インディアンの言葉に背中を押されて作った歌「どこへ向かうかを知らないなら…」を久しぶりに。「やまびこの詩」も《Today is the Good Day to Die》に呼応する。「アーバンブルーズへの貢献」とは逆に「憂鬱=blues」ではなく「お気に入りのものこと」を並べることで新しい言葉を歌おうと試みた「my favorite things」、ささやかだけど大切なことを切り取った「small good things」、歌いたい新しい歌があって幸せだ。五十嵐くんにギターと鍵盤ハーモニカで手伝ってもらいました。
【ご予約・受付方法】
堀之内出版まで下記をご連絡下さい。
mail info@horinouchi-shuppan.com
tel 042-682-4350
※ご連絡内容
お名前/メールアドレス/人数/お申込みチケットの種類
<チケットの種類>A:3,200円(絵本・1ドリンク付)、B:2,000円(1ドリンク付き)
※精算は当日、現金のみにてお願いいたします。
僕は《グッド・ヴァイブレーション・ボックス》《ペット・サウンズ・セッション》でビーチ・ボーイズを“発見”した世代のリスナーだが、想像の範囲を越えた風景を補完するのにあまりある内容で、映画を観ているそばから早く家のステレオでビーチ・ボーイズを聴きたいと思ったし、熱心に聴いていないブライアンのソロ作にも改めて触れてみようという気持ちになった。実際1988年リリースの初のソロアルバム『BRIAN WILSON』をターンテーブルに乗せるこれまでと違う印象で響き、孤独と暴力、テレビのニュースに落胆して「今夜僕らに必要なのは愛と慈悲だ」と歌う「Love and Mercy」のガラス細工のような美しさに感動した。あと何回か暑い夏の日に映画館で観たい。
夜の科学オーケストラのメンバーであり、インストゥルメンタル・ユニットfishing with johnを主催する五十嵐祐輔くん。美文家の彼にプレスリリース用のライナーノーツ(レコードショップや媒体向けの資料)を書いてもらったのですが、その文章が端的に『the loved one』のなりたちを説明した素晴らしいものだったので、ここに全文を公開します(フライヤーには抜粋を掲載)。
2001年リリースのGOMES THE HITMANのシングル「饒舌スタッカート」のジャケット写真撮影で出会って以来、13年に渡り彼の大切なパートナーとして共に暮らしてきた愛猫ポチが天国へ旅立ったのは昨年の6月のことでした。彼のポチへの溺愛ぶりは彼のブログやSNSで目にされ、様々な楽曲に登場するミューズとして耳にされ、写真絵本「ひなたのねこ」やポストカードなどのグッズとして手にされ、ファンの方々の間でポチはアイドル的存在として愛され、山田稔明を語る上で欠かせない存在でした。彼がライブのMCで毎回のようにおどけながら語る「たぶん世界で1番可愛い猫なんじゃないかな」宣言には彼の溢れて零れ落ちてしまうほどの愛情が見えて、耳にする度に「ポチは幸せな子だなあ」とこちらも笑みが零れたものです。
近藤さんのガットギターの爪弾きから始まった「予感」。近藤さんに一緒にどうですか?と提案したら「大好きな曲です」と即答が返ってきました。上野くんのフルートと安宅くんのクラリネット、五十嵐くんの鉄弦と近藤さんのナイロン弦のコントラスト、新しい季節の予感を感じるような演奏でした。綾香のピアノに誘われて「些細なことのように」と「月あかりのナイトスイミング」、終演後にその2曲を続けて演奏したのがとても良かった、と言ってくれた人がいましたが、僕も演奏しながらこの2曲の関係性について考えていたところでした。「small good things」で夜明けを待ちながら本編終了。
お昼からコントラリー・パレードたなかまゆさん(尼崎出身だから「あまっこ」と呼んでいる)が来宅、新作『the loved one』を紹介してもらうラジオ収録をうちのスタジオで。以前あまっこさんがうちに来たのは去年の5月。そのときはポチがまだ元気だった。今日は花を手向けてもらってポチも嬉しかっただろう。今日収録したものは静岡K-MIX「Maison de Ami 101号室」で6月29日(月)21時から(再放送は同日27時)の放送。また近くなったらお知らせします。あまっこさんには一足先に『the loved one』を聴いてもらったのだけど「電車に乗って聴くとヤバイ」とのことでした。もちろん新曲もオンエアしていただきますのでお楽しみに。
7月7日発売の『the loved one』収録曲の全曲解説。アルバムのクロージングトラックは「猫町オーケストラ」です。これは10年以上前に書いた古い歌なのだけど、個人的に大好きなので定期的に年に数回はステージで演奏してきた。GOMES THE HITMANの定例イベントのタイトルになり(イベントスタートと同じ時期に書いたはず)、2003年のシングル「夜明けまで」の購入特典ディスクに弾き語りバージョンの「猫町オーケストラ」が収録されたこともあるが、GTHで演奏したことはなく、バンドアレンジでの録音もコンピレーションアルバム『猫と音楽の休日』のために初めてのトライとなった。
そしてひとつ、お伝えするのが遅くなりましたが、春のGOMES THE HITMANのライブと吉祥寺にじ画廊でのイベントで募ったむさしの地域猫の会募金箱に入っていた10,101円を会に寄付しました。ささやかな貢献ですがとても喜んでもらえました。仔猫が生まれる時期に何かの役に立っていたら嬉しいです。お心遣いいただいた皆さまに感謝を。今度は6月25日の木場 EARTH + GALLERY《Art × Music for CAT LOVERS》に募金箱持っていきたいと思っています。ふと気づけばあれから1年が経とうとしていて、ああ、いろいろなことがあって今このときに繋がっているなあ、と考える。
いよいよ次の土曜日、6月20日は山田稔明『the loved one』の先行発売ライブです。6月19日が愛猫ポチの一周忌で製品版CDはその日に到着する予定です。7月7日の全国発売に先駆けてCDのお披露目、バンド編成での特別な夜になります。前売りチケットは完売していますが若干の立ち見席を用意できるかもしれません。こちらからキャンセル待ちのお申込みをいただいた方に先着で当日入場方法詳細のご連絡をしますので、ご来場ご希望の方はあきらめずにトライを。メンバーはおなじみのイトケンさん、安宅くん、fishing with john五十嵐くん、上野くん、えびちゃん、綾香、そしてスペシャルゲストに近藤研二さん。皆さんのご来場をお待ちしております。楽しい夜になりますように。
来月発売になる新作『the loved one』収録曲についての解説を続けます。古い資料を調べてみると、僕は2009年の春に「small good things」のメロディをある家電メーカーのエアコンのCMコンペのために書いたようだ(そして採用されることはなかった)。「ささやかだけど大切なこと」という仮タイトルがついていたが、それはレイモンド・カーヴァー著「ささやかだけど、役に立つこと」から引いたものだろう。昨年秋にこの人懐っこいメロディをHDDの底で見つけて、歌詞を推敲していたら《今》の気持ちにフィットする歌に生まれ変わった。僕はもう何年もこの歌のことを忘れていたのだ。
レコーディングでは安宅くんにマンドリンを弾いてもらって珍しく僕は歪んだエレキを。真里さんのピアノとアコーディオンが心地よいメロディを奏でてくれる。立花綾香嬢のコーラスもいい。「夜明けを待っているのさ」ではなく「待っているのだ」にしたのは僕の力強い意思表明の証。手塚さんに参考として聴いてもらったのはTHE HOOTERSのCD。これは僕がお小遣いを工面して中学生のときに初めて買った洋楽のCDだった。時間を越えて完成した「small good things」、まるで昨日書いた歌みたいに新鮮だ。「些細なことのように」のピアノが鳴り止んでこの歌が流れてくると僕はすっと立ち上がって、光と風を呼びこむ新しい窓を開けなければ、という気分になる。
山田稔明/the loved one
2015年6月19日発売(全国流通開始7月7日)
GTHC-0007 定価2000円(税別)
昨日のこと、下北沢風知空知で親しくしている高橋徹也さんとfishing with john(以下fwj)の共演ライブというのがあり、出かけた。五十嵐くんが独演するfwjを初めて観たが、ちゃんとfwjらしさがあって興味深く、ソロで3回目くらいだというその新人っぽいフレッシュさもあって次が楽しみになった。タカテツさんは相変わらず独特で圧倒的な世界観があり不穏で、なんでおれはこの人と仲良く飯食ったるするようになったのかな、と不思議な気分になる。夏の終わりごろリリース予定だという彼の新作が今から楽しみだ。
久しぶりにフラッシュ・ディスク・ランチで中古レコードをぱたぱたと眺めていたら群を抜いて目を引くジャケットがあった。フランク・シナトラが指揮をとったインストゥルメンタル、『TONE POEMS OF COLOR』というレコードで1956年にリリースされたものだった。A面に6曲、B面に6曲、トラックには《白、緑、紫、黄、灰、金、橙、黒、金、青、茶、赤》とそれぞれに色の名前がついている。僕の目を奪ったそのジャケットはいくつもの名作映画のタイトルバックで有名なソール・バスが手がけたもので、約60年の時を越えてもその美しさにはひとつの曇りもなく、レコード磨き用の洗浄液で濡らした布でジャケットを軽く拭いたらさらに活き活きと鮮明に見えた。その流麗なオーケストラを聴きながら、ここ最近で続々とサービスをスタートさせた定額制音楽ストリーミングサービスのアプリに触れてみた。
5月末に提供された「AWA(アワ)」というサービスにGOMES THE HITMANの歌も入ってるよ、と友だちに教わって急いでアプリをダウンロードしてみると、iTunes等で配信しているBMG時代の作品がすべて(権利上の関係で配信していない曲は聴けない)聴くことができた。しかし『ripple』や『omni』などVAP時代のものはカタログにはない。もちろんソロ名義での原盤とレーベルが僕自身の作品もなし。いろいろ検索してみると大抵のアーティストの歌が聴ける。僕の好きなR.E.M.もすべてのカタログが揃っていて、iTunes Storeで去年発売された『Complete Warner Bros. Rarities 1988-2011』という171曲セット(12,000円するから買わなかった)も全部聴ける!と興奮した。
で、昨晩は「LINE MUSIC」というのをダウンロードして、GOMES THE HITMANを検索してみたら「検索結果がありません」と出て、嬉しいような?悲しいような?なんだかとても複雑な気分になったのだけど、どうやら検索機能の不具合だったらしく、今朝あらためてAWAと同じアイテムがLINE MUSICにあることを確認した(AWAと同じくVAP時代の作品はない)。多分この感じだとアップルがスタートさせる「Apple Music」も同様のことになるだろうと予想する。今となってはなかなかフィジカル(実物のCD)で手に入れにくい旧譜がこういうふうに自由に聴かれる機会が増えるのは単純に嬉しい(15年の時を経て初期カタログのデジタル配信が実現した昨年の達成感を思い出すと少々肩すかしだが、その配信手続きが完遂していなければきっとGOMES THE HITMANはAWAにもLINE MUSICにも名前がなかっただろう)。こういったサービスにより偶発的な音楽との出会いもどんどん増えていくのだろうなと思います。
これが近年の自分のソロアルバムや来月発売になる新作について考えると「うむむ…」と唸ってしまう。GOMES THE HITMANのアルバムと比較すると、すべての制作費を自分で捻出しているという点で作品の成り立ちが違うわけだけど、定額制音楽ストリーミングで聴かれるよりも、偶発的な出会いよりも先に自分のレコードを自分の手の届くところには丁寧にちゃんと自分の手で届けたい、というナイーブな気持ちがどうしてもわいてくる(流通に頼らずに初回プレスを手売りと通販で売り切った最初のソロ作と2枚目のときと同じ気持ちだ)。『pilgrim』と『home sweet home』はリリースからもう5年以上経つからそろそろ配信に出してもいいかなーという気持ちになったかというと意外とそんなこともなくて、この自分の感情、気持ちはどういうことなのだろうか、とあれこれ考え中。
AWAもLINE MUSICも無料お試し期間中なのであと数ヶ月GOMES THE HITMANをはじめいろんな国内外の音楽が聴き放題です(R.E.M.の聴き始めには『Out of Time』という1991年作を推します)。これを機会に初めて触れる素晴らしい歌もたくさんあると思いますので試してみることをお薦めします。僕の新作『the loved one』は今のところiTunes等での配信の予定はありませんが、来週いよいよ製品版CDが到着します。6月20日に先行レコ発、そして25日の木場 EARTH + GALLERY、27日の鎌倉moln、7月3日の吉祥寺スターパインズカフェ公演で一般発売前の購入が可能です。カラフルなパッケージとブックレット含めての自信作、実体のない空気の振動である音楽を封じ込めたパッケージが大好きな僕はもうちょっと時代の流れに抗おうと思います。
「月あかりのナイトスイミング」「日向の猫」でも手腕を発揮してくれた佐々木真里さんにアレンジを依頼。エンジニア手塚さんが提案したサウンドサンプルはランディ・ニューマンの「Every Time It Rains」だった。スタジオでのセッションでピアノ、アコギ、エレキ、ベース、ドラムのベーシックトラックを録音し、安宅くんのペダルスティールが泣き、僕のブルースハープがため息を吐く。真里さんの施したストリングスはさざめきのようにせり上がってきて、ピアノは優しく語りかける言葉のよう。sugarbeansくんのドラムとエビちゃんのベースはあくまで淡々と鼓動を刻む。完成するまでに5年かかった。もうこれ以外にない、というシンプルで完璧な歌になりました。
僕の出身校である東京外国語大学は今は府中にあるのだけど、僕が学生の頃は北区の西ヶ原4丁目というところにあった。JR巣鴨が近かったが、歩くと結構かかったのでJR大塚駅から都電荒川線で通うことも多くて、九州の片田舎から上京してきた僕にとって軒先をかすめて進む車窓からの長閑な眺めは心のやすらぎでもあり、自分にとっての最初の東京の印象的風景になった。GOMES THE HITMANの初期楽曲に路面電車が登場するのは(「ストロボ」「雨の夜と月の光」)確実に僕が都電荒川線に親しんでいたからに違いない。昨日ラジオの収録で大塚まで行った帰りに路面電車の線路沿いの紫陽花がきれいで見とれていたらいつのまにか電車に乗り込んでいて、大塚から東池袋四丁目までトコトコと走りながら「ああ、学園祭のときに池袋の東急ハンズで買った大きなベニア板をむりやり都電に乗せて運んだなあ」とか明治通りと並走する鬼子母神前駅から面影橋までの区間が大好きだったこととか、いろんな思い出が甦った。サンシャイン60を見上げながら。
昨日のこと、お昼過ぎから出かけて吉祥寺のコミュニティ局むさしのFMでラジオ出演。7月にここ吉祥寺スターパインズカフェで共演する高橋徹也さんと。SATURDAY MUSIC FLOWはもう何度もお誘いいただいている番組。パーソナリティはシンガーソングライターの川久保秀一さん。川久保さんはタカテツさんとデビュー時の事務所が同じだったそうで、20年前の昔話に花が咲いていた。今から10年くらい前、僕はむさしのFMで「むさしのスタンダード」という30分のレギュラー番組を持っていた。自分の部屋で一人しゃべり、BGMを敷いて、選曲・編集してCDRを納品していたのだけど、当時は今みたいにサイマル放送やスマートフォンアプリ、Twitterがなかったので、反応や反響が自分の耳に届かずモチベーションが保てなかった。今だったらもっと面白がってやれていたかもなあ。
2月の下北沢leteで初めて演奏したときは「THE ONE I LOVE」という仮題で紹介されましたが、これはR.E.M.の代表曲から引用した曲名、そしてその頃の有力なアルバムタイトル案でもありました。2度目のライブ演奏時から「my favorite things」という曲名が定着し、これは当然「サウンド・オブ・ミュージック」の「私のお気に入り」の山田稔明版を標榜したものです。アルペジオの爪弾きで作られたフォークソングは(個人的なイギー・ポップ・ブームを経て)駆け出すようなモータウンビートが並走していくことになります。
山田稔明/the loved one
2015年6月19日発売(全国流通開始7月7日)
GTHC-0007 定価2000円(税別)
1.my favorite things
2.太陽と満月
3.ポチの子守唄
4.些細なことのように
5.small good things
6.猫町オーケストラ(album mix)
これしかない、という流れと楽曲になりました。日が落ちてまた新しい朝が来るような。「my favorite things」は一番最近書かれた歌、「太陽と満月」は2013年に初演、「些細なことのように」は2010年に書かれた歌。「small good things」も古い歌ですがポチが亡くなったあとに歌詞を書きなおして2015年の歌になりました。「猫町オーケストラ」は4月にリリースされたVA『猫と音楽の休日』で初出した歌ですが、このアルバムのためにミックスを変えています。「ポチの子守唄」はまさに去年の今頃、ポチの看病をしながら口ずさんだメロディです。トータル・プロデュースは山田稔明、僕自身。しかしアルバム制作開始時からずっと、すべての楽曲のミックスを担当していただいたエンジニアの手塚雅夫さんとキーボードの佐々木真里さんとともにアレンジや録り方など幾度となくミーティングを重ねたので、お二人は共同プロデューサーと言えます。
参加ミュージシャン:安宅浩司(guitars, pedal steel, mandolin on M-1、M-2、M-3、M-4、M-5)、イトケン(drums, percussions on M-2、M-3)、上野洋(flute on M-3)、海老沼崇史(bass on M-1、M-2、M-3、M-4、M-5)、kainatsu(chorus on M-6)、近藤研二(arrangement, guitar, organ on M-3)、佐々木真里(arrangement, keyboards on M-1、M-2、M-4、M-5)、sugarbeans(drums on M-1、M-4、M-5 keyboards on M-6)、高野寛(guitars on M-2)、立花綾香(chorus on M-5)(50音順)
7月3日に吉祥寺スターパインズカフェでの2マンライブで共演する高橋徹也さんとふたりで今週末6日(土)吉祥寺のコミュニティラジオ「むさしのFM」の番組に出演します。川久保秀一さんのSATURDAY MUSIC FLOW、何度もお誘いいただいている番組で楽しい時間になると思います。スターパインズカフェでのライブへの意気込みはもちろん、ご飯だ、焼き鳥だ、とよく集まっては僕とタカテツさんが普段どんな話をしてるかが垣間見えるかもしれません。多分この番組が『the loved one』からの楽曲の初オンエアになります。武蔵野市界隈の皆さんはラジオで、PCやスマートフォンで全国で聴くことができますのでぜひお聴き逃しなく!6月レコ発はチケット完売となっていますので全国発売日直前のこの2マンライブもレコ発第二弾としてたくさんの皆さんに来ていただけますように。
2015年6月6日(土)むさしのFM
川久保秀一 SATURDAY MUSIC FLOW(13:00-)
ゲスト:山田稔明、高橋徹也
*出演は14時過ぎを予定しています
去年の今日はさいたまスーパーアリーナでテイラー・スウィフトの「the RED TOUR」ライブを観たのだ。「Qui La Laの夏物語」を作ったのもこの頃だ。あっという間なのか長い1年だったのか全然わからないな。なんだかポチの食欲がないし、ぐったり寝そべることが多くなったなあ、と思い始めた頃だ。去年の6月は本当に怒涛の季節だった。それから1年、いろんな出来事が重なった先に、また新しい夏が来る。