2006年02月18日

インディアンの考え方

rollingthunder
20世紀の終わりに手に入れた本とここへきてようやく波長があったのか昼夜と読みふけり読了。ダグ・ボイド著「ローリング・サンダーーメディスン・パワーの探求」という1974年に出版された本(ローリング・サンダーという名のインディアン呪術師を考察する内容)。Bob Dylanの「ローリング・サンダー・レビュー」という歴史的なコンサートツアーがあるのですが、それがローリング・サンダーの偉大さとこの本の出版を称えるために名付けられたということを初めて知りました。

ヒッピーやビートニク、ニューエイジと呼ばれた人たちがこぞってアメリカ先住民の思想に惹かれていく理由が分かったような気がしたし、おそらく近年もLOHASという概念の根底のどこかしらに影響を与えていることだと思います。ああ、タフ・リーディングだった。

時を同じくして「スモーク・シグナルズ」という映画を観ました。ネイティブアメリカン版「エリザベスタウン」という感じで家族とか親子のことを考えさせられる作品。極めてアメリカ的風景の中でインディアンの若者たちが生き生きと暮らす風景が非常に面白かった。いろんな点が繋がって線になってきているような感触があって、はやく暖かくならないかなーと思っています。

Posted by monolog at 14:37│Comments(0)TrackBack(0)

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