
昨日のこと。曇り空の下、たまには歩こうかと吉祥寺まで徒歩で。雑誌「Hanako」で取り上げられた週末の吉祥寺の混雑はいつも予想より上をいく。井の頭公園口で待ち合わせ。『pilgrim』『home sweet home』の共同制作者、エンジニアの手塚さんと会って長々と話をするのは本当に久しぶり、ふたりきりで膝を付き合わせての世間話はもしかしたら初めてかもしれない。混み合うbase cafe に運良く席を取ることができた。
ここ1年ちょっとくらいのことをいろいろ話す。僕は次に作るレコードのことを漠然と伝え、いろいろなアイデアを交わす有意義な時間。思ってもいなかったようなこと、あえて考えないようにしていたことなど光の当たらない思考の部分がさっと照らし出される感覚があり、気持ちだけが盛り上がりそれを言葉にできないような状態だった“思い”にいくつかのヒントが与えられたような時間でした。
時につれ冷え込んでいく吉祥寺の街をオリエンテーリングよろしくふたりで歩き、次に向かったのはネットで気になっていたレコーディング・スタジオ。僕の住む場所から目と鼻の先にあった。何度も前を通り過ぎていたのに気づかなかった地下のスタジオ。とても丁寧にオリエンテーションしていただく(コーヒーメーカーの使い方まで丁寧に!)。技術的機材的な話は手塚さんにおまかせして、僕は僕でいろいろなイメージがわいてきて、来てよかったと思う。一週間前には存在さえおぼろな場所をこれから毎日気にして覗いたりするのだろう。
日もとっぷりと暮れた頃、手塚さんと同じく『pilgrim』『hsh』制作の片翼をになっていただいたヤマチさんからタイミングよく連絡が入り、これから3人で会おうということになり、車で外出。車中で新しいアルバムのためのデモを手塚さんは静かに聴き入り「いいですねえ」と笑ってくれて、嬉しかった。あれこれと3人でファミレスミーティングしているあいだに時計は真夜中近くに。いろいろ動き出す季節である。
手塚さんと行ったbase cafeに静かに目をひくフライヤーがあった。「笑顔の未来」と題された馬場わかな写真展、そのフライヤーで子ども抱く女性は福島から札幌へ移り住んだあんざい果樹園、伸也さんの奥さんとお子さんだった。札幌でお会いしたがとても穏やかで素敵な方。3月の札幌ツアーで安斎さんたちが立ち上げたお店たべるとくらしの研究所で歌を歌えることが今から楽しみ。写真展は今週29日から3月9日まで。そして今週末の代官山cholonのイベントは札幌から安斎伸也さんをお迎えして、僕はミニライブで興を添えます。とても貴重なお話が聞けるイベントになると思います。吉祥寺base cafeでの写真展も代官山cholonでのイベントをぜひチェックしてみてください。
「桃と洋梨と林檎のはなし」
トーク:ダン・ラ・ナチュール × 安斎伸也(あんざい果樹園)
ライブ:山田稔明(GOMES THE HITMAN)
2012年3月4日(日) @代官山 cholon
18時開場/18時30分開演
料金:2,000円(ダン・ラ・ナチュールのおやつ、1ドリンク付)
■ご予約方法:cholon HPより
http://www.cholonweb.com
代官山 cholon(http://www.cholonweb.com)
東京都渋谷区恵比寿西1-31-12
FLEG代官山1F(03-5456-4465)