的《まちづくり三部作》回顧録を綴っていますのでぜひあわせてお読みいただければ、と思います。GOMES THE HITMANオフィシャル通販STOREをよろしくお願いします。


GOMES THE HITMANオフィシャル通販STORE





  
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2015年05月05日

ゴールデンウィークの過ごし方



ということで、大型連休もクライマックスというところでしょうか。4月29日の巣巣から始まって吉祥寺、蔵前とイベントが続き、その合間はずっとレコーディング作業しているという、なんというか、音楽家としては充実したある意味黄金週間をずっとひーひー言いながら過ごしています。「遊びにいきたい…」とポチ実のおなかに顔をうずめて。東京はずっと天気がいいので気持ちがいいです。きっと今が一年のなかで一番過ごしやすい季節かもしれません。

しかしぼんやりしているヒマはなく、今週末は下北沢leteでの《夜の科学 in 下北沢》、そして黒沢秀樹さんとの2マンも迫ってきました(予約受け付け中です)。『the loved one』レコ発のバンド編成《夜の科学》の詳細も間もなく。わー、頭の中にSTEVE MILLER BANDの「Fly Like an Eagle」がこだまします。「Time keeps on slippin' into the future...」、毎年同じようにばたばたと過ごすゴールデンウィークの一コマですが、今日だけ仕事オフ日に。

  
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2015年05月04日

「ねこをもらったよ」原画展トーク&ライブ《ねこのいる暮らし》



昨日のこと、ゴールデンウィークは録音作業とライブが交互に続き、この日は木下綾乃さんと近藤研二さんとの猫トークイベント。綾乃さんとは3度目の、この3人では3回目の顔合わせなので事前打ち合わせまったくなしでイベントは始まりました。前回(3月のモナレコード)との大きな違いは近藤さんがリアル「ねこをもらったよ」体験でモイが家族の仲間入りをしたこと。優しく慈しむような前回のトークから一転、楽しくて笑顔があふれる話で盛り上がりました。お客さんも猫好きばかりだったのだろうか、好きなことの話をするのはこんなに楽しい。

そしてライブ。僕と近藤さんで演奏するときのユニット名をつけようとずっとあれこれ考えていたのですが、いいのが浮かんで決定。それを初お披露目するのが昨日のステージでした。「quilico」、キリコと読みます。近藤さんとはファンの方からの「いりこ」に繋いでもらった縁、ポチもポチ実も三毛猫(英語ではcalico)、さらに近藤さんの髪の毛も3色織り交ざっているということで、「いりこ+キャリコ」。「猫に九生=cat has nine lives」という諺も引いて「9=q」で始まる「quilico」になりました。これからよろしくお願いします。さて、quilico名義での初ライブ。

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2015年5月3日(日祝)@ 蔵前 in-kyo
木下綾乃「ねこをもらったよ」原画展トーク&ライブーねこのいる暮らし


1.夏の日の幻
2.猫町オーケストラ
3.Phenomenal Cat(The Kinksカバー)
4.ねむれねこねこ(2355おやすみソング:近藤研二楽曲)
5.ポチの子守唄
6.太陽と満月
7.my favorite things
8.些細なことのように
9.日向の猫

EN
10.my favorite things

quilico(山田稔明+近藤研二)

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前回の渋谷喫茶SMiLEと同じセットリストですが、近藤さん曰く「モイがやってきたせいか演奏するフィーリングが変わった」とのこと。僕もなにか違う!とわくわくしながらの演奏でした。「ポチの子守唄」で泣いてくれた方がたくさんいて、とても感動しました。ありがとうございます。自然な流れとして『the loved one』からに曲がセットリストの中心になってきました。quilicoはまだレパートリーが少ないのでアンコールにお応えする予備曲がなく、「my favortie things」にお客さんの手拍子を添えてもらってもう一度演奏しました。むさしの地域猫の会の募金箱へもたくさんのお気持ちをありがとうございました。猫の会に託します。

この日は猫友だちがたくさん遊びにきてくれて、打ち上げはものすごい猫宴会になりました。綾乃さん、近藤さんと僕に加え、イラストレーターのイナキさん、石坂さん、そしてシンガーソングライターで作家の猫沢エミさんも。ネパール料理店の長テーブル、各所でパラレルに繰り広げられる猫話は夜更けまで。初めて会った人同士も勝手に繋がっていく。「猫」という媒介の力は底知れない。またこんな夜が繰り返せばいいな。楽しい一日でした。


  
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2015年05月03日

大塚いちお個展「犬と猫。」ライブドローイング @ 吉祥寺 にじ画廊(2015年5月1日)



イラストレーター大塚いちおさんとのコラボレーションは昨年の新潟ツバメコーヒー以来。お互いのホームグラウンドである吉祥寺で開催することがとても嬉しい。にじ画廊界隈は僕が日々うろうろと散歩している場所。満員御礼、たくさんのご来場に感謝します。リハーサルの段階でちらっと目に入った猫の絵がポチのシルエットそのものでちょっと感動しつつ。大塚さんがショップロゴを手がけた代々木公園にあるmimetのフードが感動する美味しさ、今夜も良い夜になるなあと確信。

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2015年5月1日(金)@ 吉祥寺 にじ画廊
大塚いちお × 山田稔明「犬と猫。」


<SUMMER>
1.夏の日の幻
2.雨に負け風に負け
3.一角獣と新しいホライズン
4.high tide

<HOME>
5.home sweet home
6.my favorite things

<cats and dogs>
7.猫町オーケストラ
8.太陽と満月
9.Dog Year, Good Year(高野寛カバー)

<SPECIAL>
10.SOMEONE LIKE YOU(エコーズ カバー)

11.日向の猫
12.あさってくらいの未来


実は前を向いて歌っているといちおさんの絵はほとんど見えなくて、立つ位置をもっと考えればよかったなと後悔。しかし視界の隅で駆けまわるヴァイブレーションを感じながらのステージでした。「夏」「故郷」「犬と猫」とテーマをわけて選曲、いちおさんは事前に準備した素材やパターンにリアルタイムでイラストを描き込んでいく。ポチやポチ実の写真がいちおさんの絵でデコレーションされるシーンもあって、新潟での初共演よりもさらに自由度が増したように感じました。

「猫に」関してはなんの問題もないのだけど、僕の歌には犬が登場することが極めて少ないのでこの日のために高野寛さんの「Dog Year, Good Year」をカバー。「犬の時間は人の7倍の早さで進む」ということを思って作られた曲(高野さんのnoteに詳細がある)、猫も5倍と言われる。そしてもうひとつカバー曲、これはいちおさんも僕も思春期によく聴いたエコーズの歌。「君によく似た誰か」について歌った、とても切ない歌。エコーズが好きだった、ってようやく気負いなく言えるようになってきた。たっぷり歌ってたっぷりしゃべって、とても楽しい時間でした。終演後のいちおさんの机のまわりは色鮮やかで輝いて見えました。いちおさんにジャケットを作ってもらう『the loved one』、ますます仕上がりが楽しみになりました。

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2015年05月02日

本日ラジオ出演|K-MIX「ようこそ!夢街名曲堂へ」

本日21時からいつもお世話になっているK-MIX(静岡エフエム)の「ようこそ夢街名曲堂へ!」に出演します。「猫町オーケストラ」が収録されたコンピ盤『猫と音楽の休日』特集でたくさん曲がかかってたくさんおしゃべりしています。土橋一夫さんと長門芳郎さんと話すのはいつも楽しい。長門さんと言えばミスター笛吹き男、なんと伝説のレコードショップ「パイドパイパーハウス」がこの夏よみがえるのです。70'sバイブレーション!YOKOHAMA、とても楽しみです。夢街名曲堂は今週と来週2週続けて出演させていただきます。スマートフォンアプリやradikoプレミアムで全国で聴くことができますのでぜひ!



K-MIX「ようこそ夢街名曲堂へ!」『猫と音楽の休日』特集
2015年5月2日(土)21:00〜21:55 O.A./再放送5月4日(月)28:00〜28:55 O.A.

K-MIX(静岡エフエム)
パーソナリティ:長門芳郎, 土橋一夫
ゲスト:山田稔明
番組公式ブログ→http://d.hatena.ne.jp/yumemachi/
※LISMO WAVE/ドコデモFM/Radiko.jpプレミアムを使えば全国で聴取可能。  
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2015年05月01日

「猫町オーケストラ」が吉祥寺むさしのFMでウィークリーレコメンドに選ばれました

M-WAVE(まえばしCITYエフエム)に続き、ホームグラウンド吉祥寺のコミュニティ局「むさしの FM」でも山田稔明の「猫町オーケストラ」をウィークリーレコメンド曲に選んでいただきました。VAコンピレーション『猫と音楽の休日』の1曲目を飾るこの曲は6月発売の『the loved one』のなかではミックスの雰囲気を変えてクロージングトラックになります。この勢いでむさしの地域猫の会のテーマソングになってほしいなあ。下の写真は最近のインスタグラム最多いいね!を獲得した変な姿勢のポチ実。




むさしの-FM「猫町オーケストラ<ウィークリーパワープレイ>」
放送期間:2015年5月4日(月)ー 8日(金)11:55頃/18:25頃(1日2回)
放送局:むさしの-FM(http://www.musashino-fm.co.jp/
※ウィークリーパワープレイとして上記期間に
『猫と音楽の休日』から山田稔明の「猫町オーケストラ」がオンエアされます。
※サイマルラジオあり。全国で聴取可能。→http://www.simulradio.jp/
  
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「猫町オーケストラ」が萩原朔太郎の故郷 前橋のラジオでマンスリーレコメンドに選ばれました

コンピ盤『猫と音楽の休日』のために新録し、6月リリースの新作『the loved one』にもアルバムミックスが収録される「猫町オーケストラ」が群馬県前橋市のコミュニティFMで5月にたくさんオンエアしていただけることになりました。コーラスにkainatsuちゃん、鍵盤にsugarbeans、ミックスを手塚雅夫さんにお願いした自信作。僕は群馬でライブをやったこともなく、前橋にも行ったことがありませんが、この前橋市はなんと「猫町」の著者として知られる萩原朔太郎の故郷だそうです。僕が10年以上前にこの「猫町オーケストラ」を書いたきっかけは金井田恵津子さんの絵を伴ってパロル舎から出版された朔太郎の「猫町」を読んだことでした。GOMES THE HITMANのイベントタイトルにも《猫町オーケストラ》という名前をつけたりその影響は大きいのです。いつか前橋に行ってみたいな。朔太郎の貴重な資料が収められている文学館があって5月16日から「前橋ポエトリーフェスティバル2015」というのが開催されるそうなので機会を狙いたいと思います。今回そんな偶然を呼び込んでくれたのも猫という美しい生き物。5月を迎えて本日は吉祥寺にじ画廊で大塚いちおさんとのコラボ、「犬と猫。」ライブです。僕は猫担当。詳細はTwitterで。




M-WAVE(まえばしCITYエフエム)「Twilight Cats」マンスリーレコメンド
放送日:2015年5月4日(水)〜5月29日(金)17:00〜17:54 O.A.(生放送)
放送局:M-WAVE(まえばしCITYエフエム)
パーソナリティ:浅野 澄
M-WAVE(まえばしCITYエフエム)
「Twilight Cats」HP

※サイマルラジオあり。
※マンスリーレコメンドとして5月の1ヶ月間『猫と音楽の休日』から
山田稔明「猫町オーケストラ」がオンエアされます。
※5月15日(金)には山田稔明のコメントもオンエアされる予定です。

  
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