先週くらいに久々にアナログ盤を棚からいろいろ取り出して聴いていたのですが、その中でも1988年発表のBruce Hornsby & The Rangeの『Scenes From the Southside』がこの2006年の夏に俄然輝いて見えて(聴こえて)、やっぱりアナログ盤は扱いが面倒なのでCDを注文した。
1stアルバム『weekend』収録の「光と水の関係」という曲の英語タイトルを「scenes from the seaside」と名付けたのはこのアルバムタイトルが頭にあったからで、「長期休暇の夜」のピアノソロのイメージもこのアルバム1曲目のなかにあった。そういう意味でもこのアルバムを再認識することにはなんらかの意味があるように思える。
ブルース・ホーンズビーは元イーグルスのドン・ヘンリーに「The End of the Innocence」という名曲を提供したり後期グレイトフルデッドで鍵盤を担当したりと良質なアメリカ音楽の歴史にその功績を積み上げ続けています。メタリカとインディアン・チャントとアメリカンミュージック、2006年の夏もやっぱり音楽がいつも鳴っている。