
夜、イラストレーター中村くんのイラストをフィーチャーした「もうひとつのripple」ジャケットが刷り上がったという連絡、それをとりに井の頭通りを走る。今夜は月が非現実的な感じのまんまるで、距離感が不明瞭というか、街の灯と見紛うような色をしていました。吉祥寺を過ぎて高井戸あたりでは何度も月が信号機や洋服の青山や街路樹に阻まれてパックマンみたいな形や丸い間接照明みたいに見えて、しかし環八を越えて浜田山あたりでは月のまんまるをさえぎるものがなくなって真っすぐな井の頭通りの延長線上にあるように見えて気持よかったです。
星とか月はいつも写真にはうまく写らないな。