下北沢CLUB Queでのバンド編成ワンマン、大盛況のうちに終了しました。ステージ上からお客さんみんなの笑顔を眺めて幸福感に浸っているうちに過ぎていった、あっという間の100分間でした。改めて思うこともたくさんあったので後日振り返る文章を書きます。引き続き皆さんが思ったこともこちらに投げかけてください。引き続きアルバム『home sweet home』各曲について綴る思い出話とか裏話、今日は「glenville」です。この曲も書いたのはずいぶん前。おそらくこの日に歌詞を書き上げてデモの第一稿を作ったのだろう。“glen-”という接頭辞には「渓谷」という意味があり、それと“-viile”という「集落」を意味する接尾辞を組み合わせて架空の町の名前をつけたのですが、それがたくさん実在する街だったというのは何度か話した話(Wikipedia)。
もともとのデモには「右手で荷物を引きずって」という最後の6小節はなくて、後日付け加えました。ボーカルを録音し直した2009年バージョンも存在しますが、CDに収録されたのは2007年に弾いたアコギ(左チャンネル)、ウクレレ(右チャンネル)と鍵盤ハーモニカ、そしてボーカルとコーラスを聴きながらイトケンさんにドラムを、安宅くんにペダルスティールと右スピーカーのアコギをダビングしてもらい、Mixer's Labの手塚さんにトラックダウンしてもらいました。
ミックスを聴いたときに、とにかく僕のボーカルの距離が近くて生々しくて感動した。この曲はライブもいいけどCDもいい。ずっと演っていたいし、ずっと聴いていたくなる。「心は穏やかに閉じていくのさ」という歌詞がなんの苦労もなく溢れでてきたことを今では奇跡のように思います。僕はこのフレーズにネガティブな響きを微塵も感じません。アルバムアートワークで象徴的なオレンジ色はこの曲と「home sweet home」が醸し出した色のような気がします。
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