6月16日はアメリカ軍に最後まで抵抗した悪名高いアパッチ族のチーフ、ジェロニモの誕生日だったそうだ。1829年に生まれて1909年に捕虜収容所で亡くなった、というから死後100年経ってない。ジェロニモという名はメキシコ軍人がつけた欧州系の言葉でのあだ名だが、彼の本名は「ゴヤスレイ(Goyathlay)」といい、アパッチの言葉で「あくびをするもの」だという。僕が最近書いた「ユートピア」という歌に「僕の名前は“あくびする猫”/羽飾りの占い師が僕をそう呼ぶんだ」という歌詞が出てくるのだが、それはこのジェロニモの本名がきっかけだったことを思い出した。
ジェロニモは「わたしは、風が自由に吹き渡り、太陽の光を遮るものなどなにひとつない草原で生まれた。囲いなどというものは、どこにも存在しなかった」という言葉を残している。