僕が初めてザ・カスタネッツのライブを見たのはまだ大学生だった1995年の春、フィッシュマンズとTHE真心ブラザーズと一緒の日比谷野音のステージだったと思うけれども、その前の'94年の冬に小宮山さんが市川CLUB GIOというライブハウスのフィッシュマンズのライブでギターをサポートしているのを見ている。10年以上も前の話だ。「忘れないからね」という曲が好きで、今でも好きだ。フィッシュマンズと同じ明治学院大学出身のバンドだということも知っていました。だから僕のなかではカスタネッツとフィッシュマンズは切っても切れない関係にある。GOMES THE HITMANからドラムが脱退するということになった2001年にサポートでドラムを叩いてくれていたのが何の因果かカスタネッツを脱退した金野さんだったのですが、その頃のことを憶えているファンっていうのも最近では少ないのかもしれませんね。その後、僕の無二の友人である溝渕健一郎がカスタネッツのドラムをサポートすることになりライブとかレコーディングに遊びにいくようになって、去年くらいからはたまにボーカルの元さんのソロプロジェクト裸眼で遊ばせてもらったりダラダラとお酒を飲んだりして、気付くととても身近で親しいバンドになっていた。
でもライブを観るたびに言葉とかメロディが自分の体温に馴染むというか、聴いてて自然に指先でリズムを取ったりしている自分がいる。とても優しくて温かくてカッコいいバンドだと思います。彼らは1987年結成だから今年で20年だ。すごいな。僕なんかまだ半分だ。そういうバンドから声をかけてもらったイベントだから感謝の気持ちを音楽で返そうと思います。心配なのはカスタネッツがライブをする日は絶対雨が降るということだ。「GOMESとやったときだけ雨が降らなかった」ということになればいいな、と思う。皆さんも週末の下北沢、楽しみにきてください。