昨日渋谷で人に会って有意義で刺激的な時間を過ごした後、飛び乗った電車が各駅停車だったので思い立って吉祥寺のひとつ手前の井の頭公園駅で降りた。
この季節になると決まってワイドショーが花見客の乱痴気騒ぎと近隣住民の苦悩をテレビに映すから、その悪名高き夜の井の頭公園の土曜夜の様子を見てやろうと思ったのだ。しかし思ったような風景は見当たらなかった。武蔵野に暮らし始めて7年になるが喧噪を避けて桜の季節に夜の井の頭公園を歩くことはほとんどないから「宴会は22時まで」というルールも僕は知らなかった(時計はもう23時を回るところだった)。
僕が歩いたルートでは少人数のグループやカップルが等間隔に離れてベンチに座り、眠れない夜にコソコソ話をする修学旅行の高校生みたいにこれからどうするかを決めかねているみたいな感じでした。しかし、いせやから丸井に続く道を登るところでコンテナに積み上がった信じられないくらいのゴミの量に驚愕。マナーを守る人になりたい。渋谷の上り下りと桜の夜道で11,942歩、8km歩いた週末でした。
明けて日曜日になって、調べもので図書館に行って帰ってきたらしとしとと春の雨が降ってきた。昨日も寒かったが今日の花見も大変だろう。桜が一番いいときに決まって雨が降るのはなぜか。桜が静かに時間を過ごしたいからかもしれないと思いました。