2025年05月31日

マキノゲン × 山田稔明、恒例ジョイントライブ〜いつも旅の途中 2025新緑編(2025年5月31日 @ 下北沢ラプソディー)【SETLIST】

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2025年5月31日(土)@ 下北沢ラプソディー
マキノゲン × 山田稔明、恒例ジョイントライブ
〜いつも旅の途中 2025新緑編〜RHAPSODY9周年記念ライブ


1.サテライト(山田)
2.どうせ明日も晴れだろう(牧野)
3.青と白の日々(山田:カスタネッツ カバー)
4.pilgrim(牧野:山田稔明 カバー)
5.手と手、影と影(山田)
6.中途半端な僕だから(牧野)
7.hanalee(山田)
8.Hello(牧野)

9.夏の日の午後(牧野:eastern youth カバー)
10.夕暮れ(山田:THE BLUE HEARTS カバー)
11.いい言葉ちょうだい(フィッシュマンズ カバー)
12.まゆみ(牧野:KAN カバー)
13.America(山田:サイモン&ガーファンクル カバー)
14.ありがとう(井上陽水奥田民生 カバー)
15.最後のお願い(山田) 
16.猫を待つ(牧野)

EN
17.浮草(共作曲)
18.トンネルぬけて(ボ・ガンボス カバー)



配信アーカイブ6月14日までご視聴いただけます
https://twitcasting.tv/rhapsody422/shopcart/377765  

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2025年05月30日

今週末5月31日は下北沢ラプソディー9周年、牧野元+山田稔明|完売御礼、ライブ配信が決定しました

いよいよ今週末5月31日(土)牧野元さんとの恒例2マン開催です。東京は天気が悪くなりそうで、ぎりぎり5月の爽やかな気候ならよかったんだけど、ラプソディーのなかは気持ちのいい風が吹くようなライブにしたいと思います。追加の立ち見席まで完売御礼、ライブ配信も決定しましたのでご来場叶わなかった方、ご遠方の皆さんも楽しんでいただければ嬉しいです。今回も恒例のカバー、初めてのトライがいっぱい。最初から最後まで僕も元さんもステージに出ずっぱり、交互に歌ったりセッションしたりするスタイルの、一期一会のステージです。

週末の土曜日、下北沢でお会いしましょう。

5:31

2025年5月31日(土)@ 下北沢ラプソディー
マキノゲン × 山田稔明、恒例ジョイントライブ!
〜いつも旅の途中 2025新緑編〜RHAPSODY9周年記念ライブ

出演:マキノゲン(ザ・カスタネッツ)/山田稔明(GOMES THE HITMAN)
18:30開場 19:00開演/前売4,000円(別途500円分drink券)
来場チケットは完売

ツイキャスプレミア配信の視聴チケット発売中です
6月14日までアーカイブ視聴可能 料金3000円〜
https://twitcasting.tv/rhapsody422/shopcart/377765

RHAPSODY(ラプソディー) 〜acoustic live bar - shimokitazawa〜
〒155-0031東京都世田谷区北沢2-1-7 ハウジング北沢ビルII 5F
http://rhapsody.tokyo
info@rhapsody.tokyo  
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2025年05月29日

赤と白の日々

吉祥寺で用事をすませて帰路の途中、異様な行列に出くわす。異様というのはやたらとみんな赤と白のボーダーシャツ、かと思うとおどろおどろしいイラストのTシャツを着ている人もたくさん。それは吉祥寺にある某ホテルのホールで開催される楳図かずお先生のお別れ会に向かう列だった。吉祥寺に20年以上暮らしているから、何度楳図先生と道で遭遇したかは数え切れない。嬉しくていつも「こんにちは」と小さな声で会釈したり、良きタイミングのときにはひとことふたことお話させてもらうこともあった。

佐賀の田舎の、小学生のときの溜まり場だったお好み焼き屋さんで「漂流教室」を読んだときの衝撃を忘れない。なぜだろう、楳図先生がいない世界を生きているという実感がわかないのだ。地上からふわりと少し浮いたところを先生はいつも歩いていると思っていたけれど、案外今もそのまま、少し離れた浮世にいるのかもしれないなと感じる。赤と白の花を持って、みんなニコニコしていた。

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2025年05月28日

今週末、下北沢ラプソディーでの牧野元+山田稔明、ライブ配信が決定しました

今週末のライブのためのリハーサルを牧野元さんとやってきました。今回も初めてトライするカバーがいろいろ。久しぶりにリハ後にちょっとお酒を飲んだりして(最近は打ち上げもやらないしそういう時間は本当にレアなのです)本番当日まで良い時間が続きます。追加立ち見席も完売して、ツイキャス配信が決定しました。ご来場が叶わなかった方、遠方の皆さんもぜひリアルタイムで(アーカイブもあります)お楽しみいただければ嬉しいです。写真は1年前のステージ、今年も面白くなりますように。

視聴チケット販売もスタートしました。今週末、下北沢で、そしてスクリーン上でお会いしましょう。

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2025年5月31日(土)
マキノゲン × 山田稔明、恒例ジョイントライブ!
〜いつも旅の途中 2025新緑編〜RHAPSODY9周年記念ライブ

出演:マキノゲン(ザ・カスタネッツ)/山田稔明(GOMES THE HITMAN)
18:30開場 19:00開演/前売4,000円(別途500円分drink券)
来場チケットは完売

ツイキャスプレミア配信の視聴チケット発売中です
6月14日までアーカイブ視聴可能 料金3000円〜
https://twitcasting.tv/rhapsody422/shopcart/377765

RHAPSODY(ラプソディー) 〜acoustic live bar - shimokitazawa〜
〒155-0031東京都世田谷区北沢2-1-7 ハウジング北沢ビルII 5F
http://rhapsody.tokyo
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2025年05月27日

GOMES THE HITMANーSATELLITE TOUR 2025 “Band de Bel Canto MACHIDA”(2025年5月24日 @ 町田 まほろ座MACHIDA)【ライブ後記】

3月の横浜公演以来のGOMES THE HITMAN、東京都町田市のまほろ座MACHIDAで初めて演奏しました。音の反響が少なくて演奏に集中できるハコで、一音一音丁寧にフレーズを紡いでいく感じがありました。とても居心地のいい会場ですね、まほろ座は。スタッフ皆さんのホスピタリティも素晴らしい。楽屋にコーヒーがあったりカントリーマアムがあったり、そういうとこもちょっとうれしい。満席の会場、いつもの登場SEが鳴ってステージへ。「思うことはいつも」からスタート、思うことはいつも形あるものはそっと消えていくということ。「keep on rockin'」「午後の窓から」とリリースから四半世紀となった『cobblestone』楽曲を。季節を先取りして初夏の歌たち「平和なるサバービア」「晴れ男と雨女」、「虹とスニーカー」ではお立ち台に乗ってギターソロ。10周年のまほろ座の歴史でお立ち台に立ったのは僕が初めてだったそう。「太陽オーケストラ」で真夏モードに。

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まほろ座店長はキンモクセイ/サトミツ&ザ・トイレッツの佐々木良くん、彼をステージに呼び出してGOMES THE HITMANとキンモクセイのレーベルメイトとして関係についていつもの定番話。奇しくもキンモクセイの復活アルバムと同じ日にリリースされた『memori』から「night and day」と「baby driver」を演奏して前半終了。休憩を15分挟んで第二部という構成も新鮮でした。この日はインディー時代から新曲までとてもバランスの良いセットリストだったなと思う。今回はメンバーが演奏したい曲を4曲ずつ投票するというスタイルで決めたラインナップでした。

リリースから20年にして「夜の科学」を4人で初めて演奏しようというのはけっちゃんのアイデアだったか。リハーサルに入って最初にアレンジしたのはこの曲でしたが、どんどん静かにテンションがあがっていくような、「ドライブ」にも似た長尺曲なのだと再認識しました。またやってもいいな。「手と手、影と影」も“エモ”かった。消えない傷のフレーズのとき右手の甲を見つめるのがお決まりになってきた。「サテライト」の爽快感、とてもシンプルな歌なのに様々な感情が去来する歌です。

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Key堀越がステージ上手に移動してアコーディオンでの「小さなハートブレイク」「新しい朝のワルツ」、そしてエレキ2本のアンサンブルで「レモンティーと手紙」では堀越メンバーもお立ち台へ。こんな新機軸楽曲が結成30年以上経って生まれるとは。ライブ前日に「最後のお願い」という新曲をメンバーに聞いてもらって急遽セットリストに。この曲は非常に個人的な歌でソロの作品に収録されると思うけれど、バンドでの演奏もとても良かった。新曲「ポリフォニー」で本編締めくくり。もうCD作れるくらい未発表曲がたまってきました。新しいGOMES THE HITMANも楽しみにしておいてください。

アンコールの最初は「週末の太陽」、これは須藤さんリクエストの歌だったかな。アンコール2曲がデビューアルバム『weekend』からというのも良い構成でした。最後は「雨の夜と月の光」、まほろ座のミラーボールもスターパインズカフェに負けないくらい素敵な光の雨を降らせてくれました。たくさんのご来場、歓声嬌声もいっぱいありがとう。とても楽しい2時間半でした。次回は7月、茨城水戸ボージャングルス。どんなライブになるか今からドキドキします。また新しい、サムシングニューなGOMES THE HITMANにご期待ください。

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この日のセットリストをプレイリストにしました。お楽しみください。
Apple Music
Spotify  
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2025年05月26日

今週末、下北沢ラプソディー9周年公演|牧野元(カスタネッツ)+山田稔明(GOMES THE HITMAN)

チケットが完売していた恒例のザ・カスタネッツ牧野元さんとの下北沢での2マンライブは追加立ち見席が若干枚数販売中です。この機会をお見逃しなく。今回はどんなカバーやセッションが繰り広げられるのでしょうか。リハーサルから楽しみです。元さんも僕もふたりとも最初から最後までステージ出ずっぱりで交互に歌ったり、音や声を重ねたりするステージ。ラプソディーの9周年をお祝いします。

今週末は下北沢でお会いしましょう。

5:31

2025年5月31日(土)
マキノゲン × 山田稔明、恒例ジョイントライブ!
〜いつも旅の途中 2025新緑編〜RHAPSODY9周年記念ライブ

出演:マキノゲン(ザ・カスタネッツ)/山田稔明(GOMES THE HITMAN)
18:30開場 19:00開演/前売4,000円/当日未定(別途500円分drink券)

※チケット完売していましたが追加立ち見席を若干数販売しています
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02z7bgann1g41.html

RHAPSODY(ラプソディー) 〜acoustic live bar - shimokitazawa〜
〒155-0031東京都世田谷区北沢2-1-7 ハウジング北沢ビルII 5F
http://rhapsody.tokyo
info@rhapsody.tokyo  
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2025年05月25日

GOMES THE HITMAN、次のライブは7月茨城水戸ボージャングルス

GOMES THE HITMANが行ったことのない街、やったことのないハコでライブをする今年の企画、サテライトツアーは町田公演が盛況のうちに終了しました。次回のライブは茨城県水戸市、老舗ライブレストランBO-JANGLE'Sにて開催。非常に変わった造りの会場をうまく言葉で言い表せませんが、とにかく今までやったことのない環境でのステージ、楽器編成も斬新なものになりそうです。ぜひ近くの方も遠方からもお越しください。チケットは現在予約受付中です。7月のあとは秋までバンドでのライブがありません。この機会をお見逃しなく!

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2025年7月12日(土)@ 茨城 水戸 BO-JANGLE'S
GOMES THE HITMAN SATELLITE TOUR 2025
“Band de Bel Canto MITO”

17:00開場 17:30開演/前売4500円 当日5000円(オーダー代別途)
出演:GOMES THE HITMAN
[ 山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明 ]

行ったことのない街、やったことのないステージに演奏しにいくー
千葉、横浜、町田に続いて、GOMES THE HITMAN結成32年目にして
初めての茨城水戸公演が決定しました!サテライトツアーは続きます。

予約受付中!
https://tiget.net/events/393746

茨城 水戸 ボージャングルス(https://x.com/bojangl86248027
〒310-0036 茨城県水戸市新荘1丁目2−9  
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2025年05月24日

GOMES THE HITMANーSATELLITE TOUR 2025 “Band de Bel Canto MACHIDA”(2025年5月24日 @ 町田 まほろ座MACHIDA)【SETLIST】

2025年5月24日(土)@ 町田 まほろ座MACHIDA
GOMES THE HITMANーSATELLITE TOUR 2025
“Band de Bel Canto MACHIDA”


<第一部>
1.思うことはいつも(『cobblestone』2000)
2.keep on rockin'(『cobblestone』2000)
3.午後の窓から(『cobblestone』2000)
4.平和なるサバービア(『slo-mo replay』2022)
5.晴れ男と雨女(『SONG LIMBO』2018)
6.虹とスニーカー(『SONG LIMBO』2018)
7.太陽オーケストラ(『cobblestone』2000)
8.night and day(『memori』2019)
9.baby driver(『memori』2019)

<第二部>
10.夜の科学(『ripple』2005)
11.手と手、影と影(『ripple』2005)
12.サテライト(『ripple』2005)
13.小さなハートブレイク(『memori』2019)
14.新しい朝のワルツ(新曲)
15.レモンティーと手紙(新曲)
16.最後のお願い(新曲)
17.ポリフォニー(新曲)

EN
18.週末の太陽(『weekend』1999)
19.雨の夜と月の光(『weekend』1999)

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2025年05月23日

6月下北沢レテ公演が決定しました

下北沢の小さなライブバーleteでの季節に一度の定期演奏会、2013年から始まったシリーズの59回目の開催が6月に決定しました。新しい季節の、夏の歌をたくさん歌う夜になると思います。新曲やカバーなんかもトライできたら。聴きたい歌がある方はコメント欄や公式LINEにメッセージください。今週末、5月25日(日)正午よりチケット予約受付をレテHPにて。まだ季節は雨の頃でしょうか。6月の下北沢でお会いしましょう。

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2025年6月21日(土)@ 下北沢 lete
夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽59

18:00開場 18:30開演/予約4000円(ドリンク代別途)

下北沢レテでのソロ弾き語り、定期演奏会。
山田稔明の現在位置再確認、そしてその最前線を
親身な空間で体感してください。

*レテHPにて5月25日(日)正午より予約受付開始
https://l-ete.jp/live/2506.html#d21

下北沢 lete(http://www.l-ete.jp
〒155-0032東京都世田谷区代沢5-33-3
TEL:03-3795-0275  
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2025年05月22日

ホットとアイスのはざま

一昨年から始めた早朝のウォーキングのルーティンは途切れることなく、季節が変わっても5時過ぎに僕は歩きに出かける。冬の間の楽しみはコンビニでホットカフェラテを買って飲むことだった。それこそ毎朝毎朝僕が「ホットラテのレギュラー」と店員さんに言うものだから、外国人の店員さんのひとり(彼の名前を仮名でジャミルと呼ぶ)は僕がお店に入ってくるだけですぐにラテのカップを出してくれるようになった。最初は恥ずかしかったんだけど、ジャミルの御厚意をきちんと受け止めようと思って僕もいつからか「ホットラテのレギュラー」というかわりに「ありがとう、サンキュー」とだけ言ってカップを受け取るようになった。多分ジャミルは僕に「ホットラテ」っていうあだ名を付けていると思うし、僕も実際「朝のホットラテの男」である自負はある。

日々、時は過ぎていく。だんだん暖かくなって季節はもう晩春を過ぎた。朝5時過ぎはまだ少しひんやりしてはいるが、ホットラテを飲むかどうか躊躇する日が出てくる。それでも僕が入店するとカップが出てくるから「ありがとう」と受け取ることになる。こないだはカップを持って小首をかしげ「どうする?」みたいなノンバーバルなやりとりがあったあと僕が頷いて購入の意思を示した。冬の間に温かいラテを飲むのは好きなんだけど、夏にアイスコーヒーを飲むのはちょっと違ってて、夏になると僕は水を持ち歩くので、アイスコーヒーやアイスラテを頼むことはなくなる。ジャミルは僕を見てホットラテのカップをいつまで差し出してくるだろうか。アイスにする?とか聞いてくれるだろうか。それとも水を持ち歩く僕は朝のコンビニに立ち寄らなくなるのだろうか。

季節は今、ホットとアイスのはざまにある。

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2025年05月21日

今週末は町田でGOMES THE HITMAN

今週末の土曜日は東京都町田市にあるまほろ座MACHIDAで初めてGOMES THE HITMANのワンマンライブです。まほろ座は今年で10周年。僕は課外活動バンド サトミツ&ザ・トイレッツで何度もお世話になっていますが、とても居心地の良い、ご飯の美味しいライブバーです。おなかを空かせてご来場ください。町田は大きい街で、僕からしたら吉祥寺よりも全然都会な感覚があって、いつもいろんな商業ビルとか洋服屋さんとかご飯屋さんにいくのが楽しい。レコード屋さんもいくつかあります。少し早めの散策もお薦めです。

久しぶりのバンドでの演奏、なんとこの期に及んで「これ、初めてやるんじゃないの?」っていう曲が何曲かあります。結成から32年経っても新鮮な気持ちでいられるのってとても楽しいし、ありがたい。ドキドキしながら開演の時間を迎えたいと思います。満席と聞いていますが、キャンセルや当日券の案内などあるかもしれませんので最後まであきらめないで!

今週末、町田でお会いしましょう。

 GTH2025

2025年5月24日(土)@ 町田 まほろ座MACHIDA
GOMES THE HITMANーSATELLITE TOUR 2025
“Band de Bel Canto MACHIDA”

17:00開場 18:00開演/前売4500円 当日5000円(オーダー代別途)
出演:GOMES THE HITMAN
[ 山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明 ]

行ったことのない街、やったことのないステージに演奏しにいく
GOMES THE HITMAN結成32年目にして初めての町田公演が決定。
昨年山田稔明ソロで好評だった関東シリーズ「ベルカント」の
バンド編、サテライトツアーと名付けました。

まほろ座MACHIDAホームページにてキャンセル待ち受付中
https://www.mahoroza.jp/schedule/250524/
https://www.mahoroza.jp/contact/

町田 まほろ座 MACHIDA(https://www.mahoroza.jp/
〒194-0022東京都町田市森野1-15-13 パリオビルB1F
Tel : 042-732-3021
  
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2025年05月20日

GOMES THE HITMANリハーサルDAY1

3月以来となるGOMES THE HITMANバンドリハーサル。結成して32年、デビューから26年になりますが、この期に及んで“ちゃんとバンドで演奏したことのない曲”というテーマで選曲した歌を1時間かけてアレンジしたり、なんだか生まれ変わったような、新鮮な気持ちで練習。20年前の歌が新曲みたいになった。町田まほろ座はいつもサトミツ&ザ・トイレッツでお世話になってきたハコですが今回初めてGOMES THE HITMANでの演奏、美味しい料理も楽しんでいただいて、途中休憩を挟んで二部構成でのステージを予定しています。満席のご予約をいただいていますが、キャンセル発生などで席がご案内できる場合もあるそうなのでチケットがない方もまほろ座のHPをぜひチェックしてみてください。

セットリストはほぼ決定。今週末、町田でお会いしましょう。

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2025年5月24日(土)@ 町田 まほろ座MACHIDA
GOMES THE HITMANーSATELLITE TOUR 2025
“Band de Bel Canto MACHIDA”

17:00開場 18:00開演/前売4500円 当日5000円(オーダー代別途)
出演:GOMES THE HITMAN
[ 山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明 ]

行ったことのない街、やったことのないステージに演奏しにいく
GOMES THE HITMAN結成32年目にして初めての町田公演が決定。
昨年山田稔明ソロで好評だった関東シリーズ「ベルカント」の
バンド編、サテライトツアーと名付けました。

まほろ座MACHIDAホームページにてキャンセル待ちや追加席など案内中
https://www.mahoroza.jp/schedule/250524/
https://www.mahoroza.jp/contact/

町田 まほろ座 MACHIDA(https://www.mahoroza.jp/
〒194-0022東京都町田市森野1-15-13 パリオビルB1F
Tel : 042-732-3021
  
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2025年05月19日

シャーとニャー vol.1(2025年5月16日 @吉祥寺スターパインズカフェ)【ライブ後記】

吉祥寺スターパインズカフェでのトモフスキーさんとの2マンライブ。とても楽しみにしていたイベント、素晴らしい一日でした。この日は演奏する順番をくじ引きで決めることになっていたのだけど、リハーサルをどっちが先にやるかも決まってなくて、僕もトモさんも同時にセッティングしながら「こんなこと普通ないですよね」と少し困惑しながらもそのカオスを楽しむような感覚。本番まで楽屋でトモさんとまったり過ごす時間も僕にとってはとても貴重なものでした。ステージ上でくじ引き、どっちも先にやりたい演者ふたり。結果トモフスキー専攻、僕が後攻という結果に。トモさんのステージはストーリー仕立てで楽しくときにじんわりして可笑しく優しい。客席から存分に楽しませていただきました。最高だった。

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トモさんのセットにはバスドラが組み込まれていて、僕の出番のときもそれが目の前にあったから気まぐれに踏み込んでみるも、これは簡単に手を出してはいけない達人技なのだとわかる。1曲目「三日月のフープ」から「一角獣と新しいホライズン」、久しぶりに緊張しているなあと感じながら。バックトラックで「思うことはいつも」。グランドピアノで「RGB」はこないだ神戸で歌ったのが良い感触だったので東京でも歌いたくなりました。この日の「手と手、影と影」は歌と心がひとつになる感じがした。「ああ、もう二度と消えない傷を」と歌うときにママンの爪痕を見つめていたら客席からどなたかが「消えるよ」って言ってくれて、それもよかったな。

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ママンの報告をしてから「シャーとニャーのはざまで」「最後のお願い」。この日もたくさんのお心添え、優しい言葉をかけてもらってありがたく感謝するばかり。「夢の続き(imaginary)」で“生まれ変われるように”と歌詞を書いた意味が後追いで追いかけてくる。最後は「光の葡萄」、久しぶりのスターパインズカフェのミラーボールはやっぱり息を飲むほどに美しかった。

トモさんとのセッションの最初は「ゲンキガナカッタナ」、これは僕のセットのなかでカバーしようと準備してきた曲だったのをリハーサルで急遽トモさんがドラムを叩いてふたりで演奏することになった。僕はこの寄るべもなく暗く沈んだ歌が昔から大好きなのだ。トモさんと演奏できてとても嬉しかった。トモさんの「映画の中」は僕がちぐはぐなドラムを叩いて、トモさんがピアノで歌った。最後は僕の「my favorite things」、トモさんのパワフルでぐいぐいと推進力を持つドラムがこの曲に新しい響きをつけてくれました。今までやったことのない感覚の「my favorite things」だった。

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金曜日の夜にたくさんのお客さん、会場入りしてからずっと楽しかったので終わってしまって「ああ、終わっちゃった」とさみしくなる。今年最初のスターパインズカフェでしたが、やっぱりここは特別な場所だなと思いました。次は9月かな。今回タイトルに vol.1 ってついてたのでまた来年2回目があることを期待しつつ。かけがえのない一日をくれたトモさん、スタパの皆さん、スタッフみんな、そして集まってくださったお客さんに心から感謝を。  
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2025年05月18日

シャーとニャーのはざまでーチミママのこと(16)

5月3日に扁平上皮がんの左耳介切除手術を受けたママンは当初容態が落ち着くまで数日の入院が必要とされたのだけど、翌日4日のお昼に面会に行くと「術後の傷もきれいなので家で療養するほうがいい」ということになって連れて帰宅。それから2週間、慣れない不自由なエリザベスカラーをつけて淡々と日々を暮らすママン。処方された薬も朝晩素直に飲んでくれた。噛まれた指のことで毎日病院に通ったり、ママンの病気のこれから先のことを心配したり、眠れなくなって参ってしまったり、僕のほうがよっぽどあたふたヨロヨロしていたかもしれません。ママンはカラーをつけたまま器用に逆立ちして水を飲めるようになったり、出血と化膿でボロボロだった耳がなくなったぶん痛みや不快さが消えたからか機嫌よく身体の動きもどんどん活発になっていって、カラーがぶつからない間隔/感覚をどんどん習得していく姿に感服。日ごとにどんどん甘えるようになって、顔の痒いところを差し出してきてそこをブラシで掻いてあげるというスキンシップは僕とママンの距離をこれまで以上にぐっと縮めることになりました。

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5月17日、病院で抜糸をしてもらう日。通っている病院は車で1時間かかる埼玉にあって、ママンはキャリーバッグのなかからその大きなまん丸の目で車窓の景色を物珍しそうに眺めていました。左の額に刻まれた傷は長さにしてトータルで7センチほどか、それがいつのまにかきれいにくっついていて細胞の再生力を感じさせる。先生は「よし、傷口きれい、OK!」とパチパチと糸を外し始めた。病院ではママンは緊張しつつもとても大人しく、看護師さんたちに「かわいいかわいい」とキャーキャー言われながら撫で回されるのを僕は内心「オレひどく噛まれたんで油断しないようにね…」と思いながらニコニコ眺めるのだった。時間をかけて丁寧に抜糸がなされ、ついでに先生にママンの爪を切ってもらった。膝の上でパチパチと素直に手足を弄ばれるママンは小さくて健気でとてもかわいくて見ていて泣きそうになる。「もう仲良しだよね〜」とママンの頭を撫でる先生を見て、この人に診てもらって本当によかったなと思った。

とても嬉しいことがあった。「リンパ節へのがんの転移なし」という検査結果が出たのだ。扁平上皮がんというのは腫瘍の増殖や浸潤、転移の可能性が高い病気として知られているので、外科的手術以降、病気との“おいかけっこ”がどんなふうに続くのだろうかという未知の不安があったのが、ひとつクリアされて安堵のため息、深呼吸を何度も。僕の胸に錘のようにのしかかっていたひとつはこの不安だったのだなと気付く。本当に、すごく安心した。左耳の患部については「ほぼ完全切除」という評価、がん細胞の根っこのようなものが残っている可能性に対処する「電気化学療法」という治療が今後予定されています。もう少し。

帰宅後、カラーが外れて意気揚々としなやかに歩き回るママン。少し痩せたかな。だけどわずらわしいカラーがなくなって今日はカリカリもウェットも美味しそうに食べている。左耳がなくなったけれど人間でいう耳たぶがなくなっただけで、鼓膜はそのままなので耳が聞こえなくなったわけではありません。耳をアンテナみたいに動かして聞く素振りを思うと少しバランス感覚は変わるのかなとは思うけれど、ママンの感想を聞いてみたい。耳がなくなってからママンを毎日スケッチしてきて、その模様とか眼差しの美しさをあらためて見つめる良い機会になった。愛すべきアシンメトリー。これからも描く。ママンも、チミちゃんもね。

ママンが2週間を経て術後の傷が塞がった日、僕は指の絆創膏がようやく取れて3週間ぶりに両手で顔を洗った。僕の怪我のほうが長くかかるなんてね。猫の生命力よ。”A cat has nine lives ー猫に九生あり"とはこれ真実なり。

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2025年05月17日

シャーとニャー vol.1(2025年5月16日 @吉祥寺スターパインズカフェ)【SETLIST】

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2025年5月16日(金)@吉祥寺スターパインズカフェ
シャーとニャー vol.1


1.三日月のフープ
2.一角獣と新しいホライズン
3.思うことはいつも
4.RGB
5.手と手、影と影
6.シャーとニャーの間で
7.最後のお願い(新曲)
8.夢の続き(imaginary)(新曲)
9.光の葡萄

<セッション>
1.ゲンキガナカッタナ(山田 vocal, guitar/TOMOVSKY drums)
2.映画の中(TOMOVSKY vocal, piano/山田 drums)
3.my favorite things(山田 vocal, guitar/TOMOVSKY drums)

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2025年05月16日

いよいよ今晩、ひとりTOMOVSKY ✕ 山田稔明 @ 吉祥寺スターパインズカフェ

いよいよ今夜になりました。吉祥寺スターパインズカフェでのトモフスキーさんと僕の2マンライブ、ステージ上にはグランドピアノとドラムセットとギターアンプが並べられて、トモさんも僕もギターとピアノを弾き歌い、ドラムも叩きます。どうなるのか全然予想がつかないところがワクワクします。どっちが先に演奏するかも今の時点で決まってないのですから。そういう心が踊るような場所と時間を作ってくれたスターパインズカフェに感謝。そしてたくさんの方が観にきてくれますように。「シャーとニャー」っていうタイトルもどういう意味なんだろうか。トモさんも相当の猫好きらしいですが、僕もいろいろあったこととか話すこともいっぱい。

二人が描き下ろした猫のイラストのこの日限定のステッカーも販売されます。僕も物販いろいろ持っていきます。19時開場19時半開演、少し仕事を早く切り上げてお越しください。スターパインズカフェは食べ物も美味しいです。今晩吉祥寺で会いましょう。

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2025年5月16日(金)@吉祥寺スターパインズカフェ
シャーとニャー vol.1

19:00開場 19:30開演 /前売 4000円 当日 4500円(ドリンク代別途・整理番号順入場・全自由)
出演:ひとりTOMOVSKY / 山田稔明(GOMES THE HITMAN)
※当日の出順はくじ引きで決定いたします。

チケット予約:https://tiget.net/events/381624

吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251  
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2025年05月15日

話したり鳴らしたりーtalkin' & playin’ vol.1(2025年5月11日 大阪 本屋 亜笠不文律)【ライブ後記】

関西遠征2日目。お昼前に大阪天王寺にある、両親の眠る一心寺へ立ち寄り手を合わせる。この日の会場の本屋 亜笠不文律からほど近かったのだ。ずいぶんすっきりした気持ちでお店に到着、お客さんがひっきりなしに訪れて活気がある。昨年末の大阪でのライブのときに、新刊を扱う町の本屋を個人で始めるのでいつかイベントに出てほしいと未来の店主が僕に直訴してからほんの半年でこの日を迎えたのは、僕の無茶ぶりのせいだったかもしれないけれど、店主アガサさんもそう相応の覚悟を決めたみたいに見える。トークの内容について細かいことはほぼ打ち合わせせず本番に向けて準備をした。

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膝と背中がくっつくくらいぎゅうぎゅうの満員御礼となった会場、本棚に囲まれて第一部のトークが始まる。この日の司会は店主アガサさんではなく僕だった。僕のほうがお店について、彼女について聞きたいことがいっぱいあったから。この時代に町の本屋を始める理由は、もしかしたらこんな時代になっても音楽家として生業をたてようと邁進する自分とそんなに変わらないような気がした。もともと大きな本屋さんで書店員をしていたキャリアはこのお店をどこへ運んでいくのかその行く先がとても楽しみになった。

大きな通りに面したお店の入口側をステージにしたので、ひっきりなしに行き交う人波やなにをしてるんだろうと覗き込んでくる子どもたちの姿が印象的だったと終演後に教えてもらった(僕からは見えなかった)。でも“普通の本屋のふりをして、実は変わった本屋”を目指すのに、こういう秘密基地での集会みたいなイベントはこの町のみんなの興味を引くことになるかもしれないな。アガサさんは緊張していたけれど、終始トークは淀みなく、個人的にはすごく噛み合った面白いおしゃべりができたという達成感もありました。ぜひイベントを続けていってほしい。

第二部はライブ。店主アガサさんは中学生の頃から今まで、四半世紀GOMES THE HITMANと山田稔明の音楽を愛聴しているので、ここはもう彼女にセットリストを作ってもらおうと思ったのだ。1日考えて彼女が送ってきた曲目はなぜその曲を選んだかの理由も含めて、この場所で演奏するのに完璧なセットであった。1曲目は「点と線」、好きな歌を聞いて“読みかけの本”で手遊びして過ごしたというフレーズ。2曲目「blue moon skyline」には携帯、鍵、財布とカメラ、飴玉いくつかと“読みかけの本”。どうやら僕には読みかけの本がたくさんあるみたい。3曲目「言葉の海に声を沈めて」には“立ち寄った書店で手にした雑誌には僕の書き損じた文章が見覚えのない名前を連ねて踊ってた”。4曲目「一角獣と新しいホライズン」は中学の英語の教科書からそのタイトルが生まれた歌だけれど、アガサ店主が「NHK基礎英語のテキストとかを普通に売っている町の本屋です」と通りがかったお客さんにこの本屋の特色を伝えていたのが興味深かった。「レモンひときれ」は季節はずれの冬の歌だけれど“夜に店開く古本屋”が登場する。このお店でもまもなく古書を扱うそうだ。

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店主セレクトから少し離れて、リクエストのあった「Qui La Laの夏物語」には太宰治と桜桃忌が登場する。桜桃忌6月19日は先代猫ポチが亡くなった日、「日向の猫」でみんなでラララを。大阪でも「シャーとニャーのはざまで」のコーラス録音にトライ。なんとこの日の客席にnino trincaのボーカル(ザ・ハミングス)角森さんがいらっしゃって、シャナナナコーラスに参加してもえらえたことがめちゃくちゃ嬉しい。いい声が録れました。ママンの話を少しして新曲「最後のお願い」と「夢の続き(imaginary)」を。そして本編を“本を閉じるように”締めくくるべく「オレンジ〜真実」を歌いました。

アンコールは再び店主セレクトの「my favorite things」、“読みかけの本をパラパラとめくるとき窓際のソファが居心地がいい”。ここにある本の9割は大型書店に行けばどこでも売っているというけれど、平置きされたり面置きされたりした本はとても個性的なタイトルが多く、こだわりが伺えるし、「私のお気に入り」を集めた棚はキラキラしていた。トークとライブで2時間のあっという間の出来事。とても楽しい時間でした。見切り発車だったかもしれないけれど、やってよかった。2回、3回と続いていけばいい。終演後はゆっくり本を眺めて、何冊も本を買って帰りました。旅先で買った本って少し特別。たくさんのご来場ありがとうございました。僕の本、サインを描き込んで亜笠不文律に託してあります。興味のある方はお出かけください。路面電車に乗ったりして。

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2025年05月14日

夜の科学 in 神戸ーカフェの厨房から(2025年5月10日 @ 神戸 旧グッゲンハイム邸)【ライブ後記】

急遽決まった先週末の関西遠征。東京から一気に兵庫まで車移動っていうのはなかなか大変。覚悟を決めて旧グッゲンハイム邸でのライブを企画してくれたシカゴキカク早田くん(わさだくん、愛称はわっさん)と早朝に東京を出発した。淡々と距離を刻んでいくドライブ、渋滞も少なく順調。西に行けば天気が回復すると思っていたのがずっと雨が続く。

旧グッゲンハイム邸のある塩屋にたどり着いた頃には少し明るい曇り空になっていた。この日の懸案事項は急仕立てのイベントだったので音響を担当してくれるPAさんが見つからなくて、セルフPAで自分たちでセッティングして音を出さないといけないことだった。使い慣れない機材を扱えるか不安だったのが、「チェックチェック」とマイクの音ができたときの安堵感が僕のこの日の感情のいくつかあるピークのひとつだった。そこからは心がほぐれて、おなかが減ってることに気づいてチャッツワースのまかない弁当で満たされて、開演を待つ。準備も順調にいって、予定より30分も早くオープンしてお客さんたちもゆっくりチャッツワースの飲み物やフードを楽しめたのではないでしょうか。そしてついに空は晴れ、青空と日差しが。風が強いのに難儀したけれど、日よけの幌がなびく風景は気持ちの良いものでした。僕は旧グッゲンハイム邸の2階に大の字で寝転がって、差し込む夕日が溶けてなくなるまでその温かさを堪能しました。

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ライブ前日にブログで指を怪我したこと、その前の週にママンの病気と手術のことを書いたので、客席には多分に緊張感とかみんなの心配とかいろんな想いが渦巻いていたと思う。楽しい夜にしたいと願いながらステージへ。「believe in magic」「光と水の関係」と神戸の海と青い空を思いながら夏の歌をエレキギター弾き語りでキックオフ。アコギよりも弦が細いエレキのほうが指に負担がないかも、とエレキギターで演奏するつもりだったのです、当初。でもアコギもなんとか弾けそうだと前日に判断。2曲目で早速エレキの弦が切れるというのも因果なもので、アコギに持ちかえて、最悪カラオケでと用意しておいたバックトラックにあわせて「思うことはいつも」。『cobblestone』25周年の話から以降は指のことを気にしないで演奏できるようになりました。「keep on rockin'」の輪唱、「午後の窓から」はこの会場のシチュエーションに完璧なマッチング。

公開弦張り替え作業からのエレキギターで「月あかりのナイトスイミング」、トレモロのギターで海に映る月みたいなイメージ。ロングドライブのあとの「glenville」はしみじみ響くね。リクエストをもらった「milk moon canyon」をチャッツワースに捧げて。岸本さんたちが来てくれて本当に心強かった。お客さんたちと交わす会話を僕はこっそり聞いてニコニコしていました。グランドピアノがある会場なのでピアノ弾き語りを。ブルーハーツの「TOO MUCH PAIN」はこの春に習得したお気に入りカバー。「ひそやかな魔法」はピアノで作った曲。今回初めてトライした「RGB」、Dのキーの曲をCに下げるという姑息な手法で。でも、そのキーで歌うのがここ最近の自分の気分にすごく似合っていたと思う。「手と手、影と影」を歌いながら途中自分が書いた歌詞がツボにはまってしまう瞬間があったり。

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ここ神戸でも「シャーとニャーのはざまで」のコーラス録音をお客さんにお願いする。関西コーラスは東京コーラスと少し違うね、やっぱり。いい声たくさんありがとうございました。ママンの話をしてから新曲「最後のお願い」。やっぱりライブでみんなの顔を見ながらだと文字に書かない想いまで滲みでてくるなあと思いました。「夢の続き(imaginary)」も初めて関西で演奏することができた。最後はシカゴキカクわっさんが車中の会話のなかで「すごく好きなんです」と言ってくれた「小さな巣をつくるように暮らすこと」で本編終了。

アンコールに応えて再びステージへ。少し長い自分語りをしたあとで、予定になかったボブ・ディランの曲に芸術家の故 永井宏さんが日本語をつけて歌った「くよくよするなよ」を。イッツオールライトやで、という言葉は自分に向けて歌ったのかもしれない。「セラヴィとレリビー」、最後はリクエストに応えて「距離を越えてゆく言葉」。今日が終わって、明日は大阪。また明日ね。すごくすーっと彼方まで飛んでいくような声で歌えて、それがとても嬉しかった。終演後もいろいろあたたかい言葉をありがとうございました。

終演後、片付けまで終わってホッと安堵のため息を深く吐く。この日のライブのことですごく緊張していたんだなあと思った。シカゴキカク、チャッツワース、そして心強いサポートをしてくれた旧グッゲンハイム邸スタッフの皆さん、東京で僕の留守を支えてくれたスタッフ、想いを馳せてくれた皆さん、そして会場まで足を運んでくれたお客さん全員に心から感謝します。いつまでも記憶に残るような忘れられないライブになりました。

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2025年05月13日

尋ね猫が見つかった話

先月の早朝、ウォーキングをしていたら、電信柱に尋ね猫のチラシを見つけた。トラ猫、7ヶ月。甘えん坊で長い尻尾、体重は3キロ、去勢済みの男の子。かわいい猫の写真を見て心が苦しくなる。どんな想いで日々を暮らしているだろうか飼い主さんは。チラシの写真を撮って家に戻る、その道すがらトラ猫がさっと目の前を駆け抜ける風景に出くわした。「あっ」と思って駐車場に停まった車の下を覗くとそのトラ猫と目が合って、僕は夢中で写真を撮る。あの尋ね猫だったら、と思いながら。そのトラ猫は身軽に走り去ってすぐに姿を消した。

僕は家についてすぐスマホで撮ったチラシに書いてあった電話番号にショートメッセージと写真を送ろうと試みたけれど、ショートメッセージでは画像が送れない。メールアドレスも併記してあったけれどコピーチラシの文字がつぶれて写真からは判読できず。僕はもう一回そのチラシが貼ってあった電柱まで歩いていってなんとかメールアドレスを読み取った。そこに写った猫と、僕がさっき撮った猫、見比べてみて残念ながら「眉間の模様が違う気がするなあ…」と思った。僕が撮ったのもズームアップして画像の粗いものだったから100%の確信はないけれど、でも少しでも可能性があればと思って写真とともにその猫のいた場所を詳細に記してメッセージを送った。

「とても似てるのでうちの猫の可能性があります!ありがとうございます!」と返事が来たけれど、僕は似てないと思っているわけだから、なんとも複雑な気分だった。早く見つかりますように。数日後、うちの近所に猫の捕獲器が置かれるようになった。あの尋ね猫の飼い主さんが仕掛けたものだった。何箇所くらい置いてるんだろうか、大変な作業である。「一日に何度か見回りにきます。ご迷惑をおかけしてすみません」という旨のメモが貼ってあった。そこから2週間くらいその捕獲器は設置された。一度はヒヨドリがその捕獲器のなかでピーピー鳴いていて、罠をほどいて逃がしてあげた。捕獲器を触ったのは初めてだったけれど、開けるのがすごく難しかった。ものすごい勢いで飛んでいったヒヨドリよ。

「猫が見つかりました」と飼い主さんからメッセージが来たのは先週の日曜日、大阪でのライブが終わった後だった。3、4日前から自宅近くに戻ってきたところを例の捕獲器で捕まえたそうだ。どこかでご飯をもらっていたのか元気で健康体。なぜか一緒に茶白の猫も付き添いでやってきたんだって。僕が見たトラ猫はきっと帰ってきた猫ちゃんとは違う猫だと確信しているので、やっぱりこの町にはまだ猫がたくさんいろんな物陰に潜んでいるだろうなと思う。

僕は飼い主さんに「よかったですね!!!!」といっぱい感嘆符をつけて短い返事を送った。一度も自分の名前を名乗らないままのやりとりだった。猫が帰ってきて本当によかった。

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2025年05月12日

大阪、街並み、思い出

先週の関西ツアーで大阪阿倍野区の本屋亜笠不文律を訪れたとき、路面電車が走っている風景に出会って記憶が蘇った。阪堺電車というやつで、大阪府下に唯一残る路面電車。「チン電」の愛称で市民の足として親しまれている。通天閣のすぐそばにある恵美須町から、堺の浜寺駅前までを結ぶ阪堺線と、天王寺駅前から住吉までを結ぶ上町線の2線。

記憶が蘇った、というのは父親がかつて暮らした天下茶屋の町はこの沿線にあったからだ。僕が10歳のときに両親が離婚したあと、僕は母と九州で暮らし、父は大阪へ生活の拠点を移して中古自動車屋を営んだ。中学生になると僕は夏休みに父の住む大阪へたびたび遊びにいくようになる。ドキドキしながら佐賀の田舎から大阪の大都会へ。父の住む天下茶屋は雑然として生活感あふれる町で、佐賀にはない風景だった。なにをするでもなく滞在する1週間と少し。父は昼間はもちろん仕事なのでお小遣い1000円を渡され僕は好き勝手に父が帰宅する夜が来るまでを過ごす。

今日はどこへ行こうか。昼ご飯なに食べようかな。パンで済ませて残ったお金でマンガ本でも買おうか。電車に乗ってどこかへ行ってみようかな。ちゃんと帰ってこれるかな。中学生の僕にとって一人で未知の町を散策するのは冒険みたいなものだった。雨が降って出かけられない日は父のアパートの部屋で仰向けになって、野球の軟球ボールを壁に投げてそれを受け止めて時間を過ごした。僕のその遊びのせいで階下の住人から父が「音がうるさいねん」と怒られて謝りにいったことを憶えている。35年くらい前に坊主頭の僕が無邪気に駆け回った町はこのあたりだったのだろうか、と想像しながら阪堺電車と並走しながら車を走らせた。今度来るときにはこの電車に乗ってみたい。

父と母が眠る一心寺もそこから車ですぐのところにあったので、今回のゆとりのない旅スケジュールにもかかわらず手を合わせて“お墓マイレージ”を貯めることができた。一心寺はいつ来ても人がいっぱいで花が溢れてお線香が煙たく、とても賑やかだ。天気もよくて気持ちがすっきりした。ほんの一瞬の時間旅行みたいな、心がじんわりするようなマインドトリップでした。

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2025年05月11日

話したり鳴らしたりーtalkin' & playin’ vol.1(2025年5月11日 大阪 本屋 亜笠不文律)【SETLIST】

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2025年5月11日(日)@ 大阪 本屋 亜笠不文律(あがさふぶんりつ)
“話したり鳴らしたりーtalkin' & playin’ vol.1”


第一部:トークセッション with アガサジューン(本屋 亜笠不文律 店主)
<この時代に町の本屋をやること、音楽家でいること>

第二部:ライブ
1.点と線
2.blue moon skyline
3.言葉の海に声を沈めて
4.一角獣と新しいホライズン
5.レモンひときれ
6.Qui La Laの夏物語
7.日向の猫
8.シャーとニャーのはざまで
9.最後のお願い(新曲)
10.夢の続き(imaginary)(新曲)
11.オレンジ〜真実

EN
12.my favorite things  
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2025年05月10日

夜の科学 in 神戸ーカフェの厨房から(2025年5月10日 @ 神戸 旧グッゲンハイム邸)【SETLIST】

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2025年5月10日(土)@ 神戸 旧グッゲンハイム邸
夜の科学 in 神戸 with チャッツワース〜カフェの厨房から


1.believe in magic in summertime?
2.光と水の関係
3.思うことはいつも
4.keep on rockin'
5.午後の窓から

6.月あかりのナイトスイミング
7.glenville
8milk moon canyon

9.TOO MUCH PAIN(ザ・ブルーハーツ カバー)
10.ひそやかな魔法
11.RGB
12.手と手、影と影

13.シャーとニャーのはざまで
14.最後のお願い(新曲)
15.夢の続き(imaginary)(新曲)
16.小さな巣をつくるように暮らすこと

EN
17.くよくよするなよ(ボブ・ディラン/永井宏 カバー)
18.セラヴィとレリビー
19.距離を超えてゆく言葉  
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2025年05月09日

シャーとニャーのはざまでーチミママのこと(15)

うちはポチ実の身体が丈夫でこの10年間ほとんど病気知らずで、仔猫時代に不妊手術をしたときもホチキスみたいな形状のもので傷を止めるだけで済んだので「エリザベスカラー」というものの猫にとっての不自由さを忘れてしまっていたというか、想像が足らなかったというか。扁平上皮がんの左耳切除手術に伴う“絶対条件”としてエリザベスカラーをつけて過ごすママンの姿がとても不憫で、毛づくろいや痒い部位をかきたくてもそれができないでいるママンの背中やおなかをブラシでなでたり、しばらく使っていなかった「ねこじゃすり」(やすりの老舗である「株式会社ワタオカ」が作っている猫用ブラシ、どなたかにいただいたものだったと思う)の細くなった先で顔のまわりをこすってあげたり、しんどいねえと声をかけるくらいしか僕のしてあげられることは、ない。

想像してみた。「人間よ、プラスティック製で頭を360度覆う大きな襟をつけて生活してみろ」と言われたらどれだけストレスフルか。喉がかわいて水を飲もうとコップを普通に唇に持っていってもゴツンとぶつかる。ご飯を食べようとしてもうまくいかない。額に流れる汗を拭おうとしても、眉尻がかゆくても全部カラーに手が当たる。スマホもパソコンも半透明のカラー越しに見ないといけなくて、きっと僕はくじけてしまってもうぐったりとふて寝するしかない。つらい。人間なら「あと10日、なんとか我慢して」って説明されたら指を折りながら腹を括れるのかもしれない。でも猫にはそういう説明ができないから、ママンの気持ちってどんなにか暗澹たるものかと思う。思い描いても計り知れない。想像が及ばない。

ここ数日ママンはケージの外で好きに過ごす時間が増えてきたので、ママンがカラーをいろんなところにぶつけないようになるべく物を置かないようにして障害物を片付けた。ママンもなんとなく嫌な思いをするのを意図的に回避しながら行動しているように感じる。エリザベスカラーに慣れることは難しくても、あきらめて受け入れることならできるのだろうか。ママンの本当の気持ちはわからない。SNS経由で、柔らかいカラーに替えてみてはどうか、良いメーカーのおすすめの商品が、とたくさんあたたかいアドバイスをいただいてとても心強いのだけど、それでも、手術のあと病院でつけてもらった今のカラーを次の通院までは外さないでおこうと決めた。

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これも事後報告になるのですが、4月の終わりにママンに指をひどく噛まれました。手術を受ける前段階の、全身麻酔を伴う一日がかりの検査を受けたママンと帰宅した後の真夜中、慣れないエリザベスカラーをつけてヨロヨロしているのを僕が後ろから抱えてサポートしようと思ったその所作のせいでパニックになって興奮してしまったママンの鋭い歯に左中指の先をガブッとやられたのです(ザクッと、というほうが近いかもしれない)。全身全霊で暴れるママン、僕の右手の甲にも爪傷が派手に刻まれて、血をダラダラ流しながらなんとかママンをケージのなかに戻した僕は、とにかく流水で数分間かけて傷を洗い流し、殺菌消毒薬を浸し、タオルを巻いて傷を強く圧迫して止血。いくつかの救急外来に電話をするも受け入れてくれるところがなかったので朝が来るのを待って一番近い外科のお医者さんに駆け込んで診てもらいました。それからほぼ1週間通って、傷の具合を注視したのだけど病院の先生曰く、猫の噛み傷で腫れも痛みも少ないのは珍しい、噛まれてすぐの初動対応が良かったのだろうということでした。僕自身はママンを興奮させてしまったことへの申し訳なさや、「これ、おれ次のライブでギター弾けるのか?」という不安、その後に迫る手術のことなんかで頭がぐるぐるして、へとへとになってしまったのだけど。先日ついに「今日で指の病院、卒業です」と先生にお墨付きをいただき、昨日ギターを弾いてみたらちゃんと弾けたので、もう大丈夫だと思ってここに出来事を綴りました。右手甲の爪の傷はタトゥーみたいでちょっとかっこいいです。今週末のライブでみんなをびっくりさせるのも、時間をかけて説明するのもどうかと思って、この端的だけど長くなってしまった文章にて失礼します。

騒然とするリビング、なにごと?と起き抜けに2階から降りてきたチミちゃんが、床に僕の指からボトボトとこぼれた血だまりを見たときの目をまん丸にしてびっくりした顔がずっと忘れられない。「飼い猫(飼い犬)に手を噛まれる」ということわざがありますが、実際の場合、猫も犬も、動物たちはなにひとつ悪くないのです。ホントごめん、ママン。

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2025年05月08日

今週末、いよいよ関西2days|5月10日神戸・旧グッゲンハイム邸 11日大阪・本屋 亜笠不文律

いよいよこの週末に迫りました。開催1ヶ月少し前に急遽決定したふたつのライブでしたが、個人的には嵐のような4月からゴールデンウィークを抜けて、昨年末以来の関西へ向かいます。旧グッゲンハイム邸公演は当日券があります。大阪の本屋亜笠不文律はイベントは満席となっていますが、終演後もしばらくお店にいると思うのでチケットがない方も夕方16時以降にお店に立ち寄っていただければ物販などは可能かと。天気がよくなりますように。関西の皆様よろしくお願いします。

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2025年5月10日(土)@ 神戸 旧グッゲンハイム邸
夜の科学 in 神戸 with チャッツワース〜カフェの厨房から

18:30開場 19:00開演/予約4000円 当日4500円(別途1ドリンク代)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)
ドリンク・軽食:加古川チャッツワース

昨年末のクロージングライブから約半年、加古川から
場所を神戸旧グッゲンハイム邸に移してチャッツワース
の紅茶とスナックを味わいながらの至福ライブが復活。
最高のロケーションで新しい季節の歌を。

TIGETにて予約受付中(当日精算・全席自由)
https://tiget.net/events/390800

企画:シカゴキカク
共催:塩屋音楽会
協力:チャッツワース

シカゴキカク instagram @chicagokikaku
チャッツワース instagram @chatsworth_tearoom

神戸 旧グッケンハイム邸
http://www.nedogu.com/
〒655-0872 兵庫県神戸市垂水区塩屋町3-5-17



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2025年5月11日(日)@ 大阪 本屋 亜笠不文律(あがさふぶんりつ)
“話したり鳴らしたりーtalkin' & playin’ vol.1”

13:30開場 14:00開演/予約2500円(1ドリンク別途)
LIVE:山田稔明(GOMES THE HITMAN)
トーク:アガサジューン(亜笠不文律店主)

今年3月にオープンした“まちの本屋”亜笠不文律でのライブ&トークイベントが決定しました。
この時代に「この時代に本屋をやること、音楽家をやること」について面白おかしく考えます。
午後の本屋に集まりましょう。

https://tiget.net/events/392166
若干数の追加席を受付中

大阪 阿倍野 本屋 亜笠不文律(あがさふぶんりつ)
https://x.com/agathajuuun
阿倍野区王子町4-3-18  
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2025年05月07日

トモフスキーと山田稔明、吉祥寺スターパインズカフェ

関西2公演のあと東京に帰ってきたら今度は地元吉祥寺スターパインズカフェでのトモフスキーさんとの2マンライブです。オルタナでインディペンデントで我が道を突き進む大先輩との共演、とても楽しみにしてきたステージです。当日、演奏順はくじ引きで決める、ステージ上にはピアノとドラムがある、とか非常にスポンティニアス、自然発生的なサムシングに導かれていく夜になると思います。たくさんのご予約をいただいています。席がもう少しありますので金曜日の夜に少し仕事を早く切り上げて吉祥寺までお越しください。タイトル「シャーとニャー」の意味などもライブの中で解明されるでしょう。

この日のためにトモさんのスタッフさんが特別なステッカーを作ってくれました。トモさんと僕の猫の絵をフィーチャーしたステッカーセット、ライブ物販で販売します。僕もほしい。スマホに貼りたい。セッションも予定していますのでぜひに。来週末、吉祥寺でお会いしましょう。

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2025年5月16日(金)@吉祥寺スターパインズカフェ
シャーとニャー vol.1

19:00開場 19:30開演 /前売 4000円 当日 4500円(ドリンク代別途・整理番号順入場・全自由)
出演:ひとりTOMOVSKY / 山田稔明(GOMES THE HITMAN)
※当日の出順はくじ引きで決定いたします。

チケット予約:https://tiget.net/events/381624

吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251  
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2025年05月06日

今週末、神戸旧グッゲンハイム邸ソロワンマン予約受付中

今週末は関西へ。5月10日の神戸・旧グッゲンハイム邸での山田稔明ソロワンマンはまだ席があります。2年前にGOMES THE HITMANで演奏して以来の再訪がとても楽しみです。線路と電車と海を眺める洋館でのライブ、ドリンクとフードは加古川からチャッツワースが担当してくれます。開場時間より少し早くドリンクとフードのサービスを始めようかと検討しているところで、また詳細はSNS等で随時お伝えします。TIGETでの予約が難しいという方は「info@gomesthehitman.com」まで「お名前/人数/ご連絡先」をメールにてお申し込みください。

ママンのことでいろいろお騒がせして、皆さんからたくさんのあたたかい言葉やお心添えをいただいています。なかなか文章にしにくいことも多く、ステージ上でのおしゃべりが一番ストレートに心持ちを伝えられるような気もしていて、なので一人でも多くの方にライブにお越しいただけたら嬉しいです。旧グッゲンハイム邸で聴きたい曲、リクエストあればコメント欄や公式LINEまでお伝え下さい。海とか夏っぽい曲とかが似合うのかなと歌う歌を選んでいるところです。

皆さんがライブに来てくれることが一番うれしくて、力になります。どうぞよろしくお願いします。

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2025年5月10日(土)@ 神戸 旧グッゲンハイム邸
夜の科学 in 神戸 with チャッツワース〜カフェの厨房から

18:30開場 19:00開演/予約4000円 当日4500円(別途1ドリンク代)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)
ドリンク・軽食:加古川チャッツワース

昨年末のクロージングライブから約半年、加古川から
場所を神戸旧グッゲンハイム邸に移してチャッツワース
の紅茶とスナックを味わいながらの至福ライブが復活。
最高のロケーションで新しい季節の歌を。

TIGETにて予約受付中(当日精算・全席自由)
https://tiget.net/events/390800

企画:シカゴキカク
共催:塩屋音楽会
協力:チャッツワース

シカゴキカク instagram @chicagokikaku
チャッツワース instagram @chatsworth_tearoom

神戸 旧グッケンハイム邸
http://www.nedogu.com/
〒655-0872 兵庫県神戸市垂水区塩屋町3-5-17  
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2025年05月05日

シャーとニャーのはざまでーチミママのこと(14)

ママンの左耳の炎症がずっと良くならないまま瘡蓋ができて剥がれてまた出血して、というのを繰り返すので病院で定期的に診てもらっていたのですが、この2ヶ月たらずの間にどんどん耳の状態が悪くなってきて、それが「扁平上皮がん」とわかったのは4月中旬のことでした。

ママンのこの病気をどうするか、悩み、熟考し、眠れない夜を何日も過ごして、ホームドクターとは別のがん専門の先生によるセカンドオピニオンを信頼し、先日5月3日にママンは左耳介の切除手術を受けました。全身麻酔、タフな手術をよく頑張って、生きて目を覚ましてくれました。数日の入院が必要と言われていましたが経過が順調で翌4日にママンは帰宅。初めてのエリザベスカラー生活が不自由そうで不憫ですが、ご飯も食べ、薬も飲んでくれて、トイレもうまくできて、すごいなあと感心する。まだ眠っている時間が長いけれど、背中を撫でるとゴロゴロと喉を鳴らすのが聞こえて安心します。

ママンの左耳は根本からなくなってしまいました。先生は腫瘍はきれいに取りきったと言ってくれた。大きな傷が何針も縫われていますが、これからカラーをつけて過ごし、抜糸まで2週間、それまでに術後の経過観察があったり、それから先もいろんなことで穏やかならぬ日々となりますが、目の前のママンを見つめながら彼女にとって一番いいように考えて寄り添おうと思います。

昨日からずっとママンの顔を眺めていたので、毛を刈られて坊主頭の耳がなくなった左側の顔が可愛いカワウソに見えるくらいに見慣れてきたような気もします。傷が癒えてもっと元気になったらまたSNSにもママンの姿を投稿すると思います。このイラストは今朝、ママンを見ながら描いたものです。

検査結果次第で手術ができるかどうか不確定だったり、僕自身が心身ともヨレヨレで明確な言葉を発信することができず事後の報告となりましたが、どうかママンファンの皆様、穏やかに見守っていただけたら嬉しいです。今朝、僕が「おはよう」と声をかけたらママンは「シャー!」とあの顔をした後に眠そうな顔になって「ニャー」と可愛い声で鳴きました。

また報告します。

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2025年05月04日

札幌、6月

6月後半に開催の札幌でのふたつのコンサートの予約受付が開始となります。気持ちのいい新緑の季節、たくさんの道民の皆さん、旅人の皆さんにお会いできますように!

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2025年6月29日(日)@ 札幌 musica hall cafe
チャペチャシチャシ保護猫応援
きっとうまくいくチャリティーコンサート

13:00開場 13:30開演/予約3000円 当日3500円(ドリンク代600円別途)*中学生以下無料
出演:山田稔明、近藤研二、キッコリーズ with 上野良輔

今年もコンサートの開催が決定しました!音楽を通して
保護猫活動について考える一日になれば嬉しいです。

チケットは5月4日(日)正午よりチャペチャシチャシHPにて予約受付開始
https://capecascas.wixsite.com/website

札幌 musica hall cafe(https://www.musica-hall-cafe.com/
札幌市白石区菊水2条3丁目1-25(建物2階部分)
最寄駅:地下鉄東西線菊水5番出口から徒歩1分



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2025年6月30日(月)@ 札幌 のや2nd
山田稔明 近藤研二
ふたりのコンサート in 札幌 vol.3

18:30開場 19:00開演/予約4000円 当日4500円(ドリンク代別途)

稀代のネコ好き音楽家ふたりが今年も初夏の札幌へ
ギター抱えて新しい季節を見つけにいきます。

*お客様用の駐車場はございません。
公共の交通機関、最寄りのコインパーキング等をご利用ください。

5月4日(日)正午より予約受付開始
https://tiget.net/events/392242


札幌 のや2nd(https://www.instagram.com/noya2nd/
〒065-0012 北海道札幌市東区北12条東5丁目1−17  
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2025年05月01日

5月、皐月、May

5月、ゴールデンウィークです。雨がやんで気持ちの良い春の陽気。いいことばかり起きますように。今月はライブがたくさんあります。関西2公演、吉祥寺でのトモフスキーさんとの2マン、3月以来のGOMES THE HITMAN、下北沢でのカスタネッツ牧野元さんとの恒例の共演。全部観にきてもらいたいやつです。よろしくお願いします。

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2025年5月10日(土)@ 神戸 旧グッゲンハイム邸
夜の科学 in 神戸 with チャッツワース〜カフェの厨房から

18:30開場 19:00開演/予約4000円 当日4500円(別途1ドリンク代)
出演:山田稔明(GOMES THE HITMAN)
ドリンク・軽食:加古川チャッツワース

昨年末のクロージングライブから約半年、加古川から
場所を神戸旧グッゲンハイム邸に移してチャッツワース
の紅茶とスナックを味わいながらの至福ライブが復活。
最高のロケーションで新しい季節の歌を。

TIGETにて予約受付中(当日精算・全席自由)
https://tiget.net/events/390800

企画:シカゴキカク
共催:塩屋音楽会
協力:チャッツワース

シカゴキカク instagram @chicagokikaku
チャッツワース instagram @chatsworth_tearoom

神戸 旧グッケンハイム邸
http://www.nedogu.com/
〒655-0872 兵庫県神戸市垂水区塩屋町3-5-17




2025年5月11日(日)@ 大阪 本屋 亜笠不文律(あがさふぶんりつ)
“話したり鳴らしたりーtalkin' & playin’ vol.1”

13:30開場 14:00開演/予約2500円(1ドリンク別途)
LIVE:山田稔明(GOMES THE HITMAN)
トーク:アガサジューン(亜笠不文律店主)

今年3月にオープンした“まちの本屋”亜笠不文律でのライブ&トークイベントが決定しました。
この時代に「この時代に本屋をやること、音楽家をやること」について面白おかしく考えます。
午後の本屋に集まりましょう。

https://tiget.net/events/392166
若干数の追加席を受付中

大阪 阿倍野 本屋 亜笠不文律(あがさふぶんりつ)
https://x.com/agathajuuun
阿倍野区王子町4-3-18




2025年5月16日(金)@吉祥寺スターパインズカフェ
シャーとニャー vol.1

19:00開場 19:30開演 /前売 4000円 当日 4500円(ドリンク代別途・整理番号順入場・全自由)
出演:ひとりTOMOVSKY / 山田稔明(GOMES THE HITMAN)
※当日の出順はくじ引きで決定いたします。

チケット予約:https://tiget.net/events/381624

吉祥寺 スターパインズカフェ(https://mandala.gr.jp/SPC/
〒180-0004武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
Tel 0422-23-2251




2025年5月24日(土)@ 町田 まほろ座MACHIDA
GOMES THE HITMANーSATELLITE TOUR 2025
“Band de Bel Canto MACHIDA”

17:00開場 18:00開演/前売4500円 当日5000円(オーダー代別途)
*THANK YOU!SOLD OUT!
出演:GOMES THE HITMAN
[ 山田稔明、堀越和子、高橋結子、須藤俊明 ]

行ったことのない街、やったことのないステージに演奏しにいく
GOMES THE HITMAN結成32年目にして初めての町田公演が決定。
昨年山田稔明ソロで好評だった関東シリーズ「ベルカント」の
バンド編、サテライトツアーと名付けました。

まほろ座MACHIDAホームページにてキャンセル待ち受付中
https://www.mahoroza.jp/schedule/250524/
https://www.mahoroza.jp/contact/

町田 まほろ座 MACHIDA(https://www.mahoroza.jp/
〒194-0022東京都町田市森野1-15-13 パリオビルB1F
Tel : 042-732-3021




2025年5月31日(土)@ 下北沢 ラプソディー
マキノゲン × 山田稔明、恒例ジョイントライブ!
〜いつも旅の途中 2025新緑編〜RHAPSODY9周年記念ライブ

出演:マキノゲン(ザ・カスタネッツ)/山田稔明(GOMES THE HITMAN)
18:30開場 19:00開演/前売4,000円/当日未定(別途\500分drink券)

※来場用チケットは完売、追加立ち見席発売を検討中です。詳細追って
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/026k96vam5a41.html

RHAPSODY(ラプソディー) 〜acoustic live bar - shimokitazawa〜
〒155-0031東京都世田谷区北沢2-1-7 ハウジング北沢ビルII 5F
http://rhapsody.tokyo
info@rhapsody.tokyo  
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