猫と話せたなら

だんだん思い出してきた。夏の暑さとか蒸し風呂のような車とか、忘れていた「夏」という風景を。暑い。
駐車場にはいつものとは違う長毛の猫がわざわざ暑そうなハイルーフ車の上に寝ていた。いつも思うことだが、猫と話ができたなら「おまえ、夏らしく毛を短めにしてみたら?刈ってやるから」「ううむ、髪の毛の長さはあんまり変わらない感じで体毛だけスキバサミで軽くしてもらおうかしら」「バリカンでいっちまえよ」みたいな話の流れで涼しげな感じにしてあげたくなる。
昔ポチは手術やらなんやらで首から下、おなかあたりの毛を短くしていた時期があって、それは今の風体に比べたらはるかに涼しげだった気がする。本当は毛を刈ってほしいんじゃないか、おれはおまえの要望に応えるべきなのではないか、と自問自答と葛藤を繰り返す夏の日だ。
Posted by monolog at 18:46│
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「バリカン」って(笑)
人でさえ暑いのに猫も犬も毛皮を着てるから夏はグッタリですよね。
チャックが付いてて、いつでも着脱可能ならいいのに(笑)
確かに、忘れていました。夏の暑さや蒸し蒸し感。ただ、雨がちなのでまだそれ程暑さは感じないように思います。夏至だのに実感は湧きません。
こちら駐車場にも先日夜やはり猫がおりました。毛づくろい中でした。近づいても逃げずにひたすら没頭してました。
そして昨日昼には我が家の窓の傍の草むらに横たわる猫殿が、のーーーんびり。(あまり私好みのお顔ではなかったですが)