渋谷にSON VOLT(サン・ヴォルト)のライブを観にいきました。中心人物のジェイ・ファラーはかつてジェフ・トゥイーディーとともにUncle Tupeloというバンドで“オルタナティヴ・カントリー”というジャンルの寵児となり、ほどなくバンドは分裂、ジェフ率いるウィルコ、ジェイのサン・ヴォルトに袂を分かつことになった、という歴史があります。
サン・ヴォルトは予想通りのシンプルなアメリカン・ロックで、愛想もMCも少なく淡々と曲を演奏していきますが、冷めているわけではなくバンドのダイナミクスレンジも広い。僕はかなりフロア前方でかぶりつきでシンプルなパワーコードのロックンロールと繊細に爪弾くようなフォークソングを堪能しました。間近で見るジェイ・ファラーはうつむきがちだが思っていたよりも若々しい。ジェフの翳りのある感じ(映像でしか見たことのないが)に似た雰囲気もありましたね。予想通りの内容で、しかし予想以上に楽しめました。「コンバンワ」も「アリガト」も言わないストイックさが男っぽかったです。
今来日してるアーティストは春の桜を堪能してるだろうなあ。吉祥寺も渋谷も中野もすごかったし目黒もすごかった。
SONG LIMBOの通販ですがやっぱり予想以上の申し込みをいただいてしまって、完売してしまったものもあったりするので週末で一旦受付を締め切らせていただきます。すみませんでした。ちょっと店長の読みが甘かったかもしれないな。