2004年07月27日

猫が好きな音楽を考える

dogここ数年の印象ではうちの猫はジェームス・テイラーが一番好きなようです。誰も信じてくれないと思いますがJTを聴いているといつの間にか猫がステレオの前でグルグルいいながら毛づくろいをしている。新しいJTよりも古いほうが好きで、ビートルズ『アビーロード』とも比較される『One Man Dog』あたりの音源に何かしら良い波を感じるのでしょう。

僕の歌を聴いてるときの様子を見ていると、どうやら地声よりもファルセットのほうに惹かれるらしく、だから猫を飼い始めて以降ファルセットを含む曲がたくさん生まれている、ということになります。うちのはファルセットで話しかけると高い声で鳴くし、低い声で話しかけると小さな声で鳴き返してきますよ。

Posted by monolog at 17:58│Comments(5)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
ジェームス・テイラー……、懐かしい。
私も昔のJT、好きです。
(今のも聴けば多分好きだと思うんですけど)
久しぶりに昔のアルバムを聴こうと思ったら、レコードプレイヤーがなくて聴けませんでした(泣)。
Posted by at 2004年07月27日 20:34
私は、85年作品の「That's why I'm here」が一番好きです。捨て曲なしの
名盤です。JTのように、年月が経ってもいつまでも自分の曲に慈しみを持って
いられるタイプのミュージシャンがやはり好きです。
この「That's why…」が好きなかたは、3曲目の「ドリーム イン リオ」を、
ミルトン・ナシメントが自分のアルバム「アンジェルス」でJTと共演してるので、聴いてみてください。
Posted by sisidothecat at 2004年07月28日 13:19
実は僕の一番好きなJTは『Hourglass』という97年のアルバムだったりします。近年のJTは無駄な音がまったくなくてかなりハイファイでクールです。でも一番良いのはライブDVDで『That's why I'm here』に入ってる「EVERYDAY」とかはライブのほうが数倍よくて、JTのアコースティックギターの神業を見てるとため息が出ますよ。「Live at the Beacon Theatre」というのが一番良くて、僕はこの作品に感動してJTと同じカポタストを買いました。
Posted by ymd at 2004年07月28日 13:46
「That's Why I'm Here」はアルバムとしては聴いた事がなく、「Hourglass」にいたっては全く未聴(?)なのですが、どちらも聴いてみたくなりました。私は81年の「Dad Loves His Work」が一番好きです。「Her Town Too」でのJ.D.Southerとの切ないハーモニーは今聴いてもたまりません。(実は今聴けないんですが(^^;))
Posted by K at 2004年07月28日 18:37
[Live at Beacon Theatre」を買ってみました。良かったです。ただ歌がうまいだけでなく、言葉ひとつひとつに愛がこもってるんだよなーと、再認識。少し憂いのある70年代のころに比べて表情(かお)も良く、このように歳をとりたいものだと思いました。映像の撮り方が夜のヒットスタジオみたいで(テレビ的?)で、わりと単調だったので、途中で雑誌などを読みながら観てしまったのですが、否応なしにその歌声に引き込まれて、再び画面に戻されることしばしば。最近、歳をとったせいか、ヴァイブレーションで曲を聴くということに長けました。この人の曲には、訴求力がある。God of SSWです。「Tha'ts why I'm here」について補足がひとつ。どの曲も良くてアルバムとしてすごく好きなのですが、個人的にはJTの愛する友達だった、豚のMONAのことを歌った「MONA」が泣けるほど(本当に泣いてしまう)いい。単純に亡くした訳ではなく、「I caused her death」というくだりからは、JTが何らかの形でMONAの死に関与したことがうかがえる。懺悔のうた。しかし、JTはこの曲を作ることで自分を救い、それを聴いた人はそのことでまた救われるのだ。
Posted by sisidothecat at 2004年08月23日 06:37