2024年12月31日

GOMES THE HITMAN“街はさざめくポリフォニー”<TOKYO>(2024年12月27日 @ 下北沢440)【ライブ後記】

GOMES THE HITMANメジャーデビュー25周年のアニバーサリーイヤー、東名阪ツアーを2回、関西ツアーもう1回と数々のライブの果てに迎えた下北沢440でのオールリクエストライブ。投票曲数は50曲にいたり、セットリストを悩みに悩んだ結果、“クジ引き”という原始的なメソッドを用いた。とにかくリクエストがバラけるのです。インディーズ時代からまだ音源になっていない新曲まで、ヒット曲を産まなかったバンドの運命でしょうか。ルールとしては複数票のリクエストがあった曲は演奏する、そしてリクエストのない曲は演奏しない。会場の迷惑にならない時間内にライブを終了する、ということでした。

オープニングの「ready for love」「アップダイク追記」のみセットリストは決まっていて、「クジ引きで」と発表したときの会場のどよめき。活動の時系列でパートをわけて抽選し、ライブとしての流れを考慮して曲順はその場で決めました。ホワイトボードを三枚使ってライブなんて初めて。どんな流れだったかは公開されているセットリストをご覧いただきたい。「hello hello」を久しぶりに演奏したのが楽しかったな。

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後半「sound of science〜愛すべき日々」からも同様に進み、バンドの歴史を辿ります。「かげおくり」にリクエストが複数あって、しかしこの曲をバンドで演奏した機会というのがほとんどなく(あったとしてもみんな忘れている)ほぼほぼ“新曲”のように練習、「三叉路から」もそうで、この2000年代中盤の楽曲は僕がひとりで作ったデモで立ち止まっているものが多い。だからそれを「レモンティーと手紙」を核とする未発表曲パートにした。あの頃の記憶はとても曖昧で、曲を作ったときの気持ちも忘れていて、だからこの日は「三叉路から」のエピソードを“捏造”した。もしかしたら本当にそういう曲だったのかもな、と思いながら(ウソついてごめんなさい)。

大阪でもそうだったけれど、リクエストを募った結果嬉しかったのは最新オリジナルアルバム『memori』楽曲へのリクエストが多かったこと。2019年末にリリースされたこの作品はコロナ禍の憂き目にあってじゅうぶんな演奏を重ねられていないから、あれから5年経った今もう一度立ち返ってみることにも意味があった。個人的には本編を「ブックエンドのテーマ」で終われたら美しかったのに!ということだけれど、アルバム収録バージョンで演奏した「夢の終わりまで」がとてもエモーショナルだったこと、「memoria」の客席からのさえずりがとても美しかったことが印象に残りました。ありがとう。

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大阪と同じく、一番たくさんのリクエストを集めたのは「手と手、影と影」だった。僕がこの曲を書いたのは2004年肺気胸という病気に倒れて活動を半年休止した時期でした。「ひとつしか叶わない願い事を〜立ち尽くした影と影」という歌いだしの8小節だけのデモを繰り返し聴いて膨らませていった病床の思い出。明るい歌でもスカッとする曲でもない、深く思考して立ち尽くす歌に一番リクエストが来ること、GOMES THE HITMANというバンドの性質、山田稔明というソングライターの性格をファンの皆さんが受け止めてくれているんだなと感動しました。最後まで付き合ってくれてありがとう。「maybe someday ep」で大団円。3時間半の今年最後を飾るGOMES THE HITMANオールリクエストライブでした。

リハーサルをしていて、本番でやらないかもしれない曲を練習しながらメンバーそれぞれが「これやりたい!」と何度唸りをあげたことか。来年のライブでもリクエストに応えるコーナーをやろうと思います。この日は満員御礼で、久しぶりにライブに来てくれた人、初めてライブに足を運んでくれた人、いつも来てくれている人、友達、スタッフみんながどうなるかわからない展開のライブを最後まで見守ってくれました。あらためて全方位的に感謝の言葉を。本当にありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。

この日のライブのセットリストをSpotifyとApple Musicのプレイリストにしました(新曲など除く)。この日のステージを思い返しながら、あるいは想像しながら、年末年始にぜひお楽しみください。







  

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2024年12月30日

2024年ライブの記録/明日大晦日、吉祥寺スターパインズカフェで歌い納め

今年は44本のステージでした。その他にインスタライブが5回とツイキャス配信。年間52週、毎週ラジオを放送と考えると自転車操業のように足掻いた感じですが、まだまだやれるなという気持ちもあります。もっとこうしたい、こうなりたい、という思いも。個人的には6月後半に秘密裏に(というか計画的に)入院と簡単な手術というトピックがあり、それを境に身体がとても軽くなりました。来年は自由に飛ぶ鳥のようになりたいです。明日大晦日、吉祥寺スターパインズカフェでの恒例のライブが今年の歌い納め。良い締めくくりを。


<LIVE 2024ー記録と記憶>

1月13日(土)@ 下北沢lete(夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽)
1月14日(日)@ 町田パリオ(布博)
1月28日(日)@ 佐賀 基山町民会館(アイが大きい基山町音楽祭)

2月9日(金)@ 名古屋 KDハポン(GOMES THE HITMANゴメスの名はゴメス特別編)
2月10日(土)@ 大阪 雲州堂(GOMES THE HITMANゴメスの名はゴメス特別編)
2月11日(日)@ 兵庫 宝塚 AHSO(山田稔明弾き語りワンマン)  
2月17日(土)@ 千代田区役所(ちよだ猫まつり2024『すべての猫に捧げる〜チャリティライブ』)

3月3日(日)@ 下北沢 lete(夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽52)
3月16日(土)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ(ゴメスの名はゴメス vol.5ーflashback & headlight/現在位置と近未来)

4月1日(月)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ(高橋徹也・山田稔明 友だち10年記念 “YOU’VE GOT A FRIEND”)

5月5日(日)@ 下北沢 lete(夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽53)
5月25日(土)@ 下北沢ラプソディー(マキノゲン × 山田稔明、恒例ジョイントライブ! 〜いつも旅の途中 2024新緑編)
5月31日(金)@ 札幌 レストランのや 2nd(山田稔明・近藤研二 “ふたりのコンサート in 札幌 vol.2”)

6月2日(日)@ 札幌市民交流プラザ SCARTSコート(保護猫応援きっとうまくいくチャリティコンサート)
6月13日(木)@ ギャラリー自由が丘(自由ヶ丘猫さんぽ展 vol.6 山田稔明ライブ)
6月14日(金)@ 浜松 窓枠2F Cafe AOZORA(夜の科学 in 静岡ーPRIMECATS LIVE!)
6月15日(土)@ 加古川 寿願寺(西寺郷太 with 山田稔明 トーク&セッション)
6月16日(日)@ 加古川 チャッツワース(夜の科学 in 加古川ーTea Time Meeting)

7月4日(木)@ 下北沢 lete (【lete 25th anniversary】夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽54)
7月14日(日)東京 吉祥寺スターパインズカフェ(GTH25th anniversary tour 2024 “25年目の週末”)
7月27日(土)名古屋 KDハポン(GTH25th anniversary tour 2024 “25年目の週末”)
7月28日(日)大阪 雲州堂(GTH25th anniversary tour 2024 “25年目の週末”)

8月4日(日)@ 鎌倉moln(貸切り図書館90冊目:山田稔明LIVE)
8月11日(日)@ 下北沢440(うたをつづる〜その捌拾捌〜 「諍いに咲く向日葵に会う日」)
8月18日(日)@ 埼玉・川越( “The Pop Place vol.6” 山田稔明・夜の科学 in 川越ーone day trip)
8月25日(日)@ 千葉 JAM(夜の科学 in 千葉ーone day trip)

9月1日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ(夜の科学 vol.65ー夏休みの最後の日曜日 2024)
9月5日(木)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ(SPC 27th Anniversary event“吉祥寺町内会の集い”)
9月15日(日)@ 下北沢 lete(夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽55 [追加昼公演])
9月15日(日)@ 下北沢 lete(夜の科学 in 下北沢〜小箱のなかの音楽55 [夜公演])
9月27日(金)@ 吉祥寺スターパインズカフェ(SPC 27th Anniversary GTH “町あげての収穫祭”)

10月6日(日)@ 三軒茶屋 GRAPEFRUIT MOON(50 STORM FES.ー五十嵐祐輔生誕50年祭)
10月19日(土)@ 下北沢ラプソディー(マキノゲン × 山田稔明、恒例ジョイントライブ! ーいつも旅の途中 2024紅葉編)

11月9日(土)@ 下北沢 lete(夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽56)
11月10日(日)@ 町田 まほろ座(サトミツ&ザ・トイレッツのレストランでトイレの話をしよう)
11月17日(日)@ 代々木上原 hako gallery(loop&loop Thanks Event ーmorning live)
11月24日(日)@ 中目黒 トラベラーズファクトリー(TRAVELER’S FACTORY 13周年記念“LOVE AND HARMONY”第一部)
11月24日(日)@ 中目黒 トラベラーズファクトリー(TRAVELER’S FACTORY 13周年記念“LOVE AND HARMONY”第二部)

12月8日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ(夜の科学 vol.66ーあいが最初の二文字)
12月14日(土)@ 加古川 チャッツワース(山田稔明/GTH “LIVE AT CHATSWORTHーカフェの厨房から”)
12月15日(日)@ 大阪 雲州堂(GTH25th anniversary final 年末感謝祭“街はさざめくポリフォニー”<OSAKA>)
12月21日(土)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ(むぎ(猫) presents Wonder Nyander Xmas Live’24(feat.猫町バンド))
12月27日(金)@ 下北沢440(GTH 25th anniversary final 年末感謝祭“街はさざめくポリフォニー”<TOKYO>)
12月31日(火)@ 吉祥寺スターパインズカフェ(太陽と月のメロディー)


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2024年12月31日(火)@ 吉祥寺スターパインズカフェ
太陽と月のメロディー

出演:TSUNTA / 山田稔明 / 高橋徹也 / 青木慶則 / サボテン高水春菜
12:00開場 12:30開演 / 前売 3,300円 当日 3,600円(ともに1ドリンク代別途・来店順入場・全自由)
チケット / TiGET予約
https://tiget.net/events/364005

吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251  
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2024年12月29日

2024年歌い納めは大晦日の吉祥寺スターパインズカフェで

今年もあともう少し。今日日曜日18時半はレギュラーラジオ番組PRIMECATS RADIO(静岡 K-mix)今年最後の放送です。毎週毎週で1年で52週分、毎回たくさんのメッセージをありがとうございました。そして今年最後を締めくくるステージは大晦日の吉祥寺スターパインズカフェで。調べてみると僕は2015年からずっとスターパインズカフェの大晦日に誘ってもらってる。今年で10年になるのですね。いろんな想いをこめて歌いたいと思います。

ご来場の方、もしも聴きたい曲、リクエストあればコメント欄や公式LINEまでお寄せください。

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2024年12月31日(火)@ 吉祥寺スターパインズカフェ
太陽と月のメロディー

出演:TSUNTA / 山田稔明 / 高橋徹也 / 青木慶則 / サボテン高水春菜
12:00開場 12:30開演 / 前売 3,300円 当日 3,600円(ともに1ドリンク代別途・来店順入場・全自由)
チケット / TiGET予約
https://tiget.net/events/364005

吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251




photo:伊藤健太  
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2024年12月28日

GOMES THE HITMAN、横浜で初めてのワンマンライブが決定しました

年明け最初の千葉ANGAでの公演に続き、3月にバンドのキャリアとして初めての横浜サムズアップでのワンマンライブが決定しました。神奈川県での演奏といえば、インディーズ時代に川崎クラブチッタでのイベント出演、メジャーデビューしてからはレコードショップでのインストア、そして2001年成人の日の横浜アリーナでのステージと特殊な状況が多かったので、結成32年にしてうい初々しい気持ちでのぞもうと思います。サムズアップは老舗ライブバー、お食事やお酒を楽しみながらゆっくりライブが楽しめる会場で、僕は今年初めて足を運びましたが「ここで歌いたいな」とすぐに思いました。それが実現することが嬉しいです。

チケット予約は本日よりスタートします。サムズアップHPやメールにてお問い合わせください。

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2025年3月28日(金)@ 横浜 サムズアップ
GOMES THE HITMAN LIVE2025
“Band de Bel Canto YOKOHAMA”

18:30開場 19:30開演/前売4500円 当日5000円(オーダー代別途)
出演:GOMES THE HITMAN
[ 山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明 ]

行ったことのない街、やったことのない
ステージに演奏しにいく!
GOMES THE HITMAN結成32年目にして初めての横浜公演が決定。
昨年山田稔明ソロで好評だった関東シリーズ「ベルカント」の
バンド編、旅は続きます。

【TICKET予約】12月28日よりTHUMBS UPにて予約開始
 12月28日 15:00〜TELのみ(THUMBS UP 045-314-8705)
 12月29日よりTEL、THUMBS UP HPメール予約、店頭販売開始
 当日は予約チケット番号順入場、自由席となります

THUMBS UP(http://stovesyokohama.com
横浜市西区南幸2-1-22 MOVIL3F
045-314-8705  
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2024年12月27日

GOMES THE HITMAN“街はさざめくポリフォニー”<TOKYO>(2024年12月27日 @ 下北沢440)【SETLIST】

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2024年12月27日(金)@ 下北沢440
GOMES THE HITMAN 25th anniversary final
年末感謝祭“街はさざめくポリフォニー”<TOKYO>


1.ready for love(『weekend』1999)
2.アップダイク追記(『neon, strobe and flashlight』1999)
3.朝の幸せ(『in arpeggio』1997)
4.オレンジ〜真実(『in arpeggio』1997)
5.お別れの手紙(『weekend』1999)
6.train song(『weekend』1999)
7.tsubomi(『neon, strobe and flashlight』1999)
8.down the river to the sea(『rain song ep』1999)

9.街をゆく(『new atlas ep』1999)
10.keep on rockin’(『cobblestone』2000)
11.午後の窓から(『cobblestone』2000)
12.hello hello(『baby driver ep』2019)
13.恋の見切り発車(『SONG LIMBO』2018)

14.sound of science(『omni』2003)
15.愛すべき日々(『omni』2003)
16.星に輪ゴムを(『ripple』2005)
17.笑う人(『mono』2002)
18.忘れな草(『mono』2002)
19.bluebird(『ripple』2005)

20.かげおくり(『00-ism』2018)
21.レモンティーと手紙(新曲)
22.三叉路から(『00-ism』2018)
23.coffee(『down the river to the sea』1998)
24.sweet december(『Christmas Songs vol.2』2023)

25.魔法があれば(『memori』2019)
26.夢の終わりまで(『memori』2019)
27.memoria(『memori』2019)

EN
28.metro vox prelude〜baby driver(『memori』2019)
29.手と手、影と影(『ripple』2005)
30.maybe someday(『maybe someday』2000)
  
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2024年12月26日

クリスマスに練習を

今年のクリスマスはGOMES THE HITMANのリハーサルでした。多分だれも「メリークリスマス」と言わなかった。バンドとはそういうものです。今週末、明日に迫った下北沢440での今年最後のバンドでのライブ。オールリクエストライブと謳ったのでそれはそれは楽曲投票数が多いのです。侃侃諤諤(カンカンガクガク)しながら検討、普段やり慣れてない曲を思い出したり練習したり、結果とてもスポンテニアスな、アクシデンタルな神のみぞ知るようなステージになる、と思う。いやどうだろう、わからない。初めての試みばっかりのGOMES THE HITMANになると思います。

めちゃくちゃ大変だけど、結構ワクワクしている。チケットは完売御礼。下北沢440で会いましょう!

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2024年12月27日(金)@ 下北沢440
GOMES THE HITMAN 25th anniversary final
年末感謝祭“街はさざめくポリフォニー”<TOKYO>

18:30開場19:00開演/予約4500円 当日5000円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN
[ 山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明 ]

メジャーデビュー25周年アニバーサリーイヤーのフィナーレ、
年末感謝祭的ライブが決定しました。みなさんのリクエスト
を反映したセットリストで2024年を締めくくります。みんなが
聴きたい曲、だいたい全部やります!

https://tiget.net/events/351711

下北沢440 four forty(http://440.tokyo/
〒155-0032 東京都世田谷区代沢5丁目29-15 SYビル 1F
  
Posted by monolog at 16:59Comments(2)

2024年12月25日

メリークリスマス

チミークリスマス!

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Posted by monolog at 23:53Comments(0)

2024年12月24日

クリスマス・イブ

いつもクリスマスは忙しい。今年はママンが部屋の中にいる不思議な感覚。

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Posted by monolog at 23:51Comments(0)

2024年12月23日

今週末GOMES THE HITMANは下北沢440で

GOMES THE HITMANアニバーサリーイヤーを締めくくる下北沢440公演を今週末に控え、いよいよ「セットリスト叩き台」というものができあがりました。すべてのリクエスト曲数は60曲ほど、ひとつに選べずに複数リクエストした方もいらっしゃったり、とにかくリクエストが1曲に集中しないのがGOMES THE HITMAN楽曲の特色なのでしょうか。それらの曲を全部演奏すると僕らは下北沢440の音止め時間を遥かにオーバーしてしまい今後出入り禁止になってしまうので苦肉の策で内容を検討しました。時代的に偏らないように1作品からだいたい4曲程度になるような具合に、同じエラにリクエストが集中している場合はクジ引きで演奏曲を決めることにしました(現場で演奏前にクジを引きます)。それでも時間内にいけるのか、というのをクリスマスの日にリハーサルするのですが、さてどうなるでしょうか。僕は意外とワクワクしています。よくこんなに歌を作ったなとその時間の蓄積を思い知るのです。

チケットはまもなく締切になります。まだリクエストのない曲を投じて波紋を派生させることもできますので、ギリギリまでお待ちしております。

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2024年12月27日(金)@ 下北沢440
GOMES THE HITMAN 25th anniversary final
年末感謝祭“街はさざめくポリフォニー”<TOKYO>

18:30開場19:00開演/予約4500円 当日5000円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN
[ 山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明 ]

メジャーデビュー25周年アニバーサリーイヤーのフィナーレ、
年末感謝祭的ライブが決定しました。みなさんのリクエスト
を反映したセットリストで2024年を締めくくります。みんなが
聴きたい曲、だいたい全部やります!

チケット予約受付中
https://tiget.net/events/351711

下北沢440 four forty(http://440.tokyo/
〒155-0032 東京都世田谷区代沢5丁目29-15 SYビル 1F  
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2024年12月22日

むぎ(猫) presents Wonder Nyander Xmas Live’24(feat.猫町バンド)(2024年12月21日 @ 吉祥寺スターパインズカフェ)【ライブ後記】

昨年に続きむぎ(猫) のクリスマスライブ。水曜日に沖縄から到着したむぎちゃんと6時間のロングリハ、そして当日のセッティングから本番まで、気の置けないメンバーとのかけがえのない数日でした。みんな多忙ななかでも自然と笑顔になるような、心地よい疲れと達成感の本番2時間。なによりもステージ上から眺めるむぎファンの皆さんのニコニコした笑顔が一番の自分たちへのご褒美でした。

むぎちゃんの曲は懐っこい歌が多いんだけど、演奏してみるとトラップがいっぱいあって難しい。昨年の「巣」に続いて今年は「秋のUFO」という迷曲(と僕がリリース以来ずっと言ってる)の生演奏に挑戦。猫町バンドの演奏とむぎの歌、会場のコーラスで完璧な名曲になりました。お見事。

満員御礼、配信でご覧頂いた皆さんにも感謝。僕も帰宅後すぐに映像を見返しました。12月27日まで配信アーカイブお楽しみいただけますのでぜひに。

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■配信チケット料金:¥3500
Streaming+:https://eplus.jp/sf/detail/4210680001-P0030001
発売期間:10月26日(土)10:00〜12月27日(金)20:00
アーカイブ:12月27日(金)23:59まで
  
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2024年12月20日

12月21日はむぎ(猫) クリスマスライブ

今週末12月21日(土)は昨年に続きむぎちゃんのクリスマスライブに猫町バンドとして出演します。1年ぶりのロングリハーサルをやってみんなクタクタになってましたが、むぎ(猫) の曲は一緒に歌ってとても楽しい。コーラスも頑張ります。生演奏でむぎちゃん楽曲が聴けるのは個人的にも嬉しい。前売りチケットは完売していますが生配信がありますのでぜひ全国からご参加ください。

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2024年12月21日(土)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
むぎ(猫) presents Wonder Nyander Xmas Live’24(feat.猫町バンド)

出演:むぎ(猫)
ゲスト:猫町バンド(近藤研二、山田稔明、itoken、伊藤健太)
あの感動が再び!!今年もクリスマスライブ開催決定です

■来場チケット
開場18:30 / 開演 19:00
前売:¥4500+1drink(整理番号順入場・全自由)*チケットは完売

■配信チケット
配信開始18:50 / 演奏開始 19:00
料金:¥3500
Streaming+:https://eplus.jp/sf/detail/4210680001-P0030001
発売期間:10月26日(土)10:00〜12月27日(金)20:00
アーカイブ:12月27日(金)23:59

吉祥寺 STAR PINE’S CAFE(http://mandala.gr.jp/SPC
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1  
Posted by monolog at 23:03Comments(0)

2024年12月19日

GOMES THE HITMAN“街はさざめくポリフォニー”<OSAKA>(2024年12月15日 @ 大阪 雲州堂)【ライブ後記】

今年は大阪で3度もGOMES THE HITMANのライブができたことが嬉しい。ここ雲州堂でのきゅっと寄り添いあったぎゅうぎゅうのステージの心地良さに慣れてしまった。だんだんお客さんの数も増えてこの日のライブは満員御礼に。ご来場皆さんからの投票によって決まったオールリクエストライブ。リリースされた時期や季節も関係なくシャッフルされた選曲が新鮮でした。

寒い日だったけれどオープニングから「光と水の関係」「緑の車」と夏の歌。「train song」へのリクエストが滑り込んだので「お別れの手紙」もセットで。“まちづくり三部作”時代の「言葉はうそつき」「街をゆく」「太陽オーケストラ」はパワーポップを通り越した荒々しい演奏で客席からはヒューヒューと大阪特有の歓声がわく。未発表・新曲から「saturday song」「新しい朝のワルツ」と時を駆け巡ります。

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長尺曲「ドライブ」へのリクエストには難儀したけれど、この曲を4人だけやれるようになって良かったなと思う。「饒舌スタッカート」「ねじを巻く」と21世紀最初のリリース作品、続いてほぼ時系列で「夜明けまで」「忘れな草」「happy ending of the day」と内省的な時代へ。

将来の自分の姿、「僕らの暮らし」は想像していたのとは少し違ったかもしれないけれど、25年・四半世紀という時間が確かに僕らを成長させた。最新オリジナルアルバム『memori』にもリクエストが多かったのが嬉しかった。「魔法があれば」「毎日のポートフォリオ」、「サテライト」を挟んで「悲しみのかけら」、そして「ブックエンドのテーマ」で本編終了。

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どんどん迫ってくる音止め時間、しかしまだまだリクエスト曲が残っている。アンコールの最初は一番リクエストの多かった曲「手と手、影と影」。この曲が一番欲されているということが個人的にはとても嬉しい。ハッピーな曲でも爽快な曲でもない自分の手と影を見つめる曲。「sweet december」でのみんなのコーラスがすごくきれいでした。最後はこれがなくちゃね、の「雨の夜と月の光」。最後はみんな総立ちで大団円となりました。

ソロ弾き語りで付き合いの始まった雲州堂の特徴的なステージで、GOMES THE HITMANの演奏をここ数年続けられていることも感慨深い。少し丈の高いこのステージからしか見えない風景が確かにあります。この日は満月で、ライブ前には雲で見えなかった月が終演後とても明るくきれいに見えました。また来ます、大阪。2024年何度もありがとう。とても楽しい夜でした。

さあ、今年最後のGOMES THE HITMANは12月27日の下北沢440。リクエスト曲総数が60曲を超え、確実にすべて演奏することは不可能なことが予想されますが、時間の許す限り歌いたいと思います。ぜひご来場ください。



2024年12月27日(金)@ 下北沢440
GOMES THE HITMAN 25th anniversary final
年末感謝祭“街はさざめくポリフォニー”<TOKYO>

18:30開場19:00開演/予約4500円 当日5000円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN
[ 山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明 ]

メジャーデビュー25周年アニバーサリーイヤーのフィナーレ、
年末感謝祭的ライブが決定しました。みなさんのリクエスト
を反映したセットリストで2024年を締めくくります。みんなが
聴きたい曲、だいたい全部やります!

チケット予約受付中
https://tiget.net/events/351711

下北沢440 four forty(http://440.tokyo/
〒155-0032 東京都世田谷区代沢5丁目29-15 SYビル 1F  
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2024年12月18日

LIVE AT CHATSWORTHーカフェの厨房から(2024年12月14日 @ 加古川 チャッツワース)【ライブ後記】

2008年にソロ弾き語り(安宅浩司くんと共演)の初ライブから16年、西のホームとして親戚のようにお世話になってきた加古川チャッツワース。年内で閉店してしまうため最後の公演は前もってアナウンスされた山田稔明とGOMES THE HITMANの他に、チャッツワース長男のカズト、そしてキーボード堀越の一階店舗でのソロ弾き語りまで含めてとても豪華なフィナーレにになりました。さびしいけれど、また新しい始まりを感じさせるような。

僕のソロ、紅茶の美味しい喫茶店チャッツワースのために書いた「カフェの厨房から」で始まり、ここで初演した「歓びの歌」、リクエストに応えて「pilgrim」(あたたかなココアをあたたかな紅茶と歌い変えるところまでリクエスト通り)、湿っぽくなりたくなかったから「シャーとニャーのはざまで」、そしてアメイジング・グレイスを挟み込んで「あいとわをん」、最後は「calendar song」。バンドメンバーにソロのステージを観られるのはなんか恥ずかしかったな。

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GOMES THE HITMANの演奏は「baby driver」からスタート。軽快な「北風ロック」が続き、会場も盛り上がってきた。「星に輪ゴムを」を歌い上げたあと堀越ボーカル「お別れの手紙」と「train song」を続けて。いつも神戸空港から加古川に来るまでに見る電車の窓からの景色を思う。「溶けて死ぬのさ」は岸本さんのリクエスト。なぜにこの曲?喫茶店でのライブとは思えないようなサウンドで演奏、音響を担当してくれた真田さんは最後を見届けたくて手弁当でやってきてくれました。感謝。「tsubomi」は料理長はつ江さんのリクエスト。

喫茶三部作と名付けて「レモンひときれ」「コーヒー」そして「レモンティーと手紙」を。根っからのコーヒー派だった僕に紅茶の楽しみを教えてくれたのは間違いなくチャッツワース。「blue hour」も久しぶりに歌ってみたらしみじみした。新曲「余韻」が続く。これらの新曲群をここで演奏できたことが嬉しい。『memori』収録の「ホウセンカ」のピアノはチャッツワース1階のアップライトピアノで録音したからこれもここで最後に歌いたかった。本編最後は長女ルナちゃんのリクエストで「明日は今日と同じ未来」。

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アンコールでチャッツワース岸本さんとはつ江さんにお花とボーダーシャツをプレゼント。はつ江さんは本当にいつも僕のTシャツを着てくれてる。ボーダーシャツもユニフォームにしてください。そしてここでこの日一番のサプライズ。岸本さんが店舗を掃除していたら出てきたというはつ江さんが作詞作曲した歌詞と譜面。僕がそれをもとにアレンジして歌った「スマイル」。みんな泣き笑いでとても良い時間でしたね。ハイライトだったかな。まっすぐな言葉が素晴らしかったです。「sweet december」を今年はもっと特別な感慨を持って歌いました。最後は「雨の夜と月の光」。終わるのが惜しかった。

会場を埋めたみんなの楽しそうな顔、拍手、手拍子を忘れないでおこうと思います。終演後も長いことサインや語り合い。チャッツワースが、岸本さんたちがお客さんにどれだけ愛されているかを感じました。ここで16年やらせてもらって本当にありがたかった。少し先の未来でまたいろんな場所で会いましょう。打ち上げには同じ加古川のライブカフェCECILの島田さんも来てくれてずっと楽しくて、またこれからも加古川に来たいとあらためて思いました。感謝しかないです、ほんと。

ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

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2024年12月17日

GOMES THE HITMANメジャーデビュー25周年を締めくくるライブが来週末

GOMES THE HITMAN25周年アニバーサリーイヤー、ライブは残り一本となりました。下北沢440でワンマンライブをするのは多分初めてで、まもなく満席になりそうで嬉しいです。オールリクエスト、時間の許す限りたくさん演奏します。大阪でも意外な選曲が面白かったけれどきっと東京も。クリスマスも終わって忘年会ムードになるのでしょうか。今年GOMES THE HITMANは「ポリフォニー」という新曲を作りました。ライブタイトルはその歌の歌詞からとりました。去年の「余韻」「レモンティーと手紙」「新しい朝のワルツ」「blue hour」とあわせて新しい作品を次に作りたいと思っています。ひと区切りしてまた新しく始めたいな。

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2024年12月27日(金)@ 下北沢440
GOMES THE HITMAN 25th anniversary final
年末感謝祭“街はさざめくポリフォニー”<TOKYO>

18:30開場19:00開演/予約4500円 当日5000円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN
[ 山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明 ]

メジャーデビュー25周年アニバーサリーイヤーのフィナーレ、
年末感謝祭的ライブが決定しました。みなさんのリクエスト
を反映したセットリストで2024年を締めくくります。みんなが
聴きたい曲、だいたい全部やります!

チケット予約受付中
https://tiget.net/events/351711

下北沢440 four forty(http://440.tokyo/
〒155-0032 東京都世田谷区代沢5丁目29-15 SYビル 1F  
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2024年12月16日

GOMES THE HITMAN“街はさざめくポリフォニー”<OSAKA>(2024年12月15日 @ 大阪 雲州堂)【SETLIST】

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2024年12月15日(日)@ 大阪 雲州堂
GOMES THE HITMAN 25th anniversary final
年末感謝祭“街はさざめくポリフォニー”<OSAKA>


1.光と水の関係(『weekend』1999)
2.緑の車(『maybe someday ep』2000)
3.お別れの手紙(『weekend』1999)
4.train song(『weekend』1999)
5.言葉はうそつき(『cobblestone』2000)

6.街をゆく(『new atlas ep』1999)
7.太陽オーケストラ(『cobblestone』2000)
8.愛すべき日々(『omni』2003)
9.saturday song(新曲)
10.新しい朝のワルツ(新曲)
11.ドライブ(『ripple』2005)

12.饒舌スタッカート(『饒舌スタッカート』2001)
13.ねじを巻く(『饒舌スタッカート』2001)
14.夜明けまで(『mono』2002)
15.忘れな草(『mono』2002)
16.happy ending of the day(『omni』2003)

17.僕らの暮らし(『maybe someday ep』2000)
18.魔法があれば(『memori』2019)
19.毎日のポートフォリオ(『memori』2019)
20.サテライト(『ripple』2005)
21.悲しみのかけら(『memori』2019)
22.ブックエンドのテーマ(『memori』2019)

EN
23.手と手、影と影(『ripple』2005)
24.sweet december(未発表曲)
25.雨の夜と月の光(『rain song ep』1999)
  
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2024年12月15日

LIVE AT CHATSWORTHーカフェの厨房から(2024年12月14日 @ 加古川 チャッツワース)【SETLIST】

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2024年12月14日(土)@ 加古川 チャッツワース
山田稔明/GOMES THE HITMAN
“LIVE AT CHATSWORTHーカフェの厨房から”


<山田稔明>
1.ハローグッバイ〜カフェの厨房から
2.歓びの歌
3.pilgrim
4.シャーとニャーのはざまで(新曲)
5.あいとわをん(新曲)
6.calendar song


<GOMES THE HITMAN>
1.baby driver
2.北風ロック
3.星に輪ゴムを
4.お別れの手紙
5.train song

6.溶けて死ぬのさ
7.tsubomi
8.レモンひときれ
9.coffee
10.レモンティーと手紙(新曲)

11.blue hour(新曲)
12.余韻(新曲)
13.ホウセンカ
14.明日は今日と同じ未来

EN
15.スマイル(岸本はつ江 作詞作曲)
16..sweet december
17.雨の夜と月の光  
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2024年12月14日

本日、加古川チャッツワースにて最後のライブです

いよいよ本日、2008年からお世話になってきた兵庫県加古川市のチャッツワースでの山田稔明、GOMES THE HITMANのライブです。年内で閉店が決定しているので最後のステージとなります。チケットはすべて完売、16時半の受付からライブ最後の1曲までお楽しみいただければ幸いです。チャッツワース店舗での紅茶やお菓子、ライブ物販にもたくさんのグッズが並びます。小銭やトートバッグ等ご用意してお買い物していただけたら幸いです。最後はニコニコして感謝あふれる空間にしたいですね。よろしくお願いします。

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2024年12月14日(土)@ 加古川 チャッツワース
山田稔明/GOMES THE HITMAN
“LIVE AT CHATSWORTHーカフェの厨房から”

18:00開場18:30開演/追加立ち見席 4500円 (別途フリードリンクとフードバイキング代として2000円)
出演:山田稔明、GOMES THE HITMAN

年内で営業を終了予定の加古川の紅茶屋チャッツワースで
感謝を込めて最後のライブを。第一部山田稔明、第二部は
GOMES THE HITMANの演奏をお届けします。ライブ前に
フリードリンクとフードバイキングのパーティーも予定。

<ライブ当日の流れをお知らせします>
スムーズな進行のため当初お知らせしていた18時の開場時間より
受付時間を早い時間に設定させていただきましたことをご了承ください

16:30より受付を開始します
受付を済まされた方かたフリードリンク・フリーバイキングの
パーティーをお楽しみください
*当日のお楽しみ、サプライズな生演奏も予定しています

18:00から2階会場への入場開始
着席チケットをお持ちのお客様がご入場のあと
立ち見席のお客様をご案内します
18:30ライブ開始となります

ご不明な点などあればお問い合わせください!
→ info@gomesthehitman.com


紅茶と英国菓子CHATSWORTH(チャッツワース)
https://x.com/chatsworth_01
〒675-0065 兵庫県加古川市加古川町篠原町4−7  
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2024年12月13日

終わり始まり、よみがえる

急に電話が鳴って出てみると、恵比寿にあった天窓switchの元店長からだった。とても久しぶりだったからびっくりしたが、聞けばようやく新しいライブハウス再開のメドが立ったというから僕も声が大きくなって「よかったねえ」と喜びあった。場所は神楽坂で、名前は「神楽坂 天窓」というそうだ。2000年代からずっと恵比寿天窓switchでソロで「夜の科学」、GOMES THE HITMANで「猫町オーケストラ」というライブをやらせてもらって、お店が閉まるときに僕は「月あかりのラストワルツ」という曲を書いて捧げたが、それを僕が音源化する前にお店が復活する。とてもめでたいことだが、この時代にライブハウスを新しく立ち上げることがどんなに大変かとも思う。ぜひオープニングイベントを、というオファーにできることでサポートしたい。年始に一度見学に行ってみようと思う。

そして2008年からずっと西の拠点、宿り木のようなお店だった加古川チャッツワースが年内で閉店する。親戚みたいな付き合いなのでいろんな事情や窮状は聞いていたけれど、6月に歌いにいったときにはこんなに急に終わりがくるとは思わなかった。でも、岸本さんたちが「おしまいにする」と決断したことに敬意を持って受け止めたい。続けていくことより終わらせることのほうが時として難しいことも知っているつもりだ。週末の最後のチャッツワースにはこれまでにないくらいの人数のお客さんが集まってくれる。これはお店の持つ引力だ。来年になったらまたチャッツワースは新しいかたちで始まって蘇るのだろう。

夜明け前の空がものすごく暗くても、あっという間に太陽が夜を朝に塗り替える。早朝のウォーキングでそういう当たり前のことを毎日学び直している。どんなものでも終わり、始まり、よみがえるのだ。

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2024年12月12日

チャイナとカフェ

昨日のこと。ライブとリハが続いてクタクタになっていたところに高橋徹也さん(タカテツさん)から「所用で吉祥寺に行くんだけど飯でもどう?」と連絡が来て、出かけた。疲れてはいたけれど、ライブのこととかテレビドラマのこととかその他のどうでもいいこととか、いろいろ話がしたかったのだ。タカテツさんも意欲的なステージをやった後だったので(観にいきたかった)その報告も聞きたかった。中華を食べたあとでカフェでふたりともサワーチェリーパイを食べてコーヒーを2杯飲んだ。いろんな話をしたが、もう何を話したか忘れてしまった。

誕生日プレゼントに本をくれた。中華はタカテツさんのおごりで、カフェは僕が払った。なんだか良い日だったな。

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2024年12月11日

夜の科学 vol.66ーあいが最初の二文字(2024年12月8日 @ 吉祥寺 スターパインズカフェ)【ライブ後記】

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毎年誕生日に一番近い週末に行うソロワンマン「夜の科学」、もういつからやってるかも思い出せないくらいずっと12月恒例のステージ。秋に続いて7人編成での贅沢なアンサンブルとなりました。最初の音を出した瞬間から最後までとても幸せな響きのなかで私服の時間。1曲目は「new sensation」まだ音源化されていないこの曲は小さな“宣誓”みたいな気持ちで書いた曲で、だからタイトルは少しダジャレでもある。ちょっと曲構成をアレンジをリニューアルしてとても良い感じになった。「どこへ向かうか」「home sweet home」と続き、ここまで近藤さんはバンジョーを弾いてくれて新鮮。「クレールとノアール」も久しぶり、演奏してて楽しい曲だ。

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僕が歌詞を書いて近藤さんが曲をつけた「猫のふりをして」、ママンの歌「シャーとニャーのはざまで」は来たるべき“ニャーアルバム”からの曲。上野くんのフルートが縦横無尽に飛び交う。「glenville」の安宅くんのペダルスティールギターの音色、僕と近藤さんと安宅くんの3声コーラス。「月あかりのナイトスイミング」の真里さんのピアノ。「三日月のフープ」はイトケンさんと五十嵐くんのリズム隊がグルーヴする。バンドって楽しいなあっていう瞬間がいくつも。

エモーショナルな「音楽は魔法?」みたいな曲が新しくセットリストに加わったことも嬉しい。「太陽と満月」も客席からのハンドクラップに煽られるように熱い演奏に。今から15年くらい前にウクレレを練習してるときにできた「hanalee」をあらためてウクレレで弾き歌おうと思いついたのは当日のことでした。この曲もコーラスが充実、バンドって楽しいなあ。

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この日のライブタイトル、副題は「あいが最初の二文字」。今年書いた「あいとわをん」から取られたフレーズ。この日のハイライトのひとつは「あいとわをん」だったかと思う。この曲を夢のなかで書いたことが自分のなかではとても大きな出来事。「SING A SONG」でみんなで手拍子、僕の年の数だけ手を叩いてくれた皆さんに感謝。「星降る街」「光の葡萄」で冬の澄んだ夜空を想いながら、本編の最後は「セラヴィとレリビー」、早くこの歌もレコーディングしたいな。

アンコールで期せずしてバースデーケーキのサプライズ。近藤さんお気に入りの自由が丘のパティスリーで買ってきてくれたケーキはその名も「セラヴィ」でした(超おいしかった!)。いくつになってもお祝いしてもらうことは幸せで嬉しいことです。「calendar song」も2年ぶりくらいじゃないかな。ユー・ソーの掛け合いも良かった。「sweet december」を再びウクレレで。最後は「ハミングバード」で大団円。今年も無事またひとつ年を重ねることができました。当たり前のことじゃない、とてもかけがえのない日々の積み重ね。心強いメンバーのみんな、スタッフみんな、スターパインズカフェの皆さん、そしてもちろんお客さん、猫たちにも心から感謝を。

本当にたくさんのお祝いをありがとうございました。いっぱいお返しします。

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photo by ka-ko.
thank you!  
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2024年12月10日

今週末の関西2DAYS

吉祥寺スターパインズカフェでの「夜の科学」の翌日はGOMES THE HITMAN長時間リハーサルで、「今年はソロとゴメスの2DAYSじゃないから楽チンだな」と思っていた僕は完膚なきまでにクタクタに。2日間でどんだけ歌ったことか。今週末加古川と大阪の関西2DAYS。加古川チャッツワースでの最後のライブは山田稔明ソロ弾き語りとGOMES THE HITMANの2部構成、選曲もチャッツワースならではのものになる。一方、大阪雲州堂でのライブはオールリクエストライブで、今のところ30曲以上の演奏候補曲があるのだけど、どう考えても時間内におさまる気がしない。雲州堂は音止めの時間が決まっているので時間ギリギリまで演奏しようということに。2日間で全然違う内容になることだけは決定しています。

加古川チャッツワースではお客さんたちにフリードリンクとフードバイキングが振る舞われる立食パーティーが1階店舗で開催されるのですが、ピアノがあるのでキーボード堀越さんが弾き語りライブをすることになりました。多分関西で初めてのソロ弾き語りだと思うのでぜひお楽しみください。チケットは完売しています。

雲州堂で今年三回目のGOMES THE HITMANでのライブとなります。そんなに大阪に来れたことはこの20年で初めてかもしれない。大阪の皆さん、近隣の方もぜひメジャーデビュー25周年を締めくくるステージを観にきてください。来年は関東以外でのライブは少なくなると思いますのでこの機会にぜひ。

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2024年12月14日(土)@ 加古川 チャッツワース
山田稔明/GOMES THE HITMAN
“LIVE AT CHATSWORTHーカフェの厨房から”


受付16:30より開始、その後立食パーティーが開催されます
LIVE 18:00開場18:30開演/料金 4500円 (別途フリードリンクとフードバイキング代として2000円)
出演:山田稔明、GOMES THE HITMAN

年内で営業を終了予定の加古川の紅茶屋チャッツワースで
感謝を込めて最後のライブを。第一部山田稔明、第二部は
GOMES THE HITMANの演奏をお届けします。ライブ前に
フリードリンクとフードバイキングのパーティーも予定。

紅茶と英国菓子CHATSWORTH(チャッツワース)
https://x.com/chatsworth_01
〒675-0065 兵庫県加古川市加古川町篠原町4−7




2024年12月15日(日)@ 大阪 雲州堂
GOMES THE HITMAN 25th anniversary final
年末感謝祭“街はさざめくポリフォニー”<OSAKA>

18:30開場19:00開演/予約4500円 当日5000円(ドリンク代別途)
出演:GOMES THE HITMAN
[ 山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明 ]

メジャーデビュー25周年アニバーサリーイヤーのフィナーレ、
年末感謝祭的ライブが決定しました。みなさんのリクエスト
を反映したセットリストで2024年を締めくくります。みんなが
聴きたい曲、だいたい全部やります!

チケット予約受付中
https://tiget.net/events/351712

event space 雲州堂(http://www.iori-unshudo.com/
〒530-0046 大阪市北区菅原町7-2
  
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2024年12月09日

誕生日に思うこと

12月8日が誕生日で、51歳になった。40を過ぎた頃からずっと誕生日になると九州の母親から「あんたももうオジンね」と言われるようになって毎年恒例の電話でのやりとりがあったんだけど、去年夏に母が亡くなってからは「オジンね」も言われなくなって、両親がいなくなってしまった自分は12月8日という生まれ日のことを自分のことというよりも父と母の記念日のように考えるようになった。父の命日が誕生日の2日前なので仏壇(的なもの)にお酒と花を備えたりするからなおさらそう思うのかもしれない。

今年は誕生日がライブだったのでいつも以上にバタバタ忙しく駆け回っていたのが、期せずしてステージ上で近藤研二さんがお気に入りのケーキ屋さんで買ってきてくれたバースデイケーキのサプライズを受けて、ちゃんと驚いて、ちゃんと嬉しかった。いろんな人からお祝いの言葉をいただいて、たくさんのプレゼントをいただいて、その質と量のレベルに少し申し訳なくさえなってしまう。僕も人をちゃんとお祝いできる人になりたいなと思ったり反省したりして。想いをいっぱい受けて、ちゃんとお返しできるように新しい1年を始めたい。12月8日は仏陀が悟りを開いた日として知られるけれど、僕は51歳にしてあらためていろんなことを再認識・再確認したいと思う。

たくさんのお祝いをありがとうございました。

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2024年12月08日

夜の科学 vol.66ーあいが最初の二文字(2024年12月8日 @ 吉祥寺 スターパインズカフェ)【SETLIST】

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2024年12月8日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
夜の科学 vol.66ーあいが最初の二文字


1.new sensation(新曲)
2.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
3.home sweet home
4.クレールとノアール
5.猫のふりをして(山田稔明・近藤研二共作曲)
6.シャーとニャーのはざまで(新曲)
7.glenville

8.月あかりのナイトスイミング
9.三日月のフープ
10.音楽は魔法?(新曲)
11.太陽と満月
12.hanalee

13.あいとわをん(新曲)
14.SING A SONG
15.星降る街
16.光の葡萄
17.セラヴィとレリビー(新曲)

EN
18.calendar song
19.sweet december
20.ハミングバード



山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
[ 山田稔明(vo, g, ukulele)、安宅浩司(pedal steel, mandolin, chorus)、
itoken(drums)、五十嵐祐輔(bass)、佐々木真里(key. chorus)、
近藤研二(g, banjo, chorus)、上野洋(flute, 鍵盤ハーモニカ etc)]  
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2024年12月07日

いよいよ12月8日「夜の科学vol.66」開催です

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いよいよ12月8日は吉祥寺スターパインズカフェでの山田稔明バンド編成での公演。毎年12月の「夜の科学」では年末感謝の景品が当たるくじ引き大会をやってましたが、今年はGOMES THE HITMANとあわせて2デイズ開催ではないこと、演奏したい曲数が多いことを考慮し(くじ引きしなかったら3曲くらい余計に歌える)そういった企画をやらないことにしました。そのかわりご来場いただいた皆さん全員にクリスマスソングのプレゼントがあります。詳細は当日のMCで。楽しみにしててください。物販コーナーも盛りだくさんでお待ちしてますので小銭やトートバッグなどご用意のうえ(クレジットカード、電子マネーも使えます)ご来場ください。プレイガイド前売りが終了しています。公式LINE、あるいは「info@gomesthehitman.com」宛にお名前人数連絡先明記の上、当日精算の前売り取り置きをご利用ください。

2025年山田稔明カレンダーもこのライブ以降の物販で発売開始となります。終演後にはできるかぎりサインしたいと思っていますが、いろいろご理解ご協力もよろしくね。通販オーダー分は来週以降の発送を予定。物販にはCD、Tシャツやボーダー、バッジ、参加メンバーのCDやカマクラ張り子五十嵐くんの干支の張り子も並びます。クレジットカードと電子マネー(PayPay以外)が使えます。現金の方は小銭を用意してもらえたら助かります。トートバッグなどご持参ください(トートバッグも売ってます)。



オフィシャル通販STOREでカレンダーを注文

12月8日、吉祥寺でお会いしましょう。  
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2024年12月06日

父の命日

12月6日は父親の命日でした。2018年から6年経った。今年も忙しさにかまけてまた忘れてて慌ててお酒を買ってきた。僕はギターのドレミを父親に教わった。父は演歌を弾くのが好きで、たまにツアーの途中で僕がギターを持って家に寄ると「覚えとるやろか」とポロポロ哀愁のソロを弾いたのを思い出す。バイクにも乗ってよく転んで怪我してたらしいけど、バイクには僕は一度も乗らない人生を送っている。

お父さんが生きていたら82歳。ポール・マッカートニーとブライアン・ウィルソン、ジミヘンと同級生。

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2024年12月05日

みんなで練習を|山田稔明バンド編成ワンマン「夜の科学66」は今週末12月8日

今週末12月8日吉祥寺スターパインズカフェ公演のための練習、ロング・リハーサル。今回はとにかく楽器編成が賑やか。いつもと違う響きが欲しいことを相談したら近藤さんはエレキとアコギに加えてバンジョーを引っ張り出してきてくれた。安宅くんのマンドリンとペダル・スティール、僕のアコギとエレキ。弦楽器がたくさん。そして真里さんにはスターパインズカフェのグランドピアノを弾いてもらいます。上野くんはフルートと鍵盤ハーモニカ、イトケンさんと五十嵐くんのリズム隊が土台をしっかり整えてくれます。

演奏したい曲がたくさんあるのでクリスマス・アルバムからの曲はほとんどありませんが、「sweet deember」はしっかりやりますのでもしすぐお手元に鈴とかベルとかが出る人はカバンに忍ばせてきてください。鍵束でもいい音がします。毎年この、自分の誕生日が近づく頃になると今年も1年生きてこれてよかったなと思います。また来年があるなんて当たり前のことでは全然ないな、と。週末から冬将軍、寒くなるらしい予報が出ていますが、吉祥寺スターパインズカフェは心地よく温かい場所になると思います。

チケットはプレイガイドにて明日まで発売。当日精算の入場をご希望の方は公式LINEか「info@gomesthehitman.com」までお名前人数とご連絡先をお伝え下さい。日曜日の夜、吉祥寺でお会いしましょう。

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2024年12月8日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
夜の科学 vol.66ーあいが最初の二文字


18:30開場 19:00開演/前売4500円 当日5000円(ともに1ドリンク代別途)
出演:山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
[ 山田稔明(vo, g)、安宅浩司(pedal steel, mandolin)、
itoken(drums)、五十嵐祐輔(bass)、佐々木真里(key.)、近藤研二(g)、上野洋(flute)]

年末恒例バンド編成の山田稔明バースデイライブ。
素晴らしい音楽家たちと奏でる丹精な言葉と芳醇な
メロディをお楽しみください。

チケット発売中!
e+:https://eplus.jp/sf/detail/4194640001-P0030001

吉祥寺 STAR PINE’S CAFE(http://mandala.gr.jp/SPC
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1  
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2024年12月04日

トラベラーズファクトリー13周年イベントのライブ配信が12月7日に

11月24日に中目黒トラベラーズファクトリーで開催されたお店の13周年記念ライブ、その夜の部を今週末7日(土)配信します。本来1時間ほどの内容を予定していましたが、僕のMCが長くなってしまって、しかしそれを聞いてもらわないとこの日のライブの醍醐味が薄れてしまうと思ったので全12曲約90分の内容でお届けします。昼の部と夜の部で1曲だけセットリストを変えました。これは急遽な思いつきでのことだったので、昼の部の人はしか「もみじ」は聴けなかったし夜の部の人は「my favorite things」。配信の方は「my favorite things」のほうをお楽しみください。特典ノート付きの視聴チケットが早々に売り切れてしまって申し訳ないのですが、視聴のみのチケットを現在も販売しています(こちらは売り切れありません)。

配信当日は僕、そしてチームトラベラーズの皆さんも一緒にコメント欄などを賑やかにすると思います。とても見応えのあるプログラムになっていますのでお付き合いください。あわせて、先週末に配信した下北沢レテ公演もアーカイブ期間が12月9日までありますのでぜひに。

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2024年12月7日(土)@ 中目黒トラベラーズファクトリー【収録配信】
TRAVELER’S FACTORY 13周年記念
山田稔明ライブ “LOVE AND HARMONY”

*11月24日に中目黒トラベラーズファクトリーで行われたライブを配信
21:00配信開始(約90分の演奏を予定)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)

特典オリジナルトラベラーズノート リフィル付きチケットは完売
特典のつかない視聴のみのチケットを発売中です
料金:2000円(アーカイブ期間が1週間あります)
https://twitcasting.tv/toshiakiyamada/shopcart/337864

  
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2024年12月03日

今週末は山田稔明7人バンド編成での「夜の科学66」恒例のバースデイライブです

いよいよ今週末、また年をひとつ取ります。50歳から先はもうなんだか齢を重ねるのは面白いことしかない気がします。音楽を好きになった10代の頃、音楽を始めた20代の頃に50歳越えてもレコード買ったり新しい音をネットで探したり、まだ作ったことのない歌作りたいなんて必死になっている自分の姿は想像できませんでした。今年はソロ名義でCDをリリースして15年という節目。ソロキャリアの最初から新曲まで全部入りで、バンドメンバーも全員集合で全部見せます。

セットリスト(草案)が決まりました。リハーサルが楽しみ。

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2024年12月8日(日)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ
山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
夜の科学 vol.66ーあいが最初の二文字


18:30開場 19:00開演/前売4500円 当日5000円(ともに1ドリンク代別途)
出演:山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
[ 山田稔明(vo, g)、安宅浩司(pedal steel, mandolin)、
itoken(drums)、五十嵐祐輔(bass)、佐々木真里(key.)、近藤研二(g)、上野洋(flute)]

年末恒例バンド編成の山田稔明バースデイライブ。
素晴らしい音楽家たちと奏でる丹精な言葉と芳醇な
メロディをお楽しみください。

チケット発売中!
e+:https://eplus.jp/sf/detail/4194640001-P0030001

吉祥寺 STAR PINE’S CAFE(http://mandala.gr.jp/SPC
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1  
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2024年12月02日

シャーとニャーのはざまでーチミママのこと(7)

ママンが我が家の猫になって今日12月2日で4ヶ月になった。まだ4ヶ月なのか、もう4ヶ月なのか、ちょっと時間の感覚がよくわからない。リビングに大きな2階建てのケージがドンと鎮座しているので部屋のレイアウトがいびつなまま、なんとなく仮暮らしみたいな風景のまま季節が2つ進んだことになる。このケージはポチ実を保護するときに料理家の桑原奈津子さんのお宅からお借りしたままずっとうちにあるもので(よくどこのメーカーのものかと聞かれるのですが、多分ドギーマンとかだと思います)、これまで近藤研二さん宅がウニを迎えたとき、fishing with john五十嵐くんの家にココ坊が来たときに又貸しさせてもらったのだけれど、仔猫はすぐに家に慣れるのでケージはすぐに必要なくなる。近藤さんちも五十嵐くんちも1週間かそこらしか使わなかったんじゃないかな。ママンも家に慣れてケージはいらなくなるんじゃないか淡い期待があったけれど、片付けることができないでいる。ママンにとってこのケージのなかは“安全地帯”なのである。

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8月に保護して1ヶ月くらい経ったころからケージの扉はだいたい開放されていて、ママンは自分の意志で好きなときに好きなところへ行けるわけだけれど、昼間はだいたい寝ている。“昏昏と眠る”という表現がぴったりなくらい寝ている。「もうちょっと運動したほうがいいんじゃない?」と声をかけるとジロリと僕を睨む。ブラッシングすると背伸びをして気持ちよさそうにするけれど、一日に数回、「トトン」とケージの2階から降りてくる音がしてトイレをして、ようやく夜になって部屋を徘徊する以外はずっとケージのなか。外にいた頃は木に登ったり、おもちゃで遊んだりしてたのにな…と心配になるが、とにかくママンはこのケージのなかでとても心地よさそうにしている。ゴロゴロ喉を鳴らす音を初めて聞いたときの感動を忘れない。

ところが、先月くらいからママンがネズミのおもちゃでとても良く遊ぶようになってきた。ピンクのプラスチックの棒にうさぎの皮でできたネズミが紐でくっついている、大昔からあるタイプのおもちゃ。これを僕が魅惑的に動かすとママンは大きな黒目をまんまるにさせて夢中で、飛んだり跳ねたり、なかなかの運動量で遊ぶのだ。ネズミに夢中で僕のすぐそばまで来て寝転んだりもするが、ハッと我にかえって安全地帯であるケージへ駆け戻り、またこちらを伺ってはネズミの動向に激しく反応して、とても可愛くて元気で見ていて嬉しくなる。この運動のあとママンはぐっすりよく眠る。人間と同じだ。昨日あたりからネズミ遊びを期待して目をらんらんとさせて僕を眺めるようになった。4ヶ月経って、これはなかなかの進歩だ。

ママンがびっくりするような画期的なネズミの動きを研究している。見たことないような動きを見せたい。ネズミ使い、マウスマスターになりたいと思っている。ママンのものすごいジャンプとか近々撮影できると思うのでインスタ楽しみにしていてください。

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2024年12月01日

今年も大晦日のスターパインズカフェで歌いおさめです

2024年の歌いおさめは毎年恒例の地元吉祥寺スターパインズカフェのステージで。もういつから始まったかも思い出せない年末企画。写真は去年の樣子。今年は夏にもご一緒したTSUNTAさん、そして久しぶりにラインナップ復帰のタカテツさん、去年は風邪引いてたから話ができなかったHARCO青木くん、そして初共演となるサボテン高水春菜さん。今年も本当に何度も何度もスターパインズカフェにはお世話になりました。

感謝の気持ちをこめて歌います。

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2024年12月31日(火)@ 吉祥寺スターパインズカフェ
太陽と月のメロディー
出演:TSUNTA / 山田稔明 / 高橋徹也 / 青木慶則 / サボテン高水春菜
12:00開場 12:30開演 / 前売 3,300円 当日 3,600円(ともに1ドリンク代別途・来店順入場・全自由)
チケット / TiGET予約
https://tiget.net/events/364005

吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251  
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山田稔明2025年カレンダーの通販STORE受付開始

毎年恒例の山田稔明描きおろし猫イラストによるカレンダー、なんと今作で15年目となります。2011年から作り始めた山田稔明猫イラストカレンダーはポチが天に旅立ち、ポチ実(チミ)が登場した2014年からは“自由な魂”となったポチが時空を越えて現世のポチ実と四季を駆け回る舞台となり、さらに今年年夏、10年通い猫だったチミママ(ママン)が家族になるという大展開を経て新しい12ヶ月の楽しい物語を綴ります。皆さんの暮らしのおともに山田稔明カレンダーをぜひ飾ってください。

12月8日吉祥寺スターパインズカフェでの「夜の科学 vol.66」公演以降のライブ会場物販で販売を予定、オフィシャル通販STOREご注文分に関しては12月中旬の発送を予定しています。記念日にサインの描き込みもできる限り対応しますので通販ページをよくご覧いただきご注文ください。ライブ会場でも状況に応じてサインしますので。オフィシャル通販STOREでのオーダー受付が始まりました。よろしくお願いします。

2025年告知


1枚1枚バラバラになっていますので自由な貼り方で
お楽しみください。サイズはA5(148mm×210mm)12枚+1枚のセットです。

オフィシャル通販STOREで2025年カレンダーを注文  
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