日射しのある日が続いて救われる。午後からイトケンさんとハモニカキッチンで打ち合わせ。イトケンさんはいつ会っても凪のような安心感と安定感があって落ち着く。僕らの他にお客さんが一人もいない貸し切り会議室という感じでした。ずっと孤独な一人作業を根詰めてやっていたからかしばらく舌が回らずうまくしゃべれなくてびっくりした。
人は死んだら星になると信じた古代ローマの哲学者キケロは「私が孤独であるとき、私は最も孤独ではない」という格言を残していて、それについていろいろ考えて思いを巡らせているところです。
母親から電話があって、「寒かねえ。明日こっちは雪が降るらしかよ」と言うけれど、だいたい母の言うことは事実の何倍も誇張されるから本当かどうかわからない。東京も明日はすごく寒いらしい。明日は西麻布のスタジオでミックス作業。