こないだ観た映画、「ベンダ・ビリリ!〜もうひとつのキンシャサの奇跡」がとても素晴らしかった。東京でも単館上映なのだけど各方面で絶賛されていて、現在日本を細かくツアーしてることもあってか、僕が観た日もお客さんがたくさん入っていました。渋谷シアターイメージフォーラム
貧困が貴重低音として鳴っているなかでの彼らの陽性のパワーはすさまじく、「ストリート発リアルな音楽」というとても胡散臭い言葉がフィルムの中の人々を形容するのに一番しっくりくるように思えました。
なんだか僕は「世界的成功の果てにお金の問題に翻弄されたり悪い薬を覚えたりお酒に溺れたりしてこの人たちだめになっちゃったりしないだろうか」といらぬ心配までしてしまうくらいの勢いで登りつめていく姿。生活と音楽が密着して生まれる躍動感は感動的でさえありました。
なんとかして本物をこの目で観てみたいなーと思っていますが、三鷹公演のチケットは完売とのこと。