明けて曇り空、時折雨粒が落ちてくる日曜日。ホテルのロビーで無料の朝食サービスをいただいてからはひたすら高速道路の上。下り道路はいたってスムーズで、たったの3時間くらいで名古屋からあっという間に京都、そして大阪市街へ向かう。しかしここからが長かったのだ。福島出口付近で起こった事故のため車の列がまったく進まない。ほぼ3時間高速道路の上。BGMは軽快なDeath Cab for Cutieからダークなドアーズへ、そして録りためていたラジオのポッドキャストをすべて聴いてしまうほどの長い時間。真っ黒に炎上した車のそばを通りすぎ、あらためて安全運転を心に誓う旅。
去年お世話になったmillibarでのランチに間に合わなかったため直接雲州堂へ。蔵造りの建物が多く独特な街並。着く頃には結構クタクタで、しかし雲州堂に併設するdining「IOR?I」で美味しいパスタをいただいた。カフェでのライブの利点は音楽と美味しいご飯が直結していることだ。とてもいい雰囲気のご飯屋さん、結局打ち上げもこの場所でお世話になることに。

普段僕は立って演奏するのだけど、ここ雲州堂はステージが高いため珍しく座って歌うことにした。リハーサルをしてみるとやはり音の響きが良くて気持よくなって本番前に歌いすぎてしまうほど。間違った告知をしてしまったかしらと思うほど開場前からお客さんが並んでくれて、久々の大阪ライブは幕を明けました。リハの時から2階の楽屋で猫が鳴いていて和んでいたのですが、本番中も澄んだ声で合いの手を入れてくる猫。うるさいからと外に出されたりしていましたが猫付きの会場、なかなかないシチュエーションで面白かった。予期せず父親が友だちを引き連れてライブを観にみてビックリしましたが、いつになってもライブの感想を聞くのが恥ずかしくてすぐサヨナラしてしまうのだ。ライブが終盤に差し掛かるほどに終わるのが惜しくなってくる。2日間のツアーじゃ足りませんね。
この日もたくさんのサインと握手とアンケート。iPodとかiPhoneにサインすることも多くなってきましたが、「ほんとにいいのかよ?」と緊張します。お望みとあらばどこにでも書くさ。雲州堂の黒猫、がりがりに痩せてたけどどうか長生きしますように。
この日のアンケートから
「hanaleeよかった!猫の鳴き声が魔法の島からの呼び声のようでぐっときました(27歳;女性)」
「後ろのほうで見ていたおじちゃんおばちゃんたちも外で褒めてましたよー(33歳;会社員)」
「雨の音も猫の鳴き声も最初から用意されていたように音楽にぴったりで心地良かった(女性)」
「HARCO監修のコンピを買って『pilgrim』『hsh』を買って今日のライブにきました(24歳;菓子製造)」
「今年電力会社に就職したのですがこうやって山田さんが大阪でライブが出来るのも自分たちのおかげだと思うと誇らしかったです!(20歳;電力会社勤務)」
