2007年07月28日

風のフルート

ねこだましい
河合隼雄さんの追悼番組をふたつ、「年越しトーク・文化共存の道へー河合隼雄の四つの対話」と「世界わが心の旅/ アメリカ・大地に響く癒やしの笛」を観た。

特にネイティヴアメリカンの神話や儀式に言及する「世界わが心の旅」はズニの居留地やインディアン・フルート、スウェットロッジ、メディシンマンなどあまり映像を伴うことのないキーワードが頻出して見入ってしまった。自身もフルートをたしなむ河合氏の、どこか日本の旋律に似た先住民の笛の音に目を細める顔が印象的だった。

猫好きには「猫だましい」をお薦めしたい。

8月3日のライブは弾き語りのつもりでしたが笛の音が耳に心地よかったので大地を渡る風のようなフルートを横で吹いてもらおうかとも考え中。

Posted by monolog at 16:42│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
笛の音は涼しげな感じがしていいですね。子守歌のような歌声と涼しげな音色。きっと、素敵です。
Posted by ぐり at 2007年07月29日 16:49
河合隼雄先生、素晴らしい学者でした。
心理学者らしく、様々な分野から人間の生き方・心の在り方を見い出すのが上手な人でした。
Posted by sisidothecat at 2007年07月31日 11:33