目にしみる砂で黄色くかすむ風が強い日、先日読んだばかりの「死刑」の著者森達也氏を囲む集まりに参加してきました。世代も職業もバラエティに富んだかなりの人数での飲み会でしたが、たくさんの人と接して話して楽しかったです。
僕は「死刑」という本を読んで考えたことはたくさんあったけれどもそれを明確に言葉にできないでいるので、死刑制度について語る人たちの意見に耳を傾けていました。森さんは映像作品の中で観る“森達也”と(当然だが)同じ姿/同じ声で、しかしとても優しい笑顔の人でした。
緊張しつつもCDを渡して、僕の好きな「ぼくの歌・みんなの歌」にサインをもらいました。明るいうちから始まって夜も更け結局三次会まで。
春一番と冬将軍とで日本はてんやわんやで、僕の乗った電車もいつもよりゆっくり走っていた。