今日は東京は極寒だという予報だったが太陽が顔を出したせいかそれほどでもなく、しかし夕方からどんどん雲がうねりだして今はゴーゴーと風が音を立てて吹きすさぶ夜である。空を見上げたら、雲はあっても夜空は澄んでいて満月から数日たった少し欠けた月と冬の星座がいつもよりもくっきりはっきり明るく照っていた。寒いのは難儀だけども、やっぱり僕は冬が好きです。特に今日みたいな日に強くそう思う。
fishing with john五十嵐くんとメールでやりとりし今月のライブの流れを検討。せっかくだから「山田稔明 × fishing with john」で合体しようと曲目をピックアップ、リハーサルの段取り。昨年は安宅くんとのデュオ、年末のイトケンさんとのデュオ、とバンドメンバーとの例外的なコンビネーションがとても新鮮で面白かったのでfwjとセッションするのは至極自然な流れで、今からとても楽しみ。
今日の午後、NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」遅れていたぶんをフォローアップ。「ウェルかめ」あたりからずっと地味に熱心に観てきたのだけれども「カーネーション」はここ最近のなかでは群を抜いている。ものつくりをする人間の熱意とかエゴとか苦悩とかが鮮やかに描かれていて、毎日感動したり笑ったり泣いたりしている。
去年あまりにも本を読まなかったので年末からたくさん読書をしています。荻上直子著「モリオ」を読了。友人から薦められた本だけども電車で読んでいたら鼻がつーんとなって「ヤバイ!泣く!」と本を閉じて、家に帰ってから読み終えました。2編の小説が入っていて、ポチコという名前の白黒のブチ猫とシャチョウという茶色のしま模様の猫が出てくる。装画を描いているのはアーチャー・プレウィット。良い読書だった。この本を読んだ後いつもの10倍くらい猫を撫でて話しかけ足をつっぱって嫌がるまで抱いて子守唄を歌いながらゆらゆらとポチコを揺らしたのでした。
Posted by monolog at 23:45│
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