2012年02月26日

あちこち土曜日




木曜日から昨日まで母親が九州から上京していたのでバタバタと接待し、くたびれた。家にあがるなりMONOLOG6号の「思ひ出ぽろぽろ」の事実誤認を指摘した(僕の半生を振り返る手記を書き続けているのです、ココに)。「あんた、お金はみずやの抽斗から盗ったんじゃなくてお父さんの背広から抜いたとじゃなかったね?」と。違う違うそうじゃない、と30年前のことをあれこれ話す。母は僕も忘れていたエピソードをたくさん吐き出していったので次のMONOLOGに書こうと思う。

僕が庭で栽培していたベビーリーフや白カブの弱々しい芽を見て「なんねこれは。ちょっと貸してみんさい」とスコップや培養土、プランターなどをガサガサとやりだし、芽を間引いたりベビーリーフの食べられる部分を採ったりして母親らしいことをしていました。毎日たっぷり水をやりんさい、と。猫は声のでかい母親から一定の距離を保ち、ストレスフルな数日を過ごしていましたが最後の最後にはようやく同じ部屋にいるくらいのサービス奉仕をしていて「健気な猫だよ」と不憫に思ったりしつつ、昨日のお昼に羽田空港まで送り親孝行プレイも終了しました。

母親の背中を送り、その足でセールをやっている巣巣へ。ちょうど僕のCDを買ってくれている人に遭遇、その場でサインなど。春からの新しい企画の話をぼんやり打ち合わせしているうちに映画「しあわせのパン」の話題から話はあちらこちらへ旅をするように飛ぶ。気付くとえらく長居してしまうのが巣巣に流れる時間のなせるわざである。巣巣のセールは今日まで。次の巣巣でのライブは4月7日、予約受付中です。

吉祥寺に返ってきてキチムへワールドスタンダードのライブを観にいく。キチムへは併設するロカリテというカフェには立ち寄ったことがあったけれどもいつもお店の前を行き来するばかりでライブを観るのは初めて。ロカリテが移転して広くなった店内は立ち見も出る大盛況。この日はTwitterで再会した、apple & pearsというバンドのボーカリスト岡田純さんとの10数年ぶりの待ち合わせでもあった。僕が番組制作会社でADをやっていたときに彼らのデビュー曲の制作を担当したのは17年くらい前のこと。たくさんお話ができてよかった。また新しい繋がりが繋がっていくのだろう。

ライブの途中ペダルスティールとバンジョーを担当する安宅くんが鈴木惣一朗さんに歳をきかれて「39です」というから「え!安宅くん、同級生だと思ってたのに早生まれの1学年先輩なのか!?」とこの5年くらいの事実誤認疑惑にオロオロとしていたのだけど後で聞くと「いやー4月で39だからさー」とちょっと先にサバを読んでいたと知り変に安心した(なんの焦りだったのか、あれは)。ライブは去年観た教会でのライブに勝るとも劣らない円熟した小さなシンフォニー、という感じでした。

終演後はトラネコボンボンが提供するカレーをいただいた(アノニマスタジオで食べて以来のトラネコボンボンだった)。打ち上げにもおじゃまさせていただき楽しい時間。食べきれないほどのご飯(カレーを食べたからだな)がすべて美味しそうで、とても満ち足りた空間でした。土曜日の夜に自分が住む街にこういう素敵空間があることを嬉しく思いながら、ゆっくり歩いて帰った。あちこち右往左往した土曜日でした。

Posted by monolog at 11:44│Comments(0)TrackBack(0)

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