WORLD HAPPINESS@夢の島
新木場、夢の島陸上競技場に
WORLD HAPPINESSを観にいってきました。猛暑日が続いていたのでレコーディング浸け慢性疲労の体力面での不安があったのですが、この日は酷暑の凪のような天気でとても快適でした。
今年一番興味のあった夏フェス。お目当てはPUPAとリリー・フランキー、HASYMOでしたがスカパラから見始めてステージ転換の時間がほとんどなく最初から最後まで音楽が鳴り続けていて、全アーティストの音楽に無理なく触れられるとても居心地のいいイベントだった。
印象的だったのは鈴木慶一さんの佇まいと曽我部さんの大きく通る声、BONNIE PINKのエンタテイメント性とサポートでギターを弾いていたPLECTRUMアッキーの誇らしいほどの勇姿。PUPAのアナログでエレクトロニカな風合いと原田知世さんの可愛らしさ、細野さんがすべての曲を指でベースを弾いたHASYMOのサウンドの強靭さ、低い空に開いた花火とか。
東京にもあったんだな、こんなきれいな光景が。
個人的なハイライトは最前列かぶりつきで観たリリーさん。サポートで鍵盤を弾く上田禎さん(先週偶然お会いしたばかりだったからセッティング中に手を振ったら驚かれた)とふたりでの演奏。いつものスーツ姿ではなくTシャツと短パンのリリーさんも素敵だ。
いい感じにお酒が入っていてリラックスしながら苦しさと切なさが沁み出す歌を数曲歌った後におでんくんが登場して空気が変わる。子供たち駆け寄る。「テキワナタイン」というおでんくんのテーマをリリーさん自ら歌っておでんくんがステージで踊っている風景がなんだか感動的で、僕はその揺れる黄色を眺めていたのだ。
結果として「親と子が一緒に楽しめるフェス」「エコについて考えるフェス」という標榜を一番端的にわかりやすく説いていたのは誰を差し置いてリリーフランキー、その人だったのではないか、と思いながら夜遅くの雨も火照った肌には気持ちよく、心地良い疲れとともに帰路についた。
Posted by monolog at 12:25│
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夢のような豪華顔合わせだけど高額チケに幾ら何でもと行かなかったんですが、アッキーさんも出てたなら行けば良かったかなー。
東横線内のテレビで見て気になっていたイベントです。
YMOの復活ライブ以来、あの御三方は見ていないしスカパラも
何年と見てないしGANGA ZUMBAも見たかった。
ステージ転換の時間が少なく音楽が鳴り続けているっていいですね。
レコーディング頑張ってください!
新作すごく楽しみにしてます!
ボニー・ピンクのサポートって今、アッキーさんがやっているんですね!
松岡基樹さんがやっていたと思っていた。