2024年10月08日

GOMES THE HITMAN、大阪と東京で年末感謝ライブを開催|25th Anniversary FInal

2024年はGOMES THE HITMANがメジャーデビューして25周年のアニバーサリー、1年を通してたくさんライブを重ねてきました。1999年から四半世紀分、全キャリアのリリース作からたくさん曲を演奏してきましたが、1年を締めくくるリクエストライブを大阪と東京で開催して今年1年の感謝にかえさせていただきます。チケット申し込み時にリクエストフォームがありますので聴きたい曲を1曲リクエストしてください。

大阪はこの夏ヒューヒューキャーキャーと歓声嬌声が湧き上がって印象的でしたね。雲州堂でのライブは今年3度目となります。春まだ遠かった2月、真夏の7月、そしてクリスマスシーズンの12月と季節感あふれるライブができることを嬉しく思います。東京は下北沢440で、なんと20年ぶりくらいにGOMES THE HITMANでお世話になる。今調べてみたら2005年11月にゲントウキとやって以来、19年だ。ワンマンライブをやるのは初めてです。とても新鮮ね。

チケットは今週末10月12日(日)正午12時から受付開始です。当日精算のTIGETでの受付となります。リクエストをお忘れなく(今から考えておいてくださいね)。みんなが望むこと全部やるつもりでいますが、やむをえず選から漏れるときはその理由をお伝えしますので。年末、大阪でメリークリスマス、東京で年忘れのパーティーをしましょう。

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2024年12月15日(日)@ 大阪 雲州堂
GOMES THE HITMAN 25th anniversary final
年末感謝祭“街はさざめくポリフォニー”<OSAKA>

18:30開場19:00開演/予約4500円 当日5000円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN
[ 山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明 ]

メジャーデビュー25周年アニバーサリーイヤーのフィナーレ、
年末感謝祭的ライブが決定しました。みなさんのリクエスト
を反映したセットリストで2024年を締めくくります。みんなが
聴きたい曲、だいたい全部やります!

チケット受付は10月12日(土)正午12時から
https://tiget.net/events/351712

event space 雲州堂(http://www.iori-unshudo.com/
〒530-0046 大阪市北区菅原町7-2




2024年12月27日(金)@ 下北沢440
GOMES THE HITMAN 25th anniversary final
年末感謝祭“街はさざめくポリフォニー”<TOKYO>

18:30開場19:00開演/予約4500円 当日5000円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN
[ 山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明 ]

メジャーデビュー25周年アニバーサリーイヤーのフィナーレ、
年末感謝祭的ライブが決定しました。みなさんのリクエスト
を反映したセットリストで2024年を締めくくります。みんなが
聴きたい曲、だいたい全部やります!

チケット受付は10月12日(土)正午12時から
https://tiget.net/events/351711

下北沢440 four forty(http://440.tokyo/
〒155-0032 東京都世田谷区代沢5丁目29-15 SYビル 1F



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2024年10月07日

50 STORM FES.ー五十嵐祐輔生誕50年祭(2024年10月6日 @ 三軒茶屋 GRAPEFRUIT MOON)【SETLIST】

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2024年10月6日(日)@ 三軒茶屋 GRAPEFRUIT MOON
50 STORM FES.ー五十嵐祐輔生誕50年祭


1.home sweet home
2.三日月のフープ
3.glenville
4.あいとわをん(新曲)
5.hanalee
6.光の葡萄
7.太陽と満月

山田稔明 with 安宅浩司(mandolin, pedal steel guitar)
M5-6 with 五十嵐祐輔(bass)


<全員セッション>
サイクル曜日(fishing with john)


アーカイブ配信中!
https://twitcasting.tv/c:grapefruitmoon_/shopcart/332336  
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2024年10月06日

本日三軒茶屋グレープフルーツムーンにてライブです|50 STORM FES

グレープフルーツムーンに初めて行ったのは多分fishing with johnとtico moonと、イトケンさん近藤さんたちがやってた図書館との共演ライブだったのではないかなと曖昧に記憶しているんだけど、たしか2005年くらいだった。いつかは演奏してみたい会場だったのが、今年春に高野寛さんのライブを観にいってブッキング担当氏と挨拶してから、今回のイベントにつながった。初めての会場で演奏するのはいつも新鮮でドキドキして新人みたいな気持ちになる。今日もきっとそうだろう。

僕はこの五十嵐くんの50歳を祝うイベント発起人としてトップバッターで演奏します。当日券もありますのでぜひお祝い、賑やかしにきてもらえたら嬉しいです。とても良い音楽が奏でられる夜になると思います。月が見えない夜だったとしても、グレープフルーツムーンにはグレープフルーツみたいな月が見えるんじゃないかな。

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2024年10月6日(日)@ 三軒茶屋 GRAPEFRUIT MOON
50 STORM FES.ー五十嵐祐輔生誕50年祭

18:30開場 19:00開演/前売 4000円 当日4500円 (+1drink)

出演:fishing with john [ 五十嵐祐輔 / 五目亭ひじき/
鎌田将/AG/横山康之/横山たまみ guest:鳥越妙子(flute)]
山田稔明[ with 安宅浩司 ]、高橋徹也[ guest:影山敏彦(tico moon)]

fishing with johnを率いるマルチ・インストゥルメンタリストに
して職人としてカマクラ張子を主宰する五十嵐祐輔が50歳になる
10月。永遠のベビーフェースの半世紀をお祝いする宴を。

*公式LINEへのメッセージで前売りチケットの取り置きができます
GOMES THE HITMAN/山田稔明 公式LINE
https://lin.ee/Vg9pdFL

*配信決定しました。遠方の方もこちらでご参加ください!
https://twitcasting.tv/c:grapefruitmoon_/shopcart/332336
配信チケット2500円(アーカイブ期間2週間)

三軒茶屋LIVE & BAR GRAPEFRUITMOON(http://grapefruit-moon.com/
東京都世田谷区太子堂2丁目8−12 佐々木ビル B1
info@grapefruit-moon.com  
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2024年10月05日

年末恒例バースデイライブ「夜の科学」7人編成の山田稔明 with 夜の科学オーケストラ|チケット発売

年末恒例のバースデイライブ、僕の誕生日に一番近い週末に20年以上続く12月の「夜の科学」。今年はまさに僕の51歳の誕生日12月8日にソロバンド7人編成で贅沢な音楽の時間を。22年かけて66回目の開催となります。ドラムにイトケンさん、ペダル・スティール・ギターとマンドリンの安宅くん、fwj五十嵐くんがベースを弾いてくれて、真里さんのピアノ、近藤さんのギター、上野くんのフルート、素晴らしい音楽家皆さんの力を借りて、いつもひとりで歌っている歌を何倍も力強くしなやかに演奏したいと思います。

本日10月5日(土)10時よりイープラスでチケットが発売になります。どうぞよろしくお願いします!

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2024年12月8日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
夜の科学 vol.66ーあいが最初の二文字


18:30開場 19:00開演/前売4500円 当日5000円(ともに1ドリンク代別途)
出演:山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
[ 山田稔明(vo, g)、安宅浩司(pedal steel, mandolin)、
itoken(drums)、五十嵐祐輔(bass)、佐々木真里(key.)、近藤研二(g)、上野洋(flute)]

年末恒例バンド編成の山田稔明バースデイライブ。
素晴らしい音楽家たちと奏でる丹精な言葉と芳醇な
メロディをお楽しみください。

チケット発売日:10月5日(土)10:00
e+:https://eplus.jp/sf/detail/4194640001-P0030001

吉祥寺 STAR PINE’S CAFE(http://mandala.gr.jp/SPC
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1  
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2024年10月04日

先週配信中断してしまったツイキャスを今晩やりなおします

先週配信したツイキャス、開始から1時間経ったところでPCが落ちてしまい、そのまま復帰することができずに中断してしまった「夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽55」配信。翌日本編動画をアーカイブ公開しましたが、コロナ禍以降ずっと失敗なくやってきた配信だったので非常に無念で週末の夜の楽しみにしてくれたみなさんに申し訳なく悔しいので、やりなおすことにしました。お時間ある方はお付き合いください。アーカイブ期間を3日間伸ばしたので、これを機会に視聴チケットを購入してもらえたりしてもとても嬉しいです。カバー限定ライブのほうもあわせて。

今晩21時からやりなおし配信。

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2024年10月4日(日)ツイキャス プレミア配信
夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽55

21:00配信スタート(約90分/10月8日までアーカイブ視聴可能)
視聴チケット 2500円(税込・別途手数料)

2024年9月15日(日)に下北沢 leteにて開催された山田稔明
定期演奏会「夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽55」を
収録配信。昼夜2部制で行われた公演の「夜の部」約2時間
のライブを編集して70分のプログラムに。さらにボーナス
トラック的に「カバーソング」のみで構成された昼公演の
ひとコマも紹介する久しぶりのツイキャス配信です。

視聴チケット発売中
https://twitcasting.tv/toshiakiyamada/shopcart/333556


<演奏予定曲>どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
アップダイク追記/夕暮れ田舎町/光と水の新しい関係
harvest moon/三日月のフープ/月あかりのナイトスイミング
月あかりのラストワルツー日向の猫/猫のいる暮らし
きみは三毛の子/シャーとニャーのはざまで(新曲)
ニャンとなるSONG/glenville/風合い(新曲)
あいとわをん(新曲)/八月のベルカント(新曲) 他

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ツイキャス プレミア配信
夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽55 [追加昼公演]

アーカイブ公開中(約90分/10月8日までアーカイブ視聴可能)
視聴チケット 2500円(税込・別途手数料)
*本公演とのセット割があります!先に本公演の視聴チケットをご購入のうえ
 本公演の視聴チケットをお求めください。「1000円」でご覧いただけます。


2024年9月15日(日)に下北沢 leteにて開催された
山田稔明定期演奏会「夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽55」
カバーソングとセルフカバーだけで構成された昼の部の模様も追加配信。
演奏された全曲をお届けする約70分です。


視聴チケット発売中
*セット割をご希望の方は先に本公演の視聴チケットをお求めのうえお申し込みください
https://twitcasting.tv/toshiakiyamada/shopcart/333787


<演奏予定曲>POKKA POKKA(フィッシュマンズ)/サマー・ソルジャー(サニーデイ・サービス)
サヨナラ(GAO)/ONE(U2)/Find The River(R.E.M.)/夏の記憶(ザ・カスタネッツ)
トーキョー・シティ・ヒエラルキー(HEATWAVE)/風になって(森山直太朗)
愛の花(あいみょん)/祝日(カネコアヤノ)/セツナ(坂本真綾)
夏の日のジオラマ(from アニメ『あまえないでよっ!!』キャラソンCD)
虹(電気グルーヴ)/友よまた会おう(高橋徹也)/LOVELY(小沢健二)
答えはトイレのなか(サトミツ&ザ・トイレッツ)/brand new day/brand new song(村田和人)  
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2024年10月03日

ザ・カスタネッツ牧野元+GOMES THE HITMAN山田稔明ジョイントライブは完売御礼|追加立ち見席チケットを販売

昨年から年に2回の恒例となりました、ザ・カスタネッツ牧野元センパイとのジョイントライブは満席となり、追加立ち見チケットの発売を行うとのことです。いつも刺激的で面白くてお客さんいっぱいで、楽しいことしかない下北沢ラプソディーでのこのシリーズ。今秋はどんなことが起こるでしょうか。元さんとの打ち合わせ、リハーサルは再来週。それまでいろんなネタを積み上げておきたいと思います。チケットまだの人、立ち見でも体を揺らしながら楽しめると思いますのでぜひ。今週末10月6日(日)正午から発売です。

10:19立ち見

2024年10月19日(土)@ 下北沢ラプソディー
マキノゲン × 山田稔明、恒例ジョイントライブ!
ーいつも旅の途中 2024紅葉編

18:00開場 18:30開演/前売4000円 当日未定(別途ドリンク代500円)
*当初発表していた時間から変更になっていますのでご注意ください
出演:マキノゲン(ザ・カスタネッツ)、山田稔明(GOMES THE HITMAN)

恒例の2人のステージが春に続いて秋にも開催決定しました。
何が起こるか一期一会の機会をお見逃しなく!

※前売りチケット(着席分)は完売御礼
※立ち見追加チケット: 10月6日(日)正午12:00よりPassMarket にて発売
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/024ba3h1z1141.html

下北沢RHAPSODY(ラプソディー) http://rhapsody.tokyo
〒155-0031東京都世田谷区北沢2-1-7 ハウジング北沢ビルII 5F
info@rhapsody.tokyo  
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2024年10月02日

年末恒例、山田稔明バンド編成「夜の科学」開催決定

2002年12月以来続く山田稔明ソロイベント「夜の科学」、自分の誕生日の近くにライブをやるのをもう20年以上続けていることになります。やっぱり齢を重ねるっていうのが自分にはひとつの指標というか、現在位置確認のタイミングなのですね。GOMES THE HITMANを休んでいる7年間はずっとソロ2DAYSをやって(1日弾き語り、もう1日はバンド編成)、10年前にGTHが活動再開してからはソロとGTHの2DAYSでやってきましたが、今年は誕生日ライブは山田稔明と夜の科学オーケストラのこの日のみとなります。

前回9月1日にフルート上野くんまで含む7人編成でやったのがやっぱりすごく手応えがあって、年末もその7人でやることにしました。遅々として進まないレコーディングに焦りを感じたりもしていますが、歳を重ねる記念日に生演奏で山田稔明楽曲を大きな音で演奏したいと思います。チケットは今週末から発売。GOMES THE HITMAN同様、山田稔明のソロも今が一番いいと思います。ぜひ聴きにきてください。

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2024年12月8日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
夜の科学 vol.66ーあいが最初の二文字


18:30開場 19:00開演/前売4500円 当日5000円(ともに1ドリンク代別途)
出演:山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
[ 山田稔明(vo, g)、安宅浩司(pedal steel, mandolin)、
itoken(drums)、五十嵐祐輔(bass)、佐々木真里(key.)、近藤研二(g)、上野洋(flute)]

年末恒例バンド編成の山田稔明バースデイライブ。
素晴らしい音楽家たちと奏でる丹精な言葉と芳醇な
メロディをお楽しみください。

チケット発売日:10月5日(土)10:00
e+:https://eplus.jp/sf/detail/4194640001-P0030001

吉祥寺 STAR PINE’S CAFE(http://mandala.gr.jp/SPC
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1  
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2024年10月01日

GOMES THE HITMAN“町あげての収穫祭”(2024年9月27日 @ 吉祥寺スターパインズカフェ)【ライブ後記】

GOMES THE HITMAN吉祥寺スターパインズカフェにて今年3度目のワンマンライブはお店の27周年のお祝い月間。前回バンドの25周年のときに25曲演奏したので、次は27曲やる?と冗談みたいにMCで話したことが現実に。普通に27曲やると3時間超えてしまうのですが、一部メドレーにしたり、MCを挟まず畳みかける曲順にしたり、創意工夫をいろいろと。いつもよりピリッと緊張感のみなぎるリハーサルを終えて開演。

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宣言通り「夕暮れ田舎町」でスタート。この日のタイトル「町あげての収穫祭」はこの歌の歌詞からとられたものでした。佐賀の故郷の風景を歌った歌、実家がなくなって1年経って地元である吉祥寺でこの歌を歌うという感慨。2曲目は「アップダイク追記」これも秋には欠かせない歌として四半世紀歌い続けてきました。続く「7th avenue」、なかなかレアな選曲だけど新鮮。4曲目に「サテライト」?こんな序盤に演奏したことあったかな。続いて「手と手、影と影」、なんだ?このライブのクライマックス感は。そして現在最も新しい新曲「ポリフォニー」と駆け抜けました。

実はここまでの曲順、AI(ChatGPT)が考えたものでした。演奏曲目リストを伝え、これを最高の曲順に並べるようにお願いしたら、いろんな理由を説明しながら考えてくれて、それがとても斬新だったのです。さすがに最新曲がここにくると流れが難しいということで、6曲目まで採用、そこから先は僕が考えました。ということで「ポリフォニー」から新曲コーナーでKey堀越がギターにシフトして「blue hour」、網膜剥離がきっかけで書いた曲、あれから1年が経ちました。「レモンティーと手紙」もやるたびに楽しいね。まさか堀越メンバーと背中合わせでギターソロを弾くことになるとは。

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続いてSPC27周年にちなんで27年前のことを考えてみる。1997年僕らは初めてのCDをインディーレーベルからリリースした年。僕らとスタパはほぼ同じキャリア、同じ時代を歩んでいることになる。インディ期の曲をメドレー形式で、「会えないかな」「coffee」「寒い夜だよ」「レモンひときれ」「遅れてきた青春」と続けて、僕らはネオアコというよりカレッジフォークだったな、と振り返る。「僕はネオアコで人生を語る」「オレンジ〜真実」をリリースから27年後に演奏するのもエモーショナル。

「光と水の関係」「何もない人」「ready for love」と25年目の週末はまだまだ続く。「思うことはいつも」は春の歌だと思うけど、秋にも似合うセンチメンタリズムがある。続く“暗黒期”コーナーが客席の皆さんにはとても印象的だったみたいだ。「言葉の海に声を沈めて」は2002年のアルバム『mono』を象徴する暗く重たい曲だけれど、自分のなかで何かが少し変わった。この物語の先を知りたくなるような歌。「僕はまだ…」の続きが見たくなる。続く「それを運命と受け止められるかな」も鬱屈した季節に伏し目がちな僕が書き上げた歌だけど、もはや僕の手から離れてとても客観的に歌うことができる。「夜明けまで」ではタバコを吸っていた頃の自分が胸をばくばくさせながらひと駅分の距離を歩く姿が脳裏に浮かぶ。あれから20年ちょっと経ったのだ。

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去年から演奏している新曲「余韻」から始まる最後のパートは“現在”だ。「baby driver」を含む『memori』をリリースした直後に新型コロナの世界が始まった。パンデミックによるステイホームがきっかけで山田稔明のこと、GOMES THE HITMANのことを知ってファンになってくれた人が少なくない数いることを知っている。この日会場に駆けつけてくれたなかにもいたでしょう。

悪いことばっかりじゃない。いいことだって目を凝らしたらいくつかは、ある。何よりコロナ禍を経てもスターパインズカフェがこの場所に変わらず存在し続けてくれることが本当にありがたいです。なくなった場所もたくさんあるから。感謝とお祝いの気持ちを込めてアンコールでは「Can You Celebrate?」を歌いました。この曲、27年前1997年の年間オリコンナンバーワンのヒット曲でした。

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最後の最後、サプライズゲストにPLECTRUM高田タイスケ登場、僕のボーダーシャツに対して縦縞ストライプで審判の恰好で登場するというさすがのクオリティでした。タイちゃんが来てくれたら「雨の夜と月の光」をハンドマイクで歌えるからもっと楽しくなる。満を持して回るミラーボール。この日は生憎の雨模様だったけれど、SPCには光の雨粒が降り注ぎました。

27周年おめでとうござます。今年のSPCでのGOMES THE HITMANはこれで演奏おさめ。また来年もよろしくお願いします。デビュー25周年イヤー、12月は忘年会的ライブを計画中。2024年最後まで楽しみましょう。

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Posted by monolog at 14:24Comments(1)