2022年04月30日

【Living Live】山田稔明「FAVORITE POETーslo-mo replay」(2022年4月30日 @ 渋谷 LIVING ROOM CAFE & DINING)【SETLIST】

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2022年4月30日(土)@ 渋谷 LIVING ROOM CAFE & DINING
【Living Live】山田稔明「FAVORITE POETーslo-mo replay」


<1st set:in arpeggio>

1.僕はネオアコで人生を語る
2.朝の幸せ
3.レモンひときれ
4.スミス
5.オレンジ〜真実
6.遅れてきた青春
7.寒い夜だよ
8.青年船に乗る


<2nd set:down the river to the sea>

9.believe in magic in summertime?
10.平和なるサバービア
11.海があればよかった
12.真夏のスキャット
13.センチメンタル・ジャーニー
14.会えないかな
15.溶けて死ぬのさ
16.coffee

EN
17.keep on rockin'

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2022年04月29日

日曜日18時半はPRIMECATS RADIO|メッセージ募集中です

ゴールデンウィーク中も日曜日はやっぱりいつものレギュラーラジオ番組PRIMECATS RADIOです。休日のおうちで、おでかけの道中の方はカーラジオやイヤホンでお楽しみいただければ。テーマは「乗り物の話」。僕の父親は自営業のカーディーラーだったのですが、子供の頃から全然車に興味がありませんでした。トヨタもホンダも外国車もてんで区別がつかなかったし、18歳で上京したときは「もしかしたら自分は車に乗らない人生なのかも」とすら思うほど。それが就職するときに要免許ということでしぶしぶ免許を取ったのが1996年、それから四半世紀以上経った今では車は仕事でもプライベートでも必要不可欠な相棒となりました。今乗っている車は父親の形見です。

皆さんの「乗り物の話」エピソード、日曜日いっぱいまでにK-mixまでお送りください。よろしくお願いします。

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2022年04月28日

饒舌な手話|Coda あいのうた

ずいぶん前になるけれど映画『Coda あいのうた』を観たので記録を。マサチューセッツ州の海の町を舞台に繰り広げられる家族愛の物語。キャストすべてが愛すべきキャラクターで悪い人がひとりも出てこない映画だった。主人公ルビーを演じるエミリア・ジョーンズは揺れ動く10代の青春を瑞々しくキラキラと表現していてとても魅力的だったし、相手役の彼は『シング・ストリート 未来へのうた』のフェルディア・ウォルシュ=ピーロだから「わあ、少年が青年に!」ってなる。

そして父、母、兄の家族を演じるのが実際に耳の聴こえない俳優たちトロイ・コッツァー、マーリー・マトリン、ダニエル・デュラント。彼ら家族の会話を眺めながら「饒舌な手話」というものがあるのだなととても新鮮だった。ジョニ・ミッチェルの「青春の光と影」の歌詞とルビーの新しい旅立ちが重なって、もう途中から僕はずっと感極まっちゃって、こんだけ気持ちよく泣いた映画は久しぶりだったなあと思う。

歌を歌う仕事をしている喜びを僕はときどき忘れてしまうことがあるけれど、この映画にそのことを再確認させてもらった。彼らのここから先の物語の続きが知りたい。

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2022年04月27日

今週末4月30日(土)渋谷LIVING ROOM CAFE & DININGライブです

ゴールデンウィーク、大型連休が近づいてきました。3月のツアーの後ここ1ヶ月くらいずっと新作『slo-mo replay』の全国発売とサブスクリリースのためにたくさん書類を書いたりやりとりをしたりしていたのでようやくそのメドがついてホッとしていて、久しぶりにデスクワークじゃなくてステージの上で歌が歌えることを嬉しく思います。春から夏へかけてのこの季節、4月30日と5月5日のライブが僕にとっての今年のゴールデン・ウィークです。

下北沢lete公演は昼夜ともに満席ですが、渋谷のLIVING ROOM CAFE & DININGはまだ席が残っていると思います。『slo-mo replay』を全部歌いますのでぜひに。



2022年4月30日(土)@ 渋谷 LIVING ROOM CAFE & DINING
【Living Live】山田稔明「FAVORITE POETーslo-mo replay」

出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)
ミュージックチャージ:¥1,000(別途1food+1drink)
演奏時間:1st 18:00-/2nd 19:00- 各30分演奏
ご予約:3/31(木)0:00より予約受付開始
LIVING ROOM CAFE & DINING(03-6452-5424)
http://livingroomcafe.jp/event/0430toshiakiyamada

・ご飲食と合わせて気軽にライブをお楽しみいただくことを目的としております。
演奏中も自由に会話やお食事をお楽しみください。
ただし、過度な物音や大声での会話はお控えくださいますようお願い申し上げます。
・アーティスト直接のご予約は承っておりませんのでご注意ください。
・席タイプは「リビング」「パティオ」「ダイニング」「Dカウンター」よりお選びください。
・「パティオ」がステージ正面エリアとなります。
・お客様はお会計時に任意でチップの設定が可能です。アーティストへのサポートになります。
・お席は二時間制となります。
・1stと2ndは入れ替え制ではございません。
***************************

eplus LIVING ROOM CAFE & DINING
http://livingroomcafe.jp/
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-29-5 渋谷プライム5F
TEL:03-6452-5425  
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2022年04月26日

インタビューという交歓|マイク・ミルズ「C'MON C'MON」とミランダ・ジュライ「あなたを選んでくれるもの」

マイク・ミルズ監督、ホアキン・フェニックス主演の映画『C'MON C'MON』が素晴らしかった。全編モノクロームで描かれる4都市を移動する物語。親子の話ではなく伯父と甥の話、というよりもこれは大人と子供の心の通いを描いたとても優しいストーリーだった。雰囲気やテーマも含めて3年前にマイク・ミルズがディレクションしたTHE NATIONALの「I AM EASY TO FIND」の双子のような作品だなあとも感じる。音楽担当はそのTHE NATIONALデスナー兄弟で、流麗なスコアが流れるなか突如WIREの「STRANGE」(R.E.M.のカバーで知った曲だ)が切り込んで響いたのが非常にクールだった。

この映画を観終わったあと、積ん読の山に紛れていたミランダ・ジュライの『あなたを選んでくれるもの』を手にとった。ミランダ・ジュライはマイク・ミルズのパートナーで、二人の間に生まれた子供との会話がきっかけで『C'MON C'MON』の発想を得たそうだが、映画のなかでホアキン演じるラジオジャーナリストが子供たちにインタビューするのに対して、ミランダ・ジュライの書籍のなかでは彼女がインタビュイーに選んだのは「フリーペーパーに売買広告を出す市井の人々」だった。これが読み始めると面白くてしかたない。彼らが売りに出すものは、革ジャン、おたまじゃくし、ベンガル猫の仔、見ず知らずの家族のアルバムなど。そのほとんどがパソコンを所有していない、ということも示唆的というかなんというか。さらには彼らのなかには性転換中の者、インドの同胞を支援する人、ギリシャからの移民、ドロップアウトした高校生男子、足首にGPSを付けられた罪を償っている途中の者などなど、アメリカの片隅で、ひとりひとりがそれぞれ違う、人生にまつわる強烈な物語がインタビューから浮かび上がる。

映画『C'MON C'MON』を観た友人と「子どもってこんなにしっかりしたこと話すかな?」とか「自分が子どもの頃にインタビューされたとしてあんなふうに想いを語れるだろうか」という議論をしたけれど、観劇からしばらく経った今になって思うのは(そしてミランダ・ジュライの本を読んで感じることは)大人も子どもも誰も彼も他者に聞いてほしいメッセージがある、ということで、会話の尊さを再確認させてくれたという意味で『C'MON C'MON』と『あなたを選んでくれるもの』は我々の意識を更新させる、レコードのA面とB面みたいな、表裏一体の意義深い作品だ。とても胸を打たれた。

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2022年04月25日

GOMES THE HITMAN『slo-mo replay』5月25日に全国流通開始|サブスク配信も5月25日からを予定

ライブ会場とオフィシャル通販STORE、いくつかの懇意にしているお店などですでに発売され好評を得ているGOMES THE HITMAN新作『slo-mo replay』の全国発売とサブスク配信解禁が5月25日からということで作業を進めています。すでにAmazonなどのECサイトでもご予約できるようです。CDは直接オフィシャル通販でお求めいただくほうがダイレクトな繋がりが嬉しいなと思いますが、サブスク各プラットフォームで聴けるようになるのはやっぱり良いですね。スマホでいつでも聴けるしね。インディ盤の四半世紀前の音源だとどうしても音質や音圧、あと当時の技量などの問題でプレイリストを作ったりシャッフルで聴いたりするときに個人的には「うっ…」と大昔の自分の写真と出会ったときのような気恥ずかしさがあったのが解決するのがとても嬉しい。

GOMES THE HITMAN『slo-mo replay』は以降この5月25日をいわゆる正式な「発売日」とし、8月末に東京で予定されているレコ発ツアーファイナルまでかけて四半世紀分の情熱をステージで鳴らしていきたいと思いますので改めて、この作品を何度もどこででも聴いて可愛がっていただけたら嬉しいです。また近くなったらお知らせします。なお全国発売前の現在でも『slo-mo replay』はオフィシャル通販STOREから毎日発送中です。



GOMES THE HITMAN/slo-mo replay
インディーズ時代の楽曲を“REIMAGINE=再創造”したセルフカバーアルバム
2022年5月25日発売・配信開始/全16曲2枚組 3,850円(3,500円+税)
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<DISC1>
1.僕はネオアコで人生を語る
2.朝の幸せ
3.レモンひときれ
4.スミス
5.オレンジ〜真実
6.遅れてきた青春
7.寒い夜だよ
8.青年船に乗る


<DISC2>
1.believe in magic in summertime?
2.平和なるサバービア
3.海があればよかった
4.真夏のスキャット
5.センチメンタル・ジャーニー
6.会えないかな
7.溶けて死ぬのさ
8.coffee

all songs written by Toshiaki Yamada
produced by GOMES THE HITMAN



<GOMES THE HITMAN『slo-mo replay』によせて>

ずっとインディーズ時代の2枚に収録された楽曲を録り直したいと思っていた。右も左もわからないまま徹夜して作った『GOMES THE HITMAN in arpeggio』と『down the river to the sea』は拙くてせっかちでむせ返るくらいに青臭くて気恥ずかしい。誰かの青春を曇らせたり傷つけたりしたら嫌だなという複雑な気持ちもあってなかなか手をつけられずにいたセルフカバー企画がついに始動したのは、ライブ活動が制限されたコロナ禍2度目の春のこと。メンバー4人だけでスタジオに入って四半世紀前に書かれた歌を演奏する。憶えていること忘れていることがあって、そのつど記憶を巻き戻す。玉手箱を開けた浦島太郎はおじいさんになってしまうけれど、僕にとってのパンドラの匣であるインディー盤2枚を紐解くと僕は未熟な若者に立ち返ったような気分になるから不思議だ。

山田稔明(vocal, guitar)、堀越和子(keyboards, chorus)、高橋結子(drums, percussions, chorus)、須藤俊明(bass, chorus)の4人は同じ大学の同じ軽音楽サークル出身、付き合いも30年近くになるけれど、インディー時代は現在のラインナップと異なりオリジナルメンバーは山田と堀越のみ。高橋はゲストとしてパーカッションで参加、須藤は脱退したメンバーに替わり加入したので、本作16曲をこのメンバーで録音するのは初めてのことだった。「tsubomi」はメジャーデビュー時に新録したので、今回は「スミス」がその位置を引き継いだ。GOMES THE HITMANで一番古い曲だけれど、バンド名義で録音するのはこれが初めて。「青年船に乗る」も初めて正式に録音した。「寒い夜だよ」だけ山田稔明ひとりでの多重録音で、これは「死にそう過ぎて再現不可」と言われた超初期デモバージョンと同じキーと雰囲気で再演を試みたもの。現在でもステージで演奏される頻度の高い曲に関してはライブアレンジに近いかたちで演奏されているけれど、基本的にはオリジナル盤に忠実なアレンジで収録したので、僕にはかつてのメンバーたちが鳴らした音が亡霊のように(みんな元気に生きてるけどね)宙空に漂っているのを感じる。

全16曲、2枚組の大作となったこのレコードに『slo-mo replay』というタイトルをつけた。「走馬灯」みたいに四半世紀前の風景が2022年にスロー再生されるイメージ。だいたいどの曲も早急すぎたテンポを適正なところまで少し落ち着かせてることにもかけているけれど、ここで鳴らされる音は成熟や老成とは程遠いモラトリアムと焦燥と青春の音楽だ。長いこと逡巡したけれど、この再録音盤を作り上げて僕自身の青春をもう一度やり直してる感覚すらある。「遅れてきた青春」とはよく言ったものだ。人生はこれから先もカレンダーのように続いていく。振り返ることだって悪いことじゃないだろう。昔からのファンの人も最近僕らのことを知ってくれた人にも懐かしさと新しさを感じてもらえたら嬉しいし、なにより僕自身がこのCDを爆音でカーステで鳴らしながら海とか山とか、いろんなところへ行きたい。2022年は去年より一昨年よりご機嫌な年だった、とまたいつか振り返りたい。

GOMES THE HITMAN 山田稔明

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オフィシャル通販STOREでは先行発売中
http://gomesthehitman.shop-pro.jp/?pid=167045693

  
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2022年04月24日

静岡 浜松での GOMES THE HITMAN ワンマンライブが決定しました

K-mixでレギュラーラジオ「PRIMECATS RADIO」が始まってから何かと身近な土地に感じるようになってきた静岡。昨年は久しぶりのソロワンマンライブを浜松Space-K(K-mixの1階にあるイベントスペース)で開催、番組収録まで含めてとても充実した公演を行うことができましたが、この6月には同じSpace-KにてGOMES THE HITMAN、バンド編成でのステージが実現します。メジャーデビュー当時からGOMES THE HITMANはK-mixにほんとに良くしてもらってきましたが、これまで静岡でちゃんとライブをしたことはないんじゃないかな。

四半世紀前のインディー楽曲をセルフカバーした新作『slo-mo replay』のレコ発ツアーの一環として6月19日にワンマンライブを。もちろん新旧楽曲も交えて来年結成30年を迎えるキャリアの蓄積が垣間見えるようなステージにするつもりです。公開収録もできたらいいなと思っています。15時開場で終演時間が早いので、遠方からも日帰りできるかもしれません。どうぞ遠くから近くからGOMES THE HITMAN初の静岡ワンマンへ駆けつけてください。明日の正午から入場申込受付を開始します。

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2022年6月19日(日)@ 静岡 浜松 space-K
GOMES THE HITMAN LIVE2022 “SLO-MO REPLAY”

15:00開場 15:30開演(18:00終演)/前売4500円 当日5000円
出演:GOMES THE HITMAN

ついにバンドでの初静岡ワンマン、『slo-mo replay』レコ発公演が実現!
ライブはもちろんラジオ公開収録も行うスペシャルな一日になります。
静岡の皆さま、遠方からもぜひご来場ください。

オフィシャル通販STOREチケットセクションにて
4月25日正午(午後0時)より入場申し込み受付を行います。
http://gomesthehitman.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=763537&csid=0

静岡 space-K
〒430-8575 浜松市中区常盤町133-24  
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2022年04月23日

下北沢440での山田稔明イベント出演が決定

いつも大晦日に共演するピアノ先輩TSUNTAさんからイベントにお誘いいただき、超久しぶりに440のステージで歌うことになりました。近藤智洋さんと3人で。ここ最近はワンマンライブばっかりでとんとイベントに呼ばれることもなくなったので妙にわくわくそわそわ、とても楽しみです。こんなふうにライブが昔みたいに日常に戻ってきたらいいなと祈りつつ。すでに予約ができるようです。配信もあります。ワンマンライブと違ってイベントライブって演奏時間も短くて、足を運ぶのを躊躇される方も多いと思いますがこういう機会でしか歌えない歌があったりもします。セッションなんかもやるんじゃないでしょうか。ぜひ予定を手帳に書き込んでおいてもらえたら嬉しいです。

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2022年6月12日(日)@ 下北沢 440
うたをつづる〜その漆拾伍〜 6月の晴れ、網膜の雨

18:00開場 18:30開演/前売3500円 当日4000円(ドリンク代別途)
出演:TSUNTA、近藤智洋、山田稔明

オフィシャルサイトRESERVEフォームより入場予約受付中
http://www.gomesthehitman.com/html/modules/live/index.php/content0002.html

配信チケット:2500円+投げ銭
ツイキャスプレミア配信
URL:( https://twitcasting.tv/440_fourforty/shopcart/151237 )
販売期間 〜 6/26 20:59
※以降も購入できますが、視聴期限は同日23:59までですのでご注意ください
配信期間 〜 6/26 23:59(※アーカイブ14日間)

下北沢440(http://440.tokyo/
〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-29-15 SYビル1F
03-3422-9440  
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2022年04月22日

来週末、渋谷のカフェで

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来週末、4月30日(土)に渋谷 LIVING ROOM CAFE & DININGでのライブが近づいてきた。初めての会場なので下見を兼ねてランチを食べに。渋谷駅からすぐ、1階にユニクロがあって、SHIBUYA PLEASURE PLEASUREの階下、昔HOOTERSがあった上の階(一回行ってみたかった)、とても都会的で開放感があって、ライブハウスとも小さなカフェとも違う新鮮な空間。そのステージに立って見渡してみてワクワクしてきた。

ステージ正面が「パティオ」=中庭。本棚の壁に低いソファが並べられたエリアが「リビング」、もう一方が「ダイニング」といろんな雰囲気の席があり、今回僕はソロ弾き語りなのでだいたいどのエリアからも演奏をしっかり観ることが可能だと思います。僕は「ギャラリー」というエリアでご飯を食べましたが、ここはライブエリアとはまた別の雰囲気。おしゃれな打ち合わせとかやりたい感じ。ゴールデン・ウィークの始まりなので渋谷は大賑わいだと思いますが、ぜひ皆さんお越しいただければ嬉しいです。僕は『slo-mo replay』を全曲+αを歌うつもりなので、山田稔明全詩集を携えてきていただければ。

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2022年4月30日(土)@ 渋谷 LIVING ROOM CAFE & DINING
【Living Live】山田稔明「FAVORITE POETーslo-mo replay」

出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)
ミュージックチャージ:¥1,000(別途1food+1drink)
演奏時間:1st 18:00-/2nd 19:00- 各30分演奏
ご予約:3/31(木)0:00より予約受付開始
LIVING ROOM CAFE & DINING(03-6452-5424)
http://livingroomcafe.jp/event/0430toshiakiyamada

・ご飲食と合わせて気軽にライブをお楽しみいただくことを目的としております。
演奏中も自由に会話やお食事をお楽しみください。
ただし、過度な物音や大声での会話はお控えくださいますようお願い申し上げます。
・アーティスト直接のご予約は承っておりませんのでご注意ください。
・席タイプは「リビング」「パティオ」「ダイニング」「Dカウンター」よりお選びください。
・「パティオ」がステージ正面エリアとなります。
・お客様はお会計時に任意でチップの設定が可能です。アーティストへのサポートになります。
・お席は二時間制となります。
・1stと2ndは入れ替え制ではございません。
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eplus LIVING ROOM CAFE & DINING
http://livingroomcafe.jp/
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-29-5 渋谷プライム5F
TEL:03-6452-5425  
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2022年04月21日

まるちゃんMY LOVE

柴犬まるちゃんの等身大の木彫りを製作中だった彫刻家はしもとみおさんから「完成お披露目のときにサプライズで歌をプレゼントしたい」という相談があったのはまだ寒い3月頃のこと。インスタグラムでまるちゃんのポストを見るたびに言葉のイメージを膨らませていたのだけど、いよいよ完成間近となった先週、僕が歌詞草稿を書いて、近藤研二さんが作曲して(散歩中にメロディが浮かんだそう)、それを受け取って2番まで歌詞を完成させた。イノトモちゃんにユニゾンでボーカルを入れてもらう作業をラビットホールで急遽敢行。そう、2月に生まれたシェアアトリエ「ラビットホール」に集う音楽仲間で3日間で完成させたのが「まるちゃんMY LOVE」。とてもかわいい歌になった。いつかみんなで合唱したい。

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お披露目当日、柴犬まるちゃんがラビットホールに現れるとそこにいたみんなが「ひや〜」と変な裏声になっちゃうほどまるちゃんには天性のかわいさがあり、もっと慈悲深い、変な言い方だけど仏様にも似た安心感もあって、みんな笑顔になって、文字通り「おひさまみたいだな」と思った。みおさんが最後の彩色をするのを居合わせたみんなでかたずを飲んで見守る。魂が宿る、みたいな瞬間があって感動する。まるちゃんと木彫り、並ぶ景色は圧巻。まるちゃんはきちんとモデルとなりお行儀がいい。

いよいよみおさんが「聴いてもらいたいものがあるんですけど…」と切り出し、僕が再生ボタンを押す。流れ出した「まるちゃんMY LOVE」にみんなが耳を澄ます。まるちゃんもしっかり聴いてる。2分半のほんの小さな歌だけれど、みんな感動してくれて、とくにまるちゃんのお母さんは号泣しちゃって、みおさんも泣き出すし、僕ももらい泣きしそうに。とても美しい時間でした。立ち会わせてもらえて光栄です。Youtubeにかわいい映像とともに公開されていましたのでぜひご覧ください。



昔、子供のころ飼っていた柴犬を思い出す。竜姫号という女の子で、「リュウ」と呼んでいた。犬も猫ももみんなかわいいね。

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2022年04月20日

乗り物の話(メッセージを募集中)

レギュラーラジオ『PRIMECATS RADIO』は皆さんからのメッセージで成り立っている番組なのですが、収録スケジュールの都合で来週以降分のお便りを募集しています。テーマは「乗り物の話」です。次回放送分「ゴールデンウィークどこいく?どうする?どうしたい?」からのつながりで連休中に皆さんいろんな乗り物に乗る機会があるかもしれません。好きな乗り物、苦手な乗り物、憧れの憧れの、忘れられない乗り物にまつわる思い出などいろんなエピソードをお寄せいただければ。

僕は子供の頃に最初に触れた乗り物は足こぎのおもちゃのゴーカートでした。これが自動車屋の親が選んだだけあってF1みたいなシェイプのスタイリッシュなやつで、スピードも結構出る。画期的なのがペダルを反対に漕げばバックもできたのですが、これが仇になり調子に乗って後ろ向きに走り回った僕は自動車整備をするピット(穴)に落下、気を失ったところを発見されるという大騒ぎになりました。8歳くらいのときかな。今でも右眉の上にはこのときの傷があります。もう何年も前になりますが、靴屋さんNAOTのために高橋久美子ちゃんが詩を書いて僕が曲をつけたのが「わたしのドライバー」で、靴をいろんなところに連れていってくれる乗り物に見立てた歌詞が久美子ちゃんらしい。そう考えると一番身近な乗り物は靴なのかもしれません。

金曜日いっぱいくらいに最初のメッセージの波をK-mixまで寄せてもらえたら嬉しいです。ぜひ皆さんの力を貸してください。

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2022年04月19日

サトミツ&ザ・トイレッツ 久々のライブがふたつあります

僕が課外活動で参加しているバンド「サトミツ&ザ・トイレッツ」が久々にオンステージ。コロナ禍で幾度もライブの機会を逃してきた我々ですが、たくさんの皆さんの前で演奏できることを楽しみにしています。まほろ座での公演はもうチケット残りわずかとのことですが、7月のパルテノン多摩はリニューアルされた広い会場だと思うので全員集合できると思う!曲ももういろいろ忘れてしまったものも多いのでこれをきっかけにしっかり思い出して、また新しい季節にトイレの歌を奏でたいと思います。一番楽しみにしてるのはメンバーたち本人かもしれません。ぜひご参加ください。

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2022年5月21日(土)@ 町田 まほろ座 MACHIDA
サトミツ&ザ・トイレッツ「持ち曲全曲演奏!俺たちのリハビリーナイト」

13:00開場 14:00開演/前売4500円 当日5000円(別途2オーダー以上)

出演:サトミツ&ザ・トイレッツ
[ 佐藤満春(どきどきキャンプ)、山田稔明(ゴメスザ・ヒットマン)
伊藤俊吾(キンモクセイ)、佐々木良(キンモクセイ)、
伊藤健太(ex.ゲントウキ)森信行(ex.くるり)]

毎年全国各地を行脚していたトイレッツはコロナ禍で活動が激減。このままでは自他共に
忘れ去られてしまう。よし、持ち曲を全曲片っ端から演奏し、もう一度トイレッツのこと
を思い出そう!そう、我々はトイレにまつわる諸問題を歌にして訴えかけるために結成さ
れたサトミツ&ザ・トイレッツなのだから!

プレイガイド:Livepocket
・4/19(火)21:00〜5/20(金)23:59まで https://t.livepocket.jp/e/3ct6g
《Livepocketご利用ガイド》https://t.livepocket.jp/help/about


電話予約:まほろ座 MACHIDA
・4/20(水)〜5/20(金)まで(042-732-3139)

まほろ座 MACHIDA(https://www.mahoroza.jp/
〒194-0022東京都町田市森野1-15-13 パリオビルB1F
Tel:042-732-3021




2022年7月10日(日)@ 多摩市 パルテノン多摩 2Fオープンスタジオ
リニューアルオープン企画「サトミツ&ザ・トイレッツ スペシャルライブ」

16:30開場 17:00開演 料金 500円(税込・全席自由)※小学生以上有料(0歳児から入場可)

出演:サトミツ&ザ・トイレッツ
[ 佐藤満春(どきどきキャンプ)、山田稔明(ゴメスザ・ヒットマン)
伊藤俊吾(キンモクセイ)、佐々木良(キンモクセイ)、
伊藤健太(ex.ゲントウキ)森信行(ex.くるり)]

お笑い芸人どきどきキャンプ佐藤満春が本格派ミュージシャンを集め
立ち上げた世界で唯一のトイレバンド「サトミツ&ザ・トイレッツ」
子どもから大人まで皆で楽しめるライブをお届けします。

パルテノン多摩HPにて5月21日より入場予約受付
https://www.parthenon.or.jp/event/20220710toilets

主催:パルテノン多摩共同事業体
お問い合わせ:パルテノン多摩 042-375-1414(10:00〜19:00 休館日を除く)

パルテノン多摩共同事業体(https://www.parthenon.or.jp/
〒206-0033 東京都多摩市落合2丁目35番地
  
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2022年04月18日

まるで別世界のコーチェラ

先週末はずっとYoutubeでカリフォルニアの砂漠で開催されたコーチェラ・フェスティバルを眺めて過ごした。フィービー・ブリッジャーズやアーケイド・ファイア、ビリー・アイリッシュなど楽しみにしていたアクトはもちろん素晴らしかったが(個人的にベストアクトはフィービー)、もうとにかく知らないミュージシャンばっかりで、こんだけ毎日のように新譜のレコード買って音楽聴いてても全然掬いとれない歌があるのだなあと呆然とし、そして感心する。やはり多様性とかジェンダーに関する意識向上のせいなのか、アジア・オリジンのアーティストの躍進が印象的で、Japanese Breakfastはもちろんのこと、モンゴルのデスメタル?THE HUとか初めて知ったし、フィリピン生まれのBEABADOOBIEとか、宇多田ヒカルも登場した88↑とか、韓国のHIP HOPグループ EPIK HIGHなんかも面白くて、勉強になったって言うと変な言い方だけれども、いろんな気付きのある3日間だった。やっぱりCDや音源で触れるよりも全然いい。聴こえ方が変わるなあと思いました。

さすが世界最大級の野外フェス、何十万人動員したんだろうか。客席を見てもマスクをしている人なんて誰もいなくて、みんなシンガロングするし、アーティストも煽るし、もう「コロナって、なんのことかね?」という感じ。別世界の出来事のように思える。われわれの世界で、昔みたいに(そんな昔じゃないけどな)フェスとか思い切り楽しめるようになるのはいつのことだろうか。その日はきっと来ると信じたい。写真はコーチェラではなく、鳥栖のプレミアムアウトレットで撮ったヤシの木。

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2022年04月17日

来週末 渋谷LIVING ROOM CAFE & DINING弾き語り公演チケット予約受付中|leteとin-kyoは完売御礼

大型連休がじわじわと近づいてきて、今年はどうなるのかな…とそわそわしているところです。まず連休入り口の4月30日に渋谷LIVING ROOM CAFE & DININGでソロ弾き語りのライブがありますのでぜひご来場いただきたいです。渋谷でライブなんて久しぶり。それこそ2020年2月のWWWでの『memori』レコ発以来となります。初めての会場なのでワクワクしつつもちゃんと盛り上がれるか心配なところもあるのですが、まだこちらは予約ができるそうなのでぜひ下記の詳細をご覧の上GWの予定のひとつに組み込んでいただけたら嬉しいな。

先日予約受付があった2年4ヶ月ぶりとなる下北沢lete有観客公演は昼夜ともに完売、来月の福島三春町in-kyoでの3年ぶりのライブも満席となりました。席の数だけお客さんが来てくれることがどれほど嬉しいかをどう伝えたら伝わるでしょうか。ライブ配信とかインスタライブとかいろんな方法で音楽を届けることができるようになったコロナ禍ですが、同じ時間と空間を共有できることがこんなに贅沢でありがたいことだと心から感じます。

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2022年4月30日(土)@ 渋谷 LIVING ROOM CAFE & DINING
【Living Live】山田稔明「FAVORITE POETーslo-mo replay」

出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)
ミュージックチャージ:¥1,000(別途1food+1drink)
演奏時間:1st 18:00-/2nd 19:00- 各30分演奏
ご予約:3/31(木)0:00より予約受付開始
LIVING ROOM CAFE & DINING(03-6452-5424)
http://livingroomcafe.jp/event/0430toshiakiyamada

・ご飲食と合わせて気軽にライブをお楽しみいただくことを目的としております。
演奏中も自由に会話やお食事をお楽しみください。
ただし、過度な物音や大声での会話はお控えくださいますようお願い申し上げます。
・アーティスト直接のご予約は承っておりませんのでご注意ください。
・席タイプは「リビング」「パティオ」「ダイニング」「Dカウンター」よりお選びください。
・「パティオ」がステージ正面エリアとなります。
・お客様はお会計時に任意でチップの設定が可能です。アーティストへのサポートになります。
・お席は二時間制となります。
・1stと2ndは入れ替え制ではございません。
***************************

eplus LIVING ROOM CAFE & DINING
http://livingroomcafe.jp/
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-29-5 渋谷プライム5F
TEL:03-6452-5425  
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2022年04月16日

新しいサマーシャツ

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ちょっと用事があって先週実家へ帰省した際に、佐賀県大和町のあるRITMUSSEEPの展示をやってることを知り(SEEPのシンヤさんとヨシコさんとは惜しくも九州入れ違いだった!)、親の車で高速道路を30分、RITMUSへ足を運んだ。RITMUSの北島さんはもう何年も前に東京でお会いしたことがあったけれどこのお店がオープンしてからは初めて。佐賀らしい田舎の風景のなかに古い商店をリノベーションしたRITMUSを発見、とても気持ちのいいお店で、SEEPの服も同時に並べられていたユヌプラスのタオルも目に鮮やかなものばかりで散財。北島さんのお宅には猫が2匹、リトちゃんチャコちゃんも抱かせてもらって良い時間でした。SEEPは僕がステージ上でも普段着でもいつも来ている大好きな服。大好きなシャツが僕を予定のない旅に誘い出してくれた。

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ナビに言われるままに車を走らせたので佐賀県大和町がどんな場所なのかわからないまま辿り着いたのだけど、北島さんに教わってすぐそばの川上峡、そして與止日女神社(よどひめじんじゃ)に立ち寄る。たなびく鯉のぼり、この付近は有名なパワースポットらしく、樹齢1500年近い大楠の巨大さに呆然とした。僕の他には誰もいない境内、強烈な見えない力を感じる。曇天の空から時折太陽が顔を出し目まぐるしい。賞味期限がその日限りという名物の白玉饅頭も食べられて、期せずして佐賀観光。

僕が住んでいる町から佐賀市内というのはなかなか行く機会がなくて、近くて遠い町という印象があるんだけど(すぐ隣の福岡に行っちゃうから)佐賀市もとても感じのいいエリアがあって新鮮。教えてもらったナナロクパンっていうパン屋さんもとても美味しくて。世界的にも有名な気球の大会バルーンフェスタにも一度行ってみたいと思っているので、いろいろ落ち着いたり再開したりしたときに再訪したい。RITMUSでのSEEPの展示は今週末24日までやっていますので九州の方ぜひ行ってみてください。

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2022年04月15日

山田稔明 2年4ヶ月ぶりの下北沢 lete 有観客公演の入場受付は4月17日(日)11時から|福島 in-kyo公演は完売御礼!

2013年から下北沢leteで行っているソロ弾き語り公演「夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽」はコロナ禍になってもライブ配信で続けてきましたが、実に2年4ヶ月ぶりにお客さんとともにあの親密な空間を共有すべく5月5日に昼夜入れ替え制のライブを開催します。もとより小さなスペース、限定人数でのライブだったのが、もっと収容人数を減らしての開催となりますが、どうぞこの機会をお見逃しなく。予約に関しては下北沢leteのHPからお願いします。この週末、4月17日(日)11時から受付開始です。

5月29日(日)福島三春町 in-kyoでのソロ弾き語り公演は定員数に達したためSOLD OUT、現在はキャンセル待ちでの受付を行っています。in-kyoちえさんとは去年も一昨年も「コロナ禍だけどライブ配信なんかできたらいいですねえ」と相談を重ねてきたこともあり、一部配信や映像収録など、なんらかの形でご来場いただけない皆さまにもその様子をお伝えできるように現在検討中です。GOMES THE HITMAN宮城と山形のライブは現在もご予約受付中です。こちらもどうぞよろしくお願いします。

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2022年5月5日(木祝)@ 下北沢 lete
夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽44


昼公演:14:30開場 15:00開演
夜公演:18:30開場 19:00開演
各公演とも 予約4000円/当日4500円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

昨年7月31日の配信公演以来9ヶ月ぶり、有観客としては2020年1月以来
実に2年4ヶ月ぶりとなるライブが決定しました。収容人数を少なくした
入れ替え2部構成で贅沢かつ万全の体制で「いつものlete」のステージを。
予約受付は4月17日(日)11時よりleteのHPから。緑の季節に下北沢でお会いしましょう。

入場予約に関してはこちらから

下北沢 lete(http://www.l-ete.jp
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL:03-3795-0275  
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2022年04月14日

GOMES THE HITMAN LIVE2022 “SLO-MO REPLAY”(2022年3月21日 @ 神戸 旧グッゲンハイム邸)【ライブ後記】

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春のツアー3日目、京都で目覚めた朝。僕は少し早くチェックアウトしてまず新風館という商業施設まで出かけて、ようやく初めて京都のトラベラーズファクトリーに立ち寄ることができた。ものすごくおしゃれな空間だったな。そして京都に来ると必ず覗くレコード屋さんを2つはしご。ツアー中はバタバタと慌ただしいけれどこうやって時間を作るのが楽しい。ドライブのBGMとなるCDも捕獲し神戸へ出発。途中でたこ焼きを食べて大阪の気分も味わいつつ。

神戸の海が見えてきて俄然テンションがあがる。旧グッゲンハイム邸は2019年に下見に訪れたことがあったんだけど、その時は夜だったから印象が全然違った。海、線路、山、洋館、素晴らしいシチュエーション。ここでライブがやりたいという願いも叶ってしまう。加古川からチャッツワース家族がすでに到着していて、会場準備が進む。今回はシカゴキカク早田くんにもイベント制作のお手伝いをいただいた。線路を越えて荷物を運ばないといけないという心配事も難なくみんなで解決。この日の音響はチャッツワースでのGOMES THE HITMAN公演も担当してくれた真田さん。時間をかけて丁寧にセッティングしてくださった。僕は近隣を散歩したり2階から海を眺めたり。

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とっぷり日も暮れてライブがスタート。前の晩にみんなで話し合ってセットリストが変更、「tsubomi」がオープニング曲に。「baby driver」は会場が海のそばだということもあり急遽スタメン入り。「海があればよかった」も同じ理由でこの日だけ演奏されました。もっと明るい時間に、海を眺めながら歌えたらもっとよかったな。理由はわからないけど、この日は客席のみんなの体の揺れ方がツアー中で一番だった。名古屋と京都はじっと真剣に聞き入っている静かな熱気があった。神戸は発散している感じ。

ライブ中盤に「センチメンタル・ジャーニー」を演奏するのは新鮮。第一部と第二部みたいに、そこで区切りを入れるような感覚がありました。そうか、ここで季節感が変わるのか。恒例になってきたライブ動画撮影はなんの予告もなくチャッツワース岸本さんを呼び出してカメラを渡し「レモンひときれ」撮影開始。途中でカメラがぐるんぐるん大変なことになるというハプニングも面白かった。ここで観ることができます。しかめっ面の主人に声をかけるところを「ニコニコ顔の主人」と歌い替えました。

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ライブ後半、僕は曲順を派手に間違えてしまう。「手と手、影と影」のあと「会えないかな」「ブックエンドのテーマ」と本編を終えるところを「僕はネオアコ」をなぜか歌い始めてしまって、その後の流れが支離滅裂ぎみに。自分で決めた曲順だったのに、メンバーみんなを混乱させてしまって申し訳ない。それでも演奏する予定がなかった「青年船に乗る」を急遽歌ったり、ハプニングも楽しんでもらえていたならいいな。

「雨の夜と月の光」では客席のみんな総立ちに。随分遅くまで長い時間のライブになってしまったけれど3日間の旅が終わる名残惜しさがそうさせたのかもしれません。この3日間で『slo-mo replay』もたくさん皆さんの手に。やっぱりレコ発っていいなと思った。ライブを観たあとにみんな家に帰ってCD聴けるのがいい。くたくたになりながら片付けて、「お疲れさま」と声をかけあったのは真夜中近く。チャッツワース岸本さんたち、音響真田さんたち、そしてシカゴキカク早田くんに心から感謝。ご来場いただいた皆さんにもありがとう。

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この日はついにご飯屋さんにありつけず、チャッツワースからいただいた賄いのおにぎりとサンドを各自ホテルの部屋(けっちゃんは実家)で食べるという夕食。なんとストイックな旅か…。名古屋、京都、そして神戸と3日間の音楽の旅はだれも病気や事故もなく無事に終了することができました。各地でお世話になった皆さんに改めて感謝を。そしてまた新しい旅でたくさんの皆さんとの出会いを楽しみにして準備を進めたいと思います。

5月に東北でお会いしましょう。  
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2022年04月13日

GOMES THE HITMAN LIVE2022 “SLO-MO REPLAY”(2022年3月20日 @ 京都 紫明会館)【ライブ後記】

名古屋から京都まではひとりドライブ。須藤さんにはけっちゃんの車に乗ってもらう。さすがに2時間のフルタイムのライブが3日続くのが不安になって、極力ライブ以外のときは声を出したり話したりしたくないという僕のわがままを聞いてもらった。少し早くチェックアウトして大須へ。そこでモノコトの心さんを訪ねてCDを渡せた。そのままいつも行くレコード屋にも寄れて、ヘヴィメタルのCDを入手、爆音で頭を振りながら京都へ向かうがなぜかナビは滋賀の大津で高速を降りろと言う。ええ?と思いながらも言うことを聞き、比叡山を越えていく普通ではないルートで紫明会館まで辿り着いた。これは予想外の、ちょっとした“旅”であった(楽しかった)。

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紫明会館は猫町フェス以来2度目。絶対ここでバンドでやりたいと思っていた。僕以外のみんなにとっては初めての会場だったので気持ちも高揚。タイちゃんというトリックスターがいなくなってもシーンとならなかったのは場の空気もあるのだろう。天気のいい日で、まだ明るいうちからリハーサルをして、だんだん空気の色がオレンジに変わっていきました。この日からモードは『slo-mo replay』にシフト。オープニングは「センチメンタル・ジャーニー」。四半世紀前もよくこの曲でライブを始めていた。

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インディ時代の楽曲をたくさん演奏するライブは昨年末にもスターパインズカフェでやったけれど、レコーディングからアルバム完成を経てからのステージはやっぱりちょっと感覚が違う。曲を自分の手のひらの上でちゃんと吟味しながら歌えるというか、初期衝動だけで闇雲に吐き出していた熱い息が、もうちょっときちんと呼吸を整えてしっかり吸って吐いてできるようになったというか、つまり演奏するのがとても楽しいのだ。

今回京都以降のセットリストに「keep on rockin'」が組み込まれたのは歌詞のなかに「スローモーリプレイ」という言葉が登場するからで、もちろん『slo-mo replay』というタイトルはそこからの引用なのだけど、この歌も今回演奏してみて昔よりもバーンと説得力が出てきたなと感じる。「believe in magic」からのパートは夏を先取り。「真夏のスキャット」は4人じゃ声が足りないなーと感じる。レコーディングでは4人で20人分くらい歌ってるから。会場のみんなと歌える日が待ち遠しいです。

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写真撮影タイムがとっぷり日が暮れたライブ後半だったのでここに掲載しているお客さんからの写真ではわからないけれど、ライブ途中まで空が明るくて日が落ちてどんどん夜になっていく風景が窓の外には流れていたはずで、僕が四半世紀かけて書いてきた歌っていうのはそういう時間の経過を描写した歌が多いからこの会場にとても似合ったのではないかなと思う。

この日も「手と手、影と影」は自分でも不思議なくらいエモーショナル。そこから「会えないかな」ではけっちゃんカメラ、須藤さん照明による撮影。音源でふたりしか演奏していないという点がうまく作用しました。その模様はここでご覧いただけます。そして京都も「ブックエンドのテーマ」で本編終了。

アンコールでは撮影タイム。会場にはメジャーデビューから僕らのことを深く知る友人やライターの岡村詩野さんも遊びにきてくれていたから「tsubomi」をどんな気持ちで聴いていたかなあと彼らの心を想像する。みんな何十年分もあれから歳を取ったね。最後は「雨の夜と月の光」、またこの会場でライブがやりたいなと思いました。すべてをサポートしてくれたSOLE CAFE村田夫妻、急なお願いを聞いてくれたははのきまぐれ川本くんたち、そしてご来場の皆さま、本当にありがとうございました。超たのしかった!

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終演後のGOMES THE HITMANはこのツアー最大の受難だった。ホテルにチェックインするも駐車場が全然見つからないという事態。なんでお店は全然開いてないのにこの日の京都はこれほど賑わっていたんだろうか。3,40分かけてようやく車を停めて(ホテルから遠い)、今度は「お腹へった」ということになり4人で街をうろうろ、なんか食べられるものはないかとふらふら。非常に大変な夜でしたが、これもいつか思い出になるのかな。  
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2022年04月12日

MEMENTO - NAGOYA(2022年3月19日 @ 名古屋 K.D.ハポン)【ライブ後記】

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もう随分時間が経ってしまったけれども、先月末に敢行したツアーの楽しさが忘れられなくて記憶を書き留めておこうと思います。名古屋でのGOMES THE HITMANライブ、『memori』レコ発が予定されていたのが当初2020年の3月20日だったので実に2年越しの実現。KDハポンは2018年『mono/omni/ripple』のボックスセットがリリースされた記念に初めてGTHで演奏したのだけど、そのときの高揚感とか音の密度をやっぱりいつまでも憶えていて、今回よいやっと念願の再訪。2018年はPLECTRUMアッキーがサポートしてくれたのが、今回は高田タイスケ。こんなこと想像もしたことなかったな。

朝に東京を出発するも渋滞に巻き込まれて全然ゆとりのない往路、僕は須藤さんとふたりドライブ旅で奇しくもWトシアキ「ドライブ・マイ・カー」状態。須藤さんとは『memori』レコーディング中なんかもふたりで話をする機会が多かったんだけど、学生時代30年前に知り合ってたくさん話をするようになったのは本当にここ数年のこと。知らないことがいっぱいあるし須藤さんも「山田ってそうなんだ。へえ」って思ってるんじゃないかなと感じる。

到着してすぐセッティングとリハーサル。この日は僕のギターアンプの音量をどこまで抑えるか、ボーカルとのバランスを取るのに時間をかけた。この会場は1階フロアと2階から見下ろす席があってとても変わっている。線路の高架下にあるから定期的に電車が通る音が響いて、大きな音で演奏しているときには気にならないけれど、静かな歌や曲間のMC中なんかはガタンゴトンという音が聞こえてきてどこかへ出かけたり家路に向かう人たちの生活を思うことになるから、もし次回ここでライブがあるときはみんな来たほうがいい。大好きな空間です。

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新作『slo-mo replay』CD完成後初めてのライブだったけれど『memori』レコ発でもあるのでアカペラ「metro vox prelude」からスタート、「baby driver」へなだれ込む。「毎日のポートフォリオ」も演奏するのが楽しい。もっと『memori』の歌をやりたいよねって思った。「夜明けまで」も「night and day」もこのツアーで名古屋でしか演奏しなかった曲目。「魔法があれば」「memoria」まで歌って『memori』モード。

そして「僕はネオアコで人生を語る」から始まる『slo-mo replay』サイドへ。タイちゃんは今回のためにインディー時代の楽曲もおぼえてきてくれた。自分でも不思議なくらい『memori』と四半世紀前の歌たちが繋がる。「レモンひときれ」なんか今年になってようやく初めて、曲を作ったときに思ったとおりの歌が歌えた気さえするのだ。「coffee」ではタイちゃん監督による撮影が行われ、今回のツアーの恒例行事となった(ここで観ることができます)。

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爆音を鳴らした「溶けて死ぬのさ」「houston」は間違いなくこの日のハイライトだったけれど、個人的にはその後の、焦土の煙のなかから浮かび上がるような「手と手、影と影」が印象的で、この日を境にこの歌に対する気持ちが変わったと言うか、またひとつ違う角度の光が当たって見たことのないような表情に気付いたというか、とにかく歌が世につれるということを再認識した夜だった。そして「ブックエンドのテーマ」で本編を締めくくるのがこれほどしっくりくるとは。このバンドを始めて29年とかになるけれど、やめないでここまで続けてきてよかったなあと本当に思います。

アンコールでは撮影タイム、「スプリングフェア」が相応しい季節でした。今回ここに掲載した写真はご来場いただいたお客さんたちから公式LINE宛に寄せられたもの。地方遠征ではバタバタしていつも写真が少なかったのが今回はいろんな角度から楽しめて嬉しい。ナイスアイデアだったなと思います。こちらから友だち登録をお願いします。続く「tsubomi」もこの季節に歌えてよかった。メジャーデビュー時に新録音バージョンを録ったので今回『slo-mo replay』からは外れているけれど、これも間違いなく四半世紀前のバンド黎明期の楽曲。そこから「饒舌スタッカート」「雨の夜の月の光」と大人げない学生バンドみたいな盛り上がり。超楽しかった。たくさんサインをできたのも嬉しかったです。

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まんえん防止等重点措置の最後の3日間と重なったツアーだったのでとにかくご飯を食べるのが大変な旅だった。この日は終演後ハポンのカレーやガパオライスを食べさせてもらえて救われた。とても美味しかったです。また何度でもここでやりたいと思いました。そしてなんとタイちゃんはこの日ライブが終わったら日帰りで東京へ戻るというハードスケジュール、我々は真夜中にホテルへ、慌ただしい旅の始まりの初日の終わり。

お待たせしました名古屋、どうもありがとう。ご来場いただいた皆さんに感謝。いい夜でした。  
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2022年04月11日

ラジオ英会話と100年

昨年11月から毎朝の楽しみだったNHK連続ドラマ小説「カムカムエブリバディ」が終わった。ちょうど30年ぶりにNHKラジオ英会話を去年の春から聴くようになって、しばらくして時期朝ドラの「カムカム」がラジオの英語講座がキーとなるドラマだと知ってびっくりしたのだけど、そういう偶然の符合の一致などもあいまって、3世代の100年を描くこのドラマをより一層楽しめたように思う。第一幕となる安子:岡山編では戦争の無慈悲さと愚かさを改めて思い知ったわけだけども、まさかこうやってロシアのウクライナ侵攻みたいなことが起こるとは思いもしなかった。

るい編、ひなた編ともに活き活きと自由に生きる登場人物たちの姿が毎日眩しかった。みんながみんな優しくて、思いやりと想像力に満ちていて悪い人がひとりもいなかった。後半の“伏線回収” も「そんなバカな!」と突っ込みつつもニコニコしたり泣いたりしながらその100年の歴史を見届けた。人は間違ってもやり直せる。そんな物語だったと思う。

僕はラジオ英会話を中学1年から高校を卒業するまで6年間聴き続けた。ある程度のところからルーティンワークになってくるのだけど、なぜこんなに続けられるかというとテキストのお話が面白いからなのだ。なんてことのないストーリーにもゆるやかな起伏やあっというような気付きがあって、明日も、また明日も、というふうに続いていく。ハロー、ハウアーユー?アイム・フィーリング・グッド、昨日とは違う世界の始まり。実は人生も同じような繰り返しかもしれない。

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2022年04月10日

日曜日18時半はレギュラーラジオ PRIMECATS RADIOです

毎週日曜日18時半はレギュラーラジオ番組 K-mix「PRIMECATS RADIO」です。吉祥寺の仕事部屋で収録して完パケてデータで納品するので録ったときとオンエア時に少々のタイムラグが生じるわけですが、今週のテーマ「桜にまつわる思い出」を僕は葉桜を窓の外に眺めながら聴くのです。皆さんのエリアではいかがでしょうか。冬の間は18時になると真っ暗だったのにどんどん日が長くなってきて、毎週決まった時間に放送されるプログラムを持っているとそういう季節の進み方にも敏感になれるからいいですね。今年はいつもよりも桜を眺める余裕のない忙しい春でした。去年とも一昨年とも少し違う。長いトンネルを抜けるように駆け抜けていけたらいいなと思います。

18時半にラジオで、radikoでお会いしましょう。

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2022年04月09日

【GWライブ情報】下北沢 lete での2年4ヶ月ぶりの有観客でのライブ開催決定

去年からずっとタイミングを見計らってきた下北沢leteでの、お客さんの前で歌うライブ。まだまだ不安はありますが新緑の5月に実に2年4ヶ月ぶりに有観客での公演を行いたいと思います。2年4ヶ月前は2020年の1月でした。『memori』がリリースされた後で、ソロ弾き語りで『memori』楽曲を全部歌うという企画で、その録音素材は『memori - LIVE RECORDINGS』というCDになりました。そのときも昼夜2回公演でしたが、今回も同様に昼夜2公演で開催します(定員数を減らして客席の間隔を開けます)。

leteはこの2年の間に換気機能付きのエアコンとかプラズマクラスター空気清浄機とか、トイレは非接触自動洗浄トイレになったり、淡々と設備投資を重ねてコロナ禍のその向こう側を見つめてきました。僕も何度も配信でライブをやらせてもらって、風に揺れる小さな灯が消えないようにと手をかざすみたいにこの唯一無二の空間で歌い続けてきて、昔みたいに戻れるのはまだまだ先かもしれないし、新しいやり方を学ばないといけないかもしれないんだけど、でもやっぱり小さなステージと親密な空間で歌うことは自分にとってとても大事な時間なのです。

どうか皆さま、いろいろご理解いただいて、慣れ親しんだ場所での新しい始まりを見守っていただけたら嬉しいです。昼夜公演は入れ替え制、チケット予約は下北沢leteのHPでの受付(4月17日11時から)。また近くなったらお知らせしますので手帳にメモをお願いします。今年のゴールデンウィーク、自分にとっての一番のイベントです。

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2022年5月5日(木祝)@ 下北沢 lete
夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽44


昼公演:14:30開場 15:00開演
夜公演:18:30開場 19:00開演
各公演とも 予約4000円/当日4500円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

昨年7月31日の配信公演以来9ヶ月ぶり、有観客としては2020年1月以来
実に2年4ヶ月ぶりとなるライブが決定しました。収容人数を少なくした
入れ替え2部構成で贅沢かつ万全の体制で「いつものlete」のステージを。
予約受付は4月17日(日)11時よりleteのHPから。緑の季節に下北沢でお会いしましょう。

下北沢 lete(http://www.l-ete.jp
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL:03-3795-0275  
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【GWライブ情報】渋谷 LIVING ROOM CAFE & DININGは現在予約受付中です

今年のゴールデンウィーク、大型連休は多い人だと10連休とかになるのでしょうか。ここ最近僕はずっとゴールデンウィーク中は東京を離れて地方へ行くのを避けているところがあります。一昨年からはコロナ禍だからなおさら。高速道路が渋滞したり公共交通機関も切符が取りにくくなったりして、音楽家にとって大型連休は悩ましい季節です。金曜とか月曜が休みの3連休だとツアーしたい!ってなるんだけど。今年も自宅作業をしながら5月の休日を過ごすことになると思いますが、東京で有観客のライブをやることにしました。そのひとつがすでに告知している4月30日(土)渋谷 LIVING ROOM CAFE & DININGでの弾き語り。渋谷でライブってなかなかないからワクワクするのですよね。

すでにたくさんご予約いただいていますが、まだお席に余裕があるとのことです。予約開始時に少し混乱がありましたが、現在ステージ正面パティオエリアの2〜4名席、1〜2名席、1名席に空きがあるそうなのでご予約お急ぎいただくか、すでに他のエリアを予約されている方で場所を変更したい方などは直接会場へお電話いただければと思います。この日は『slo-mo replay』をあらためて楽曲解説しながら全部歌おうと思っています。

ゴールデンウィークの始まりに、渋谷で18時にお会いしましょう。

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2022年4月30日(土)@ 渋谷 LIVING ROOM CAFE & DINING
【Living Live】山田稔明「FAVORITE POETーslo-mo replay」

出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)
ミュージックチャージ:¥1,000(別途1food+1drink)
演奏時間:1st 18:00-/2nd 19:00- 各30分演奏
ご予約:3/31(木)0:00より予約受付開始
LIVING ROOM CAFE & DINING(03-6452-5424)
http://livingroomcafe.jp/event/0430toshiakiyamada

・ご飲食と合わせて気軽にライブをお楽しみいただくことを目的としております。
演奏中も自由に会話やお食事をお楽しみください。
ただし、過度な物音や大声での会話はお控えくださいますようお願い申し上げます。
・アーティスト直接のご予約は承っておりませんのでご注意ください。
・席タイプは「リビング」「パティオ」「ダイニング」「Dカウンター」よりお選びください。
・「パティオ」がステージ正面エリアとなります。
・お客様はお会計時に任意でチップの設定が可能です。アーティストへのサポートになります。
・お席は二時間制となります。
・1stと2ndは入れ替え制ではございません。
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eplus LIVING ROOM CAFE & DINING
http://livingroomcafe.jp/
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-29-5 渋谷プライム5F
TEL:03-6452-5425  
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2022年04月08日

光の葡萄と日向の猫

5週間ぶりの全詩集制覇企画再開の「水曜日のインスタライブ」でした。去年の1月からスタートしたこの企画は15ヶ月を経てようやく2013年ソロ2nd『新しい青の時代』に辿り着き、この日は「光の葡萄」と「日向の猫」という自分にとって大きな大きな2曲を歌いました。GOMES THE HITMANの新作とそれに伴うツアーが続くなかでソロ作に立ち返るのはなかなか興味深い気付きをもたらしてくれます。インスタよりも画質のいいバージョンをYoutubeに公開しています。次回インスタライブは時期未定ですが、『新しい青の時代』ももう少しで完走。引き続きお付き合いください。

  
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2022年04月07日

福島県三春町 in-kyoでの山田稔明 3年ぶりのライブが決定

蔵前時代からお世話になってきた長谷川ちえさんのお店 in-kyo、2016年に福島県三春町に移転してから5度目となるライブが決定しました。ちえさんとはコロナ禍になってからもずっと何か一緒にやれないかと連絡を取り合ってきたのですが、ようやく3年ぶりの三春再訪です。in-kyoは小さなお店ですが、感染症対策でさらに席数を少なくした特別な空間になりそうです。もしできれば配信も?と相談をしているところです。とてもいい季節の旅になりそうで嬉しいな。できるだけたくさんの皆さんと同じ時間と空間を共有できますように!

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2022年5月29日(日)@ 福島 三春 in-kyo
山田稔明 LIVE 2022ーFAVORITE POET

14:00開場 14:30開演/ご予約 3500円 当日4000円
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

2019年4月以来3年ぶり5度目となる福島県三春町
でのライブ。この日限りのスペシャルなセットリストで
in-kyoの大きな窓にどんな風景が浮かぶでしょうか。

オフィシャルサイトRESERVEフォームにて
4月8日0時より入場予約受付を開始します。

三春 in-kyo(http://in-kyo.net/
福島県田村郡三春町中町9
TEL 0247-61-6650  
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山形 gura でのGOMES THE HITMAN公演が決定しました

2年前に計画されながらコロナ禍で無期限延期となっていた山形での『memori』発売記念公演、実に2年越しで開催決定となりました。予想外に生まれた新作『slo-mo replay』もあわせてGOMES THE HITMANにとって初の山形公演をメンバー全員今から心待ちにしています。昼公演なので遠方からのご来場も可能かと思いますのでぜひたくさんのご参加を。日付が変わる4月8日0時から入場予約受付を開始します。3月の名古屋・関西・東京のツアーがとても素晴らしいものになったので、この東北の旅も忘れられないモーメントだらけになる予感がします。ぜひ同じ時間と空間を共有しましょう。

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2022年5月28日(土)@ 山形 gura ラウンジホール
GOMES THE HITMAN LIVE2022
“SLO-MO REPLAY”

OPEN13:00 START13:30/料金 4,500円(ドリンクなし)
出演:GOMES THE HITMAN/Opening Act:堀 謙太郎

コロナ禍で開催無期限延期となっていた2020年『memori』レコ発公演から
実に2年越しでようやく実現するGOMES THE HITMAN初の山形公演。
さらなる新作『slo-mo replay』を携えてのステージです。

チケット予約:4月8日(木)0時よりオフィシャルサイトにて予約受付
予約フォームはこちら(4月8日0時から受付)
*予約フォームがうまく機能しない場合メールにて「info@gomesthehitman.com」宛に
件名「GOMES THE HITMAN山形公演」と明記の上お名前(フルネーム)・お電話番号・
チケット枚数をご記入いただきお申し込みください。整理番号はなく先着順の入場となります。

※ご来場の際はマスクの着用をお願いします。
※入場時は、備え付けの消毒液にて手指消毒を必ず実施します。
※飛沫感染防止の為、大声での会話・声援は禁止とさせていただきます。

山形 gura(https://gura-yamagata.jp/
山形県山形市旅篭町2丁目1−41  
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宮城NAKAO CAFEでのGOMES THE HITMAN公演が決定しました

2020年3月28日に公演が予定されながら、コロナ禍により開催無期延期となっていた宮城富谷市のNAKAO CAFE。実に2年越しのライブ開催決定です。山田稔明と近藤研二さんとで最初にライブを行ったのが2016年、それから幾度となくお世話になってきたNAKAO CAFEにてGOMES THE HITMANとしては2度目のステージとなります。本当に素敵なお店で、ぼーっとしているとあっという間に時間が経ってしまうのです、ここでは。『memori』レコ発パートも含みつつ最新アルバム『slo-mo replay』はもちろんオールタイムフェイバリット的な選曲でお届けする予定です。東北の皆さん、全員集合でよろしくお願いします。予約受付は本日4月7日(木)10時よりスタートです。

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2022年5月27日(金)@ 宮城県富谷市 NAKAO CAFE
GOMES THE HITMAN LIVE2022
“SLO-MO REPLAY”

OPEN18:30 START19:00/料金 4,500円(ドリンクなし)

コロナ禍で開催中止となった『memori』レコ発公演から
実に2年越しでようやう実現するGOMES THE HITMAN公演。
さらなる新作『slo-mo replay』を携えてのNAKAO CAFE再訪です!

チケット予約:4月7日(木)10時より受付
店頭、電話(022-351-7752)/メール受付 ivent@nakao-shop.jp
※件名に「GOMES THE HITMAN宮城公演」と明記の上、
お名前(フルネーム)・お電話番号・チケット枚数を
ご記入いただき、上記メールアドレスにお申し込みください。
2.3日過ぎましてもご返信がない場合、上記電話番号にご連絡下さい。

※ご来場の際はマスクの着用をお願いします。
※入場時は、備え付けの消毒液にて手指消毒を必ず実施します。
※飛沫感染防止の為、大声での会話・声援は禁止とさせていただきます。

NAKAO CAFE(https://www.nakao-shop.jp/
宮城県富谷市成田8-2-9 2F
問合せ:022-351-7752


  
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2022年04月06日

本日「水曜日のインスタライブ」を23時からやります

3月に入って毎週末のライブとかGOMES THE HITMAN新作発売などで忙しくして時系列での全詩集全曲制覇から遠ざかっていましたが、本日水曜日なので3月2日以来5週間ぶりのレギュラー回「水曜日のインスタライブ」を行います。2013年ソロ作『新しい青の時代』を「光の葡萄」から再開しますのでぜひリアルタイムでお付き合いください。今後のライブについての新しいお知らせがいくつかあります。3月はほんと飽きもせずたくさんの歌を歌いました。その反動か4月に入って少しぼんやりしている感じもありますので、また新しい再起動という感じで今晩歌ってみたいと思います。

それでは今夜23時にお会いしましょう。

山田稔明 instagram

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2022年04月05日

【急募】PRIMECATS RADIOではメッセージを募集中です

毎週日曜日18時半から静岡 K-mix で放送中の「PRIMECATS RADIO」、この4月で3年目に突入しました。リスナーの皆さんに急なお願いがあります。スケジュールの都合で今週中に番組収録を行うことになり、メッセージを募集したいと思います。4月後半にオンエア予定の回なのですが、テーマは「ゴールデンウィークになにする?どこいく?どうしたい?」です。コロナ禍で2年憂き目にあった大型連休ですが、今年はどうなるでしょうか。すでに予定が決まっている人もそうでない人も、仕事だよ!っていう人も妄想や希望を寄せてもらえたら嬉しいです。僕は今年はどんなゴールデンウィークかな…。ひとつ都内でライブが決定しそうです。4月30日も渋谷のカフェでライブなので意外と皆さんに会えるゴールデンウィークになるかもしれませんね。

どうか、どんな些細なことでもいいのでたくさんメッセージを金曜日くらいまでにお送りいただけたら嬉しいですよろしくお願いします。


K-mix 山田稔明のPRIMECATS RADIO|メッセージはこちらから

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2022年04月04日

今年の桜

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先週末は本当なら東京の桜のピークだったはずで、しかし月曜日まで冷たい雨が止まなかったから残念だった。用事があって三鷹通りの桜並木を車で走ったら冷たい雨のなかでもゴアテックスと防寒着で桜の写真を撮っている人も少なくなかったけれど、やっぱり青空の下で満開の花を愛でたい。天気の神様はいつも意地悪。僕の個人的に一番好きな桜は我が家の斜向いのお宅(今は空き家になっている)の庭にある大きな桜の木で、窓を開けると溢れる桃色の雲のような花々が空を隠してしまうほど。まるで自分のものみたいに毎年楽しみにしている。今年もポチ実と一緒に写真を撮った。スマホの昨日で「去年のあなたはこんな」とか「3年前の今日の写真」なんかがポーンと画面に表示されたりするから、今年の桜は早いとか遅いとか、そういうこともすぐわかるようになって便利。

午後から思い立って井の頭公園へ出かけた。吉祥寺に住んでいるのに桜の季節に井の頭公園を訪れないのは宝の持ちぐされである。思っていたよりも葉桜で完全にピークを過ぎた桜たちではあったけれど人の賑わいも華やかで池のスワンやボートも大渋滞だった。ぐるっと一周池のまわりを歩いてみると桃色の花弁が池を覆い尽くす風景や夕方の光に神々しく揺れる水面とか、やっぱりこういうのは必要な時間なのだなあと感じる。「やっぱり井の頭公園はいいなあ」と僕が心なかで思っていたら、すれ違う人がはっきりと言葉にして「やっぱ井の頭公園はいいねえ」と言った。多分ここに来た人たちがみんな心で思ったりつぶやいたりしている。やっぱり井の頭公園はいいなあ、と。

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2022年04月03日

日曜日18時半はレギュラーラジオPRIMECATS RADIO|本日いっぱいslo-mo replay ロンT受注受付締め切りです

今日は冷たい雨が降る東京ですが、街を車で流していると意外とたくさんの人々が防寒して桜を愛でている風景に出会いました。もう来週はすっかり桜はなくなってしまってもう一つ季節を進めた景色になるのでしょう。日曜日18時半はレギュラーラジオ番組「PRIMECATS RADIO」です。ずっと3月の日曜日はライブ続きだったのですが、ようやく久しぶりに自分自身リアルタイムで聴くことができます。テーマは「桜にまつわる思い出」で、ちょっとタイミング的に微妙だったかとも思うのですが、散りゆく桜を思いながら春の儚い瞬間に想いを馳せられたらと思います。次回も同じテーマでお送りしますので桜にまつわるエピソードをもうひと波お寄せいただけたら嬉しいです。

山田稔明のPRIMECATS RADIO
毎週日曜日18時30分〜18時55分(K-mix)


そして本日は新グッズ「slo-mo replay ロングスリーブTシャツ」の受注受付締切日となります。4色ありますので悩んでいる方もいらっしゃると思いますが、僕なら白を選びますね。メンバーにはスミが人気のようです。本日いっぱいで締め切って、4月中旬以降の発送を予定しています。また夏になったら半袖のTシャツを作るつもりです。おしゃれで使い勝手のいいものを目指しています。どうぞ今年もGOMES THE HITMAN.COMのアパレルをご愛顧ください。

オフィシャル通販STOREで「slo-mo replayロングスリーブT」をオーダー
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GOMES THE HITMAN LIVE2022 “SLO-MO REPLAY”(2022年3月27日 @ 吉祥寺 スターパインズカフェ)【ライブ後記】

3月27日のスターパインズカフェ公演からちょうど1週間が経った。ライブが終わってからしばらく忙しい日々だったりエイプリルフールがあったりしてバタバタしていたのが、昨晩アーカイブ視聴最終日に思い立って敢行したオンライン鑑賞会(あるいは反省会?)であの夜のことをすべて思い出した。昨日のように蘇った。少しソワソワしながら少し早めに会場入りするともうみんなメンバーが揃っていて、かなり余裕のある準備ができたこと、リハーサル中「溶けて死ぬのさ」をやっていたときに僕のギターの2弦が切れてそのまま「houston」まで続けて一旦ブレイクして「本番じゃなくてよかったね」と弦を替えたこととか、開演1時間前にはスタンバイができて差し入れでいただいた食べ物を楽屋でみんなで食べたこと、など。些細なことだけれどこれからもフッとこのときのことを思い出すのかもしれない。

昨年末に決めたこの日のライブ、『slo-mo replay』という作品にはまだその頃名前がなく、曲数も定まらず、本当に春のツアーがレコ発ツアーになるかどうかは五分五分っていう感じだったから、前の週の名古屋、京都、神戸の旅から繋がって吉祥寺にCDを持って辿り着けたことが本当に嬉しかった。この公演は唯一ライブ配信での中継があったのでライブのオープニング映像を前の日に作った。それがこれ。自分自身の高揚するテンションが観ているみんなにも伝染すればいいなと思ってワクワクしながら作ったのです。



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オープニングのBGMは須藤さんに頼んで「スプリングフェア(remix)」というのを急ごしらえしてもらった。その音を聴きながらステージへ。ツアーファイナルは「センチメンタル・ジャーニー」から。20数年前もこの曲からライブが始まることが多かった。続く「tsubomi」はメジャーデビュー時に再録したので今回のプロジェクトの対象からは外れたけれど紛うことなくインディー時代の核となる曲だったからこのツアーでは毎回演奏した歌。先週のラジオをみんなで録ったときに須藤さんが「遅れてきた青春」の完成版は録った音を適当な音量で再生してみたらもうそれでGOMES THE HITMANだった、という話が印象的だった。ライブで演奏しても同じようなことを僕も感じる。京都神戸そして東京と演奏した「keep on rockin'」、歌うのがとても楽しかった。“スローモーリプレイ”はこの歌から引いてきた言葉。

DISC1の秋冬から春のモードに対して、DISC2の夏感いっぱいの歌たちはきっとこれからの季節にすごくよく似合う。僕は今年四半世紀前に書いた歌たちをカーステで大きな音で鳴らしながら海へ行くことを楽しみにしているし、真夏のライブで汗いっぱいになりながらあの頃夢想した風景をリアルに感じながら演奏することを心待ちにしている。「believe in magic in summertime?」から始まるパートはまさに「夏支度の最中」という感じだった。「青年船に乗る」では日本ギタポ界のマイケル・ムーア監督登場。

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タイちゃんを迎えて「魔法があれば」。四半世紀前の楽曲群のなかにポーンと最近作の歌が登場、しかし地続きの道を淡々と歩いてきた感覚がある。ずっと見えない魔法について歌っているのだ、僕は。時間軸はまた25年前に巻き戻って「オレンジ〜真実」へ。再レコーディングして一番しかるべき形にトランスフォームした歌だと思っていて、ライブで演奏するときの気持ちも昔よりクリアになった。「レモンひときれ」も「coffee」もこの10年はアコースティックギターで演奏するのが当たり前の歌だったけれど、四半世紀前は楽器を持ち替えしたりしないでひとつのステージを一本のエレキギターでやってたのを思い出して、今回のツアーはアコギも車に積んであったけれど結局 MartinのエレキF-55だけしか使わなかった。これは個人的にはとても象徴的な出来事。

1998年「溶けて死ぬのさ」から2019年「houston」へと続く爆音パート、そこから「手と手、影と影」の流れが僕にとってのハイライトだっただろうか。「手と手」の感触が確実に変わったツアーだった。かけちがったボタン、傷つけたり気付いたり、目に見えない感情を想像することをやめないこと。想像とは創造でもある。REIMAGINEすることが『slo-mo replay』のコンセプトだったけれど、「手と手」まで再創造するとは思わなかった。

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告白的なMCから山田と堀越ふたりによる「会えないかな」。配信アーカイブを観たら他の3人のメンバーがちょこんとステージ袖に座って演奏を観ていたことに気付いた。僕とともに最古参のオリジナルメンバー堀越和子。来年で結成から30年になるのだな。本編の最後は「ブックエンドのテーマ」。この流れは毎回感慨深かった。さんざん20代前半に作った歌を歌った締めくくりに歌う同窓ソング。毎回本当に心から思うのです、みんなが元気でそして幸せでありますように、と。

アンコールからはさらにゆるく大学生的なサークル感が増大していく。「スプリングフェア」ではお客さんにステージ上の写真を撮影してもらう試み。公式LINEにたくさんの写真をありがとうございました。このブログの記事ではすべて野口耕一郎くんが撮ってくれた客観的で素敵な写真を掲げた(感謝!)。「僕はネオアコで人生を語る」は本当だったら出ないはずの、キー限界の音があるんだけど何故かステージ上ではスーッと歌えるから不思議。

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フィナーレは「雨の夜と月の光」、のはずだったのが鳴り止まない拍手に予定になかったダブルアンコール。ステージ裏で「どうする?なにやる?」とわちゃわちゃして「饒舌スタッカート」に。演奏も歌もめちゃくちゃ。でも超楽しかったよね。ステージ上の左右に置いてあったお立ち台に僕もタイちゃんも登ってギターソロ。大人げない。「饒舌スタッカート」って不思議な曲で、リハーサルで練習することもそんなになくて、ひとりでいるときにギター奏でたり鼻歌を歌ったりすることもない。ただお客さんが目の前にいるときにだけ本気で力の限りに演奏する曲。そんな曲が最後に残っててよかったなと思う。SPRING FAIR TOUR、病気も事故もなく、すべて完走。各地でお世話になった皆さん、ご来場いただいた皆さん、配信で参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。メンバーみんな、タイちゃんにも心から感謝を。

昨晩ツイキャスで配信したライブアーカイブを鑑賞しながらしゃべったりコメントしたりする試みは瞬発力と思いつきだけで敢行したものだったけれど、思いのほか充実したものになりました。スターパインズカフェ公演のアーカイブ視聴期間はもう終わってしまいましたがツイキャスのアーカイブを本日いっぱいくらい公開しておきたいと思います。3時間もあるんだけど、堀越さんが登場する 1:06:00 頃、高田タイスケくんが登場する 1:23:30 頃、けっちゃんが登場する 2:18:50 あたり、そして最後に再び堀越三登場の 2:32:10 くらいをつまんで観てもらうだけでも面白いかもしれません。いつもなら話さないような興味深い話をしています。ツイキャスのアーカイブはこちらからご覧ください。

3月はずっと楽しかった。春のツアーがようやくすべて終了した感じがします。またすぐに会いましょう。  
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2022年04月02日

【急告】本日4月2日(土)20時からツイキャス配信やります|スターパインズカフェ公演アーカイブをみんなで鑑賞

3月27日(日)に開催した吉祥寺スターパインズカフェでのツアーファイナル公演からまもなく1週間が経とうとしています。ライブ配信のアーカイブ期間が本日いっぱい(視聴チケットの販売は20時まで)なのですが、僕自身がまだバタバタしていてライブの模様を観られていないので、せっかくなので本日20時から無料配信のツイキャスでみんなで「せーの」で再生ボタンを押して2時間半のライブを一緒に観ながらおしゃべりする(みんなはチャット欄にコメントする)反省会をやりたいなと思います。山田稔明のツイキャスにて20時少し前くらいから集まりましょう。

すでに視聴チケットをお持ちの方、もうご覧になった方も最後にもう一回お楽しみいただけたらいいなと思うし、ライブ会場で直接ライブをご覧いただいた方も「ここはああだった」「これはこうだった」とネタ明かし的な楽しみ方もできるかもしれません。もちろんツイキャス配信だけを観てても面白いようなやつにはしようと思っています。スマホとタブレット、スマホとPC等ツイキャスとstreaming+の動画配信を同時に観られる環境が推奨です。下に掲載した動画はライブ本番中にサポートギタリストの高田タイスケ監督が撮影してくれたものですがこれを外側から観たらどれだけバカバカしかったか確認するのが楽しみです。この無料配信ツイキャスを(本公演の配信視聴は有料だけどね)3月の大行事だったSPRING FAIR TOURを締めくくる会にして、新しい季節へと足を踏み出したいと思いますのでお時間の都合よろしい方はぜひお付き合いください。



GOMES THE HITMAN LIVE2022 “SLO-MO REPLAY” after party
2022年4月2日(土)20時頃から山田稔明ツイキャスチャンネルにて(視聴無料)

*本公演配信チケットは本日20時まで購入可能(アーカイブ視聴期間は本日23:59まで)
販売URL:https://eplus.jp/sf/detail/3590240001-P0030001
視聴にあたっては「Streaming+視聴者ご利用ガイド」もご確認ください。
https://eplus.jp/sf/guide/streamingplus-userguide


山田稔明ツイキャスチャンネル
https://twitcasting.tv/toshiakiyamada  
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2022年04月01日

チミちゃんのチミチャンガ専門店

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皆さまへお知らせ

【チミちゃんのチミチャンガ専門店OPEN!】

チミちゃんこと山田ポチ実(三毛猫・7)がテックスメックスの人気料理として知られるチミチャンガの専門店を本日4月1日にオープンしました。皆さんはチミチャンガをご存知でしょうか?アリゾナ州ツーソンのレストラン El Charro の創業者であるモニカ・フリンが1922年にブリトーを揚げ油の中に偶然落としたのがチミチャンガの起源だと言われています。彼女はスペイン語の罵り言葉「Chingada=クソ!」を発する代わりに「名無し」を意味する「chimichanga=チミチャンガ」と叫んだことによりその名がついたと言われているのですが、実は「チミちゃん」の名前がその「チミチャンガ」に由来することはこれまで公にされていませんでした。

このチミチャンガ専門店をオープンする前にチミちゃんは「チミちゃん焼き」という回転焼き屋さんを経営していたのですが、冷凍食品の回転焼きに焼印を押しただけの商品では昨今の朝ドラ人気に起因する競合店に太刀打ちできずお店を閉店。心機一転して今回チミちゃんがチミチャンガを提供するお店、長年の夢が実現の運びとなりました。お店の名前は「CHIMI’S CHIMICHANGA」、チミーズと呼んでいただければ嬉しいです。ブリトーを油で揚げたチミチャンガは非常に高カロリーですが、年に何度か強烈に食べたくなる魅力を持つ魔法の食べ物です。めぐる季節のうちに何度か、チミちゃんのチミチャンガのことを思い出していただけたら!なお現在コロナ禍の感染状況を鑑み、テイクアウトのみでのご提供を行っております(オンラインでもご注文いただけます)。材料不足も重なり品切れとなる日も多くありご迷惑をおかけしますが、ポストカードやステッカーなどショップオリジナルグッズもありますので何卒ご愛顧ください。

それでは空腹のときにお会いしょう。
オラ!アミーゴス!チャオ!チミチャンガ!

令和四年四月一日

チミちゃんのチミチャンガ専門店 CHIMI'S CHIMICHANGA

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後日談:

昨日お知らせしたチミちゃんのチミチャンガ専門店ですが、営業2日目にしてチミちゃん「アタシ、働きたくない…」とのことなので残念ながら閉店することになりました。ポストカードとステッカー、無料のスマイルはもうしばらくオンラインでご提供できるようにしておきます。猫は勤労しなくていい。ただ存在するだけで尊いのです。

ここ15年くらいエイプリルフールになるとなんらかのネタをしこむという恒例行事を続けてきて、いつからか4月が近づくと憂鬱にすらなるほどなのですが、皆さんがニコニコ、あるいはニヤッとしてくれたり、どう間違ってかウソを信じてくれたりすると「ああ、今年も楽しかったなあ」ってなります。今回はチミチャンガを探しに福生の横田基地あたりまで出かけたり、メキシコ雑貨が必要で下北沢を散策したり、数日がかりの4月1日でした。アートディレクションと撮影はhoopline吉積里枝、モデルはチミータ。僕は子供の頃からプロレス好きだったんだけど今回初めてルチャリブレのマスクを買って超アガりました。今後は落ち込んだときに被ろうと思います。せっかくなので可愛いカードとステッカーを作ろうと制作中です。お届けまで今しばらくお待ちください。皆さんの新年度が微笑みとともにありますように。

山田稔明  
Posted by monolog at 17:15Comments(1)