連なる書店の森へ

僕はひとつのことに興味を持つと偏執狂的に手の届くありとあらゆる本や資料を部屋にためこんで日がなそれに埋もれて過ごしてしまう、という癖があり、それは最近だと「コロンバイン高校銃撃事件」、遡ると「ピンク・フロイドの歴史」「探検隊シャンクルトン号遭難」などとなるのですが、今年に入ってからのインディアン文化への好奇心はとどまるところを知らず,日記も書けないくらい本を読みふけってるわけです。気が遠くなる感じですが読書メモとして、ここに現状を記す。知らなかったことを知っていくのは本当に「はっ!」とする!
リチャード アードス著
「インディアンという生き方-夢に通う魂」
横須賀孝弘著
「北米インディアン生活術ー自然と共生する生き方を学ぶ」
マーガレット・フィート著「アメリカン・インディアンの世界ー生活と知恵ー」
ワールドフォトプレス編纂
「インディアンの生き方ーネイティブ・アメリカン」
ワールドフォトプレス編纂
「インディアンの魂とアートにふれる旅」
ダグ・ボイド著
「ローリング・サンダーーメディスン・パワーの探求」
フォレスト・カーター著
「リトル・トリー」
西村頼男・喜納育江共著
「ネイティヴ・アメリカンの文学ー先住民文化の変容」
河合隼雄著
「ナバホへの旅たましいの風景」
ナンシー・ウッド著
「今日は死ぬのにもってこいの日」
ウィリアム・O. テイラー著
「カスター将軍最期の日」
Posted by monolog at 21:15│
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ここにあるリトル・トリーという作品を書いたフォレスト・カーターという人間は、インディアンとは何の関係も無いただの白人です。
この本に書かれていることはすべてデタラメで、しかもフォレスト・カーターがKKKのメンバーだったことが分かり、インディアンの怒りを買いました。今でもアメリカでは出版界の汚点として記憶されています。
しかし日本の出版社はこの事実を隠したまま、何十年もこの本を出版し続けています。
この話は、ストリームというラジオ番組のコラムの花道というコーナーで町山智浩さんが話していました。ストリームのホームページでポッドキャストで聞けます。3月14日の回です。
リトル・トリーの件、僕も知ってました。すごい事実ですよね。
同著者による「ジェロニモ」も同様のようです。
音楽をみても映画やファッションをみても感じることですが
アメリカ人というのは黒人とインディアンを差別したり虐げたりしつつも
一方でどうしても憧憬の念を持って眺めてしまう傾向にあるように思います。
町山智浩さんのコラムや読み物はアメリカの光と影の「影」の部分を知ることが
できる重要なソースでとても重宝します。憧れと疑念を同時に抱かせるアメリカっていうのは
やっぱりすごい国だなと思います。
コメントいただきありがとうございました。