2010年01月21日

あがた森魚ややデラックス

agataバウスシアターのレイトショーで森達也監修・竹藤佳世監督作品「あがた森魚ややデラックス」を観た。釧路を出発して石垣島までキャンピングカーで自走するツアードキュメンタリー。映画上映の前にあがたさんのライブがあるというので楽しみにしていたらパーカッションがイトケンさん、新年のあいさつ。

ぎゅうぎゅうのスクリーン前で芳醇な演奏。あがたさんは60歳の子どものようにみえました。「佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど」を生で聴けて嬉しかった。「昭和には、20世紀には僕のような人間がたくさんいて、今でもこういうことを続けてるんです」という現役宣言のようなものも力強かった。

映画自体も「タカダワタル的」に共通する雰囲気があって予想以上に面白かった。ソロシンガーの憂鬱もバンドマンの焦燥もどちらも包括されている。どんな状況や集客でも「あがた森魚」を演じるあがたさんの凄みを感じて感動しました。

映像制作の仕事をしていたとき、会社の編集室にあらわれたあがたさん、社長に命じられて僕は編集機の使い方をあがたさんに説明したのだ。そのときの素材は「オートバイ少女」だった。あれから15年くらいたったのだな。

期せずして著作権についての喧々諤々やこれから音楽業界と音楽家のあり方などの話題が一般ユーザーを巻き込んで公開討論される夜に“やめずに続ける”ことの大変さを痛感する。誰かは言ったのだ。「続けるコツはやめないことだ」と。

Posted by monolog at 23:32│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
「アンヴィル!」「頭脳警察」に続いていいドキュメントみたいですね。
財布と相談してみてみようと思います。

「20世紀には僕のような人間が沢山いて・・・」あぁ、あぁ・・・。
「まず自分の為に歌う人」が沢山いたんです。

大昔渋谷屋根裏で撮った写真を額に入れて(ヴァージンVSのだ!)
某編集室にやって来たあがたさんに渡してもらおうと
O氏に預けたことがある。きっとそのときだね。

Posted by タナカ at 2010年01月22日 06:35