なにもない週末になんとなく車を走らせてカーステで爆音の『ripple』を聴く。特に夕暮れの「ドライブ」は作者の手を離れてやたらとリリカルに風景と相まって感動的。この曲は海沿いでも高速道路でも東京の街のなかでもそれぞれ違った響きがあって面白い。後半の「夜の科学」という曲はゲストのイトケン氏を除くと他のメンバーは誰も参加せずすべて僕だけの演奏だということにふと気付いた。その後に続く「明日は今日と同じ未来」も久々にしみじみと聴いたが、シングル「明日は今日と同じ未来」のバージョンと聴き比べるとキーもアレンジもギターサウンドもここまで違うものだったかとちょっと驚いた。YouTubeでこんなのを見つけてしまったんですが、なんか僕の歌詞を丁寧に英訳してあって(それがまたちゃんと詩的で)興味深かった。
全部自分でやってきたことなのに月日が経つと音楽は、発酵するということなのか(発光ともいえるだろうか)確実に違う聴こえ方をするようになるけれども、それは聴き手の感性の成熟でもあり、また、心境と環境の変化によるものでもあると言える。今日はまたこれからドライブに出かけて、『mono』と『omni』を聴いてみようと思います。