10数年前の大学時代に「見ず知らずの外国人に英語でインタビューする」という英会話クラスの課題のために一度行ったきりの場所だ(外国人観光客が多いから、と明治神宮を選んだのだ、確か)。
日々の暮らしのなかで原宿や渋谷へはよく足を運ぶけれども代々木の森の中に踏み入ることはほとんどない。若者が溢れる神宮橋から明治神宮参道に入ると景色が一変するのだ。深い緑に深呼吸をすると森林浴の気分。空を見上げても高層ビルのひとつも見えない都会の真ん中。
深い森を進み、以前から興味のあった加藤清正の井戸“清正井”へ。
都内有数のパワースポットという噂通り静謐な雰囲気で、こんこんと湧き出る水面を見つめていると吸い込まれそうで、手をひたすととても冷たい。なんとなく気分がすっきりと清められていく気がするのはプラシーボか、見えない力か。
いつも通り過ぎる道を曲がってみて、たった500円の切符でどこかへ旅してまた戻ってきたような感覚。1時間ちょっとの小旅行でした。