GOMES THE HITMANとしては2月下北沢CLUB Queでのザ・カスタネッツとの2マン以来の、ワンマンライブとしては今年最初のステージ。町田まほろ座MACHIDAは昨年に続いて2度目、とても快適できれいで、スタッフ皆さんのホスピタリーに癒される素晴らしいお店。僕は町田までのドライブも小旅行みたいで好き。少し早めの開場と開演は関東はもとより、遠方の皆さんにも遠征の機会になっていいのだろうな、と満席の客席を眺めて思ったのでした。
二部制のステージ、まず第一部を音源として未発表新曲だけで構成することに。それでもオープニング「saturday song」は10年前くらいに書いた歌、もうみんなコーラスが歌えるのが楽しい。堀越メンバーがしょっぱな3曲エレキギターを弾くという新鮮さ。多分バンドメンバーみんなが毎回いつもと同じことをやってもしょうがないと思っているはずだけど、ここ数年のバンドの体制はとてもおもしろい。「新しい朝のワルツ」では堀越アコーディオン、「余韻」から鍵盤へ。「余韻」も初演から3年が経った。「夢の続き(imaginary)」はソロでもバンドでもやってる曲でそれぞれの風合いの違いを僕自身が楽しんでいる。「one dayーなんということもないありふれた日々の話」という最新曲を初めてバンドで演奏。GOMES THE HITMANで演奏するときは「one day」というタイトルに、ソロで演奏するときは「なんということもないありふれた日々の話」にしようと今思いついた。異名同曲ってなかなかない。「ポリフォニー」で第一部終了。

第二部はデビューアルバム『weekend』から「光と水の関係」からスタート。梅雨空に夏を呼び込む。「スティーブンダフィ的スクラップブック」はシングルのカップリング曲ということ以上に自分にとって大切な歌。「朝早くに幸せな空を見てただ歩いて楽しかった」というフレーズを今の気持ちで。「スミス」は自分で歌うために初めて作詞作曲した歌だが、その習作を最新ライブで歌っていることが感慨深い。リクエストのあった「hello hello」は久しぶりに演奏したけれどとても前向きで心が晴れる歌だなと感じました。
「言葉はうそつき」「太陽オーケストラ」というロックチューンでは高橋須藤のリズム隊の力強さを背中に感じながら。再び堀越がギターにシフトして演奏した「オレンジ〜真実」が個人的にはとても良くてしっくり体に馴染んだ。もう何年もキャリアのあるギター✕2のロックバンド然としていた。そしてこの日のハイライトのひとつは2日前に完成した最新曲「おねがいshooting star」。Aメロだけ前週くらいに思いついていたのが急にサビを思いついて書き上げた。この日が先代猫ポチの誕生日で、彼女のことを流れ星のように感じたからかもしれない。2日前まで存在しなかった新しい歌をこの日のステージで演奏できて嬉しかった。現時点での最新オリジナルアルバムから「baby driver」で本編終了。最新アルバムをはやく更新したい。

アンコールは「手と手、影と影」、そして「雨の夜と月の光」が始まるともうすぐゴールテープを切るランナーみたいな気持ちになる。お客さんがみんな楽しそうで、とても良い眺めだなと思いました。歌い終わって楽屋に戻っても客席からの拍手が止まらない。「時間オーバーしてるから終わります」とスタッフの方に伝えて客電もつけてもらったけれど、まだ止まらない。なかなかこういうことってないのです。なのでありがたくダブルアンコールにお応えさせてっもらって「サテライト」を。遊び疲れた猫みたいになりながら。

遠くから近くからたくさんのご来場とご声援、ありがとうございました。またすぐライブがしたくなるようなステージでした。GOMES THE HITMAN、次は10月2日にお会いしましょう。