声を出してみると全然大丈夫!な感じ。心底ほっとするも、用心して余計な外出をしないことにして
札幌駅付近で楽器屋さんを探したりするくらいにして早めにレストランのやへ。今日も景色は真っ白。

昨日に引き続きライブ当日も熱心にリハーサル。東京以外ではなかなか披露できないスクリーンの映像も
ここレストランのやでは果敢にチャレンジしてくれる。石壁に投影される映像は味があってとても良い。
予想以上の入場申し込みに、前日に設営した椅子を急遽アレンジしなおしたり、PA松川くんのピアノとの
セッションを復習したりしながらあっという間に開場時間に。
お店の常連さんや家族連れ、老若男女のお客さんがここの特色と言えるでしょう。「ねじを巻く」から
始まったライブは手拍子やシンガロングを伴って軟石作りの蔵のなかで大きな音楽になっていきました。



昔からのファン、新しいファン、初めて僕のライブを観た人、初めて僕の音楽に触れた人、たくさんの
サインをしてたくさんのチョコレートをいただきました。PA松川くんのピアノも本番が一番良かった。
僕の声もいつもと変わらない響きで前に向かって進んでいって、それが一番ほっとしました。また来て欲しい
とたくさんの言葉。のやの皆さん、プー横丁の皆さん、本当にありがとうございました。
本番が終わって気分も良い僕らは、ライブ本番よりも長い時間をかけて打ち上げ。食べきれないほどの
美味しい料理とビール。歌い終えて調子に乗った僕は飲みすぎてしゃべりすぎて笑いすぎた。そこに
いるスタッフ皆さんが全員ニコニコしているのが嬉しくて、仲の良い親戚のうちに遊びにきたみたいで
酔っ払った僕は次の札幌ライブの日程まで軽々と約束してしまうほどでした(ちゃんと憶えています)。
のや奥さんから「山田さんが来てくれることでうちの家族やスタッフがいろんなことを考えて行動して、
楽しみと影響力を与えてくれます。みんなが満足気な顔をしてるのを見れることが嬉しい」との言葉。
気づけば夜中3時近く、2時間のライブを耐えた僕の声が打ち上げでまた枯れ果てたのでした。