2023年08月31日

GOMES THE HITMANアニバーサリーライブ第4弾|mono/omni/rippleを辿ります|今週末チケット発売

GOMES THE HITMAN結成30周年を記念して、年間5回計画した吉祥寺スターパインズカフェでのワンマンライブ。先週末、3回目が終わりましたが、ひとつ終わるとすぐまた次のライブがやってきます。ソロの制作と平行して、と思っていた自分が間違っていたな…と反省。やること考えることがたくさんあって全然手に負えないのです。今年はできることをこつこつとやる1年にシフトチェンジしました。一度落ち着いて。

次回のアニバーサリーライブは「ゴメスの名はゴメス vol.4 “ripple in my heart/進化・深化”」というタイトル、2002年『mono』、2003年『omni』、そして2005年『ripple』に焦点をあてたステージとなります。当時サポートギターを務めてくれたPLECTRUM藤田顕くん(アッキー)が合流してくれること、本当に今から楽しみです。3枚のアルバムから選曲するので当然すべての楽曲を演奏することはできないのですが、この混沌とした季節の風景が滲み出てくるようなセットリストになると思います。もしリクエストあればコメント欄にどうぞ。参考にさせてもらいますが、結局僕ら自身がやりたい曲を選ぶんだろうな。写真は2018年の「00-ism」ツアー時のもの。

チケットは今週末9月2日(土)10時よりイープラスで発売。すでに先行発売でたくさんご購入いただいいていますので、お早めのチケット確保をお薦めします!

77fa4e25 (1)

2023年10月7日(土)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
ゴメスの名はゴメス vol.4 “ripple in my heart/進化・深化”
出演:GOMES THE HITMAN

[山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明]
ゲスト:藤田 顕 from PLECTRUM(guitar)
18:00開場 18:30開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途/整理番号順入場・自由席)

2002年『mono』から2005年『ripple』までのVAPレーベル在籍時の
作品にフォーカスしたステージを、当時のサポートギタリストであり盟友
藤田顕(PLECTRUM)を迎えて。バンドが進化・深化し、7年の冬眠に
入るまでの波乱の季節を振り返ります。


前売りチケットは9月2日(土)10時よりイープラスにて発売
イープラス:https://eplus.jp/sf/detail/3950550001-P0030001


<upcoming schedule>
4月9日(日)vol.1 “the early days/再会”*終了しました
7月1日(土)vol.2 “after the long vacation/出発”*終了しました
8月27日(日)vol.3 “we built this city/成長”*終了しました
10月7日(土)vol.4 “ripple in my heart/進化・深化”
12月8日(金)vol.5 “flashback & headlight/現在位置と近未来”

吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251  

Posted by monolog at 08:49Comments(1)

2023年08月30日

ゴメスの名はゴメス vol.3 “we built this city /成長”(2023年8月27日 @ 吉祥寺 スターパインズカフェ)【ライブ後記】

結成当時のメンバーを迎えての第一回、オールスタンディングの客席と一体になった『weekend』を中心とした第二回に続き、“まちづくり三部作”としてリリースされた3枚のCDをすべて演奏する第三回目の「ゴメスの名はゴメス」、結成30周年とは自分たちの歩んできた道をもう一回再確認することなのかもしれない。長時間のリハーサルを3日間重ね、あわせてそれぞれが自分のパートを見つめ直して迎えた本番。夏休みの最後の日曜日。

また開場ギリギリまでリハーサルをしてしまう。長いことバンドやっててもこれはホント治らないクセ。もうちょっとゆとりを持ちたいなといつも思うのだけど。今回のライブのタイトルは「we built this city/成長」。“まちづくり”にかけてスターシップ1985年のヒット曲「シスコはロックシティ(原題:We Built This City)」をかけて、オープニングの出囃子にもそのフレーズを忍ばせた。衣装のコンセプトは「学生風」だったんだけど、僕のTシャツの胸には「SAN FRANCISCO」と書いてありました。こういう自己満足の忍ばせは楽しいね。

86301189-789E-4FB0-9252-C20787778F20

467D0CC8-1BCC-4278-914B-DF7B0BBCB9F1

A90BC66A-6CEF-4365-9C71-0037CA150588

静かなオープニング「自転車で追い越した季節」から目の覚めるような「言葉はうそつき」。今回サポートギターで参加してくれた橋本哲さんは当時のレコーディングとツアーにも参加してくれた人なので、フレーズも本物。いつも4人で演奏している歌たちがぐっと立体的に、画像数が増す感じがたまらない。「new atlas ep」に戻って「僕たちのニューアトラス」「街をゆく」と続けて。この日は本当にハイライトやクライマックスがたくさんあるステージだったけど、「街をゆく」のイントロなんて堪りませんでしたね。これ!これ!って感じ。季節をかけぬけていくセットリストは冬へ。この日も30度を超える猛暑だったけど。「北風ロック」「北風オーケストラ」「夜に静かな独り言」と歌っていくうちに冬の寒さを少しだけ思い出せたような気がした。季節を進めて「春のスケッチ」「午後の窓から」で一旦まちづくり休憩。

今年書いた新曲を初めてサポートゲストを迎えて演奏する機会。「余韻」は哲さんがワウペダルを踏んでくれて僕が思い描いたイメージにさらに近づいた。「レモンティーと手紙」ももう一人ギターが入ることで僕と堀越のツインリードという、今まで想像もできなかったことができるようになるのな。さて、今年3曲目の新曲を演奏する前に僕が日本語で初めて歌詞を書いた「プロポーズ大作戦」を。まさに30年前に作ったオリジナル。それまで英語でもごもごと何を歌ってるかわからない曲を作っていたのが、日本語詞に切り替えた最初の習作、わざと甘ったるい愛の歌を作って照れ隠ししたけれど、30年経って歌うとやっぱり言葉の意味も更新されていて感慨深い。新曲「新しい朝のワルツ」は「プロポーズ大作戦」の後日譚を想って作りました。「おはよう」の挨拶を英語で言うときに「It's time to rise and shine」という表現があって、このフレーズの由来には諸説あるなかで「起床して靴を磨いてピカピカにする」という軍隊のかけ声から生まれた、という説が僕は気に入って歌詞に折り込んだ。「Time to rise and shine/How I'm feeling fine」目覚めのいい朝を迎える歌。僕はマンドリンを弾きながら歌った。レコーディングでは録音したことがあったけど、バンドで演奏したのは初めてでした。

58323117-8B96-41BA-B6C1-8A92A498D4A2

A00BCFE8-A40A-4DC1-A024-6D4AACB38885

D5D3DA7B-C555-4E03-A3DA-DC0FEAA1C090

斎藤誠さんと杉真理さんにお祝いメッセージをいただいたのを客席の皆さんと一緒にステージで聴いて、“まちづくり三部作”を進めていく。このメッセージ、今週末のラジオで改めて紹介させてもらっていますのでぜひお聞きください。杉さんはちゃんと村田和人さんのことも話してくれた。本当にこのお三方のおかげで僕らは“成長”できたのです。この流れで演奏した「7th avenue」のポップさと「太陽オーケストラ」のロック的激しさはすごかった。間違いなくハイライトのひとつでした。

長時間に渡るステージ、「シネマ」では僕の左手がつってしまって焦った。何年バンドをやってても本番になってみないとわからない未知数な部分がたくさんある。「シネマ」の後半の怒涛の音の重なり、ずっと終わらないアウトロならいいのにと思った。「keep on rockin'」は明るいメロディが印象的な歌だけど、僕はいつも歌いながら泣きそうになってしまう。本編を締め括る「僕らの暮らし」、たどり着いた目的地は23年前に思っていた場所とは違うかもしれないけれど、後悔したりはしていない。今が一番良い「今」ならいいな。

87550781-690E-43D8-B281-49B8FD25FA42

4AAEF715-A5DF-43CF-8130-9E7E06EA3519

95F37688-10B4-497F-891A-58294B2EBDA5

ライブ直前になってマキシシングル「饒舌スタッカート」から「ねじを巻く」と「拍手手拍子」をこの日演奏したい、ということをメンバーに伝えたのは、その2曲が確実に“まちづくり”の延長線上にあったから(「饒舌」はちょっと違う)。「ねじを巻く」は特に、結成30周年のテーマ曲になり得る歌だなあと思った。この日初代ドラマーの山田くん(ちーやまくん)は妹と甥っ子を連れて遊びにきてくれていた。つい先日31年ぶりに再会した高校の同級生“どん底”宮下も何も言わずにライブを観にきてくれてびっくりしたり、止まった時計のねじが巻き戻る感覚。

“まちづくり”のエピローグ、「maybe someday」で大団円、のはずが拍手鳴り止まず、最後はみんな総立ちで「雨の夜と月の光」。感謝しかない、ご褒美みたいな。ミラーボールが回って光の粒が降り注ぐのがとてもきれいで、本当にこの夏は暑くてしんどくて、東京は雨も少なかったけれど、火照った心を静めるような月の雫に思えて感動しました。メンバー、哲さん、スターパインズカフェの皆さん、スタッフ全員、そして友人知人、最後まで付き合ってくれてありがとう。またここで会いましょう。

line_oa_chat_230828_064124
  
Posted by monolog at 09:15Comments(1)

2023年08月29日

50回目の「夜の科学 in 下北沢」は昼夜2公演とも完売御礼

10年目にして50回目を迎える次回の下北沢leteでの弾き語り定期演奏会「夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽」、夜公演完売を受けて追加した昼公演も定員に達しました。たくさんのお申し込みありがとうございます。思えばコロナ禍中に無観客配信をトライしたのはレテで、ライブを再開しても座席が埋まらない夜もあったので、1日2ステージでできるだけたくさんの人の前で歌えることが今はとても嬉しいのです。

いつもレテでは個人的に小さな奇跡みたいなシーンに出会うので毎回ライブを録画収録しています。前回の6月公演の様子を今週末にツイキャス配信します。まだ梅雨の季節でしたが、この酷暑を経て振り返るとやっぱりちゃんと初夏の歌をしっかり歌っています。四季折々の弾き語りワンマンと言えるでしょう。今月下北沢で、そして週末はスクリーンのなかでレテのステージをお楽しみください。

7A1F40F1-10EB-4FC0-B234-E0EC73F89A03

2023年9月23日(土)@ 下北沢 lete
夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽50[追加昼公演]

14:00開場 14:30開演/4000円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)


2023年9月23日(土)@ 下北沢 lete
夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽50 [夜公演]
18:00開場 18:30開演/4000円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)



両公演とも完売御礼、当日券の有無は
[ 昼公演 ] 公演日の13:00〜13:30に電話にてお問い合わせ下さい
[ 夜公演 ] 公演日の17:00〜17:30に電話にてお問い合わせ下さい
https://l-ete.jp/live/2309.html#d23



秋のレテ定期演奏会は記念すべき50回目。
いろいろありました。話すこともたくさん。
現在位置再確認の弾き語り最前線を
目撃してください。


下北沢 lete(http://www.l-ete.jp
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL:03-3795-0275




2023年9月2日(土)ツイキャスプレミア配信
夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽49

21:00配信スタート/視聴チケット2500円(約90分)
*アーカイブ視聴期間は2023年9月10日(日) 23:59 まで

6月17日に開催された下北沢leteでの公演の模様を季節を越えて
お届けします。まだ梅雨だった頃のお話。昼夜2公演のなかから
「夜の部」をお届けします。約90分のプログラムです。

視聴チケットはツイキャス公式ストアにて販売中
https://twitcasting.tv/toshiakiyamada/shopcart/256896
  
Posted by monolog at 07:26Comments(0)

2023年08月28日

ゴメスの名はゴメス vol.3 “we built this city /成長”(2023年8月27日 @ 吉祥寺 スターパインズカフェ)【SETLIST】

230828_085423

2023年8月27日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
ゴメスの名はゴメス vol.3 “we built this city /成長”


1.自転車で追い越した季節(cobblestone)
2.言葉はうそつき(cobblestone)
3.僕たちのニューアトラス(new atlas ep)
4.街をゆく(new atlas ep)

5.北風ロック(new atlas ep)
6.北風オーケストラ(cobblestone)
7.夜に静かな独り言(new atlas ep)
8.春のスケッチ(cobblestone)
9.午後の窓から(cobblestone)

10.余韻(新曲)
11.レモンティーと手紙(新曲)
12.プロポーズ大作戦(cobblestone)
13.新しい朝のワルツ(新曲)

14.思うことはいつも(cobblestone)
15.緑の車(maybe someday)
16.7th avenue(cobblestone)
17.太陽オーケストラ(cobblestone)

18.シネマ(cobblestone)
19.keep on rockin'(cobblestone)
20.僕らの暮らし(maybe someday)

EN
21.ねじを巻く(饒舌スタッカート)
22.拍手手拍子(饒舌スタッカート)
23.maybe someday(maybe someday)

EN
24.雨の夜と月の光(weekend)




GOMES THE HITMAN:
山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明
with 橋本哲(guitar)  
Posted by monolog at 09:41Comments(0)

2023年08月27日

夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽50、追加昼公演決定|今晩、8月28日(月)0時から受付

50回目の下北沢lete公演の即日完売を受けて、同日お昼の公演が追加決定となりました。
下北沢leteのHPにて8月28日(月)0時、つまり今晩24時から受付開始となります。
ぜひたくさんの方に観ていただけますように。

B696C475-A480-4235-9DB4-F3787278894C

2023年9月23日(土)@ 下北沢 lete
夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽50[追加昼公演]

14:00開場 14:30開演/4000円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

秋のレテ定期演奏会は記念すべき50回目。
いろいろありました。話すこともたくさん。
現在位置再確認の弾き語り最前線を
目撃してください。追加の昼公演です。

*予約受付は8月28日(日)0時(本日の真夜中です)よりleteのHPから
https://l-ete.jp/live/2309.html#d23

下北沢 lete(http://www.l-ete.jp
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL:03-3795-0275

  
Posted by monolog at 19:00Comments(0)

2023年08月26日

いよいよGOMES THE HITMANアニバーサリーワンマン第3弾です|当日券あります

いよいよ8月27日(日)はGOMES THE HITMAN結成30周年記念アニバーサリーライブの第3弾、1999年秋から2000年にかけてリリースした“まちづくり三部作”CD作品を振り返る「ゴメスの名はゴメス vol.3ーwe built this city/成長」です。架空の街を舞台に音楽でストーリーを紡いだ意欲作、杉真理さん、斎藤誠さん、村田和人さんというプロデューサー陣と作り上げる過程はまさに我々にとって「成長」期でした。

遊び心あふれる副産物もたくさん生まれた季節でした。会場にはイメージキャラクター「こぶるくん」も参上しますので、記念写真をぜひ。物販もいろいろ充実しています(クレジットカード使えます)。終演後には次回公演のチケット先行発売も。夏の最後の思い出作りにきてください。当日券もご用意しています。

暑い一日になりそうです。夏休みの最後の日曜日、吉祥寺でお会いしましょう。

58C6C0DC-4B9E-4049-8F23-167E41F139F4

gomes_30_0

2023年8月27日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
ゴメスの名はゴメス vol.3 “we built this city /成長”

出演:GOMES THE HITMAN
[山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明]
ゲスト:橋本哲(guitar)
16:30開場 17:00開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途/整理番号順入場・自由席)

1999年秋発表の「new atlas ep」、2000年4月リリースの2ndアルバム『cobblestone』
そして「maybe someday ep」という怒涛のリリースで綴られた“まちづくり三部作”を
全部演奏する夜、夏休みの最後の日曜日です。サポートギターに橋本哲さんを迎えて。



メール、公式LINEにて当日精算の前売り取り置き予約受付中
メールにて「info@gomesthehitman.com」宛に、件名「8月27日スターパインズカフェ」、
本文に「お名前/人数/ご連絡先」を明記の上お申し込みください。整理番号を持った方の
後に前売り料金当日精算でご案内します。



1993年に結成されたGOMES THE HITMAN。その読みづらいバンド名は
痩せっぽちで貧弱な青年 山田稔明が「名前くらいは強くマッチョな感じで」
と偶然テレビで見た何人ものマタドールをあの世へ送ったという屈強な闘牛
から取られました。それから30年。ゴメスの名はゴメスのまま結成30周年を
迎えるアニバーサリーイヤーに年間通して5回の公演で過去現在未来を綴ります。


<upcoming schedule>
4月9日(日)vol.1 “the early days/再会”*終了しました
7月1日(土)vol.2 “after the long vacation/出発”*終了しました
10月7日(土)vol.4 “ripple in my heart/進化・深化”
12月8日(金)vol.5 “flashback & headlight/現在位置と近未来”

吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251  
Posted by monolog at 23:37Comments(0)

2023年08月25日

今週末26日(土)正午より50回記念の下北沢lete公演受付|前回6月下北沢lete公演のツイキャス配信が決定

9月23日(土)に下北沢leteで2013年から続けてきた定期演奏会、記念すべき50回目の公演が決定しまして、今週末8月26日(土)正午より下北沢leteのHPにて入場申込受付が始まります。10年かけて季節に一回で50回、ひとつの達成点のような気がします。いつも現在位置再確認、最前線の歌を歌う場所、それが下北沢leteでした。これからの50回に向けてのスタートにもなります。小さなスペースですが、ぜひ一度でも何度でもお越しください。

あわせて、前回6月17日に行われた49回目のレテ公演「夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽49」の模様をツイキャスプレミア配信で季節を越えてお届けします。その頃はまだ梅雨でした。しっとりした曲が多めの初夏の風景が蘇ると思います。愛猫ポチの命日が近かったこともあり、センチメンタルなシーンもあります。この日は昼夜2公演でしたが、夜の部を90分に編集してお届けします。愛猫ポチ実が初めて我が庭に現れた9月2日(9周年)の配信です。チミちゃん記念日もお祝いできたら。コメント欄でリアルタイムチャットも楽しみです。ぜひお付き合いください。

9月はタイムトリップのオンラインで、そして記念すべき50回は会場でお会いしましょう!

IMG_3273

2023年9月2日(土)ツイキャスプレミア配信
夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽49

21:00配信スタート/視聴チケット2500円(約90分)
*アーカイブ視聴期間は2023年9月10日(日) 23:59 まで

6月17日に開催された下北沢leteでの公演の模様を季節を越えて
お届けします。まだ梅雨だった頃のお話。昼夜2公演のなかから
「夜の部」をお届けします。約90分のプログラムです。

視聴チケットはツイキャス公式ストアにて販売中
https://twitcasting.tv/toshiakiyamada/shopcart/256896



line_oa_chat_230319_102932

2023年9月23日(土)@ 下北沢 lete
夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽50

18:00開場 18:30開演/4000円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

秋のレテ定期演奏会は記念すべき50回目。
いろいろありました。話すこともたくさん。
現在位置再確認の弾き語り最前線を
目撃してください。

*予約受付は8月26日(土)12時(正午)よりleteのHPから
https://l-ete.jp/live/2309.html#d23

下北沢 lete(http://www.l-ete.jp
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL:03-3795-0275

  
Posted by monolog at 07:20Comments(0)

2023年08月24日

本日!杉真理さんのラジオ「アフタヌーンパラダイス」にゲスト出演します|16時台

今週末のライブはGOMES THE HITMANが1999年から2000年にかけて発表した“まちづくり三部作”を全部やるステージなのですが、その中核となる『cobblestone』に魔法をかけて華々しいポップアルバムに仕上げてくれた立役者は杉真理さんである。杉さんにもこのライブぜひ観ていただきたかったのだけど杉さんは別現場でのライブがあり叶わず「残念です〜」とやりとりしていたら「山田くん、木曜日のラジオに遊びにきてよ」とお誘いいただいた。久しぶりの「アフタヌーンパラダイス」です。

エフエム世田谷から生放送、全国のコミュニティFM80局ネット。インターネットラジオで全国で聴けますのでぜひ16時台、ラジオで、PCスマホで、午後の夕飯の支度中や仕事中の休憩時や、こっそり隠れてでもお楽しみいただけたら嬉しいです。三軒茶屋のキャロットタワー26階展望フロアのサテライトスタジオから生放送なのでお近くにいらっしゃる方はぜひこちらにも。杉さんに会うのは去年の年末に漫画家の江口寿史先生と一緒に痛飲したとき以来かな。この写真は、2020年の春まだ来ぬころ、新型コロナが、パンデミックとは何かがどんなものかわからないまま「外出自粛なのに」とこっそり、ひやひやしながら三宿で飲んだときの写真で、僕も杉さんも酔っ払っててとても楽しそうな顔が好きな1枚。

今週のテーマは「チェーン店」だそうです。メッセージやリクエストも寄せてもらえたら嬉しいな。

97FC2685-A6D2-47EF-8861-A13D3F5C9DCB

9FD4BD23-54F0-4431-988C-99C41636F4F7

エフエム世田谷「アフタヌーンパラダイス」13:00〜16:55
木曜日パーソナリティ:杉真理/アシスタント:山口真奈
16時台ゲスト:山田稔明(GOMES THE HITMAN)
スタジオキャロットより生放送 /15時からは全国80局ネット

https://fmsetagaya.com/
https://www.facebook.com/afpara.cfm

インターネットラジオでPCスマホ全国で可聴!
https://fmsetagaya834.airtime.pro/#

< メッセージ・リクエストはこちらへ >
Eメール:mail@afpara.jp
FAX:03-4330-1528  
Posted by monolog at 07:30Comments(0)

2023年08月23日

朝からGOMES THE HITMANリハーサル

今週末8月27日(日)吉祥寺スターパインズカフェで行われるGOMES THE HITMAN結成30周年記念公演「ゴメスの名はゴメス vol.3〜we built this city/成長」のためのリハーサル。いろいろみんなのスケジュールが混み合って、朝からスタジオへ(通常は午後から夜までっていうのが多い)。朝なら涼しいかというとそんなことは全然なくて、汗だくになって機材を運んで汗だくになって練習する。今回のライブは演奏曲数がとても多いので休憩も少なく、セットリストを練りながらどんどん進めていく。サポートギターを担う橋本哲さんには大変な思いを強いていると思うけれど、哲さんのフレーズが重なると楽曲がグンと立体的になるのが嬉しくてニヤニヤしてしまう。

『cobblestone』を含む“まちづくり三部作”は杉真理さん、斎藤誠さん、村田和人さんと3人のプロデューサー陣にたくさんの色をつけてもらったアルバムで、しかしこの数年はその頃の楽曲をメンバー4人だけでやるときに曲の骨格を意識して解体して、4人で鳴らせる音でシンプルにアレンジして歌うことが多かった。今回は音源を良く聴き返して2000年当時に作り上げたイメージを再現/再生したいなと思って演奏している。「ああ、ここはこうなっていたのか…」というような気づきがすごく多いし、もしかしたら初めて音源に忠実にやっている曲もあるかもしれない。毎回これくらい丁寧にやれたらいいんだけど、でもこんなふうに自分たち自身に向き合うことができるのが「アニバーサリー」の恩恵なのかもしれない。

今週末、夏休みの最後の日曜日に吉祥寺に集まりましょう。2000年から2023年、長い長い時間が経ちました。

BD721938-44F0-4AB2-8C8E-895E93059C36

2023年8月27日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
ゴメスの名はゴメス vol.3 “we built this city /成長”

出演:GOMES THE HITMAN
[山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明]
ゲスト:橋本哲(guitar)
16:30開場 17:00開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途/整理番号順入場・自由席)

1999年秋発表の「new atlas ep」、2000年4月リリースの2ndアルバム『cobblestone』
そして「maybe someday ep」という怒涛のリリースで綴られた“まちづくり三部作”を
全部演奏する夜、夏休みの最後の日曜日です。サポートギターに橋本哲さんを迎えて。



チケット好評発売中
イープラス:https://eplus.jp/sf/detail/3911430001-P0030001

メール、公式LINEにて当日精算の前売り取り置き予約受付中
メールにて「info@gomesthehitman.com」宛に、件名「8月27日スターパインズカフェ」、
本文に「お名前/人数/ご連絡先」を明記の上お申し込みください。整理番号を持った方の
後に前売り料金当日精算でご案内します。



1993年に結成されたGOMES THE HITMAN。その読みづらいバンド名は
痩せっぽちで貧弱な青年 山田稔明が「名前くらいは強くマッチョな感じで」
と偶然テレビで見た何人ものマタドールをあの世へ送ったという屈強な闘牛
から取られました。それから30年。ゴメスの名はゴメスのまま結成30周年を
迎えるアニバーサリーイヤーに年間通して5回の公演で過去現在未来を綴ります。


<upcoming schedule>
4月9日(日)vol.1 “the early days/再会”*終了しました
7月1日(土)vol.2 “after the long vacation/出発”*終了しました
10月7日(土)vol.4 “ripple in my heart/進化・深化”
12月8日(金)vol.5 “flashback & headlight/現在位置と近未来”

吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251  
Posted by monolog at 23:33Comments(0)

2023年08月22日

山田稔明 LIVE with 福田利之 at 浅間温泉 手紙舎文箱(2023年8月19日(土)@ 長野 松本 手紙舎文箱【ライブ後記】

10年ぶりの松本での弾き語り。前日入りして街歩きなどを楽しんでから歌うと、いろんな風景を間借りしてあたかもこの歌がこの街のサウンドトラックのように響くのが面白い、ということを改めて実感した。お昼に会場の手紙舎文箱に到着、もともと銀行だった建物をリノベーションしたもので、ビル全体の空間や間取りが贅沢な感じ、金庫室なんかも残してあって建物散策も楽しい。福田さんも前日入りしていて、久しぶりの再会。お互い暑さにやられてしまっている。とにかく長野松本の気温は高く、多分東京よりも日差しがきつい。この夏の最高気温というニュースが流れていた。

福田さんはお昼すぎからワークショップ。マスキングテープや紙片を使って封筒を作るというものだった。僕は一旦会場を出て急ぎ足で松本市美術館の草間彌生コレクションを見て、夕方にまた会場に戻る。どうしたって暑い。もはや夏は観光の季節ではないのではないか。夏休みは秋から冬に移動したほうがいい、と「コーヒーと豆 Laura」の店主が言っていたが、さもありなん。この日は音響機材を持ち込んでセルフPA、サイン会の列が進むなか公開リハーサル。みんなの良い時間のBGMになったなら。

0DEF87DB-6E38-4B79-AF93-FB117E554658

今回宮城に続きての「くりさぶろう」原画展なので何を歌おうかと思い悩んだが(栗の歌を作ったことがないから)「クレールとノアール」は白猫と黒猫の兄弟がくるくる回るイメージで作った歌なのでくりさぶろう三兄弟の仲良しさに通じるかなと思って1曲目に。僕と福田さんと言えば『新しい青の時代』、原画を紹介してから「どこへ向かうか」「光と水の新しい関係」「一角獣」「平凡な毎日の暮らし」「やまびこの詩」と続けて。よくもまあこれだけ風格のある歌がそろったレコードか、といつも思う。みんなおなかいっぱいになりすぎないか心配。

松本はドラマ「白線流し」の舞台なので、主題歌だったスピッツ「空も飛べるはず」をカバー。これは10数年前に初めて松本でライブをしたときも歌った。福田利之といえばスピッツのジャケットという方もいると思ったのでセレクトしてみました。福田さんを呼び込んでおしゃべり。福田さんはきれいごとを言わないところが、いい。毒があって、クセがあって、愛がある。今年の1月に一緒に作った「くりさぶろう絵描き歌」を久しぶりに。ふたりともだいたいのことを忘れていて、控室で練習(復習)したのも楽しかった。

4C39CE2D-631A-474C-B01F-EA780709D5E3

F8FC81BE-6A38-4D58-ABC3-831249B9E5D3

昼間は灼熱の太陽が降り注いでいたのに、夕方から外は土砂降りの雨、そして雷。太陽オーケストラ」をピカピカと閃光を感じながら歌うのも夏の風情。帰路の渋滞を想像しながら「glenville」。夏休みももう終わり、「月あかりのナイトスイミング」は松本の風景を借景に。「走馬灯」はこの1ヶ月で歌詞を少し書き換えたので歌って試してみたかった。『新しい青の時代』を締めくくる「ハミングバード」で本編終了。アンコールでは持参したミラーボールを回して、草間彌生の世界に少しだけ接近。福田さんにもう一回登場してもらって「くりさぶろう」もアンコール演奏。「セラヴィとレリビー」を歌い終わるころにはまだ暮れない空がオレンジ色の画期的な色をしていた。カメラで写そうとしても全然その色を捉えることができないような色。

遠くから近くから、松本駅からも少し時間がかかるこの場所まで足を運んでくださったお客さんに感謝。ニコニコと迎えてくれた手紙舎文箱の皆さん、カフェの皆さん、スタッフ、そして福田さんのおかげでここに来ることができました。本当にありがとうございました。夏の良い思い出ができた。また次はこんなに暑くないときに来たいです(切実)。

B11799BD-BDFF-4F12-8696-F489F79E08F9 2

IMG_2962

IMG_5229
  
Posted by monolog at 23:37Comments(0)

2023年08月21日

マウイ島で買った楽器と「緑の車」の話

映像制作会社で働いていた1996年、写真旅行でハワイのマウイ島へ行った。AD1年目は仕事の奴隷だ。徹夜続きでとにかくくたびれていて、朦朧としながら会社のワゴンに乗り込んで出発したから飛んだのが羽田か成田かどっちだったかも憶えていない。初めての海外旅行だった。同じハワイでも日本人観光客が多いオアフ島ではなく、マウイなのがナウいのだ、みたいなことを社長は言ってた気がする。コンドミニアムを1棟借りて約10人くらいの旅行だったか。疲れ果てた身体にマウイ島の空気はとにかく優しくて、どんどん元気が出てきて、僕は先輩とずっとフリスビーをやっていた。GOMES THE HITMANの初期楽曲にフリスビーが登場しがちなのはこの時のせいで、「日向の猫」では何十年ぶりかにフリスビーブームが到来したタイミングでの再起用だった。ナイトクラブに先輩に連れられて出かけてビールをたくさん飲んでヘンテコな踊りを深夜3時まで踊って宿に戻ると、早起きしてきた別の先輩に無理やり標高2436mのハレアカラクレーターへ連行された。映画「未知との遭遇」も撮影された大自然の絶景、真夜中の寒さがTシャツにフリースジャケット、一睡もしていない僕を襲った。死ぬかと思ったけれど、日の出を目の当たりしたときにじんわり身体が芯から熱くなっていくのを感じて、太陽を信仰の対象に持つ人間の気持ちがよくわかった。

このマウイでの旅で「THE MUSIC MAKER」という楽器を買った。ハワイアンミュージックの伝説ギャビー・パヒヌイのカセットテープは手に入れたけれどウクレレを買う経済的余裕はなくて、この見たこともない楽器なら手持ちのお金で買えたのだ。東欧の内陸国ベラルーシ製の楽器だ。マウイ島で買う意味はまったくない。だけど僕はこの合板で作られた台形の楽器をマウイで買った。GOMES THE HITMANがアマチュア時代から演奏している曲に「緑の車」というのがある。今週末のライブで演奏するので音源を聴いて復習していたら、サビの前にハープのような煌びやかな音がして記憶が一気に蘇った。キラリと鳴るその音はまさにこの「THE MUSIC MAKER」をかき鳴らした音だった。僕が持っていったこの楽器をプロデューサー村田和人さんが面白がってくれてダビングしたのだ。他のどの楽器でも替えが効かない響きがそこにはあって、巻き戻らない時間みたいに感じた。

メジャーレーベルとの契約がなくなって一番お金がない頃に僕はたくさんのレコードや機材と一緒にこの「THE MUSIC MAKER」をオークションに出して売った。この楽器は「緑の車」の煌めきを吐き出してその役割を終えた、と僕は思ったのだろうか。ああ、これが手元にあったらな、とは思うけれど、僕らは今でもしっかり「緑の車」をあるべき形で演奏することができる。なくなったもののかわりに、違う響きを鳴らすことができるということがわかっている。画像はネットから拾ったもの。いつかどこかの古道具屋で再会したら買い戻すかもしれないけどね。

マウイの街が山火事で焼失してしまったニュースを日々呆然と眺めた。マウイで買ったベラルーシの楽器と「緑の車」のことをこの数日ずっと考えている。被災地の一日も早い復旧・復興を心より願う。

m22325556524_3

c749814162.7
  
Posted by monolog at 23:00Comments(1)

2023年08月20日

下北沢leteでの定期演奏会「夜の科学 in 下北沢」vol.50開催決定

2013年『新しい青の時代』リリース時に始まった下北沢leteでの「夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽」。今年で10年、そして切りの良い50回目をこの秋に迎えます。いつもレテでは即時性のある、現在地再確認のための歌が歌えて、自分にとってはなくてはならない空間になりました。コロナ禍中に無観客配信にトライしたり、昼夜2部制という試みや、男性限定ライブっていうのもやったり、まさに“夜の科学”、様々な実験をここで繰り返してきました。6月以来となる秋のレテ、この夏いろいろ会ったので話すこともいっぱいあります。聴きたい曲、リクエストあればそれもコメントや公式LINEでお伝え下さい。

今週末8月26日(土)正午から予約受付。秋、下北沢leteで会いましょう。

line_oa_chat_230319_102932

2023年9月23日(土)@ 下北沢 lete
夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽50

18:00開場 18:30開演/4000円(ドリンク代別途)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

秋のレテ定期演奏会は記念すべき50回目。
いろいろありました。話すこともたくさん。
現在位置再確認の弾き語り最前線を
目撃してください。

*予約受付は8月26日(土)12時(正午)よりleteのHPから

下北沢 lete(http://www.l-ete.jp
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL:03-3795-0275
  
Posted by monolog at 07:27Comments(0)

2023年08月19日

山田稔明 LIVE with 福田利之 at 浅間温泉 手紙舎文箱(2023年8月19日(土)@ 長野 松本 手紙舎文箱【SETLIST】

B11799BD-BDFF-4F12-8696-F489F79E08F9

2023年8月19日(土)@ 長野 松本 手紙舎文箱(1F喫茶スペース)
山田稔明 LIVE with 福田利之 at 浅間温泉 手紙舎文箱


1.クレールとノアール
2.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
3.光と水の新しい関係
4.一角獣と新しいホライズン
5.平凡な毎日の暮らし
6.やまびこの詩
7.空も飛べるはず(スピッツ カバー)

8.くりさぶろう絵描き歌(with 福田利之)
9.太陽オーケストラ
10.glenville
11.月あかりのナイトスイミング
12.走馬灯(新曲)
13.ハミングバード

EN
14.太陽と満月
15.くりさぶろう絵描き歌(reprise)
16.セラヴィとレビリー  
Posted by monolog at 23:39Comments(0)

2023年08月18日

松本、この夏一番暑い日

山登り好きで信州松本に詳しい長男堂店主に「車が劇的に混むから松本にイベント当日入りは危険」と諭されて前乗りすることにした今回の旅。10年ぶりの弾き語りライブだけど、実は2019年の春にサトミツ&ザ・トイレッツで一泊の遠征をしているので過去の記憶と比較的近い記憶で頭の中が少し混乱してしまう。街を歩いていると少しずつ、あるいは突然いろんなことを思い出すから不思議。

もしかしたら東京や遠方から松本でのイベントに来られる方も多いかもしれないので今回立ち寄った場所をメモ。まず長男堂に薦められた「カレーとおやきsomething tender」はスパイスの効いたとても元気が出る美味しさであった。松本は36.6度を記録する今年最高気温の猛暑日だったらしく、僕も少し暑さにぐったりしていたけれどカレーで復活しました。「ちきりや」という民藝のお店に行きたかったけどそこは閉まっててまた改めて挑戦したい。ライブで何度かお世話になった「豆とコーヒーLaura」も閉まってたのはお盆明けだから例外的なお休みだったのかな。ふらっと入った「手仕事商會すぐり」では猫の展示をやっていて可愛かったです。古着屋さんがたくさんあって、かなりレアがビンテージバンドTシャツを発見して絶句したり(REM3万円!ソニック・ユース8万円!とか言って)。

レコード屋さんはマストで、BEATNIKSという老舗、MARKING RECORDSっていうインディー系マニアックで面白いショップを訪ねるのは2度目。もう何件か行きたいレコード屋さんがあります(セラーレコーズっていうとこに行ってみたい)。気になっていた「本・中川」という本屋さんで坂本千明さんの展示をやっていたので滑り込み。猫好きにはたまらない、贅沢な空間でした。店主さんがポチ実のことを知ってて一気に会話が弾んで、猫ってホント尊いなと思った。

夜はお店が閉まるのが早い。お蕎麦の口になっていたんだけど、「民芸レストラン盛よし」というお店でえらく肉肉しい夕飯を食べて翌日のライブに向けて精力を。涼しくなった夜の街を歩くのも楽しくて、松本はとてもモダンな街だなあとたくさん写真を撮ってしまいました。暑くて汗だくでクタクタ。多分ライブ当日も灼熱でしょう。とにかく健康第一で夏の思い出作りを楽しみましょう。インスタグラムにいろいろ投稿していますのでぜひご覧ください。

土曜日、松本手紙舎文箱で。

681849CD-DB0F-43A1-83EB-F9D4175E112E

2023年8月19日(土)@ 長野 松本 手紙舎文箱(1F喫茶スペース)
山田稔明 LIVE with 福田利之 at 浅間温泉 手紙舎文箱

16:30開場/17:00開演/18:30終演予定
*バスをご利用の方は、店舗目の前から19:18発松本駅行きのバスがございます。
定員:40名(先着順)
料金:3,500円+1drink 500円
申込み:以下サイトにてお申し込みください
https://coubic.com/tegamisha/473244
*お支払い方法はクレジットカードによる事前決済となります。

問合せ:TEL 0263-87-2716(手紙舎 文箱)
*ワークショップにご参加の方にはライブ時の1drink代をサービスいたします!

アルバムのジャケットイラストを福田利之さんが手掛けるなど親交の深いシンガーソングライター
山田稔明さん(GOMES THE HITMAN)のライブを手紙舎 文箱にて開催します!
ライブの合間には、福田さん作・山田さん編曲の「くりさぶろう」絵描き歌も聴けるかも!?


<車でお越しの方>
松本ICから7.1km、約25分。 長野道 松本ICを降り→国道158号を松本市街方面へ2km
→中央1丁目交差点を左折→道なりに4km直進→浅間橋東交差点を直進→中浅間交差点を過ぎ右手
<バスでお越しの方>
1)松本駅前バスターミナルまたは松本駅お城口バス停よりアルピコ交通バス浅間温泉行き利用28分、
ホットプラザ浅間前バス停下車(徒歩0分)
もしくは
2)松本駅前バスターミナルから「横田信大循環線」「信大横田循環線」に乗車、「浅間温泉入口」下車(徒歩約7分)
<タクシーでお越しの方>
松本駅前から約20分。浅間温泉郵便局を目指してお越しください。
<自転車にてお越しの方>
松本駅から20〜30分。

松本 手紙舎文箱(https://tegamisha.com/news_cat/tegamisha-fubako/
長野県松本市浅間温泉1-30-6(浅間温泉郵便局」隣)  
Posted by monolog at 23:38Comments(0)

2023年08月17日

夏のどん底で

水曜日、午後5時、僕はどん底で高校時代の友人に卒業以来の再会を果たした。「どん底」は新宿三丁目にある1951年創業の老舗洋風酒場だ。黒澤明、三島由紀夫をはじめ多くの文化人が愛したお店。数日前、突然に高校の同級生宮下が「お久しぶり」とLINEで声をかけてきた。1年のとき同じクラス(共学なのに男子しかいないクラス)でバレーボール部でも一緒だった宮下。入学して最初期の友だち、忘れるわけもなくはっきりその顔を憶えている。ひょんなことから高校の同窓会LINEグループに招待され、数十人いる名前のなかから僕のことだけ思い出したらしい。

久しぶりにもほどがあるけれど、彼のLINEアカウントが「宮下(どん底)」なのが気になって「なんなん?どん底って(ひどい暮らしをしてるのか?)」と問うと、「あ、おれ22歳のときから新宿のどん底っていう飲み屋で働いてます」との答え。衝撃の事実。どん底はレコード会社の人に連れていってもらって以来僕の大好きなお店で、いつかの年はバンドの新年会もここでやった。高校卒業以来会っていない宮下とずっとニアミスしていたことになる。「どん底、行く。今日行く!」と開店時間の17時にお店を訪ね、実に31年ぶりの再会。いろんなことを忘れていて、些細なことを憶えている。そして少しずつ欠けた記憶が蘇っていく感じ。1990年代からずっとお互い東京の街で暮らしながらも一度も交わることのなかった僕と宮下。「でも若くて何者でもなかった頃には知り合いに会いたくなかったよね」という意見で一致する。風の噂レベルでしか僕が音楽を生業にしてることを知らなかった彼、かかっていたお店のBGMをU2から『新しい青の時代』にしてくれたけれど、僕の歌をどう思っただろうか。

「お会計を」という頃に宮下が「LINEグループの名前見てて正直おまえだけ“会いたい”と思ったんだよ」と言った。照れるじゃん、バカ。50歳になる年の再会、またいつでも会えるっていうのが嬉しい。今度は誰をどん底に誘おうかと考えているところ。

IMG_2688

IMG_2685
  
Posted by monolog at 23:27Comments(0)

2023年08月16日

今週末のPRIMECATS RADIOは夏休み子どもスペシャル

昨年の夏からレギュラーラジオPRIMECATS RADIOに「小さなお友だち」としてたびたび登場してくれている凪くんは僕の母親と同じ誕生日。この8月13日で8歳になった。ダンラナチュールのなっちゃんがケーキを作って母と凪の誕生日祝いをしてくれた。母はラジオで凪がしゃべるのを聴いて「トシアキの小さか頃の話し方によく似とるねえ」と言って毎回楽しみにしていたから、この合同誕生会は嬉しかっただろう。

久しぶりに会った凪くんは髪が短くなっていて、丸っこかったのが少しシュッとした。いつものように、よくもまあそんな受け答えがスルスルと出てくるもんだなと感心するような口ぶりで今年の夏休みスペシャル用の収録も完了。今週末8月20日(日)と来週末27日(日)にPRIMECATS RADIOは夏休み子どもスペシャルです。楽しみにしておいてください。

11056AA1-42B2-4F33-BD11-66DF77B42BB2

K-mix「PRIMECATS RADIO」毎週日曜日18:30-18:55
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)
8月20日/27日ゲスト:子どもDJ凪くん  
Posted by monolog at 23:24Comments(0)

2023年08月15日

今週末は松本 手紙舎 文箱 で福田利之さんと

いよいよ今週末は長野県松本市 手紙舎文箱での福田利之さんとのイベント。僕自身は『新しい青の時代』リリースの2013年以来10年ぶりに松本で歌います。手紙舎さんから送られてきた展示の模様は心躍るもので、絵本「くりさぶろう」の原画はもちろん、目いっぱいディスプレイされた福田さんのポストカードの壁、実際に見たら壮観だろうなあと思います。この夏、はしもとみおさん、町田尚子さんと続いてきたアーティスト・クリエイターとの共演シリーズの締めくくりは大好きな福田センパイです。福田さんのワークショップは満席、ライブにもたくさんのお申し込みをいただいていますが、ライブのほうはもう少し席が用意できそうです。ぜひ地元の方、少し足を伸ばして小旅行の方も、真夏の松本へお越しください。

暑いのか、涼しいのか。夏の最後の思い出作りに。

2023-05-29 10.58.13

原画展示

福田さんPC壁

2023年8月19日(土)@ 長野 松本 手紙舎文箱(1F喫茶スペース)
山田稔明 LIVE with 福田利之 at 浅間温泉 手紙舎文箱

16:30開場/17:00開演/18:30終演予定
*バスをご利用の方は、店舗目の前から19:18発松本駅行きのバスがございます。
定員:40名(先着順)
料金:3,500円+1drink 500円
申込み:以下サイトにてお申し込みください
https://coubic.com/tegamisha/473244
*お支払い方法はクレジットカードによる事前決済となります。

問合せ:TEL 0263-87-2716(手紙舎 文箱)
*ワークショップにご参加の方にはライブ時の1drink代をサービスいたします!

アルバムのジャケットイラストを福田利之さんが手掛けるなど親交の深いシンガーソングライター
山田稔明さん(GOMES THE HITMAN)のライブを手紙舎 文箱にて開催します!
ライブの合間には、福田さん作・山田さん編曲の「くりさぶろう」絵描き歌も聴けるかも!?


<車でお越しの方>
松本ICから7.1km、約25分。 長野道 松本ICを降り→国道158号を松本市街方面へ2km
→中央1丁目交差点を左折→道なりに4km直進→浅間橋東交差点を直進→中浅間交差点を過ぎ右手
<バスでお越しの方>
1)松本駅前バスターミナルまたは松本駅お城口バス停よりアルピコ交通バス浅間温泉行き利用28分、
ホットプラザ浅間前バス停下車(徒歩0分)
もしくは
2)松本駅前バスターミナルから「横田信大循環線」「信大横田循環線」に乗車、「浅間温泉入口」下車(徒歩約7分)
<タクシーでお越しの方>
松本駅前から約20分。浅間温泉郵便局を目指してお越しください。
<自転車にてお越しの方>
松本駅から20〜30分。

松本 手紙舎文箱(https://tegamisha.com/news_cat/tegamisha-fubako/
長野県松本市浅間温泉1-30-6(浅間温泉郵便局」隣)  
Posted by monolog at 23:34Comments(0)

2023年08月14日

貸切り図書館83冊目(2023年8月12日 @ 鎌倉moln)【ライブ後記】

15502BC6-6B53-4750-92CA-541BFBE3CDDA

鎌倉モルンでの4年ぶりのライブ。コロナ禍中も不要不急なのにこっそり湘南へ遊びにいったり五十嵐くん綾ちゃんを訪ねてご飯を食べたりはしていたんだけど、生業である音楽を持ってこのお店に戻ってくることができて本当に嬉しい。夏休み中の渋滞を見越して少し早めに吉祥寺を出発、しかし道はスムーズで逗子まで行って海沿いの道を選んで走った。湘南の海は灼熱で、そこで人々が芋のように波に洗われている。眩しくて目が痛いほど。

モルンはいつものモルンだった。綾ちゃんがニコニコしていて五十嵐くんが機材をセットアップしてくれている。僕は静かな感動をひそかに感じつつも、何を歌おうか最後の調整を。五十嵐くんに「せっかくだからベース弾かない?」と提案したのはライブの前の晩だったから、真面目に練習。この日のモルンは満席。開演前、控室にいると壁一枚の向こうからはお客さんの楽しそうな声と笑いが聞こえてきた。「止まっていた時計が動き出す」という常套句があるけれど、モルンにさらなる賑やかさが戻ってきたのかなと嬉しくなる。友部正人さん、直枝政広さんというレジェンダリーな大先輩に続けて僕を呼んでくれた五十嵐くんたちに感謝。

392AA226-EA41-4987-B228-3B1E37ECAF2F 2

EAD46778-515C-48AF-9D47-9E09E8CB8870

日の暮れない夕方からのステージを想定して「夏の日の幻」「何もない人」と夏の太陽を封じ込めた歌からスタート。GOMES THE HITMAN『weekend』からもう1曲「長期休暇の夜」、この歌のとおり僕は鎌倉に長崎の駄菓子屋で買った線香花火と数年前から納戸で眠ってた花火セットを持ってきたのだ。モルン名物のイベント「貸切り図書館」はお気に入りの本の紹介と絡めて進めていくスタイル。まず紹介したのはピーター・キャメロン著「ウィークエンド」と「ママがプールを洗う日」。これはアップダイクの「カプチーノを二つ」を訳した山際淳司の名前を頼りに学生時代に手に取った本。その3冊はアルバム『weekend』の頃までの楽曲の歌詞に大きな影響を与えた。どのページを開いてもキラキラした活字が踊る本。

音源化されていない新曲群「saturday song」は“アナザー・ウィークエンド・ソング”、今年バンドのアニバーサリーライブのために書き下ろした「レモンティーと手紙」と「余韻」も弾き語りで歌うのが新鮮。鎌倉といえばサザンオールスターズ「鎌倉物語」。海のない町で育った僕はサザンを聴いて湘南を夢想したものだ。1985年のアルバム『KAMAKURA』からもう一曲サザンのカバー「夕日に別れを告げて」。外もちょうど暮れ始めていい頃合いに。綾ちゃんが材木座海岸の夕焼け空を “桃色爆弾” と命名したのは数年前。僕の歌にも「桃色の雲」というのがあるのでこの空に捧げる。桃色の雲の下で夏の最後の思い出が飛び立つあの羽根音を聞きながら。

D2DF4442-2AAA-4F39-9D37-097589EB379F

五十嵐くんを呼び込んで本の紹介。『怪のリディム』はミュージシャン劔樹人さんが描いた怪談漫画。劔さんが在籍するバンド「あらかじめ決められた恋人たちへ」が五十嵐くんのfishing with johnと近い界隈で活動していたこともあって、この本のこわおもしろさを教えてあげたかった。もう一冊、これは個人的にすでに五十嵐くんには推薦していた本なのだけど、伊藤聡著「電車の窓に映った自分が死んだ父に見えた日、スキンケアはじめました。」という個人的極私的コロナ禍のぼんやりした退屈を象徴する本。ここからしばらく僕のスキンケア話が続いて、五十嵐くんも前のめりで聞いててバカバカしかったよね。でもとても楽しかった。

五十嵐くんとの演奏は「glenville」「hanalee」「光の葡萄」。前夜のやりとりで「せっかくだからベース弾かない?」のあと直感で迷わず選んだのがこの3曲だった。やっぱり特別な歌たちなんだろう。何度も五十嵐くんと演奏したこれらの曲だけど、ベースとギター弾き語りでセッションするのは多分初めてで音の重なりがとても新鮮。弾き語りでは半音キーを下げて歌っている「hanalee」「光の葡萄」をオリジナルキーで響かせていることも新鮮な理由かもしれない。五十嵐くんはパーマをかけて、いい感じにミュージシャン風情が増した。今年初めての人前での演奏だったそうで、それがこの日のステージで嬉しいなと思う。

D88DE857-00AB-4E95-B543-AEE0B4C703EB

サニーデイ・サービスの本、北沢夏音著「青春狂走曲」と曽我部さんの「晴れた日には君の好きなレコードを」を紹介。コロナ禍に下北沢で無観客配信をやるときに何度か曽我部さんのカレー屋さん八月、その階上のPINK MOON RECORDSに立ち寄って、曽我部さんと立ち話するのが好きだった。コロナ禍初期にリリースされた『いいね!』というアルバムが僕は大好きで、そのオープニングトラック「心に雲を持つ少年」から捻ってThe Smiths「There is the Light that Never Goes Out」をカバー。一番好きなスミスの曲。“ずっと消えない光”をまとったまま新曲「走馬灯」。去年実家に帰ったとき作った歌、歌詞を8月になってから書き足した。あれからたった8ヶ月後にいろんな意味が付帯することになるとは思わなかった。

長崎と佐賀を車で移動したときに聴いた『ripple』(ブックオフで救出した)がとても心に響いて、あの伏し目がちなアルバムのなかで一番ハッと前を向かせてくれる「サテライト」を久しぶりに歌った。今読んでいる本としてミシェル・ザウナー著「Hマートで泣きながら」を紹介。「小さなハートブレイク」と「memoria」を今歌ったらどんな気持ちになるかと思って取り上げてみるが、なんともまだ言葉にできない。きっともうこの日ほど夏らしい風景を今年はもうないだろうと思って波音に誘われて「high tide」をアンコールに。最後は「セラヴィとレリビー」。歌いたいだけ歌った、という2時間でした。音楽って素晴らしいなと思いました。お客さん、五十嵐くん綾ちゃん、スタッフに友だちみんなに感謝。

0F6DFDB4-098D-485E-9B24-EAA54D93AC0A

IMG_2662

打ち上げで美味しいご飯を食べて、近況報告をしたり、しんみりしたり、あ!と思い出して花火をしたり、久しぶりに五十嵐家の猫たちを急襲してシャーシャー言われたり、この日は一日中、一瞬一瞬が印象深くて、とても良い日でした。砂浜で海を感じる余裕がなかったり(暑くて無理)、ディモンシュに立ち寄れなかったりしたから、また近いうちに、秋の海を見にいきたいと思います。  
Posted by monolog at 23:37Comments(0)

2023年08月13日

8月13日

8月13日は母親の74回目の誕生日でした。

もう自分もいい歳なのでそろそろそれなりにちゃんとしたお祝いを送らないとなあとぼんやり考えていたのですが、その母が先月逝去しました。唐津でのコンサート直前の突然の出来事で、コンサート前夜にお通夜、ライブ当日の午前中に告別式、親族と近親者での家族葬で送りました。父親のときもそうでしたが、目の回るような慌ただしさで様々な手続きに奔走し、それでも旧唐津銀行でのコンサートと唐津市近代図書館での演奏収録を予定通り完遂できたことは、晩年僕のSNSやライブ配信等を楽しみにしていた母に対する親孝行だったかもしれません。8月に入って長崎でのコンサートの後ふたたび佐賀に数日滞在し、母が住んでいた部屋の遺品整理と掃除、退去手続き、最後まで母の足となった軽自動車の廃車手続きを済ませて帰京しました。

この10年くらい体のいろんなところが悪くて「わたしは病気のデパートたい」と笑っていた母ですが、昨年まで保険外交員の仕事で鳥栖基山と駆け回って、その力を使い切ったのかもしれません。仕事を辞めてからはベランダ園芸と趣味の料理、定期的になんだかわからない食材が冷凍されてクール宅急便で届く1年でした。この数年は可能な限り帰省して様子を伺ったり毎日LINEのやりとりをしたりしていました。自分は最後まで母親に優しくできなかったという後悔がありますが、ここ数年続けて地元の大きなホールで歌を歌う機会があって、一人息子を友だちに自慢したりちょっとだけ誇らしく思わせることくらいはできたかもしれません。お別れのときにたくさんの職場の若い後輩の皆さんが号泣しているのを見て、母には母の毎日の暮らしがあったのだなと改めて気付かされました。

母がいなくなってから、少し前に送られてきて冷凍庫で凍っていた母のカレーを温めて、最後の手料理を味わいました。僕の手元には少しの写真と仕事のときに使っていたであろう母の名前が刻まれたボールペンが残りました。実家がなくなってしまったけれど、あれこれ理由をつけて佐賀にはこれまでどおり里帰りしようと思っています。やっぱりこの数週間でちょっと疲れて果ててしまって、いろんなスケジュールが先延ばしになったり、一旦保留になったりするかもしれませんが、こういう事情があったということをご理解いただけたら嬉しいです。

母との最後のメッセージのやりとりは「ライブがんばって!」でした。これからも自分ができるかぎりのことを頑張りたいと思います。

7534FC6D-4C6E-4FEE-B79A-DEFEA5AFE149 6A3FB221-8FD4-42DF-ABD6-6F2F6F5E6FC8

僕の手帳にいつも挟んである母の若い頃の写真と遺品整理で出てきて初めて目にしたパスポートの写真です。  
Posted by monolog at 23:14Comments(0)

2023年08月12日

貸切り図書館83冊目(2023年8月12日 @ 鎌倉moln)【SETLIST】

392AA226-EA41-4987-B228-3B1E37ECAF2F

2023年8月12日(土)@ 鎌倉moln
貸切り図書館83冊目


1.夏の日の幻
2.何もない人
3.長期休暇の夜
4.saturday song(新曲)
5.レモンティーと手紙(新曲)
6.余韻(新曲)

7.鎌倉物語(サザンオールスターズ カバー)
8.夕日に別れを告げて(サザンオールスターズ カバー)
9.桃色の雲

10.hanalee(with 五十嵐祐輔 on Bass)
11.glenville(with 五十嵐祐輔 on Bass)
12.光の葡萄(with 五十嵐祐輔 on Bass)

13.There is the Light that Never Goes Out(The Smiths カバー)
14.走馬灯(新曲)
15.サテライト
16.小さなハートブレイク
17.memoria

EN
18.high tide
19.セラヴィとレリビー  
Posted by monolog at 23:25Comments(1)

2023年08月11日

今週末は鎌倉moln|完売御礼

コロナ禍になって、ふと思い立って遊びにいくことが何度かあった鎌倉ですが、本当に久しぶりにmolnで歌います。前回が2018年オズマガジンとトラベラーズファクトリーとのコラボライブ、「貸切り図書館」に関しては2013年と2014年、2017年に続いて4回目かな。好きな本を紹介しながら進めていくライブ、今回は「コロナ禍に読んだ本」がテーマです。チケットは完売御礼、たくさんの皆さんに会えますように。一ヶ月ぶりの関東近郊でのライブ、とても楽しみです。

IMG_4877

2023年8月12日(土)@ 鎌倉moln
貸切り図書館83冊目

出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)
16:30開場 17:00開演/charge:4000円(+1drink)

コロナ禍でずっとお休みしていた鎌倉molnの名物イベントが
復活、真夏の鎌倉で歌います。図書のテーマは「コロナ禍に
読んだ本」ということで、本のお話もいろいろ。
当日券キャンセル待ち等に関しては直接お店までお問い合わせください。

鎌倉moln(http://moln.jp/
〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町13-32 2階  
Posted by monolog at 23:08Comments(1)

2023年08月10日

唐津市近代図書館 はしもとみお展 LIVE「いきものたちの詩 言葉とメロデイ」が公開されました

7月24日に唐津市近代図書館の休館日を利用して、はしもとみお展の展示会場そのものを演奏の舞台にしてしまうという試み。朝早くから汗びっしょりになりながら設営して演奏して撮影しました。タイちゃん、みおさん、そして唐津市近代図書館の学芸員の皆さんも全員バックアップしてくれて実現した約40分のプログラムです。図書館での展示なので本や物語から触発された歌を取り上げています。8月11日(金祝)21時にプレミア公開後、どなたでも無料でいつでもご覧いただけますのでぜひ何度もお楽しみください。

IMG_1938

IMG_1936



Youtubeチャンネル「はしもとみおの放課後美術部」
唐津市近代図書館美術ホール「いきものたちの詩 言葉とメロディ」

出演:山田稔明、タカタタイスケ、はしもとみお
https://youtu.be/q91tqMpy5Qs  
Posted by monolog at 23:22Comments(0)

2023年08月09日

GOMES THE HITMAN「まちづくり三部作」特訓

今月末、8月27日のGOMES THE HITMAN30周年記念ライブの第3弾は1999年秋から2000年夏までかけてリリースした「new atlas ep」『cobblestone』「maybe someday ep」、いわゆる “まちづくり三部作” をすべて演奏する。なかなかの質と量、歌っていてとても新鮮だけれどやっぱり練習がたくさん必要。特に今回サポートギターで入ってくれる哲さんは僕ら以上に大変だろうと思う。ヘトヘトになりながらも「もう一回やってみよ!」とカウントが始まってバチッと然るべき音が組み合わさるとこれが気持ちいいのだ。

杉真理さん、斎藤誠さん、村田和人さんというポップス界の先輩たちをプロデューサーに迎えた “まちづくり三部作” の楽曲群はそれまでの闇雲なインディー〜セルフプロデュース時代の歌に比べて歌の身の丈に合った、美しく整った服を着ている。明らかにバンドの成長期の歌たちだ。あれから23年経って、年相応に成長したはずのGOMES THE HITMANがもう一回鏡を眺めて確かめながらあの頃の曲を片っ端から演奏するのをぜひ目撃していただきたいなと思います。

もう一回長時間特訓を経て、本番。夏休みの最後の日曜日に。

IMG_0970

2023年8月27日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
ゴメスの名はゴメス vol.3 “we built this city /成長”

出演:GOMES THE HITMAN
[山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明]
ゲスト:橋本哲(guitar)
16:30開場 17:00開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途/整理番号順入場・自由席)

チケット好評発売中
イープラス:https://eplus.jp/sf/detail/3911430001-P0030001

1999年秋発表の「new atlas ep」、2000年4月リリースの2ndアルバム『cobblestone』
そして「maybe someday ep」という怒涛のリリースで綴られた“まちづくり三部作”を
全部演奏する夜、夏休みの最後の日曜日です。サポートギターに橋本哲さんを迎えて。


1993年に結成されたGOMES THE HITMAN。その読みづらいバンド名は
痩せっぽちで貧弱な青年 山田稔明が「名前くらいは強くマッチョな感じで」
と偶然テレビで見た何人ものマタドールをあの世へ送ったという屈強な闘牛
から取られました。それから30年。ゴメスの名はゴメスのまま結成30周年を
迎えるアニバーサリーイヤーに年間通して5回の公演で過去現在未来を綴ります。


<upcoming schedule>
4月9日(日)vol.1 “the early days/再会”*終了しました
7月1日(土)vol.2 “after the long vacation/出発”*終了しました
10月7日(土)vol.4 “ripple in my heart/進化・深化”
12月8日(金)vol.5 “flashback & headlight/現在位置と近未来”

吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251  
Posted by monolog at 23:40Comments(0)

2023年08月08日

キコエマスカ?〜衛星に願いを(2023年8月5日 @ 長崎歴史文化博物館 1階ホール)【ライブ後記】

7月の唐津に続いて、九州長崎での演奏。前日福岡から入ってレンタカーで実家を経由して長崎へイン。鳥栖から長崎は高速道路で1時間半ほど。僕の故郷からはほんの少しのドライブでどこへでも行けるような気持ちにすらなる。昼間は灼熱の酷暑だけれど日が傾くと幾分楽になる。大村湾を眺めながらの夕暮れドライブはとてもいい時間だった。

翌朝長崎はこれでもかというほど晴れて、信じられないくらい暑い日の始まり。10時に会場入りしてサウンドチェックとリハーサル、町田尚子さんも到着して午後からのトーク&ライブの準備が進む。長崎歴史文化博物館は素晴らしい美術館、常設展も見せてもらったけれど約8万点の貴重な資料が並び、長崎という街のなりたち、外国との交流、キリシタン文化、さらには8月9日の原爆の日を前にして、この街の数奇な運命を思い圧倒された。

町田さんの展示は入り口と出口に長崎のために描き下ろされたふたつの絵、題して「満月楽団〜キコエマスカ?」と「Can you see me now?」。ポチが望遠鏡で星を探している。この日のライブのタイトルは「キコエマスカ?〜衛星(ほし)に願いを」、町田さんが展示準備をしているあいだ脳内でずっと「houston」が流れていたことに由来する。遠くにいる人を想うイメージ。

IMG_2023 IMG_2024

町田さんの絵本制作に関するお話もとても興味深いものだった。朗読も神妙な雰囲気があってよかったな。申し込み不要で自由入場制のイベントだったのでどれくらいのお客さんが参加してくれるのか不安だったのだけど、とてもたくさんの方に見ていただけてホッとした。僕の歌を初めて聴く方も多いだろうと思ったのでいつもより丁寧にしゃべって丁寧に歌いました。

九州の景色はまさに夏休みの色をしていたので「夏の日の幻」からスタート。“隙あらば猫” を歌でも実践しようと思ったけど、どうしても歌いたかったのでウサギと魚が登場して猫不在の「月あかりのナイトスイミング」。前回尾道に続いて「平凡な毎日の暮らし」を歌ったのは坂道と石畳と港のある長崎にもこの歌がよく似合うと思ったから。イベントタイトルのきっかけになった「houston」はまるでテーマソング。「ニャンとなるSONG」は町田さんからのリクエスト。会場から聞こえてくる「日向の猫」のラララの声、「lucky star」での力強い手拍子に僕自身が励まされました。

nagasaki

IMG_0719j

終演後にいつもの何倍もたくさんCDをお買い求めいただいた。こういうときに「ああ、もう一回歌を聴いてみたい」って思ってもらえたんだなととても嬉しくなります。いっぱいお声がけいただいてありがとうございました。尾道美術館でお世話になった館長さんや先日の唐津市近代図書館の学芸員の方も来てくださって感謝(驚)。里帰り中だったウレシカ夫妻にお会いできたのも嬉しかったな。ここで歌うきっかけを作ってくれた町田さんのおかげで素晴らしい経験ができました。慌ただしいスケジュールのなかバタバタでしたが、夜には町田さんと一緒に美味しいご飯を食べたり、大人の修学旅行みたいに夜景を見にいったりすることもできて楽しかった。

長崎は本当にいい街。小学校6年生の修学旅行以来、自分にとってずっと大好きな街です。また来たいと思いました。

617BD8C9-E586-4C40-97DC-F417C97F7850
  
Posted by monolog at 23:36Comments(0)

2023年08月07日

唐津市近代図書館でのはしもとみお展音楽ライブ「いきものたちの詩 言葉とメロディ」8月11日21時プレミア公開

先月、佐賀県唐津では旧唐津銀行での山田稔明、タカタタイスケ(PLECTRUM)、はしもとみお3人での公演は満員大盛況で終了。その2日後、今度はお客さんのひとりもいない休館日の図書館美術ホールで3人と彫刻動物たちとの演奏を収録しました。朝早くから夕方までかけて、図書館の皆さんにもサポートしてもらいながら全7曲、へとへとになりながらも素晴らしい映像が残せたと思います。こういう映像作品をみおさんと作るのは2021年春の福山美術館「月あかりのキャンプファイヤーソングス」以来。福山のときはコロナ禍で展覧会も開催中止という逆境を好転させて彫刻作品たちのすぐそばで演奏しましたが、2年後の唐津でそのときのノウハウを活かすことになるとは当時は思ってもいませんでした。

図書館での展示ということで、本をテーマに選曲した僕の歌、タイちゃんの歌、そこにみおさんがバイオリンで参加します。唯一無二の、他では見ることのできないコラボレーションになったと思います。今週末8月11日(金祝)21時から、はしもとみおYoutubeにてプレミア公開、どなたでも無料でお楽しみいただけます。我々出演者もリアルタイムでチャットでコメントする予定です。ぜひリアルタイムで、その後も繰り返し何度でも見ていただけますように。



2023年8月11日(金祝)@ Youtubeチャンネル「はしもとみおの放課後美術部」
唐津市近代図書館美術ホール「いきものたちの詩 言葉とメロディ」

出演:山田稔明、タカタタイスケ、はしもとみお
8月11日(金祝)21時プレミア公開

https://youtu.be/q91tqMpy5Qs  
Posted by monolog at 23:36Comments(0)

2023年08月06日

キコエマスカ?〜衛星(ほし)に願いを(2023年8月5日 @ 長崎歴史文化博物館 1階ホール)【SETLIST】

2023年8月5日(土)@ 長崎歴史文化博物館 1階ホール
町田尚子トーク&山田稔明ライブ
キコエマスカ?〜衛星(ほし)に願いを


1.夏の日の幻
2.月あかりのナイトスイミング
3.平凡な毎日の暮らし
4.きみは三毛の子
5.houston
6.ニャンとなるSONG
7.日向の猫
8.lucky star

IMG_0719j

617BD8C9-E586-4C40-97DC-F417C97F7850
  
Posted by monolog at 07:01Comments(0)

2023年08月05日

高橋徹也と山田稔明、大阪2マンのチケット8月5日10時より発売

56548284-59B9-4CFA-9B06-0FF1C109DE89 3

2023年10月21日(土)@ 大阪 雲州堂
高橋徹也・山田稔明 友だち10年記念
“ YOU’VE GOT A FRIEND ーwinter, spring, summer or fall? ”
ーautumn editionー

18:30開場 19:00開演/前売4000円 当日4500円(1ドリンク代600円別途)

高橋徹也と山田稔明が2013年を機に“友だち”になって
今年で記念すべき10年。男ふたり旅、四季を駆け抜けます。

チケットは8月5日(土)10時からライブポケットにて発売開始
https://t.livepocket.jp/e/ymd_takatetsu_osaka

※整理番号順入場
チケット申し込みの際に発行される番号順の入場です。
開場時刻の【15分前】以降に会場前までお越し下さい。
それより前の時間帯は会場前でお待ち頂けませんのであらかじめご了承ください。


CONTACT:GOMES THE HITMAN. COM
info@gomesthehitman.com

event space 雲州堂(http://www.iori-unshudo.com/
〒530-0046 大阪市北区菅原町7-2  
Posted by monolog at 08:46Comments(0)

2023年08月03日

今週末は長崎「隙あれば猫」町田尚子さんの絵本原画展で歌います

「8月の長崎はとにかく暑いので気をつけて」といろんな方から忠告を受けているんですが、もうどこにいても逃げ場所もないくらいの酷暑。確かに先週下見に行ったときも陽炎が出るくらいの灼熱で、路面電車の街をちょっと散歩でも、みたいな気分に全然ならなくて、これからの時代に夏休みって気候的に旅行シーズンには相応しくないのかもしれない。だけど、去年から計画を立ててきた尾道に続いての長崎での町田さんの展示、今週末に迫りました。ほどほどの天気でお手やわらかに、太陽よ。

猫が登場する歌をたくさん歌います。観覧無料、ふらっとお越しください。

top

talk_live

2023年8月5日(土)@ 長崎歴史文化博物館 1階ホール
町田尚子トーク&山田稔明ライブ
キコエマスカ?〜衛星(ほし)に願いを

出演:山田稔明/町田尚子
13:30開演(15:15終了)/観覧無料ですが本展観覧券が必要です(半券可)
15:30から町田尚子さんのサイン会があります(すでに締切)

http://www.nmhc.jp/exhibition/2023/sukiarabaneko/index.html

長崎歴史文化博物館(http://www.nmhc.jp/
〒850-0007 長崎市立山1丁目1番1号  
Posted by monolog at 23:43Comments(0)

2023年08月02日

8月の予定まとめ

8月の満月は「スタージョンムーン」というそうで、スタージョンとはチョウザメの意味。アメリカ先住民たちはチョウザメの豊漁を願って8月の満月を“スタージョンムーン”と呼んでいたそう。アメリカ大陸のどこでチョウザメ漁をやってるんだろうか。満月の2日よりも前日の月がとても綺麗で(満月の日は明るすぎた)オペラグラスでずっと眺めていました。

8月は毎週末ごとに長崎、鎌倉、長野松本と音楽の旅が続きます。そして最後、夏休みの最後の日曜日8月27日はGOMES THE HITMANのアニバーサリーワンマン第3回目。どうにかこの灼熱の真夏を体調などくずさずに駆け抜けてやるべきことをしっかり完遂したい。いろんな場所でたくさんの方にお会いできますように。下記、予定をまとめます。

C2A4411B-25AC-4E9D-B31A-DAB941947B6B

EFF85A5D-F554-4CF4-9154-34A4E212BEDF

2023年8月5日(土)@ 長崎歴史文化博物館 1階ホール
町田尚子トーク&山田稔明ライブ
キコエマスカ?〜衛星(ほし)に願いを

出演:山田稔明/町田尚子
13:30開演(15:15終了)/観覧無料ですが本展観覧券が必要です(半券可)
15:30から町田尚子さんのサイン会があります(すでに締切)

http://www.nmhc.jp/exhibition/2023/sukiarabaneko/index.html

長崎歴史文化博物館(http://www.nmhc.jp/
〒850-0007 長崎市立山1丁目1番1号




2023年8月12日(土)@ 鎌倉moln
貸切り図書館83冊目

出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)
16:30開場 17:00開演/charge:4000円(+1drink)

コロナ禍でずっとお休みしていた鎌倉molnの名物イベントが
復活、真夏の鎌倉で歌います。図書のテーマは「コロナ禍に
読んだ本」ということで、本のお話もいろいろ。

チケットは完売・キャンセル待ちを受け付けます
「8/12山田稔明ライブ・キャンセル待ち」とタイトルに付け
◯お名前◯人数◯お電話番号(代表者のみ)
を明記の上、「info@moln.jp」までお申し込み下さい。
お席をご案内できる場合折返しご連絡します。

鎌倉moln(http://moln.jp/
〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町13-32 2階




2023年8月19日(土)@ 長野 松本 手紙舎文箱(1F喫茶スペース)
山田稔明 LIVE with 福田利之 at 浅間温泉 手紙舎文箱

16:30開場/17:00開演/18:30終演予定
*バスをご利用の方は、店舗目の前から19:18発松本駅行きのバスがございます。
定員:40名(先着順)
料金:3,500円+1drink 500円
申込み:以下サイトにてお申し込みください
https://coubic.com/tegamisha/473244
*お支払い方法はクレジットカードによる事前決済となります。

問合せ:TEL 0263-87-2716(手紙舎 文箱)
*ワークショップにご参加の方にはライブ時の1drink代をサービスいたします!

アルバムのジャケットイラストを福田利之さんが手掛けるなど親交の深いシンガーソングライター
山田稔明さん(GOMES THE HITMAN)のライブを手紙舎 文箱にて開催します!
ライブの合間には、福田さん作・山田さん編曲の「くりさぶろう」絵描き歌も聴けるかも!?

松本 手紙舎文箱(https://tegamisha.com/news_cat/tegamisha-fubako/
長野県松本市浅間温泉1-30-6(浅間温泉郵便局」隣)




2023年8月27日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
ゴメスの名はゴメス vol.3 “we built this city /成長”

出演:GOMES THE HITMAN
[山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明]
ゲスト:橋本哲(guitar)
16:30開場 17:00開演/前売4500円 当日5000円(ドリンク代別途/整理番号順入場・自由席)

チケット好評発売中
イープラス:https://eplus.jp/sf/detail/3911430001-P0030001

1999年秋発表の「new atlas ep」、2000年4月リリースの2ndアルバム『cobblestone』
そして「maybe someday ep」という怒涛のリリースで綴られた“まちづくり三部作”を
全部演奏する夜、夏休みの最後の日曜日です。サポートギターに橋本哲さんを迎えて。


1993年に結成されたGOMES THE HITMAN。その読みづらいバンド名は
痩せっぽちで貧弱な青年 山田稔明が「名前くらいは強くマッチョな感じで」
と偶然テレビで見た何人ものマタドールをあの世へ送ったという屈強な闘牛
から取られました。それから30年。ゴメスの名はゴメスのまま結成30周年を
迎えるアニバーサリーイヤーに年間通して5回の公演で過去現在未来を綴ります。


<upcoming schedule>
4月9日(日)vol.1 “the early days/再会”*終了しました
7月1日(土)vol.2 “after the long vacation/出発”*終了しました
10月7日(土)vol.4 “ripple in my heart/進化・深化”
12月8日(金)vol.5 “flashback & headlight/現在位置と近未来”

吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251  
Posted by monolog at 23:40Comments(0)

2023年08月01日

高橋徹也 × 山田稔明 友だち10年記念、大阪編 開催決定|今週末8月5日からチケット発売

今年で“友だち” になってちょうど10年。キャロル・キングの「YOU'VE GOT A FRIEND」にあやかって「winter, spring, summer or fall」と季節に一回ずつ男二人旅していけたらいいなと考えて始めた高橋徹也さんとの2マン企画。初回の初夏の名古屋を経て2回目、秋編の舞台は大阪に。友だち記念なんていう極めて個人的なアニバーサリーを10月の大阪雲州堂で皆さんとお祝いできたら。今年の春に書いたふたりの意気込みコメントを以下に改めて再掲します。


いろんなところで話しているエピソードだけど、僕が初めて高橋徹也に会ったのは1996年の川崎クラブチッタ。僕はミュージックビデオ撮影のスタッフADで、高橋徹也はステージ上で細身のスーツを来て「真夜中のドライブイン」を何度も繰り返し演奏していた(再生ボタンを押していたのは僕だ)。初めて会ったときからタカテツさんはロックスターで、僕は舞台裏で走り回る何者でもない人間だった。

それから4、5年経って初めて対バンしたときのことをよく憶えている。僕は妙に意識してしまって気負って、多分ほとんど口を聞かなかったと思う。目も合わせなかったかも。「なんだよアイツ、スカしやがって」とすら思ったかもしれない。憧れて眺めたシンガーソングライターと同じステージに立ったことが自分にとってひとつの印象的な出来事ではあったかもしれない。

2013年に改めて共演したときに彼の音楽に大きな衝撃を受けて、人間性そのものに興味を持った。『大統領夫人と棺』を繰り返し聴いて唸った。ご飯でも食べにいきましょう、と連絡をくれたのはタカテツさんで、それ以来僕らは友だちだ。僕は40歳になるところだったけれど、こんな歳になって親友ってできるんだなと驚いた。普段は本当にどうでもいいような、レコードの話とか好きな女優さんの話とか人の噂とか、そんなことばっかりのやり取り。僕とタカテツさんは2学年離れていて、僕が中1のときに彼は中3だったから中学時代に会っていたら絶対友だちになっていない。大人になるっていいことだ。青春は何度でも蘇る。自分が望むなら。

そろそろいい年齢になってきて、僕もタカテツさんも心も体も親のことなんかもいろいろ大変。でも愚痴や弱音を吐ける相手がいて、それが素晴らしい音楽家なのは本当に最高。勇気をもらっている。今年で“友だち”になって10年。お互い最後のときまでずっと仲良く付き合っていきましょう。

2023年春
山田稔明



山田稔明くんと最初に会ったのは確か西暦2000年ちょうどくらいのこと。下北沢440でのイベント共演が初対面だったと思う。僕はソロ活動という特異性もあって、それまでほとんどミュージシャン同士の横の繋がりや友達と言える存在がいなかった。なので山田くんと初めて会ったその日も、お互い言葉を交わすことも、連絡先を交換するようなことなく、その場を後にしたと記憶している。

その後、随分と年月が経った2013年のあくる日。再びイベントでの共演が決まり、会場である吉祥寺Star Pine's Cafeで再会を果たす。その頃はちょうどお互いに新しいアルバムをリリースしたばかりの時期で、彼の代表作とも呼べる『新しい青の時代』を、新譜としてリアルタイムで聴くことが出来たのは幸運だったと思う。実際にその日観た山田くんのライブ(バンド編成だったかな)も素晴らしく、この人、こんなに凄い人だったんだと、嫉妬交じりに強く感銘を受けた。それから今日まで良き友人としての付き合いが続いている。

やっぱり親しき中にも音楽ありというか、よくメシを食いに行くようになってからも、年末にスイーツ会をするようになってからも、珍しいレコードを頼まれて買ったりする仲になっても、山田くんと彼の音楽に対する尊敬の気持ちはずっと変わらない。そしてどこかでまだライバル意識みたいなものもあるんだろうなとも思う。なんてまぁ大真面目に書いてみたものの、普通に気の合う友達ってところが一番本音だろうけど。友達十年。またここから先、楽しい演奏の旅が出来るといいな。これからもヨロシク!

2023年春
高橋徹也


56548284-59B9-4CFA-9B06-0FF1C109DE89 3

2023年10月21日(土)@ 大阪 雲州堂
高橋徹也・山田稔明 友だち10年記念
“ YOU’VE GOT A FRIEND ーwinter, spring, summer or fall? ”
ーautumn editionー

18:30開場 19:00開演/前売4000円 当日4500円(1ドリンク代600円別途)

チケットは8月5日(土)10時からライブポケットにて発売開始
https://t.livepocket.jp/e/ymd_takatetsu_osaka

※整理番号順入場
チケット申し込みの際に発行される番号順の入場です。
開場時刻の【15分前】以降に会場前までお越し下さい。
それより前の時間帯は会場前でお待ち頂けませんのであらかじめご了承ください。


CONTACT:GOMES THE HITMAN. COM
info@gomesthehitman.com

event space 雲州堂(http://www.iori-unshudo.com/
〒530-0046 大阪市北区菅原町7-2  
Posted by monolog at 10:26Comments(0)