
ワーナーからではなく輸入盤のみの発売だったのでまったく期待せずに買ったのだが(過去にもとてもひどい半ブートDVDがあった)、これはつくりもとても丁寧で音のクオリティも高く(オーディオマニアの知人から本作のDTS5.1サラウンドがすごかった!とのこと)、なによりメイクをしていない、ボーダーシャツとジャケットにジーンズのナチュラルなマイケル・スタイプのフルサイズのライブパフォーマンスが観られるというのが嬉しかった。
古い楽曲から新しい歌までバランスの取れたセレクトで、途中R.E.M.Tシャツを来ていた男の子ふたりをステージにあげてマイケルが言葉を交わすシーンに心なごみました。2009年の『Live at the Olympia』と通底する雰囲気。2011年の新作にあわせたツアーのどこかでR.E.M.の最新ライブパフォーマンスを味わえたらなと願っています。