西部劇を観ることは苦行に似ている。映画にちなんだ歌詞を書いた手前、観なければ!と思っている「荒野の決闘」を何度も観ているがいつも気付くと寝てしまっている。毎回酒場で酔っぱらったインディアンが暴れてそれをワイアット・アープが退治するとこまでしか憶えてないのだ。手強い。また今夜も勝負を挑もうと思う。ちょっと前に観た「悪魔の棲む家」も凄惨な場面が多いのにウトウトしてしまった。途中、地下室でインディアンを拷問していたくだりでハッとしてそこからは集中した。僕はこういう、本当にあった話らしいよ、っていう作品が好きだ。アメリカなら何が起こってもおかしくないな、という変な思い込みがあるからかもしれない。
そして映画館で「世界最速のインディアン」を観た。これはアメリカ先住民とは何の関係もない話ではあるが夢のある、実話を元にした物語で良い顔、良い景色のオンパレード。田舎道にあらわれたひとりのインディアンがとても優しい顔で印象的だった。