2012年03月15日

グレイトフル・デッドとわたし




ホワイトデイ、ポストカード企画の返事は間に合ったでしょうか?一生懸命書きました。昨日のこと。午後から吉祥寺でミルブックス藤原さんとイラストレーター福田利之さんと、コーヒー飲みながら打ち合わせ。いつものmoiが満席だったので通り過ぎるばかりで一度入ってみたかった横尾というカフェへ。席についたとたん来週ライブをしにいく愛知県岡崎のmado cafeの方とばったりお会いした。よろしくお願いしますと挨拶(mado cafeは満席、感謝)。春からの企みをいろいろと。2012年度新学期も楽しいことがたくさんありそう。

夕方から夜、立て続けに大きな地震が。久しぶりに猫もパニックになり、家具の下からしばらく出てこず。1週間は余震に警戒を、とのニュースを眺めながら読みかけの「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」という本を読み終える。僕にとって初めてのグレイトフル・デッドは1991年にリリースされた『DEADICATED』という、ロス・ロボス、ブルース・ホーンズビー、コステロ、スザンヌ・ヴェガ、インディゴ・ガールズ、ドクター・ジョン、といったアーティストが彼らの曲をカバーしたトリビュート盤だったのだけど、高校生の僕にとって当時(今もだ)大好きだったジェーンズ・アディクションの曲がお目当てだった。

その盤のなかで聴いたとてもアメリカ的な“大きな音楽”に惹かれた僕はそれから本家デッドのアルバムにも手を出すことになるのだけど、これがなかなか引っ掛かりの少ない素っ気ない音楽で、それでも僕はまるで禅の修行のように70年代の彼らの名作と呼ばれる作品を、たとえばカーステのCDチェンジャーに入るだけ載せてドライブしたりしたものだった。ヒックスヴィルが必ず演奏する「Rider」という曲もデッドが原型(「I Know You Rider」)。僕が一番好きなアルバムは『American Beauty』。

話題の書籍「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」に書いてあることはだいたいが既知のことだったけれども、この不確実で閉塞感があるように思える時代におけるなにかしらのヒントがそこにあるのかもしれないと思いました。とても装丁の凝った本で分厚くて手にすると気持ちがいい。アメリカ人の著者のデッド体験が綴られる章があって、アメリカ好きな僕には素直にうらやましいなと感じる。

僕は初めてグレイトフル・デッドと出会ってから10数年後に『ripple』というタイトルのCDをリリースすることになるのだけど、そのタイトルは先述した『DEADICATED』というコンピでジェーンズ・アディクションがカバーした「Ripple」という曲から借りてきたものだ。「金色の太陽の光を浴びて僕の言葉が輝いたなら/弦のゆるんだ竪琴で僕の曲を爪弾いたなら/その調べのなかに僕の声を聞いてくれるだろうか/そしてそれを君の歌であるかのように/引きよせ抱きしめてくれるだろうか」と始まる歌を高校生の頃から僕は諳んじて、今でも折に触れ口ずさむのだ。



Posted by monolog at 11:56│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
グリーティングカード、昨日受け取りました!
すごくかわいくて嬉しかったです。本当にどうもありがとうございます!
早く暖かくなって、世界にもこころにも花がいっぱい咲くといいなーと思いました。
Posted by けう at 2012年03月15日 12:05